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8月「涼」を求めて、塩原温泉・・・③塩原温泉「湯宿 梅川荘」食事編 [2020・8月手軽に県内塩原温泉]

朝夕食事は部屋だしサービスゆったりプランなので、6時半開始と決めた食事は部屋で待つ。
食事を運んできた地元のスタッフさんの栃木弁から、地元の方と知り、互いの距離感もグッと近づく。
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温かい料理二品は後から運ばれるものの、コロナも関係して、ほぼ一気出しです。
取りあえず、ビール!で「生」[ビール] お品書きだって一応ある。
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・食前酒 梅酒 ・先付 蕗と蕨
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・前菜 黒豆枝豆 お焼き 郡司豚味噌焼き 胡麻豆腐 紫蘇巻
・造り 湯葉 蒟蒻 プレミアム八汐鱒 岩魚活き造り&妻 ・煮物 炊き合わせ
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・和牛 陶板焼きは、ご飯の直前に自分たちで火を点けて焼きました。・焼き物 山女魚の紫蘇味噌焼き
山間の宿で岩魚は付きものながら、山女魚は久しぶり、塩焼きよりもおかずになります。
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・揚げ物 塩原高原大根磯辺揚げと他は失念[あせあせ(飛び散る汗)]、熱々を抹茶塩で。ビールのあとは、大田原の菊の里酒造「大那」をいただく。

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(契約栽培のコシヒカリ)ご飯と、もろこし進上若竹椀。ラッキョウのたまり漬け・大根・キュウリの香の物、菊芋ふりかけと共に。
デザート 千本松牛乳と豆腐のシャーベットを食べて「ごちそうさま」。ザっと見地味目ながら、結構なボリュームでした。

こうして二人きりで食べていると、自宅の食卓と変わらない気もするけれど。。それでも廊下を通って食事を運ぶ様子が微かに伝わってくる、開け放した窓から入ってくる涼風も気持ち良く、些細な違いを浴衣姿で感じます。
山の景色を楽しみ、何もしない贅沢を味わう、ただそれだけ?この宿はそうしたところなのかもしれない。


山間の宿は夜も、朝も清々しい[ぴかぴか(新しい)] 前夜お腹いっぱい食べても温泉に浸かる、普段とは比較にならない早い時刻に寝てしまう。
そうした理由からかお腹も空いて、朝からシッカリ食べられるのでしょう。
朝食を運んできてくれたのは、随分年配の方が働いておられると感じたら、大女将であったのを後で知りました。
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右端の納豆の上、高原大根を使った揚げ出し大根なるメニューが、「塩原温泉の朝食一品」のひとつらしい。
最高の卵と称される「那須御養卵」を使った出汁巻き卵が、美味しかったです。
豪華宿と比較をしたら凝った料理や盛り付けはありませんが、おかず一つ一つの味付けが良く、手造り感で満ちていた。個人的にはちょうどいい朝食でした。

重たい程の数で咲く山百合、秋の到来を感じさせる桔梗。
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青色の残っている山アジサイに、ヒメヒオウギズイセン。どれも地味だけれど手入れの行き届いた庭、花の咲く様子も好感がもてた。

チェックアウトは、ご一家揃って見送りに出てくださった。
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小さな宿ながら、エレベーターが一基、程よい広さの館内は長閑な空気に満ちて落ち着く。
繁忙期に関わらず宿泊料金も安く、チェックアウトする頃は満足度が高まりました[グッド(上向き矢印)]
家族で営む接客、清潔感のある館内&温泉。「梅川倶楽部」なるメンバーズカードがあるくらいだから、常連さんが多いのでしょう。〇〇さんも、その中のおひとりなのかな。
この小さな宿が昨年春は、開業26年目に突入!・・・それだけ続けられるのは、宿泊客に愛されているからこそ。
なにか期待しているように思われるかも?と、〇〇さんのお名前は出さなかったのですけど、皆さんでお見送りに出てきてくれた時・・・その旨話しましたら、とても喜んで下さった。
大女将など見えなくなるまで、ずっと手を振っていましたものね。先月中に、暑中見舞いも届きました。〇〇会長、私達も泊まってきましたからね!

宿を後にしたら、前日から気になっているところへと参ります。
まだ、続きます。
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