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6月「福島日和」・・・①三依蕎麦「もくりん」さんから [2021・6月今年のさくらんぼは福島で]

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「フルーツ王国 山形 」、今が旬♪ 甘旨さくらんぼ[揺れるハート]・・・6月はお決まりの!山形さくらんぼ祭りだ(●^o^●)
…のはずながら。。この4月置賜地方を襲った遅霜の影響を受けたさくらんぼ畑は正常に実らず、現在のところ収穫の見込みがたたないと[バッド(下向き矢印)] それによりさくらんぼ狩りはおろか、定期便となっている友人たちへの郵送も無理ですとの連絡がありました[たらーっ(汗)]
せめて送るくらいはしたいものと、今回は福島県内だけで済ませてしまいます。しかし泊まったホテルもイマイチな感じから、書くのも気が進まないでいたのは事実。私にしては珍しいでしょ(^-^;
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この日のお昼は昨年夏の息子達との塩原旅以来、約一年ぶりとなる「もくりん」のおじちゃんのお蕎麦を食べたいから、日光鬼怒川方面へ向かいます。
自宅を出たのは10時半と遅かった、それは些細な夫婦喧嘩でしたが…。お陰でそうしている間に家の中のお掃除をしてしまいましたとも(^_^)

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天気も大丈夫な模様[ダッシュ(走り出すさま)] 途中カヌー遊びをしている様子が見えました。
鬼怒川はライン下りだけはないんですね。車から降りず車窓から撮ったから、欄干が邪魔です。

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福島県の南会津、会津鬼怒川線と並行して走る国道121号線、通称「会津西街道」を走ります。狭い山道だけにガードがガタガタしてます。
日光市から北上して、日光、鬼怒川、川治を過ぎてもまだまだ。県内最後の集落となるのが旧藤原町の上三依地区なのです。
山間部ゆえ手打ちそば店が多い事から「三依そば街道」と呼ばれているほど。
「お休み処 もくりん」さんの外観はパッと見、道路際に佇む食堂と言うか、ドライブイン風と言うか。微妙な雰囲気ですけど、これで意外にも知る人ぞ知る人気店なのですね[グッド(上向き矢印)]
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冬の期間中は長く定休だったり、日曜も都合によってはお休みと、閉まっていたら困るので連絡してから参りましょう。
しかしいざ入ってみましたら、店主であるおじちゃん、いつも明るいお喋り好きな女将さんと常に大歓迎をしてくるれのが嬉しい♪
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「もり」二枚と天ぷら・小をオーダーします。こちらではオーダーしなくても、女将さんが気を利かせて天ぷらのサービスしてくださるから、必ず頼むことにしているのです(^_^)V
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天ぷら小と言っても、野菜、きのことどれも二個ずつで大と変わらないのでは? 何時もすいません[あせあせ(飛び散る汗)]
蕎麦の実の仕入れから乾燥、挽いて打つまで納得のいくものしか提供しない店主の拘りの蕎麦!出汁の効いた汁につけて頬張れば・・・見た目も美しい、細い麺ののツルッとした喉越し、歯応えの良さが残ります。
このお蕎麦の味と、親しみあるお二人の人柄とで、これ程何もない人里離れた店だと言うのに、何時だって立ち寄る人の姿が絶えない人気店なのだって感じてしまうのでした。

川治温泉まではゆったりしとした流れであったけれど、更にその上流となるから、遠目からも澄んで見える川底。滑床、川を覆う木々といった絶景が望めます。
初夏の川沿いの岩肌にはニッコウキスゲが咲き、山藤の花が咲いた光景も。
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駐車場から店内入り口への脇には、山から引いている湧き水、そして足もとにはクリンソウの花が咲いている。
ここにきて、この辺りでも熊の姿を頻繁に見かけると話していました。「駐在さんが来てはくれるんですけど、子供だましじゃないけど花火を置くくらいしか対策がないから」って。女将さんも困った顔をしていました。「コーヒーでも飲んでって」と声をかけられるも、長くなってしまうので失礼しました。
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東武日光線から続く…野岩鉄道「中三依温泉駅」当然無人駅ですから、奥へ入るにも勇気が必要でしょう。
男鹿高原から・・・福島との県境は目の前。それなのにこの先の尾頭トンネルをぬけて塩原、那須へ向かい、高速・東北道に乗ると言う┐(´~`;)┌

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福島県内、吾妻連峰でいいのかしら?見えてまいりました。この日泊まるのは、安達太良山の麓に広がる高原の温泉郷「岳温泉」です。
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