SSブログ

2024年夏休みは本州最北を巡る・・・⑮「ポートタワー セリオン」昭和が香る、レトロ自販機は好きですか [2024年8月岩手・青森・秋田・山形]

7月末からの東北旅のレポはまだ続いています。
今回からは(今回からも)東北をリーズナブルに旅しよう!・・・シリーズと変わり、そのメインテーマに沿っての計画となっております・・・オイオイいい加減だなぁと、思われてもしかたないですけれど。
秋田ホテ2.jpg
ホテルのチェックアウト前、時間があったから駅ビルまでお買い物に行ってきました。その辺り、何時も通りにぬかりないのだ。
港2.jpg
こちらは毎回、立ち寄るだけにどこに何があるのかわかっているのであ~る!
秋田名物いぶりがっこや、稲庭うどん。そして可愛い~~♪ ワンワンワン・秋田犬ちゃん達も並んで待っていますよ♪
港3.jpg
そして今度こそ、市内から西の、秋田港へ。
秋田港内に立つ「ポートタワー セリオン」を訪ねてみたいと考えた理由、それはレトロ自販機と、そこに立ち寄る人々の姿を映した番組。NHKの「ドキュメント72時間」からでした。番組を見て同じように興味をもたれた方いますか?
寒風吹き荒れる真冬の秋田港、人影さえないその一角に古びた自販機がある。待つこと25秒で出てくるのは熱々のうどんの丼です。
自販機の設置は、今から40年前と言う。現在のようなコンビニ、手軽なファーストフード店が少なかった時代です。
同じようなうどん・そばの自販機はかつて日本国内のロードサイドにおいて、手頃感から人気でしたが、その後は機械の老朽化で故障も多くなり。自販機の並ぶ建物も同様に廃れ気味となってしまいました。

ですが、ここ北国秋田の地では時代を越えて、人々に愛され続けました。
温かな一杯の丼を求めて、24時間客足の絶えない自販機前。吹雪の中で麺をすする親子連れ。深夜にひとり立ち寄る運転手さん。極寒の中で食べるうどんから、数々の人生が浮かび上がってきます。
2015年放送の番組は、視聴者投票により歴代一位に選ばれたそうでした!
      港1.jpg
今はない自販機のあった場所に立つのは、道の駅「あきた港」、ポートタワー・セリオンです。

全国にあるレトロな自販機マニア。
取材された人々それぞれの言葉から、なぜ雪の降る夜間なのに、そこまで食べにやって来る理由、また個々のストーリーに人生模様を見た気がしてしまい・・・そこへ行くと無人のレトロ自販機があるから行きたくなる、その訳に共感をもってしまったのでした。

放送当時の、自販機を所有する「佐原商店」は2016年に惜しくも閉店してしまったそうながら、「道の駅あきた港」内に移転し、営業を再開しております。・・・と書かれていました。
昭和の風情漂う変わらぬ味をお届けしています。…との事でしたけれど、探し方が悪かったせいか、懐かしの自販機は見つからず[バッド(下向き矢印)]

港4.jpg
セリオン展望台からの眺める、夏真っ盛りの日本海。特筆するような、ロマンやセンチメンタルな雰囲気は当然、皆無でありました。
港5.jpg
雲多めのどんよりとした空模様から、日本海沿いの自然がもつ気配はあったけれど。
港6.jpg
下に降りてきたら、自衛隊さんの体験乗船が行われている様子。勿論、当日に参加が出来る訳もなくて・・・「皆さん、カッコイイですね。お仕事を頑張ってください」など、ありきたりな言葉がけで会場を後にする。
港7.jpg
舞鶴~酒田~北海道ルートと言っていたかな。新日本海フェリーの航路と同じと思いましたから。
この目立つ暖簾が目印なんです。
港9.jpg
吹雪舞う夜の秋田港。自販機を前に黙々と、うどんを食べる家族。
壊れかけた自販機を守り中身の補充にも忙しい店主と、人々の懸命に生きる姿には、簡単に言いあらわせない人生の味わいがあり、印象に残りました・・・。大切なのは特別な事じゃなくていい、なんのことない日々の積み重ねを大切にするしかないのだって思いました。
     港10.jpg
ショーケースに並んでいたうどんパックの購入はせずに、帰る事とします。
       港12.jpg

秋田港からは、県境を越え山形県の酒田までは、113キロあまり。時間にして2時間超です。
港13.jpg
ここでルート選択の間違いに気づいた私です[あせあせ(飛び散る汗)] 日本海に沿って、南下していく場合、助手席からは海が撮れないではないか(><) 時計回りのルートの方が、カメラマンとしてはベストではなかろうか[バッド(下向き矢印)] 
港14.jpg
日本海に沿って走るのだが、新潟から酒田まで冬場に乗ろうとした羽越本線「悪天候のために運休します」と、直前に知らされて、新潟から大宮まで戻った経験もありました。
港15.jpg
予定時刻ジャストに、この日のホテルに到着[ダッシュ(走り出すさま)] JR酒田駅前に建つ、駅前と言っても非常にローカルでありながら、評判は中々良い「月のホテル」さん。手前の大きな建物は酒田駅前交流拠点施設「ミライニ(MIRAINI)」となります。
  港16.jpg
続きますね。
thanks(78)  コメント(14) 
共通テーマ:旅行