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オリンピック期間、山奥の温泉.へ・・・⑬秩父神社で「御朱印」を拝受 [2021・8月温泉三昧の夏休み]

秩父の神社と言えば、標高1100mの神域にある「三峰神社」を思うものながら、三峰神社は駐車場からの距離と、階段の長さに問題あり。
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そこで手頃なところで、「秩父三社」の一社「秩父神社」へ立ち寄る事にします。
秩父鉄道「秩父駅」より徒歩3分、街の中心部にありました。

秩父観光協会より拝借。
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秩父市の師走の名物、秩父神社の例大祭「秩父夜祭」は、京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭のひとつと数えられる。江戸時代には祭が存在していたとの記録からも、300年余りの歴史をもつ。
勇壮な屋台囃子を打ち鳴らし、まちなかを曳き回されるのが、国重要有形民俗文化財となる笠鉾2基と屋台4基の山車。

※創建は平安初期へと遡る…との、知知夫国の総鎮守「秩父神社」。
現存する社殿は天正20年(1592年)に徳川家康から寄進されたもので、江戸時代初期の建築様式をよく留めていることなどから、埼玉県の有形文化財にも指定されています。

「神門」から境内へと。
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目を見張る華やかさを併せもつ佇まい、極彩色の装飾に圧倒される・・・関東屈指の古社「秩父神社」。秩父盆地の生活風土を神話的世界に包み込んで、薄れがちな故郷の風貌を、今もなお色濃く伝えていると言います。

秩父神社例祭「秩父夜祭」は、故郷の祭礼文化として住民たちのかけがえのない行事であり、参拝や見物におとずれる人々の望郷の念を揺さぶる祭礼であり続けているとの事。
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2000年以上もの歴史ある杜。現在の本殿は徳川家康が再建、その後1970年に解体復元したものです。
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樹齢約400年と伝えられている、御神木「大銀杏」。

荘厳な佇まいを見せる「御本殿」、拝殿の色鮮やかな彫刻は「日光東照宮」の如く極彩色に彩られ、多くの彫刻が施された豪華な社殿本殿の見事さに驚かされました。
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名工・左甚五郎作「つなぎの龍」。
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同じく、左甚五郎作の「子育ての虎」。         
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「三猿」といえば日光東照宮ですが、同じ徳川家縁りの御社であるに拘わらず、秩父神社の三猿は日光とは違って「よく見て・よく聞いて・よく話す」、お元気三猿として親しまれているそうです。
絢爛豪華な彫刻により飾られた「御本殿」。
しかし秩父市の街中とは思えない静けさに満ちた境内に佇むと、心が清められる思いになるのでした。
最後、御朱印をいただこうと社務所へまいりました。
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直書きした御朱印を拝受し、午前中とは思えない猛暑の中でもお参り出来て良かったです。

長くお付き合い頂いた旅も、これで終わります。
今回は自分でも驚く程お土産も、買い物もなし。最後は私の実家に寄って、気になっていたゴミを持ち帰り、夫の通院先へも立ち寄りをして。。

「竹取物語」チェックアウトで貰った可愛らしい「飴」の包み、野沢温泉村の湧き水に、トマトジュースのみでした。
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それから先月の終わりに、野沢温泉「旅館 さかや」さんからお便りが届きました。私の不注意により館内エレベーターのすき間に落としてしまった杖先のゴム。
女将さん:「今すぐに私達の手で取るのは無理ですが、点検の時に見つかりましたらお送りしましょうか?」私達:「これから後二泊しますけど、何とか対処出来ますのでそれには及びません。それに帰宅したら予備のものもありますし、大丈夫です」と言った会話はあったものの。
こんな些細な事柄であってもキチンと把握&記録をし、さり気なく丁寧に対処して下さった。老舗旅館ならではの底力を感じます[グッド(上向き矢印)] 鬼怒川温泉「あさや」さんで皮のグローブを忘れた以来の対応でした。
届いてすぐに、お礼の電話をしたのは勿論です。

コロナ感染拡大下の今、旅をする=不謹慎と思われがちながら・・・。現在の旅行業界、デパートにスーパーまで影響が出ている流れは止みそうもありません。近くであっても出かけられる幸せを思わなくてはいけませんね。
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