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2023年〆の西九州旅・・・⑳糸島へ向かいます [2023・12月~1月九州シュガーロードを行く]

この日はあいにくの天気、雨模様の寒い一日でした。路肩には残雪が、まるで石のように凍てついた道路状況が寒々しさに拍車をかける。だけど一週間のうちには、こんな日だってありますね。
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小雨は降っていたものの、途中の「雷山千妙寺」さんへ立ち寄りをしてみました。
気づかずにいたが、この場所はその「雷山」を県境とし、佐賀から福岡県へと入っていた模様です。
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「雷山千如寺 大悲王院」が正式名で、大晦日であったこの日。これから訪れるであろう「初詣」客を迎えるためか、石畳の両側に灯りを灯すためろうそくを入れるガラスポットが綺麗に整列してありました。
ゆったりとした境内には、福岡県の天然記念物にも指定された樹齢約400年の大カエデもあり、11月の紅葉時期には真っ赤に色づいてたくさんの参拝者で混雑が予想されるとか・・・新緑の頃も大変美しく、四季を通じて様々な光景が楽める模様です。
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更に石段を上って行ったら、奥の院? ご利益が期待できそうながら、寒いのと滑って階段落ちの危険ありで明日帰宅出来ないと困る。ここはパスしましょう(@_@。

大悲王院は宝暦2年(1752年)に黒田継高公が建立。鎌倉時代作の国指定重要文化財「木造千手観音立像」」「木造清賀上人坐像」をはじめ、福岡県の指定文化財である「木造多聞天像」「木造持国天像」など安置されていると言います。
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冬景色ながらも見事な庭園と、石像も多い古刹でした。
そして待つ間に、神職さんがさらさら書いてくださった「御朱印」はこちら。
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寒さにめげず、次に向かったのは「白糸滝」でした。
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見事な水量を誇る滝の流れは、その名のごとく白糸のような滑らかな流れから・・・これが夏であれば良かったものを[バッド(下向き矢印)]
水辺ならではの湿った苔、朽ちた木、そこから生えているシダの風情も、「萌えポイント」である私。
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標高900メートルの羽金山の中腹に位置する、滝の落差は約24メートル。清流と自然あふれる憩いの場としてファミリー層に親しまれているとのスポット「白糸の滝ふれあいの里」。
土砂災害の影響で?冬場の客足の少なさから?…、閉店中でした。
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滝周辺には、約5000株10万本ものあじさいの植樹[ぴかぴか(新しい)] 季節によってはヤマメ釣りも可能との事ながら。。
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川のせせらぎ、森の中の木漏れ日を楽しみながら歩いた、寒々とした森林浴[たらーっ(汗)]

時間は経ってもあいにくの天気[曇り]は変わらず。これでは海辺まで走っても仕方がありません。
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それではと以前も立ち寄っていた、農畜産物直売所の「伊都菜彩」へ。ここでは前も、簡単な昼を食べました。
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内部の撮影は駄目…と知らなくて、ゴメンよ[バッド(下向き矢印)] 入ってすぐの果物コーナーで撮ってしまった一枚。JA糸島直営直売所だけにこの大規模施設いっぱいに、糸島産の全てが詰まっていると見受けられました。
大晦日であった、この日。地元の皆さん方の「ここぞ!」とばかりの買いっぷりの良さ!
大量の握り寿司、お刺身盛り合わせ、精肉コーナーでもビッグサイズの肉パックが次々売れていく様子には[目]
観光客の私達はなんとなく場違い感が濃厚です。

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サスガにあの朝食ではお腹が空きました。
建物の端っこにあった「まるいとうどん」で、素うどんをすする私達(´゚ω゚`) その姿にはよそ者感がより出てしまった模様[あせあせ(飛び散る汗)] しかしこの素うどんには訳があるのでした。
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2023年〆の西九州旅・・・⑲佐賀駅近くのビジホ&居酒屋で [2023・12月~1月九州シュガーロードを行く]

この日泊まるビジホこそ、宿泊料の安さで選んだところでした。
JR佐賀駅北口前のエコノミーなビジホ、「ホテルサンシティ」。
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駐車場に車を入れて、館内へ。7階のツインルームを案内されました。
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施設、部屋共にかなりの経年劣化は見られたものの、テレビ、電話、無線LAN接続、湯沸かしポット、お茶セット、冷蔵庫、電気スタンド、上下式パジャマ、ミネラルウォーターのサービスとあって特に不便はありません。

一息ついたら外へ。
駅前の立地に加えて、ここと思う店へはどこも仕事を終えた若者たちが集って、次々入店していく様子を見て…。
これは早く決めないと、夕食が食べられなくなる…そんな状況が予想されてきます。
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そこで適当に選んだのは、佐賀名物「呼子のイカ」アピール中の「さかなや道場」、ハッキリ言って海鮮水産系チェーンながら、仕方がないかと(^Д^)  実際、私達の後入ってきた人たちはお断りをされていました。

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スーパードライの生で乾杯[ビール] 相変わらず不要な、高いだけのお通し。

小海老のシーザーサラダ、胡麻鯖と良い味です。
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4種のソースで食べる大きなアジフライ、 鹿児島県限定の芋焼酎「南之方(みなんかた)もいただき。
まぐろハラミのすき焼き、これは見るからに美味しさが予想されるでしょう? 確かに美味しかった[グッド(上向き矢印)] もう一皿、お替りしたら良かったな♪
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玄界灘・有明海に面しているから美味しい魚介類が味わえ、自然豊かな山の幸も豊富・・・と言われるこの地ゆえ。
生簀からすくって調理する活きいかも、オーダーは大サイズで。
日本三大朝市「呼子の朝市」、「呼子のいか」は全国的に知られていますが・・・その呼子地区で食した際の提供方法は、ポスター通りの薄造りでしたけど…。
これは、これで美味しいから許す[グッド(上向き矢印)] ただし後造り天ぷらは別料金となっていました。
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夫は生を追加して、わたしはもも串としゃもつくね串を食べて、お仕舞いです。好きなものだけをオーダーする、居酒屋の手軽さって良いね♪
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佐賀駅北口広場より見あげる…駅の佇まい。また来るかどうかの遠方の地だけに、格別「旅情」が漂います[ぴかぴか(新しい)]
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長崎本線、唐津線の主要駅となっている、佐賀駅です。
以前博多から佐賀県内の唐津、呼子方面は足を伸ばしていました。

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佐賀駅構内を歩いて、商業施設の探検などしていたら・・・この佐賀駅近くのホテルに決めた理由、駅南口で展開中であった佐賀のイルミネーション「サガライトファンタジー」を観る。その事さえスッカリ忘れてしまったのであった[あせあせ(飛び散る汗)]

夫は食事代わりとなるおむすび等を、コンビニで買い求めていました。
本当に、駅前です。
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しかし駅を中心にした鉄道高架下に展開しているオシャレ系の居酒屋、バル等のテナントで若者たちが呑んで、食べて、お喋りする姿、その様子を眺めるひと時さえ、旅する楽しみのひとつと感じられました。

このホテル、軽食モーニング無料サービスも素敵です。どう、これ[exclamation] シンプル・イズ・ベストのサンプルみたいでしょう( ̄∀ ̄)
袋パン&ジャム、バナナではもりもり・・・とはなりませんが、5泊目だからこの程度控えめで良い、それなりに食べました。
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12月30日(土)から一泊11000円、そこに完全予約制の駐車料金が(この12月1日より)500円別途必要となりました。
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2023年〆の西九州旅・・・⑱佐賀と言えば・・・「吉野ケ里遺跡」 [2023・12月~1月九州シュガーロードを行く]

佐賀の行先は、吉野ケ里遺跡でした。
そうだ!吉野ケ里へ行こう[ダッシュ(走り出すさま)] よくわからないけど、吉野ケ里! 時間があるから、吉野ケ里行っちゃうよ[exclamation]
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吉野ヶ里遺跡は、工業団地開発に伴う埋蔵文化財発掘調査により発見された・・・
小さなムラが弥生時代の約700年を通して、クニの中心となる40haを超える大環壕集落へと発展する過程のわかる、極めて学術的価値の高い遺跡として1991年国の特別史跡、「重要文化財」へと指定されたそう。
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吉野ヶ里遺跡の保存、当時の施設の復元や発掘物の展示などを通じて、弥生時代を体感できる場を創出し、日本はもとより世界への情報発信の拠点とすることを目的に作られた…施設との事。
かつてこれと言った産業の乏しかった佐賀の地に、工業団地を造る計画が持ち上がった過程で、本遺跡の価値が改めて認識され、昭和61年から本格的な文化財の発掘調査が行われました。
その結果、我が国の弥生時代最大規模の環壕集落であると確認され・・・。「魏志倭人伝」に記された「邪馬台国」の様子を彷彿とさせる建物跡などの発見からも、日本の古代の歴史を解き明かす上で極めて貴重な資料や情報が集まっているものと、一躍全国的に注目を集めました。
・・・以上、ガイドさんによる説明より・・・
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園内マップによりますと、巨大な祭殿など9棟の建物が復元されている、北内郭までかなりの距離があるように感じられ、とりあえずはバスで移動をし…。

そこからは歩いて、
北内郭で行われる祭祀や政治的儀礼に使用する道具などが作られていた場所と考えられている、中のムラへ。
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関東から近い、静岡市駿河区登呂にある「登呂遺跡」は30年以上前親子三人で観て、復元された高床倉庫、出土品数の少なさを覚えていました。

そこで今から約5,900~4,200年前に存在した、大規模集落の遺構である確かさから。ガイドさんへ「縄文時代に遡りますが、青森の「三内丸山遺跡」との比較はどうですか」と尋ねましたら。
「遺跡面積そのものが約117ヘクタールと、比べたら悪いけど全く規模が違っていて話にならないです。三内丸山遺跡も、集落の終焉は気候の寒冷化によるものでしょうね」って。
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吉野ヶ里遺跡より発掘された約3000基の甕棺墓(かめかんぼ)。
古代の森では全長300メートル、約500基の墓列が復元されているそうです。
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発掘後の展示物、屈めた遺体を甕棺に密閉して埋めた甕棺墓たち。
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「吉野ケ里遺跡」、弥生時代のQ&Aは、こちらへhttps://www.yoshinogari.jp/introduction/qa/
 
帰りはそのまま徒歩で…。終わりまでの見学コースは約2時間強。 弥生時代のお墓の後は、気分を変えて参りましょう!
歴史は好きな方と自分でも思うけど、弥生時代はあまりにも遠過ぎます。正直関心がなくてわからない事だらけなのです。
現在放送中の大河「光る君へ」にしても、脚本家・大石静氏と、主演の吉高由里子は好きだけど、道長役の人が苦手!?もっと適した配役にしなかったの?? ほぼ見ておりません。
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こちらは、まだ続きます。
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