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2020・3月福島・湯野上温泉再び ブログトップ

翌週も近場の福島まで・・・④湯野上温泉「ぬくもりのいろり宿 民宿いなりや」感想、日光トモゾーベーグル [2020・3月福島・湯野上温泉再び]

民宿だけに充実した設備やサービスもない代わり、気持ちを込めて料理を作り、客に満足してもらいたいとする、主人の誠意ある接客に大いに満足[グッド(上向き矢印)]
館内施設、部屋ともに素朴そのもの、それは宿泊料金からしたら問題ないレベルであり、想定の範囲内でした。それでも宿泊をされた方の口コミの通り、食事のボリューミィな事!

宿名物のジャンボいなり寿司、山盛りの天ぷらと、3パックものお土産が。本当は翌朝の温泉卵、果物も入れてきたので、4パック!
これは自己責任です(●^o^●)、帰宅後夜になって食べても充分美味しかった。「もてなし」の気持ちが大いに感じられる(笑)宿でした。
「ここを選んでもらってありがとうございます」「また、お湯に入りに来てください」と常にニコニコ笑顔での接客、大きく両手を振っての見送りも心に残りました。
オシャレでハイセンスな雰囲気を優先するなら「湯宿 にしきや」ですが。。
「いなりや」は素朴で温か、柔らかな言葉使いの大女将と、笑顔の若旦那との親子の民宿でした。

3月21日(土)より一泊、@7800円。入湯税@150円、アルコール代1100円を入れても税込みで17000円なり。今回も激安宿です!
個人的感想である、我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆☆  ノスタルジックな・・・雰囲気が味わえます
     設備 ☆☆☆☆ (民宿なので了解ずみながら)トイレ、洗面所が共同である為  
     風呂 ☆☆☆☆☆
     料理 ☆☆☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆☆☆
     全体では ☆☆☆☆☆
私達は別に高級志向などないから。田舎の素朴さも好きなので、気楽にゆっくりできたのが一番でした。

冬から春へと…景色の移り変わりも感じられました。近くたって旅は良いよね(^O^)
出かけて行く先々は「一期一会」、今回も出会いがあったし、このように出来る事に感謝[るんるん]
チェックアウト後に寄りたいところもなく、会津西街道を通り県内へ。
日光市内へ入っても、まだ11時でした。
これならもしかしてまた残っていて買えるかも!?・・・と、杉並木の下にあるお店「TOMOZO bagel」さんへ。
随分と久しぶりの「トモゾー」さん。
ともぞー1.jpg
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自宅の納屋を改装して、2009年オープン。
素朴さとオシャレ心の感じられる店構え、店内に並ぶベーグルが気に入って・・・一時は頻繁に買いに行っていたものでした。
自宅で栽培した野菜、地場産の素材で作られるベーグルは、満足感の高い味わいです。
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12時近い時刻となってしまったから、残りは一並べしてある、これだけ。サラダや果物、餡などをサンドされたベーグルサンドは一個もありません。
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父親と娘さんで手造りした店内も、少しだけ変化が見られました。
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並んでいたプレーン、甘柿、玄米米粉、ちーず、和ティーストの自家製切り干し大根を購入。
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新商品?気になる甘柿は、ベーグル生地に干し柿をのせて焼いたもの。玄米米粉はコシヒカリです。ムッチリ・太っちょのベーグルたち、美味しさは変わっていませんでした[グッド(上向き矢印)]

あとはニトリに寄ったり、スーパーで買い物をしたり・・・、普段のお休みと同じです(●^o^●)
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翌週も近場の福島まで・・・③湯野上温泉「ぬくもりのいろり宿 民宿いなりや」食事編 [2020・3月福島・湯野上温泉再び]

夕食は6時から。
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・・・↑は、翌朝のもの。夜は地元のグループ客の予約が入っていて満席でした。パートさんに宿の息子さんのお手伝いはあったものの、大忙しであった様子。
食事処は大広間を衝立で仕切って使ってます、BGMなどは流れません。
お品書きもありませんでした。

最初のセッティング。宿泊料金からしたら、十分豪華に思います。
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以下、アップで[目]
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「いなりや」だけに、ドーンと巨大なお稲荷さん。市販のいなり寿司数個分のサイズです!
素揚げしたじゃがいもは甘めのお味噌をつけて食べますが、こちらもホカホカ♪ ウマウマ♪
トマトの産地だけに甘くて美味しいトマト。青菜とシメジの胡麻和え、きんぴらと素朴な料理たち。
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ドリンクメニューが見当たらなくて・・・「取りあえず、ビール」で注文。
鱒・甘海老、ホタテのお刺身には、きゅうりの飾り切り、白い大根は「蝶」の姿になって、中々芸術的です。
豚肉の陶板焼きは、時には馬肉の時もあるようで、馬肉の方を食べたかった[exclamation&question]
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薄味で煮付けられた大根・人参・筍・鱒。
少しでも利益が出るようドリンクも頼みたいのですが、忙しい日に当たってしまった為、オーダーしにくかったのは残念。
1月の遠刈田温泉の帰路、工場見学をした本宮市の「アサヒビール工場」から運ばれてきたビールなのでしょう。
翌朝に見た囲炉裏の部屋には、アルコールの品揃えが沢山。「生」ビールもあったではないか。

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会津伝統の「しんごろう」は、ご飯を8分つぶしにしたお団子。地元産の「じゅうねん」=エゴマを味噌に練り込み、団子にぬって焼いた郷土料理です。
同じ「会津の味」、「こづゆ」の登場がなかったのは惜しい!
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美味しく焼けていて、頭以外は完食の…鮎の塩焼き。
衝撃のてんぷらは、噂の通り、、、、一人前が、この量(^Q^)/
レンコン、ピーマン、ヤングコーン、春菊、ブロッコリー、オクラ、スナップエンドウ、椎茸、マイタケ、温泉まんじゅう・・・10種類くらいまでは数えていたものの、途中で諦めてやめてしまいました。

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お蕎麦だけはその場ですぐに食べたいから、その分お腹を空けておきました。旦那さんの打ち立て手打ちそばは、お蕎麦屋さんレベルの美味しさ♪ この後チャンと蕎麦湯も出ます。デザートのアイスを食べてお終い。
ほとんどが地の物、田舎料理です。提供に使われた器類も、いかにも民宿って感じでした(^_^;)

寝る前にお風呂と予定していたはずが、部屋に戻った途端にまたもバタンキューで爆睡!

朝食は7時半、8時、8時半、9時と選べます。
私たちは7時半にしました。朝食も昨日と同じ席で、朝食全景。
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テーブルにセットされた状態、横にお水の用意があったのもいいですね。
「お腹いっぱい~~」と思っても、朝になるとまた食べられるのは・・・夕飯の時間が早いからでしょう。
朝の定番メニューが並びます。
固めの温泉卵、鱒だったかな、納豆、切り干し大根、ひじき豆、生野菜&スパサラ、漬け物・・・と、シンプルなおかず達。
ご飯は女将さんがよそってくれて、おかわりも勧めてくれます。
温かい料理もすぐに運ばれてきました。
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可愛いウィンナーに、茄子のしぎ焼き。女将さんが後から運んできてくれた味噌汁はスゴイ具沢山の上、手が火傷しそうなくらい熱々、なみなみ御椀の縁まで入ったサービスぶり。
沢山炊いたご飯は美味しい、お味噌汁も美味しい。
朝のデザートは、綺麗に飾り切りされたバナナ・オレンジ・グレープフルーツ・マスカット。

民宿だけに食事メニューは一年を通して、基本的に変わらないと思うものの、お腹いっぱい食べて満足をしてもらいたいと…提供される食事の量は最強でした[るんるん]
全体の感想は、次回へ。
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翌週も近場の福島まで・・・②湯野上温泉「ぬくもりのいろり宿 民宿 いなりや」 [2020・3月福島・湯野上温泉再び]

東北道を走行中、またSAでも観光バスの姿はほとんど見かけませんでした。バスツアー、大型ホテルへの宿泊を皆さん控えていらっしゃる模様です。
随分前ながら、この先にある「芦ノ牧温泉」の大規模旅館、二か所へ宿泊をしていましたが・・・素朴な雰囲気の残る湯野上温泉は、昨年12月の経験からより好ましく感じられました。
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温泉街とも呼べない小ぢんまりとした、温かな雰囲気漂う・・・(住宅地ではなくて)これで温泉街なのです。「湯宿 にしきや」さんの風情は捨てがたいものの・・・この付近で惹かれるところが他に二軒あったとは欲張り~~!
また性格からしても同じ宿をリピートするより、新規開拓の方が合っているみたいです(*´ー`)

天気の良い日であれば、駅から散歩がてら歩いていけます。予約をしたら湯野上温泉駅まで宿の送迎も可能とか。
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「いなりや」さんはお稲荷さんに守られている宿ですから、立派な鳥居があり。玄関周りにも、赤!

3時より少々早かったものの、館内へ。
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「すいませーん」と声をかけます。・・・と、そこへ女将さん登場。
会津の方言で「いらっしゃいませ」と言う感じだったかな?の後・・・「説明は、いっこずつな」、「まずは、ここが囲炉裏」(鮎の塩焼き、郷土料理「しんごろう」)など焼く囲炉裏が設けられた小部屋ながら、写真は撮っていません)
「次は、お風呂」柔らかなイントネーションの会津弁が続きます・・・。
一階は廊下に沿って右側に食事処、左に紺と赤の暖簾の掛かった温泉。男女別の浴室は固定ながら、そこへ部屋の「只今貸切入浴中です」の札を掛けて、どちらのお風呂も貸切で利用出来ました。
また入浴時間は一応23時までと決まっているものの、結構テキトーでいいみたい[るんるん]

階段を上がってお部屋へ。
「今日は温かいけど、昨日は寒かったんだ」前日は雪が降ったそうです。
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部屋は全部で4室。10畳間で予約をしていましたが、他の部屋へも案内されて「どっちが良い?」だって。
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広い10畳の部屋、ただし眺めは駐車場側と。奥の会津鉄道側の6畳の部屋は、少し眺望が良いけど寒そうだったから、予約通りの10畳間で決まり。
こちらの宿は部屋の大きさ、平日と休前日でも、宿泊料金がどれも変わらないなど・・・大らかと言うか、アバウトで笑えます。
この後お茶の入ったポット、浴衣、タオル&歯ブラシと運んできてくれました。手前側にクローゼット、部屋は鍵もかかります。
エアコン、ファンヒーターと備わって暖房は効いていたものの、出来たらおこたが欲しかった(*´∀`*)
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洗面所と男女別のトイレは共同なんですが、廊下を出てすぐでしたし。ハンドソープ、 紙コップ、ベーパータオルの用意があります。
土曜泊で、食べ放題、温泉入り放題・・・@7800円なりの料金だから・・・。この程度の事は気にしません(笑)

お茶で水分補給をしたら、まずは一番風呂へ[ダッシュ(走り出すさま)]
天然温泉100%の湯野上温泉。宿の広い敷地内、駐車場の傍に湯野上温泉で使われている源泉のひとつが湧いている様子。
湯舟に、低張性弱アルカリ性高温泉(57.4℃)・・・との湯が掛け流されています。
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洗面台ひとつ(ドライヤーはありました)のシンプルな脱衣室から、浴室へ。
脱衣所、内湯共にいかにも民宿らしさが感じられる・・・実用的、かつコンパクトな造り。シャワー付きカランが2基、シャンプー類はセブン&アイ製品がセットされています。
部屋のアメニティにも言える事でしたが、浴場に設置されているものもシャンプー、コンディショナー、ボディソープのみとシンプル。
拘り女子は持参する方をお勧めしますね。バスタオルもないですよ。
正面には、家庭用浴槽の倍ほどの大きさの湯舟あり。。内湯でゆっくり温まったら、一応露天風呂へも入っておきましょうか。
内湯からドアを開けてすぐ、露天風呂に出られます。木と石を組み合わせた露天風呂は、全体が屋根で覆われているため、雪の時期でも雪見風呂を楽しめそう。
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目の前に広がるのは、山の景色。ただし二か所の浴室が、ほぼ同じ造りなのは残念[あせあせ(飛び散る汗)]
ただ目の前に会津鉄道の線路が続いていて、運が良かったら入浴時、電車に向けて手を振る事が出来ると言う(*^_^*)
ま、そこまでの勇気は持ち合わせておりませんけれど、、、浴槽から間近な地面のあちこちから、フキノトウが顔を出し花を咲かせています。
今夜の天ぷらの材料となるのかな?
他に福寿草数輪、クリスマスローズまで咲いているではありませんの。どうしてこんな場所から?と思ってしまいました。
Wi-Fiの繋がり具合はあまり良くなかったよう記憶しています。
入浴を済ませたらする事もないから、自分達でお布団をしいて、2時間もお昼寝をしてしまったという[眠い(睡眠)]

旅行サイトのクチコミ評価「4.8」、東北地区で泊まって良かった宿ランキング上位の常連である理由。ボリューム満点の夕食の紹介は次回にしますね。
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翌週も近場の福島まで・・・①「道の駅 しもごう」を通り湯野上温泉まで [2020・3月福島・湯野上温泉再び]

お正月気分もぬけないでいた今年一月には考えもしなかった・・・しかし今や、世界的な一大事となってしまった新型コロナウィルス問題。
閉塞感漂う、この時期。そうした中で旅行話など書くのは申し訳なく、気が引けてしまうのですけれど。。
夫もコロナ失業中ゆえ夫婦揃ってのお休みが長く続いてしまい、外出もせずに自宅で過ごしていますと、気分転換がしたくなる。
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国内の旅行でさえ、外出自粛が出ている東京都内の住民の皆さんの状況を考えたら躊躇してしまいますが。夫婦だけの二人旅、マイカー移動で、人の集まる観光地は立ち寄らない…くらいに徹底したら良いかしらね?
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先週は約一週間、沖縄へ旅してきた訳ながら・・・その前に思い付きで行ってきた、福島一泊について書いてしまいますね。
走行するマイカーはそこそこなのに、観光バスの姿がここまでない東北道は初めてかもしれません。
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夏休み恒例となっている・・・夏キャンプ地の下見をしてからと思い、午前中立ち寄りをしたのは那須高原でした。
が、しかし、そこまでコロナ問題により閉鎖中なり。なーんにもない自然を背景に、人との距離は十分過ぎる程あるのに[バッド(下向き矢印)]
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那須高原から、福島県側の甲子温泉へと越えるルートで。
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「那須甲子道路」の展望台から、那須高原を望む。霞んではいるけど、雲のない青空が嘘のように素晴らしい。

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福島・栃木の県境を越えて、那須連山を望む山間なればトンネルに次ぐ、トンネル。前回も12月初頭と言うのに、真冬の様相を呈していたこの付近。
前日にでも降ったのでしょうか。白く雪化粧しているではありませんか。
この時はまさかこの翌週の3月の終わりに、関東平野で積雪するなど想像もしませんでした。


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道の駅「しもごう」で、簡単なお昼を食べる事に。
・・・ところが、なんと!
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目的であった「会津地鶏親子丼」はすでに売り切れ、ソースかつ丼もなくて、これではどうしたらいいの?

この日泊まる宿の「夕食は食べきれません!」との口コミから、ラーメンで軽めに。
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・・・と言いつつ、見た目にやられて味噌おでんまでもかぶりついてしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

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この冬は例年より出番が少なかっただろう、ポツネンと停まっていた除雪車一台。

食べ終えたら早速に、お土産ゲット!我がセレクション♪・・・はこちら。
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前回買って美味しかった「旬菜 塩麹漬」大根・人参・キュウリ・メロンの4種の野菜、塩麹と麹酢入りが美味しくて、一度でほとんど食べてしまいました。
郷土料理である「棒たら煮」、「鰊の山椒漬け」も日本酒のつまみにピッタリ!美味しかったからリピートしましょう。

チェックアウト前に立ち寄りしたのも、湯野上温泉駅でした。
この会津西街道はこれまでも幾度となく・・・どころか、数十回となく通過していた。しかし古ぼけた家並みを目にして、これでやっていけるのかな?…くらいに感じた湯野上温泉ながら、「湯宿 にしきや」さん宿泊で、南会津の心地良さ、泉質の良さにも目覚めました。
全国でも珍しい、茅葺き屋根の木造駅舎として知られる、会津鉄道の「湯野上温泉駅」。
茅葺き屋根の家屋の並ぶ宿場町「大内宿」への玄関口としてその景観になぞらえて・・・昭和の終わり60年代にふかれた屋根だそう。駅の横には足湯もあり、ここはちょっとした観光スポット。
茅葺屋根の苔むした具合が、良いのです。
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駅舎の一角にある囲炉裏もまた、火の焚かれる板の間の待合室として話題に。
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白く雪化粧をした山の光景をバッグに、通過していくラッピング列車。

こちらの記事は簡単に、数回で終わりますね。
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