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2012・1月静岡・愛知・三重・山梨 ブログトップ

伊勢・えびせんべい隊も、終わり。 [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

翌朝の甲府駅です。
駅前の広場では、こんな迫力タップリ!の武田信玄の像が鎮座していて・・・旅人達を出迎えてくれるのでした。
中央高速にのって都内1.jpg

武田神社もここからすぐのところながら、以前訪問済みなので今回はパス!
駅まで歩いて、チョッとお買いものをしてきました。それについてはまた後日、紹介したいものと思っています。

これからは中央高速にのって、都内まで戻ります。
でもまだ時間が少々ある模様。
そこでホテルロビーにあったワイナリーのチラシをもとに、立ち寄りをすることにしました。
中央高速にのって都内2.jpg
甲州種葡萄のメッカ甲府市と石和町の境界に位置する、山の上のワイナリー「シャトー酒折ワイナリー」さんです。
高台の駐車場からは、遠くに南アルプスが眺められました。
こちらでは自社農園も有して、シャルドネなどの欧州系品種の試験栽培も行っているそうです。

中央高速にのって都内3.jpg
最新の製造設備や地下ワインセラーの見学もできます。

その後のテイスティングは、最高の気分!
ついでにワイナリーのショップで自宅と息子宅用のワイン「甲州にごり」、それにグレープジュースを買ってしまいました。
                 中央高速にのって都内5.jpg
これは「生ワイン」なんです。
試飲した時に、ナチュラルで美味しかったのです。

甲州にごりは発酵終了直後のワインの上澄み部分だけを濾過せず、そのまま瓶詰めした「できたて生」のワインなのだそうです。
薄くにごっ ていますが、とても新鮮かつフルーティ。今だけ味わうことが出来る希少なものです。
実際、もう残り少なくなっていましたもの。
http://www.sakaoriwine.com/

帰路の途中、行きにずっと見ていた富士山。その富士山を帰りにも、反対側・山梨からも見たものの…甲府や石和温泉辺りからだと、雪を被った真っ白な山頂の一部分だけ。
ずっと前の、雁坂道の「みとみ」辺りからの方がよく見えました。

中央高速にのって都内4.jpg
八王子JCTからは首都高に入って・・・都内まで。

こうして今回も、最後は息子たちのところに寄って帰ってきました。
これもベビ子のお顔を見るためです。
その後実家に立ち寄りして晩ご飯を食べていってしまおうと思い、連絡をしてみたら・・・
さいたまの弟家族が来ているとの事。
甥と姪にお年玉をやらなくてはね!? 旅の最後の出費は少しイタイ。
それでも、それぞれにささやかながら・・・お土産を置いてくることが出来ました。

年末に急遽決めたに関わらず、今回のドライブ旅も十分楽しんで参りました。
まるで海外へでも行ったかのように長々と続いたレポもこれで終わりです。長らくお付き合い頂きまして、ありがとうございました。

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今年は、伊勢・えびせんべい隊・・・武田信玄公ゆかりの地で、沖縄 [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

戦国武将の武田信玄公ゆかりの地である甲府。
宿泊したホテルの近くに、沖縄の料理の居酒屋「侍ちゃんぷる」がありました。
甲府へ6.jpg
見るからに怪しげな外観。でも店内はお客さんでいっぱいです。

そこだけ空いていたカウンター席に座り・・・まずは、綺麗なハイビスカス色をした「ちゅらさんハイボール」で乾杯。
侍ちゃんぷる1.jpg

ここでも夫は、変わらずに「生」。ここに来たらせっかくだもの、orionでしょう!?
orionビールは、沖縄の気候にあった爽やかなビールです。
国内のビール会社でのシェアは圧倒的に最下位であるものの、沖縄県では最大のシェアを誇ると言われています。
確かに沖縄で飲むのと、こちらに戻ってから飲むのとでは味が違うのです。
それでもこのお店でなら、きっと美味しいはず・・・。

お通しは、サーモンとミル貝のお刺身だったかと思います。
前菜には、海ブドウ・ゆし豆腐・島ラッキョウの三点セットを。
私などと比べようもないほど沖縄へ行っている夫なのに、ここでも「どれも好きじゃない」ですって[バッド(下向き矢印)]
どれもサッパリ、何となくエスニックな感じで美味しいものって私は思いますけれど。。。

侍ちゃんぷる2.jpg
生春巻きの皮をサッと揚げた器に入ったエビマヨ、エビマヨはどこで食べても美味しいですね。勿論、器ごと食べてしまいました。
ラフティの入ったマミナーチャンプル、沖縄でマミナーとはもやしの事です。
もやしの下に、トロトロに柔らかく煮たラフティ(豚肉)が隠れているのです。
沖縄の熱い気候を乗り切るレシピとして、すっかりおなじみのチャンプル料理。
豚肉ともやしのチャンプルはとても手軽だし、夏だけじゃなくて通年楽しめるものです。今度家でもやりましょう[手(チョキ)]
そして沖縄料理は、白ワインともよくあうのでした。

侍ちゃんぷる3.jpg
スパムとシーサーかまぼこののった、侍ちゃんぷるサラダ。

最後は、「A&Wのルートビア」ドリンクを飲んで・・・
A&Wルートビア (A&W Root Beer) は、アメリカの代表的な清涼飲料水ブランドだそうです。
その独特な強い香りから「飲むサロンパス」と言われています。
ドクター・ペッパーって覚えています?癖の強いあの味をもっと濃くした感じです。
沖縄の「A&W」訪問時の日記は
http://plaza.rakuten.co.jp/hana7899/diary/200901090000/
沖縄・金武(きん)の町で食べそこなってしまった、タコライスを食べてお終い。
メキシコを代表する料理のひとつであるタコスは、トウモロコシの粉で焼いたパン・トルティーヤで包んで食べるものですが・・・
アメリカ版タコスのタコミートを利用して、タコスよりもボリュームがあってCPのよい新メニューとして考え出された・・・タコスの具を乗せたご飯がタコライスなのです
タコライスの素はスーパーの棚でもよく見かけるものの、結構お高い!

沖縄に遊びに行った時を思い出させてくれた・・・店内のムード。
このゴチャゴチャが沖縄の民家っぽくて、可愛い。
店員さん達が皆若くて活気がありました。
店内は若い女性たちがほとんどを占めていて、全体的に明るい雰囲気で楽しめるものでした。
http://r.tabelog.com/yamanashi/A1901/A190101/19004918/

本格的な沖縄料理を味わえるお店です。山梨で思いがけず、沖縄旅行が楽しめました。
会計して外へ出たら、お姉さんが追いかけてきて・・・
「後で食べてくださいね~~」って、沖縄土産でお馴染みちんすこうをそれぞれの手に。
            侍ちゃんぷる4.jpg
ホントの事言ってちんすこうは好きじゃないけど、こう言うのは嬉しい。

ごめんなさい。もう一回だけ、お付き合いくださいませ。
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今年は、伊勢・えびせんべい隊・・・最後は甲府でお泊り [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

えびせんべい隊も、今回と次回くらいで、いよいよ終わり。。。無事解散いたします。

小牧インターからのった中央自動車道、車は快適な走りで…岐阜から長野へ。
            甲府へ1.jpg

しかし真冬の岐阜県、山間に入っていくにつれ周囲はすっかり雪景色。白いものが多くなってきました。
だから車のフロントガラスも、汚れ気味です[あせあせ(飛び散る汗)]

甲府へ2.jpg
ちょうど岐阜・長野の、県境辺りだったでしょうか。走行中に車内から撮ったので、どちらも傾いています[バッド(下向き矢印)]

途中のPAで情報収集をするついでに、売店で「五平餅」を買って食べました。
香ばしい胡桃だれをぬって焼いた五平餅は、甘辛い味噌味で美味しい。
今回のも期待通り、熱々で美味しいものでした。
真っ白に雪化粧した遠くの山並みを眺めながらだったから、余計にそう思ったのかしらね。
        甲府へ3.jpg

最後の宿は、山梨県甲府駅前の「東横IN 甲府駅前」。
甲府へ4.jpg
イルミネーションで飾られた、甲府駅前周辺です。

駅近くなどどこでも見かける事の多い東横インながら・・・実は私達、東横インを利用したのは今回が初めてなのです。
それでもここがこれまで利用したビジホの中では、お部屋が最も広くて明るくて、翌日の朝食にしてもここが一番良かったように思いました。
宿泊料金もここまでの4泊の中で一番高いものでしたが、高いと言ってもかなりリーズナブルな事には違いありません・・・。
それでもやはり、料金と内容って比例するものだなぁと思ってしまいます。
甲府へ5.jpg

この夜はホテルロビーのPCで見つけたお店、場所的にも近かった事から「沖縄食堂 侍ちゃんぷる」へ行ってみました。
気を持たせるわけではありませんけれど・・・この続きは、明日。
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今年は、伊勢・えびせんべい隊・・・名古屋と言えば、ひつまむし [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

この日は名古屋市内を通過し、今度は中央高速を使って岐阜、長野を通り、山梨まで行く予定なのです。
のんびりと言う割には、急ぎ旅なのだ[ダッシュ(走り出すさま)]

だから名古屋城も車窓から眺めるだけ。こんな変な写真で、失礼[あせあせ(飛び散る汗)]
愛知.jpg

大都市・名古屋のど真ん中を・・・大須観音、球体の目立つ名古屋市科学館、名古屋市役所本庁舎の脇を走ります。
でも高速に入る前には、お昼を食べたいな。
そこで入ったお店が、小牧市41号線沿い小牧インター近くにあるある釜めしとうなぎの店「日栄」さんです。
店の前の駐車場はスペースがかなりあるもの、ほぼ満車状態。これだけ人気があるのだから、きっと美味しいに違いないと入ってみました。

愛知2.jpg
店内も駐車場同様、満席でした。
他のテーブルを見回してみると、鰻を食べているお客さんはいません。
皆さ、ん一様に釜めしを食べています。
私はせっかくだから、ひつまむし!夫は山菜釜めしをオーダーしました。
ひつまむしは勿論、釜飯は炊きたてということでこちらも炊き上がるまで少し待ちます。

これが、人生初の、ひつまむし!!
愛知3.jpg
お値段も良いけど、量も多いです。
お櫃の中は、鰻のかば焼きを刻んだものがビッシリ詰まっていました。
ついてきたのはお漬物と、肝吸い。
肝吸いの中には湯葉と大量のじゅんさいが入ってました。出汁が効いていて美味しい。
それに刻みのり、ワサビ、葱などの薬味が付きます。

まず最初は、そのままお茶碗によそって、そのまま食べます。
次の2杯目は、薬味(わさび・のり・刻み葱)をのせて食べ。。。
3杯目は2杯目の様にしたものにだし汁かけて、さっぱりとお茶漬けのようにして食べました。
最後は1~3のうち、最も気に入った食べ方で食べるというもの。私は薬味をのせて食べる食べ方が一番気に入りました。
香ばしく焼いてある鰻はとても美味しかったです。そしてどの食べ方にしても、あっさりしてました。だから少しずつとはいえ、3杯も食べられたのね。

周囲では、唐揚げを食べている人も多かった。でも、もうお腹がいっぱいです!ご馳走様でした。
偶然に入ったお店ながら、美味しいひつまむしが食べられて良かったです。
こちらのお店は、「食べログ」にも載っていました。http://r.tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23023897/


この後、お互いに「少し時間があるけど、どうする?」。ここでも事前に全くし考えていなかったので・・・
瀬戸のノリタケミュージアム、犬山の明治村等・・・検討してみたものの、どこも時間的に中途半端な感じです。
そして向かったのは、こちら。
         犬山城1.jpg
国宝指定四城のひとつ、「国宝 犬山城」なのでした。

犬山城は豊臣秀吉が生まれた天文6年(1537)、織田信長の叔父である織田信康によって創建された・・・
現存する日本最古の木造天守閣です。
犬山城2.jpg

木曽川沿いの小高い山の上に建てられた堅固な城は、中仙道と木曽街道に通じ、木曽川による交易、政治、経済の要衝として以後戦国時代の攻防の要となりました。

            犬山城3.jpg

天守最上階からは絶景を楽しむことが出来ます。

犬山城5.jpg

周囲を確認できるように天守最上階を取り巻く回廊があり、美しい木曽川の眺め、犬山の街並みが眺められるのです。
私はたぶん無理なので、夫が一人階段を上り撮ってきてくれたもの。だから上の2枚のみ、夫撮影の画像なのです。

犬山城4.jpg
http://inuyama-castle.jp/
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今年は、伊勢・えびせんべい隊…白子港で、感激! [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

三重県鈴鹿市にある白子は、白子港を持つ水産業の町であるとともに、伊勢参宮街道の宿場町として栄えたところだと言う。
ホテルのお勧めも「伊勢神宮」でしたが、迎春のこの時期だぶん普段にもまして込み合っている事だろう。
それに伊勢神宮は、すでに息子と三人で訪問済みでしたから・・・

大黒屋光太夫4.jpg

それよりも、ここ白子が大黒屋光太夫(だいこくや こうだゆう)縁の地だとは!?
光太夫について書かれた本は、随分前に読んだものなので・・・

すぐお隣の伊勢若松駅には大黒屋光太夫の像、「大黒屋光太夫記念館」もありました(年末年始で休館中)。
            大黒屋光太夫.jpg    
大黒屋光太夫って?と仰る方には・・・以下、Wikiより・・・

大黒屋光太夫(だいこくや こうだゆう)、宝暦元年(1751年) - 文政11年4月15日(1828年5月28日))は、江戸時代後期の伊勢国白子(現三重県鈴鹿市)の港を拠点とした回船(運輸船)の船頭。
天明2年(1782年)嵐のため江戸へ向かう回船が漂流し、アリューシャン列島のアムチトカ島に漂着。
ロシア帝国の帝都サンクトペテルブルクで女帝エカチェリーナ2世に謁見して帰国を願い出、漂流から約9年半後の寛政4年(1792年)に根室港入りして帰国した。
幕府の老中・松平定信は光太夫を利用してロシアとの交渉を目論んだが失脚する。
その後は江戸で屋敷を与えられ、数少ない異国見聞者として桂川甫周や大槻玄沢ら蘭学者と交流し、蘭学発展に寄与した。
甫周による聞き取り『北槎聞略』が資料として残され、波乱に満ちたその人生史は小説や映画などでたびたび取りあげられている。
更に詳しくは、こちらへhttp://www006.upp.so-net.ne.jp/asao/koudayu.htm

          大黒屋光太夫5.jpg
この浜から船出した光太夫達の船は遠州灘付近で難破をし、その先、一行は命がけで過酷な運命に立ち向かったのだった。

今から200年前光太夫たちが乗り組んだ神昌丸が船出した白子新湊には、井上靖の文学碑「大黒屋光太夫・讃」、モメニュメントの「時の軌跡」。
大黒屋光太夫2.jpg

歴史小説の大家・井上靖が壮大なスケールで書いた「おろしや国酔夢譚」は、心躍らせて読んだ一冊でした。
厳冬の地イルクーツクから、博物学者キリル・ラックスマンの助けを借りてラックスマンと共に漂流民としては一人、時の女帝エカチェリーナ2世に帰国願いを出すため、ロシアの西の帝都ペテルブルグへと向かいます。
そこまで成し遂げる望郷の念の深さが、詩情豊かな作風によって描かれた読者の胸に迫る内容のもの。

また一時はまって、追っかけまがいの事をしていた作家・椎名誠の「シベリア追跡」。
こちらも大黒屋光太夫の路程をたどった紀行エッセイです。他にもシベリア紀行をまとめたエッセイに「ロシアにおけるニタリノフの便座について 」も。
井上靖とは違った魅力を持つ、楽しめる著作です。

鎖国中の江戸時代、一介の船頭にすぎない大黒屋光太夫にして・・・これに描かれただけの教養をもちあわせていた・・・当時の日本人の見識の高さが想像されるものです。
自らの運命に立ち向かった、不屈の精神力と行動力。世界から見れば未開の地であった日本、その日本人のもつ隠れた側面が伺えるもの。
吉村明の著作「漂流」など他にも多くの漂流者があったことと比較しても、いかに彼が秀れた人物であったか。

大黒屋光太夫=緒形拳(こちらも大好きだった俳優さんでした)で映画化された、佐藤純彌監督の「おろしや国酔夢譚」は、勿論見ております。
ロシアの協力のもと1991年のソ連崩壊の時期に、大規模なサンクトペテルブルク大規模ロケを行った模様。

大黒屋光太夫3.jpg

お正月だからか、今は誰もない寂れた漁港。陽だまりでのんびりしている猫ちゃん達なのでした。

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今年は、伊勢・えびせんべい隊…三重県へ入りました。 [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

セントレアへ行ってもお昼を食べて…それから名店街で、えびせんを買ってきただけ。
家用のえびせんとは別に、高くても美味しいものの好きな母の為には高級品を奮発しました。
その前の三河湾でも買ったので、これで三袋目。

で、もうおわかりですね!
伊勢まで行ったけど伊勢えびは食べないで、えびせんべいを買った。それは寂しいかなってところながら…私達はそれでいいの!!
特別なご馳走など食べなくても新年早々、気ままなお気楽旅を楽しんでいるだけで十分なのですもの。
伊勢湾を周った車は、この日の宿のある三重県へと入りました。桑名にある長島温泉の「なばなの里」は豪華なイルミネーションが大変な人気!と聞きます。
そのイルミネーション渋滞なのか、目の前では全く車が動く気配がありません。どっちみち今回、行く予定はありませんけれどね~~

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四日市市=石油化学産業の四日市コンビナート・・・と社会の教科書で習った通り、四日市市は今も中京工業地帯の代表的な工業都市であるようです。


鈴鹿サーキット.jpg

鈴鹿サーキット(Suzuka Circuit)は三重県鈴鹿市にある、国際レーシングコースを中心としたレジャー施設。

鈴鹿サーキット2.jpg

F1グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースなどの開催で知られる。レーシングコースの他に遊園地やホテル等があり、モビリティリゾートを形成している・・・・との事ながら…この日は新年の一月一日。
レースが開催される訳もなく、ただ私達はどんなところなのか行ってみただけ。
鈴鹿サーキット3.jpg

中年過ぎの夫婦が二人、遊具に乗って遊んできただけなのであった。
初めてのところなので、サーキットコースをうろついてみたり・・・で時間がかかってしまって、遊園地「モートピア」へ行った時には、アシモ君のショーはすでに終わってしまった後でした。

鈴鹿サーキット4.jpg
一定のエネルギーで「走行距離」を競う「ene-1(エネワン)」。
プッチタウン上空を爽快フライト!
バルーンレースのクルーとなってフライトを楽しめるアトラクション、「ルンルンバルーン」で楽しんできました。
http://www.suzukacircuit.jp/


鈴鹿で泊まるのは、すっかりお馴染みであるビジホ・ホテルコンフォート鈴鹿です。
コンフォートは昨年の新潟、そして山形&天童とすでに利用しているので…使い勝手がわかり、安心、安全なのでした。
チェーンホテルだから、お部屋の様子も、朝食も日本全国どこも同じパターン、それが低価格で提供できる理由なのかと思いますけれど。。。
          三重県鈴鹿2.jpg

フロントで、夕食をとれそうなところを聞きますと・・・
正月元旦からやっているのは、やはりファミレスやどこにでもあるチェーン店の居酒屋さん。
そんな中から、白子駅前の居酒屋「喜多呂 白子駅前店 」を教えてもらいました。
              三重県鈴鹿5.jpg

こぢんまりとした店内でアットホームな雰囲気を楽しめる小さなお店です。
常時そろえる定番メニューのほか、日替わりも種類豊富のよう。。。

だからと言って家でいつも食べているような、白菜キムチや枝豆、ポテトフライをオーダーした夫。ここまで来て、どうしてこれを選ぶかなぁ~?ツマラナイ。。。
一杯目はアップル酎で乾杯!この日のお通しは数の子だったかしら。
三重県鈴鹿3.jpg
撮影シーンの設定を変えるのを忘れて撮った為、どれも写りが汚いです。

お皿からはみ出るほどボリュームのジャンボ海老フライ、金目鯛のお造り、お店お勧めのサラダも一緒にね。
地酒の飲み比べセットも、いきましょう。
            三重県鈴鹿4.jpg
「天に月、地に山・鈴鹿川・久保田の万寿」は、どれもウマウマです。
先は山形、久保田は新潟ながら、鈴鹿川は名前通りに三重の地酒。
旅先でその土地の日本酒を頂く、これこそが贅沢と言うもの!

それから、ここ白子は・・・意外にも私にとって、チョッと気になる場所でもあったのだ。続く・・・

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今年は、伊勢・えびせんべい隊…セントレアで、遊ぶ [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

この度だけに限らず、私達の旅行になくてはならないものに工場見学があります。
今回は工場の代わりに、空港見学をしました。
飛行機は乗るのも、見るのも、大好きです。
オープン時に話題となった「中部国際空港」。愛称「セントレア」は愛知県常滑市沖、伊勢湾海上の人工島にある、国内五つ目となる国際空港です。
自動車産業をはじめとする日本の代表的な製造業が集積した大きな経済圏である中部と国内各地、そして世界とを結ぶ空の玄関口として2005年2月17日に開港しました。
セントレア1.jpg

空港付近まで行くと…周囲には幾つものホテルが建ち、広い空港駐車場には多くの車が置かれています。
これまで仙台空港をはじめとして多くの空港を見てきておりましたが・・・さすが国際空港と銘打つだけあり、他の地方空港とは、その規模&レベルに格段の差があるものと感じました。
セントレア2.jpg
「赤福」や「ういろう」の看板があるのはご愛嬌!?

左へ行けば、国際線の到着ロビーです。
国際空港だけにちゃんと免税店、外貨両替の窓口もありました。
セントレア3.jpg

4階のスカイタウンでは新年だけに、さかんに福袋が売られていました。
ここでも「坂角」の福袋だけがお高かったです。
スカイタウン内のちょうちん横丁で、お昼を食べてしまう事にします。
こちらの空港には、地元を中心とした東西の有名店&レストランなどの商業施設もバッチリ集合しているのだった。

セントレア5.jpg

名古屋と言えば・・・櫃まむしと八丁味噌を使った味噌かつという事で、中の若鯱家さんで土鍋でぐつぐつ煮込んだ味噌煮込みうどん。そして、味噌串カツをオーダーしました。
しかし本当はこのお店「カレーうどんと言えば、若鯱家」と言われるくらいに、カレーうどんで有名なお店だった模様。
どちらも美味しかったのだから、それでも満足!! http://www.wakashachiya.co.jp/index.html

空港なのにボディケア、リフレクソロジーに加え、今人気のヘッドスパのリラクゼーションや展望風呂まである事から、オープン時には話題となりました。

セントレア4.jpg
JALやANAの国内線は勿論、キャセイ、コンチネンタル、シンガポールエアやチャイナエアライン等の国際線も。
スカイデッキから見る飛行機の離陸シーンは、目からも耳からも迫力が感じられて楽しめるものです。

ゆるキャラの「なぞの旅人フー」とツーショットで写真も撮った事ですし…良いなぁ、飛行機!私もまた乗って遠くへ行きたいな!!
セントレア6.jpg

ここ数年、すっかり遠ざかってしまっている…遥か遠くの国々へのフライトに、あらためて思いをはせました。
http://www.centrair.jp/index.html



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今年は、伊勢・えびせんべい隊…半田の歴史と価値 [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

前日の夕焼けはあれ程鮮やかであったものが・・・一夜明ければ、どんよりとした曇り空。
それでも雨や雪の心配はなさそう、2012年の元旦の朝です。

半田市は今回初めて訪れたところであったが、昼間通った三河湾と知多半島の漁村のイメージが強烈過ぎたのも夕食の選択に失敗した原因のひとつかもしれない。
しかしよく見れば、駅には山車まつりや、赤煉瓦の建物のポスターが貼られていたり・・・またこちらは古くから酒、醤油、味噌などの醸造業が栄えていたところだと言う。
江戸中期より酒粕を用いた酢の醸造が始まると、江戸のにぎり寿司ブームもあり、樽詰めされた酢は尾州廻船によって江戸にも運ばれた。
こうした醸造業の発展は現在の半田市の形成に繋がり、ミツカンなどに代表される日本有数の食品産業の町への基礎となっものと言われる。

昨夜の××店の店主から聞いた、市内の住吉神社へと行ってみましょう。
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中途半端な時間だからか、境内に居る参拝客の数は多からず、少なからず。丁度いい感じです。

サクッと初詣を済ませて…終わり。
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南側には宮池という大きな溜め池がある、この神社の特徴といえばこの宮池なのかしら。池の側では寒桜も咲いていました。


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半田赤レンガ倉庫の建物(旧カブトビール工場)。

明治の人々の喉をうるおした「カブトビール」の醸造工場として建設され、第二次世界大戦中にあっては中島飛行機製作所の倉庫。
100年を超える時が過ぎても、その時代の日本を支えてきた赤レンガの建物はその姿を残しているのであった。

半田市5.jpg
今もなお、その大きさと重厚感で見る者を圧倒する半田赤レンガ建物。

明治時代、大都市を控えた既存4大ビールメーカーに挑戦した一地方都市のビール会社がありました。そのビールとは、「カブトビール」。
今となっては幻のビールとなってしまいましたが・・・・、半田の先人たちが大ビールメーカーに立ち向かった心意気と豊富な財力と技術力を有していたことを雄弁に物語っています。

半田市4.jpg
建物を設計したのは明治建築界の三巨頭の一人。
現存する代表作には、横浜正金銀行本店(現在は神奈川県立歴史博物館)、横浜新港埠頭倉庫、東京日本橋(装飾部設計)などがあります。
第二次世界大戦中にビール工場としての役目を終えた建物は、中島飛行機製作所の衣糧倉庫として使用されていましたが、昭和20年、硫黄島からのP51小型機による超低空での攻撃を受けました。
建物の壁面には今もその時の機銃掃射跡が生々しく残っています。


半田市中心に位置する市を代表する公園のひとつである雁宿公園は、明治23年に陸海軍の連合大演習が行われた際、明治天皇が大演習統監のために滞在されたことを記念した碑があるとの事。

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公園整備するきっかけとなった明治天皇の「大本営」駐蹕碑です。
公園内の中央、知多湾を望む高台にありました。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」に描かれた世界が、ここにもあったとは!


「おぢいさんのランプ」「ごんぎつね」「手袋を買いに」などで知られる、童話作家新美南吉の出身地でもある半田市。
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当時の多くの文学者達と同じように、結核により彼も29歳の若さで亡くなったため、その作品数は多くはありません。

わずか4歳で実母を亡くした南吉には、複雑な家庭の事情により生家と養家があり。。。
それから、(行かなかったけれど・・・)新実何吉記念館があるのでした。

次は、中部国際空港・セントレア編ですよ~~

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今年は、伊勢・えびせんべい隊…知多半島へ [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

ただずっと海が見ていたいから、遠州灘からぐるっと三河湾沿いに車を走らせます。
静かな海と、幾つものマリーナの続く三河湾です。
この海の中には美味しい鯛や河豚、エビが沢山泳いでいるんだろうなぁ~、なーんて思いで眺めてしまいました。
デパートの贈答品コーナーの定番商品、「坂角」のえびせんべいもこの付近が発祥の地だとか。

そうする内に・・・車は、今回の旅の目的地である知多半島へとたどり着きました。
お正月に二人で家にじっとしているのが嫌だったので決めた、今回のドライブ旅。
昨年は日本海側の北陸から岐阜を通って太平洋でしたから、今年は雪の心配のない温かなイメージの知多半島へ行こう!・・・今回は二人共、そう思ったのです。
その手前となる渥美半島の伊良湖までは、ずっと以前に親子三人で行った事がありましたから。

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新年を迎える準備をした、大漁旗を立てた漁船たち。このような光景は、目にするだけで旅情がかきたてられるものですね。

半田へ3.jpg
三河湾に浮かぶタコとフグの島「日間賀島」、景観の美しさで知られる「篠島」行きのフェリー乗り場です。
多くの荷物を抱えてこれから故郷へと帰省する人々の表情からは、独特の晴れやかさが感じられました。

漁師さん達もお休みになるお正月。
船が出ない時にはお店屋さんもお休みになるのは、すでに昨年行った富山県・氷見で食べたいと意気込んでいた「寒ブリ」を食べさせてくれるお店がなかった事は経験済みながら・・・
一応、フェリー乗り場で聞いてみました。
するとやはり、年末年始には島へ渡っても仕方がないとの事。どこにしても、「島」と名の付くところは好きなんですけど~~
時期も、季節も、悪かった。また何時か、遊びに来ることにしましょう。

                  半田へ4.jpg
神社には燈明が灯り、家々の軒先には明かりの燈った提灯が下がっている。
そんな風景からは・・・
常に海と言う自然を相手にする仕事である漁師の方々の持っている、海を敬愛する姿勢、大きな自然を前にした畏怖の念を感じることが出来ました。

半田へ5.jpg

豊かで大きな恵みを与えてくれる海。
しかしその自然の持つ力には、人間など到底寄せ付けないエネルギーがある事を、私達もつい最近見せつけられたばかりでしたから。。。。


この日の宿は、「名鉄イン知多半田駅前」。
半田へ6.jpg
まだ新しくて綺麗なものの・・・この日のお部屋も、お値段相応と言ったところ。
ウェルカムドリンクからも何?って感じを受けましたし、翌日の朝食も機能一辺倒のとにかくシンプルなものでした。
駅前なので、交通の便は良さそうです。

フロントで聞いた近くのスーパーの中をブラブラして、少しだけお買いものをしました。
思えば・・・この時に、もっと食べるものを買っておくのだった。
駅前と言うのに、とにかくやっている飲食店がないのです。たまに開いていても、すでに満席だったりして・・・

そこで入ったのが、こちらの怪しげなお店でした。
半田へ7.jpg

テーブルについてから、「まずはビール!」と。
そこまではまぁまぁだったものの…メニューを見ると書かれていたのは、お好み焼きと焼きそばだけ。
壁にかかっていたボードメニューには、牡蠣フライ、エビのから揚げ、湯豆腐…。「湯豆腐の横はなんて書いてあるの?」と聞いたら。
「冷奴です」との答えには、思わずのけ反ってしまいそうに・・・
店名は出しませんけれど、これ程外れのお店も中々ないかもしれません。
仕方なくオーダーした何品かも、写真に撮る気持ちがなくなってしまうような出来でした。
暮れの大晦日に、こんなところで何をしているんだか・・・でもこれも、笑えるネタ!?良い思い出になるかしら!?

それでも店主に土地の良いところや見所などを聞いてみますと、そちらの方は大丈夫。
地元の情報を得ることが出来た、唯一そこだけが良かったと思います。
少しでも売り上げに協力しようかなとも思いましたが・・・
早々に退散して、お部屋に戻ってマッタリです。

気を取り直し「紅白」を見ながら、ティータイム。
朝の内に遠鉄デパートで買った、まるたやの洋菓子。
お店の代表商品は「ボックスチーズケーキ」ながら、この後すぐに家に帰る訳ではないからあんな大きなものはとても買えません。
しかし「あげ潮」も、『全国隠れたお土産お菓子ー1グランプリ(略してK-1GP)』で第2位に選ばれましたとの事。
「あげ潮」はチーズケーキと並ぶ、お店の代表商品なのです。
オレンジ・レーズンの果実にくるみとコーンフレークを練りこみ焼き上げた一品は、バターを使用していないサクサクの和風クッキー。

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食べきりサイズのちっちゃな「半熟チーズスフレ」。
チーズのコクがあり、中はフワフワでしっとり、その加減もちょうど良くて…こちらも美味しかったです。

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今年は、伊勢・えびせんべい隊…鰻が食べたい! [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

灯台見学の後は、お魚市場へ行ってみたり・・・市場内は大晦日とあって、地元客の皆さんで賑わっていました。

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御前崎の海産物が並ぶ「海鮮なぶら市場」の一角で見かけた、ビッグなカツオ君!
でもまだ先は長いのです。それにお魚や鰹節は先日買って帰ったばかりですもの。
さようなら、御前崎。
海のほかには何もなかったけど…シツレイ!それでも楽しかったわよ。

海沿いの景色を眺めならの、のんびりドライブ。
周囲の景色が何となく違うように感じられました。
夫が「のどかで温かくて、何となくいいなぁ~~」ですって。確かに。
北関東の我が家と比べたら、4~5度は違う感じ。春の近づきを感じる3月中旬くらいに思えます。

天竜川を越えると、浜松市。
夫の関係で私も結婚してから、浜松には数えきれないくらい遊びに来ているのです。

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市内に入ってすぐ目に入る、アクトシティのインパクトの強い建物。JR浜松駅とのツーショットです。
でもここでの目的は違うのです。
前回夫が駅前の遠鉄デパートで買ってきてくれた、「まるたや」さんの「あげ潮」が買いた~い!

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入ったデパ地下の人ごみの凄さ!
静岡県の西側の都市・浜松は美味しいものもいっぱいだけど、人の多さも半端じゃないわ。

あげ潮の味と食感の良さには、ブログ仲間のサンダーソニアさんに教えて頂いてから、すっかりはまってしまっています。
先月の「バリ勝男くん」もそうでしたけど…ありがとね~~。美味しいものは地元の方に聞くのが一番ですね!

浜名湖の弁天島を過ぎて・・・

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旧東海道でしょうか。もう一か所寄らなくていけない舞阪へと向かいます。
それは浜名湖の特産品であるしらす干しを買うためではなくて、そのしらす屋さんで売っている海苔の佃煮を買うためなのです。
去年こちらに立ち寄りをして、しらす干しと共に買った佃煮。
手軽なお値段の割には、かなり美味しくて・・・家の母などもうすっかりお気に入りになってしまっているのです。あれから何度かリピしてしまっているくらいに。
道路の両側には、しらす干しとアサリやカキ、海苔製品の販売を行っているお店が数軒軒を連ねていました。

知多半島へ5.jpg
ここ浜名湖周辺は、これまで何度訪れたことだろう。
最近はこうして二人で、その前には息子と親子三人で。また両親を連れても。。。
5月頃には、湖の中州までボートで送ってもらって、潮干狩りを楽しんだこともあったっけ。

そうする内にも、さっきからお腹が空いてきたんですけど…
やっているお店が見つかりません。
ここで食べるとしたら、やはり鰻!
鰻屋さんは、ないかなぁ~~

知多半島へ7.jpg
それでもない。
ない。
間もなく愛知との県境が近づいてきてしまっています。
こうなったら、もう道の駅でもいいわ。
そうして行ったのが、「道の駅 汐見坂」です。
静岡県の最西端、浜名湖の西のまち湖西市の白須賀にあります。
白須賀は東海道五十三次の32番目の宿場として栄え、安藤広重の浮世絵にも「汐見坂」が描かれています。西国から江戸へ向かう旅人が初めて太平洋を目にする場所だそうです。

街道きっての絶景は勿論ながら、ここは風が強かったですね。
道の駅は往時の宿場をイメージしたどこか懐かしい和風の木造建築。

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中の食堂で食べたうな丼。
浜名湖産の鰻がのせられたうな丼の味は特別ではないけれど、普通に美味しいものでした。
濃いめのたれがからまっているから、私にしては味が濃く思えます。
小うるさい事を言わせて頂いてしまうと…たれはサラッとしたのがかけてあるくらいの方が好みなのです。
夫の勧めで食べた焼き牡蠣も美味しいものの、やはりチョッと小さかったかな。
一口で食べてしまいました。
http://www1.ocn.ne.jp/~siomi327/

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今年は、伊勢・えびせんべい隊…一泊目は御前崎 [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

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一泊目のホテルは、ホテルと言ってもリーナブルな値段だけが魅力のビジネスホテル「くれたけイン御前崎」。
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浜松市の「ホテル・ヴィラくれたけ」。結婚式場を併設したブライダル&リゾートホテルを経営母体とする企業が、新しい時代のニーズに合わせたブロードバンド対応のB&Bホテルを展開している中の、ここはひとつなのでした。

先月宿泊した「ホテルnanvan」グループがマグロ屋さんなら、同じ静岡県内において経営展開を競う「くれたけ」グループは、結婚式場が元になっていたのですね。
こちらにも以前から興味があって、一度は利用してみたいものと思っていたのでした。
http://www.kuretake-inn.com/omzk/

お値段がお値段だけに、それ以上の期待をしてはいけません。
御前崎2・2.jpg
建物もお部屋もまだ新しいから清潔感はあるものの・・・狭いお部屋に、置いてあるものも必要最低限ながら・・・一晩寝るだけでしたら全く問題はありません。
翌朝の朝食にしても、品数はまぁまぁ。味の方もそれなりなもの。
それでもまだ、こちらの朝ご飯は良かった方なのでした。。。

このホテルで一番楽しかったのは、ウェルカムドリンクとして、ビールやワイン・カクテル等のアルコール・ソフトドリンクが無料サービスされる「ハッピーアワー」。
お昼が遅かったものだから、夜になってもあまり食べられそうもありません。
そこでお店へは行かず、途中テイクアウトしてきた握り寿司で済ませてしまう事にします。
フロント奥の食事会場のテーブルには、ささやかながらミニおつまみのビーナッツの用意がされていて・・・
食べ物の持ち込みはご遠慮くださいとあったものの、皆さんテーブルの上ですでに派手に広げてしまっている模様。
私達は持ち込みOKかどうか一応フロントで聞いてみましたら、「結構です」との事。
それに、1杯セルフサービスのはずなのに…あれ、変だぞ!?
我々のように年末年始でも安く旅行をしたいと思う若いグループ客が多かったようで、宿泊していたのはほとんどが若い人達。
そんな彼らが各テーブルで楽しげに盛り上がっている様子は、見ていて微笑ましいものでした。
私達も勿論、一緒に楽しませて頂きました。
これだけに限らずお金をかけずとも、様々な楽しみ方ってあるものですね。

遠州灘に広がる長大な浜岡砂丘は、太平洋側最大級の砂丘地帯です。

御前崎2・3.jpg
サーフィン、ウインドサーフィンのできる場所として、ボードセイラーが 「地球上で最高の場所」 と折り紙つきの御前崎ロングビーチ。
景観の良さ、波の大きさ、風の強さ、風の方向等が最高なので、年間を通して幾つもの大会が開催されるという。
お部屋の窓から見えたのは、そんな風力発電の大きなプロペラたちの群れでした。

そして何と言っても、御前崎で思うのは灯台です。
 
            御前崎2・4.jpg
以下は、Wikiより・・・
御前埼灯台(おまえざきとうだい)は、静岡県御前崎市御前崎の最南端に立つ、白亜の塔形をしたレンガ造の大型灯台。
日本の灯台50選に選ばれているほか、歴史的・文化的価値の高さから、Aランクの保存灯台に指定されている。
昔から遠州灘は航海の難所でこの沖の岩礁で座礁、難破する船も多かったため、この場所には徳川幕府によって「見尾火(みおび)灯明台」が作られていた。
明治4年旧幕府が建造した軍艦が この沖合のセイゴ根に座礁したこともあって、洋式灯台の建設が急がれることとなりました。

1872年(明治5年)5月26日に起工。
1874年(明治7年)5月1日に完成し初点灯したが、2年もの工期を費やした。かの、「灯台の父」と呼ばれる英国人リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計によるもので、当時のお金で2万5千円余りの巨費を投じている。
そして、回転式の第1等フレネル式レンズ(フランス製)が日本で初めて使用された。

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俳優・中井貴一のお父さんである佐田啓二・高峰秀子主演の映画、木下惠介監督作品「喜びも悲しみも幾歳月」(1957年松竹作品)の舞台となりロケが行われた。って、あまりにも古すぎます!?

周辺は御前崎遠州灘県立自然公園に指定されていて、雄大な太平洋のパノラマが展開しているのです。

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今年は、伊勢・えびせんべい隊…御前崎まで [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

家を出発したのは、暮れの30日の朝です。途中私の実家に立ち寄りをして、チョッとまったり。
でも首都高速、そして都内から始まる東名高速の渋滞も心配だから・・・何時までもそうしている訳にはいきません。

一泊目は静岡県の中西部・御前崎のホテルです。御前崎は水産、観光を主な産業とする。と言うよりも、浜岡原発のある町としての方が有名なのかもしれません。

御前崎1.jpg
途中の足柄SAだったかしら?から見えた、富士山の姿。
もういいよとの声も聞こえてきそうながら…でもやはり富士山は、特別な山ですね。
何度見ても、見飽きるという事がないように思えます。

思っていた程の渋滞もなく、順調な走りが続きました。
そうする内にも、お腹が空いてきたような・・・
桜えびで知られる由比漁港。静岡県由比地区は、桜えびの日本一の漁獲高を誇るところです。
冬の時期の新幹線の車窓からは、えびの赤い絨毯が見えるのはお約束!

生や素干しの桜えびの味は格別です。それだけに3月下旬から6月の上旬、10月上旬~12月下旬までの年に二回ある漁期を楽しみにしている人もいるという。
これまでいく度となく通りがかってはいるものの、何時も他のところで済ませてしまうものだから、由比で桜えびを食べる機会はありませんでした。
せっかくなので今回は、由比の「くらさわや」さんで食べていくことにしましょう。
旧東海道は海際を避けた、由比宿から山腹を巻いて薩埵峠を経て興津宿へ抜けるルートが取られました。この店はその旧東海道由比宿の外れ、ビワとミカン畑に囲まれた山の中にあります。
http://www.sakuraebi.org/
御前崎2.jpg

こちらは桜えび料理の専門店です。中でも、桜えびのかき揚げがいちおしの様子。
私は桜えびののったサラダ、小鉢、お味噌汁の付いた桜えびかき揚げ定食にしました。
御前崎5.jpg

2枚のかき揚げは見た目も美しく揚がっていました。添えてある粗塩でいただきます。
サクサクなのは見ても分かるように…しかし実際に口に入れると、半端ではないこのサクサク感!!
新鮮な生の桜えびを使ったかき揚げの風味の良さも格別です。

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夫は、同じく生の桜えびを炊き込んだ桜えび釜めしを。

お釜の蓋を開けた時のプンと香った磯の香り、ほんのりとした淡白な味付けだから桜えびの香りがよくて、予想した以上に美味しかったです。
こちらにも同じようなサイドメニュー、どちらもデザートとして最後にみかんが付きました。
これまでもお店屋さんで桜えびのかき揚げは食べた事がありましたけど、あの美味しさは特別なもの。また行くことがあったら食べたいって思います。
くらさわやさんは各種メディアや美味しんぼなどにも採り上げられた有名店・人気店らしい。。。

御前崎4.jpg
店内から見えるのは、富士山と太平洋・駿河湾の両方の風景が楽しめる最高のビュースポットである「由比PA」。
東名高速のすぐ裏側にあるお店なのですね。

由比駅前は、そのものズバリ桜えび通りなのでした!!
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由比地区は東海道の宿場が置かれていた町で、今もその面影が残っていました。
江戸時代の浮世絵師・歌川広重の作品などが収蔵されている「東海道広重美術館」、「由比正雪の生家」等もあり…時間があればもっと探検をしてみたくなるところです。


御前崎(おまえざき)は静岡県御前崎市御前崎に属し、東に駿河湾を、南に遠州灘を望む岬。
一帯は静岡県立御前崎遠州灘自然公園に指定されており、また岬近辺を御前崎ケープパークと称して整備している。
御前崎7.jpg
さぁ、これで太平洋に沈む夕日に間に合う事が出来るかしら!?

この続きは、明日にしましょう。

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今年も、行ってきました。 [2012・1月静岡・愛知・三重・山梨]

予約投稿から始まった、年明け早々の本年度の日記。その辺りから、すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますけれど・・・
振り返って昨年のお正月は、ビジホを利用してのお気楽お手軽なドライブ旅でした。
そしてそれに、すっかりはまってしまった私達二人。

そこで、今回もね。
12月30日の一泊目、静岡・御前崎から始まった今回のドライブは・・・
栃木・群馬(端っこをチョッピリ通過しただけながら)・埼玉・東京・神奈川・静岡・愛知・三重・岐阜・長野・山梨と・・・・1都10県。
昨夜9時過ぎ、無事家へと帰ってまいりました。
総走行距離は1300キロ、昨年より通過地・距離共に劣りはするものの…今回もドライバーである夫、車共に頑張ってくれました。
普通の人にはどうって事のない今回のルート。
普通とはいえないハンディキャップをもつ私のチャレンジャーな試みは、好天に恵またこともあり今回も成功です。
行く先々で目にした美しいシーン、宿泊したそれぞれのホテル、旅先で味わった味の数々。
そのどれもささやかながら、楽しい思い出になりそうな予感がします。
連続した休日がとれない中で、今回も貴重なお休みです。
そして何よりも、年末の大掃除や新年のおせちの用意などを放棄できる事が一番の魅力かな!?

まずは、こちらから。展望台のお披露目が、今年の5月に控えていますね。
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しばらくの間は、スカイツリーの年となる事でしょう。

そして、こちらも。
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神奈川か静岡に入ってから、目の前にそびえ立つ富士山の姿。

しかし、スカイツリーにしろ富士山にろ、前回の訪問からまだ3週間も経っておりません。


出来たら、こんなところから出発したかった!! なーんて、それはまたのお楽しみという事・・・
              30日・3.jpg

新年ですので、初詣は勿論です。
30日・4.jpg

ここは横浜?どこなの?と思ってしまうところへも行きました。
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太平洋を望む海沿いの画像は、他にもいっぱいあります・・・。
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明日からしばらくの間、そのレポをが続く予定。皆様も飽きずにお付き合いくださいましたら、嬉しく思います。。。

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