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2013・7月秋田・青森 ブログトップ

来たぜ、東北レールにのって。…また、いつか [2013・7月秋田・青森]

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いよいよ、陸奥湾ともお別れ。

下北駅近くのレンタカー店へは、返却時刻の午後3時半に余裕でOKでした。
24時間レンタして、下北半島ほぼ一周完了!
以前から旅好きだったから…今回のような弾丸ツアーを決行している私達には、珍しくない行程なり[パンチ]
青函トンネルを通過し函館までの乗車は経験済みながら、竜飛岬側へも何時かは行ってみたいと思っています。

お隣にあるガソリンスタンドを見ていると、帰りの「リゾートあすなろ」の乗車時刻に合わせて車を返す、熟年カップルが多くて皆同じだなぁって思ってしまった。

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下北駅では、「リゾートあすなろ乗車証明書」もプレゼントされ・・・

列車の名前の由来は・・・青森の県木「青森ヒバ」の別名で、明日への希望をイメージさせる言葉「あすなろ」から。
車体のカラーリングは、夏祭りの熱気を表す「赤」。下北半島に咲く菜の花畑の「黄」、豊かな森をイメージした「緑」の3色で・・・これまた青森らしさを表現しています。
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↑は、新青森到着時に。見苦しいから、モザをかけておきましょう。

新青森行きの車両も、他のリゾート列車同様に全席指定。
今回は1号車で、座席番号は何んと1-Cと1-D。前回書き忘れたものの…「あすなろ」車両も途中の野辺地でスィッチバック=方向転換をするから、青森→下北はC、D。帰路の大湊→新青森もC、Dの座席が陸奥湾側であり…指定をとるとしたらベストに思えます。
ゆとりのある回転リクライニングシートが配置されて、途中で座席を回転して乗車するのでした。

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展望席に陣取るおじ様達。それでも前方風景を放映する車内モニター装置があるから、運転席からの展望を望むことが出来ます。

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陸奥横浜の菜の花の時期、周囲は菜の花で詰め尽くされて・・・花で作った迷路も出来るのだそうです。
駅で「下北ほっかむり行商隊」の皆さんが下車。これまた盛大に、見送ってくれました。

ご当地色に染まった車内イヴェントが楽しい、快適なリゾート列車の旅って良いな[るんるん]
次は八戸~久慈の三陸海岸を走る「リゾートうみねこ」にも乗ってみたいです。

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この辺りはとても風が強いようで、数えきれない程の風力発電がおこなわれている様子。

青森県境~県内の東北本線は、途中から青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線になったりして、最終的にはまたJRに戻る。そのルートでの周遊は昨年秋に体験済み。
複雑って言いかえれば、飽きないという事ですもね。

1時間45分で、青森駅に到着。
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向かいのホームに入線していた「485系」、これから新青森駅に向って行き「特急白鳥」になるのでしょうか。

時間が許せばこちらのカッコイイ車両にも乗車してみたい。でも、スゴク人気があるのですって。
1両編成の列車やスイッチバックのポイントも何か所もあって、鉄道好きにはたまらない路線が沢山ある・・・青森県は、訳もわからず乗っているだけの私でさえ「チョッとした鉄子」気分になれる・・・魅力あるところ。
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「青森ねぶた」のお祭りも、間もなく。。

しかし、あとはもう帰るだけです。
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18時24分発の、2011年に導入された新型新幹線「はやぶさ18号」はE-5系、だから他の新幹線と比べて内装も立派に感じます。
新青森駅をほぼ満席で発車しました。
青森まで新幹線が伸びたのって、地元の方にとっては大きな利便性、可能性が広がったと言う事なのでしょうね。
はやぶさ乗車では仙台駅で下車しなければならない私達、夫が「せっかく仙台を通るのだから、家に着くのが遅くなるけど、仙台駅で牛タンを食べて帰ろうか」と言ってくれたのだけれど・・・
でもそうしたら家に着くのが10時半過ぎてしまいます。。

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結局は駅で名物駅弁の「八戸小唄寿司」を購入して、この日の夕ご飯も駅弁&ビール。
鉄道といえば駅弁ですものね。
八戸近海産の鯖と、紅鮭を丁寧に押し寿司にしたと言う、非常にシンプルな紅白2色の押し寿司。他は一切入らないシンプルさ、だからこそ素材が生きる[グッド(上向き矢印)] 
お寿司は、付属の白い撥で好みの大きさに切り分けて食べるのです。パッケージと撥(ばち)は、青森ならではの三味線をイメージしていると言われています。
発売が昭和33年との事で、50年以上販売している駅弁は歴史ある味わいだったような・・・。
今回も八戸屋さんの「水あめせんべい」…夏ヴァージョンはベトベトしてしまうから、中の麦芽水飴が別パッケージで。。。

乗り換えがスムーズであった為、新青森から乗って自宅に到着したのは夜の9時半過ぎ。
前回のリベンジとばかりに秋田駅ビルで買ってきた「稲庭うどん」や、青森の「いちご煮」「ニシンの田舎煮」「恐山せんべい」なども購入して・・・今回の旅も大いに満喫[グッド(上向き矢印)]

最終日はよく晴れた一日。
日差しは強いが、吹く風は涼しい。
たった2泊3日の短いものながら…四季の移ろいに合わせて変わる東北の短い夏を堪能した。雄大な自然に触れ、ほんの少しながら人々の営みも垣間見られたように思う。
そしていよいよやって来た、本物の夏休み。
また新たな出会いを求めて旅立とう!・・・なんて事はサスガに予定しておりません[あせあせ(飛び散る汗)]
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来たぜ、東北レールにのって。下北満喫隊・・・霊場・恐山~~~ [2013・7月秋田・青森]

海岸のいたるところに自生し初夏に可憐な赤い花を咲かせるハマナス、そのハマナスの名がつけられた陸奥ハマナス街道を東へ。
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下風呂から内陸の薬研と…途中はどこにも立ち寄らず・・・、次に向かうのはまさかり半島の中央に位置する山・恐山なのでした。

ごつごつした荒々しい岩肌の上、カラフルな風車だけが勝手にカラカラ回っている・・・そんな怖~いイメージが強いから・・・本当言って、そう言うのは苦手なの[バッド(下向き矢印)]
滋賀県の比叡山、和歌山県の高野山と共に日本三大霊山のひとつに数えられ、本州の北端にある霊場として高名な恐山。荒涼とした風景、恐山…と言う、おどろおどろしい名前からしていかにもホラーな雰囲気は[あせあせ(飛び散る汗)]出来たら避けて通りたい場所ながら・・・
でもやはりここまで来たら、その不気味さも一度は体験せねばと、興味半分で立ち寄ってみました。

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下北半島ドライブ旅の最後は、むつ市内です。
山道を上り、霊場の入口に到着。
広い駐車場には思いのほか沢山の車、観光バスまで停まっていました。観光スポットとしては人気があるのか、中々の賑わい振りを見せています。
総門のところで入山料の大人@500円なりを支払って…受付を通り、いざ入山[パンチ]
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境内には、地獄殿まで続く、長い参道あり。。
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・・・更に進むと、全体を漂う空気がなんか臭う。。。

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その正体はと言えば、立ちこめる硫黄臭なのでした。
山門を通過すると、左右に木造の湯小屋が点在しています。
境内にある4カ所の温泉小屋は、参詣者は無料で自由に入浴できるとの事。霊場で温泉に入れるのにビックリしました。知らなかったなぁ~
元気でいた頃であれば、二人ともシッカリ入浴していただろうけれど。。
またマニアックな方向けには、1泊2食付で宿泊できる「恐山宿坊」まであるのでした。
全体的にもっと殺伐とした雰囲気が漂っていると思っていたら、意外に明るくて開放的なのですね。

この先が地獄巡り。岩場が続く足場の悪さから、先には進まず引き返してきてしまったものの・・・この辺りは県内の那須湯本、殺生石周辺とも似ているような・・・
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死者の御霊を呼び口寄せを行なうイタコがいる霊場として有名ながら、イタコさんが居るのは恐山大祭と、恐山秋詣りの時がメインだそうです。

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美し過ぎる程のブルーの湖面[ぴかぴか(新しい)]
広くて大きい宇曽利湖畔から、先に続く「極楽浜」 と呼ばれる場所・・・この世の果てを思わせると言われている。
他に恐山の入口にあった「三途の川」もよく見てこなかった・・・なんかどこも中途半端ながら・・・でももういいです[あせあせ(飛び散る汗)]

これが曇りや雨の日でしたら全く違ったものとなってしまうのでしょうけれど・・・恐山は私の予想を超えてホットなムードが漂う美しい風景をもつ、しかしやはり不思議なところであったように思います。

それにしても、暑い。喉乾いた・・・
正門を出ますと・・・目の前に「合掌霊場アイス」、その名も「恐山もり」の売り場があって・・・
バナナ、ヨモギ、ブルーベリー・・・と、不思議な組み合わせのアイス。

私も、3種類のミックス=300円をプリーズ!
って[exclamation&question]恐山はこれまた意外にも、外国人率も高いのであった。
私がベンチに座って食べている最中にも、次々に外国人の子がアイスを買いに来ていましたし・・・
アイス屋のおばさんによりますと「外人さんは多いですよ。ここは三沢が近いですからね・・」って。
それでなのか・・・納得をしました。

珍しい、霊場アイスの秘密の・・・裏側。ホントは秘密でも何でもありませんけれど・・・
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アイスはシャリ?ショリッとした食感?のさっぱり味。
秋田のババヘラアイスと似ているような・・・(あちらは、ピンクと黄色の2色です)。暑い中を歩いた後だったから、美味しかった[るんるん]
合掌霊場アイス
昼総合点★★★☆☆ 3.0


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この辺りで・・・そろそろ帰りの時間、タイムリミットのよう。。次回で終わります。
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来たぜ、東北レールにのって。下北満喫隊・・・大間を満喫? [2013・7月秋田・青森]

本州最北端の碑です。
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本州の、最果て…そう、ここが大間。

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この本州の北の果てを目指して、私達はレンタカーを飛ばしてきたのであ~る。

思えば随分前に放送された・・・大間を舞台にした、朝の連ドラ「私の青空」。放送されたのはすでに10年も前、大間崎レストハウスには今も、ロケMAPの看板あり・・・私はこのドラマで大間の地名、大間マグロを知りました。

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登場人物達それぞれが個性豊かで、面白かった。伊東四郎=ヒロインの父親が出漁して行くシーンは特に良かったものと思う。ドラマは「私の青空2002」という続編まで作られました。

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青空だけど、風が強いなぁ[るんるん] 最果て感を感じるのは確実。
吹きすさぶ強風が似合う、最果ての海。でも7月だけに寒さは感じません。

晴れているけど、函館までは見えない[バッド(下向き矢印)]
北緯41度33分 本州最北端の岬「大間崎」と北海道との距離は、わずか17.5km。
函館行きのフェリーターミナルから、フェリーで100分。だからレンタカーの営業所だってあるのでした。

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大間町(おおままち)は青森県下北半島の先端に位置し、本州最北端の市町村である。津軽海峡に面し、天気の良い日には対岸の北海道を見渡す事ができる。大間マグロは有名ブランドとして人気が高い一品。
カラフルな大漁旗をひるがえし、漁船が一斉に海へ繰り出していく光景をイメージしてしまう。
生マグロには違いないものの、大間マグロの旬は9~10月。

しかしここに来たら、マグロを食べて帰りましょう!
…と言う事で最北端の碑にも近い、有名店「海峡荘」で食べる事に。。
 
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しかし出てきたマグロを見てカッカリ[バッド(下向き矢印)]食べてみてもガッカリ[バッド(下向き矢印)]
オーダーの時、最初はマグロ丼にしようとしたのだけれど、二人ともどうにもお腹が空いていなかった。
お店の人が「定食のマグロだけでしたら1800円でいいですよ」と。
その時ちゃんと聞いていなかった私も悪いけれど…出てきたのが、これ。
小皿にちょこんと乗ったマグロが数切れ。
提供の仕方を見ても、定食セットの中のひと皿をただ持ってきただけ[たらーっ(汗)]
お隣に後から来たマグロ丼2000円とは、量が全然違っていました。200円違いにしてもご飯もお味噌汁もお漬物も付かずに、これって???
今思えば・・・食べなければ良かったな[あせあせ(飛び散る汗)]

別に頼んだウニも、身が随分とスリムです事[バッド(下向き矢印)]
「生ウニどーん!刺身どーん!と迫力満点の美食宿」が、売りとの事ながら…これはボッタクリと言うものではないんですかい?旦那?
・・・こうして書いてしまいます[ちっ(怒った顔)]

一本釣り漁法で知られる大間のマグロ。本州最北端の地で、冬の津軽海峡の荒波によって上質な脂を蓄えたマグロは、鮮度も高く最高の味。・・・それは近海ものなであるって最初から納得済みながら、味の方も大したことありません。
値段も質も店によってまちまちなのだから、気をつけましょう!
以前、焼津で食べたマグロの方がずっと美味しかったです。味も極普通、遠方から行って求める程のものではありませんでした。
ウニにしても・・・生きてトゲトゲがまだ動いていた、宮城県の牡鹿半島で食べたウニの味と比べたら大分落ちます。
とにかく大間でマグロを食べた…以外に価値を求めるのは難しかった。
大間は思っていたより、観光地そのもの。俗化されてしまって、食に関しては期待外れなものに。。
悔しいからこの後、ウニとアワビの「いちご煮」缶を買ってきました。
海峡荘
昼総合点☆☆☆☆ 1.5


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次の焼きイカは、公営駐車場のすぐ前にあったお店で。威勢の良い漁師のご夫婦の店の焼きイカは美味しかったです。
美味しすぎて、撮る前に一口食べてしまってます。

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マグロと、それを釣る力強い腕を表すモニュメント。

北海道をハッキリ見る事は叶いませんでしたが、津軽海峡を行き来する漁船は多数眺めることが出来。また海の美しさも満喫[ぴかぴか(新しい)]
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北国の短い夏を謳歌するように、空を飛び回る飛ぶカモメたちの姿は頼もしい限り。。

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これは絶対にリベンジ確実。
次回は大間マグロの時期に、リサーチもキチンとして行きたいものと思います。

青森での「最果て」を目指す旅。
次回も引き続いて、最果て・・・現世と来世の狭間を目指して・・・で、わかる人はわかるはずですね。
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来たぜ、東北レールにのって。下北満喫隊・・・大間を目指して [2013・7月秋田・青森]

まさかり半島の根元、大湊からまず向かったのはむつ市脇野沢地区。
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左手に広がる陸奥湾。右手に続くのは原野。
最果ての青い海、梅雨の合間の透き通った空と・・・何気ない光景なのに、素敵に見えてしまう[るんるん]
未だ見知らぬ青森を探しに行くだけでドキドキします。

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沖合1キロに浮かぶ「鯛島」、島とその周辺は海中公園に指定されているとの事。

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・・・とその海岸に下りて童心にかえり・・・貝採り、カニと戯れる爺の姿が。。誰も採る人がいないのか、この海には食べられそうな貝が沢山、いくらでも採れると言っています。

脇野沢は、世界最北限に棲むニホンザルの生育地として知られているところです。
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脇野沢のサルは世界のサル類分布でも最北限。北限のニホンザルは国の天然記念物にも指定されているのです。

サルの住む海辺公園、山間にあるのはこの野猿公苑なのですが・・・訪れた時間が早過ぎて開園時刻前。
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しかし立ち寄った野猿公苑のすぐ脇、国道338号の「道の駅わきのさわ」のお姉さんによると、「運が良ければこの先の山道で見られるかもしれません」と。「餌を求めてニホンザルが出没するので、バッタリ出くわすことも多いのです」って。
更には山中に棲んでいる特別天然記念物のニホンカモシカの姿が見られて・・・のんびり草を食んでいるなど、普段の生活ではなかなか見られない光景にもし遭遇できたらラッキーそのもの!

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山間を奥に進むにつれ、霧が出てきました。

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ドンドン深くなってくる山霧。しかし居ましたよ、おサルさんが。

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それはもう、目を凝らさないと前方が見えないくらい[あせあせ(飛び散る汗)]

「やませ」と言う言葉は聞いたことがあります。
かつて農業を営む人々が、夏に吹く冷たい風を「やませ」と呼んで恐れた現象をイメージしてしまいました。それは何の根拠もないのだけれど・・・

ホテルでもらった地図に「道が悪いのでお勧めできません』と書かれていた訳を、ようやく理解出来たのでした。
これでは下北を巡る観光バス「ぐるりんしもきた」のルートにも入っていないはずです。

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ボコボコに凹んだガードレールの様子も、なかなかスリリングな光景ではありませんか?な~んて言っている場合じゃない。
相当な山奥、その上知らない場所の運転は慎重に。。
地すべりが度々発生し、危険なため片側通行となっていた区間もあり・・・


サルにはアップした写真以外にも多く遭遇したものの、何せ相手は野生のサルです。
動きの素早い事!あ、あ、なんて言っている間に、山の中へ入って行ってしまうのです。
でも国の天然記念物と言うだけで、何かありがたい様な・・・
場所が日光のいろは坂であればそこにサルがいても「嫌だわ。こっちに来ないで」くらいで、何とも思いませんものね[バッド(下向き矢印)]

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海峡ラインから、「かわうち湖」へ。

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白樺林に囲まれた「道の駅かわうち湖」レイクサイドパーク。

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川内地区は、海に川、森、湖…と揃う大自然の宝庫。
夏空を湖面に映す渓谷の眺めは迫力があり、これ程山奥まで開発された様子は感心してしまうものです。
その上観光客も少なく、静かでした。

更にはかもしかラインを通って、海沿いの佐井村へと。
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このルートいささかマニアックすぎた気もしますが、今回も素晴らしい新たな風景に出会えました。
・・・が、しかしここまでやって来て、ようやくルートの間違いに気づいた私達。
行先を大間にしてしまった事から、名勝地・仏ヶ浦(ほとけがうら)へは海沿いの道を相当戻らなければならない事に[たらーっ(汗)]
行く前から青森をよく知る方に、仏ヶ浦はお勧めと聞いていたのだから、出来たら遠くからでもその絶景を眺めたいものと思っていたものを。
え~い、こうなったら次回なのだ[exclamation]もっと時間がとれる時に来て、その時は遊覧船に乗り、海上からジックリ楽しんでやるわ[パンチ]

その遊覧船が出る佐井、この場所から観光船で仏ヶ浦まで往復して帰ってくるには2時間あまり。
これから先目指すは、高級マグロの町としてあまりにも有名な大間なのであ~る。
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個人的な趣味であり、記録として残しておきたいものですから…このシリーズも、あと3回ほど続くのであります。
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来たぜ、東北レールにのって。…下北を味わう♫ [2013・7月秋田・青森]

大湊での夕食は、ホテル隣接(徒歩30秒)の提携店舗「京華」さんにて。。

「美酒嘉肴 京華(けいか)」は昼は定食屋さん、夜は居酒屋さんになるみたいです。外観は翌朝通りがかりに撮ったもの。
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まずはビールで乾杯[ビール]朝から色々と・・・お疲れ様でした。

下北と言えば、貝焼!しかし他にもイカやホタテなどの海の幸や海産物、旬の食材を楽しめるお店のようで・・・メニューを見ているだけでも楽しい。
お通しは根菜のきんぴら風、最初は枝豆ね。
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やっぱり、これ!
三方を海に囲まれている下北半島。地元で獲れた旬の新鮮なお刺身だぁ~!って訳で、マグロを中心とした三種盛り。
ホタテは生ホタテだったのかな?シッカリと肉厚の身がプリプリしていて美味しかった[グッド(上向き矢印)]貝ヒモも付いてきたので、きっとそうなのでしょう。
白身魚は何だっけ?思いっきり失念[あせあせ(飛び散る汗)]マグロの味はごく普通だったような。。

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「帆立の味噌貝焼(みそかやき)」味噌貝焼きと書いて、みそかやきと言うのだそうです。
こちらのは昨年青森で食べたのと違って、ホタテにエビ、地元の食材も入った・・・煮干しの出汁を利かせた独特な味わいでした。
味噌風味の卵とじは、下北地方に伝わる郷土料理だそう・・・

麹に漬け込んである?「いか寿司」は、オツな味わい。
ずっと前に函館から大量に送られてきた、スルメイカの麹漬けと似ているけど、同じもの?
青森に来たら忘れてはいけない、ニンニクのから揚げ。
今の季節、青森は新ニンニクが出回るシーズンです。
リゾートしらかみに乗車中も、車窓から目に入ったニンニク畑。土の中から掘り起こされたニンニクが逆さまに並ぶ様子が見えたのです。
基本的にお土産は買わない主義ながら・・・掘り立ての瑞々しい新ニンニクが、もし売られていたら買って帰りた~いとずっと思っていたものの、最後まで出会いのチャンスはありませんでした。
揚げニンニク&味噌を頼んだら・・・熱々で運ばれてきました。

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「イカゴロ焼き」。
イカゴロとはイカのワタ(内臓)のこと、イカを一杯丸ごと活かしたイカゴロ焼きです。
これが美味しかった[グッド(上向き矢印)]
イカ一杯に長ねぎ、お味噌とシンプルな上にシンプルなこの取り合わせ・・・しかし、イカゴロのコクとほのかに香るバター、新鮮だからこそ味わえるイカの旨味、深い味わいが溜まらん!
書いていたら思い出してまた食べたくなってきました。。合わせるのは日本酒が良いな[るんるん]

京華5.jpg
こちらも郷土料理?メニューを見てオーダーしたのは、生ワカメのしゃぶしゃぶです。
しゃぶしゃぶからイメージしていたものと違って、お味噌の出汁にお豆腐やキノコと入れて食べるお鍋のような・・・
他のテーブルの同年輩の奥さんもオーダーしていたから、思う事は皆同じなのですね。

このお店、味も良かったけれど・・・一番印象に残ったのは・・・女性スタッフの接客の素晴らしさ。
ホール全体と言うか店の奥のお座敷へ運ぶのも、ドリンクのオーダーを受けて作って運ぶのも、全部彼女一人で。。
相当忙しいのに、ずっとニコニコ、スマートで柔らかな物腰の対応ぶりがスゴク良いです。オマケに美人!
厨房にいたのは若主人なのかしら、彼は無口そのもの。それを彼女の笑顔がフォローして、店内を和やかなムードにしていた。
見ているだけで微笑ましくて、ふたりして感心してしまいました。
京華
夜総合点★★★☆☆ 3.5


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来たぜ、東北レールにのって。下北満喫隊・・・大湊にて [2013・7月秋田・青森]

この日周ったのは、先の尻屋崎一か所のみ。
泊まるのは大湊駅に隣接している、JR経営の「フォルクローレ大湊」でした。
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海沿いの港町を幾つか目にしながら・・・大湊まで戻り、ホテルにチェックイン。

駅まで徒歩一分の便利さ、山を背負うようにして建つホテルで思い出すのは…スイスの登山列車に乗車してユングフラウヨッホへ向かう時に泊まった、グリンデルワルド駅のホテル。
窓の外には、名峰アイガーを中心したアルプスのパノラマが広がっていました。テラスから眺めたアイガーの姿に、随分遠くまで来たんだなぁと感慨深いものがありました・・・
 
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↑は夜になってから撮ったものだけど。。
ホテルは…こじんまりとしたロビー、朝食会場となる奥のレストランと…全体的に贅沢さとかは全くなくて、小ざっぱりとした印象です。
その時にプレゼントされたのは、素朴なスタッフ手作りのフェルト製のクリップ。
青森だけに、りんごちゃん[るんるん]
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ロビーには当然、吉永小百合さんのサインとポートレートが飾られていて。「大人の休日倶楽部のCM撮りの時、こちらにもいらしたんでしょうか」と尋ねると・・・
フロントの方:「私はあいにく仕事で会えませんでしたが、お部屋で休んで頂きました」って。
サスガはおじ様たちにとって、永遠のマドンナ・小百合様ね[ぴかぴか(新しい)]
http://www.folkloro-ominato.com/

部屋にはベッド、他はミラー付きのディスクに冷蔵庫と言った・・・シンプルすぎる程のツインの客室です、でもビジホじゃないよ。バスルームも大き目サイズでした。
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客室からは陸奥湾や、釜臥山の眺望が楽しめます。

翌朝、一階のラウンジで食べたご飯も美味しかった。
無料サービスの朝ごはんは、簡単な和洋バイキング形式。しかしご飯やお味噌汁は盛り付けてくれますし、食器類の片づけもしてくれます。
レストランは明るく小奇麗で・・・特に目新しいものはないけれど、どのメニューも外れがなくて美味しく頂けました。
お米は青森県産の「つがるロマン」を使用しているそうです。朝からモリモリです。
スタッフの皆さんは、どなたも感じ良く、清潔感もあって・・・フロントさんもそうでしたがスタッフの対応は丁寧で良かったです[グッド(上向き矢印)]
一晩寝るだけでの利用でしたが、心地よく過ごせました。下北へ行く事がありましたら、また利用したいホテルに思います。
この日も、休日倶楽部会員だけの特別プランで@4500円!またも安過ぎてごめんよ~[わーい(嬉しい顔)]

朝まで熟睡したから、翌朝は早く目覚めてしまいました。
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お部屋からの陸奥湾と、早朝の空。そして大湊駅。
最後の日曜日は晴れ、好天に恵まれそうです。

朝ご飯の前に、サクッと駅を探検してきましょう。
青森県むつ市大湊新町にある、JR東日本のこの駅は大湊線の終着駅である。 緯度ではひとつ手前の下北駅よりわずかに南に位置する為、本州最北端の駅を名乗ることができず「てっぺんの終着駅」という看板が駅の玄関に取り付けられています。

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二両連結された年季の入った古い客車が出発の時刻を待っていました。木造の駅舎、木製の柱がホームに等間隔でキチンと並ぶ様子は・・・いやが上にも郷愁を覚えてしまいます。
始発列車は5時台に出ていったから、これは二番列車のよう。
私達の部屋からも見えたけれど、ここ大湊は本州最北の駅だから、ホームが駅構内で終わっているのです。
線路は続くよ~~、どこまでも~~~[るんるん]じゃない風景って、北海道の稚内駅以来。これと同じ風景は九州の端っこにもあるのでしょうね。何時か行ってみたいな!

時間が戻ってしまいますが…前夜、食事から戻ってきた時に撮った駅舎です。

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駅前にあるのは、ねぶた絵のモニュメント。
大湊ねぶたの様子を表したステンドグラスは、暗くなって明かりが灯ると本当に綺麗[グッド(上向き矢印)]

その夜行った所については、また明日。。

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来たぜ、東北レールにのって。下北満喫隊・・・尻屋崎灯台と寒立馬 [2013・7月秋田・青森]

向かった先は、下北半島の東端・尻屋崎。
むつ市内を抜けると信号らしきものは一切なく、ドライブは快適な上に快調そのもの[るんるん]
直線道路をスイスイ通り過ぎて行きます。
尻屋崎灯台への入口にはゲートがあり・・・これは寒立馬が逃げないように設置されてる様子です。
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青森県東通村、本州最北・最東端尻屋埼の突端に立つ灯台は、120年以上の歴史をもつレンガ造りの白亜の灯台でした。

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この周辺海域は津軽海峡、太平洋への潮の流れの変化が起こり易く、また濃い霧が頻繁に発生するため・・・・海上交通の難所として昔から恐れられてきた・・・事故多発海域でもあるところから、国内最大級の光度を誇る灯台が造られたのだそうです。

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だから、海にも非常に近いのです。
不思議ですね。
空も海も、肉眼で見る方がずっと綺麗だった。雲の切れ間から差す光も、肉眼だとひと目で。。。
何時も思うけど、人間の目って本当に高性能だから、カメラはまだまだ・・・

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尻屋崎の広い草原でひと際目を引くのが、「寒立馬(かんだちめ)」です。本州最北端に生きる可愛い野生馬達は、厳しい環境の中で生き抜く為か、脚も身体も太くて立派です。

青々と草の茂った草原、そこはニッコウキスゲの群生地でもあり・・・
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夕暮れが迫る中、海沿いの崖に張り付くように咲くニッコウキスゲの姿は抒情的でありました。
・・・が、残念ながら写真には撮れず。。
尻屋崎1.jpg

寒立馬たちが普段使用していると思われる、水飲み場もあります。
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ノンビリとした様子で集まって草を食む馬たち。
そこには母馬にピッタリ寄り添う、可愛らしい仔馬の姿もありました。
尻屋崎周辺の牧草地に放牧されている寒立馬は、寒気と粗食に耐え持久力に富む農用馬として青森県の天然記念物に指定されています。

           尻屋崎2.jpg

地元の方なのか「もっと近づいても、何もしないから。撫でてもらいたくて寄ってくるんだ」と言ってはいるものの・・・
間近で見たら大きいからやっぱり怖い。身体が思いっきりひいてしまってます。

尻屋崎4.jpg
放牧された牛はよく見かけるものの、馬はそうないのでは?
初め、自由に車道まで出てきて歩く馬たちの姿には驚かされました。

尻屋崎9.jpg
尻屋崎だけに、迫力のお尻[exclamation]野生とは言え、毛並も綺麗です。
平成7年には寒立馬は9頭まで激減。しかしその後の保護政策により・・・現在は40頭ほどに回復しているとの事。

ポスター等で見る・・・厳冬期の吹雪の中で力強く立ちつくす、その姿からは逞しさと命の尊さが感じられます[ぴかぴか(新しい)]
今頃の季節はノビノビと生きる様子、表情から滲み出ている愛らしさで、訪れる人々の目を引き付けてくれます。

灯台のある風景だけでも好きなのに、そこに野生の馬まで加わったこの地、また下北に来る事があったら必ず訪れたいスポットに思いました。寒立馬たちに会うために[グッド(上向き矢印)]



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来たぜ、東北レールにのって。下北満喫隊・・・リゾートあすなろ乗車 [2013・7月秋田・青森]

リゾートしらかみによる五能線の旅が終わって、ホッと一息のあなた[わーい(嬉しい顔)]安心するのはまだ早い。
終着駅の青森は新たなリゾート列車、その名も「快速リゾートあすなろ下北4号」の始発駅でもあるのです。

駅での乗り換え時間はわずか3分間、当然ホームも違い、高架橋を渡っての乗り換えとなります。
これ普通の健常者でも難しいと思われるのに、私であればそれは尚更難しい。
しかし無謀にも、次のあすなろ号も指定をとってしまったのであ~る。
しらかみ乗車直後に幸い車掌さんが脇を通った時、「青森駅での乗り換え時間が3分間かしかないのですけど、次のあすなろの指定も取ってしまっているので、何とか乗れるようお願い出来ませんか」って。
そう、遊ぶ時にはトコトン楽しんで遊ぶ私達。その為なら藁にもすがる!なーんて。
気楽そうに書いておりますけれど・・・その節は大変ご迷惑をおかけいたしました[バッド(下向き矢印)]

秋田~青森到着までには機関区の関係か、運転手さん、車掌さんが3人も交代をしていくのですね。
その度毎に新しい車掌さんが声掛けしてくれ、青森駅では駅員さんのお出迎えまで。申し送りして下さったのみでなく、私の想像を超えて大事になっていたのでした。
私も必死で走った。当然、気持ちだけはね[ダッシュ(走り出すさま)]実際に走れたら苦労はしませんもの。
昨年の9月にも、野辺地から下北まで普通列車の快速しもきたへは乗車済みながら、あの時は何も知らなくて1時間近くずっと立ったまま乗るしかありませんでした。
しかし今回の快速列車は全車指定席、その為に夫が早朝6時から・・・って、もうわかってるって[バッド(下向き矢印)]
今回は出来たら席に座って、海を眺めながら行きたかった。
また下北にも早い時間に着きたかった。その為でもあるのです。

            快速リゾートあすなろ1.jpg
http://www.jr-morioka.com/train/asunaro.html
リゾートあすなろも、しらかみと同じで客席と運転席との間に展望スペースがあります。
そのシートに座ればかぶりつきで陸奥湾の風景が楽しめるのだ。「まさかり型」をした下北半島の内側です。
「しらかみ」よりも新しい「あすなろ」は、ハイブリッドシステム搭載の新型車両ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を組み合わせて走るHB-E300系。
東北新幹線全線開業に伴った、新幹線と接続する観光列車として運行を開始した臨時快速列車なのです。

真新しい座席は普通席でも、グリーン車にいるようなリッチな気分になれますから・・・普通車両よりも料金はかかってもこちらの方がずっと良いですね。
在来の大湊線の車両は電車ではなくて、ディーゼル機関車でしたし[あせあせ(飛び散る汗)]
下北半島を陸奥湾に沿って走る大湊線。
本州の最北の駅「大湊駅」を目指して、夫婦で旅した前回の日記はこちら。
http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2012-09-12-1

どこまでも真っ直ぐに伸びている線路は、それだけこの辺りが長い間人の手で開かれていなかった。人家も建物もなかった証拠と前回も感ましたが。。

快速リゾートあすなろ2.jpg
日本最古の鉄道防雪林のある駅、野辺地駅です。青森県内においても豪雪地帯であるのでしょう。

現在放送中の大河ドラマ「八重の桜」でも・・・
籠城の奮闘むなしく、圧倒的な勢力の官軍=新政府軍の前に、開城を迎えることになる会津藩。
鶴ヶ城の開城後、元藩主は謹慎・蟄居し所領23万石は没収されてしまいます。
代わって僅か3万石の領地、極寒の地であった下北半島の一画を与えられました。それが斗南(となみ)藩です。
想像を絶するほどの厳しい風雪、また当時は農地には適さない不毛の地でした。
新天地を目指し、あるものは命がけで陸路を。また海路を使って斗南を目指し、野辺地港に到着するのです。

快速リゾートあすなろ4.jpg
天候と、写す方と両方がダメダメながら・・曇天の下の陸奥湾の気配は感じられますか?

大湊線=別名「はまなすベイライン大湊線」の名前が示す通り、海沿いを走る途中区間は一気に目の前に陸奥湾が広がる。
大湊線での見所のひとつ、ビューポイントです。

快速リゾートあすなろ3.jpg

陸奥横浜町はCM映像にも出てくる、菜の花の作付け面積が日本一の名勝地です。
菜の花色の駅舎。・・・とそこから乗り込んでくるのが、新鮮な「メイドin下北半島」の特産品を紹介、販売している「ほっかむり行商隊」さん達。
布や手ぬぐいを頭に巻いた行商人さん達が、駅弁を売るスタイルで車内を周ります。

快速リゾートあすなろ5.jpg
お土産用だから海の幸の中でも日持ちのする海藻類や海苔など。横浜町特産の菜の花のオイルやお塩などが多かったようです。
大湊のいっこ手前の下北がむつ市内の繁華街にも近いから、下北まで利用する人が多いのですが・・・
それは私達も同じ。

           快速リゾートあすなろ6.jpg
下北駅で降車し、駅からはレンタカーを使っての移動になります。
大勢の乗客たちが降りる中、行商隊の皆さんは大きな声を張り上げて、大きく手を振っての・・・大サービス[るんるん]
商売上手だなぁ~・・・これ、悪い意味ではなく。。

・・・日記も、今日はここまで。
この後目指したのは尻屋崎でしたが、途中はこのようにまっすぐに伸びる爽快ロードが長く続くのでした。
                               快速リゾートあすなろ7.jpg
そして更には「美しい日本の歩きたくなるみち500選」=2004年に発表された日本の美しいと認められた道500コースにも選ばれた、秘境・下北半島尻屋崎のみちへと至るのだ。

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行くぜ、東北レールにのって。下北満喫隊・・・リゾートしらかみ乗車・後篇 [2013・7月秋田・青森]

日本海と、そこに沈む夕日を一望する、ひょうたん型の露天風呂により・・・誰もが知る「黄金崎不老ふ死温泉」。
日本海側を通る五能線を「リゾートしらかみ」で旅するのも楽しみながら・・・
当時温泉巡りにはまっていた私達は、雑誌「自遊人」に付いていた付録「源泉パスポート」を利用して、各地の名湯に無料で浸かってしまおう!が旅のメイン[るんるん]
スタンプものが大好きな我々の旅は、温泉中心だったのでした。

ウェスパ椿山駅にはこのように宿の送迎バスが待機して、乗客を待っていてくれるのです。
ウェスパ椿山11.jpg

2005年の4月・・・当時。
送迎バスを降りる際「帰りは、何時の電車に乗る?」と運転手さんに聞かれたのを幸い・・・「申し訳ないのですが、次ぎに「みちのく温泉」(不老ふ死温泉とは別の宿)さんへ行きたいので、乗せていって頂けますか」とお願いしてしまった私達。
すぐに「良いよ」と言ってもらえたので、何の心配もなしに海の一部のような温泉を楽しむことが出来ました。
そして連れて行って頂いた、大きな水車が目印の「みちのく温泉」でも、帰りは同じようにフロントで「申し訳ないのですが、駅まで送っていってもらえないでしょうか」とお願いしてしまいました。
無料で貸しきりで利用しておきながら、何とも図々しい限り!
しかし他にこれと言った交通機関が見当たらない、悪いけれど交通の便の悪いところなのですもの。
・・・・
宿への送迎バスに乗り込む人たちの姿を目の前にして、もう戻ることは出来ない懐かしいあの頃がよみがえってくるのです。
すでに発売をやめてしまっている得々きっぷ「ふたりの北東北キップ」に「トレンタくん」を組み合わせて、青森県内の温泉を巡ったのでした。

駅から続く敷地内がリゾート施設『ウェスパ椿山として、ホテル、レストラン、温泉施設が揃う。そう、ここのガラス張りのお風呂にも入ったんだっけ。
ウェスパ椿山駅には、名物である女性駅長さんの姿がありました。以前は各駅にいたのですけど、何時の間にかかわってしまったのですね。


           ウェスパ椿山1.jpg
「展望室」からの眺めは、まずは運転席。そして進行方向の長閑な景色。

ウェスパ椿山2.jpg
落ち着いた深浦の家並みが近づいてきました。
いかにも日本海・・・のイメージ通りに感じます。

ウェスパ椿山4.jpg

深浦駅ではようやく見られた・・・「橅」と「青池」のふたつの車輌、両車両の揃い踏み。
世界遺産に登録された白神山地のブナの林の中にひっそりとたたずむ神秘の湖、青池から名づけられた「青池」。
団体さんが乗り込んできた模様です。
そしてここでは皆さんが、車掌さん達と記念撮影をしたり、撮影にも余念がありません。

ウェスパ椿山3.jpg
一度くらいは、展望席へも座ってみましょう!
前の時は、こうして展望席。そして個室かつ、座席がフラットなお座敷になるグループ向けのボックス席も乗り放題だった記憶が。。

未乗車なのは、日本海に沈む夕日と白神山地のブナの森に生息するキツツキの仲間「くまげら」をイメージした「くまげら」車両のみ。
時期によって車両編成は変わるものだから仕方がありません。それでも1月に来た時、くまげらも写真だけは撮れましたもの。

ウェスパ椿山5.jpg
景勝地、千畳敷海岸です。
津軽の殿様が千畳の畳を敷いて宴会したと言い伝えられる「千畳敷」。

ウェスパ椿山12.jpg
次回は日本海だけに、海に沈む夕日を眺めてみたい[ぴかぴか(新しい)]

ウェスパ椿山6.jpg


ウェスパ椿山7.jpg
ピンボケながら・・・千畳敷海岸も、五能線屈指の絶景ポイントです。
雨は上がったものの、雲が多すぎて・・・天気がよければ、もっと綺麗だったのですけれどね。。

ウェスパ椿山8.jpg
昨日のもそうでしたが…どれも皆車内からガラス越しに撮影しました。
前回はここでは海岸まで下りて、もっと海に近づけたのですけど・・・今でも秋田駅を11時1分に出る「しらかみ3号」のみは、停車時間があるので可能です。

「リゾートしらかみ」の前後は展望ラウンジとして、フリースペースになっています。
内陸に入る鯵ヶ沢から五所川原間には、先頭車の展望ラウンジで津軽三味線の生演奏が。
そして陸奥鶴田から川部の間で、同じく先頭車の展望ラウンジで津軽弁の「語りべ」体験が行なわれ・・・・
始発の秋田駅からでは、長時間乗車になるリゾートしらかみ号。車内における観光気分を盛り上げる演出が考えられているのも大きな特徴のひとつなのです。
  
      ウェスパ椿山9.jpg
津軽五所川原駅だったでしょうか。一両きりの津軽鉄道のリゾート列車「走れメロス号」の姿を見かけました。

ウェスパ椿山10.jpg
りんご畑と、津軽平野・・・
青森県内最高峰の山、岩木山です。岩木山の眺めは最高・・・のはずが、雲が多すぎて今回は全く撮れず。

りんごの街・弘前は今年、映画「奇跡のリンゴ」の公開により更に盛り上がっています。
映画の撮影は昨年、ここ弘前で行われたそうです。

弘前からは、新青森、最終到着地点の青森へ到着すると五能線の旅は終わり。
天候には恵まれなかったけど、ちょっとリッチなリゾート列車の旅、5時間にも及ぶ長時間の旅に満足しました。
こんな時間が持てるのだって、何気ない幸せと言うものですね。
無事青森駅に到着した後。少しだけデンジャラスな乗り換えがあって、さらにまたリゾート旅は続くのです。

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行くぜ、東北レールにのって。下北満喫隊・・・リゾートしらかみ乗車・前篇 [2013・7月秋田・青森]

前日最後の画像は・・・・秋田県の日本海側から本州の果て青森へと走る、五能線のリゾート列車「リゾートしらかみ」です。
リゾートしらかみ三兄弟の内の、白神山地に生い茂る「ブナ」の木をイメージした「橅」車両です。
    
リゾートしらかみ.jpg
一度は乗ってみたいこの列車、2005年の4月に乗車しているから、今回は二度目になります。

リゾートしらかみ1.jpg
        
全席指定の快速列車の・・・競争率が高くなる「大人の休日倶楽部パス」期間中の、週末の一日。
座席数も限られている事から指定席獲得のため、夫は1ヶ月前の早朝6時から「みどりの窓口」へチケットの手配に通いつめたのだった[あせあせ(飛び散る汗)]
これは単にネット予約をすれば良いだけのことながら…JRサイトの見方がよくわからない[あせあせ(飛び散る汗)]
                               リゾートしらかみ2.jpg                       
秋田駅では手に提灯を下げた秋田小町のお姉さん達が、半被姿でお見送りしてくれます。
それはその後の各駅でも同様に。こんなところからもJRが顧客サービスに力を入れている様子が、伺えました。

列車は東能代駅から五能線に入り。車窓からは白神山地を望む。。あきた白神駅の付近からは左手に日本海を眺めながら・・・青森方面へと向うのです。
http://www.jreast.co.jp/akita/gonosen/index.html

リゾートしらかみ4.jpg
出発後しばらく走ると、やがてどこまでも続く緑のじゅうたん。
八郎潟を干拓してできた大潟村の田園風景です。

リゾートしらかみ3.jpg
能代駅に到着。
能代はバスケの街らしく、駅のホームでバスケットのフリースローに挑戦できる。
私の座っていたシートからは見えませんでしたけど、かなり盛り上がった様子です。
日本人初のNBAプレーヤー田臥勇太が入学したのは、バスケットボールの名門校・秋田県立能代工業高校。ちなみに彼、現在は栃木の「リンク栃木ブレックス」に入団し活躍中です。

列車内の照明を落としての、ご覧のようなサービスもあり・・・
        リゾートしらかみ5.jpg


この列車は途中で、進行方向が何度も変わる忙しい列車。その度毎にペダルを足で踏んで座席の向きを替えていくのです。
日本海側の風景を楽しむためには4列ある中で、出来たら・・・A席側をゲットした方がベストに思えます。私達が座ったのも、勿論A席、B席[手(チョキ)]
この時の車内は見事に、熟年カップルばかり!または席がフラットになる2号車、3号車のボックス席では時間に余裕のあるグループ客の姿も・・・。

眼下に広がるのは、行合崎海岸(ゆきあいざきかいがん)。日本語の響きが美しく感じられる、ネーミングが素敵[ぴかぴか(新しい)]
リゾートしらかみ6.jpg

五能線の景勝地を通る数か所では列車のスピードが落とされるので、シャッターチャンスが狙えるのです。
それにしても、もっと好天であったなら[バッド(下向き矢印)]

リゾートしらかみ7.jpg

ごつごつとした岩と深く入り組んだ断崖が続く…海岸線は日本海の自然の美が堪能できる絶景のスポット。

リゾートしらかみ8.jpg

リゾートしらかみ9.jpg
明治30年代まで弁才船が、春から秋にかけて船が風待港である深浦港に出入りしました。その際に船がこの崎の沖合いで行き交うので「行く逢い崎」と呼ばれるようなりました。
広い芝生に覆われたこの岬には、ニッコウキスゲの大群落が美しいところとの事ながら・・・車内からはよく見えず。

私達が前回乗車したその時は、リゾート列車より温泉を楽しむ方が目的でした。
その辺りについては、また次回。続きます・・・。
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行くぜ、東北レールにのって。下北満喫隊・・・今回も秋田から・・・ [2013・7月秋田・青森]

行くぜ東北レールにのって こりゃたまらんらん♫
JR東日本のCM 「行くぜ、東北」、歌っているのは女優の木村文乃です。普段の役柄のイメージとは違った彼女の可愛らしさが評判のよう、確かについ歌いたくなってしまうフレーズですね[るんるん]

テレビコマーシャルの影響ではないけれど、先週末は秋田、青森へと遊びに行って来ました。
「大人の休日倶楽部」を使っての2泊3日旅、スケジュールは何時ものように夫に任せて連れて行ってもらいましょう!
・・・とは言え決して仕事を休まない夫、だから今回も出発は金曜日の夕方。

秋田市内1.jpg
バイバイ餃子の街。今から行って来ま~~す。
こうしてJRの駅から写真を撮ったのは初めてかもしれない。
仙台までは「やまびこ149号」に乗り、秋田まではこれまたお馴染みの「こまち46号」。今年3月16日デビューした「スーパーこまち」にも勿論乗りたかったけれど・・・スーパーこまちは一日にそれぞれ4便のみだから、無理と言うもの。
それでも前回行った1月の秋田駅はちょうど試乗会の日だったから、その様子は見られたしね。

夕方5時過ぎ家を出て、夜の10時には秋田に到着。
大丈夫かと思ったけれど、夜の秋田は雨でした。
これまで何度か訪れた秋田、でも初夏の、梅雨時に行ったのは初めてだ。
人の事情など関係なく、雨は降る・・・。
こうして夜、他所の土地の駅に降りたつ時、特に何かある訳ではないけれど・・・それでもこの一時は好きだ。

泊まったのはビジホです。
これまで度々利用している全国展開、と言うかホテル軒数では世界第2位のワールドワイドなホテルチェーンである、「コンフォートホテル秋田」。
JR「秋田」駅西口より徒歩約2~3分、周辺には飲食店等も多くビジネス・観光の拠点としても便利なホテルに思えます。
雨降りだけど駅からはアーケード、デパートのアーケードの下を通って濡れずに歩いて行けました。

                                   秋田市内2.jpg
スタンダードな設備&清潔なシンプルイズベストなお部屋は、全国のどこへ行っても同じ。でも一晩寝るだけだからこれでじゅうぶんです。
ただ夜中に熱くて目が覚めてしまいましたが・・・
パン、おにぎり、シリアル、サラダ、フルーツ、卵料理、ソーセージ、ヨーグルトなどの無料朝食が付きます。他のコンフォートにはない、ワッフルがあって嬉しかった。
部屋が少々狭い感じはありますが、@3200円。そこからジャランポイントを引いて@1700円で泊まれました。
前回の長野のサンルートホテル同様に、ホントお得。このお値段ですもの、何も言う事はございません。
国内のビジホの急激な増室と相まり、ホテルの宿泊料もこれまでになく安くなっているように感じます。
10年前に来た時は朝ご飯も付かないで、この何倍もしたように記憶していますので。。。

         秋田市内3.jpg
翌朝、お部屋から眺めた秋田市内。この先に駅があります。
東北三大祭りである「秋田竿燈祭り」の時に利用するのも、良いかもしれない。

駅からのびる商店街への真正面にある、大屋根の巨大アーケード。 
                            秋田市内4.jpg
ここはどこ?これって何?と思ってしまうような大きさ、高さ!
これまで東口が多かったから気がつきませんでしたけれど、これも雪国ならではのもの?
しかしそのお蔭で、翌朝も濡れずに駅まで行く事が出来ましたしね。

秋田市内5.jpg
駅の改札では、秋田の竿灯がお出迎えしています。それに名物の巨大な蕗を持つ彫像も。

天候はイマイチながら、これから楽しみにしていたリゾート列車の旅が始まるのです。
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続きは、また明日です。。

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