山のレストランから更に上がったところに「大江戸温泉物語 湯屋日光霧降」があります。
ここは、かつて「メルモンテ日光霧降」だったところです。
郵便事業の膨大な予算を使って造られたリゾートホテル・メルモンテは、霧降高原内で圧倒的な存在感を誇っていたものの…億単位の赤字を出し続けた結果、閉館となりました。
そんな経営不振により閉鎖された旅館や、公共の宿をリニューアルして生まれているのが大江戸温泉なのはご存知かと思います。
当日の会場からの近さ、3月とは言えせっかくの日光、そして自宅で風邪を引かせてしまう心配等からも・・・終了後は5人で宿泊すると決めたのです。
大江戸温泉に興味もあったので、一度くらいは泊まってもいいかなって。。。

霧降高原に抱かれて眼下に日光市街を望む、標高948mの高台にある施設だけに周囲にはまだ多くの雪。真っ白な世界が広がっているのでした。
          
遠い雪国のエアポート? ではありません。(これは翌朝に撮ったものです)
郵政省の郵便貯金周知宣伝施設として総工費数百億円をかけて完成させただけに、ハード面の立派さはスゴイです!



アメリカのポストモダンの建築家、ロバート・ヴェンチューリの設計による建物はとにかく大きいです。
ディスプレイされたお花のモチーフが可愛いでしょう。
広大な施設は、開口部が多いから明るくて開放的。


こちらにも以前私達、ランチを食べにきていました。
紅葉の時期だったから、レストラン内から見渡した庭園の紅葉が見事に色づいて美しかった記憶があります。

                 
ツインルームを二部屋チャージ。
お部屋は広くてユッタリとしているけれど・・・全体的な古さ、使い込まれている感は否めません。


早速、浴衣に着替えてくつろいだ私達。
ベビ子は、爺のお膝の中で大あくび。

私、撮る人#59009;一緒に居たのに、写っていないのは寂しいな#59136;

大浴場は最上階にあります。
「メルモンテ日光霧降」のオープンにあたり掘られた温泉は、日光市内の源泉としては珍しいらしいです。
だって私は入っていないから・・・大浴場に入れない私とベビ子は、お部屋のバスルームで我慢。
今回の目的は別のところにあるのだから、それでいいのです。
「お風呂からは雲海が見えて、とても綺麗でした」と、お嫁ちゃん。

展望大浴場・露天風呂のあるホテル棟以外にも、アクアパーク館、スポーツ館、天文館があったりと、家族連れが気軽に利用するには良いところだと思いました。
食事は朝・夕ともに、ビュッフェスタイルのバイキング。
品数は多かったです。焼きたてのステーキやにぎり寿司など、地元産の湯波も多用されていました。
デザートには栃おとめや、ソフトクリーム、チョコがドンドコと流れているチョコレートファウンテンも。これ子供も大人も大好きですよね。

広告に出ている「67」とかの料金で宿泊をしたのなら、満足感があると思いますけれど。
霧降は人気があるので、休日前の料金はそこまでリーズナブルではなかったです。
@12000円で、朝・夕バイキングはチョッと嫌かも。
それでも5人で楽しい宿泊が出来たのだから、これはこれで成功なのでした#59125;#59125;
まだ春休みに入ってもいないのに駐車場は満車、大勢の来館者の姿から満室に近かったのではないでしょうか。
宿まで送って下さった山のレストランの方も、「日光で唯一、人が大勢来ているのは大江戸温泉だけなのです。私どもも羨ましい限りです」と言っていました。
http://www.ooedoonsen.jp/shukuhaku/nikko/index.html
日光隊は、まだ続きまーす。