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週末は、そばの里「まぎの」へ [ドライブ・栃木県東]

ここにきて急にですが・・・すっかり春♪ ところによって初夏の陽気となっています。
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撮ったのは、21日の日曜でした。茨城県境近くの茂木町まで走って、「そばの里まぎの」さんでお昼にする為でした。
上の一枚は、まぎのからホンの数分の距離、鎌倉山展望台から眺めた春景色[ぴかぴか(新しい)]
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ドライブ中の車窓からは山々を彩る、芽吹いたばかりの木々のなんと柔らか!輝く美しさ[ぴかぴか(新しい)] 
やわらかな黄緑色「若葉色」鮮やかな緑色「鮮緑」薄い緑色の色目「柳色」鮮やかな黄緑色「黄浅緑」…etc.
もりもりと山が茂り始める光景の、自然のもつ生命力の強さには常に心躍る、一年中で最も好きな景色と感じられます[グッド(上向き矢印)]

県東部の八溝地域は、寒暖差の大きな気候を生かして良質な蕎麦が栽培される。季節によっては周囲の光景が、真っ白な蕎麦の花色となるくらい。
地場産の蕎麦の実を原料とし、挽きたて、打ちたて、茹でたてに拘った・・・八溝そば。
休日の一時間待ちは当たり前となるものの・・・人気のそば処「まぎの」は・・・茂木へ行った際、必ず立ち寄りたくなる蕎麦店と言ってよいでしょう。
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営業時間が11時から午後の2時(または3時)と短い。提供するお蕎麦の美味しさもあり、休日ともなれば敷地いっぱいに車、来店する客の姿で溢れるものながら・・・今回は開店時刻に合わせて向かいましたので、待ち時間もなく助かりました。
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店先には、店内で出されるメニューの食材でしょう、お野菜が並んで売られています。筍一本300円、クレソン、タラの芽とどちらも100円だったかしら? 見ている間に皆さん買われていかれました。
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フェンスにからまるアケビの若葉が、モリモリに茂ってます。このタラの芽は育ち過ぎ、二番芽だったのかも?こういうのは美味しくない・・・と言うか、食べられない(T_T)
地に目を向ければ…立派なタンポポ、見事にピンボケ^^ 春に咲く春竜胆、赤い「木通」の花←アケビってこの字を書くのですね。
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名前を呼ばれて入店、お茶を飲みつつメニュー拝見[目]
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ここへ来たら毎回頼むのは、那珂川で捕れた天然鮎の天ぷらがのる「鮎天ぷらそば」、メニューを見ると200円以上値上げされた模様、でも原料費の値上げもあるから致し方なし。
でも冷やしたぬき風のごぼう天そばと、どちらも食べたくて、悩む( ̄∀ ̄)
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冒険をしない夫は、テッパンの天もりそば。鮎天だけの単品オーダー(280円なり)も可能と聞き、一匹追加注文します。
荒くささがきされた香り高いごぼう天4枚がのって、素揚げした茄子・トマト・スライス玉ねぎとしっかり水切りされた美しいお蕎麦。上には白髪ねぎもトッピングされて、かけるつけ汁も好みの味わいです。
ごぼう天そばは久しぶりだったけれど、やっぱり美味しい[るんるん]
そばを盛り付ける器は茂木町在住の陶芸家さん作と・・・ここは全てが茂木尽くしのお店なのでした。
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開いて揚げた鮎天ぷらは、頭から尻尾までカリッと香ばしく揚がっていて、骨まで全部食べられちゃう。
清流・那珂川でとれた鮎の天ぷらの美味しさは、内臓の苦さも含めてヤミツキになりますよ[グッド(上向き矢印)]
鮎の下に隠れた野菜天のサクサク食感の良さは当然。デザートとして、そばゼリーも付いていました。
これだけのボリューミィさには満足、満腹ゆえ、夜までお腹も空きません(≧▽≦)
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日光国立公園域に端を発する流域には未だ多くの自然が残されている・・・関東一と言われる清流・那珂川。
田舎でも手のかかる作業を伴う「こいのぼり」の泳ぐ光景は、珍しいものとなっています。
鮎を捕獲する為、川底に杭を打ちつけて、そこに竹や木で作った簀や蛇籠などを張り巡らせ造る簗。
そうした簗のひとつ「大瀬の簗」も近くにあるなど・・・この店も「あゆ街道」の中の一軒である模様ですね。
そばの里「まぎの」
日帰りドライブでも、続きます。
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またも筍、山菜も季節だから [食]

植えっぱなしの放任主義に関わらず、今年も庭のツツジがビッシリ花をつけています。これほど咲かなくてよいものを。肥料、水やりと自然任せ、ローメンテナンスで手入れなしの楽チンさ♪
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一度植えると土の中で育ちながら、毎年花を咲かせてくれる多年草状態のフリージア。ホントは球根だけどね、今年は5色咲いて楽しませてくれました。
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同じくこちらは何時頃植えたのかさえ覚えていない、シラー・カンパニュラータ(釣り鐘水仙)。
シラー・カンパニュラータは、ヨーロッパに分布するキジカクシ科ツリガネズイセン属の多年草です。透き通ったブルーの花色の美しさ[グッド(上向き矢印)] 初夏を彩るアガパンサス←こちらも、大好き♪
季節に咲く手間いらずの球根草、二年草と組み合わせて、おしゃれな花ライフを楽しみたいですね[るんるん]
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アマドコロ(甘野老)は、地下茎が「野老(ところ・ヤマイモの一種)」に似て、野老は苦いのに甘いところから「甘い野老」→「甘野老」となったとの事。
春、茎先に一輪だけ白い花が咲く「一輪草」。
イギリスでは「イエロー・ローズ」の名もある、金色で美しい「山吹」のこれは八重山吹。週末に出かけた山間に今が盛りと咲いていた山吹は、一重山吹でした。
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夫さんがまた筍掘りをしてきた模様です。
その前にも職場のお隣りMさんから、湯がいたものを一度頂き食べていたものを。
今回は大きな30キロの米袋いっぱいに採ったから、職場の皆さんにもおすそ分けしてきた…との話でした。

何時もの筍煮、焼き筍として食べた後、今回は庭の山椒も大分育ちましたので、木の芽和えにしてみたら…。
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筍料理では一番美味しい♪ 時間がない時には茹で筍でも簡単に出来る・・・とあったけれど、白味噌がなくて、普段使いの赤味噌、そして山椒の量も少なくて、時間をかけた割にはイマイチの出来です[バッド(下向き矢印)]  隣りのお漬物は日光のたまり漬け、生姜と、茗荷の二種類を頂き!
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日中に時間があるものだから採ってきたとの蕨です。今の時期野原を歩いたら、日当たりのよい地面からニョキニョキと群生している様子が見えます。下処理は夫がしてくれるから、私は食べる係でした。
アクが抜けたワラビは。切りそろえて麺つゆに漬けておくだけ。簡単なおひたしでも、サッパリとした食感と、くせのある苦みと美味しいものです。
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しかし、山菜の王様と呼ばれるのはタラの芽でしょう[exclamation] この時期はどこへいっても目に入ってくるとか!?
野生種は とげが多いが、風味、香りも良くて、これだけ太くて立派なのは、食感も「もっちり!」して美味[グッド(上向き矢印)]
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左は「シラキノメ」に、またもタラの芽[目] コシアブラの木の特徴からきている、コシアブラの木は樹皮がツルツルとして、幹が白いことから「ソイラキノメ」と呼ばれているそう。
これだけ揃ったら、天ぷらで決まり[ダッシュ(走り出すさま)]
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しかし山菜は大量の油を使うし、揚げる分量は多いしで・・・調理するだけで油にやられます!! それでもこれは、勢いでやるしかあるまい!!


芝桜も、まさに満開。今が見頃ですよね[グッド(上向き矢印)]
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県内・市貝町の「芝桜公園へはしばらく行っていないから、今年は行きたいなあ~~」と言いましたら。
夫:「日曜日は車も、人も多すぎて駄目」だって。「以前は抜け道をサッと抜けて簡単に行けたんじゃなかった?」と私。夫:「あの道路は今は通行止めで、渋滞で動きの取れない一本道を行くしかないんだ。「ひたち海浜公園」のネモフィラと同じで、大変な目にあうのがわかるだろ?」ですって。

その代替え案として出かけた、茂木町のお蕎麦屋さん。その帰り道「鎌倉山(神奈川とは関係ありません)」で目に入った、小さくて可愛い[ぴかぴか(新しい)] 2本を抜いて・・・シオシオになっていたものが、水に浸けただけでシャキーン!
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やや下向きに咲く稚児百合の花です。林内に生え地下茎が横に延びて、春4月頃、やや緑がかった白い6弁花が咲く。稚児百合が沢山並んでいる姿を「稚児行列」に見立てたことからの命名だそう。

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これまた、山菜・ウドの葉です。またも天ぷら作り? 気持ちがのらないが、これからやらなくてはね[バッド(下向き矢印)]

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タラの芽、ウドの葉で・・・今夜も天ぷらを揚げました。衣厚めの田舎風ですが[あせあせ(飛び散る汗)] たったこれだけでも、ヘロヘロ(´Д`;) ビールを吞んじゃいました。
食べに行った茂木町のお蕎麦屋さん、帰りに立ち寄りした鎌倉山から眺めた風景については、次回です。
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お花見と、残雪と・・・③清里「夢ペンションファニーポケット」 [2024・4月清里~松代~津南]

夕ご飯の開始時刻6時半となって、ダイニングへ向かいました。
壁を飾る絵画、インテリア小物たちのの中で、まじまじ眺めてしまったのが、下の手書きのイラスト数点、他にもあり。
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常連さんが描いたとの…ファニーポケットさんのメニューたち。福島表磐梯のペンションでも同様のものを見ていました。こちらの食事が気に入って描いたのでしょうね^^

初めに飲みものを決めます。夫はピルスナータイプの生「ハートランド」、私は白ワインで「ここまでお疲れさまでした」[ビール]
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鴨肉、フルーツトマト以外は、ボイルやマリネしたお野菜色々。地の素材を活かした前菜となります。
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マグロとホタテ、アボガドのカルパッチョ風は、海苔の上にのせて頂くスタイル。
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それぞれお寿司のネタとしても美味しいだけに、アルコールのつまみにもピッタリな感じを受けました。
この結果・・・アボカドから実生した観葉植物の鉢が屋内にはいく鉢もあった!(^O^)

蕪を裏ごしたスープと伺った気がします。丁寧に作った様子の伝わる、優しい味のなめらかスープ。
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魚料理はサーモンとエビを温熱調理、ソースが美味しくて添えてあるパンで綺麗に食べてしまいました[るんるん]
湯気をたてたプレートの向こうに作った人の顔が見えるような、味わい深いメニューはどれも美味しかった。
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お口直しのグラニテもありますよ、これでさっぱり♪ 次への切り替えOK!
最後のひと皿は、粒マスタードのせポークソテーに温野菜。
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お肉と一緒に提供されたご飯は、新潟・村上出身のご実家からのものと。ぬか漬けが出るのも嬉しい。
洋風に和のテイストも盛り込んだ創作コースは、奇をてらわない内容、味付けで、本格フレンチまではいかないが、じゅうぶん満足のいく食事です。
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デザート3点盛りも手間かかってます。当然美味しくて、手作りジェラートはもう少し食べたいくらい(^Д^) 「コーヒー、紅茶のどちらにしましょうか」と聞かれ、「コーヒーで願います」・・・オーナーが目の前で丁寧に淹れてくれます。

立ち入ってお聞きする事ではありませんが、某一流企業を脱サラした先のオーナーが1985年に始めたペンション「ファニーポケット」。
これだけの建物、設備投資等考えたら・・・ふたりして「スゴイ資金力ですね!」と言ってしまった程。そのご主人が突然亡くなられて、残された奥様の心中を想像しただけで複雑な気持ちになりました。
同じ状況に関わらず生きて、旅をしている私の姿、どのような思いで見ていらしたのでしょう。・・・しばらくの休館の後「僕はこのペンションで育ちましたから。同じように脱サラで戻ってきて、2018年に引き継いで再開しました」と息子さん。
現オーナーの息子さんも、いかにもペンションオーナータイプ♪ 可愛らしい奥さんは島根の方だそう。
私達も島根は一応訪問済みゆえ、「コナン空港や、砂丘はわかるんですけど、大山は?」「大山も、境港港も、どちらも鳥取です」「でも一畑電車は島根よね」なんて、これも他のお客さんがいないゆえの会話でした。
「宍道湖七珍まではいきませんでしたが、出雲蕎麦、しじみ汁は飲んできましたよ」と言って笑いあいました(≧▽≦)
我々と同年代のママさんに、息子さんご夫婦と3人で再開された宿。家族経営の小さな宿ならではの和やかさにあふれた夜。開始から2時間近く、思いもかけず楽しいひと時を過ごしてしまいました。

温泉ではないけど、ハイテク温泉[いい気分(温泉)] 翌朝に浸かったのは覚えているのですが、夜も入ったのだっけ??
中二階から借りてきたDVDを2本観てから眠くなって、気持ち良く寝てしまったみたいでした[眠い(睡眠)]
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充分な広さの、何時でも好きな時に入れるお風呂がありながら、結局そう入るでもなく終わる。

このペンションへかけたオーナーご夫婦の思い、受け継がれたのが伝わってくる。ご家族の人柄のにじみ出た丁寧な食事は、朝食も同様でした。朝のダイニングではBGMも流れていた[るんるん]
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ふわふわの丸パンと、パリっとしたクロワッサン。八ヶ岳の麓で育まれた牛乳はピッチャーに溢れんばあり、カウンターからセルフで。
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お野菜が沢山摂れるサラダ、ドレッシングがからみ易くカットされたキュウリと、オリーブが目を惹きました。ハム・ソーセージ、オムレツのメインプレート。
オレンジジュースもあります、野菜スープと合わせた、リゾット風メニューも食べて、もうこれ以上は入らない[グッド(上向き矢印)]
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ヨーグルトと、美しくカットされたフルーツ達。朝の淹れたてコーヒーは、ノリタケのカップで♪
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朝食時間も静かで気持ちが良かった[グッド(上向き矢印)]
ペンションの建物は修復工事中であったけれど、そうして今日まで大切に守り続けてきたオーナーご家族にとっては、日々の仕事の場。館内も本当に驚くほど綺麗にされていました。
4月1日(月)より一泊で、27600円。そこにアルコール代2000円は別で。ペンションの宿泊料としては高めかなと感じますが、部屋ごとにトイレ、バス付なので。
しかし三泊中で、ここの宿泊料が一番高かったのでした。なんで?…と思ったあなた。後でわかります( ̄∀ ̄)
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翌朝も良いお天気でした。ファニーポケットさんから出てすぐのT字路からはウッスラながら、大きな富士山の姿が見えたものの、畑の柵があって写真には撮れません。残念なり[たらーっ(汗)]
続きますね。

※曙産業のスライサー きゅうりを3種類のカット(ウエーブスライス ワッフルスライス 細切り)可能なきゅうりウェーブスライサーとわかりました。
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