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8月「涼」を求めて、塩原温泉・・・④塩原から那須へ [2020・8月手軽に県内塩原温泉]

④のアップを忘れておりました。
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梅川荘さんから山間へ、少し上がった西側に位置する「箱の森プレイパーク」、名前だけ知っていたものの、実際足を運んだのは初めてでした。
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箱の森の施設内へ入って、自然の中でのアスレチック、渓流あそび、おもしろ自転車乗り場と言った遊び場以外。園内マップにBBQ施設、宿泊ケビンがあるのも見っけ[目]
毎年夏はキャンプと言っても、毎回コテージか、トレーラーハウスと言った簡易版ながら・・・その予定はなかったのだけど、息子に連絡をとったら「行く」と即答がきて、「ホビーの里」にて空きがあるか尋ねてみました。そうしましたら、、、ちょうど13日にキャンセルが出たとの事。
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思いがけず、この夏も孫娘こっちゃんとキャンプ遊びが出来る[グッド(上向き矢印)] 結果としては上々[るんるん] 詳細は次の日記からに。

その後向かったのは「千本松牧場」。どしてかって?梅川荘さんで牛乳のサービス券をもらったからでした[あせあせ(飛び散る汗)]だって、暇だし♪
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千本松牧場牛乳は、濃くて美味しいよね(*^_^*)

東京メトロ千代田線「乃木坂駅」出口の「乃木神社」。
乃木希典乃(のぎまれすけ)が自刃した旧乃木邸の隣地(東京大空襲で焼失してしまった為)に建てられたとの事ながら。ちなみに坂の名前も「乃木坂」と改められたそうです。乃木ゆかりの地には、他にも「乃木神社」があるのです。
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約100本のソメイヨシノの桜並木が、800mに渡り連なる参道。
かつて水不足に苦しめられる不毛の荒野であった那須野が原一帯、その那須野が原扇状地を流れる用水路のひとつともなった。境内を流れる蟇沼(ひきぬま)用水。
水草の育つ、清らかな水の流れ。ここには真夏とは思えぬ涼やかさがあります。
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乃木が明治24年に求めた別荘敷地内に建つ「乃木神社」。広い境内にて、まずはお参りを。母の事、コロナ終息を願って祈って参りました。
暑さのせいか人の姿はほとんどありません。
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裏手には旧居、「静沼」とあり・・・乃木はその生涯で、那須の地では晴耕雨読の日々を送りました。
別邸に来ると自ら畑仕事に勤しんで農民たちとも親しく付き合うなど、この地の田園生活をこよなく愛したと言われています。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」を原作としたのドラマ中でも、若者が日露戦争への出征の挨拶に村人と訪れたシーンは印象的でした。 当時の農民たちの圧倒的な貧しさ、身分の違いを越え座敷に上げて歓待する乃木の気さくな人柄を現した場面。
明治天皇の「大喪」の日、覚悟の殉死を遂げた乃木夫妻。乃木希典・妻の静子を祀る乃木神社が大正5年創建されたのです。

施設入所中の母とも数年前に、紅葉見物の帰りこちらも立ち寄りをしました。
色々なところへ私も、弟も連れていって数多くの思い出を作ったはずながら、それも所詮は気休めに過ぎなかったのでしょう。何しろ普段の生活は、朝から晩まで一人きりであったのだから。

拝受料は2頁となるから1000円との事。その金額に躊躇したが、夫の「せっかくだから頂いていったら」の声に押されて初穂料を納めました。清涼感漂う空間に身を置きしばし待つ。
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旅とも呼べない簡単な外出ながら、その縁によって頂けた御朱印・・・、押印に加えて、参拝した日付・寺社名・御祭神の名前の墨書きに乃木将軍像と頂きました。

明治の元勲の生涯にも思いを馳せた、旅の後半。なーんて書くとカッコいいけど、自宅到着が早すぎてしまうから寄り道したかった。御朱印を頂きたかった。
近いってやっぱり面白みに欠ける~~と言いつつ、この10日後、また行ってしまうのでした。だから私の避暑旅はまだ続くのであります。
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8月「涼」を求めて、塩原温泉・・・③塩原温泉「湯宿 梅川荘」食事編 [2020・8月手軽に県内塩原温泉]

朝夕食事は部屋だしサービスゆったりプランなので、6時半開始と決めた食事は部屋で待つ。
食事を運んできた地元のスタッフさんの栃木弁から、地元の方と知り、互いの距離感もグッと近づく。
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温かい料理二品は後から運ばれるものの、コロナも関係して、ほぼ一気出しです。
取りあえず、ビール!で「生」[ビール] お品書きだって一応ある。
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・食前酒 梅酒 ・先付 蕗と蕨
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・前菜 黒豆枝豆 お焼き 郡司豚味噌焼き 胡麻豆腐 紫蘇巻
・造り 湯葉 蒟蒻 プレミアム八汐鱒 岩魚活き造り&妻 ・煮物 炊き合わせ
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・和牛 陶板焼きは、ご飯の直前に自分たちで火を点けて焼きました。・焼き物 山女魚の紫蘇味噌焼き
山間の宿で岩魚は付きものながら、山女魚は久しぶり、塩焼きよりもおかずになります。
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・揚げ物 塩原高原大根磯辺揚げと他は失念[あせあせ(飛び散る汗)]、熱々を抹茶塩で。ビールのあとは、大田原の菊の里酒造「大那」をいただく。

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(契約栽培のコシヒカリ)ご飯と、もろこし進上若竹椀。ラッキョウのたまり漬け・大根・キュウリの香の物、菊芋ふりかけと共に。
デザート 千本松牛乳と豆腐のシャーベットを食べて「ごちそうさま」。ザっと見地味目ながら、結構なボリュームでした。

こうして二人きりで食べていると、自宅の食卓と変わらない気もするけれど。。それでも廊下を通って食事を運ぶ様子が微かに伝わってくる、開け放した窓から入ってくる涼風も気持ち良く、些細な違いを浴衣姿で感じます。
山の景色を楽しみ、何もしない贅沢を味わう、ただそれだけ?この宿はそうしたところなのかもしれない。


山間の宿は夜も、朝も清々しい[ぴかぴか(新しい)] 前夜お腹いっぱい食べても温泉に浸かる、普段とは比較にならない早い時刻に寝てしまう。
そうした理由からかお腹も空いて、朝からシッカリ食べられるのでしょう。
朝食を運んできてくれたのは、随分年配の方が働いておられると感じたら、大女将であったのを後で知りました。
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右端の納豆の上、高原大根を使った揚げ出し大根なるメニューが、「塩原温泉の朝食一品」のひとつらしい。
最高の卵と称される「那須御養卵」を使った出汁巻き卵が、美味しかったです。
豪華宿と比較をしたら凝った料理や盛り付けはありませんが、おかず一つ一つの味付けが良く、手造り感で満ちていた。個人的にはちょうどいい朝食でした。

重たい程の数で咲く山百合、秋の到来を感じさせる桔梗。
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青色の残っている山アジサイに、ヒメヒオウギズイセン。どれも地味だけれど手入れの行き届いた庭、花の咲く様子も好感がもてた。

チェックアウトは、ご一家揃って見送りに出てくださった。
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小さな宿ながら、エレベーターが一基、程よい広さの館内は長閑な空気に満ちて落ち着く。
繁忙期に関わらず宿泊料金も安く、チェックアウトする頃は満足度が高まりました[グッド(上向き矢印)]
家族で営む接客、清潔感のある館内&温泉。「梅川倶楽部」なるメンバーズカードがあるくらいだから、常連さんが多いのでしょう。〇〇さんも、その中のおひとりなのかな。
この小さな宿が昨年春は、開業26年目に突入!・・・それだけ続けられるのは、宿泊客に愛されているからこそ。
なにか期待しているように思われるかも?と、〇〇さんのお名前は出さなかったのですけど、皆さんでお見送りに出てきてくれた時・・・その旨話しましたら、とても喜んで下さった。
大女将など見えなくなるまで、ずっと手を振っていましたものね。先月中に、暑中見舞いも届きました。〇〇会長、私達も泊まってきましたからね!

宿を後にしたら、前日から気になっているところへと参ります。
まだ、続きます。
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8月「涼」を求めて、塩原温泉・・・②塩原温泉「湯宿 梅川荘」 [2020・8月手軽に県内塩原温泉]

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県内であり、これまで幾度となく足を運んでいる塩原温泉だけに、特別ここに泊まりたい!と思う宿が思い浮かびません。そこで思い出したのが、通院や読書会への参加時に毎回利用をしている〇人タクシー協会の会長さん、←特に指名している訳でもないのに、毎回なぜか必ず会長が送迎をしてくれるのです。そしてお茶のペットボトルサービスまであるVIP待遇なのもフシギ!
・・・その会長さんとの会話で、何度か登場してきた「湯宿 梅川荘」さんにしましょうか。
次回〇〇さんとお会いした時「お勧めの宿に泊まってきました」と、報告出来ますものね[グッド(上向き矢印)]
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塩原温泉郷の中塩原、温泉街中心の通りから奥まった高台に位置する、小ぢんまりとした宿です。8月と言うのに、まだ紫陽花が咲いていました。
しかしこの庭へもカモシカが下りてきて、山百合の根を食べてしまうとか。
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フロント、ロビー付近はお土産処もある、落ち着いた和風旅館の趣。ここで食事の時間、貸切風呂の予約をして部屋へ案内されました。

予約したのは、・・・和モダンなベッドのお部屋「101号室」。5年前にリニューアルをした、バリアフリー対応の部屋であるのも安心!
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入ってすぐに、広めの踏み込み。そこに洗面スペースとおトイレがあり。
ハンドタオル・歯ブラシ・歯磨き粉・バスタオル・ドライヤー・シャワーキャップ・綿棒・ブラシと一通り揃っています。
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二間続きの和室をひとつにしたくらいの広さに、窓際にソファと、テーブル&椅子のスタイル。二食ともお部屋でとるプランであったから、広めのテーブルでないと無理との心配、これくらい広いテーブルなら大丈夫!と安心しました。
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夜は十分涼しくなったものの冷暖房エアコン、 テレビ、フリー Wi-Fi、冷蔵庫、加湿空気清浄機。床の間に生花はなかったけど、入ってすぐの踏み込みに活けてあります。
梅の花の浴衣が可愛い[かわいい]
お着き菓子は温泉まんじゅうと、豆菓子。
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お茶と梅抹茶。茶器は当然「梅」です。
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名入りタオルにも勿論、梅の花が[かわいい]
朝夕部屋出しサービスプランでの予約ながら・・・
私達の泊まった部屋の並びは皆さん、お部屋食であった模様。厨房から続く広間で食べている方も見かけたから、それぞれのプラン内容によるものと思いました。

一休みしたら、「中塩原温泉」の貸切風呂へと参ります。
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洗面台周りには男女別の化粧品から、様々なソープ、クレンジングとあり。大浴場と変わらない内容ではと感じました。
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緑に囲まれて、ユッタリとした造りです。これで50分、1760円は安い。箱根でしたら4000円くらいするのではと思えます。
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家族で浸かれる石造りの内湯もあって、縁に木を、石材を使った露天風呂が気持ち良いのは言うまでもありません。
中塩原温泉の泉質は「塩化物泉」、無色澄明および無味無臭でありながら、天然の保湿成分と言われる「メタけい酸」でお肌はつるつる。浸かり心地が良いので、時間が許す限りついつい。

途中の休憩所にあったのはマッサージチェアだけであったけど、外の東屋からの眺望は上々[るんるん]
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ランプの灯りもあって、小高い丘に立つ一軒宿であると実感します。
とりたててここが良いと言う程でもなく、勿論高級感などどこにもなかったものの、館内はどこも清潔で、宿と客を大切に思っているのが伝わってきました。
周りを気にせずお部屋にてゆっくり頂いた食事については、次回に。
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8月「涼」を求めて、塩原温泉・・・①塩原温泉まで [2020・8月手軽に県内塩原温泉]

旅は考えたり準備をする時が一番ワクワクするものです。はじまってしまえば終わりに近づいて寂しくなる。それは当然過ぎる程当然ではあるものの、それにしてもこの半年間あまり続く引きこもりの日々、猛暑&コロナに母の入院も重なって、ストレスはたまるばかり!
旅ロスは旅行で埋める、・・・が理想!だけれど今年は北海道は勿論、遠くへ出かけられない・・・さくらんぼ狩りで出かけた後、7月は我慢していたものの。8月に入ってすぐ、県内の温泉地で少し休んできました。
しかしあまりにも身近過ぎて本音を言えば、記憶に残ったものはそうないかな[あせあせ(飛び散る汗)]
...と言いつつ、これ以上忘れない内に書いていく事としますね。
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当日は、あいにくの空模様。それでも稲が育って青々と広がる田園風景が好き[グッド(上向き矢印)] 夫に呆れられながら、つい撮ってしまうのでした。

近いから家を出たのもゆっくり、用事を数件終わらせてからであったと思います。
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途中の矢板市城跡公園にある農村レストラン、「ともなりそば処 信生庵」でお昼にします。
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そばの栽培から収穫、製粉、そば打ちまで完全自主生産。石臼で挽いたこだわりの手打ち蕎麦。地元の女性たちが頑張って営むアットホームなお店。
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ランチタイムであった為、ミニ天丼に小鉢・サラダ・デザート付きのランチメニューの方がお得であるのはわかっているけれど、食べ過ぎたら宿の食事にひびいてしまうから、冷たい「もり蕎麦」のオーダー。
一口食べて、あれ?こんなだった?失礼ながら…喉ごし、味わい共にイマイチと感じた!?
街中のお蕎麦屋さんで食べるお蕎麦と変わらない食感と言えば、わかりやすいかも?
最後に訪問したのは十数年前、息子と3人県内の蕎麦店をはしごした時でした。あの時も普通と感じたものの、それにしても少し落ちたかな[あせあせ(飛び散る汗)]
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接客も気さく、気取らないおばちゃん達からは田舎の雰囲気が出ています(自分も田舎のおばちゃんなのによく言うわ(^-^;)。
細かい事は気にせずに、サッと食べて、サッと立つ。駐車場は広く敷地内には川、水車小屋もあるなど、緑濃い風景に癒し効果があるのは間違いなし。

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塩原市関谷の道の駅「湯の香 しおばら」で一休み&トイレタイムです。先の山間が雪雲で覆われているのが見えましたが、ここで突然の大雨。
プランターに植栽されたベコニアの華やかさ、突然の雨に濡れそぼる花の様子は美しい[揺れるハート] これだけ植え育てるのは大変だったでしょうね。
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車中でしばし待機した後、地元の人たちの運営する地場産のレストラン、農産物直売所をのぞいて見る。買って帰りたいと思う野菜はなかったけど、高原大根を下げて歩く人の姿が目立ちました。
隣接した「田んぼアート」は上から見てはいないが(有料となる)、ハッキリ言って大したことない。
ここからは山間の川に沿って国道400号線を先へと進むだけ。。

紅葉シーズン必ず立ち寄る、塩原温泉・門前地区の必見スポット「塩原もの語り館」、川辺の展望テラスより[目] そう暑い日ではなかったけれど、「箒川」からの涼風が気持ち良く感じられました。
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資料展示室、観光協会、売店、レストラン、直売所等からなる複合施設。
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テラス裏手の「紅の吊橋」を、川風にあたりながら散策す。紅葉時期は、橋の両端に広がる真紅のもみじが美しいのだ[ぴかぴか(新しい)] 
実はこちら、この10日後再訪する事となったのである。その辺りについては、また後日。
塩原温泉観光協会主催の「水と橋めぐりスタンプラリー」での商品もゲットして・・・スタンプものに夫婦して弱い私達(●^o^●) 空いているところはつい埋めたくなる!真面目な性格ゆえ(^_^)V

これまで数えきれないくらい訪れていた塩原温泉ながら、紅葉を眺める、高原大根を買う。元気であった頃は日帰り温泉に入りまくっていた…くらいで、宿泊をともなっての訪問は初めてかと思います。
今回も、続きますよ。
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