私の夏休み・・・乗鞍温泉で最後 [2009年・8月長野安曇野&黒部]
旅の最終日は、何をしましょう。
私が最後に寄ってみたかったところは乗鞍高原です。
槍ヶ岳・穂高連峰、乗鞍岳などの飛騨山脈を中心とした中部山岳国立公園は、昭和初期に国立公園に指定されました。
その中でも乗鞍岳一帯は、国立公園の中でも最も規制の厳しい特別保護区に指定されているのだそうです。
作家・中里介山の小説「大菩薩峠」にも登場した、かつては秘湯であった白骨温泉
改めて言うまでもなく、白骨温泉も私達いくつかは入湯済みですよ
その白骨温泉を目指してドライブしたのは、私がダウンする少し前でした。そのときのドライブコースの周囲の風景の素晴らしさがとっても印象的であったから
白骨温泉へと至る上高地・乗鞍スーパー林道は、絶景の続く乗鞍高原を横切る「日本百名道」のひとつなのだそうですね。
国道158号沿いの「道の駅 風穴の里」に立ち寄って、まずは乗鞍の地図をもらいましょう。
案内所でお聞きしますと・・・・乗鞍スカイラインと、中の湯から先~上高地までは、マイカー規制区間(これは事前に知っていました)、そして今回は上高地乗鞍スーパー林道も通れないとの事。
あいにく降りだした雨の中、先ずは「乗鞍高原パン工房 ル・コパン」へと向かいました。
山道を進んでいくと車窓から望むのは、白骨、乗鞍の山々、深い森。
この日は日帰り入浴を目的に車を走らせましたが、このお店も私はとても気になっていたのです。
こんなに山の中なのに、それに午前中なのに、どこからこんなに人がやってくるのでしょう
安曇野でもお店の前を通りがかっただけ、店内へ入らなかったパン屋さん「あずみのの朝」。
何でもネットで解ってしまうから、こちらのコパンにしてもあずみのの朝にしても美味しいお店は立地に関係なく人がやってきてしまう、混んでいるのです。
ここのパンは乗鞍の自然の恵みの中。山ぶどうの自然酵母でゆっくりと発酵させた生地を、手作りの石窯で焼いているのです。
石窯で焼かれたピザは、店内は勿論、オープンカフェでも頂く事が出来ます。
周辺はご覧のように美しい白樺林が広がっていました。
グラスワイン、ビールをはじめとするドリンクメニュー、次々と焼かれるピザは美味しそう
でも朝食をがっつりと食べてしまったから、まだ全然お腹がすいていない
結局、素朴な感じの雑穀に山ぶどうの実が入っているパンとクロワッサンを買って帰ってきました。
次に向かったのは日帰り温泉です。
乗鞍高原温泉は白骨温泉と隣り合っているだけに、濃厚な温泉が、それもとても豊富に湧いているのです。
そこに建つホテル、民宿、ペンションはどこも貸切風呂が備わっているから、一度は宿泊したい、またそこまででなくても日帰りでも利用したいものと思っていました。
向かった先は道沿いに、私達の利用した白樺の庄、美鈴荘、山栄荘と建ち並んでいます。
そしてそのどこもが、日帰りでも貸切風呂の利用が出来るところなのです
山栄荘には館主手造りの貸切露天がありますけれど、私でも入浴できるかが良く解らない。また日帰り貸切の場合の料金も?
美鈴荘にも男女別内湯と露天風呂の他に、内湯と露天がセットになった貸切風呂があります。。
しかしここ、利用時間30分という短い時間制限が設けられていることは、特に私のように着替えに時間のかかる人には合いません。
そのふたつと隣り合って、大型ペンションといった雰囲気の「白樺の庄」がありました。
こちらは檜、岩の2箇所、ふたつの貸切露天風呂を持つ宿です。どちらも日帰りでも貸切露天風呂の利用が可能とのこと。
それぞれのHPを見比べて、立ち寄り湯の中から一番に選んだのは白樺の庄です。
車から降りると、即プンとどこからともなく硫黄の香りが漂ってきました。
ちょうど玄関にいた奥さんに聞ききますと、「お風呂の利用はすぐに大丈夫です」と返事がありました。
受付で@1000円を支払って、先客がいないと教えてもらったので取りあえず貸切檜風呂の方へ入りに行きます。
廊下を歩き着いた先に、それぞれのお風呂が待ち構えています。
脱衣スペースは簡素な作り、洗面台などの備えはなく脱いだ洋服を置く棚と籠のみ、でも椅子があったから大丈夫
貸し切り露天風呂の手前に檜風呂・内風呂が。浴室内はログハウス風の造りです、浴槽と床だけ新しくヒバ材でリニューアルしたみたいですね。
湯口からはいかにも効きそうな温泉、マイルドで香リ高い白濁の湯が静かに注がれています。
お湯は全てかけ流し、乳白色の名湯
洗い場もシンプルな作りです、一応シャワーの備えもあるカランが4箇所。
ここには、ちゃんとシャワーチェアが置いてありました。
すごく気持ちの良い温泉です。ただ熱いから途中であがってしまって、その後はかけ湯をしていました。
着替えてから夫に、ふたつの貸切風呂の写真も撮ってきてもらいました。
左の木製の方が、私達の利用した内湯のすぐ外にあった露天風呂です。
これでしたら私でも入れた、こっちのお風呂にも入ればよかったですねぇ
もう一箇所の貸切岩風呂の方は、名前の通り岩で造られた湯船、湯船も小さめだったそう。それに足場が悪いから私には無理だったろうって。。。
檜風呂の方は別途1000円との事で支払った金額でしたけれど、入浴後に玄関へ向かっていたら奥さんが「外の露天へは入りませんでしたから」と500円返してくれました。
愛想のない人だなぁって思っていたけど、帰りには「優しいだんなさんですね」だって
こちらの温泉は山の宿らしくシンプル、でもしっかりと掃除がされていて気持ちよく利用することができました。
終わって外に出ると、いつの間にか外は土砂降りの雨。急いでいて、この旅館の写真は撮るのを忘れてしまいました。
雨の中、山辺に雲が沸き立つその光景は秘湯ムードたっぷりです。
乗鞍温泉は、快晴だけでなく雨の似合う土地でもあったのですね
酸性の強いこの温泉(酸性硫化水素泉)は、正真正銘の極上湯でした。
様々な成分が溶け込んでいるので湯ざわりも良い、その成分と熱めの温度でお風呂から上がっても身体はポカポカ。親の説教と乗鞍の温泉は後になるほど効いてくるだそう・・・・
この日は迎え盆のため実家によってから帰宅しましたので、夜は省略してしまって家のお風呂には入りませんでした。
しかしその後何度か入浴をしても、しばらくの間身体から硫黄の臭いが漂い続けていたのです。
初日の亀屋さんのお風呂もとても良かったですし、最後に浸かった乗鞍の湯も強力でした
今回改めて長野の温泉の魅力まで実感することができて、大正解でした。
それに緑いっぱいの風景に、身も心もすっかり癒されました
さて次はどこへ行こうかなって、それはもうすでに決まっているのですけれど・・・
それはまた、何時か
私が最後に寄ってみたかったところは乗鞍高原です。
槍ヶ岳・穂高連峰、乗鞍岳などの飛騨山脈を中心とした中部山岳国立公園は、昭和初期に国立公園に指定されました。
その中でも乗鞍岳一帯は、国立公園の中でも最も規制の厳しい特別保護区に指定されているのだそうです。
作家・中里介山の小説「大菩薩峠」にも登場した、かつては秘湯であった白骨温泉
改めて言うまでもなく、白骨温泉も私達いくつかは入湯済みですよ
その白骨温泉を目指してドライブしたのは、私がダウンする少し前でした。そのときのドライブコースの周囲の風景の素晴らしさがとっても印象的であったから
白骨温泉へと至る上高地・乗鞍スーパー林道は、絶景の続く乗鞍高原を横切る「日本百名道」のひとつなのだそうですね。
国道158号沿いの「道の駅 風穴の里」に立ち寄って、まずは乗鞍の地図をもらいましょう。
案内所でお聞きしますと・・・・乗鞍スカイラインと、中の湯から先~上高地までは、マイカー規制区間(これは事前に知っていました)、そして今回は上高地乗鞍スーパー林道も通れないとの事。
あいにく降りだした雨の中、先ずは「乗鞍高原パン工房 ル・コパン」へと向かいました。
山道を進んでいくと車窓から望むのは、白骨、乗鞍の山々、深い森。
この日は日帰り入浴を目的に車を走らせましたが、このお店も私はとても気になっていたのです。
こんなに山の中なのに、それに午前中なのに、どこからこんなに人がやってくるのでしょう
安曇野でもお店の前を通りがかっただけ、店内へ入らなかったパン屋さん「あずみのの朝」。
何でもネットで解ってしまうから、こちらのコパンにしてもあずみのの朝にしても美味しいお店は立地に関係なく人がやってきてしまう、混んでいるのです。
ここのパンは乗鞍の自然の恵みの中。山ぶどうの自然酵母でゆっくりと発酵させた生地を、手作りの石窯で焼いているのです。
石窯で焼かれたピザは、店内は勿論、オープンカフェでも頂く事が出来ます。
周辺はご覧のように美しい白樺林が広がっていました。
グラスワイン、ビールをはじめとするドリンクメニュー、次々と焼かれるピザは美味しそう
でも朝食をがっつりと食べてしまったから、まだ全然お腹がすいていない
結局、素朴な感じの雑穀に山ぶどうの実が入っているパンとクロワッサンを買って帰ってきました。
次に向かったのは日帰り温泉です。
乗鞍高原温泉は白骨温泉と隣り合っているだけに、濃厚な温泉が、それもとても豊富に湧いているのです。
そこに建つホテル、民宿、ペンションはどこも貸切風呂が備わっているから、一度は宿泊したい、またそこまででなくても日帰りでも利用したいものと思っていました。
向かった先は道沿いに、私達の利用した白樺の庄、美鈴荘、山栄荘と建ち並んでいます。
そしてそのどこもが、日帰りでも貸切風呂の利用が出来るところなのです
山栄荘には館主手造りの貸切露天がありますけれど、私でも入浴できるかが良く解らない。また日帰り貸切の場合の料金も?
美鈴荘にも男女別内湯と露天風呂の他に、内湯と露天がセットになった貸切風呂があります。。
しかしここ、利用時間30分という短い時間制限が設けられていることは、特に私のように着替えに時間のかかる人には合いません。
そのふたつと隣り合って、大型ペンションといった雰囲気の「白樺の庄」がありました。
こちらは檜、岩の2箇所、ふたつの貸切露天風呂を持つ宿です。どちらも日帰りでも貸切露天風呂の利用が可能とのこと。
それぞれのHPを見比べて、立ち寄り湯の中から一番に選んだのは白樺の庄です。
車から降りると、即プンとどこからともなく硫黄の香りが漂ってきました。
ちょうど玄関にいた奥さんに聞ききますと、「お風呂の利用はすぐに大丈夫です」と返事がありました。
受付で@1000円を支払って、先客がいないと教えてもらったので取りあえず貸切檜風呂の方へ入りに行きます。
廊下を歩き着いた先に、それぞれのお風呂が待ち構えています。
脱衣スペースは簡素な作り、洗面台などの備えはなく脱いだ洋服を置く棚と籠のみ、でも椅子があったから大丈夫
貸し切り露天風呂の手前に檜風呂・内風呂が。浴室内はログハウス風の造りです、浴槽と床だけ新しくヒバ材でリニューアルしたみたいですね。
湯口からはいかにも効きそうな温泉、マイルドで香リ高い白濁の湯が静かに注がれています。
お湯は全てかけ流し、乳白色の名湯
洗い場もシンプルな作りです、一応シャワーの備えもあるカランが4箇所。
ここには、ちゃんとシャワーチェアが置いてありました。
すごく気持ちの良い温泉です。ただ熱いから途中であがってしまって、その後はかけ湯をしていました。
着替えてから夫に、ふたつの貸切風呂の写真も撮ってきてもらいました。
左の木製の方が、私達の利用した内湯のすぐ外にあった露天風呂です。
これでしたら私でも入れた、こっちのお風呂にも入ればよかったですねぇ
もう一箇所の貸切岩風呂の方は、名前の通り岩で造られた湯船、湯船も小さめだったそう。それに足場が悪いから私には無理だったろうって。。。
檜風呂の方は別途1000円との事で支払った金額でしたけれど、入浴後に玄関へ向かっていたら奥さんが「外の露天へは入りませんでしたから」と500円返してくれました。
愛想のない人だなぁって思っていたけど、帰りには「優しいだんなさんですね」だって
こちらの温泉は山の宿らしくシンプル、でもしっかりと掃除がされていて気持ちよく利用することができました。
終わって外に出ると、いつの間にか外は土砂降りの雨。急いでいて、この旅館の写真は撮るのを忘れてしまいました。
雨の中、山辺に雲が沸き立つその光景は秘湯ムードたっぷりです。
乗鞍温泉は、快晴だけでなく雨の似合う土地でもあったのですね
酸性の強いこの温泉(酸性硫化水素泉)は、正真正銘の極上湯でした。
様々な成分が溶け込んでいるので湯ざわりも良い、その成分と熱めの温度でお風呂から上がっても身体はポカポカ。親の説教と乗鞍の温泉は後になるほど効いてくるだそう・・・・
この日は迎え盆のため実家によってから帰宅しましたので、夜は省略してしまって家のお風呂には入りませんでした。
しかしその後何度か入浴をしても、しばらくの間身体から硫黄の臭いが漂い続けていたのです。
初日の亀屋さんのお風呂もとても良かったですし、最後に浸かった乗鞍の湯も強力でした
今回改めて長野の温泉の魅力まで実感することができて、大正解でした。
それに緑いっぱいの風景に、身も心もすっかり癒されました
さて次はどこへ行こうかなって、それはもうすでに決まっているのですけれど・・・
それはまた、何時か
私の夏休み・・・ホテルで誘われて・・・ [2009年・8月長野安曇野&黒部]
今日のこのタイトルって、相当意味深ですわねぇ
さぁ帰ってからの夕食、その夜は和食を予約しておきました。
予約時に宿泊客の好みに応じて、和・洋食とバイキングの3コースから選ぶことができるのです。
またコテージではケータリングサービスや、こちらのホテル棟までの送迎もしてくれます。
食事のグレードについても、和・洋食は3種類から予算に応じてチョイス出来ます。
この日も夕食時間は6時からお願いし、地下1Fにある「和食処 花いずみ」へと向かいました。
至ってカジュアルな雰囲気ですが、ここもさすがにお風呂上がりのパジャマは×です。特にあのハデハデパジャマはまずいでしょ
私は利用しませんでしたが、大浴場への往復だけはパジャマでもOKです。
リンクしているTさんに負けないように、私も並べますよ~
取りあえずはいつも通り食前酒、生ビールで乾杯しましょう
前菜の盛り合わせは、見た目にも食欲をそそる一皿です。
お椀には、岩魚の炙り・焼きナス・牛蒡。
信州サーモンを中心としたお造りは、良かったって・・・これは私が単にお刺身好きと言うだけの事
信州牛の石焼き。当然ですが、こちらのお肉は亀屋さんのよりも上等です。
お肉には本場の生わさびをテーブルで各自すりおろして、一緒に頂きます。
涼しげなはガラス鉢には夏野菜の炊き合わせ、好みの味付けでした。
大町産岩魚の塩焼きは、焼き加減もぴったりでふっくらとした身は大変美味しい。
次も、岩魚と夏野菜の天ぷら。
安曇野の旬の食材を使った一品ずつを出そうという姿勢は、感じられました。
また季節柄仕方ないのでしょうけれど、食材が重複してしまっています
どれもボリュームがあって、食べ応えのある一品一品です。
最後はご飯、お漬物に信州味噌のお味噌汁。
そしてデザートの果物・ジュレ掛け、最後に水ようかんとお茶をいただき、ちょうど満腹になったところで夕食の終了。
右は「花いずみ」への入り口付近、夏休み期間の為、前にかき氷コーナーがあったりしてチョッと安っぽいですね
頂いたのは「犀川会席」、前日と同じ8,400円(サービス料別)でした。
別に特別に悪くはないけれど、懐石と言うからにはもう一工夫欲しいと思います。
前夜の方が優雅な気分で食事を楽しむことができて満足度も高かったので、余計にそう思ってしまったのでしょうか。
リゾートホテルといえばやはり洋食の方が相応しいかな前日の方がデザートも凝っていたし、〆のコーヒーもとても美味しかった。
翌日も早起きしてしまいましたお部屋から眺めた空です。
家にいるときには、こんな朝焼けを見ることはないというのに・・・・
朝食前に、ホテル周辺を歩きました。
ここは交通も不便で、周囲には自然以外の何もないという立地です。豊かな自然環境の中で本当に静かなところでした。
最後のは木々の間から見えるレストランの外観。レストランはランチやディナーなど、外来でも利用できるようになっています。
私達が散策している時間、ホテルの中も人の動きだす気配がしてきました。
朝食も初日の夕食と同じレストランの「ル・プラトー」です。私のあまり好きではないバイキング形式。
朝はパン食が好きなので、洋メニューを中心にとりました。
和洋ともに品数も多くて色々と取りたくなってしまいますが、丁度一番混んでいる時間に入ってしまったようです。
でもここはちゃんと、しっかりと食べましたわよ
そうする内に、フロント付近ではチェックアウトして帰宅の途につく人々の姿が。
ロビー内には、安曇野の野菜や果物を売る売店、子供向けにカブトムシやクワガタを売るコーナーも出来ていました。
大浴場にはサウナやミストサウナもありますが、アメニティの数なども限られていて、高級リゾートホテルのようなサービスや客室のしつらえまではいきません。
しかし前回の蓼科と同じく、組合経由での宿泊料金はハイピークシーズンと考えますと納得できる内容でした。
また長野へくる時には利用をしたいものです
二日目の夜、セラヴィリゾートのパンフレットを見ていた私達に声をかけてきたのは、営業本部から応援に来ていたお兄さん。
熱心、かつ爽やかな、好青年でした。
国内に13箇所あるこちらのリゾート、オールシーズン会員でも年会費は105000円からと、我家でも手の出るお値段です。
宿泊時には、その都度宿泊料金プラス食事代金とかかってはしまうものの・・・思っていたよりもお安い
私達も少しは心が動きました。リーズナブルかつカジュアルにリゾートライフを満喫したい方にはお勧めですけれど・・・私達は夫退職までの後数年間を利用させて頂いくだけでいいかな
すっかり長く続いてしまったこの旅日記も、次回で終わりです。
さぁ帰ってからの夕食、その夜は和食を予約しておきました。
予約時に宿泊客の好みに応じて、和・洋食とバイキングの3コースから選ぶことができるのです。
またコテージではケータリングサービスや、こちらのホテル棟までの送迎もしてくれます。
食事のグレードについても、和・洋食は3種類から予算に応じてチョイス出来ます。
この日も夕食時間は6時からお願いし、地下1Fにある「和食処 花いずみ」へと向かいました。
至ってカジュアルな雰囲気ですが、ここもさすがにお風呂上がりのパジャマは×です。特にあのハデハデパジャマはまずいでしょ
私は利用しませんでしたが、大浴場への往復だけはパジャマでもOKです。
リンクしているTさんに負けないように、私も並べますよ~
取りあえずはいつも通り食前酒、生ビールで乾杯しましょう
前菜の盛り合わせは、見た目にも食欲をそそる一皿です。
お椀には、岩魚の炙り・焼きナス・牛蒡。
信州サーモンを中心としたお造りは、良かったって・・・これは私が単にお刺身好きと言うだけの事
信州牛の石焼き。当然ですが、こちらのお肉は亀屋さんのよりも上等です。
お肉には本場の生わさびをテーブルで各自すりおろして、一緒に頂きます。
涼しげなはガラス鉢には夏野菜の炊き合わせ、好みの味付けでした。
大町産岩魚の塩焼きは、焼き加減もぴったりでふっくらとした身は大変美味しい。
次も、岩魚と夏野菜の天ぷら。
安曇野の旬の食材を使った一品ずつを出そうという姿勢は、感じられました。
また季節柄仕方ないのでしょうけれど、食材が重複してしまっています
どれもボリュームがあって、食べ応えのある一品一品です。
最後はご飯、お漬物に信州味噌のお味噌汁。
そしてデザートの果物・ジュレ掛け、最後に水ようかんとお茶をいただき、ちょうど満腹になったところで夕食の終了。
右は「花いずみ」への入り口付近、夏休み期間の為、前にかき氷コーナーがあったりしてチョッと安っぽいですね
頂いたのは「犀川会席」、前日と同じ8,400円(サービス料別)でした。
別に特別に悪くはないけれど、懐石と言うからにはもう一工夫欲しいと思います。
前夜の方が優雅な気分で食事を楽しむことができて満足度も高かったので、余計にそう思ってしまったのでしょうか。
リゾートホテルといえばやはり洋食の方が相応しいかな前日の方がデザートも凝っていたし、〆のコーヒーもとても美味しかった。
翌日も早起きしてしまいましたお部屋から眺めた空です。
家にいるときには、こんな朝焼けを見ることはないというのに・・・・
朝食前に、ホテル周辺を歩きました。
ここは交通も不便で、周囲には自然以外の何もないという立地です。豊かな自然環境の中で本当に静かなところでした。
最後のは木々の間から見えるレストランの外観。レストランはランチやディナーなど、外来でも利用できるようになっています。
私達が散策している時間、ホテルの中も人の動きだす気配がしてきました。
朝食も初日の夕食と同じレストランの「ル・プラトー」です。私のあまり好きではないバイキング形式。
朝はパン食が好きなので、洋メニューを中心にとりました。
和洋ともに品数も多くて色々と取りたくなってしまいますが、丁度一番混んでいる時間に入ってしまったようです。
でもここはちゃんと、しっかりと食べましたわよ
そうする内に、フロント付近ではチェックアウトして帰宅の途につく人々の姿が。
ロビー内には、安曇野の野菜や果物を売る売店、子供向けにカブトムシやクワガタを売るコーナーも出来ていました。
大浴場にはサウナやミストサウナもありますが、アメニティの数なども限られていて、高級リゾートホテルのようなサービスや客室のしつらえまではいきません。
しかし前回の蓼科と同じく、組合経由での宿泊料金はハイピークシーズンと考えますと納得できる内容でした。
また長野へくる時には利用をしたいものです
二日目の夜、セラヴィリゾートのパンフレットを見ていた私達に声をかけてきたのは、営業本部から応援に来ていたお兄さん。
熱心、かつ爽やかな、好青年でした。
国内に13箇所あるこちらのリゾート、オールシーズン会員でも年会費は105000円からと、我家でも手の出るお値段です。
宿泊時には、その都度宿泊料金プラス食事代金とかかってはしまうものの・・・思っていたよりもお安い
私達も少しは心が動きました。リーズナブルかつカジュアルにリゾートライフを満喫したい方にはお勧めですけれど・・・私達は夫退職までの後数年間を利用させて頂いくだけでいいかな
すっかり長く続いてしまったこの旅日記も、次回で終わりです。
私の夏休み・・・ベタな安曇野観光も [2009年・8月長野安曇野&黒部]
黒部から無事に帰ってきたのはいいけれど・・・その安心感と疲れと、デジカメの壊れてしまったとで、いつの間にか寝てしまった私
ハッと気がついたら、また安曇野に戻って来ていました。
私が寝ているうちに、携帯で検索してどこかに電気屋さんがないかと調べていた夫。
「松本まで行けばヤマダ電機があるようだから、今からちょこっと松本まで行こう」って。
そこへ携帯へ電話が(検索したところに連絡して、聞いたみたいです)
「安曇野にもヤマダ電機があるってさ。そこ行ってデジカメを買ってこよう」
「でも急にじゃ、勿体無いよ」「いいよ、買ってやるよ。ないと寂しいだろ」って、こういうところは良いところね
そして行きました。ヤマダ電機 テックランド穂高店です。
マニュアルを読むのが面倒なので、今まで使っていたのと同じタイプCASIOの「EXLIIM EX-Z270」です
そうしている内に、お腹がすいてきました。小腹がすいいたら、ここではやはり「おやき」でしょうって、昨日も食べたけど・・・
おやきの看板を見つけました。「石焼きおやきのお店 うしこし」さん。
普通の民家の中にぽつんとある、ちっちゃなお店です。
このお店のおやきの特徴は珍しい石焼きタイプ、厨房兼販売所を兼ねたお店に併設して、イートイン出来る小屋があります。
だから焼きたて熱々の美味しい石焼きおやきを、その場で食べました。
ここにも気さくな、そして少しせっかちな長野のおばちゃんがいました。
やっぱりおやき屋さん=長野のおばちゃんの内職って、私は思ってしまいます。いいなぁ、こんなお仕事
中身の具がたっぷり詰まったおやきは、全部で9種類あります。おばちゃんの愛情も一緒に詰まっているのかしら一個一個に焼き印が押されているので 中身を間違うことはありません。
それに麦茶も用意されているから、喉にもつかえない。
信州味噌で炒めた茄子はどことなく懐かしい味。それから自然な甘さのカボチャも美味しい
地粉100%を使った石焼きで作るおやきは、しっかりと歯応えのある皮が特徴みたいです。
石の上で焼く為、小麦の皮がパリッと香ばしくて所々には焦げ目、でも中の具はふんわりとやわらかに仕上がるんだそうです。
どっしりとした存在感もある見た目、噛めば噛むほど味わい深い味。
ひとつがとにかく重たくて、1個食べただけでお腹が一杯になりました
この後、すぐ近くにあった白鳥湖へも行ってみました。この季節に白鳥がいるはずもなく、数羽の鴨さんたちがグワァグワァっとただ鳴いているだけでした
ホテルに戻るにはまだ時間があったから、「絵本美術館」を見ていくことにします。
携帯の為、やはり写りが悪いです
この美術館、美術館と言っても個人のお家みたい、まるで軽井沢の別荘のように森の中に静かに佇んでいます。
この時の企画展示は、「いせひでこ絵本原画展」でした。
以前は、絵本の読み聞かせをしていた私ですけれど・・・この方の絵は見た事あったかしら
展示室の撮影は出来ませんので他のコーナーを、ね!オシャレでしょ
しかしこの内容で、入館料@700円って高いのじゃないかしら
この他に、私たちの旅の定番・地元のスーパーへ行くこと。これは海外は勿論、1月の沖縄にしても国内だって充分に楽しいの
今回は、以前頂いて美味しかった「雪んこそば」、それと寒さの厳しい長野ならではの特産品・地元メーカー「寒天パパ」のゼリーの素を買ってきました。
お盆時期だったからお寿司や和菓子の中にも珍しいものが売られていたものの、中でも「揚げまんじゅう」って?
「これ、珍しぃ~」と話してたら、側にいた奥さん「この辺りでは、揚げまんじゅうはよく食べるんです」と教えてくださいました。
この日もお天気に恵まれて、いい一日になりました
安曇野は食べ物も美味しいし、景色や空気、そしていかにも女性好みエリアも沢山あって、たまらなく良いところですね
ハッと気がついたら、また安曇野に戻って来ていました。
私が寝ているうちに、携帯で検索してどこかに電気屋さんがないかと調べていた夫。
「松本まで行けばヤマダ電機があるようだから、今からちょこっと松本まで行こう」って。
そこへ携帯へ電話が(検索したところに連絡して、聞いたみたいです)
「安曇野にもヤマダ電機があるってさ。そこ行ってデジカメを買ってこよう」
「でも急にじゃ、勿体無いよ」「いいよ、買ってやるよ。ないと寂しいだろ」って、こういうところは良いところね
そして行きました。ヤマダ電機 テックランド穂高店です。
マニュアルを読むのが面倒なので、今まで使っていたのと同じタイプCASIOの「EXLIIM EX-Z270」です
そうしている内に、お腹がすいてきました。小腹がすいいたら、ここではやはり「おやき」でしょうって、昨日も食べたけど・・・
おやきの看板を見つけました。「石焼きおやきのお店 うしこし」さん。
普通の民家の中にぽつんとある、ちっちゃなお店です。
このお店のおやきの特徴は珍しい石焼きタイプ、厨房兼販売所を兼ねたお店に併設して、イートイン出来る小屋があります。
だから焼きたて熱々の美味しい石焼きおやきを、その場で食べました。
ここにも気さくな、そして少しせっかちな長野のおばちゃんがいました。
やっぱりおやき屋さん=長野のおばちゃんの内職って、私は思ってしまいます。いいなぁ、こんなお仕事
中身の具がたっぷり詰まったおやきは、全部で9種類あります。おばちゃんの愛情も一緒に詰まっているのかしら一個一個に焼き印が押されているので 中身を間違うことはありません。
それに麦茶も用意されているから、喉にもつかえない。
信州味噌で炒めた茄子はどことなく懐かしい味。それから自然な甘さのカボチャも美味しい
地粉100%を使った石焼きで作るおやきは、しっかりと歯応えのある皮が特徴みたいです。
石の上で焼く為、小麦の皮がパリッと香ばしくて所々には焦げ目、でも中の具はふんわりとやわらかに仕上がるんだそうです。
どっしりとした存在感もある見た目、噛めば噛むほど味わい深い味。
ひとつがとにかく重たくて、1個食べただけでお腹が一杯になりました
この後、すぐ近くにあった白鳥湖へも行ってみました。この季節に白鳥がいるはずもなく、数羽の鴨さんたちがグワァグワァっとただ鳴いているだけでした
ホテルに戻るにはまだ時間があったから、「絵本美術館」を見ていくことにします。
携帯の為、やはり写りが悪いです
この美術館、美術館と言っても個人のお家みたい、まるで軽井沢の別荘のように森の中に静かに佇んでいます。
この時の企画展示は、「いせひでこ絵本原画展」でした。
以前は、絵本の読み聞かせをしていた私ですけれど・・・この方の絵は見た事あったかしら
展示室の撮影は出来ませんので他のコーナーを、ね!オシャレでしょ
しかしこの内容で、入館料@700円って高いのじゃないかしら
この他に、私たちの旅の定番・地元のスーパーへ行くこと。これは海外は勿論、1月の沖縄にしても国内だって充分に楽しいの
今回は、以前頂いて美味しかった「雪んこそば」、それと寒さの厳しい長野ならではの特産品・地元メーカー「寒天パパ」のゼリーの素を買ってきました。
お盆時期だったからお寿司や和菓子の中にも珍しいものが売られていたものの、中でも「揚げまんじゅう」って?
「これ、珍しぃ~」と話してたら、側にいた奥さん「この辺りでは、揚げまんじゅうはよく食べるんです」と教えてくださいました。
この日もお天気に恵まれて、いい一日になりました
安曇野は食べ物も美味しいし、景色や空気、そしていかにも女性好みエリアも沢山あって、たまらなく良いところですね
私の夏休み・・・黒部へ行こう! [2009年・8月長野安曇野&黒部]
安曇野二日目、この日はどこへ行こうかって、それは決まっているではありませんか
ここまで来たらせっかくですもの、そう黒部ですわよ
前夜「明日は何するの?」って、夫に聞かれて(どこへ行くか、何をするかのプランニングは全て私が決めます)
「明日はねぇ、そう黒部かな」と私。
夫:「おいおい、その身体で黒部まで行くつもり?」「前に上高地まで行った時だってあんまりバスが混んでいたから、タクシーで行ったのに・・・(子供が小学生の時、三人で上高地を訪れた事がありました。気軽な気持ちで行ったら、やはりこのハイピークシーズン、ものすごく多くの人、人で驚いた思い出がありました)」「それに行ったら、簡単に帰ってこられんのかなぁ~。車を回送してもらったりするんだろ?」
私:「そんな事ないよ。途中で帰ってくる事も出来るし、結構誰でも行っているみたい」
夫:「今、フロントでどうなのか聞いてきてみる」・・・・・
「どうにか行ける様だから・・・朝食もキャンセルして、さっき言っていたおむすびの弁当に変えてきてもらった」
「やったぁ~~!」
フッ!フッ!フッ!私ってこうして何時も、自分の思い通りにしてしまう悪なのさ
翌朝は4時半起き、お願いしておいたおむすび弁当をフロントで5時に受け取ってから、リュックに入れて出発です。
中部山岳地帯を横断する立山黒部アルペンルート。
立山は古来、富士山、白山とともに日本三霊山の一つとして栄えたという。
富士山は勿論の事。
白山の白山スーパー林道だって私達、あの料金の高さにもめげずにドライブした経験あり
今の私の状態ではそれ程無理をすることも出来ないから、途中の、ほんの入り口の黒部ダムのところまでしか今回は行くつもりはありませんけれど。。。
ホテルを出てから見た、朝焼けです。
空の色が変わっていくところがとても綺麗でした。
北アルプスへの玄関口である大町、私がダウンする前にふたりでここの温泉へは来た事がありました。でも今回はその先の扇沢まで行きましょう。
ところが、ここでガーンとなってしまう、嬉しくないサプライズが
扇沢の駅の写真を撮ろうとしたら、カメラが
デジカメの画像が、真っ白白・・・オイオイこれでは、日本一のダム・黒部ダムの写真が撮れないではないか
でもこうなってしまったものはもうどうしようもないのです。
私の場合、写真を撮るのも右手、カメラを落としてもキャッチすることが出来なうから・・・このカメラももうすでに何度も落としてしまっている。
で、これから先は携帯のカメラの画像になります
画像も小さくて、あの広大な大自然を前にして、こんな写真しか撮れなかったなんて
扇沢の駅では朝6時と言うのに、もうかなりの人が。すでに皆さん、切符売り場に並んでいました。
夫が切符を購入している間、私はおトイレに行ってから、車の中で待機します。
ダムの出口の先には、この景色
夏の青空に、その空の色にも負けないくらいの深いブルーの湖の色です。
ダムの上は、歩く遊歩道になっていました。
この先は、日本海側の富山になるのですね
ダム建設時の殉職者への慰霊のモニュメントもありました。
つい先日、「黒部の太陽」の放送があったばかりです。
また年末の紅白、プロジェクトX主題歌「地上の星」を歌う中島みゆきの姿がここ黒部から中継されたのもまだ記憶に新しい。
ダムレストハウスの脇の階段、ゆっくりゆっくりと下りて展望広場まで行って見ました。
6月の末~10月中旬までは、ダムの放水期間です。
高さが186Mと日本一、世界でも最高クラスというダムからの放水を間近に見ると、迫力満点ですねぇ
ちゃんと「虹」が出来ているのも、見えますか
記念館でダム建設の様子を撮った記念フィルムを見て、この景色を眺めながらレストハウスでおむすびを食べました。
この先も気になるところですが、ケーブルカー、ロープウェイとありますからあまり疲れても困りますので、今回はここで帰りましょう。
※黒部ダムまでの、バリアフリー情報
扇沢駅、黒部ダム駅にはバリアフリートイレがあります。
黒部ダムまでの「関電トロリーバス」は往復チケットあり。身障手帳の提示により、本人と介護者一人は料金が半額になります。
扇沢の駅、帰りの黒部ダム駅共に、係りの方の案内があり優先的に先にバスの乗車が出来ます。
行きにご一緒した車椅子利用のご主人と奥さん、帰りも偶然にも一緒のバスでしたけれど、駅員さんたちが数人がかりで車椅子をバスへと載せていました。
奥さんが「こんなに親切にして頂いて、苦労しないで黒部ダムまで行けたなんて感激です」とおっしゃっていました。
関電の駅員さんたちはどなたも親切、しつこいくらいに「すぐに声をかけてくださいね」って。
家への帰宅途中の実家に寄ったときにも、「三日目の日に、黒部までは行けたよ」と私が言ったら、母が「いいなぁ。黒部と立山へは私も絶対に行きたいの」
夫:「今回、この人でも行けるのが解ったから、おばあちゃんも今度一緒に行こうよ」
母:「あんな遠くまでの運転だけでも大変なのに、病人と年寄りとふたりも連れて行ったら、お父さんの方が病気になっちゃうわぁ」
確かに、立山へ行くには乗り物を何度も乗り換えて行きます。それにマイカーで行った場合は、その車の回送もあります。
料金的にも個人よりもツアーで行った方が断然お安いから、私も今までは行く事はないと諦めてしまっていましたが・・・・
この先まで行くのも、どうやら無理だと決め付けることもなさそうです。
実は私、退院してからバスに乗ったのも初めてでした~降りる時は、後ろ向きになってゆっくりと降りれば大丈夫です
ここまで来たらせっかくですもの、そう黒部ですわよ
前夜「明日は何するの?」って、夫に聞かれて(どこへ行くか、何をするかのプランニングは全て私が決めます)
「明日はねぇ、そう黒部かな」と私。
夫:「おいおい、その身体で黒部まで行くつもり?」「前に上高地まで行った時だってあんまりバスが混んでいたから、タクシーで行ったのに・・・(子供が小学生の時、三人で上高地を訪れた事がありました。気軽な気持ちで行ったら、やはりこのハイピークシーズン、ものすごく多くの人、人で驚いた思い出がありました)」「それに行ったら、簡単に帰ってこられんのかなぁ~。車を回送してもらったりするんだろ?」
私:「そんな事ないよ。途中で帰ってくる事も出来るし、結構誰でも行っているみたい」
夫:「今、フロントでどうなのか聞いてきてみる」・・・・・
「どうにか行ける様だから・・・朝食もキャンセルして、さっき言っていたおむすびの弁当に変えてきてもらった」
「やったぁ~~!」
フッ!フッ!フッ!私ってこうして何時も、自分の思い通りにしてしまう悪なのさ
翌朝は4時半起き、お願いしておいたおむすび弁当をフロントで5時に受け取ってから、リュックに入れて出発です。
中部山岳地帯を横断する立山黒部アルペンルート。
立山は古来、富士山、白山とともに日本三霊山の一つとして栄えたという。
富士山は勿論の事。
白山の白山スーパー林道だって私達、あの料金の高さにもめげずにドライブした経験あり
今の私の状態ではそれ程無理をすることも出来ないから、途中の、ほんの入り口の黒部ダムのところまでしか今回は行くつもりはありませんけれど。。。
ホテルを出てから見た、朝焼けです。
空の色が変わっていくところがとても綺麗でした。
北アルプスへの玄関口である大町、私がダウンする前にふたりでここの温泉へは来た事がありました。でも今回はその先の扇沢まで行きましょう。
ところが、ここでガーンとなってしまう、嬉しくないサプライズが
扇沢の駅の写真を撮ろうとしたら、カメラが
デジカメの画像が、真っ白白・・・オイオイこれでは、日本一のダム・黒部ダムの写真が撮れないではないか
でもこうなってしまったものはもうどうしようもないのです。
私の場合、写真を撮るのも右手、カメラを落としてもキャッチすることが出来なうから・・・このカメラももうすでに何度も落としてしまっている。
で、これから先は携帯のカメラの画像になります
画像も小さくて、あの広大な大自然を前にして、こんな写真しか撮れなかったなんて
扇沢の駅では朝6時と言うのに、もうかなりの人が。すでに皆さん、切符売り場に並んでいました。
夫が切符を購入している間、私はおトイレに行ってから、車の中で待機します。
ダムの出口の先には、この景色
夏の青空に、その空の色にも負けないくらいの深いブルーの湖の色です。
ダムの上は、歩く遊歩道になっていました。
この先は、日本海側の富山になるのですね
ダム建設時の殉職者への慰霊のモニュメントもありました。
つい先日、「黒部の太陽」の放送があったばかりです。
また年末の紅白、プロジェクトX主題歌「地上の星」を歌う中島みゆきの姿がここ黒部から中継されたのもまだ記憶に新しい。
ダムレストハウスの脇の階段、ゆっくりゆっくりと下りて展望広場まで行って見ました。
6月の末~10月中旬までは、ダムの放水期間です。
高さが186Mと日本一、世界でも最高クラスというダムからの放水を間近に見ると、迫力満点ですねぇ
ちゃんと「虹」が出来ているのも、見えますか
記念館でダム建設の様子を撮った記念フィルムを見て、この景色を眺めながらレストハウスでおむすびを食べました。
この先も気になるところですが、ケーブルカー、ロープウェイとありますからあまり疲れても困りますので、今回はここで帰りましょう。
※黒部ダムまでの、バリアフリー情報
扇沢駅、黒部ダム駅にはバリアフリートイレがあります。
黒部ダムまでの「関電トロリーバス」は往復チケットあり。身障手帳の提示により、本人と介護者一人は料金が半額になります。
扇沢の駅、帰りの黒部ダム駅共に、係りの方の案内があり優先的に先にバスの乗車が出来ます。
行きにご一緒した車椅子利用のご主人と奥さん、帰りも偶然にも一緒のバスでしたけれど、駅員さんたちが数人がかりで車椅子をバスへと載せていました。
奥さんが「こんなに親切にして頂いて、苦労しないで黒部ダムまで行けたなんて感激です」とおっしゃっていました。
関電の駅員さんたちはどなたも親切、しつこいくらいに「すぐに声をかけてくださいね」って。
家への帰宅途中の実家に寄ったときにも、「三日目の日に、黒部までは行けたよ」と私が言ったら、母が「いいなぁ。黒部と立山へは私も絶対に行きたいの」
夫:「今回、この人でも行けるのが解ったから、おばあちゃんも今度一緒に行こうよ」
母:「あんな遠くまでの運転だけでも大変なのに、病人と年寄りとふたりも連れて行ったら、お父さんの方が病気になっちゃうわぁ」
確かに、立山へ行くには乗り物を何度も乗り換えて行きます。それにマイカーで行った場合は、その車の回送もあります。
料金的にも個人よりもツアーで行った方が断然お安いから、私も今までは行く事はないと諦めてしまっていましたが・・・・
この先まで行くのも、どうやら無理だと決め付けることもなさそうです。
実は私、退院してからバスに乗ったのも初めてでした~降りる時は、後ろ向きになってゆっくりと降りれば大丈夫です
私の夏休み・・・安曇野のホテル一日目 [2009年・8月長野安曇野&黒部]
さてこの日の宿は安曇野ですが、GWに蓼科で利用したホテルアンビエントと同じホテル
蓼科のホテルの日記は→こちら
その時のレストランは→こちら
壮大な北アルプスの眺望が抜群と言う、会員制リゾートの「ホテルアンビエント安曇野」です。
前回と同じに、夫の会社の組合を通して2ヶ月前に申し込みをしました。
安曇野のメインストリートを、常念岳の方面へ山沿いをさらに上っていきます。
客室が200室近くもある大型リゾートホテル、山の地形に沿って建てられた曲線の形に特徴があります。
ここも蓼科と同じく、ホテルの側に温泉の引かれている一戸建てのコテージが何棟も隣接して建っていました。家族が多い場合は、コテージ利用のほうが楽しいですものね
会員制と言っても私達のように法人契約の場合もありますから、利用が初めての場合はベルさんの案内があります。ロビーからショップ、途中ショップ~エレベーターホールまでは広めのスペースがあって、絵が沢山飾られていました。
案内された私達のお部屋は東館の315号室のスーペリアツインルーム。
このお部屋、リゾートでの長期滞在も可能なように踏込部分の先にはキッチンがあります。
ツインベッドの向こうに、ソファとテーブル、ひとり掛けのイス。引き出しの中のパジャマは、蓼科と同じに着心地は良いものの、派手などピンク色のもの
手前のキッチン部分はこの反対側に流し&電磁調理器があって、食器や調理器具も揃っています。
冷蔵庫に、おつき菓子のブルーベリーゼリーが冷やしてありました。
バスルームの造りも、置いてあったアメニティもごく普通のものです。
予約時に「出来ましたらバスルームに、介護用のバスチェアの用意をお願い致します」の一言を添えておきましたら・・・
部屋に到着してすぐ「バスチェアをお持ちしました」と持ってきて下さったのはいいのですけれど
持って来たものは浴槽内用のいすでした。しかもおニュ~私の要望に対して購入したものなのでしょう。
これって浴槽内での立ち座りは楽、浴槽をまたぐ時にも使えるけど、チョッと違いますねぇ高齢化社会が近づいていると言っても、身近に利用する人がいない場合はこんなものなのでしょう
この日も早めの6時から、レストランの予約をしておきました。
「ル・プラトー」はレストラン内に暖炉があります。中でもスカイガーデンテラスは特に人気があります今夜はここでフレンチなのです
これで晴れていたら夕日の沈むのも見える、北アルプスの常念岳の姿が間近に見えて、本当にすぐ目の前なんですって
着席して夫は地ビールを、私は辛口の白ワインのバケット・ピノブランをオーダーしました。
コースは桜肉のカルパッチョから、ボリューム満点でワインが進みますね。
パンは、バケットにクルミパンです。すぐに周ってきて、お替りを勧めてくれます。
オマール海老のグリルは、安曇野トマトとフレッシュなバジルが。海老の旨みがいっぱいです
本日のスープは、冷たいポテトスープだったかしら。茶色いジュレがアクセントとなっていて、美味しいスープでした
信州サーモンとリー・ドヴォーのマリアージュ(メニューが残っていたから書ける)。リー・ドヴォーって名前は聞いたことありますが???お肉でいいの?一緒のサーモンはふっくらとした上等な味です。
グラニテはトマトのシャーベット、これでお口直しをしましょう。
メインは?信州牛 フィレ肉のポワレです。この後、夫にカットしてもらいました。こちらも美味しいステーキでした。
シェフ特製デザートは、フルーツとガトーショコラにアイスクリーム。コーヒーで〆です。
今回は、8,400円(サービス料別)の「グルマン」。
前回の蓼科はこの上のコースでしたから満足度はもっと高いものでしたが、全体的に素材も地のものを中心にした、高原野菜やハーブも活かした美味しいお料理でした。
こちらはなんと言ってもこのムードが
前面に広がる広大な景色が時間と共に刻々と変化していく、その様子を見ながらの食事は最高です
高原に吹く風が心地よくて、この場所で頂くだけでワインもお料理も格別の美味しさと思えてしまうものです。
夏休み期間中は、ピアノの生演奏・ロビーコンサートがあります。
前回と違って、このコンサートはほとんど盛り上がっていなかったです。
ここまで来たら星がすぐ近くに見えるかと思って、外に出て夜空を見上げてみました。
でも、それは残念ながら見ることは出来ませんでした。
蓼科のホテルの日記は→こちら
その時のレストランは→こちら
壮大な北アルプスの眺望が抜群と言う、会員制リゾートの「ホテルアンビエント安曇野」です。
前回と同じに、夫の会社の組合を通して2ヶ月前に申し込みをしました。
安曇野のメインストリートを、常念岳の方面へ山沿いをさらに上っていきます。
客室が200室近くもある大型リゾートホテル、山の地形に沿って建てられた曲線の形に特徴があります。
ここも蓼科と同じく、ホテルの側に温泉の引かれている一戸建てのコテージが何棟も隣接して建っていました。家族が多い場合は、コテージ利用のほうが楽しいですものね
会員制と言っても私達のように法人契約の場合もありますから、利用が初めての場合はベルさんの案内があります。ロビーからショップ、途中ショップ~エレベーターホールまでは広めのスペースがあって、絵が沢山飾られていました。
案内された私達のお部屋は東館の315号室のスーペリアツインルーム。
このお部屋、リゾートでの長期滞在も可能なように踏込部分の先にはキッチンがあります。
ツインベッドの向こうに、ソファとテーブル、ひとり掛けのイス。引き出しの中のパジャマは、蓼科と同じに着心地は良いものの、派手などピンク色のもの
手前のキッチン部分はこの反対側に流し&電磁調理器があって、食器や調理器具も揃っています。
冷蔵庫に、おつき菓子のブルーベリーゼリーが冷やしてありました。
バスルームの造りも、置いてあったアメニティもごく普通のものです。
予約時に「出来ましたらバスルームに、介護用のバスチェアの用意をお願い致します」の一言を添えておきましたら・・・
部屋に到着してすぐ「バスチェアをお持ちしました」と持ってきて下さったのはいいのですけれど
持って来たものは浴槽内用のいすでした。しかもおニュ~私の要望に対して購入したものなのでしょう。
これって浴槽内での立ち座りは楽、浴槽をまたぐ時にも使えるけど、チョッと違いますねぇ高齢化社会が近づいていると言っても、身近に利用する人がいない場合はこんなものなのでしょう
この日も早めの6時から、レストランの予約をしておきました。
「ル・プラトー」はレストラン内に暖炉があります。中でもスカイガーデンテラスは特に人気があります今夜はここでフレンチなのです
これで晴れていたら夕日の沈むのも見える、北アルプスの常念岳の姿が間近に見えて、本当にすぐ目の前なんですって
着席して夫は地ビールを、私は辛口の白ワインのバケット・ピノブランをオーダーしました。
コースは桜肉のカルパッチョから、ボリューム満点でワインが進みますね。
パンは、バケットにクルミパンです。すぐに周ってきて、お替りを勧めてくれます。
オマール海老のグリルは、安曇野トマトとフレッシュなバジルが。海老の旨みがいっぱいです
本日のスープは、冷たいポテトスープだったかしら。茶色いジュレがアクセントとなっていて、美味しいスープでした
信州サーモンとリー・ドヴォーのマリアージュ(メニューが残っていたから書ける)。リー・ドヴォーって名前は聞いたことありますが???お肉でいいの?一緒のサーモンはふっくらとした上等な味です。
グラニテはトマトのシャーベット、これでお口直しをしましょう。
メインは?信州牛 フィレ肉のポワレです。この後、夫にカットしてもらいました。こちらも美味しいステーキでした。
シェフ特製デザートは、フルーツとガトーショコラにアイスクリーム。コーヒーで〆です。
今回は、8,400円(サービス料別)の「グルマン」。
前回の蓼科はこの上のコースでしたから満足度はもっと高いものでしたが、全体的に素材も地のものを中心にした、高原野菜やハーブも活かした美味しいお料理でした。
こちらはなんと言ってもこのムードが
前面に広がる広大な景色が時間と共に刻々と変化していく、その様子を見ながらの食事は最高です
高原に吹く風が心地よくて、この場所で頂くだけでワインもお料理も格別の美味しさと思えてしまうものです。
夏休み期間中は、ピアノの生演奏・ロビーコンサートがあります。
前回と違って、このコンサートはほとんど盛り上がっていなかったです。
ここまで来たら星がすぐ近くに見えるかと思って、外に出て夜空を見上げてみました。
でも、それは残念ながら見ることは出来ませんでした。
私の夏休み・・・安曇野ちひろ美術館 [2009年・8月長野安曇野&黒部]
3000M級の秀峰が連なる北アルプスの東側に位置するのが安曇野です。
その安曇野北部の松川村。
北アルプスの山並みを背にした安曇野ちひろ美術館は、絵本作家いわさきちひろの作品を展示する美術館です。
戦後、開拓者として入植した両親が住んだのがこの松川村。
幼いわが子を一時こちらに預けていた事もあって・・・都内石神井の「ちひろ美術館」に次いで、この地に安曇野ちひろ美術館は開館しました。館長は息子の猛さんです。
こちらの入館料は、手帳の提示により私は大人料金の半額、夫は介助者として無料でした。
館内は、ちひろの仕事(絵の展示室が二箇所)、ちひろの人生、世界の絵本作家(この時は、モーリス・センダックやジョン・バーニンガムの作品が展示されていました)、企画展、絵本の歴史の5つの展示室で構成されています。
ちひろ自身の作品は、以前地元の美術館でも展示されたものを見ていました(画像倉庫がいっぱいになってしまったため、この時の画像も全て消されてしまっております)
展示作品はその時よりもう少し多いのかと思っていましたが、思ったほどではなかったです。
岡田三郎助に師事、デッサン・油絵の勉強を始めたのは、ちひろ14歳の時。
結婚の為に渡満するが、夫の自殺により帰国。
空襲で家を焼かれて、母の実家(長野県松本市)に疎開する。
長野で日本共産党に入党、31歳で松本善明と結婚。翌年、長男の猛が誕生する。
絵本作家として、数多くの絵を描く。ちひろの絵は、絵に関心のない方でも一度は目にされているのではないでしょうか
1974年8月8日、55歳で死去。
展示された絵とその人生を見終わって思ったのは、絵を描く時の、ものをじっくりと見る観察力の鋭さ。
それにもまして印象的だったのは、裕福なご実家の環境と育ちの良さ。
私も夫も、全てがそれに尽きると思ってしまいました。
館内には上のようなほっと一息するようなスペース。
その奥は夏休み中だからかワークショップが開かれていて、子供達がそれぞれに絵を描いている様子がうかがえました。
他には併設されたカフェ。そしてミュージアムショップは勿論多くの人で賑わっています。
広大な安曇野ちひろ公園の一部、美術館の北側はご覧のようなお花畑になっています。
この時は、ラベンダーでしょうか。ブルーが美しいですね
美しく素朴な田園風景が今も残る、松川村の清らかな水と空気が感じられました。
ここは懐かしい子供の頃が思い出される、そんな風景の広がるところでした
その安曇野北部の松川村。
北アルプスの山並みを背にした安曇野ちひろ美術館は、絵本作家いわさきちひろの作品を展示する美術館です。
戦後、開拓者として入植した両親が住んだのがこの松川村。
幼いわが子を一時こちらに預けていた事もあって・・・都内石神井の「ちひろ美術館」に次いで、この地に安曇野ちひろ美術館は開館しました。館長は息子の猛さんです。
こちらの入館料は、手帳の提示により私は大人料金の半額、夫は介助者として無料でした。
館内は、ちひろの仕事(絵の展示室が二箇所)、ちひろの人生、世界の絵本作家(この時は、モーリス・センダックやジョン・バーニンガムの作品が展示されていました)、企画展、絵本の歴史の5つの展示室で構成されています。
ちひろ自身の作品は、以前地元の美術館でも展示されたものを見ていました(画像倉庫がいっぱいになってしまったため、この時の画像も全て消されてしまっております)
展示作品はその時よりもう少し多いのかと思っていましたが、思ったほどではなかったです。
岡田三郎助に師事、デッサン・油絵の勉強を始めたのは、ちひろ14歳の時。
結婚の為に渡満するが、夫の自殺により帰国。
空襲で家を焼かれて、母の実家(長野県松本市)に疎開する。
長野で日本共産党に入党、31歳で松本善明と結婚。翌年、長男の猛が誕生する。
絵本作家として、数多くの絵を描く。ちひろの絵は、絵に関心のない方でも一度は目にされているのではないでしょうか
1974年8月8日、55歳で死去。
展示された絵とその人生を見終わって思ったのは、絵を描く時の、ものをじっくりと見る観察力の鋭さ。
それにもまして印象的だったのは、裕福なご実家の環境と育ちの良さ。
私も夫も、全てがそれに尽きると思ってしまいました。
館内には上のようなほっと一息するようなスペース。
その奥は夏休み中だからかワークショップが開かれていて、子供達がそれぞれに絵を描いている様子がうかがえました。
他には併設されたカフェ。そしてミュージアムショップは勿論多くの人で賑わっています。
広大な安曇野ちひろ公園の一部、美術館の北側はご覧のようなお花畑になっています。
この時は、ラベンダーでしょうか。ブルーが美しいですね
美しく素朴な田園風景が今も残る、松川村の清らかな水と空気が感じられました。
ここは懐かしい子供の頃が思い出される、そんな風景の広がるところでした
タグ:安曇野ちひろ美術館
私の夏休み・安曇野へ・・大王わさび園&おやき [2009年・8月長野安曇野&黒部]
長野県内で、北アルプスの麓一帯を「安曇野(あずみの)」と呼びます。
一年を通して清涼な水が湧き出る安曇野は、その綺麗な水を利用したわさび園が数多くあります。
私は以前、母と安曇野の明科にあるわさび田で、わさびの大きな株を引っこ抜いた事がありました。
長靴に履き替えて、透き通る綺麗な水の中にジャブジャブと入って歩くだけでも楽しかったのです
しかし観光ポイントとして、観光バスが必ず立ち寄るのは「大王わさび園」です。
今夜宿泊するホテルは安曇野にありますから、せっかく安曇野まできたら景色を堪能するだけでなく、わさび園にも寄ることにしましょう。
安曇野方面に近づくと共に、目の前には水田が広がり、遠くにアルプスの山々が見えます。
ここはかつて夫とも、ドライブした事もありました。
安曇野全体が水のとても綺麗な所。それはわさびを栽培するにはとても大事なことなのです。
15ヘクタールという広大な土地に、これだけのわさびが栽培されている光景は他では見られるものではありません。
北アルプスの雪が湧き水となって、日本一の収穫量を誇るわさび田を守っているのです。
今回は真夏ですから私達が訪れたときは、残念ながら広大なわさび田一帯が日よけ用の黒いネットで覆われてしまっていました。
それはわさびのために必要な事です、日の当たっているわさびの葉はそのほかと比べたら元気がありませんから、これは仕方がないのです。
これが春でしたらネットもなくて、緑色のわさびの葉の群れ、白いわさびの花を目で楽しむ事が出来る事でしょう。
一面のわさびの葉の色 それは見事なものですね
こちらは駐車場も完備、散策の途中途中に休憩所や、売店、食事処もあります。、
名物「わさびソフトクリーム」、到着前は食べる気満々であったに関わらず、あまりの人の多さで疲れてしまったのかな。食べるのを忘れてしまいました
その他にもここではわさびを利用した商品が数多く並べられ、またわさび漬けの体験も出来ます。私ものぞいて見ました。
わさびを刻むトントンという音が賑やか、オリジナルわさびが出来るのですね。自分でやってみたら、面白そうだと思いました。
その代わりと言うのか、「手造りはんこ屋さん」で信州の寒さの中で育ったりんごの木で、印鑑を作ってもらいました。
描いた絵手紙等のサイドに、ちょこっと押すのに欲しかったから
名前を漢字で一文字、お願いしました。ここで料金を支払って、数日後に完成品が送られてきました(下の小さな画像がそうです)
大王わさび園のシンボルとも言うべき、水車小屋のある風景です。
駐車場の脇に川が流れて、水車小屋が点在しています。
こちらは、黒沢明の映画「夢」のロケに使われました。(ロケのために作られたものです)
夏休みなので、ここでは多くの子供達がラフティングで遊んでいました。
ライフジャケットを身につけ、ヘルメットをかぶって、ガイドさんの指示でイチ、ニ、イチ、ニ、とボートを漕いでゆきます。
大王わさび園の水車近くを通りる時には、さかんに観光客に手を振っている。
しかしここでお昼にするには、あまりにも人が多すぎました
長野特産の食べ物のひとつに「おやき」があります。
小麦粉を練った皮に身近にあるいろいろな野菜、餡などを入れて調理したものですがおやきです。昨年の秋は鬼無里の「いろは堂」へ食べに行きました。
おやきはもともとは昔、お米が食べられない時代の主食だったといいます。
もっちりとした皮に、ぎっしりと詰まった中身が美味しい
他にも県内の小川村には「小川の庄」など、こちらへは初日のお昼、食べに行こうかなんて思っていましたけれど・・・
安曇野にある「おやき村」、おやき村は県内各地のおやきが揃っているお店です。
私達も野沢菜、お茄子、小豆あんのおやきを買って、その焼きたて熱々おやきをいただきましょう。
薪を使ったこの特大オーブンで焼かれる間、腰掛けて待つことにします。
手の平にやっと乗るくらいに大きなボール状のおやきです。素朴な風貌のおやきの中に広がる、味の世界の豊かなこと
気さくな雰囲気のおばさんが、焼き茄子も一緒に焼いてくれてサービスしてくれました。この後、自分で漬けたという梅漬けも持ってきてくれました。
長野では、内職感覚でおやき屋さんが出来るのかな?って、思ってしまいました
絵本作家・いわさきちひろのちひろ美術館も、安曇野では有名な人気のスポットです。
そちらについては、また明日。
私の夏休み・・・一泊目は終わり [2009年・8月長野安曇野&黒部]
翌日の朝の事、「なんか、揺れてるなぁ~」と思って目が覚めたら、あの例の地震でした。
出発は台風の中、そして次には地震だなんて
でも夜早く寝てしまっていたから、それに朝の貸切風呂を6時から予約済みでしたから、少しくらいは早くたってOKよ。
「貸切御影石風呂」は私達のお部屋のすぐ前、それに夫が早めに鍵を取りに行ってきてくれています。
フッフッフそれから、ゆっくりと入れる訳なのさ。
このお風呂と「貸切陶器風呂」のふたつは、普通のふた間続きの和室を通っていきます。ここって、日帰り入浴で貸切風呂を借りる場合の湯上り処・休憩室になるのかしら。
その先が、ムードのある廊下になっています。
この脱衣所の造りも良いですね。ここにはアメニティも全て揃っていました。
あら!もう入浴してしまった人が
こちらの浴室、眺望は全くない代わりに坪庭のある造り。広くて、湯上りに座って休む事もできる、なかなか贅沢な造りです。
御影石の浴槽は次々と色が変わっていって、綺麗なの
ここも他と同じく加温・加水なしの、天然温泉源泉かけ流し、硫黄の香りがする美人美肌の湯
お部屋に戻って、出かける準備をしている内に、朝食時間になりました。
朝もお部屋食。昨夜と同じ仲居さんが運んできてくれました。
朝食も、このお値段でいいの?と言いたくなるくらいに品数が多かった。10品以上あったのではないでしょうか。
ご飯のほかにおかゆもあって、信州味噌のお味噌汁が美味しかったです。
中で一番美味しかったのは、これだけでもご飯が食べられてしまうと思えるほう葉味噌でした。
以下は、支払った金額による評価ですけれど・・・
・温泉 ☆☆☆ ふたりとも大浴場の利用をしていません。貸切風呂の利用だけでも、かなり満足度は高かったのです。
・お部屋 ☆☆半 ふた間続きの広さは充分でした。全体的な古さは否めませんが、ベッドルームは綺麗です。
・接客 ☆☆☆ 思いのほかの好印象が残っています。
・お料理 ☆☆半 金額から言って初めから期待はしていませんでした。夕食のレベルがもう少し高かったならリピートは間違いなしなのですけれど・・・でもこの金額ではしかたがないのかな。
・コストパファーマンス ☆☆☆ 8月10日の宿泊でも平日扱いの@10.500円。コストパフォーマンスは抜群かと思います。
チェックアウト後は、古来から「月の名所」として名高い山・姨捨山へ。
田に水が張られるころ、その一枚一枚に月が映る様を古の書から「田毎の月」として呼ばれる。
国の名勝に指定される「姨捨の棚田」を見に、そう私達は棚田と聞けば必ず見に行ってしまうと言う、棚田マニアなのだ
それからこの名前で、年老いた母親をこの山に捨てた男性が、名月を見て後悔に耐えられず翌日連れ帰ったという民話が思い出されるのは一定年齢を過ぎた方ならですね
姨捨山伝説をベースに信州の寒村に住む人々を描いた楢山節考(ならやまぶしこう)は、深沢七郎作の小説。
それを原作にして今村昌平が監督、亡くなった緒方拳主演の映画はカンヌ国際映画祭にてパルムドールを受賞しています。
「姨捨だから、ここに捨てていこうか」
「いいよ。もっとお金持ちのおじさんに拾ってもらうから」なんて・・・くだらない会話をしながら眺めた景色の美しかったこと
出発は台風の中、そして次には地震だなんて
でも夜早く寝てしまっていたから、それに朝の貸切風呂を6時から予約済みでしたから、少しくらいは早くたってOKよ。
「貸切御影石風呂」は私達のお部屋のすぐ前、それに夫が早めに鍵を取りに行ってきてくれています。
フッフッフそれから、ゆっくりと入れる訳なのさ。
このお風呂と「貸切陶器風呂」のふたつは、普通のふた間続きの和室を通っていきます。ここって、日帰り入浴で貸切風呂を借りる場合の湯上り処・休憩室になるのかしら。
その先が、ムードのある廊下になっています。
この脱衣所の造りも良いですね。ここにはアメニティも全て揃っていました。
あら!もう入浴してしまった人が
こちらの浴室、眺望は全くない代わりに坪庭のある造り。広くて、湯上りに座って休む事もできる、なかなか贅沢な造りです。
御影石の浴槽は次々と色が変わっていって、綺麗なの
ここも他と同じく加温・加水なしの、天然温泉源泉かけ流し、硫黄の香りがする美人美肌の湯
お部屋に戻って、出かける準備をしている内に、朝食時間になりました。
朝もお部屋食。昨夜と同じ仲居さんが運んできてくれました。
朝食も、このお値段でいいの?と言いたくなるくらいに品数が多かった。10品以上あったのではないでしょうか。
ご飯のほかにおかゆもあって、信州味噌のお味噌汁が美味しかったです。
中で一番美味しかったのは、これだけでもご飯が食べられてしまうと思えるほう葉味噌でした。
以下は、支払った金額による評価ですけれど・・・
・温泉 ☆☆☆ ふたりとも大浴場の利用をしていません。貸切風呂の利用だけでも、かなり満足度は高かったのです。
・お部屋 ☆☆半 ふた間続きの広さは充分でした。全体的な古さは否めませんが、ベッドルームは綺麗です。
・接客 ☆☆☆ 思いのほかの好印象が残っています。
・お料理 ☆☆半 金額から言って初めから期待はしていませんでした。夕食のレベルがもう少し高かったならリピートは間違いなしなのですけれど・・・でもこの金額ではしかたがないのかな。
・コストパファーマンス ☆☆☆ 8月10日の宿泊でも平日扱いの@10.500円。コストパフォーマンスは抜群かと思います。
チェックアウト後は、古来から「月の名所」として名高い山・姨捨山へ。
田に水が張られるころ、その一枚一枚に月が映る様を古の書から「田毎の月」として呼ばれる。
国の名勝に指定される「姨捨の棚田」を見に、そう私達は棚田と聞けば必ず見に行ってしまうと言う、棚田マニアなのだ
それからこの名前で、年老いた母親をこの山に捨てた男性が、名月を見て後悔に耐えられず翌日連れ帰ったという民話が思い出されるのは一定年齢を過ぎた方ならですね
姨捨山伝説をベースに信州の寒村に住む人々を描いた楢山節考(ならやまぶしこう)は、深沢七郎作の小説。
それを原作にして今村昌平が監督、亡くなった緒方拳主演の映画はカンヌ国際映画祭にてパルムドールを受賞しています。
「姨捨だから、ここに捨てていこうか」
「いいよ。もっとお金持ちのおじさんに拾ってもらうから」なんて・・・くだらない会話をしながら眺めた景色の美しかったこと
私の夏休み・・・温泉でお風呂&夕ご飯 [2009年・8月長野安曇野&黒部]
今日からまたしばらくは、もう一度長野日記へ戻ります。
宿泊施設の中から亀屋さんを選んだのは、こちらの宿にはまずストーンスパがあったから。
以前体験した岩盤浴の気持ち良さが忘れられなくて、でも普通の岩盤浴は床にただ寝るだけなので私には無理なのです。
でもその点、こちらのはベッド式ですから
その他にも貸切風呂が幾つもあって、も充実しています。
お散歩から帰ったら、まずはお風呂よ、お風呂。
6時から、6階にある「貸切展望露天檜風呂」の予約をしておきました。
台風の影響で曇っていたし、翌朝が雨だったら露天には入れないかと思って、当日はこのお風呂にしましたけれど・・・こちらの露天はしっかりと屋根がありました。その辺がホテルのサイトの写真では解らない。
それと鳩がやって来る為に鳥よけのネットも張ってありました。
そんな事は関係なく、やっぱり露天風呂は良いですね~
浴槽の反対側が洗い場で、カランは一箇所。
浴槽の大きさはふたりで丁度くらい、このお風呂はカップル向けなのかな
勿論温泉は源泉かけ流し100パーセントお肌がツルツルになる低張性アルカリ性、加水なしだから少し熱めだったかも。美肌の湯だそうです
脱衣所は畳敷き、貸切にも入浴前後に飲める冷水の用意がされているのは言う事なし。
浴槽に沈んだり、熱くなってきたら浴槽の縁にかけて身体を冷ましたり・・・そうする内、だんだん空の色も変わってきました。日暮れですね。
お風呂の後は、お部屋でご飯を頂きましょう。
この時間が、私は一番好きです
夕ご飯は、2人連れの方限定の特別プラン「月替り会席をお二人で♪♪【別Menu】でお部屋食プラン」というものでした。
食前酒は、杏酒でした。
小鉢・前菜から始まって、品数はとにかく多かったです。
別Menuとありましたけれど、ほんの少しずつしか違わない感じです。
このお造りは美味しかった。
信州牛のステーキもなかなか良いお肉でした。夫の方は、同じお肉をほう葉の上で蒸し焼きにして食べるものです。
出されたものは手をかけてあるのは解りますが、特にこれってものがなかったかな
これでしたら2~3品少なくても、もう少し印象に残るものをドーンと出した方がって思ってしまいましたけれど、これは好みの問題かしら。
可愛いデザートは、この付近特産の杏やりんごのシロップ煮に付け合せはジュレです。
良心的な価格のビールは大瓶です。
ご飯もおひつにたっぷりと用意されていてと、全体的に全てにおいて良心的な印象が強い宿でした。
そう言えば私お腹がいっぱいになってしまって、〆のご飯もお漬物もお味噌汁も食べなかったような・・・
ストーンスバや岩盤浴って説明を読んでみると、残念ながら私のように体内に金属の入っている人向けではない模様。
わざわざ身体に悪い事をすることもないとストーンスパの利用はしませんでしたけれど、貸切風呂は入浴時の雰囲気、泉質の良さと、どちらもとても良いものでした
旅行に行くと、どうしても食べ過ぎてしまいますね。
そしてどうしてか解らないけれど、夜も早く寝てしまうものです
宿泊施設の中から亀屋さんを選んだのは、こちらの宿にはまずストーンスパがあったから。
以前体験した岩盤浴の気持ち良さが忘れられなくて、でも普通の岩盤浴は床にただ寝るだけなので私には無理なのです。
でもその点、こちらのはベッド式ですから
その他にも貸切風呂が幾つもあって、も充実しています。
お散歩から帰ったら、まずはお風呂よ、お風呂。
6時から、6階にある「貸切展望露天檜風呂」の予約をしておきました。
台風の影響で曇っていたし、翌朝が雨だったら露天には入れないかと思って、当日はこのお風呂にしましたけれど・・・こちらの露天はしっかりと屋根がありました。その辺がホテルのサイトの写真では解らない。
それと鳩がやって来る為に鳥よけのネットも張ってありました。
そんな事は関係なく、やっぱり露天風呂は良いですね~
浴槽の反対側が洗い場で、カランは一箇所。
浴槽の大きさはふたりで丁度くらい、このお風呂はカップル向けなのかな
勿論温泉は源泉かけ流し100パーセントお肌がツルツルになる低張性アルカリ性、加水なしだから少し熱めだったかも。美肌の湯だそうです
脱衣所は畳敷き、貸切にも入浴前後に飲める冷水の用意がされているのは言う事なし。
浴槽に沈んだり、熱くなってきたら浴槽の縁にかけて身体を冷ましたり・・・そうする内、だんだん空の色も変わってきました。日暮れですね。
お風呂の後は、お部屋でご飯を頂きましょう。
この時間が、私は一番好きです
夕ご飯は、2人連れの方限定の特別プラン「月替り会席をお二人で♪♪【別Menu】でお部屋食プラン」というものでした。
食前酒は、杏酒でした。
小鉢・前菜から始まって、品数はとにかく多かったです。
別Menuとありましたけれど、ほんの少しずつしか違わない感じです。
このお造りは美味しかった。
信州牛のステーキもなかなか良いお肉でした。夫の方は、同じお肉をほう葉の上で蒸し焼きにして食べるものです。
出されたものは手をかけてあるのは解りますが、特にこれってものがなかったかな
これでしたら2~3品少なくても、もう少し印象に残るものをドーンと出した方がって思ってしまいましたけれど、これは好みの問題かしら。
可愛いデザートは、この付近特産の杏やりんごのシロップ煮に付け合せはジュレです。
良心的な価格のビールは大瓶です。
ご飯もおひつにたっぷりと用意されていてと、全体的に全てにおいて良心的な印象が強い宿でした。
そう言えば私お腹がいっぱいになってしまって、〆のご飯もお漬物もお味噌汁も食べなかったような・・・
ストーンスバや岩盤浴って説明を読んでみると、残念ながら私のように体内に金属の入っている人向けではない模様。
わざわざ身体に悪い事をすることもないとストーンスパの利用はしませんでしたけれど、貸切風呂は入浴時の雰囲気、泉質の良さと、どちらもとても良いものでした
旅行に行くと、どうしても食べ過ぎてしまいますね。
そしてどうしてか解らないけれど、夜も早く寝てしまうものです
私の夏休み・・・長野で温泉 [2009年・8月長野安曇野&黒部]
長野県は北海道に次いで抱える源泉の数が多いという、日本有数の温泉天国です。
安曇野のホテルに二泊予約済みなのですけれど、先月の宮城・鳴子温泉での日帰り温泉、秋保温泉、遠刈田温泉での足湯の気持ち良さが思い出されてしまって・・・・
どうしても温泉地にも宿泊したいと、私が今回選んだ先は戸倉上山田温泉です。
ここは明治時代に島崎藤村が詩に詠んだ、千曲川湖畔の地に広がる温泉地
川中島の古戦場などの歴史的な名所もあるものの、早めにチェックインをして温泉に浸かったり、ベッドに寝転んだりをしたかった私。
今回は珍しくも、3時ぴったりにチェックインをしてしまいます。
この日、お世話になったのはメインストリートの中ほどに位置する「亀屋本店」さん。
温泉開湯と共に創業100年の歴史を持つところです。
結果としては大変満足度の高い宿泊となったのですが、何しろこのネーミングって
ホテルの外観は、かつては団体客が大勢宿泊したであろうことが想像できてしまう古めなもの。広いロビー内にも特に何もなかったから写真は撮りませんでした。
フロントの反対側にあるカフェ&バーでウエルカムドリンクのりんごジュースを飲みながらの記帳、食事時間、貸切風呂の利用時間を決めます。
今回予約したプランには、貸切風呂が一回無料となる特典が付いているのです。
その他にも、女性には可愛い色浴衣のサービスもあります。しかしお部屋以外では浴衣を着るつもりのない私。
夕方の貸切風呂に、更に翌朝の貸切風呂のサービスをお願いしましたらOKですって
仲居さんに荷物を持ってもらい今夜のお部屋まで案内してもらいます。
私達の係りの方は結構年配の方でしたが適当にこなすという感じでもなくて、一生懸命な接客が良い印象として残っています。こういった古いところって、世慣れていると言うか、客の品定めをするみたいな人がいますものね・・・
全体的に皆さん熱心で、感じの良い接客でした
客室は中庭に面してコの字型に並んでいる。どちらのお部屋に宿泊しても、特に眺めが良いとかって事はなさそうです。
ドアを開けると3畳くらいの踏み込みがあり、和室が二間横に並んでいる。奥の広い方がベッドルームで、そのまた奥に洗面所、横のドアを開けるとユニットバスがあり、細長い廊下の奥におトイレがありました。
改装したばかりの露天付きのお部屋などは洗面台もオシャレなデザインのようですけれど、こちらはごく普通のもの。トイレ周りも年季を感じさせるものです。
でも洗面台横にはペーパータオルがたっぷりと。男性用のアメニティ類、女性用の化粧品、化粧水に乳液、コットンボール、ヘア用ムースまで揃って置いてありました。
最初の六畳間は前室なのでしょうか、こちらで夜の食事、翌朝と、お部屋食になります。
退院してすぐからあちこちとお泊りはしているものの、床に座る事を考えるとテーブル&椅子の方がと思ってしまって、こうして夫婦でお部屋でゆっくりと食事をとる事は初めてのこと
ただ食事をするお部屋なのにあまりにも殺風景、お花のひとつでも飾ってあったらと思ってしまいました。
ベッドルームには大きな床の間があり、薄型のパナソニックの大き目のテレビが寝た状態で見られるように設置されていて、見上げた天井も綺麗。
両方のお部屋の前に一間の広縁があって、籐のイスセットがあったのは良かったです。
ホテルの建物自体も全体的に古びていると思えてしまうことは否めませんが、利用した貸切風呂等、少しずつ改装を重ねて綺麗にしていこうとする姿勢は感じられました。
お風呂の時間までの間、温泉街のお散歩をしましょう。
亀屋さんからすぐのところ、温泉街の真ん中に「水と緑と潤いのある公園」があります。そちらには飲泉所と、足湯があって、そこからは温泉特有の卵の臭いが
早速、飲泉してみましたら匂いも強烈ですが、味のほうはもっと強力なもの
少量でしたら、胃腸に効くということですけれどね
この後すぐに入浴することは解ってはいるものの、足湯は気持ちの良いものです
この湯口は、「亀」さんの形
足湯と同じくだれもが利用できる公衆浴場が6箇所も点在しているのは、入ることの出来ない私には羨ましい限りです。
温泉街のすぐ脇を流れる千曲川。
この流域の佐久市・小諸市周辺を、島崎藤村が「小諸なる古城のほとり・・・」と謡ったことはすでに書きましたけれど、40年近く経っているというのにその内容をまだ忘れていませんでした
下流となる長野市方面です。新潟県に入ると、名前が信濃川と変わるのです。
8月の第一週に、河川敷で花火大会が開催されたもようです。
安曇野のホテルに二泊予約済みなのですけれど、先月の宮城・鳴子温泉での日帰り温泉、秋保温泉、遠刈田温泉での足湯の気持ち良さが思い出されてしまって・・・・
どうしても温泉地にも宿泊したいと、私が今回選んだ先は戸倉上山田温泉です。
ここは明治時代に島崎藤村が詩に詠んだ、千曲川湖畔の地に広がる温泉地
川中島の古戦場などの歴史的な名所もあるものの、早めにチェックインをして温泉に浸かったり、ベッドに寝転んだりをしたかった私。
今回は珍しくも、3時ぴったりにチェックインをしてしまいます。
この日、お世話になったのはメインストリートの中ほどに位置する「亀屋本店」さん。
温泉開湯と共に創業100年の歴史を持つところです。
結果としては大変満足度の高い宿泊となったのですが、何しろこのネーミングって
ホテルの外観は、かつては団体客が大勢宿泊したであろうことが想像できてしまう古めなもの。広いロビー内にも特に何もなかったから写真は撮りませんでした。
フロントの反対側にあるカフェ&バーでウエルカムドリンクのりんごジュースを飲みながらの記帳、食事時間、貸切風呂の利用時間を決めます。
今回予約したプランには、貸切風呂が一回無料となる特典が付いているのです。
その他にも、女性には可愛い色浴衣のサービスもあります。しかしお部屋以外では浴衣を着るつもりのない私。
夕方の貸切風呂に、更に翌朝の貸切風呂のサービスをお願いしましたらOKですって
仲居さんに荷物を持ってもらい今夜のお部屋まで案内してもらいます。
私達の係りの方は結構年配の方でしたが適当にこなすという感じでもなくて、一生懸命な接客が良い印象として残っています。こういった古いところって、世慣れていると言うか、客の品定めをするみたいな人がいますものね・・・
全体的に皆さん熱心で、感じの良い接客でした
客室は中庭に面してコの字型に並んでいる。どちらのお部屋に宿泊しても、特に眺めが良いとかって事はなさそうです。
ドアを開けると3畳くらいの踏み込みがあり、和室が二間横に並んでいる。奥の広い方がベッドルームで、そのまた奥に洗面所、横のドアを開けるとユニットバスがあり、細長い廊下の奥におトイレがありました。
改装したばかりの露天付きのお部屋などは洗面台もオシャレなデザインのようですけれど、こちらはごく普通のもの。トイレ周りも年季を感じさせるものです。
でも洗面台横にはペーパータオルがたっぷりと。男性用のアメニティ類、女性用の化粧品、化粧水に乳液、コットンボール、ヘア用ムースまで揃って置いてありました。
最初の六畳間は前室なのでしょうか、こちらで夜の食事、翌朝と、お部屋食になります。
退院してすぐからあちこちとお泊りはしているものの、床に座る事を考えるとテーブル&椅子の方がと思ってしまって、こうして夫婦でお部屋でゆっくりと食事をとる事は初めてのこと
ただ食事をするお部屋なのにあまりにも殺風景、お花のひとつでも飾ってあったらと思ってしまいました。
ベッドルームには大きな床の間があり、薄型のパナソニックの大き目のテレビが寝た状態で見られるように設置されていて、見上げた天井も綺麗。
両方のお部屋の前に一間の広縁があって、籐のイスセットがあったのは良かったです。
ホテルの建物自体も全体的に古びていると思えてしまうことは否めませんが、利用した貸切風呂等、少しずつ改装を重ねて綺麗にしていこうとする姿勢は感じられました。
お風呂の時間までの間、温泉街のお散歩をしましょう。
亀屋さんからすぐのところ、温泉街の真ん中に「水と緑と潤いのある公園」があります。そちらには飲泉所と、足湯があって、そこからは温泉特有の卵の臭いが
早速、飲泉してみましたら匂いも強烈ですが、味のほうはもっと強力なもの
少量でしたら、胃腸に効くということですけれどね
この後すぐに入浴することは解ってはいるものの、足湯は気持ちの良いものです
この湯口は、「亀」さんの形
足湯と同じくだれもが利用できる公衆浴場が6箇所も点在しているのは、入ることの出来ない私には羨ましい限りです。
温泉街のすぐ脇を流れる千曲川。
この流域の佐久市・小諸市周辺を、島崎藤村が「小諸なる古城のほとり・・・」と謡ったことはすでに書きましたけれど、40年近く経っているというのにその内容をまだ忘れていませんでした
下流となる長野市方面です。新潟県に入ると、名前が信濃川と変わるのです。
8月の第一週に、河川敷で花火大会が開催されたもようです。
私の夏休み・・・長野でお蕎麦 [2009年・8月長野安曇野&黒部]
地震や大雨・・・夏休みと言うものの、大変な毎日が続いていますね。
さて今年の私の夏休みは・・・昨年の夏と秋、そして今年のGWに続いて、今回も長野へ行ってきてしまいました。
帰りには乗鞍高原温泉で日帰り入浴も済ませてきたものですから、今も身体からは硫黄泉の臭いがぷんぷんと匂っている
10日の朝7時半に家を出発です。途中実家に寄ってから、東北道~信越自動車道へ
すでに多くのところで夏の休暇に入っているから高速も激混みと思われましたけれど、それ程でもなかったです。
台風の中の出発でしたが、途中からは雨もやみ、空まで晴れてきました。
長野県内に入ってすぐに昼食を済ませてしまいましょうか。お昼はいつもの様に早め、軽めにね
長野と言えば信州そばです。お昼には、お蕎麦を食べましょう。
以前私は、長野県でも有数の桜の名所である高遠へのお花見ツアーに参加した事がありました。
その時のお昼が、小諸の懐古園脇にある「草笛本店」。
おそばと共に一緒に頂いたくるみおはぎも美味しかった。そこで今回は、草笛にリピートしてしまいましょう。
お店の前には、なぜかSLの展示がありました。
このお店は、本店の他に上田など5店舗の支店を持つ老舗店のひとつです。
年季の入った、良く言えば老舗の風格漂う外観。
観光客ならず地元の方々にも人気店なのか、昼前なのに私達以外にも次々と来店客の姿が絶えることはありません。
夫はざるそば、私は人気のくるみそばにします。
くるみそばは、普通のたれにペースト状にしたくるみを溶かして食べるというもの。くるみの自然な甘さがおそばと良く合います。
麺もかなりのボリューム感があり、美味しいものでした。
デザートはこちらも100年以上の歴史を持つ老舗、小諸駅前の虎屋菓子店で「藤村のそばくるみ(蒸しどら焼き)」を、一個買ってもらいましょう
和菓子を一個買うのって、恥ずかしいものですけど
次にむかったのは戦国時代に真田城のあった、上田市です。
上田駅前で長野銘菓「みすゞ飴」を製造販売する、「飯島商店」でお買い物をしました。
ここのお店は長野へ来る時には必ずと言うくらいに寄り道をしてしまいます、だからこれまでの私のブログでも何度か登場しているのです。
長野県内に入ると、SAや道の駅、お土産屋さんには必ず並んでいる「みすゞ飴」。
その季節、その土地の、採りたての果物だけを原料にして絞って固められた、国産の果物にこだわり抜いてつくられるゼリー菓子です。
外観も店内も、重厚でどっしりとしている。とてもムードが感じられます。
この本店でお買い物をすると、全種類の試食が出来るだけでなくて、ここのジャムを溶かした冷たいフルーツドリンクのサービスが。これは私の楽しみのひとつでもあるのだ
渇いた喉に、甘く冷たい杏のジュースが美味しいの
こちらでは、母への定番のお土産、和紙で包まれたみすゞ飴をお買い上げ。我家には、こちらのカラフルなお安い方で充分なの!
こうして始まった今回の旅。
今回も私達に新しい発見・出会いがあったのか、それともいつものように食べ歩きがメインとなったのか、さぁどうでしょう
また、明日へ~~
さて今年の私の夏休みは・・・昨年の夏と秋、そして今年のGWに続いて、今回も長野へ行ってきてしまいました。
帰りには乗鞍高原温泉で日帰り入浴も済ませてきたものですから、今も身体からは硫黄泉の臭いがぷんぷんと匂っている
10日の朝7時半に家を出発です。途中実家に寄ってから、東北道~信越自動車道へ
すでに多くのところで夏の休暇に入っているから高速も激混みと思われましたけれど、それ程でもなかったです。
台風の中の出発でしたが、途中からは雨もやみ、空まで晴れてきました。
長野県内に入ってすぐに昼食を済ませてしまいましょうか。お昼はいつもの様に早め、軽めにね
長野と言えば信州そばです。お昼には、お蕎麦を食べましょう。
以前私は、長野県でも有数の桜の名所である高遠へのお花見ツアーに参加した事がありました。
その時のお昼が、小諸の懐古園脇にある「草笛本店」。
おそばと共に一緒に頂いたくるみおはぎも美味しかった。そこで今回は、草笛にリピートしてしまいましょう。
お店の前には、なぜかSLの展示がありました。
このお店は、本店の他に上田など5店舗の支店を持つ老舗店のひとつです。
年季の入った、良く言えば老舗の風格漂う外観。
観光客ならず地元の方々にも人気店なのか、昼前なのに私達以外にも次々と来店客の姿が絶えることはありません。
夫はざるそば、私は人気のくるみそばにします。
くるみそばは、普通のたれにペースト状にしたくるみを溶かして食べるというもの。くるみの自然な甘さがおそばと良く合います。
麺もかなりのボリューム感があり、美味しいものでした。
デザートはこちらも100年以上の歴史を持つ老舗、小諸駅前の虎屋菓子店で「藤村のそばくるみ(蒸しどら焼き)」を、一個買ってもらいましょう
和菓子を一個買うのって、恥ずかしいものですけど
次にむかったのは戦国時代に真田城のあった、上田市です。
上田駅前で長野銘菓「みすゞ飴」を製造販売する、「飯島商店」でお買い物をしました。
ここのお店は長野へ来る時には必ずと言うくらいに寄り道をしてしまいます、だからこれまでの私のブログでも何度か登場しているのです。
長野県内に入ると、SAや道の駅、お土産屋さんには必ず並んでいる「みすゞ飴」。
その季節、その土地の、採りたての果物だけを原料にして絞って固められた、国産の果物にこだわり抜いてつくられるゼリー菓子です。
外観も店内も、重厚でどっしりとしている。とてもムードが感じられます。
この本店でお買い物をすると、全種類の試食が出来るだけでなくて、ここのジャムを溶かした冷たいフルーツドリンクのサービスが。これは私の楽しみのひとつでもあるのだ
渇いた喉に、甘く冷たい杏のジュースが美味しいの
こちらでは、母への定番のお土産、和紙で包まれたみすゞ飴をお買い上げ。我家には、こちらのカラフルなお安い方で充分なの!
こうして始まった今回の旅。
今回も私達に新しい発見・出会いがあったのか、それともいつものように食べ歩きがメインとなったのか、さぁどうでしょう
また、明日へ~~