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2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布 ブログトップ

デッカイドウ北海道旅行・・・⑰終わりに、そしてお土産 [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

6日目、終わってからすでに一月以上も経っていると言うのに・・・ようやく帰ります。
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国内でも主要な空港のひとつである、新千歳空港。それだけに空港へと伸びる路線、便数の多さ!
空の玄関口として、道内の各地方空港への乗り継ぎ拠点として、多くの人々が利用していました。
土産店や飲食店が大変充実していることにより、買い物や食事も楽しめるのはわかっている、しかし到底そんな時間などないざます。
空港に到着後、北海道と言えば・・・この人も。
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別にタイプではないのです[あせあせ(飛び散る汗)] 目についたから、M女史を意識して撮っただけ。

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新千歳でボーディングブリッジと言ったら、ROYCEの広告なのはお約束ですね。

それにしてもなんと言う青空!
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スカイマークの機体が二機、その先にはオレンジ色を基調にしたジェットスターが並ぶ光景。

帰路も順調な飛行であった模様。
ぽろぽろして食べにくいカニ飯弁当をのんびり食べていたら・・・「あと15分ほどで、降下体制に入ります」とのアナウンスが。
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なんと忙しい!急いで食べましたとも!

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そして見えてまいりました、太平洋と、北関東の茨城の地。
早いなぁ、近いなぁ、色々あったけれど北海道、また来年の夏も行こうっと!

…と言う事で、今回の旅は終わりでございますが・・・。

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パック入り本場・北海道のお芋、「柳月」のえびせん、北海道産ジャガイモ100パーセントとのいももち。
こうして並べたら、結構あります。何時の間にお土産を買うのが好きになったんだろうね[あせあせ(飛び散る汗)]
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乾き物は持ち帰りも軽くて良いわね「海処まつば 焼ほたて」。えだ豆のおかきに、かりんとう。
「月寒布」あんぱん。いざ行くとそうは食べられないものの、北の大地は食の宝庫!それは間違いないものに思えます。。

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「六花亭」のカラフルマンス、ストロベリーチョコ ホワイト。「花畑」の生キャラメルもちっぷす、スープカレーに、白クマ塩ラーメン←北海道で白クマは旭山動物園にしかいないのに[あせあせ(飛び散る汗)]熊出没注意ラーメン。どちらもインスタントラーメンとしては高めながら、味は良い。
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こんな水ものまで運んで来てしまった←おバカ[バッド(下向き矢印)] 北海道ガラナの原料となるのははるか地球の裏側・・・ブラジルのアマゾン川流域からやってきたと言うガラナ。わかり易く言うなら、北海道限定のコカコーラなのです。

大昔…北海道土産と言ったら、鮭食わえてる木彫りの熊でした[るんるん]40年前の初北海道では買いましたとも、それも両方の実家、お姉さん家の分まで木彫りの熊、車の中は重く大きな熊だらけ[わーい(嬉しい顔)]自宅用には、これまたドデカイ、二ポぽ人形!
それからこれを買った経験のある方は多いものと、阿寒湖のマリモです。子供が小二の時の家族旅行では、マリモも買ったなぁ。

春の新緑、初夏~夏の花畑、秋の紅葉。冬の雪まつりと・・・シーズンを通して様々な素顔を見せる北海道、…またしても広いなぁと改めて思い知らされました。以前のようにチョッと海外へ。・・・とはいかなくなりましたけれど。
でも国内に限っても、知らないところは数知れずある。こんな簡単な旅でさえ行きたくても行けなくなってしまう時は・・・それ程先でなく数年後かもしれない。
だから今は、行ける時に行きたいところへ。我が好奇心!とどまるところがないのであります[パンチ]
てなところで・・・今も旅の最中、この記事は予約投稿しました。
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デッカイドウ北海道旅行・・・⑯最後のホテルは「アパホテル & リゾート 札幌」 [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

5泊目のホテルは積極的に自分で選んだわけではありません。
ホテル&エアープランの、最後のホテルとして付いてきたもの。一晩寝るだけなので、安いところでい良いかって思っていましたけれど。。
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大きいだけでいかにも古さを感じるホテルの外観、客室も年季の入ったものでした。
エントランスから広いロビー、フロント・・・のある一階は、なんとなく暗い雰囲気[あせあせ(飛び散る汗)]

APAホテルの難点は、部屋が狭いこと?
既存のホテルをAPAが買い取ったところへは泊まった事あるものの、純粋APAは知らないから。
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案内されたツインルームは、ベッドの反対側にテレビののったディスク。窓際にテーブルとイス2脚が置かれています、部屋の広さは思っていたよりも広いかな。
ディスク周り、冷蔵庫と・・・いかにもな使用年数が感じられますが・・・。こうして見たら、ベッドメイクも雑な仕事ぶり。
窓からは街並みビュー。大浴場があるせいか、置いてあるのは浴衣。
部屋のバスルームとトイレは別、お風呂も想像していたよりは大きかった様に思います。
翌日の朝が早いので、こちらでは食事はなしのプランです。エレベーター近くに自販機と製氷機。

ロビー階に下りたら、なんと大声でお喋りの真っ最中、ハイテンションなC国人ツアー客の姿が。
例の客室内に置かれた書籍騒動、対する不泊運動はどうなった訳?
APAホテルズ、油断できません。
大浴場へ行ってみようかと思っていた夫も、浴衣姿のかの人達を見て諦めたと言う。それはそうよね。

驚きはまだまだ続きますよ。
始めは荷物を置いて身軽になったら、ホテルのバスで札幌の街まで出かける計画をしていた私達。APAホテルすすきのまでは無料のシャトルバスが往復しているのです。
しかし部屋についたらなんだか面倒に、館内にある居酒屋「魚海鮮あぶり焼き 海へ」で済ませてしまおうという気持ちになったのが失敗の元[バッド(下向き矢印)]
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カーテンで仕切られた個室なのでゆっくり過ごせる空間は、居酒屋としては落ち着けます。

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何分にも食べたものが少ないから[あせあせ(飛び散る汗)]こんなメニューまで。
とりあえずビールでオーダーしようとしたら、なぜかはビールはアサヒでした。
「サッポロはないの?」と聞いたら、「あるんですけど、アサヒを勧めるよう言われいるものですから」って、歯切れ悪いわぁ[あせあせ(飛び散る汗)]でもあるのです、サッポロクラシック。
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手前側のこのお通しもいらない、この内容で380円!コンビニだったらお弁当買えちゃいます!?
あすぱら天ぷら、カニクリームコロッケはまぁまぁでしたが。
次の季節の刺身3点盛り、ウニと白身魚はヒラメ?そしてガラスの器に入っていたもの、なんだと思います?なんと、ユリ根でした。ユリ根って海鮮なの[バッド(下向き矢印)]ウニの身もスカスカですし・・・。
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どれも内容に反して価格は高め、観光客相手だから価格設定が高いのでしょう⁇そして海鮮焼きそばに至っては見ての通りで、美味しくない。
オーダーだけはマメに勧めてくるけれど、生ジャガイモのスライスサラダは忘れられていました。
気分がそがれてしまった私達、もうこれ以上頼むのも、多く支払いもしたくない気持ちが強くなってしまって、さっさと出てきてしまったと言う訳です。
ずっと以前ながら稚内で食べたお寿司屋さんの握りは勿論、北寄貝のお刺身、蛸シャブなど・・・の美味しさが忘れられません。
それと比べたら料理内容も悪く。冷房が効き過ぎ、客の回転を速くしたい・・・とする店側の姿勢が伝わってきてシラケてしまいました。
これで改めてレシートを見たら、消費税以外にサービス料まで取られてました。サービスされた記憶はないんですけど[バッド(下向き矢印)]
ホテル内の飲食にサービス料が付きものなのはわかっていますが、「魚海鮮あぶり焼き 海へ」は札幌市内でチェーン展開をしている居酒屋。館内に入っているだけと捉えていたのですけれど。。

全くもって理解不能な事なのだけれど、かの国の人達ってどうしてあれ程大声で会話をするのか、耳が痛くなるとか、力の入れ過ぎで喉が疲れるとかないのだろうか?
翌朝早いから、夜10時近くにベッドに入ったものの、廊下で?互いの部屋を訪ねあっているのか?大声とドアの音が煩すぎて寝られやしない。
延々長く続くようなら、フロントに電話をしようと思い我慢。
・・・そうする内に寝てしまったのだけれど、これだけ大型で客室の多いホテルなのに、同フロアー、近くの部屋にどうしてするのかなぁ[バッド(下向き矢印)]
私は抗議のメモを、夫はフロントで苦情を言ってからチェックアウトしたものの、いい加減うんざりです。
一番いけないのは、他所の国まできて平然と自分たちの流儀でいる人たちなんですけど[バッド(下向き矢印)]日本人は面と向かって文句を言わないから、それで良しと思っているとしか考えられない。

APAと言ってもリゾートが付くだけに、見上げる大きさ。大きなホテル好きな方にはいいかも!?・・・・んな訳ない。
APAはこの先、ホテル経営をどうしていこうと考えているのでしょうね[バッド(下向き矢印)]

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駐車場もかなり広めでした。(写真は翌朝)
宿泊料金がいくらかは不明。また頭はC国人達のお喋りでクラクラながら、我が採点・・・。
     部屋 ☆☆☆
     設備 ☆☆  
     風呂 ☆☆
     料理 ☆ 
     接客 ☆ 
     総合 ☆☆(☆2個目は半分で)

翌朝は、帰ります。
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デッカイドウ北海道旅行・・・⑮釧路市丹頂鶴自然公園 [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

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せっかく会いに行ったと言うのに、湿原では一瞬しか姿を見せてくれなくて・・・寂しかったわぁ、丹頂さん!
でも大丈夫!こうしてシッカリ間近にすることが出来たのだから[パンチ]

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霧多布から釧路市内まで戻る途中です。この付近では・・・紅白の↓の下まで、雪が積もるのかしら。
霧に包まれると思うと、思いっきり晴れ間が見えたり…ホンの僅かの間に変化をしてしまう、これが道東の風景なのでしょう。
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太平洋ともこれでお別れです。ピンボケなのは涙で…と言う訳ではないのだ。

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収獲の終えた畑、牛や馬が放牧された光景もまた眺めたりして…。

これは狙ってではなく、本当に偶々。ただおトイレに行きたくなって立ち寄りしただけ。
釧路湿原へ向かった後、公園内の檻で飼育されている鶴を見ても…と思ったのだけれど・・・。また期待もないまま、せっかくなので入園してみました、
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この場所は、絶滅の 危機にあった特別天然記念物「タンチョウ」を保護するため施設です。
丹頂鶴は本来「渡り鳥」とされているのだが、公園で餌付けしている為常時いるのだそう。
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金網でしきられた敷地でつがいごとに飼われ、繁殖。生まれた幼鳥は自然にもどしていると言います。

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こうして間近に目にする事で・・・
[ぴかぴか(新しい)]丹頂鶴は・・・やはり自然の野においてこそ!と思ってしまう。

だって優雅さどころか少しも綺麗ではないし、大体こうした尖った顔の鳥は嫌い。
以前サファリパークで、がっついたエミュー←エミューの顔っていかにも凶暴よね。・・・に車窓をコンコン、頭を入れられそうになった経験が今でもトラウマ[バッド(下向き矢印)]
丹頂鶴の頭の赤い部分は、羽毛ではなくヒフ(肉瘤)で近くで見ると羽根がない。むき出しになったヒフから毛細血管の色が透けてます。頭のてっぺん限定の赤い色はニワトリのトサカと思えば良いとか。
頂き⇔丹(赤い色)・・・で。丹頂なのです。
また日本=北海道の丹頂は渡らない。ロシア~中国に住む丹頂は夏と冬と生活する場所を変える為に渡りをするものの。現在1200羽を越えるまで増えた丹頂鶴ながら、元の種類が渡りをしない群れであったからと考えられているそうです。

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園内の屋外飼育施設で十数羽のタンチョウが自然に近い環境で飼育されていて・・・茶色っぽい羽色のはまだ幼鳥なのだそう。。
大きな高く囲った金網の中で生活をしている様子を見学。
時々大きく羽ばたいて金網を越えて飛んで行ってしまう。しかし、しばらくすると飛んで帰ってくるのだ。
生まれて初めて見た丹頂鶴、特別天然記念物を間近にした貴重な施設でした。

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でも私はこっちの方が良いわぁ。ツリガネニンジンに、萩の花。木々の枝先はすでに紅葉が始まっています。
頭上を飛ぶ轟音、「たんちょう釧路空港」からは近い。車で10分程の場所だから、訪れる観光客は意外にも多いのですね。

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まっすぐな道をひたすら進む。無駄に天気が良過ぎ!
気持ちの良い・・・広く青い空、広い大地・・・。
 
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目の前にそびえたつのは「トマム山」でしょうか?

この日のルートは霧多布→道東道を走って(帯広)→新千歳でレンタカーを返却。→路線バス乗車で、南札幌のホテルへ到着・・・と言う割りとハードなもの。
間もなく終わりますね。
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デッカイドウ北海道旅行・・・⑭「宿坊 樺のん」さん  [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

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森を切り開いて建てたのだろうと思わせる・・・広い敷地にある山小屋風の施設に到着。こういうのって価値があるんでしょうね。
平日のせいか訪れる人も少なくてのんびり・・・と思いましたが、すでに一組はチェックインして、近くの温泉施設へ出かけてしまったとか。
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いかにもペンションと言った装飾物は少なめ。ベトナムか台湾か、どちらも未訪なので定かでないが、陶器のお茶碗や小物が目につきました。
建物の周囲の植栽、お花の少なさが寂しかったかな[あせあせ(飛び散る汗)]

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一階の入ってすぐがフロントを兼ねたカウンター、奥が厨房。ワンフロア―の半分近くを占めるダイニングと簡素な造りです。
利用してる人は見かけませんでしたが、お茶、インスタントコーヒー、紅茶?等のフリードリンクのコーナーもあり。。
客室は二階に3室のみ。2階の客室は屋根裏部屋風の造り、むき出しの丸太の太くて立派な事!
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予想していたより広めの部屋は本当にシンプルながら、綺麗に掃除されていて・・・何ら問題ありません。ファンヒーターに、枕元の照明スポット、メイク用ミラー、旅のノート、アメニティーは歯ブラシ。ベッド周りも清潔感がありました。
部屋の手前にはカーペットの敷かれた畳風スペースがあり、テーブルと座布団が置かれていますが・・・。冷蔵庫、テレビ、お茶セットの類はありません。

食事前に入浴を済ませる事に、想像以上に狭い脱衣所にまずビックリ、浴室も小さいものでした(・ω・;)
浴衣はないものの、タオル、バスタオルは用意してくれます。
民家であった建物を宿として営業されているのだから仕方ありません。ただトイレが[バッド(下向き矢印)]私には合いませんでした、そしてこちらも狭かった。設備面での変更は無理なのだから仕の方ない事でしょう。

さて夕食です。食事の時間、座るテーブルも事前に決めてあり、それに合わせてダイニングへ下りていきました。
お品書きはなく、説明も全くなかったような・・・。まずはサッポロクラシックの生で乾杯[ビール]
秋刀魚の焼き加減が絶妙で美味しかった夕ご飯[グッド(上向き矢印)]チョッと席を外している間に運ばれたから、泡が消えてしまってます。
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山菜にきゅうりの漬物と言った前菜らしきひと皿、ボタン海老・鯖・ホタテのお刺身は市販のものを盛り合わせたって感じ?
昆布巻きの添えられた焼き物プレートは、秋刀魚が上手に焼いてありました、きっと相当新鮮なのだろう[グッド(上向き矢印)]ホイル焼きの中身は鮭とトウモロコシ。

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ドリンクメニューはあります。小松菜なのかしら?青菜とニンニクの炒めもの、これ美味しかった!
手前にあるのは花咲ガニ、枝豆のかき揚げだったような。 

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そして、出ました!花咲ガニがでーんと一人一杯[るんるん]
それではと、北海道知床沖の海深く眠る「知床らうす深層水」で仕上げ た焼酎「グランブルー」の小ボトルを追加。

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この後は、食事のカニ飯とアサリのお汁が出まして…。ポツンと置いてあったのだけど、柿とラ・フランスはきっとデザートよね。

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一夜明けて翌朝。
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各テーブル毎にトースターが置いてあり、パンはそれぞれ自分で焼くようになっています。←チョッと面白いアイディアですね[るんるん]
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野菜サラダ&オムレツのワンプレートに、コンソメスープ、牛乳…とシンプルながら確かに手作り感満載の朝食です。
朝はインスタントのフリードリンク以外に、淹れたてのコーヒーがプラスされてました。その横にお替り用のパンの用意もあり。

うーーん、、、全体的に頑張ってるのはわかるけど・・・。
お部屋はリフォームもしてあるけれど、全体の古さはやはり否めない[たらーっ(汗)]しかしアルコール代は別として・・・@8700円なのだから文句は言えない。
どう今回は、見事なまでに安いところばかり、我ながらよく探したものね[るんるん]
それでも昨年泊まった富良野の宿のふんわりとした穏やかさが懐かしく思い出されてしまったのでした。安価な宿泊料金に関わらず、一生懸命頑張っているのは同じであったのだけれど。。
こうした状況での価値をどうとらえるかは、それぞれに思える。
アルコール代を別にして、@8700円の宿泊、我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆
     設備 ☆☆  
     風呂 ☆☆
     料理 ☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆ 
     総合 ☆☆☆  
以上、またも辛口になってしまいました。
食事については地元の食材を活かして、限られた予算内で工夫し調理されているご様子。頑張っていると思います。
チェックアウトの時にお勧めもなかったし・・・霧多布まで来た!見た!・・・でいいかな。
間もなく終わりますよ。
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デッカイドウ北海道旅行・・・⑬納沙布へ向かって [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

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車窓から見えた、放牧されたお馬たち、パッカパカ・・・は聞えないけどね[あせあせ(飛び散る汗)]

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高台にある道の駅「コンキリエ」から、厚岸の町を眼下に眺める。
ここから見える厚岸駅前に、人気の厚岸名物「氏家かきめし弁」かあったのですね。帰りに買おうと思いながら、つい忘れてしまった[バッド(下向き矢印)]
※コンキリエ(イタリア語: conchiglie)とは「貝殻」を意味する言葉と言う。

牡蠣をイメージした外観で、館内には、厚岸の特産品、コンキリエのオリジナルグッズ、お土産などが販売されていました。
3、4階は展望室になっていましたが・・・。
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建物前の敷地からでも、この眺望でした。

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外来種であるルドベキア?それともマルバダケブキのような蕗の仲間なのか?
この一帯は一面のお花畑があちこちにあって。群生する見事さに、車内から撮った一枚でした。

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厚岸-浜中間の海岸線を走る「太平洋シーサイドライン」。厚岸から向かっていくと、霧多布湿原と同じようにエゾカンゾウやヒオウギアヤメなどの花々の名所がいくつかあると聞いたものの。どちらも花も時期はそれぞれ終わっています。そこで太平洋の大海原を満喫。
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太平洋に面した浜中町には、霧多布湿原を筆頭に、道東らしい雄大さが望める名勝が多いと言う。この場所もそうしたひとつ、訪れる人もいない中で太平洋を見下ろし、断崖絶壁を眺める。
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タツナミソウでしょうか?ナミキソウ?
草原の中でひっそりと咲く花々、4月上旬から9月いっぱいほどの短い夏、北の大地に根を張りのびのびと育った花々、それらが放つ美しい生命力。懸命に逞しく生きているのだ。

う~ん、やはり霧。海も近いし、霧がかかりやすい土地柄から…「霧多布」の地名。鉛色がかった空の色も寂寥感をかきたてまする。

その一角に、北海道らしさ満点のログハウスの建物が見えてきました。
太平洋を前に、背には霧多布湿原。そんなロケーション自慢のログハウス。道路脇に一本のバス停留所、そして一軒宿…と、とにかく何もないところです。
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この日の宿はここ、続きますね。

※追記します。上の紫色の花は、日当たりのよい湿地に群生するサワギキョウらしいです。今頃になってわかりました。
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デッカイドウ北海道旅行・・・⑫くしろノロッコ号乗車 [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

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さて今日は、釧路~塘路間の釧路湿原を走行しつつ周囲の光景を楽しむ、観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」へ乗車する日。快晴とはいかないものの、霧の多い釧路では仕方がないのかも?
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6月初めから9月25日までの期間は日に二往復する「くしろノロッコ号」ながら・・・4両ある客車で自由席は一両のみ、それも展望車ではないと言う。「ふらのノロッコ号」で経験したC国人ツアー客の多さを思い出した私、少しくらい金額の差でもって混み混みは嫌、何よりもまずは危険を避けねばならない[あせあせ(飛び散る汗)]
展望車はすべて指定席とな、…との理由で、往復切符プラス指定席券もすでに購入済みですが。。
指定席券の料金だけとってもばかにはなりません。季節限定だから仕方がありませんけどね。
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見ての通り、6人がけのボックスシート、反対側は二人掛けのベンチシートになります、眺望の良さは6人ボックスの窓側、そちらを購入してあるのはお約束ね!

幸い乗客のほとんどは日本人、我々のような個人の他には〇急ト〇ピックスのツアーが抑えていたようでした。
お隣に座った気の良さそうなお兄ちゃんに尋ねてみたら、3泊4日で釧路空港から帰る予定との事ながら・・・ツアー代金は一人部屋という条件を加えても、私達二人分と変わらない。意外に高いのね。

釧路市街地が途切れると、いよいよ釧路湿原。
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釧路川と新釧路川が分岐する岩保木地区には、見どころのひとつ新・旧の岩保木水門が並びます。

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まさに自然の宝庫と感じる・・・車窓からの眺め。夏場の時期は緑が濃くて鮮やかです。野生動物たちにも出会えるかな?
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無人駅ながら、釧路湿原のど真ん中。ログハウス造りの釧路湿原駅から先は大きなカーブが続きます。細岡駅を過ぎると、右側に達古武湖が見えてきます。この時だけは右側の席がよく見えたように思いました。

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列車は蛇行する釧路川に沿うように進みます。カヌーで川下りをする人たちの姿を目にするのも度々。

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ここにどうして、電線があるかなぁ[バッド(下向き矢印)] 風情がそがれるものはどうにかして下さい。
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「塘路駅」到着が間もなくとあって、カメラをしまい降りる準備をしていたところへ・・・大きな歓声が!なんと川沿いに佇む3~4羽の丹頂鶴の姿があったのでした!
あぁぁぁぁ~~~!何事もスローな私では、到底間に合わない[バッド(下向き矢印)]丹頂さん、よく見えないままで「さようなら~~」。

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ノロッコ号は「塘路駅(とうろえき)」へと到着。こちらでまた引き返すのですが、少々の待ち時間あり。
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風に揺れて咲くコスモスの群れ。
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8月と言うのに、早くも秋の気配が漂っているのでした。

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釧網本線は釧路湿原に一部沿うように線路が敷かれているため、 車窓いっぱいに蛇行する釧路川。時にはエゾシカ等の姿も目にする可能性がある。車では見られない景色を望めるのが魅力です[グッド(上向き矢印)]

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起点となった釧路駅からのショートトリップ、個人的な感想としては昨年の富良野・美瑛を望む「ふらのノロッコ号」の方が楽しめた気がするものの・・・車や徒歩では周れない、釧路湿原の秘境感を肌で感じられたのは別の魅力に思う。

2カ月も前に旅した記事をまだ書いている最中ながら・・・北海道の利尻島では早くも初冠雪が見られたと言う。北国の夏のなんと短い事!
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デッカイドウ北海道旅行・・・⑪「釧路ロイヤルイン」 [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

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JR釧路駅のすぐ隣りに位置するホテル、初めての釧路でも寝るだけなので、宿泊料金優先で選んだところです。
先の幣舞橋から夕日を眺める。そしてノロッコ号の乗車で釧路湿原の景色を堪能するのが目的でしたから・・・。
一泊500円の駐車料金で、翌日の夕方5時まで利用がOKであったのも魅力でした。

至って普通のビジホながら、チェックイン時にレディースアメニティ、入浴剤も勧められました。無料の北海道新聞サービスもあります。
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リニューアルした部屋は新しくて清潔感があり、低反発枕の使い心地の良さ。アメニティの充実以外には特筆すべきものはない代わり、上下別のパジャマタイプの寝巻が気に入りました[るんるん]
部屋からはチャペルの屋根が邪魔ながら、釧路駅が目の前と非常に便利。

朝食会場である10階の展望レストランは明るく綺麗で、広すぎずちょうど良い大きさ。
ロイヤルインを選んだ理由のひとつが朝食の口コミの良さでしたが、この時は平日だけに仕事と思われるサラリーマン風の男性客がほとんどでした。
それだけに皆さん、サッと食べてサッと席を立っていく感じです。
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漁港釧路だから焼き魚の種類は豊富そのもの、ざっと見ただけでも真かれい、油子・あいなめ、ぶり、夏時鮭。魚介入りの海鮮ナポリタン、釧路パスタと言ったメニューまでありました。

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和食用メニューもそこそこあったのですが、釧路名物ザンギはそれ程美味しいものとは思えず・・・それより、パンの種類の豊富さに驚かされました。
朝食無料サービスに関わらず、ホテルメイドの焼き立てパンは10種類以上・・・クロワッサン、デニッシュ系の甘いものから、ハムやソーセージ&野菜の具材がサンドされたロールパン、フレンチトーストも何種類か。
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サラダ、蒸し野菜。シリアルやデザートに飲み物。ヨーグルトには勿論、北海道てんさいオリゴ糖をかけて、牛乳は「べっかい牛乳」です。

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これって取りすぎかしら?シャキシャキの野菜たちは美味しく、大地の豊かさを実感させてくれました。
マフィンがこれまた美味しいの、お腹に余裕があればもっと食べたかった[グッド(上向き矢印)]
北海道らしいメニューの数々は満足!口コミ通りでした。
駐車料金を別として、@4850円なりの宿泊、我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆
     設備 ☆☆☆  
     風呂 ☆☆☆
     料理 ☆☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆☆ 
     総合 ☆☆☆☆
接客サービスもホントに心地良いものでした。チェックアウト後にも数回おトイレを借りるなど入館する度、フロントスタッフさん達の「お帰りなさいませ」の声がけが気持ちが良い。・・・と言うか心苦しかったかな[わーい(嬉しい顔)]

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釧路名物「和商市場」はホテルのすぐ脇にあります。

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チョキチョキ、蟹さん、花咲蟹に・・・。
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当然、知っていますとも、時知らず(時鮭)。太っている上鮮度も良さそうです。
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そして名物「勝手丼」のお店。ここだけでなく10店近くあったように思います。
鮮魚をはじめ塩干、青果、精肉、珍味、菓子、飲食(寿司・定食・麺類)、日配品など60店舗ほどが並ぶ中・・・お気に入りの魚介類を買ってご飯にのせ、自分好みの海鮮丼を作って食べる勝手丼のサービスが全国的にも知られるようになったのです。
「和商市場」へは二日続けて立ち寄りし、お土産のほとんどをこちらで購入してしまいました、
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午後は目的の・・・あれに乗ってきます。

釧路の街も今頃は・・・短い夏がとっくに終わり、秋本番を迎えているのでしょうね。
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デッカイドウ北海道旅行・・・⑩炉ばた「煉瓦」 [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

炉端焼きは釧路・・・とよく言われている事ながら。。炭火と焼き網で魚介を始めとする具材を焼いて食べる料理発祥の地だそうです。
BBQに似ていますが、店内の客の目の前で焼き食べる方法は釧路で発展したのだそうです。
「幣舞橋」近く「フィッシャーマンズワーフ」前にもテント式の炉端焼きがありましたが、せっかくなので地元のお店へ入ります。
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長いしゃもじを使用して頂くのも、炉端焼きの大きな特徴。海鮮炉端を食べようと入店したのは「炉ばた「煉瓦」←スッゴイピンボケ[あせあせ(飛び散る汗)]
明治の末期、塩・穀物の倉庫として建設して以来・・・一世紀の風雪に耐え、釧路港開発とともに釧路の発展を見守り続けた煉瓦倉庫を改築。使用していることから・・・「炉ばた 煉瓦」と名付けられた店。

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中に入ると、魚介類が入っている水槽発見。また炉ばた焼き用の魚介も並べられていました。水槽の中の海鮮を食べられるって贅沢。
今シーズン初となる新・秋刀魚ちゃんも、今食べてあげるから待っててよ[グッド(上向き矢印)]
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通されたのはまさに赤々と炭火を熾しているいる場所のすぐ近く。熱くはなかったけれど、これで何時来店してもすぐに炉ばた焼きが楽しめると言う訳ですね[どんっ(衝撃)]全席に個別の炉がきってあるのです。


煉瓦2.jpg  煉瓦3.jpg
とちあえずビールの、サッポロクラシック生で乾杯[ビール] こんなお通しいらないんだけど。
煉瓦特製「海鮮サラダ」は、鯖・マグロ・エビ・イクラと色々のっていて美味しかった。

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新・秋刀魚に、いかの開きを焼いて。。厚岸産の牡蠣もね。プルプルの身は厚く食べごたえあり、サスガは厚岸でとれた牡蛎。

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てんぷら蒲鉾に、帆立、鮭のチャンチャン焼き…と食べて。
お隣さんは、鳥取県から2週間かけてご旅行中との同年代のご夫婦でした。
焼き魚と野菜のセットメニューのオーダーをされたら、焼き魚=鯖の身は余りにも脂がのり過ぎ!!
ボーボーと延焼中[むかっ(怒り)]消す気もなくなってしまったらしくて、大量の野菜を残して早々に帰ってしまいました。長く旅をしていたから、ご飯を食べるのが苦痛になってきたのではないかしら?

北海道の海鮮と言ったら新鮮なお刺身を想像しがちですが、炉端焼きでも新鮮な海鮮を堪能。
炉端焼きを手軽に経験できるのは良い、焼きたての状態で食べられるのは高ポイントながら、料金的には少々お高かめ。好きなものを頼んで好きに食べていたら結構金額がいってしまう…おしゃもじスタイルでもないのに、観光客向けの炉端です。
私達も「生」を二杯ずつ呑んで、退散しましょう。

歩道がボコボコで道路事情の悪い釧路の街、暗くなってからは危ないから、ホテルまでの帰路はタクシーを利用しました。
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デッカイドウ北海道旅行・・・⑨釧路港の夕日 [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

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道内南東の太平洋沿岸にある港町、釧路は国内の主要港でもあります。

釧路駅から歩くこと約10分。
町の中心部を流れる釧路川に架かる「幣舞橋(ぬさまいばし)」は、札幌の「糠平橋」、旭川の「旭橋」と並ぶ「北海道三大名橋」。また「日本百名橋」に選ばれるなど・・・街の象徴的存在。橋の欄干には「春夏秋冬」を表す女性の像が4体並ぶなど、優美な造りの橋でした。
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一日の終わりに西の空を赤く染める夕日。太陽が少しずつ沈んでいく様を見たら、誰でもロマンチックな気分になるもの。
そうした・・・人の心を捉える夕日。インドネシアのバリ、フィリピンのマニラと並び、「夕日の美しい町」に選ばれているのがここ釧路だそうです。
今日は、幣舞橋から見る美しい夕日編[ぴかぴか(新しい)]
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海に沈む夕日は他の場所で眺めるよりも鮮やかさが増して見えるそうながら・・・釧路では海だけではなく、国内最大級を誇る釧路湿原の水蒸気がプラスされることにより・・・更に赤くなり、周囲も濃く染まるとの事。
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世界の海を知る船乗りまでも魅了する釧路の夕日、最も有名な夕日ポイントなのが「幣舞橋」からなのです。
橋の上から見て釧路川の真ん中辺りに太陽が沈む、「春分・秋分」前後の3月・9月がベストシーズンとか。
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8月に晴れてこれ程良く見えるのは珍しいのでしょう。お散歩中の地元の人達までカメラを向けて写真を撮っていました。
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そうする間にも・・・停泊中であった漁船たちは、次々に出航していってしまいました。                        
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幣舞橋の上は、夕日を見よう、写真を撮ろうとする人々で大変な事になってしまっています。

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季節によって違った風情を見せる、釧路の夕日ながら。。〇田さんのアドバイス通り、出来るだけ遅い夏の終わりに行ったからこそ、こんなに綺麗な夕陽が見られたんだね。
やはりツイテル私[グッド(上向き矢印)] 本当に良かった!
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デッカイドウ北海道旅行・・・⑧釧路へ、そしてなぜか「健」さん [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

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日本最大の畑作地帯である十勝平野。十勝は北海道有数の酪農地帯でもあり、士幌町には大規模牧場が数多く見られました。
大型機械による牧草の刈り取り作業、ゴロンと転がるのは直径2m以上はある円筒形のビニール梱包のサイレージ(醗酵飼料)だそうです。
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道内の小麦作付面積の約4割を占める十勝地方では、毎年7月下旬から秋まき小麦の収穫が行われる。秋まき小麦はその名の通り前年の秋に種をまいて越冬し、7月下旬から8月上旬にかけての1週間から10日の短期決戦で収穫をする忙しい作業。
巨大なコンバインで昼夜を問わず行われる収穫作業はそのスケールに圧倒されるとともに、十勝の夏の風物詩となっていると言います。

以下も、どれも車窓から適当に撮ったものばかりなので、良い写真が一枚もなく申し訳ない限りながら[バッド(下向き矢印)]
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毎年大量生産し続けるために行われている農法のひとつ「輪作」は、一年ごとに順番に畑を替えて植えていく。
空から畑の光景を見たら、美瑛と同じでパッチワーク模様なのでしょうね。
よく東京ドーム何個分という表現がされますけど、到底無理と言わざるを得ない広大な農地。
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大規模農家が多くコンバインなどの大型の機械を用いるのが普通だが、十勝平野は気候の低さと火山灰地の土地柄で米作には向かず、畑作や酪農のみが行われている。
清涼な空気、涼しい気候に適した畑作物・・・小麦、じゃがいも、たまねぎ、かぼちゃ、にんじん、だいずやあずき等の豆類。
そして砂糖の原料であるてんさいの生産が盛んながら、てんさい「=砂糖大根のこと。甜菜(てんさい)の根をしぼって砂糖を取る」の畑がどれなのか不明なまま。

またこれほど大規模な赤紫蘇畑も初めて目にしたものです[目]
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話には聞いていましたが、実際に来て見るととんでもない広さには驚くばかり。空も一層大きくて、果てしなく続く大地の広さに感動しました[グッド(上向き矢印)]

アイヌ語の名ごりが各地名に見られて、帯広(おびひろ)は「オペレペレケブ 意味:いくつも分かれている川)」。
これから向かう、釧路(くしろ)は「 クシル(超える道)」。
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そして海が見えてきました。二日ぶりの海は当然ながら太平洋です。好天の下、家族連れが海辺へ出て楽しげに過ごす様子は微笑ましい。
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霧の街・釧路は道東の拠点都市として、太平洋と、内陸の自然を背景に発展してきたところ。
最も知られるところで・・・自然の中で生きる丹頂鶴の姿を観察する釧路湿原。釧路市内では「勝手丼」で知られる「和商市場」…。
最近親しくなった方が釧路生まれの方で、彼女のお勧めて読んだ桜木紫乃さんの小説「ホテルローヤル」。釧路出身の作家は、本作で第149回「直木賞」を受賞。
また新潮社から出た「無垢の領域」も、…と言うか、「ホテルローヤル」より釧路の光景がより鮮やかに描かれていると感じられました。
…と言う訳で、ほとんど予備知識ゼロの状態で訪れた釧路の街。
駅の観光案内所で、追悼特別展「高倉健」が北海道立釧路芸術で開催されているのを知り、入ってみる事にします。
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この企画は、よくある私服やプライベートグッズを展示したスターメモリアルの展覧会ではなく、出演映画のここぞというシーンを上映する展覧会。
「映画俳優、高倉健の全仕事」。
日本侠客伝シリーズ、網走番外地シリーズ、昭和残侠伝シリーズ等の仁侠映画で一時代を築いた後、それまで演じてきた役柄とは大きく異なった映画「新幹線大爆破」で主役を。
中国で大ヒットした「君よ憤怒の河を渉れ」、私などは記憶に新しい「八甲田山」「幸福の黄色いハンカチ」と言った多くの名作や話題作に出演。

そこには当時、二代看板スターであった鶴田浩二の姿も。
そして愛すべき悪役達として、南原宏治、待田京介、若山富三郎、金子信雄、西村晃、安部徹、渡辺文雄…と言った懐かしい顔ぶれが見られたのも嬉しい[るんるん]
80歳を過ぎた晩年まで、生涯で205本の映画に出演した高倉健。日本中の映画ファン、スタッフや役者仲間たちからも慕われ、尊敬された名優だと思います。
新聞社主催の 追悼特別展「高倉健」は 2016年11月19日の東京ステーションギャラリーラリーから始まって、出身地・北九州や、出演作品縁の地北海道内を巡回中。
7月初旬~9月初旬までは釧路市、その後は帯広市の予定だそう。
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台本や小道具、スチール写真、ポスター、プレスシートなど高倉所蔵の資料、遺品などを展示品もありましたが・・・。
全出演作205本から抜粋した映像を、20台を超えるモニターやプロジェクターで上映していく。
デビュー作「電光空手打ち」(1956年)から、遺作となった「あなたへ」(2012年)へまですべての映画を集めて・・・フィルムを修復する。手間のかかった企画でした。
長い間スターとして活躍したからこそ、これだけ多岐に渡った作品へのに出演が可能であった。
高倉健の出演作には鉄道がテーマになっていたり、鉄道・駅が重要な役割を果たしているものも多い。ざっと思い出しただけで、「鉄道員(ぽっぽや)」「駅 station」「海峡」とある。
同展における映像のさわりの部分を見ていると、本編をもう一度大きなスクリーンで観たいと思ってしまう…その思いは私だけでないはず。
どこかの映画館で高倉出演作品の上映をしてくれたら良いのに。

ロビー内に関連した記事の切り抜きと共に、書籍の販売コーナーがあり、そこで購入して来た一冊はこちら。
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カバーこそモノクロの「高倉健展」ながら、中身は双葉十三郎氏の「日本映画ぼくの300本」。
雑誌「スクリーン」のファンでしたらお馴染み「ぼくの採点表」は面白くてためになった、映画の教科書でした。
サイレント時代の名作から近年製作されたものまで、これぞ日本映画といえる300本を精選した。小津、溝口、黒沢作品は当然、怪談やミュージカル。「渡り鳥」シリーズに「座頭市」「緋牡丹博徒」シリーズまで取り上げた本書。
明瞭かつ的確な語り口でズバリ言い現した文章には説得力があり、納得させられるばかり。。ただし本数の多さゆえ紹介文の短い作品もあり。個人的には物足りなさが残ったのは残念。

こうして日本映画の楽しさを改めて教えてくれた俳優、一冊にも出会えた旅でもありました。
まだ続きますよ。
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デッカイドウ北海道旅行・・・⑦景勝地「タウシュベツ川橋梁」 [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

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700mほど離れた距離ながら、手軽に見ることの出来る「タウシュベツ展望台」からの眺めです。
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「ぬかびら」とはアイヌ語で「人の形をした岩」という意味だそう。今では人造のダム湖とは思えないくらい、東大雪の自然に調和をした糠平湖。


終着駅十勝三股駅まで走った旧国鉄「士幌線」、そして帯広市街地から糠平。山岳森林地帯を南北に貫く国道273号を走行時、所々で見かける。
かつて国鉄士幌線で使われたコンクリート造りのアーチ橋。
上士幌町九ヵ所の「旧国鉄士幌線アーチ橋梁群」の中、最も知られるコンクリートアーチ橋が「タウシュベツ川橋梁」なのでした。
旧国鉄士幌線アーチ橋梁とは言え、タウシュベツ川橋梁までの林道は許可車両以外通行禁止。
ぬかびら源泉郷から旭川方面へ8km進んだ地点にある、「タウシュベツ展望台」から眺めることに。

駐車帯らしき場所があり、そこに一台の車が停車中。・・・奥から歩いてきた男の人の腰には「熊除けのベル」が。
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こんなに無防備で大丈夫かしらと思いつつ、林の中へ。木道らしき階段もありますが、古木の立ち並ぶ風景はまるでジャングル。
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そこから林の中の散策路を200メートルほど歩いて、辿り着くことが出来ました。
途中の苔むした石、ビッシリと厚い緑色に覆われた幹、幻想的な光景はどこも美しい[ぴかぴか(新しい)]

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橋はダムの水が少ない1月頃から凍結した湖面に姿を現し、水位が上昇する6月頃から沈み始め、8~10月頃には湖底に沈みます。
今では9月に入って、水際が大分橋脚まで近づいて来ている様子。ちなみに平成28年は降水量が多く、7月末でほぼ水没していまったそう。。その年の雨量など複数の要因により、時期は毎年変動するとの事でした。

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古代ローマの水道橋を思わせる高架橋は、鉄道橋としての活躍の時代を終え、今は東大雪の開拓の歴史を伝える近代産業遺産としてのみ・・・その姿を見せています。
タウシュベツ川に架かる・・・長さ130mのコンクリートアーチ橋「タウシュベツ川橋梁(通称めがね橋)」は1937年完成。
糠平湖の水かさにより湖底に沈み、水かさが減ると湖面に再び姿を現す。季節によってその姿が見え隠れするアーチ橋はここだけ。幻の橋といわれる所以でしょう。

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背景の東大雪の山々の稜線、ニペソツ山も霧に覆われたままながら、それでもこの光景には感動しました。
それ程メジャーではない、素晴らしい光景がひっそり残されている。それも東大雪なのですね。
冬場の糠平湖では冬の風物詩である「ワカサギ釣り」体験も出来ると聞きました。

橋をもっと近くで見たい場合は、NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターの有料ツアーを利用。橋脚の下から眺める光景は迫力と美しさでより深い感動がありそう。でもそんなに歩けないから、これでも満足なのです。
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デッカイドウ北海道旅行・・・⑥「森のふくろう」食事 [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

食事スペースはフロントのすぐ横であり、夕食・朝食はそこでいただきます。
子供連れの家族はまとめられてお座敷に、また男性一人旅の人達もお隣同士の席で、時折オーナーが相手をして退屈しないような・・・配慮がありました。

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う~ん、撮った写真がボケボケでゴメンなさい。
すでにテーブルに並べられていた料理、民宿(ペンション)にしてはちゃんとした夕食だと思いません?山の幸をメインとした料理が並べられています。
・前菜~季節の五点盛り~
茹でエビを中心に、山ウドののあえ物、、エゾシカのソーセージ、女将の実家が「えりも」だそうで「えりも産ツブ貝」。
初めて食べたエゾシカは、思ったより食べやすかった。若旦那曰く「血抜きの仕方が上手なんでしょうね」と。
モロッコインゲンとジャガイモの煮もの、実はモロッコインゲン、煮たジャガイモも二人とも得意ではないのに、味付けが良くて美味しかった!
山の中なのでお造りらしきものはありませんが、地元の食材を使った料理の数々。

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・芽室町産温泉卵入りサラダ、
写真よりもタップリの量ながら、シャキシャキの新鮮な野菜の本来の力、そしてドレッシングの美味しさでなんなく完食。
・大きめにカットされた浅漬け、こういうの好き。ウマウマなのでこの一品で一杯呑めてしまいそう。
・食前酒は自家製と言うハスカップ酒。薄めていないから濃くて強い、効きますよ。

「十勝ポークステーキ付きのグレードアッププラン」での宿泊です。サッと調理しただけのようながら、デーンとのった十勝ポークは200グラムとか。ボリューミィだけど食べやすく、脂の部分が甘くてウマーイ、これは是非食べないとね[グッド(上向き矢印)]
上のコショウ塩・ポン酢・行者ニンニク&ハチミツ入りのタレで。後で伺ったら、タレは勿論、ポン酢まで自家製とか。
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・お汁代わりには肉&野菜入りの豆乳鍋、●ゲ鍋(十勝産ホエー豚・厚岸産カキ使用)と・・・それぞれ鍋が選べました・・・まだ早いと思ったものの電光石火の速さで火が点けられてしまった[あせあせ(飛び散る汗)]
美味しかった豆乳鍋、後から燃料を足してもらって熱々の状態にしてから食べました。
・長芋のチーズ焼き。
焼きたてで後から運ばれてきましたが、シャキシャキの長芋にチーズがたっぷりかかって、ミニトマトの甘酸っぱさが良いアクセント。
 
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・釜めしは、山菜おこわ、ホタテ、カキから好きなのをチョイス。・・・・そこで「帆立御飯」「山菜御飯」に。炊き立てだから当然美味しいはず・・・とは思うものの、お腹の方がもう無理です[あせあせ(飛び散る汗)]でもせっかくだからホタテの部分だけ一口だけ味わってみます。
残っても大丈夫、各テーブルから戻されたお釜からママさんが手際よく握っていきます。「明日のお昼にも食べて」と。大きなおにぎりが一人当り、二個ずつも!
翌日食べましたけれど、少し濃いめに味付けされていたせいか美味しかった。
ちゃんとデザートもありますよ。
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・上士幌町にある「アイス工房ドリーム」のアイスクリーム、ママさん同士がお友達なんですって。
生乳を使った、卵不使用のジェラートはサッパリしているけど、あとを引く美味しさ。書いていたら、もう一度食べたい気分になってきます。
北海道滞在中の夕食で、ここが一番美味しかったですし、心に残る内容でした[るんるん]


翌朝タバコを吸いに出た夫「また一人に一個ずつ釜めしのご飯を炊いてる」って。え~~!嬉しいけれど、そんなに食べられませんから[あせあせ(飛び散る汗)]
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夕食と同じ席でまたも色々味わいながらの食事。こじゃれた旅館なら、それぞれ凝った小鉢に盛り付けされて丸籠などに並べられ提供されるのでしょうね。
残念ながらピンボケだけど→えりもシャケの特製付けはママさんが特にお勧めするだけあって、ジャストの塩加減です!タラコに日高昆布の佃煮、十勝の煮豆、山菜の佃煮、美味しい野菜の煮ものもありました。
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芽室町の生卵は「生でも大丈夫ですか?目玉焼きにしましょうか?」って。手早く焼いてきてくれました。
お味噌汁は夫には大きなお椀で、地元産ふきのたっぷり入ったお椀。
他に十勝産納豆もあって、これだけオカズがあったらご飯3膳はイケそう!・・・て、軽く一杯しか食べられませんでしたけど。。 
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四葉牛乳など飲み物も何か所かに置いてあり、最後にはコーヒーを頂き十分な内容でした。朝食も満足!美味しかった[るんるん]
食材にもそれなりにお金がかかっていると思うし、どれもまた味が良い。

前夜でした。ロビーの奥、暖炉の前で漬物をツマミに気持ち良く呑んでいたオーナーさん、お風呂から上がって冷水を飲んでいたら、夫に「ビール呑むか?」だって。
それを機に、色々お話をさせて頂いちゃいました。
突然出なくなってしまった温泉の事。楽しみな山菜取りに夏の渓流釣り、冬のワカサギ釣り。
ここぬかびらでも後継者がいないからと、廃業していく同業者が後を絶たないとか。
帯広から北に位置する為気温も下がるこの土地、そこで温泉宿を続けていくるのは大変で廃業せざるを得なくなったところががあちこちに・・・勿体ないと思うし、辛い話でもあります。
あんな風に見えても仕事には、客の立場にたった真摯な姿勢であたっている事。お互いの家族の事など。

@11000円なりの宿泊、我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆
     設備 ☆☆☆  
     風呂 ☆☆☆☆
     料理 ☆☆☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆☆☆ 
     総合 ☆☆☆☆☆5個目は半分
リーズナブルなペンション(民宿)なので、部屋に関してはお値段なりです。
また旅館のようなスマートな接客を求める方にも不向きな宿泊施設だと思います。宿のお風呂は物足りなさがあったものの、近隣の宿のお風呂の利用がOK!と言う点を加味しました。
朝夕の食事が質、量共にこの価格帯の宿としては相当充実している点が最も印象的です。
温泉宿ならではの風情はありませんが、リーズナブルな料金設定。渓流釣りで連泊されている方、ツーリングを楽しむ数年前にも宿泊したリピーターさんと・・・豪華さを求めない代わり、リラックスして気軽に温泉を楽しむ。・・・そんなアットホームな宿です。
細かな気配りや心のこもった声がけをどの家族、お客さんにもされていました。最後は私達へもご夫婦揃って温かな笑顔でお見送りしてくれました 。
今回の行程中で一番心に残った宿、ここを選んで良かったと思えた「森のふくろう」さんでした。

まだ続きますよ。
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デッカイドウ北海道旅行・・・⑤「森のふくろう」Ⅰ [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

一度だけ温泉も入りました。自然を間近に感じる開放感いっぱいの露天風呂です[いい気分(温泉)]
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「六花の森」の後は帯広市内をぬけて、二晩目の宿のあ「ぬかびら源泉郷」を目指します。
付近に見どころもあったのでしょうけど、何分にも雨降りでしたから。
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帯広から北へ60kmほど、東大雪の麓山間の小さな温泉地である「ぬかびら源泉郷」、国道237号線沿いに数軒の宿が建ち並んでいました。
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泊まった「森のふくろう」は比較的新しめのペンションらしい外観、実際は(良い意味でもって)民宿そのものながら[あせあせ(飛び散る汗)]
「2015じゃらんアワード泊まって良かった宿 大賞1~50室部門一位!」に輝いたのが、決めてのひとつになったのでした。
15時過ぎに到着。荷物を持って玄関に向かうと、オーナーさんらしきオジちゃん「家に泊まるんか?」だって[あせあせ(飛び散る汗)]
すぐに女将さんらしき女性も迎えに出てくれました。そしてチェックイン手続きをしながら・・・「どーもねぇ」だって!あまりの客との距離の近さにハモってしまった私[わーい(嬉しい顔)]とーっても気さくなオーナー夫妻の出迎えにまずはビックリ!
女将さんが慌てて「こういう人なんですよ」って。
濃い~!オーナーのキャラには笑わされっぱなし、でもしっかりサッパリとした性格の女将さと、宿泊客を喜ばせたいとする・・・考えの上で営んでいる。そして自らもこの状況を楽しんでいる様子が伝わってくるのでした[グッド(上向き矢印)]
家族経営で結婚されたばかりという息子さんが調理、料理を運んでくれた時も説明してくれました。
翌朝は、帯広のホテルで働いていると言う若い奥さんもお手伝いされてましたし・・・。

客室は2階。カギは当然、ふくろうさん。
    森のふくろう0.jpg  ぬかびら3.jpg シングルベッドが二つ並ぶ洋室。反対側に椅子と小さなテーブル、テレビ、冷蔵庫、電気スタンドくらいで・・・本当にシンプル、小ざっぱりだけれど、想像していた以上にゆったりとした広さ、飾り気はないけどタオルに浴衣と必要なものは揃ってじゅうぶんです。 温泉宿の巾着袋や籠はない代わり、入浴時には100均のかしら?ビニールバッグを貸してくれます。 ペンション(民宿)なので部屋には付いていませんが、共用で使う洗面所、トイレは清潔で問題ありません。 一息ついて、他の宿のお風呂に入浴可の「 外湯めぐり」で、お隣の「中村屋」さんへ。 ぬかびら4.jpg 一人でお風呂に入れない私、この宿には混浴露天風呂があるのです。 平日であるし、まだ時間的にも早いから、お風呂に浸かっている人はたぶんいないと思い、せっかくだから思い切って行ってみる事にしました。 かつてはここも団体客で溢れていたであろう…昔ながらのお宿。館内の至るところに時代の感じられる・・・味のある雰囲気のお宿です。 一番奥まで行くと、タイル張りの内湯。露天まで向かう廊下も味があり、このアプローチは秘湯感を盛り上げてくれます。 奥に4~5人は入れそうな浴槽がありました。山の木々が迫る、緑濃い開放的な露天風呂。           ぬかびら6.jpg 幸い誰もいなくて、自分達だけの貸切で入浴出来ました[グッド(上向き矢印)] 風情たっぷりの源泉かけ流し温泉です。 このお湯が、かなり良い[るんるん] 含重曹-食塩泉。お肌に良い重曹分と、身体が温まる食塩分が含まれている、クセのない優しい肌触りの温泉なのでした。 真冬には温泉郷全体が雪に囲まれて、白一色の世界へ。この場所も雪に覆われて雪見風呂になるのか?それとも閉鎖してしまうのかしらね。 無料の日帰り入浴に関わらず、お風呂から戻って来たらラウンジに用意されてるお茶、フリーの?ポテトチップスを勧められました。この辺りも大らかだわ。 ぬかびら5.jpg ここでも「タウシュベツ川橋梁」を撮った写真が素敵[ぴかぴか(新しい)] 「無事入れました」と宿に戻ってきましたら、「それは良かった。エゾ鹿は出てこなかったかい?」 山菜取り名人のオーナーさん、熊にはこれまでも出会った事はないけれど、鹿はチョコチョコ遊びにやって来るとの事でした。 夫が同じ名前であるのを指摘しましたら・・・お隣の中村屋さんとは、従妹同士だそうです。 「森のふくろう」では小さな家族風呂がひとつだけ、以前は温泉だったものが、6年前の東北大震災を機に全く出なくなってしまったとか。これ程離れているのに、地底の奥の部分が余程大きく動いたのでしょうか。こちらは食後にゆっくり入りました。       森のふくろう10.jpg ウッドデッキにはハンモックもあり、夜星を眺めに外へ出たファミリーの奥さん「短時間ながら、星がとても綺麗に見えました」ですって。・・・そう言うのは早く教えてよ[あせあせ(飛び散る汗)] フロントのすぐ横には食事スペースがあり。夕食・朝食はこの場所で。               ぬかびら7.jpg これは食べ始めてから撮ったものながら。5泊中、こちらで食べたご飯が一番心に残るものでした。サービス精神にあふれたふくろうさんは面白い宿[るんるん] その様子については、次回になります。
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デッカイドウ北海道旅行・・・④「六花の森」へ [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

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千歳東ICから道東道で十勝まで約2時間半、距離にして約200キロあまり。
あっと言う間に通り過ぎてしまい、写真は撮れずじまいだったけれど・・・美瑛の丘のような美しい光景もありました。
その後も真っ直ぐ伸びた、気持ちの良い道がずっと続く。十勝平野は広いです。
帯広JCTから南下国道をを走っていたら、「幸福駅」跡への看板が見えた。あのブームは何十年前だったろう?
広尾線は40年以上前、昭和62年廃線となったと言う。夫と訪れた時鉄道はまだ走っていたのだ。
それから私達の出発した同じ21日、新千歳空港でANA機の出発が遅れた時のサプライズ、松山千春が機内で即興のライブ♪・・・その「神対応」は話題となりましたが・・・彼の出身地である「足寄」へもその時は足を運んだのだった←10日間の滞在、それにしてもミーハーだよねぇ。

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「お菓子は、大地の恵み」…とする、北海道を代表するお菓子メーカー「六花亭」。
マルセイバターサンド、大平原、カラフル・マンス、ストロベリーチョコ・・・と言ったお馴染みの商品たちはどれも高品質であり美味しさも確かなものに思える。

[ぴかぴか(新しい)] 六花亭の文化擁護・支援により生まれ、維持されている風景式庭園、正式名は六花亭中札内ファクトリーパーク・・・「六花の森」です。
旭川-富良野-十勝を結ぶ北海道ガーデン街道の南端である地に、花柄包装紙に描かれた草花でいっぱいの森をつくりたい。・・・との理念の元。
手入れの行き届いた100,000平方メートルの敷地内に、「十勝六花」のエゾリンドウ、ハマナシ(ハマナス)、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイの花々が開花する。

雨の為に見学者も少ない中、ソロリソロリと散策する。木製チップが敷かれた道路は歩きやすいものでしたが‥‥心細いくらに静かな雰囲気が漂っていた。

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六花亭包装紙に描かれた・・・シラネアオイの花、残念ながらとっくに咲き終わっていました。

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毒草であるが紫の袋状になったガク片が美しい、「エゾトリカブト」。

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「六花」のシンボル、この地だけでなく北海道そのものを代表する「ハマナス」、ここでは「ハマナシ」と表現されています。

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丘の上の彫刻「考える人(ロダンから)」、彫刻家・板東優氏による作品だそうです。

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森があり、小川が流れる、丘もある…かつては存在していた自然風景を活かした園内。中心的な存在のハマナスの花が一斉に開花し、濃いローズ色に覆われたらどんなに見事であろう。

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ツリガネニンジン、ヤブカンゾウ、キキョウがすでに終わりかけている中、薄紅色をした花を多数つけたミゾソバ?白いのはシシウド?
ミソハギ、オミナエシの花はわかりました。

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十勝六花に代表される山野草の他、十勝の山々を集めた原画の並ぶ「坂本直行記念館」内は、撮影禁止との事。

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坂本直行が描いた六花亭の花柄包装紙で壁画を埋めつくした「花柄包装紙館」、児童詩誌「サイロ」の表紙絵を一面に飾った「サイロ五十周年記念館」と、クロアチアの古民家を移築した美術館が点在しています。
キキョウの花の開花は2~3輪で寂しかった。
土の上に沢山落ちていた胡桃の実、北国の短い夏の終わりが感じられました。
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お菓子類以外にも、カラフルで可愛い「六花亭」の包装紙でおなじみ・・・坂本直行画伯の花柄をちりばめたデザインのボールペン、メモ帳、クッションカバーまで・・・オリジナルグッズ類が並ぶショップ。奥にはカフェも併設されています。
今はこんなに静かながら、一週間前のお盆期間中は大勢の客で賑わっていたのでしょうね。
雨に濡れてなので短時間で周ってしまったのだけれど、今思うともったいない空間でした。

入館時にパンフレットと手渡されたポストカード。だれ宛てで使おうかな?
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続きます。
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デッカイドウ北海道旅行・・・③「ノースゲートイン アビラ 」宿泊 [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

到着が遅くなってしまう一泊目、新千歳空港近くの宿を探して、到着が遅くなるので夕食付きは無理。立地の良さが決め手となりこちらの宿泊を決めました。
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空港からのアクセスは良いものの、深い闇の中。道中は夜間でもハッキリわかる程本当になんにもない。

周囲が牧場ばかりであるのは事前に了解していた。それでも「周りで軽く食事のとれるところはありますか?」と問い合わせましたら、空港か千歳市内まで戻らない事にはない・・・と。
20分あまりで到着。
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意外な事に宿は、「遠浅駅」の目の前にありました。
全5室の小さな宿のツインルームです。壁掛け式のテレビやメイク用の鏡など、とてもシンプルにまとまった明るい室内。
独立型のユニットバス・・・との事ながら、その辺りスッカリ忘れております。

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ワッフルのロングタイプ、女性用には資生堂のアメニティの用意がありました。床がフローリングなのは清潔感があって好きです。
部屋への案内があってから、「電気ポットはお使いになりますか?」。
以上、(心の中で)「使うにきまってるじゃん」
「お茶も必要でしょうか?」
「勿論、飲みますよ~~」の後に届けられたのが、スティックタイプの緑茶とほうじ茶ってどうなんでしょう[バッド(下向き矢印)]
すぐ先のコンビニまでタバコを買いに行った夫、「ビール買って来たよ~ん」は良いけれど。「北海道へ来たらビールはサッポロでしょう、なぜサッポロクラッシックを買ってこない!?」[あせあせ(飛び散る汗)]ホントこの辺りまだまだと言わざるをえん。


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オーナーご夫婦のこだわりなのでしょう。場所柄「馬」をイメージしているのか、部屋のドアの馬蹄飾や洋服ハンガー、張ってあるポスターとどれも「馬」グッズのホテルでした。

一晩だけながら、初めての宿って・・・サービスもだけど朝食の内容も楽しみね。
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決めておいた7時半になり、ダイニングへ行きますと、すでに二組が食事中。
裏庭になるのでしょう、小ぢんまりとした花壇と植栽あり。家の方ではとっくに終わった紫陽花が綺麗に咲いているのが印象的です。

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最初に運ばれたコーンスープは、フレッシュなコーンを裏ごししたものに、食感を残す粒のコーンが合わせてあり、これは美味しいスープでした。
サラダとスクランブルエッグのワンプレートはごく普通、自宅で用意するものと変わらない感じ[あせあせ(飛び散る汗)]
自家製パンとの生ハムサンド、レーズンブレッドはお替りも勧められず、↑・・・は二人分です。
カップに注がれるコーヒーも上品過ぎる量が寂しかった。
コーヒーか紅茶かのどちらかを選ぶのですけれど・・・ドリンクは好きな時に飲める、一か所に置いておくセルフスタイルが良かったわぁ[たらーっ(汗)]

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ヨーグルトに、デザートのチーズケーキでお終い。コンチネンタルブレックファーストを思わせる内容は物足りなさがあったくらいだから、若いカップルでしたら更にそう感じるかも?
ご主人は元ホテルマン、奥様は元CAさん・・・そつのない接客、全体的には清潔感のある、万人受けする雰囲気の宿と思いました。
部屋に「翼の王国」の毎号があったので、〇N〇のOBだったのは一目瞭然。

※今回の5泊した宿&ホテル、我が判断で勝手な採点をします。
料金が高ければ良いのは当たり前なので、満足度が同じなら安い宿の方が☆も多い。コスパも考慮しての採点となります。
     部屋 ☆☆☆
     設備 ☆☆☆  
     風呂 ☆☆☆
     料理 ☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆ 
以上、辛口かもしれませんが・・・あしからず。。    
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初日からあいにくの雨ながら、これから十勝を目指して参りましょう!
昨年の集中豪雨で通行止めとなった、日勝峠は未だ解除前らしいから高速を使って行きます。
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デッカイドウ北海道旅行・・・②新千歳空港まで [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

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今回の旅。
昨年の美瑛、富良野ほどの感動はなかったけれど、こんな幻想的なシーンに出会えました[ぴかぴか(新しい)] どこにあったかは後程。

茨城と言っても空港までは高速道路もあり、都内までのアクセスも悪くない。私達は使いませんでしたが、渋滞の心配はほぼ皆無のように思えます。
到着後の搭乗手続き、スーツケースを預けて身軽になったら、途中の道の駅で買ったお弁当をラウンジで・・・などと言うオシャレな空間があろうはずもなく。ここでは誰もが平等ですから。
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「すぎのや」←知ってますか?と共同のコーヒースタンド「SKYLIGHTCAFE」でさっさと食べてしまった[あせあせ(飛び散る汗)]
鶏挽肉弁当に、栗ご飯と思って買ったのによく見たらサツマイモご飯でした[バッド(下向き矢印)]黒っぽいのはオハギ。ショボィ!

搭乗時の移動が短く、フロアを移動することもないシンプル&コンパクトがウリであるターミナルビル。
二階の展望フロア―からは、百里飛行場(ひゃくりひこうじょう)で航空自衛隊が訓練している様子も見えるかな?そちら方面には全く興味なし。
チェックインや空港内の移動が楽々以外にも、離発着する航空機が数本の為、搭乗さえ済めばすぐに飛び立てる・・・滑走路をグルグル旋回し続けて待つ、羽田空港で毎回経験するタイムロスはなし、ノーストレスですよ。
ANAやJALが日本を代表する航空会社であるのに対し、スカイマークは庶民向けの航空会社。ピーチやバニラエア、ジェットスターのようなLCCとは、形態が少し違うようながら。。

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しかし、スカイマークも進化をし続けているのです。
着陸した飛行機を撮ろうとカメラを取り出すと同時に降りはじめた雨。機内までの通路に濡れずにすむような可動式のテント状通路が設置されました。
ボーディング・ブリッジと呼ばれる、機体へ乗り移る際の通路がないだけ。

ボーイング737は177人乗りのジェット旅客機で、通路をはさんで横6列の座席配列。
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今回も窓側の席を選択したので、最後尾になってしまいました。・・・と言ってもジャンボではないから歩く距離も短く、時間もかかりません。
振り返るとおトイレ、機内サービスに対応したギャレーの設備もある模様。
CAさんの制服だって以前はオレンジのポロシャ&ウインドブレーカー、自前のスカートであったものが・・・知らない間に一新!
パイロットさん達も黒のブルゾンに、黒いショルダーバッグだったのに・・・今は違うのです。
黒いワンピースにスカイマークカラーのスカーフ姿でスマートに決めています。ユナイテッドアローズのユニフォームレーベルがデザイン監修・制作を担当だそう。スゴーイ[グッド(上向き矢印)]

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機内誌だってある、「Nestlé」のクッキーチョコのサービスがありました。
でも私には高知銘菓「野村」の「ミレービスケット」があるのさ[わーい(嬉しい顔)]
お気に入りのミレーが、なぜか茨城の道の駅で売られていたから買ってしまったのだ。
ソフトドリンク、アルコール類の機内販売も行われたものの、見ていると購入したのは数人だけ。

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さて30分遅れての出発ながら、一時間少々で新千歳空港到着。北海道は近いです。
・・・とは言っても、レンタカー店の営業時刻が夜8時までなので忙しい。空港内で食事するとか、空弁を買っている時間さえないのでございます。
車は移動手段として走ってくれたら良い、お馴染みの「バジェット」さんで手配済みです。
今回も最もリーズナブルな車種を選んでおきました・・・ホンダのノート君は燃費の良い車。
計5日間で900キロの走行をしたのに、給油は〆の満タン返しも入れて3回で済みました[るんるん]

今回もしばらく続く予定であります。
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デッカイドウ北海道旅行・・・①茨城空港、久々の茨城路 [2017・8月北海道・千歳~帯広・釧路。霧多布]

8月後半、恒例の北海道へ。…と言っても昨年に続いてのみ。
通算では7度目くらいになるでしょうか、だって広い道内、始めこそ一気に全周していたけれど・・・。一か所をじっくりとなると、今回はこの辺りと決めてから、ピンポイントで行くしかないのである。
昨年から釧路出身の方と親しくお付き合いをしていて・・・道東である釧路方面へ行くとしたら、真夏はとにかく霧が発生してしまうのでお勧め出来ないとのお話。
「霧の摩周湖」と言う歌もあるくらいですもの、私達が過去二回訪問した時も、湖は霧で見えませんでした。
展望台でソフトクリームを食べたのが、唯一の想い出かも[あせあせ(飛び散る汗)]

・・・と言う訳で先月の21日から出かけていた訳ながら。駐車料金と往復の交通費を考えて、茨城空港からスカイマークエアラインを利用。
それも行きの便は夕刻、新千歳到着は7時近く。
わぁ、ショボ!・・・って思われるでしょうけれど、この選択には思わぬオマケが付いて、このチョイスは正解であったのだ[グッド(上向き矢印)]最後にネタバレします。

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午前中に家を出て、何時ものように・・・「筑波山」を左に見ながら走って行きます。

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この日は時間があったから、霞ケ浦近くの夫の友人の元に立ち寄りしていこうと提案。

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機内の窓からも 霞ヶ浦の姿はよく見えました。
我が家へも何度か遊びに来ている彼、事業に成功して今では年商数億の会社を経営するHさん。
決めた時は「霞ヶ浦の鰻をご馳走してもらいたいな」などと言ったものの、いざ当日となればコンビニのサンドイッチとコーヒーでお腹を満たしてから…。

広い敷地内、新社屋を建設中とあって事務所で待っていますと、顔を見るなり「太ったんじゃない!」などと柄にもなくテレちゃって!バレバレよ[わーい(嬉しい顔)]
揃って会いに来たのを喜んでいる様子。お互いに食事を済ませたばかりというのに「なんか、食べに行くか」とか。帰りのお土産の心配も色々。
「夕方から出かけるんだ。だからお土産の心配はしないで」と夫。
ついでの訪問で、ホント申し訳ない。それでも二人で訪ねたのを喜んでいたみたいでした。

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今年は叶わないと思っていた、蓮の花の写真。

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すぐ脇に蓮畑があり・・・そう言えば茨城って、蓮=日本一のレンコン産地として知られるところでしたね。
我々からしたら海のイメージが強いものの、他にサツマイモ、栗、シイタケ・・・と、農業王国としての一面も持ち合わせているのだ。
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私達が食べるのは、ハスの地下茎であるレンコン。
日本ではあまり馴染みがないものですが、下請けとして働く東南アジアの人たちはハスの実を好んで食べるとの事。
中華料理でもち米と共に蒸す、炒めものに入れる。「月餅」を代表とする甘いものの食材もに利用されると考えたら、当然なんですが・・・。

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途中にこの頭部が見えて、「もしかして、牛久の大仏?こんなに近かったけ?」と思ったものの、やっぱりそうなんですって。。
牛久の大仏は初めて、←こうした巨大な建造物は、大きな白い観音様もだけど、生理的に受けつけられない私[バッド(下向き矢印)]
牛久と言えば・・・学生時代に友人と「牛久シャトー」へは遊びに行ったんでしたっけ。ワインを買って、イモ娘だけにサツマイモ掘りもね。

そんなこんなで寄り道をしつつ、やってまいりました[わーい(嬉しい顔)]。沖縄本島へ飛んでから約二年半ぶりの訪問となります。
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この小ささ、駅じゃなくて空港よ。そして駐車場はほぼ満車でした。何日置いても無料だからでしょう。
北海道編・・・次回から、しばらくの間お付き合いを下さいね。
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