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2021・2月福島県郡山市源田の湯 ブログトップ

2月末福島はまだ冬・・・⑦猪苗代湖の白鳥 [2021・2月福島県郡山市源田の湯]

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周囲の山全体が白銀の景色に染まった冬の猪苗代湖。
荒々しさはみじんも感じられない、穏やかな湖面が広がるのみ。対岸には残雪光る山々が並び標高の高さも感じさせます。青空と白銀と、穏やかな碧い湖との対比・・・美しき福島の四季の風景の、この時期を代表するかのような・・・感動の絶景でした[ぴかぴか(新しい)]

同じ様だけれど、しつこくね(^_^)
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福島県を代表する標高1,816mの「磐梯山」。“会津富士”の名前でも親しまれている通り、独立峰としてそびえ立つ様子は、周囲のどこから見ても絵になる素晴らしい山です。
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「道の駅 猪苗代」で少しだけお買い物。
これまで「道の駅 ばんだい」へばかり立ち寄りしていた為に、初の訪問でした。平成28年11月にオープン!だそう。
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猪苗代の農産物と加工品、福島県内の土産品、伝統工芸品と不足なく揃えられている…会津の品々。
会津塗りの漆器が、どれも美しい[グッド(上向き矢印)] それだけに、お値段の方も素晴らしくて買えないなぁ[あせあせ(飛び散る汗)]
自宅で普段使いしているお椀は、何時?どなたから?頂いたのか忘れてしまった程以前のものながら、会津塗りだけに品質が群を抜いていて、口当たりも使い勝手もとにかく良く思える♪ しかし木製だけに次々と割れ、残るのは私達が使っているふた椀のみ。

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猪苗代湖には、もう一か所見どころがありました。
国道から長浜の駐車場に入る道、鴨が餌を求めて歩いています。 人馴れしすぎていて、車が来ても逃げません。
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長浜には「はくちょう丸」「かめ丸」の観光船が停泊し、 冬季も運行しています。 はくちょう丸の停泊場の左側が浜になっていて、沢山の白鳥と鴨が泳いでいます。
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猪苗代湖の白鳥は東北の山々が紅葉し始める…10月の中旬頃から姿を見せ始め、桜の蕾がふくらみ始める3月下旬辺りから、北の空に旅立っていくと言います。

2021/03/16 【列島ニュース】福島局
猪苗代湖で白鳥の北帰行始まる。 この冬も3000羽をこえる白鳥が冬を越し、湖の北岸では先週から繁殖地の北極圏やロシア東部へ帰る、いわゆる北帰行の準備をする姿が見られるようになった。
白鳥の餌場となる周辺の水田の雪どけが遅れたため、今年は北へ帰る準備が去年より2週間ほど遅れている。…との事。
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猪苗代湖の白鳥の北帰行は4月中旬頃まで見られ、白鳥の姿がなくなると、会津地方の春の農作業は本格化してくる。
・・・真冬にはポールのてっぺんの赤い部分まで降雪があり、それと比べたら大分減ったとはいえ、まだこの残雪の量です。
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それでも天栄村を過ぎたあたりからは、雪がスッカリ見えなくなって、白河では見慣れた普通の光景となりました。

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福島、宮城、長野へ出かけたら必ず買います、それは地元産のお味噌。
こちらの麹味噌は今連日食べている最中なり。磐梯黄金(ばんだいこがね)納豆は猪苗代町内にある老舗「奥田食品」が製造する大人気商品…とあり、納豆も買ってしまいました。
「かんのや」の家伝ゆべし、芦ノ牧温泉駅側の牛乳屋食堂「ミルク味噌ラーメン」は友人に送る分も一緒に購入。珍しい上、美味しいと喜んでもらえました(^_^)V

※蔓が翼を広げたように見える…家伝ゆべしの独特の形は、三春城主"田村義顕"の祖先"坂上田村麻呂"が2羽の鶴に育てられたとの故事に由来しています。
その後1860年に菅野文助が「菅野屋」を名乗り、今に伝わるゆべしづくりを始めました。…とあります。ゆべしにのったケシの実もアクセントとなり美味しい[るんるん] 
ゆべしの中では一番好きです。福島土産としては、ありきたりですけどね♪
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同じく「かんのや」の大福、さらりとしたこしあんがあっさりしていて良いです。またせっかくの福島、りんごも少量ながら買ってきましたよ(●^o^●)          これにて、終わり。
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2月末福島はまだ冬・・・⑥真冬の光景の猪苗代湖 [2021・2月福島県郡山市源田の湯]

逢瀬町から西へ、三森トンネル=三森峠…郡山市中心部と郡山市湖南町を結ぶ道中にある、奥羽山脈の分水嶺を越える。
江戸時代からの 旧道は峠付近を1962年開通の三森隧道で越えて、隧道までの道中にはつづら折れが、峠の郡山側には茶屋が存在していたと言われたが。。1992年に三森トンネル、2004年に多田野トンネルが開通通過をしました。
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福島県の中央にあり、日本で4番目に大きな湖と言われる・・・猪苗代湖。
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これまで訪問したのは、ほとんどが夏。冬の猪苗代町は雪深く、地吹雪によって道路が通行止めになることもある厳しい環境にあります。
しかし好天の日には、猪苗代湖で季節限定の自然の絶景も楽しめます。

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冬の風物詩として知られるのが、遠くシベリアから毎年飛来する「白鳥」、厳冬期に風で飛び散った湖面の波しぶきが周囲の木々などに凍り付く「しぶき氷」。どちらも厳しい寒さによる期間限定となる冬の楽しみ。
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撮った画像はどれも走行中の車内からのだけに、撮れていないと考えておりましたが、奇跡的に一枚だけ残っておりました[グッド(上向き矢印)]
1月中旬~2月中旬の 厳冬期に天神浜から南側の林を抜け、長瀬川の河口に向かう…自然の作る氷の芸術「しぶき氷」です。
意識しませんでしたけれど、東経104.06度、北緯37.33度の位置するこの湖は・・・高冷地、豪雪地帯に属しているのでした。

そして湖畔の一角には、明治41年に建てられたルネッサンス洋風建築、有栖川威仁親王別邸。
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明治の香りを今に伝える皇室ゆかりの洋風建築物である「天鏡閣」。
猪苗代湖は何度も出かけて行っているのに、このような建物があるのを全く知らずにいました。
天気には恵まれたものの、周囲にはまだ数十センチの積雪が残されています[あせあせ(飛び散る汗)]
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雪道はどうにか歩いて受付までたどり着けたけれど、屋内へ上がったらスリッパ移動とあり、マイスリッパを持参してこなかった私は、内部見学を断念せざるをえませんでした。残念[たらーっ(汗)]
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館内のホール、階段や、置かれた家具等の見学は出来なかったけど、外から眺めただけでも建物の傷みは激しくて、それでも名建築の雰囲気は感じ取れました。https://www.tif.ne.jp/tenkyokaku/
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2月末福島はまだ冬・・・⑤「 forest バン 源田」朝食&感想 [2021・2月福島県郡山市源田の湯]

暗闇より差しこむ、うっすらした夜明けの気配に起こされる朝。何時もの朝とは違う爽やかな目覚めです。夜早く寝たら、そうなるのも当然?

最後は、朝食の様子を。朝も用意ができると部屋に連絡がきます。
朝食も夕食と同じ食事処で。

・・・と、その前に翌朝は男湯の方へ浸かりに行きました。
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男女関係なく同じ造り、広さで左右対称、気持ちの良い浴室&浴槽です。透明な湯に朝日が反射してキラキラ光ってる[ぴかぴか(新しい)] 綺麗な湯をひとり占めならぬ、ふたり占め!…とは、ほーんとラッキーでした。


気取らず、のんびりと、寛げる・・・全体としてそう思える宿です。小さな宿って相性が悪いと最悪な滞在になってしまいがち。
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目が覚めてすぐ5時半頃に、喫煙所となっているテラスへ行った夫。その時間からすでにストーブには薪がくべられ、廊下はファンヒーターで温められていました。私達ふたりきりなのに申し訳ない(*^_^*)

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食事処へ出向いたら、テーブルに料理はほぼ出そろっています。前夜はムードが[バッド(下向き矢印)]・・・などと書きましたけれど、昔からの建具を活かした立派な造りなのです。
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こちらの朝食は、和か洋から選ぶのではなくて、初めから両方並んでいるのでした。
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和食用の小さなおかず達から、サラダ・ベーコン・スクランブルエッグと言うか玉子焼き…の下にはスライストマトも。小さな器はラタトゥイユだったかと。
お櫃にはたっぷり過ぎるご飯、パンは持ち帰る事にし、私もご飯にします。
夫など、4膳近く食べたのではないかしら?これでまた、昼食ぬきとなってしまうのだ(^Q^)/
リンゴジュースにパン二種類、ヨーグルトの中からはブルーベリージャムが沢山出てきました。
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もっている女は、これほどの青空をつれてきてしまうのだ[ダッシュ(走り出すさま)] 残雪が残った…立派な中庭の奥、階段の先には温泉神社まで見えます。

部屋に戻る途中で、若主人と話をしていたら・・・あれ?君は何時から?
聞けば「昨日のチェックイン時から、ずっとここにいました」との事。あまりの大人しさに気づきませんでした。こうしてなでなでしても全く声を発しませんが、外へ出すと鳴くと言います。
名前は「だいちゃん」だそう。冬場は、ここストーブの側が居場所なんだね[るんるん]
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じゃらんネットより、「フランスワイン(白or赤 / フルorハーフ)付き」プラン@18500円なり。そこからクーポン5000円引きと、お得に予約。
「forestバン源田」我が採点は
     部屋 ☆☆☆☆☆部屋、洗面所、トイレ、大浴場・・・どこも清潔で良かったです。
     設備  ☆☆☆☆ 客室設備は申し分ないのに、食事処=宴会場とのgapが惜しい?           
     風呂 ☆☆☆☆☆
     料理  ☆☆☆☆☆5個目は半分(テーブルウェアのセンス古めかな?)
     接客 ☆☆☆☆☆ 
     総合 ☆☆☆☆☆
季節の、または地の素材から生まれる美味しい食事を、朝・夕共に食事処で頂く・・・宿泊する上で一番好きなスタイルです。
随分以前から福島県内の宿、ホテルには頻繁に泊っています。そして感じるのは温泉の泉質の良さは勿論、どこに泊まっても提供される食事のレベルの高さです。
それは低価格のペンション、民宿から、たまにながらハイクラスの宿まで、どこも変わらなく感じられたものでした[グッド(上向き矢印)]

こちらも 小規模施設に関わらず、会津の郷土料理担当の大婆ちゃんから、接客担当=若主人のお孫さんまで三代揃ったアットフォームな宿です。皆さんとは食事処で顔を合わすだけだから、その気楽さも良い♪ 
清潔で快適、洗練された雰囲気の客室、アメニティや部屋の備品など充分満足出来た。全館フリーwifiも完備。
日帰り入浴の終わった夜間~の部屋毎の大浴場貸切と良いところが多くあるだけに、それだけに惜しいと感じてしまう。
ご家族の皆さんが一生懸命なだけに、また泊まりに行きたい!と思わせる魅力にあと一歩!?一言で表現したら「夕食メニューに華がない」でしょうか!?

これからどう進化をしていくだろう?、期待を込めて勝手に採点させていただきました。
HPをご覧いただくとわかりますが、こちらの宿は木々の芽吹いた新緑からの宿泊が絶対に良い。特別山奥ではないのだけど、山の緑、碧に圧倒される・・・と想像されるからo(^o^)o
コロナウイルス感染対策のため2室の提供と、感染予防も万全の安心の宿。お勧めです[グッド(上向き矢印)]
この後は、猪苗代湖で遊んで帰ります♪
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2月末福島はまだ冬・・・④「forestバン源田」夕食編 [2021・2月福島県郡山市源田の湯]

夕食は6時から、「用意が出来ました」と部屋に連絡が入ります。
この状況下だから、洋室の予約も二部屋しか受け付けしていない様子。それにしてもキャンセルがあったとか、週末に関わらず宿泊客は私達だけ。
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フロントの先、広い宴会場のテーブルにセッティングがされています。ファンヒーターで温められた部屋、私の椅子にはひざ掛けの用意もあり。
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最初に用意されていたのは、前菜・自家製との食前酒・陶板焼きのセット・鯉のうま煮。
テーブル上には♡型の、簡単なメニューらしきものもありました。

予約したのは「記念日にピッタリ、フランスワイン(白or赤 / フルorハーフ)付きプラン」でした。フルorハーフと尋ねられましたけど、そこは当然!フルボトルでしょう[るんるん] 2月は結婚記念日月だから嘘ではありません。メニューによりますと、3000円相当のフランス産シャルドネワインでした。
前菜は…どれも少量で、色合いも地味過ぎる[バッド(下向き矢印)] プレートの余白を活かし過ぎて、失礼ながら・・・トキメキが全く感じられません。
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下段は、会津の郷土食鯉のうま煮、国産黒毛和牛の陶板焼き。良いお肉でした。
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ドリンクメニューの一部です。ワインが呑みやすくて早々に終わってしまい・・・物足りなくなって、「日本名水100選」磐梯西山麓湧水群の一角に建つ酒蔵「栄川酒造」の生酒をオーダー。

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グリーンカレーは「郡山市の新ご当地グルメ」だそう、バジルを練り込んだパンを添えて。グリーンカレー大好き!この倍はいけますとも(^o^)V
こちらも洋皿のエビとホタテのアンチョビクリームソース。下段は、椀そば・味ご飯。
昔から滋養に良いとされる鯉を、洋風のカルパッチョにアレンジ。一般的には「洗い」にして酢味噌で食す鯉、しかし当然臭みなど全くない鯉の洋風カルパッチョ、こちらも美味しくいただきました。

2月の残雪の残る時期だけに、食材が限られたものとなってしまうのは仕方がありません。
それでも福島はどこに泊まっても、食事のレベルの高さに満足してきただけに・・・何かもう一工夫欲しかったような。
旅先=非日常だから、なにか物足りないって思う状況は寂しいかなぁと[あせあせ(飛び散る汗)]
我々だけの貸切で、他に宿泊客がいなかった、寂しい状況も関係あると考えられるけれど。。
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デザートは、季節のフルーツとケーキの盛りあわせ・・・全体的にヘルシーではありますが、お腹はいっぱいです。

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食べ終えてみれば、8時近く。
若主人さんと色々お喋りさせて頂いたりして、意外にもゆっくりいただいてしまったようでした。
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薪ストーブが置かれた、客室棟のラウンジです。
先程感じた違和感…そこそこ雰囲気のある客室から、いきなり食事処が従来の広い宴会場となってしまった。・・・そこだったのかもしれませんね(@_@)
このムードの中で食べられたら良かったのかも?なんちゃって!?
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お互い、都合と言うものがありますから[あせあせ(飛び散る汗)]

全館貸切となったこの日、夜は女性用大浴場を使用してみます。
脱衣所から、浴室へ。湯気で見えにくいですが、浴室、浴槽も広いです。前面がほぼ大きな窓なので解放感もありました。
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暗くてよく見えませんでしたけど、露天風呂、女性用にはジャグジーバスもあったと見にいった夫が言っていました。
浴槽内は天然温泉100%、源泉かけ流し温泉。こちらもジェットバスとなり、神経痛・胃腸症・筋肉痛・五十肩・うちみ・冷え性などに効果があるそうです。

館内はとても静かでした。呑み過ぎてお腹もパンパン!途中の車内で居眠りしていたに関わらず、ベッドで横になったら速攻寝てしまう・・・言うまでもなく、これは毎回のパターン[眠い(睡眠)]


会津の郷土食である鯉のうま煮は夫が食べられない為=食わず嫌いなのだ(=_=;) それではと私の分と共にパックに入れて持ち帰れるか相談を。
翌朝のチェックイン時に渡された袋には、煮汁が出ないようキッチリとラップまでされていて・・・帰宅後ひとりでいただきましたら、スゴク美味しい[グッド(上向き矢印)] この煮汁はきっとつぎ足しされて伝わってきたものなのだろうと想像してしまいました。

ごめんなさい、まだ次回があるのです。
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2月末福島はまだ冬・・・③逢瀬町「forestバン源田」部屋&温泉 [2021・2月福島県郡山市源田の湯]

この日泊まったのは福島県郡山市郊外、緑の中に佇む一軒宿「forestバン源田」でした。
120年以上歴史ある湯治宿は、昔から温泉療養、地域の人々の日帰り入浴施設としての役割を果たしてきたと言います。
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左側の宿の玄関を撮ったのは車の汚れたガラス越しで、その上逆光…酷すぎる写真にて失礼します[あせあせ(飛び散る汗)]
7年前にリニューアルした際、「源田温泉 熊田屋旅館」から「forestバン源田」と宿名を変え、より快適に過ごせるようにしたそう。12月末に泊まった「もてなしの宿 すわや」さんと似た経緯ながら、あれ程の高級感はありません。
全6室の宿ですが、敷地面積はとても広いのです。桜の樹が何本も、その周囲には残る根雪、入口すぐに建つ大型ガレージには除雪車と、ストーブ用の薪が積まれています。

夜間に限って大浴場が貸切出来るのが、決め手となっての宿泊でした。
玄関ホールは、昔のままのよう。
椅子とテーブルのセットが目の前にあるに関わらず、チェックイン時の体温測定、記入等の手続き、館内の説明が立ったまま行われたのは不思議です[あせあせ(飛び散る汗)]
この時世だから、ウェルカムドリンクやお菓子が欲しかった訳ではない。・・・一生懸命なのだけど、どこか素人っぽさ?要領の悪さが感じられてなりませんでした。

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大浴場のある客室棟は内装もやはり新しく、白木の床が綺麗でピカピカ[ぴかぴか(新しい)] 本当にどこもかもピカピカで清潔でした。一階に並ぶのはラグジュアリーツイン、それから和室は、階段を上がってまでみませんでしたけど…二階に二室あるのです。

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102号室カモミールのお部屋。
部屋への案内中に・・・大浴場の利用時間、照明の点け方、鍵のかけ方等の説明があまりにも丁寧で、私は面倒くさくなり先に部屋へ入ってしまったくらい[バッド(下向き矢印)]
ドアを開けて、6畳くらいの広さの踏み込み。左手にクローゼット、反対側におトイレがありました。
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籠バスケットにバスタオル、ジャージ素材の作務衣←浴衣より着やすくて、動きやすくて好き♪ タオルと共に。

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広さは不明ながら、琉球畳の上にベッドの置かれた和風洋室は…清潔で、居心地良い部屋です。寒い時用に毛布の用意もありました。
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ベッドの向かい側にはテレビの置かれた収納棚。金庫、アジアンな籠の中身はドリップコーヒーセット・緑茶&お茶碗・グラス。電気ポットに、クローゼット下の冷蔵庫にサービスのミネラルウォーターが2本。
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板張り部分は、中庭に向いて籐製の椅子に、ティテーブル。

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洗面所兼脱衣スペース、洗面台にはドライヤー、歯ブラシ、透明の巾着袋に入ったアメニティグッズと…不足なく並んでいました。
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景観も良い、季節によっては窓を開けて浸かったら気持ち良さそう、白くて明るいビューバスです。勿論、こちらの湯も温泉なのです(*^_^*)
自宅のバスルームと同等の広さは2人で丁度くらいながら、カラン&シャワーは最新型なのでしょう[exclamation] カッコ良くスタイリッシュ、天井からのミストシャワーまで付いていました。
サラリとした透明の湯に特徴はないながら、顔や手がツルツルになりましたので天然温泉に違いありません。
次は、夕食の紹介になりますね。
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2月末福島はまだ冬・・・②郡山市「開成山大神宮」 [2021・2月福島県郡山市源田の湯]

宿へ向かう前、一か所だけ立ち寄りしたところがありました。
郡山市内で「みちのくのお伊勢様」と称される。明治9年に、安積開拓に関わる人々の心のよりどころとして、伊勢神宮の御分霊が奉還され創建された「開成山大神宮」です。

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平成3年に御分霊奉遷百十五年と皇紀二千六百五十年と平成の御大典を奉祝し、青森檜葉で造営された…「拝殿」。この奥には「本殿」。緑の杜に映える荘厳な御社殿であるのを感じます。
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ご祈祷のあとでしょうか。本殿から出ていらした神職の方々。
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昭和50年「御分霊奉遷百年」を奉祝し造営。音響効果に特殊な工法を取り入れた、開成山大神宮氏子青年会が創作した開成山太鼓の演奏などが行われる「神楽殿」。
中には当然ながら数張りの太鼓が並び、並び置かれた屏風絵は優美で、大層美しいものでした[ぴかぴか(新しい)]
神楽殿前の枝垂れソメイヨシノはまだ固い蕾ながら、開花時はまことに良い光景となるのは想像されました[グッド(上向き矢印)]

一番手前にあった授与所にて、御朱印を頂きます。
伊勢神宮の御分霊が奉遷され創建された神社だけに、ここでは皇室カレンダーの販売もありました。しかし年明けからふた月も過ぎた今、半額へと値が下がっていました[あせあせ(飛び散る汗)]

拝殿にあるのは…幕末幕末に活躍した皇族である、有栖川宮熾仁親王による書との事。
この翌日は猪苗代湖畔に建つ、有栖川宮威仁親王別邸「天鏡閣」へも立ち寄りをしてみました。

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山門の両脇で睨みをきかす立派な狛犬さんの姿。 手水舎の奥には開花した紅梅が見えます。

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彩るのは「如月」の梅。今やスッカリ、メジャーとなった「疫病退散」の妖怪「アマビエ」。


このような場で不敬とは思いつつ・・・有栖川宮で思い出すのは・・・。
すでに断絶していたはずの有栖川宮家の後継者を名乗る人物、妻役の女性により…平成15年に起きた有栖川宮事件です。
有栖川宮を名乗った結婚祝賀を舞台に、タレント等からご祝儀を集めた詐欺事件…で思い出される方もいらっしゃるのでは?
我々には理解しがたい不可解な事件内容、虚言癖から詐欺を働き続けてきた自称「宮様」と、上昇志向の強い女性の虚栄心とを満たすものであったのかもしれません。

一応観光らしき事もしたし、後は宿へと向かうだけ。郡山市内から西へ、山間に沸く一軒宿の温泉地へと向かいます。
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2月末福島はまだ冬・・・①那須塩原市、中華料理「胡畔」 [2021・2月福島県郡山市源田の湯]

先週末は、また福島へ出かけてしまいました。毎日がつまらなくて退屈、欲求不満気味だったから[バッド(下向き矢印)] そういう時は温泉でも出かけて、お湯に浸かって、宿の人の作ったご飯を食べる。それに限りますものね。
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家から福島は隣県だけに高速を使わずに行けるし、交通費もそうはかかりません。
朝はゆっくりと9時過ぎに出発!途中用事の為に立ち寄りしても、余裕なのです。
那須連山、塩谷の高原山辺りの山頂付近は雪雲がかかって、降っている様子ながら。。この先の福島は大丈夫!晴れ女パワーで、スッキリ青空のはず[晴れ]

お昼ご飯はせっかくだから、ディのパン教室でお世話になっている先生のご親戚がやっているお店で食べてから参りましょう。
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お店のオープンに合わせ、11時半キッカリに入店。
那須塩原市にあるラーメン・中華料理のお店「胡畔」さん。さり気なく店名をお聞きしたら、「こはん」との事。調べてみましたら「湖畔」ではなく胡弓、故宮の「胡畔」でした。
胡(こ)は、胡椒(こしょう)、胡麻(ごま)、胡桃(くるみ)のように、異民族由来のものである事を示す。中国の中心からみて、北方・西方民族に対する蔑称としての意味でもあったようです。

全く飾り気のない、暖簾さえない街の中華屋さん。アッサリし過ぎた地味な外観に少し戸惑ったものの・・・地元に溶け込んでいる店のようで、来店者は次々と引きもきらなく続きます・・・。
畳の個室部屋、テーブル席に、窓際にはカウンター席・・・、多人数の家族連れから、常連らしきサラリーマンの昼食タイムまで多様に利用しやすいところと感じました。

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Aランチだったかな、青椒肉絲に卵スープとライス、サラダ、浅漬け、小鉢。あれ、エビチリもあったはずと思ったら、後から作り立てが運ばれてきて、もう一品は五目あんかけラーメンをオーダーして食べました。

クーポン提示でソフトドリンク 又はアイスクリームをサービス!により、夫はオレンジジュース。私は、バニラアイスクリームをいただきます。
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メニューを眺めたら、本格的なコース料理もあり。前菜から、様々な中華メニュー、麺類にご飯ものと一通り揃っています。
どれも美味しく、リーズナブルな価格設定でもあり、地元で長年に渡り愛されて続けているお店であるのを理解しました。


店内に「甲斐犬、予約受付中」の張り紙あり。
お店の人にうかがってみたら、自宅には4頭の甲斐犬がいるとか。

食べ終えて外へ出たら、キャンキャンキャン・・・の鳴き声が、どこからともなく聞こえてきます。
すると、すぐお隣の庭の片隅で、黒っぽいものが動いているではないか。
夫が店の方に「見に行っても良いか」と尋ねて、行ってみました。

甲斐犬て、本当に真っ黒なんですね(@_@) 顔と身体との境目もわからないくらい。小っちゃな子熊みたいですもの[目]
引っ切りなしに鳴いてはいるものの、それは怒ってではないようです。
その証拠に尻尾をずっとプルプル動かしっぱなしで、見方によっては可愛いと言えるかも(^Q^)/
夫:「予約してっちゃおうかな~~」だって、飼ってみたら愛情はわくのは予想出来るけれど、この鳴き声は相当な近所迷惑に違いない[あせあせ(飛び散る汗)]
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こうして見ているだけで我慢だ! 
眺めるだけ眺めて、、、ばいばい、またね~~(`_`)ノ

奥州街道を少し北へと走ったら、県境を越えた福島県です。
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今回も、続きますね。
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