来たぜ、東北レールにのって。下北満喫隊・・・大間を目指して [2013・7月秋田・青森]
まさかり半島の根元、大湊からまず向かったのはむつ市脇野沢地区。
左手に広がる陸奥湾。右手に続くのは原野。
最果ての青い海、梅雨の合間の透き通った空と・・・何気ない光景なのに、素敵に見えてしまう
未だ見知らぬ青森を探しに行くだけでドキドキします。
沖合1キロに浮かぶ「鯛島」、島とその周辺は海中公園に指定されているとの事。
・・・とその海岸に下りて童心にかえり・・・貝採り、カニと戯れる爺の姿が。。誰も採る人がいないのか、この海には食べられそうな貝が沢山、いくらでも採れると言っています。
脇野沢は、世界最北限に棲むニホンザルの生育地として知られているところです。
脇野沢のサルは世界のサル類分布でも最北限。北限のニホンザルは国の天然記念物にも指定されているのです。
サルの住む海辺公園、山間にあるのはこの野猿公苑なのですが・・・訪れた時間が早過ぎて開園時刻前。
しかし立ち寄った野猿公苑のすぐ脇、国道338号の「道の駅わきのさわ」のお姉さんによると、「運が良ければこの先の山道で見られるかもしれません」と。「餌を求めてニホンザルが出没するので、バッタリ出くわすことも多いのです」って。
更には山中に棲んでいる特別天然記念物のニホンカモシカの姿が見られて・・・のんびり草を食んでいるなど、普段の生活ではなかなか見られない光景にもし遭遇できたらラッキーそのもの!
山間を奥に進むにつれ、霧が出てきました。
ドンドン深くなってくる山霧。しかし居ましたよ、おサルさんが。
それはもう、目を凝らさないと前方が見えないくらい
「やませ」と言う言葉は聞いたことがあります。
かつて農業を営む人々が、夏に吹く冷たい風を「やませ」と呼んで恐れた現象をイメージしてしまいました。それは何の根拠もないのだけれど・・・
ホテルでもらった地図に「道が悪いのでお勧めできません』と書かれていた訳を、ようやく理解出来たのでした。
これでは下北を巡る観光バス「ぐるりんしもきた」のルートにも入っていないはずです。
ボコボコに凹んだガードレールの様子も、なかなかスリリングな光景ではありませんか?な~んて言っている場合じゃない。
相当な山奥、その上知らない場所の運転は慎重に。。
地すべりが度々発生し、危険なため片側通行となっていた区間もあり・・・
サルにはアップした写真以外にも多く遭遇したものの、何せ相手は野生のサルです。
動きの素早い事!あ、あ、なんて言っている間に、山の中へ入って行ってしまうのです。
でも国の天然記念物と言うだけで、何かありがたい様な・・・
場所が日光のいろは坂であればそこにサルがいても「嫌だわ。こっちに来ないで」くらいで、何とも思いませんものね
海峡ラインから、「かわうち湖」へ。
白樺林に囲まれた「道の駅かわうち湖」レイクサイドパーク。
川内地区は、海に川、森、湖…と揃う大自然の宝庫。
夏空を湖面に映す渓谷の眺めは迫力があり、これ程山奥まで開発された様子は感心してしまうものです。
その上観光客も少なく、静かでした。
更にはかもしかラインを通って、海沿いの佐井村へと。
このルートいささかマニアックすぎた気もしますが、今回も素晴らしい新たな風景に出会えました。
・・・が、しかしここまでやって来て、ようやくルートの間違いに気づいた私達。
行先を大間にしてしまった事から、名勝地・仏ヶ浦(ほとけがうら)へは海沿いの道を相当戻らなければならない事に
行く前から青森をよく知る方に、仏ヶ浦はお勧めと聞いていたのだから、出来たら遠くからでもその絶景を眺めたいものと思っていたものを。
え~い、こうなったら次回なのだもっと時間がとれる時に来て、その時は遊覧船に乗り、海上からジックリ楽しんでやるわ
その遊覧船が出る佐井、この場所から観光船で仏ヶ浦まで往復して帰ってくるには2時間あまり。
これから先目指すは、高級マグロの町としてあまりにも有名な大間なのであ~る。
個人的な趣味であり、記録として残しておきたいものですから…このシリーズも、あと3回ほど続くのであります。
左手に広がる陸奥湾。右手に続くのは原野。
最果ての青い海、梅雨の合間の透き通った空と・・・何気ない光景なのに、素敵に見えてしまう
未だ見知らぬ青森を探しに行くだけでドキドキします。
沖合1キロに浮かぶ「鯛島」、島とその周辺は海中公園に指定されているとの事。
・・・とその海岸に下りて童心にかえり・・・貝採り、カニと戯れる爺の姿が。。誰も採る人がいないのか、この海には食べられそうな貝が沢山、いくらでも採れると言っています。
脇野沢は、世界最北限に棲むニホンザルの生育地として知られているところです。
脇野沢のサルは世界のサル類分布でも最北限。北限のニホンザルは国の天然記念物にも指定されているのです。
サルの住む海辺公園、山間にあるのはこの野猿公苑なのですが・・・訪れた時間が早過ぎて開園時刻前。
しかし立ち寄った野猿公苑のすぐ脇、国道338号の「道の駅わきのさわ」のお姉さんによると、「運が良ければこの先の山道で見られるかもしれません」と。「餌を求めてニホンザルが出没するので、バッタリ出くわすことも多いのです」って。
更には山中に棲んでいる特別天然記念物のニホンカモシカの姿が見られて・・・のんびり草を食んでいるなど、普段の生活ではなかなか見られない光景にもし遭遇できたらラッキーそのもの!
山間を奥に進むにつれ、霧が出てきました。
ドンドン深くなってくる山霧。しかし居ましたよ、おサルさんが。
それはもう、目を凝らさないと前方が見えないくらい
「やませ」と言う言葉は聞いたことがあります。
かつて農業を営む人々が、夏に吹く冷たい風を「やませ」と呼んで恐れた現象をイメージしてしまいました。それは何の根拠もないのだけれど・・・
ホテルでもらった地図に「道が悪いのでお勧めできません』と書かれていた訳を、ようやく理解出来たのでした。
これでは下北を巡る観光バス「ぐるりんしもきた」のルートにも入っていないはずです。
ボコボコに凹んだガードレールの様子も、なかなかスリリングな光景ではありませんか?な~んて言っている場合じゃない。
相当な山奥、その上知らない場所の運転は慎重に。。
地すべりが度々発生し、危険なため片側通行となっていた区間もあり・・・
サルにはアップした写真以外にも多く遭遇したものの、何せ相手は野生のサルです。
動きの素早い事!あ、あ、なんて言っている間に、山の中へ入って行ってしまうのです。
でも国の天然記念物と言うだけで、何かありがたい様な・・・
場所が日光のいろは坂であればそこにサルがいても「嫌だわ。こっちに来ないで」くらいで、何とも思いませんものね
海峡ラインから、「かわうち湖」へ。
白樺林に囲まれた「道の駅かわうち湖」レイクサイドパーク。
川内地区は、海に川、森、湖…と揃う大自然の宝庫。
夏空を湖面に映す渓谷の眺めは迫力があり、これ程山奥まで開発された様子は感心してしまうものです。
その上観光客も少なく、静かでした。
更にはかもしかラインを通って、海沿いの佐井村へと。
このルートいささかマニアックすぎた気もしますが、今回も素晴らしい新たな風景に出会えました。
・・・が、しかしここまでやって来て、ようやくルートの間違いに気づいた私達。
行先を大間にしてしまった事から、名勝地・仏ヶ浦(ほとけがうら)へは海沿いの道を相当戻らなければならない事に
行く前から青森をよく知る方に、仏ヶ浦はお勧めと聞いていたのだから、出来たら遠くからでもその絶景を眺めたいものと思っていたものを。
え~い、こうなったら次回なのだもっと時間がとれる時に来て、その時は遊覧船に乗り、海上からジックリ楽しんでやるわ
その遊覧船が出る佐井、この場所から観光船で仏ヶ浦まで往復して帰ってくるには2時間あまり。
これから先目指すは、高級マグロの町としてあまりにも有名な大間なのであ~る。
個人的な趣味であり、記録として残しておきたいものですから…このシリーズも、あと3回ほど続くのであります。
野生のお猿さんには結構会ってますが・・・・
引くほど団体さんだったりしますねヾ(´▽`;)ゝ
by nano (2013-07-20 04:08)
一枚目の写真、水面がキラキラしてとても綺麗ですね。
ご主人様が採られたカニや貝が可愛いです。
時間が過ぎるのを忘れて楽しまれたのではないでしょうか。
実は、私も、うちの近くで不意にお猿さんに出くわしたことがあり
びっくりしたことがあります。
by hirochiki (2013-07-20 06:40)
霧深い山道の風景もなかなかいいですね。
by ameya (2013-07-20 08:46)
ずいぶんくつろいだご様子のおサルさん…^^;
道路の真ん中は危ないぞ~^^;
by 下総弾正くま (2013-07-20 08:47)
靄にかすむ風景って好きですね・・・幻想的です。 ^^
by 般若坊 (2013-07-20 09:00)
おぉ~スゴイ霧ですね(@_@;) これは運転が怖いかも。。。
カメラ目線のお猿サン、堂々の登場ですね♪
しかし、いろは坂だとコッチ来ないでーーの扱いなのに、
運が良ければ会える・・・とは、待遇の違いが面白いですw
大間、1回行った事があるのですが、あんまり覚えていません^^;
by まつき (2013-07-20 09:11)
デポボコになったガードレール・・霧に包まれた山奥のみち
くつろいだ北限のお猿さん・・・・・
良い旅をされていますね。
次回を楽しみにしています。
by ryonogg (2013-07-20 13:45)
ひえ~~~っ、スゴイ霧ですね。運転するのが大変そう。
ご無事でお帰りのようで何よりです。ご主人様、運転が上手いんですね~。
霧の中で、お猿さんを轢いてしまわないか心配になりますが、
お猿さんは頭がいいから、向こうから避けてくれるのかしら。
by hatsune (2013-07-20 14:53)
とても幻想的というか、寂しい気もするような不思議な場所ですね。
めってに行けないし、記事にも出て来ないばしょなので興味深いです。
by momiji (2013-07-20 18:35)
nanoさんへ
猿軍団にボスは付きものですものね。
hirochiki さんへ
朝の光の下、水面がキラキラ…それだけ好天に恵まれたという事でしょう。
通過した道路沿いは陸奥湾だったものの、思いのほか海の美しさが楽しめました。
北に生きるお馬さんのあと、次はおサルなのです。
ameyaさんへ
実際に経験した時は、もっと深い霧ながら…写真に撮ると明るくなってしまうものです。
下総弾正くま さんへ
おサルさんの動きは人よりもずっとスピーディなので・・・
それよりここ下北では、くまよけの鈴が必需品とか。。
般若坊さんへ
この時は他には走る車にもほとんど出会わず、それで益々幽玄の世界に包まれました。
まつきさんへ
霧もでしたが、交通量が極端に少なくて…地の果て感をかなり覚えたものです。
日光の猿達は皆、性格が悪すぎて可愛くない(笑)
大間の先輩でしたか。次の記事で思い出してくださいね~~
ryonoggさんへ
ありがとうございます。
もう少し短めにしたいのですが、書き始めるとどうしても欲張ってしまいがちに。。
hatsune さんへ
これまでに秘境と呼ばれるところへは、過去にも旅していますので。。
おサルさんは運動神経抜群、猿知恵と言う言葉もあるくらい賢いから大丈夫なのでしょう!
momiji さんへ
行くにあたって情報をえようにも、詳しい地図、情報量も少なく思えました。
観光に訪れる期間も、ここは限られそうですし・・・
by hana2012 (2013-07-20 23:13)
nice!を下さった皆様へ
ありがとうございます。
by hana2012 (2013-07-25 17:27)