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2010・3月宮城・鎌先温泉 ブログトップ

新空港が、オープン! [2010・3月宮城・鎌先温泉]

ふふふ・・・もう終わりと言ったけれど、まだ終わらない[ダッシュ(走り出すさま)]
最後に立ち寄りをした所は、茨城県の小美玉市(おみたまし)。と言えば・・・もうお解かりですね[ひらめき]
「茨城空港」は霞ヶ浦のすぐ北側、自衛隊の百里基地のあるところ。地図で見ると成田にも本当に近いのです。
家のナビは古いから、高速道路も付近の道路も何も全く出ません。
でも案内の看板も出てるし、空港の為に作りましたよ・・って感じられる、新しい道路が目の前に出現しますから大丈夫。

1茨城空港.jpg
そして手前2キロ地点からは いきなりの渋滞が[ダッシュ(走り出すさま)]
こちらがオープン前、さんざんテレビで報道されて物議をかもし出した空港です。
開港後初の週末です。今日は家族そろって新しい空港を見に来てみましたって[車(セダン)]・・・
茨城空港をわざわざ見に行こうなどと言う物好きなミーハーは私達だけじゃなかったのね[あせあせ(飛び散る汗)](しかし、これには一応訳があるのだ)
ようやく駐車場に車を置いて、いざ空港へ。
茨城空港2.jpg
土地はいっぱいあるから、広い駐車場が用意されています。周りを見渡すと近隣ナンバーの車ばかり[ダッシュ(走り出すさま)]さすがは茨城さんです。
見て解るとおりに、新しくて綺麗、でも小さい[がく~(落胆した顔)]
これまで何回か遊びに行ったことのある・・・福島空港よりも更にコンパクトなのです[バッド(下向き矢印)]

普通、透明板越しに飛行機が並ぶ滑走路が見えるはずですが・・・肝心の飛行機は 一機も見えません。
そして、こちらのガラスは特殊加工が施されているようで・・・目の前に行くと磨りガラスのようになってしまって、前が見えない。
滑走路の向こうが航空自衛隊の百里基地なので、立ち場所の正面の景色しか見えないようになっているのです。
それから日曜日とあって、カッコイイ戦闘機の飛ぶ姿はありませんでした。

二階も、スゴイ人、人[むかっ(怒り)]
入居しているレストランは、ファミレスの「すぎのや」さんだけ。この時は物好きな人が・・・シツレイ[あせあせ(飛び散る汗)]何人も食事されていましたけど、この先はどうなることかしら。
反対側の売店は、スゴイ人混みで私は近寄れません。どんなものをを売っていたのでしょう。
おトイレに行く時に目にしたのは、1階奥で「コスプレ大会」をやった後です。イベントに利用するのはアイデアだと思います。
とにかく開港して初めての休日とあって、見物客だけが多い観光スポット。レジャーランド状態の空港でした。
だってどう見ても「飛行機、乗らないでしょ」と思えるおじいちゃんやおばあちゃんの姿もいっぱいで・・・・
そんな事思った私も、他所の人から見たらそうなのでしょうけれど。。。
ある意味楽しめた、興味深いところでした、茨城空港[るんるん]
台湾のツアー客が帰国便に乗る、テンションの高さ、元気の良さが印象的でした。
しばらく海外へ行っていないから解らないけど、今、アジアで元気なのって中国とか台湾とかの人なのかな。
        茨城空港3.jpg
こうして、空港に向かって帰るまで航空機を一機も見ない空港見学が終わりました。
このブーム、春休みが終わったら、終わりになってしまうのかなぁ[バッド(下向き矢印)]

帰路は渋滞もなく、のどかな田舎の風景を満喫しながらドライブして家まで1時間あまり・・・この日は、とても綺麗な夕焼けでした。
肉眼ではこのお隣に、筑波山のシルエットがくっきりとあったのですけれど。
夕焼け.jpg

よく解らない私、「あんな無駄なものを作って」とか「茨城の人は飛行機なんかに乗らないわよ」[わーい(嬉しい顔)]なんて言っていましたけれど・・・・
考えてみたら、決してそんな事はない。
渋滞なしで我家から空港まで、ドア・ツー・ドアで1時間です。
駐車場といい、空港の建物といい全てがコンパクトなのも私には都合の良い事。
羽田や成田へ行くよりも私達においては、全てにおいて便利、近い、安いのですもの。
現在はまだ、茨城⇔ ソウル(仁川)往復1便だけだけど・・・・結構使えるかも、茨城空港[グッド(上向き矢印)]
4月16日からはスカイマークエアラインが「茨城⇔神戸」線を就航、1日1往復体制で運航の予定です。
これで、少なくても韓国と、神戸は近くなると言うもの[グッド(上向き矢印)]
沖縄便でも就航してくれたら、もっと嬉しい[るんるん]
とりあえずは・・・「目指せ、神戸」。そして、「まずは、神戸へ」ですね[パンチ]

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太平洋を見ながらドライブ、これで最後 [2010・3月宮城・鎌先温泉]

翌日、私達が向かった亘理町は宮城県の南東部。仙台市から名取市へ更にその先へと、南下したところにある海沿いの町です。
私は今回が三度目の訪問です。
夫は仙台へお墓参りした後、実弟夫婦を同伴しての訪問がプラスされて四回目となりました。
亘理の荒浜.jpg
亘理町の荒浜漁港の風景。
はるか遠くには蔵王を初めとする、山形県の山々が雪をかぶった真っ白な姿で見えていました。

亘理町での目的は、新鮮な魚介類の数々です。
こちらでは春は「あさりめし」、夏は「しゃこめし」、秋は「はらこめし」、冬は「ほっきめし」と、一年を通して何かしらの飯が食べられるのですから[手(チョキ)]
また東北一の生産量を誇ると言う亘理のいちごは、1月~6月の期間中は観光いちご園でのイチゴ狩りが楽しめるという。
どうして私が、このようなことを知っているかと言いますと・・・もう10年位前だったかしら・・・
一時「バリ島へ行きたい」熱[揺れるハート]が強かった時期がありまして、その関係で行きつけのサイトのリンク先まで飛んでいったことがあったのです。
それは仙台出身の女性のところでした。日本で知り合われたインドネシア人の方と結婚後はインドネシア在住ながら、里帰りをした時に必ずと言うくらいに亘理町の「田園」で食事をされたり、子供達といちご狩りをするなどの日記を彼女が書かれていたからなのです。
そこで早速に、あれは鬼頭温泉郷へ行く途中だったか「和風レストラン 田園」でほっき飯を食べてみたと言う・・・ホントに素直な私なのだ[あせあせ(飛び散る汗)]
その後に再訪もしているものの・・・その時は大晦日とあって配達の忙しさからかお店が閉まっていたのです。
そこで、そのすぐ近くの「和風レストラン かに座 うお座」にて。でもその店では私、ほっき飯というより海鮮ものを食べた記憶があります。

地元・荒浜漁港で連日水揚げされる、5月までが「旬」のホッキ貝。
刺身や鮨ネタ(これと前後して北海道では、ホッキ貝をお刺身で頂きました)などの食べ方がありますが、ここでは郷土料理「ほっきめし」が一押しとのこと。
「ほっきめし」とは貝の内臓や身を醤油などでさっと煮込んだだし汁でご飯を炊き、薄く切ったほっきをご飯に盛り付けたものだそうです。
貝の旨味を含んだご飯、身のシコシコとした食感、口の中には独特の風味が広がるのです。
「田園」は私達が亘理町へ向かうと言ったから、宿泊した宿の従業員さんにもその朝お勧めされたところでした。

一応私にも「今回は、ここ」ってめぼしをつけてきた、お店もあったのです。
ところで、ここで困ったことが[バッド(下向き矢印)]
朝ご飯をしっかりととってしまっていたから、ふたりとも全くお腹が空いていないのだ。
市場もやっていなさそうなムードが漂っています。仕方がないのでプレハブのような簡単な建物のお店で、ほっきのお弁当を買って帰りました。それと、カレイの浜焼きです。
お店の前に行くとすかさずサンマのつみれ汁のサービスがあります(これは両店とも同じ模様)、そしてお店の裏側に身をむいた後に捨てた貝殻がこれでもかってくらいにあったのは嬉しかったなぁ[わーい(嬉しい顔)]
漁港の周りを車で走った時に見かけた、大きな薄茶色の建物は「わたり温泉 鳥の海」。
もう温泉にはいっぱい入ってしまっていたから行きませんでしたけど、ここの1階にも亘理町の名産品が沢山あったらしい・・・

次に向かったのは、宮城県と福島県との県境・相馬市でした。
そう、遠くに太平洋を臨みながらのドライブって訳なのさ[グッド(上向き矢印)]
BGMは勿論、サザンよ[るんるん]
福島県の途中まで開通している常磐道でもって、私達は家まで帰るつもりなのです。

相馬市には、子供が小学生~中学生(もうその頃には、無理やり付き合わせていたって感じでしたけど・・・)毎年のように潮干狩りに出かけていた松川浦があります。
       松川浦1.jpg
松川浦(まつかわうら)は福島県相馬市にある潟です。
訪れた時、この海では海苔の養殖をしているらしく・・・・潮干狩りは、もう少し後だそうです。

潮干狩りに限らず、何にでも性格って出るものですね。
一生懸命に貝を採るのは夫と母。
その頃すでに病気で身体が大変な状態であった父は仕方がないにしても、私と息子はあっちへフラフラ、こっちへフラフラって遊んでばかりいて、何時になっても網に貝が溜まらないのだった[がく~(落胆した顔)]
確かに、砂にもぐったアサリを無理やりに砂の中からムギュッと引っ張り出すのは面白い、でもすぐに飽きてしまうの[あせあせ(飛び散る汗)]
それでも潮干狩りの後に食べる、潮風にふかれてのお昼ご飯の味は格別でした。
特に亡くなった父は、近くで売っている浜焼きをとても楽しみにしていたのです。

そんな思い出のある松川浦を訪れたのは、10年ぶりぐらいの事でしょうか。
松川浦2.jpg
そこでは、ちょうど不定期に開催されていると言う「海の幸まつり」の最中でした。
入り口の脇で振舞われていた「カニ汁」を、私達も頂きました。美味しいけれど私には塩分が強すぎたから、ほんの一口だけ頂きました。
もち米を炊いたところに、カニの身をほぐして混ぜたカニ飯を買いましょう。
それにカレイの干物に、やはりここではアサリは買わないとね。小さいけど高級魚「のど黒」の下ろしたものも安かったのです。
とっても気さくで商売上手な地元のおばちゃんたちは、威勢が良くて元気そのもの[ダッシュ(走り出すさま)]
小女子と干し桜海老をおまけしてもらいました。
この後「道の駅 相馬」でお野菜のお買い物をして、常磐自動車道にのって無事夜の7時過ぎに帰ってまいりました[グッド(上向き矢印)]
               松川浦3.jpg

それでほっき飯やカニ飯、カレイの浜焼きはって?夕ご飯に食べたのですけれど・・・どれも画像はありません。
翌日からの家の夕ご飯は、カレイの干物やのど黒、それにあさり尽くしとなってしまいました。
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初春のみちのくふたり旅・・・リピートは? [2010・3月宮城・鎌先温泉]

翌日の日曜も、いい天気になりそう・・・やはり晴れているのは嬉しいな[るんるん]
翌朝も時間になると、スタッフさんのお迎えが。今回は女性の方でした。
朝食1.jpg
大正から昭和にかけて建てられた本館の建物は、一本の釘も使わずに一本の通し柱によって建てられた建物です。
実際に泊まった別館の落ち着けるお部屋、雰囲気のある館内も良かったものの、灯りがともった夜の本館のムードにはとても適いません。夜にも撮っておけば良かっなぁ[バッド(下向き矢印)](これは朝食時に撮りました)
朝食も、個室料亭「匠庵」の同じ部屋です。

最初に冷たいものが並べられていて、この時にもおしながきがありました。お箸置きには、お花[かわいい]
料理長の作ったお豆腐、アスパラのお浸しなど身体に良いものがたっぷりです。
地元凍み豆腐の煮物を一口食べて、夫が「この味、懐かしいなぁ」。子供の頃に仙台の叔母さんのお家で食べた味だそうです。
朝食2.jpg
地元白石の温麺(うーめん)は温めて、笹かまぼこは火であぶって頂きます。
テーブルに着いた後に、焼き魚、仙台麩と豚肉の煮物が運ばれてきました。
朝食3.jpg
蔵王高原のサラダには蒸し鶏やスライスレモンが入っていて美味しい。作り置きされていたとの感じは受けたものの・・・
案内係の方が、ご飯はさっとよそってくれます。宮城のひとめぼれは勿論、お出しの効いたお味噌汁も美味しかったです。
前夜と同じように食後に電話をすると、デザートのヨーグルトとコーヒーを持ってきてくれます。
普段はトーストと牛乳、チーズかヨーグルトくらいで済ませる生活なので・・・朝ごはんの充実ぶりにもビックリしました。
でもどれもが美味しいから、出されたおびつは空になりました[がく~(落胆した顔)]東北だけど味は濃すぎなくて、この時は私にも食べやすかった。一手間加えられてて満足。地産地消にこだわったメニューですね。

10時過ぎにチェックアウトしにフロントへ、この時は担当は女将さんでした。
まだ若くて、一生懸命な様子が見受けられる可愛らしい感じの方です。
朝の風景.jpg
私が外の写真を撮っていたら、スタッフさんが「お二人の写真をお撮りしましょうか」って。そこで・・・ふふ 調子にのって本館の前で記念撮影。
                 記念写真.jpg
帰りも、下の駐車場まで送ってもらいます。
狭くて急な下り坂だから「ホントに急な坂なのね~~」。夫が「あなたじゃ、ここは無理だね」って言ったら、
「この道は以前は、長い階段でした。それで狭くて急な道路になってしまったのです・・・」とドライバーさん(実はこの方、宿の社長さんでした。前日もそうでしたけれど元ホテルマンらしいかなり気取った口調で・・・きっとそういう性格なのね)
女将さんの方が、私達にしっかりと手を振って「ありがとうございました~~どうぞ、お幸せに~~!」って。
車の中で、思わず私ハモってしまったわ[あせあせ(飛び散る汗)]

評判通りに美味しい食事[るんるん]そして、食事処の雰囲気が抜群に良いのです。
防音がしっかりしてる静かで快適なお部屋に、上品に贅沢に過ごせる空間。きっと常連さんも多い事でしょう。
遊び心が感じられるスタッフの皆さんのお陰で、楽しい時間が過ごせました[グッド(上向き矢印)]
温泉については、貸切風呂だけだったら☆ひとつ。でも洞窟の湯にも入れたのでそちらを入れれば☆ふたつと少し(これまでに良い温泉にいっぱい入っているので、温泉についてはうるさいのだ[手(チョキ)]今は、そんなに入れないけど)
各所に活けられたお花や灯りの演出など、気分良く滞在することの出来る旅館でした。
ただお風呂と食事処以外は館内を歩き廻る事はほとんどありませんでしたけど、階段が多いので足腰の弱い人には移動が大変かと思います。
こちらは「記念日を過ごすのにぴったりな宿」ですね[ぴかぴか(新しい)]
お値段は休前日と言うことで@23000円、そこに貸切風呂料金も。
お料理は平日の1万円台での宿泊と同じでしょうから、コスパはまあまあ。
東北でこの価格帯での宿泊でしたら、良いのは当然です。それに他にもいくつか行きたい所は、リストアップしてありますから・・・今のところはリピートの予定はないと思います。

これでようやく鎌先温泉ネタが終わります。帰ってきた後も、ブログネタとして数日かかる程に楽しめた旅でした。
行きは仙台宮城ICで下りて失敗したので、帰りは亘理町方面に向かうことにしましょう。海を眺めながらドライブをしたい[ダッシュ(走り出すさま)]

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初春のみちのくふたり旅・・・温泉編 [2010・3月宮城・鎌先温泉]

「湯主一條」のお風呂は、「薬湯」と名付けられた源泉掛け流しの湯が注がれる内湯が一箇所ずつ。
私達の宿泊した2階、その上の3階奥に、露天風呂も備わっている「洞窟の湯」がそれぞれ男女各1箇所ずつあります。
私はひとりで入浴できませんので、1日二組限定の貸切家族風呂(有料1575円。滞在中は、何時でも何度でも利用できるシステム)を予約しておきました。
1階には、広々とした湯上がり処があります。
お風呂1.jpg
ここのコーナーでは、お風呂上りに冷水をいただくことができます。
その下には館内至る所に置いてある、BOSEのCDプレーヤーが置かれていました。
更にその奥も休憩所スペース&自販機コーナーとなっています。

さてその貸切風呂は事前に宿のサイトで見ていたものの・・・やっぱり小さい[たらーっ(汗)]
脱衣所にも浴室にも、必要なものは全て揃っていましたし、あるだけありがたいとは思いますけど。。。
洞窟の湯を引泉しているとかの割には、入浴の時にも温泉の成分が感じられない[バッド(下向き矢印)]
お風呂2.jpg

自噴泉の薬湯には夜、夫がひとりで入りに行ってきました。
何時ものように早めに帰ってきた夫。
「お風呂で今、ホテルの従業員さんと一緒だった。向こうから「こんばんは」って挨拶してきたのが最初。バスタオルが違うし、浴衣も着ていないからおかしいなぁって思って見ていたんだ」
それで、「もしかしたらホテルの人?」って聞いてみたら・・・
「ご飯もお風呂もここで済ませて、これから寮に寝に帰るんです」だって。
「全部ここで面倒見てもらえば、世話なしで良いなぁ」って言ったら、普段の日の反動で、休みの日になると仙台でぱぁっと使ってきてしまうから同じなんだって[わーい(嬉しい顔)]
確かに生活も不規則になってしまうでしょうし、世の中がお休みの時が一番忙しいって大変なお仕事ですね。
でもその前の食事の時の演出と言い、若い人たちが一生懸命に働いている姿は見ているだけで気持ちの良いものです[揺れるハート]

いつもの夜よりも早めに寝てしまったから、翌朝は早かった[あせあせ(飛び散る汗)]5時前に目覚めてしまいました。
どうしようかと思ってゴロゴロしていたら・・・サクッと起きてきた夫が「今からお風呂に入りに行こう」と。
まだ周囲はしっかりと寝静まっているようです。
「今はこっちへ入ろう」[左斜め上]
[むかっ(怒り)]そこって男湯ですけど[exclamation&question]
一時は、温泉めぐりにはまっていた私達です。私も混浴のお風呂は各地で利用してきました。少しくらいはどうってことありませんけれどね[あせあせ(飛び散る汗)]
「昨日から見ていたら、こっちのお風呂はあまり利用している人がいないようだから・・・今も様子を見てきたら、誰も入った後がないし、この時間ならたぶん大丈夫だろう」
「だれか来ちゃったら、すぐに出ちゃえばいいだろ」「それにその時は、ごめんなさい」しちゃえばいいさ。

と言うことで・・・「洞窟の湯」の男湯でございます。
お風呂3.jpg
まだ薄暗い窓ガラスの外には何も見えませんでしたが、さすがに大きなお風呂は気持ちが良いです[グッド(上向き矢印)]
前夜よりもずっと大きなお風呂です[いい気分(温泉)]開放的な気分で湯浴みを楽しむことが出来ました。
泉質の良さも、こちらのお風呂でしたら実感できるというもの。
外にあるのは小さな露天風呂で、蔵の壁などに囲まれているため眺めも効かずあまり魅力はないものの・・・それでも外気が冷たいから湯温が下がって、気持ちの良い温度でした[手(チョキ)]
少々落ち着かない入浴を無事に終えて、浴衣姿で冷水を飲みながら温泉表示を読んでいたら・・・
そこへ昨夜のサプライズを演出してくれた・・・食事担当係りのお兄さんが、脱衣所に流れるBGMのスイッチを入れに来たのです。
夫が訳を話しますと、「誰もいなければ大丈夫ですよ」って[あせあせ(飛び散る汗)]この場合はそうとしか言いようがなかったのかもしれません。
                朝の廊下.jpg
まだ、人影の見えない早朝の廊下。こんなところにも古い建具が上手に使われているのです。
このように色々ありましたが、どうにか私も鎌先の湯を堪能することが出来たのでした[グッド(上向き矢印)]

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初春のみちのくふたり旅・・・夕ご飯編 [2010・3月宮城・鎌先温泉]

旅先の宿泊で最も楽しみなのは、夕食の時間ですね。
その前に温泉にも入ったのですけれど・・・これは事情があって、この後に書くことにします[soon]
夕食時間はチェックインの時に好きな時間を選べました。
この日はお昼が遅かった、またその時にガッツリと食べ過ぎたせいもあって、7時からの遅い時間にしてもらいましょう。
食事する相手は同じなのですが、やはりこんな時には「非日常」を楽しみたいものです。
一條さんではその辺りがバッチリなのです[グッド(上向き矢印)]
その演出のために・・・まず最初に、食事時間になるとスタッフが客室まで迎えに来てくれます。ここでは宿泊客の食事は全て個室料亭「匠庵」の方ですることになります。
大正時代に建てられた本館内の個室料亭へと渡る時、案内係の男性がひときわ大きな声で「これより時の橋を渡ります」って・・・まるで、せ・り・ふの様に言うのが[がく~(落胆した顔)]可笑しかったです。

一條夕食1.jpg
かつては湯治宿として使われていた本館のお部屋は、我が家の和室のようなクロスではないちゃんとした塗り壁のお部屋です。
隅には数年前まで実際に使われていたと言う木製火鉢が置かれている。BGMはジャズでした。
畳の上には、ひざ掛けの置かれた椅子&テーブルのお席。寒くないようにファンヒーターで暖められています。

こちらでは生ビールの達人=ドラフトマスターの資格を皆さんがお持ちだとのことですので、当然生ビールのオーダーを。
テーブルにセットされていた前菜と食前酒。お酒はフランボワーズのフルーツビネガー?
先附の汲み上げ湯葉。
汲み上げ湯葉は頑張って3回くらいはすくえたかしら。わさび醤油で食べますが、私には少し塩分が強すぎました。
前菜の五点盛り、中の春の摘み草和えが季節を感じさせます。それから、近海でとれる食材がいくつも使われている感じです。
それぞれに置かれたお品書きを見ながら頂きました。

一條夕食2.jpg
お造りは「真鯛と鮪の炙り」香味野菜と共にカルパッチョ仕立てになっています。こちらはドレッシング、鮪はアボガドソースで頂きます。
鰊のやわらか煮はアツアツ。筍は出初めのものを使っているのか、香りと歯ごたえがあって美味しかったです。
生が飲み終わって少し物足りなかったから・・次は瓶ビールのスーパードライをね。今回も、お兄さんに注いでもらいました[手(チョキ)]
焼物と鍋物は・・・お肉とお魚から、それぞれ選べます。
一條夕食3.jpg
当然、それぞれ別の料理を選んでお互いに取替えっこをして食べてみます。こんな時は個室って気兼ねなくていいわね[あせあせ(飛び散る汗)]
焼き物は洋皿仕立てになっています。「帆立貝のムースといさきのポワレ」・・帆立ムースが良いですね。
「最高級仙台牛のステーキ・野菜のグリルを添え」は、三切れしかなかったけれどやっぱり美味しい[グッド(上向き矢印)]

「宮城野ポークの豆乳しゃぶしゃぶ」ポークのしゃぶしゃぶは、汲み上げ湯葉の後の鍋を昆布出汁で割って使います。
「金目鯛のしゃぶしゃぶ」一見するとこちらの方がって思ってしまいますが、ちょっと脂ののりが足りなかったように思えました。ポークの方がお勧めです。
一條夕食4.jpg
もうここまでくると、お腹がいっぱい。こんな時は浴衣で良かったって思ってしまいます。
香の物と、ご飯が運ばれてきて・・・・これまた、大きなお椀にお野菜とお汁たっぷりの粕汁です[exclamation]
お汁と、梅しらすご飯は一口しか入りませんでした。
グレープフルーツのソルベと、苺のムースのデザート。
食事が終わった時点で連絡をすると、デザートが運ばれてきます。
その際に、とても嬉しいサプライズ[ぴかぴか(新しい)]がありました。

その時、担当スタッフさんが部屋の照明を消したので私は「アラ?」って思いましたら・・・
障子の向こうから「31周年~~[るんるん]31周年~~[るんるん]」のハモリが聞こえてきて。。。
その手には、メッセージプレートが[グッド(上向き矢印)]
年若いスタッフの皆さんばかり、5~6名の合唱隊が入室してきました。中には先ほどお部屋まで案内をしてくれたお姉さんのニコニコ顔もありました。
こちらが、チョコでメッセージが書かれたフルーツプレートです。
おめでとうプレート.jpg
この後ポラロイドで記念撮影もしていただき、翌朝スタッフ手書きのメッセージを添えて撮した写真を手渡して頂きました。
もうすっかり二人一緒の写真など撮る機会、気持ちもなくなってしまっている私達。
その時の写真は(小さいけど)、ちゃんと今リビングに飾ってあります[ぴかぴか(新しい)]
私は病気で倒れた後でさえ、色々なところでこのように楽しいプレゼントを頂いてきました。それは初めに家族がいてくれてこそ[グッド(上向き矢印)]と言うのもありますけれど・・・・
ささやかな小さな事でもって幸せを感じる事を、私は今までに経験してきました。
ちゃんと気に掛けてくれたんだと感じる事で、その後もずっと忘れない思い出[ぴかぴか(新しい)]になるのです。
この夜の一條スタッフの皆さんの心遣いは、しっかりと私の心に刻まれました[揺れるハート]

食べ終わったら、もう9時です。
       夕食終わり.jpg
他の皆さんはすでにもう食べ終えて、それぞれのお部屋へ戻ってしまった模様です。
評判の高い創作料理は、私が楽しみにしていた事のひとつ。
その食事が美味しかったことは勿論。スタッフの皆さんの温かい気持ちでもって、嬉しい楽しい思い出の一夜となりました。
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初春のみちのくふたり旅・・・鎌先温泉・お部屋編 [2010・3月宮城・鎌先温泉]

白石市の鎌先温泉は今から約600年前に農作業中の里人が鎌の先で温泉を掘り当てたとされる温泉で、温泉名はこれに由来しています。
傷に対する効能があるとされ、薬湯として知られる温泉です。

かつては、GWに遊びに行った鬼頭温泉郷のリゾートホテル。
日帰り入浴をした蔵王温泉・・・こちらは白濁した硫黄泉が強力!道路脇にも残り湯がどんどん流れているから車から降りただけでも温泉の匂いがしてきて・・・こんなところにこんな良い温泉があったのかと強烈な印象を持ちました。
私がダウンする直前の大晦日~お正月に宿泊したのは、作並温泉の「ホテル一の坊」など。
宮城の温泉にはその後だって何度も行っているのに、泊まる機会がなかったのが鎌先温泉でした。

今夜は、「時音の宿 湯主一條」さんにお泊りです
鎌先は一見すると大きな温泉街に見えてしまいますが、今は5件の温泉宿が営業しているだけだそうで・・・
一條の木造4階建て建築は鎌先温泉のシンボルともなっているのだそうですけれど、温泉街の一番奥の高台に建っているから往復時は狭くて急な坂道を上っていくかたちになります。
そこで宿の駐車場に車を置いてから、お迎えの連絡をしますと。。。
待ってすぐに、最高級セダン車の「レクサス」がお迎えにやって来ました。
一條1.jpg
それを見て、「スゲェ!レクサスだ。こんなのがお迎えに来てくれる訳?」って驚いている我が夫。
これで我が家の庶民度もわかると言うものですね[あせあせ(飛び散る汗)]

宿の玄関先では、黒服のスタッフの皆さんがお出迎え用に待機していました。
皆さんとてもスマートな応対振りで・・・こんなところはホテルっぽいです。
一條3.jpg
琉球畳が敷き詰められた玄関周りはすっきりとした感じ[揺れるハート]
ロビーラウンジでお茶を頂きながら一休みします。ウェルカムティーは濃いめにいれた日本茶にずんだ餅。またも、ずんだです[グッド(上向き矢印)]
外の様子を眺めながら、記帳をしました。
その時「結婚記念日で利用」と、私は書いておきました(一月遅れだけどね)[わーい(嬉しい顔)]
するとお部屋への案内の途中に、案内係のお姉さんがさりげなく「結婚何年でいらっしゃいますか」って。
この事が、この夜のサプライズへと続くのだ[ぴかぴか(新しい)]

まず初めにサイズ別の浴衣が並んでる籠から二人分の浴衣を選び、持ってお部屋へ案内してくれます。
可愛い色浴衣を選びたい場合は有料(525円)です。
増築部分とのつなぎ目などに細かい段差があっても、スタッフがちゃんと注意しながら案内してくれる。エレベーターがなくて階段だけでも、スタッフの皆さんがさりげなくサポートしてくれるので安心なのです[手(チョキ)]

お部屋は1畳ちょっとの踏み込み部分があって。
館内各所に活けられているお花と同じで、ここにはチョッとした生花が飾られていました。
このところにも、さりげないささやかな心遣いを感じますね。
お部屋は40平米くらい?に、プラス畳の掘りごたつスペース(下にホットカーペット)です。
木製フローリングの床に、大きめサイズのシモンズベッドがドーンと並んでいます。
ベッドの反対側は、ディスク&ミニバーです。
一條2.jpg

左手にはオシャレな洗面台、壁の乾燥機能付のタオル掛けはドイツのホテルで見たものと同じ。
奥におトイレと、使わなかったバスルーム。
それからアメニティは、バスタオルがひとり二枚ずつ。タオル・シャワーキャップ・歯ブラシ・ヘアブラシ・ドライヤーなど。
お部屋も、貸切風呂も、大浴場も、置いてあるものは全てポーラのものでした。
おトイレの壁には、簡単なバーの手すりが付いています。
私はもうなくても大丈夫だけど、あるとやはり便利ですね[グッド(上向き矢印)]
浴衣はひとり二枚。クローゼットの羽織は男女別に色分けされています。
そこには女性用色帯、ひざ掛けを兼ねたネィビーのポンチョと足袋ソックスがそれぞれにありました。
鍵は2つ。
有料の貸切風呂をお願いしてありましたので、そちらの鍵と使用説明を受けてお終いです。

置かれている電話、加湿器、ポットや茶器などどれもスタイリッシュでオシャレなものばかり[グッド(上向き矢印)]
キィコーヒーのドリップ、ステンレスの茶筒に煎茶とほうじ茶の二種類が入っていました。
「さっきのウェルカムティーは美味かったけど、このお茶は不味いなぁ[バッド(下向き矢印)]」と、夫。
冷蔵庫には、一條菜園で育ったというカボチャのちっちゃなお菓子と冷水が入っています。

この掘りごたつスペースからは目の前に山しか見えません。ここからの眺めは、雪の季節が終わって、新緑までは間があるから・・・今が最も悪い時期なのでしょう。
お値段の安い和室に宿泊した方が、温泉のシンボルと言われている木造の建物が目の前に見えて風情があります。
でもこちらだってお部屋全体に木や和紙を多用した・・・和と洋が上手にミックスされている落ちいたムードたっぷりに感じられましたもの。。。
一休みしたら、早速お風呂へと参りましょう[ダッシュ(走り出すさま)]

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初春のみちのくふたり旅・・・秋保おはぎ・リターン編 [2010・3月宮城・鎌先温泉]

前回7月の日記・宮城旅行記にも登場しましたけれど・・・秋保温泉名物・秋保おはぎは、和菓子屋ではなく地元のスーパーで売られています。温泉街の中に佇む小さなスーパー「主婦の店さいち」がそのお店。
        さいち1.jpg
ご覧のように、おもいっきり地元のスーパーマーケットです。その先には、秋保温泉を代表する豪華ホテルの「佐勘」が見えています。

私の目的は勿論、おはぎコーナーです。
時間が遅かったので心配していましたが、「良かった~」[わーい(嬉しい顔)]おはぎはまだいっぱい並んで待っていてくれました。
そのお隣には今回も美味しそうなお惣菜や弁当もたくさん売られてましたけど、皆さんが必ずと言うくらいにカゴに入れていたのは大きな黄色の焼き芋でした。
これだけ売れているって事は、きっとそのお芋も美味しいのでしょうね。

こちらで購入したおはぎは、大人気のおはぎなのです。
平均すると一日になんと5000個、多いときは2万個ものおはぎが売れてしまうのだそう。。。
並べられているパックは2個入りから10個入りまであって、一個105円のお手軽価格も魅力のひとつなのです[グッド(上向き矢印)]
手にするとズッシリとする重さ、中のご飯に比べて倍以上のあんこに包れたおはぎは、国産原料の小豆を使用しているのだとか。
さいち2.jpg
この日は、普通のおはぎに、ごま、納豆も・・・それぞれがボリューム感たっぷりでした。

車に戻ってから、早速「頂きま~~す」。
「これこれ!う~~ん、やっぱり美味しいわぁ」[るんるん]
こちらのおはぎだったら普段甘いもの好きではない男性でも、意外と食べられてしまうのではないでしょうか。
それだけ大量に作って、大量に売れてしまうと言うのに、この美味しさは不思議です[揺れるハート]
一緒に、ずんだ餅も買ってきました。
先日のパサール羽生で食べた「ずんだCafe」のずんだの量ではもの足りませんもの[たらーっ(汗)]
ずんだの方は帰ってきてすぐに冷凍しておきましたが、今日のお昼に食べてしまうのですからその必要はなかったようです[あせあせ(飛び散る汗)]
今、一個だけお味見してみたら・・・・ずんだ餅の方も甘さ控えなあっさり味でした。
パック入りの来月まで保存可の「ずんだ餡」も買ってきたから、家でもまた何回かずんだ餅も食べられるのでこれも嬉しい[グッド(上向き矢印)]

仙台駅に置いてあるのは、完売したら終了だそうです。
実はこちらのおはぎは関東でも食べられるの、スーパーの「ヤオコー」でも購入出来るのです。
さいちで泊まり込み修行された店長さんだけが作り方を伝授され、販売の許可を頂いているのだそうです。
実家の近くにも「ヤオコー」はあるので母に聞いてみたら、母も「ヤオコーのおはぎは美味しい」と言っていました。
ただ国産の材料で作った場合、一般のスーパーではこの価格では採算が取れないでしょうから、使用している材料は違っているのかもしれません。

牛タンを食べて、おはぎも食べて、後は今夜の宿へ向かうだけです。
せっかく仙台まで北上したに関わらず、蔵王まで戻ることにしましょう。
途中の川崎町にある「釜房湖(かまふさこ)」で休憩しました。草原のあちこちには、まだ雪が残っています。
蔵王へ1.jpg

湖畔のレストハウスで夫が「仙台味噌」を買ったので、私も真似して買いました。
金曜日にホワイトディのお菓子を持ってきてくれた訪問マッサージのお兄ちゃんへと(お味噌じゃ喜ばないかな?)、通所しているディケアのお昼のお味噌汁用、何時も美味しく作ってくださっているヘルパーさん用にもね[るんるん]
外へ出ると、夫が綺麗な雪を集めて袋詰めしていました。「おはぎの保冷剤にしようと思って」ですって。
小さいクーラーバッグは持ってきていたから、確かに[ひらめき]
でもこの風景って・・・以前草津白根山の「万座温泉」へ行った時も、こんな事していたなぁと思い出したのです。
蔵王山頂はまだまだ雪で覆われていることでしょうが、この日通過した道路はどこもこの程度の積雪で済みました。
蔵王へ2.jpg
途中のひっそりと静まり返った「青根温泉」、その奥にはボンネットバスで有名な「我々温泉」があって。
12月の時に日帰り入浴をした「遠刈田温泉」を過ぎれば・・・・・今夜お泊りをする「鎌先温泉」は間もなくのことです[soon]

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初春のみちのくふたり旅・・・仙台牛タン編 [2010・3月宮城・鎌先温泉]

先週末は、宮城まで出かけてきました。
以前にも書きましたが、仙台は義父の出身地であるため結婚直後から毎年のように訪れてきたところ。
杜の都仙台が初夏、新緑に覆われる定禅寺通りのケヤキ並木の美しさ。
有名な仙台七夕の賑わいも、また格別なものがあります。
12月に開催される光のイルミネーション[ぴかぴか(新しい)]も美しかった。
雪のお正月には、お買い物好きな気持ちが浮き立つ新年の初売りもあって。。。。
私はその時に、毛皮の襟巻きを買いました。あれはしばらくの間愛用しましたっけ。
今回はどうして何時ものように母を誘わずに二人だったかと言いますと・・・泊まった宿が、こっそりとお忍びで行くようなムードだったので[ムード]
それに近頃の私達。お互いの欠点ばかりが目立って、家庭内に険悪な空気が漂っていましたから[あせあせ(飛び散る汗)]

息子が小学生の時には親子三人で「青春18切符」を使って七夕を見に行き、その時私は初めて本格的な牛タンを食べたのでした。
その後の仙台でも、機会ある度に何度か口にしたことはありましたが・・・これは、食べに行く価値ありと言えるほどのものには出会えませんでした。
そこで今回の目的のひとつは、美味しい「牛タン焼き」を食べる事。
牛タン焼きは、仙台が発祥の地とされ「仙台名物」として仙台の代表的な味のひとつ、約60もの専門店があるのだとか。
去年は塩釜でお寿司だったから、今度は美味しい牛タンを食べるわよ[ダッシュ(走り出すさま)]

事前にリサーチした結果、選んだのはこちらのお店「牛たん炭焼 利久 泉中央店」でした。
何時ものように家を出る時間が遅くなってしまったけれど、それでも12時前には仙台市内に到着。
家のナビはもう相当古い年代物です。だから新しい道路は載っていませんし、ナビしてくれるルートが変なことも度々あります。
混雑している仙台市内の街中を通っていったから、お店に到着するまでに随分と時間のロスがありました。でもお店の場所はすぐにわかったの。
行列覚悟で来店したものの、すぐに席に通されました。
店内では中央で主人が次々に牛タンを焼き続けている。メニューは何種類かあるけど、普通の定食&とろろのオーダーが多いかな。
しかし男性は、1.5人前とか、中には3.5人前を頼んでいる人さえいます[がく~(落胆した顔)]

利久1.jpg
頼んだのは麦ご飯・テールスープ付の「牛タン定食」、勿論とろろも付けてね[グッド(上向き矢印)]
牛タン定食には必ず尻尾の部分=テールを煮込んだ、骨付きのテールスープがついています。
食べやすく切り目の入ったお肉が9切れほど、そこにキャベツなどの野菜の塩もみ、辛い南蛮味噌が添えられているのです。
ここで食べる牛タンは、普通の焼き肉屋で食べる牛タンを想像してはいけません。
肉厚でもジューシー。ステーキ・・というと大袈裟ですがそれほどに厚切りだから、食べ応えは十分にあります。
初めに夫にご飯を3分の2以上取ってもらっても、かなりお腹がいっぱいになってしまいました。
    利久2.jpg

牛タンそのものの美味しさと共に印象的だったのは、接客係のお兄ちゃんでした。
ほっそりとしていて優しげな彼は、KinKi Kidsの堂本光一君似のイケメン。
見た目もそうですが、客に対する話し方や態度がビックリするくらいにソフトで優しいのです。
次々にやってくる客に対して、忙しさのそぶりも見せないで丁寧に応対するこーちゃん・・・オイオイ[あせあせ(飛び散る汗)]
こういったお店は私達のような観光客・一見さんがほとんどかと思うのに、偉いのね[るんるん]

お魚メニューとかもある、割と普通な居酒屋風の小さなお店です。
大きい看板が出ているわけでもないので解りづらいかと思えるのですが、食べ終わって外へ出てみたら10人くらいの行列が出来ています。
先ほどのこーちゃんが、待っている客達をすぐ近くの分店の方へ案内している最中でした。
このお店は仙台駅構内「牛タン通り」ではひときわ長蛇の列になっているとのことですが、都内では「池袋Esola 7F」に池袋店が数年前にオープンしています。
その他にも赤坂店、埼玉の越谷店もあるとのことです。

書く事がいっぱいで・・・・いつものように今回も長いです。明日は、デザート編よ[soon]

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