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2015・10月那須塩原・大鷹の湯&紅葉ドライブ ブログトップ

大鷹の湯と紅葉狩り・・・⑥乃木神社と、お馴染みの…那珂川へ [2015・10月那須塩原・大鷹の湯&紅葉ドライブ]

関東地方で紅葉と言えば・・・。
山全体が赤や黄に染まる日光ながら…那須と塩原を観て・・・次は里山の紅葉?いきますね!
せっかく県内東部にいたのだから・・・その後向かったのは、もはやスッカリ定番となっている那珂川町。
塩原で購入した高原大根を、夫が同僚さんに届けたいとの希望もあり。。この日は母と3人で行く事になりました。
母はこれまでに通りがかった事はあったものの、本格的に町を訪れるのは初めてなのです。

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・・・とその前に、那須塩原市にある乃木神社へ。偶々近くを走っていたところ、乃木将軍を祀る神社へは行ってみたいのだそう。
一昨年の夏に、私は訪問済みでした。。。
800メートルにも及ぶ神社までの参道、両側にズラリ植えられているのは桜の樹木。

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母世代の人には、乃木大将として親しまれている、明治期の名将・乃木希典(のぎ まれすけ)。
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境内には当然、乃木将軍がおわします…直立不動の姿で出迎えてくれるのでした。
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そしてこの季節。可愛い七五三の姿も見られて、ラッキーだわ!

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一般的には、乃木神社としてのみ知られているものの・・・園内には他にも乃木別邸=「乃木希典那須野旧宅」、乃木清水と呼ばれる・・・湧水地も。
ごく普通の住宅地において、かつての姿を今に残す・・・乃木神社。
神社境内の鳥居下を通過して流れる、澄んだ清水は蟇沼用水(ひきぬまようすい)です。

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蛇尾川(さびがわ)上流から大田原城下へと流れる・・・蟇沼用水。
水の一部は、↑ 別邸内の静沼に引き込まれているのでした。静沼は乃木将軍の静子夫人にちなんで名づけられました。

乃木希典が明治24年に求めたとの・・・乃木別邸。
実はこの建物、平成2年10月28日過激派の放火により焼失。同5年3月復元竣工されたものだそうです。
生涯に四度の休職を経験した乃木は、休職期間中この地では多くの時間を過ごし、晴耕雨読の日々を送りました。
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別邸に来ると自ら鎌や鋤を手に畑仕事に励み、農民たちとも親しく付き合うなど、この地の田園生活をこよなく愛されたと言われています。
今回は建物内、農機具小屋内部まで見られるなど。日によっては、見学も可能のようでした。


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もう、いい加減シツコイと言われてしまいますが、那珂川町のユルキャラ「なかちゃん」。
圧巻!・・・の、なかちゃん[exclamation]
その後はどうなったか知りませんけど、10月22日の時点では…この姿のまま残っていました。
母は田んぼアートを見るのも、たぶん初めてのはずです。

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目の前を滔々と流れる、雄大な那珂川の流れ。
そこから吹いてくる、心地よい川風。
しかし平日とあって、閑散とした「高瀬のやな」でした。
せっかくなので皆で、橋を渡って簗まで行ってみます。

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簗の上では、前回よりも更に多くの鮭の姿が。もうゴロゴロといった感じで、その数10体以上。皮も身もボロボロの状態で打ちあがってきています。
スゴイ数!・・・と思いつつ、簗の周囲をよく見てみれば・・・川の水辺に、水中にも、鮭の魚影は数えきれない程見えていた・・・。
10月1日より今年も、那珂川の鮭釣りは解禁されました。
水戸の河口より産卵の為に川を上ってくる鮭たち。
すでに傷ついてボロボロになったその様子からは・・・。生まれて・生きて・また子孫を残す・・・と言った、鮭の一生が。ありのままの自然の営みが感じられました。

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晩秋の那珂川の流れを目の前に、焼き鮎の食べ納め。
なんと、卵! ピチピチの卵タップリ・・・の子持ち鮎でした!
お腹いっぱいで他のものは食べられなかったけど。(3 人とも朝ご飯の食べ過ぎてお腹が苦しいかったのです)

これで終わりです。 さぁ、そろそろ帰りましょう。

・・・母にも一応、この秋の紅葉を楽しんでもらえたかしらね?
紅葉を目にしたら・・・つい、しみじみとした気持ちになってしまいがち。
二日間に、これまであった出来事を思い出し・・・昔話に花を咲かせることも出来たのだ。それが今回の旅の、一番の想い出であったかもしれない。お終い。
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大鷹の湯&紅葉狩り・・・⑤日塩道路です、高原大根です。 [2015・10月那須塩原・大鷹の湯&紅葉ドライブ]

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朝晩は気温が下がり、急に寒くなりました。
あっと言う間に・・・暖房やお風呂、温かさが恋しい季節になってしまいましたね。

さて、栃木県内紅葉狩りツアー二日目。
一番の目的は「日塩紅葉ライン」を通り、塩原温泉で紅葉を愛でるというもの。
塩原から鬼怒川温泉、日光へ抜けるルート・・・更にその先は「日本ろまんちっく街道」であります。

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箒川(ほうきがわ)がすぐ脇を流れる、川沿いの「塩原もの語り館」です。この場所に来た時は大抵、こちらのデッキに座りぼーっと景色を眺めてしまうような。。。

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しかし塩原ではまだ色づき始め、ピークは11月に入ってからでしょう。(10月22日撮影)
最盛期ともなれば…眩いばかりの紅葉景色が広がって…川面に映る赤、木々の彩りの美しさ[ぴかぴか(新しい)]絶好の紅葉スポットなのですけど。                                        
それでも一部の色づきが見られただけでも、ラッキーかな?
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トップの真っ赤に色づいた楓、紅葉直前のこんな光景もね。


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箒川に架かる「紅の橋」を渡り…塩原温泉郷の古町温泉。対岸には誰もが入れる公共の湯「もみじの湯」がはあります。
手前にある小屋は脱衣所です。
ここ塩原でも、台風18号の影響による大雨が降りました。箒川もかなり増水し、川沿いにある露天風呂「もみじの湯」は水没。それ以降は使われていない模様ながら…。
「もみじの湯」と言えば…思い出す、看板に書かれた「注意事項」。
夜間のご利用、非社会的、非人間的行為はご遠慮ください←、非社会的、非人間的ってどういう事?[がく~(落胆した顔)]

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木々の中を走り続けていると・・・まさに塩原は色づき始め、ピークを迎えるのはこれからと感じるばかり。

先へと走る…奥塩原は鄙びた塩原温泉の中でも、更に鄙びた風情が漂うところ。しかしその分お湯が良くて、また面白いお風呂がある等、以前はよく好んで入ったところでもありました[るんるん]

日塩もみじライン沿いの奥塩原・・・へ向かっている理由のひとつ、それは晩秋の風物詩!
年に一度は買いに行きたい! 塩原の高原大根!

※標高が高く涼しい塩原では、夜と昼の寒暖の差が大きくなります。 この気候の中で育まれる塩原の代表的な野菜といえば、首都圏の市場でも高い評価を得ている「塩原高原大根」です。
とくに秋からの大根は、寒さから身を守るために糖分を蓄えるので甘くなります。
塩原は土壌改良や工夫をこらして、60年続く全国でも珍しい大根生産地です。 天候に左右されやすく、ちょっとしたことで割れたり、曲がったり、肌が傷ついたりと、実はとっても繊細な大根。塩原の清涼な空気と農家の方たちの愛情たっぷりと受けて育った塩原の高原大根なのです。

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我が家が何時も立ち寄るのは、「みどり園」さん。
ここは駐車場が広いから週末などは観光バスが止まって、大量の高原大根が車のトランクルームへと運び込まれる光景が見られるのであった。
店の奥では温泉を使って大根を洗っている様子も見えるので…ここの大根さんは幸せね。って思ってしまうのでした[グッド(上向き矢印)]
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また地元の人々が大根汁などを無料で振る舞う「大根大鍋ふるまい」。街灯や橋の欄干に大根をぶら下げるその名も「大根ぶらさげ祭り」など、大根にちなんだ楽しい企画も、塩原温泉街の秋の風物詩として知られているのです。

ジャンボに育った大根さんは白くて、瑞々しくて、ジューシィ。
カットするだけ、ステックサイズでデップを付けて食べたり、スライスの大根サラダにしたら最高[グッド(上向き矢印)]
結果。この季節になると毎年、買いに行ってしまうという訳なのでした。

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天気のせいか、思ってたより車が少ない…日塩紅葉ライン。

塩原の温泉街は11月初めの今頃がピーク?その時は温泉街も渋滞してしまいますが。。。
この場所で観る見事な紅葉は、是非見て頂きたいものと思います。

11月…これよりは、「冬」の節気。11月8日は「立冬」。
秋の終わりはそこに迫っている。秋の終わりは寂しい[たらーっ(汗)]

今回の旅日記も、次回で終わります。
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大鷹の湯&紅葉狩り・・・④大鷹の湯・温泉&食事 [2015・10月那須塩原・大鷹の湯&紅葉ドライブ]

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夕食は本館の方へ。

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廊下の先、一階の個室食事処「五鷹亭」で頂きます。

ずらりと並んだ個室食事処は、入り口にドアはなく暖簾が下がっているだけだから、声の大きな人のお喋りが聞こえてきて…結構、賑やか。
でもそれがイヤだったと言うのでなくて、和気あいあいとしたムードは楽しい。お隣は東北から遊びに来たグループのようでした。
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こちらにも、豪華な生花。翌日の木曜に活け替えられるとの事。

小ぢんまりとした部屋ながら…やはり個室は落ち着きますね。
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お猪口の中身は、ブルーベリーカシス酢。
前菜は、蟹のゼリー寄せ・紫芋流し・モツァレラチーズ味噌漬け・合鴨スモーク。

思わず「美味しい!!」と驚いた…お造りの盛り合わせ。
鮪・鯛・ボタン海老・刺身こんにゃくも、またその下に敷かれた海藻類も美味しかった。
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まずは生ビールで乾杯!
HPから予約した場合、ワンドリンクサービスがあります。生のジョッキは残念ながら…「小」。
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ホンノリ甘い味わいの・・・南瓜豆腐スープ仕立て。焼きものは、銀ダラの西京味噌焼き 黒ゴマソース。
素朴な素材を使った「秋」の味覚の献立たち・・・都会から訪れた人には特に嬉しいメニューと想像されました。

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冷酒「旭興 生」いきます!「旭興」は県の北方、黒羽にある蔵元さんのお酒。呑み口が良くて、最近は呑まない母まで口にして「美味しい」ですって[グッド(上向き矢印)]
最初に用意されていた前菜・・・そのあとは、一品づつ出来立てを運んできてくれます。
とにかく熱々、蒸したての茶わん蒸し。

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肉料理はとちぎ和牛のローストビーフ、お肉は勿論ながら、添えてある野菜も美味しかったです。
やわらかで味も良いのだけれど、肉料理は出来たら…和牛を源泉で蒸した蒸篭蒸しの方が良かったな。
こちらも源泉です。皮に源泉が練りこまれているとの焼き餃子。←別注で頼みました。

釜戸炊きご飯・香の物・野菜汁。
「ご飯にオコゲはのせますか」と聞かれた釜戸炊きご飯。それはもう当然「お願いします」。お漬物には佃煮風の煮ものも入って、これだけでもご飯は食べられますよ。
〆のデザは、ほうじ茶プリンでした。
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高級な食材や、驚くようなものもないけれど・・・品数ほどほど、不必要に色々出てくることはなく十分に感じました。
料理はテーブルの上のボタンを押したら運ばれるので、自分のペースで食べられるのも嬉しい。
地酒も堪能し、お腹いっぱい満腹で部屋に戻り・・・。
極楽極楽で・・・バタンキュー[がく~(落胆した顔)]
お風呂にいっぱい入るぜ!と意気込んでいた割りに、目覚めた時は真夜中[バッド(下向き矢印)]


朝食は7時から9時までの間に食べに行きます。朝は「狩場亭」でのビッフェスタイル。
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和風バイキングです、お座敷の方には赤ちゃん用や幼児用のイスの用意がある等至れり尽くせり。
大きな窓からは本館裏、薪でご飯を炊く竈が二個裏庭に並んでいる様子も見えました。
お米は地元で、有機農法によるコシヒカリ米を契約栽培しているのだそうです。

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泊まった方のレポには、朝食バイキングも驚く程、種類が多い・・・とありましたが。それ程ではないような。。
・・・で、一巡目はこんな感じ。
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根菜がたっぷり入ったけんちん汁など、どれも素朴で家庭的なメニューでした。源泉で炊いたお粥が美味しかったです。
あら!なぜかまた卵が! この後母からずっと「欲張って、朝から温泉卵を二個も食べた」と言われ続けた私[あせあせ(飛び散る汗)]

朝食後は軽く散策。
他に温泉神社、水を汲める湧き水などもある、チョッとしたコースの敷地。
スタッフの一人一人が頑張っている・・・と伝わる接客、皆親切だった。
だからところどころ目につく古さや、全体的な田舎っぽさはご愛嬌[わーい(嬉しい顔)]
その時わかったのですが、「いないなぁ」と思っていた看板犬のムックは、6月に天国へいってしまったとの事でした。
代わりにお庭には、尻尾をピンと立てて歩くにゃんこの姿が[るんるん]


話が前後してしまうものの…こちらは・・・
[ぴかぴか(新しい)]湯船全てが自前の源泉をもち、一年を通じて適温であり。。利用者ひとりあたり毎分1リットル以上が湯船に注がれている・・・が認定条件だと言われる、国内でも希な「五つ星源泉の宿」です。

到着して、まずは温泉温泉・・・と直行した・・・宿泊者専用の貸切風呂一番で入浴。
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10人は入れる広~い浴室、壁の片面は大岩で覆われていて・・・元は男女別の浴室だったのかしら?貸切風呂は二か所。
浴槽もとにかく広く・・・これで貸切?と地味に感動[グッド(上向き矢印)]
そしてアルカリ温泉としては最高級に良い、源泉掛け流しのお湯。ペーハー値の高い、国内の温泉でも珍しい湯は、お肌がスベスベに。
女性に好まれるやさしい浴感。身体を美容液でつつまれている・・・そんな感じまでする[グッド(上向き矢印)]湯上り感もバツグン。

                           大鷹の湯6.jpg                     ロビーにあった「飲泉所」です。               

こちらはデッキにある部屋のお風呂。二人でも余裕の大きさでした。
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どちらかと言えば温め、何時間でも入っていられる湯温でしたが・・・これは加水したとかではなく、ゆったり浸かれるようにと冷ましているみたいです。
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入っている際中、出た後も、お肌はツルツルでスベスベ[るんるん]
これまで入った温泉の中でも最高の部類に入る泉質の良さを実感しました。

露天・内湯付きの部屋は、全部で11室。
館内のお風呂は大浴場の内湯がふたつ。他に母は起き抜けで入ってきた、高台にある湯小屋「鷹見の湯」。
宿泊者専用の貸切風呂が二か所。帰り際には、カップルが浸かっていた足湯までありました。

感覚的にはご近所、家からはホント目と鼻の先なれど。。。
宿の温泉に浸かって・・・寛いで・・・。
スタッフの感じは良かったし・・・良泉な温泉に入れたし、ご飯も美味しかった。
夫婦、親子水入らずで楽しめたひと晩でした。
翌日もまた紅葉ドライブ、行きま~す!
五ツ星源泉の宿 大鷹の湯
夜総合点★★★★ 4.0


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大鷹の湯&紅葉狩り・・・③大鷹の湯・お部屋編 [2015・10月那須塩原・大鷹の湯&紅葉ドライブ]

どこももう少しで絶景!なのに・・・
紅葉にはもう少し・・・という感じでしたけど、それなりの光景が楽しめました。
この日泊まった宿は…那須高原と塩原温泉と・・・有名観光地にはさまれて、ポツンと一軒だけ・・・西那須にある「大鷹の湯」さん。
初めての宿だけど、ナビに頼らずスイスイ来られたのは、この前を夫は以前から通っていた為。日帰り温泉施設だと思っていたそうです[バッド(下向き矢印)]

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こちらは正面玄関。
私は前からマークしていた、お泊りしたいなって思っていた宿でした。
東北道 西那須野塩原IC、那須塩原駅にもほど近い一軒宿は、宿全体がのんびりとしたローカルそのもののムード。
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奥に細長い造りなので、泊まる建物の玄関まで少し距離があります。
宿に到着したのは4時半くらいかな。

着物姿の仲居さんと若いスタッフさんが入口前で出迎えてくれました。
チェックインの時刻を3時としておいたから、もしかして?1時間以上も待っていたのかしら?
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建物の外観は、夜間に撮ったもの。写真を撮るタイミングを逃していたのだった。「別邸 鷹山」の手前側にはペット連れで泊まれる専用棟の「東雲」「朱音」が建っています。

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玄関を入ると、畳敷きの廊下が長く続いていて・・・客室8室の割りには広かった。
外観はイマイチな感じながら、館内は本館の方も含めて全て畳敷き、木がふんだんに使われていました。
各所に活けられた生花が目を惹きます。お掃除もいきとどいて綺麗でしたよ。
入ってすぐに選べる浴衣コーナーがあり、そこから男女ともに好きな柄を選びます。

ここで和モダンで素敵なお部屋を期待したら・・・ガッカリしてしまうところながら[たらーっ(汗)]
ドアを開けると踏込、そして洗面スペース、おトイレへと続きます。
白い大きな洗面台が使いやすく思えました。
女性でも手ぶらで大丈夫なくらいに…アメニティが豊富、その数は感動ものです[るんるん]
歯ブラシやヘアキャップ、カミソリなどの一般的なもの。男性用のヘアトニックやクリーム。ハンドソープ、シェービングフォームなどの他に養毛クリーム、コラーゲン入りの角質落とし、ヘアドライヤー向きのトリートメントまで、15~6種類は置かれていたのですもの。

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おコタがセットされていた部屋です。
早っ!すでにおコタが。そして、温か!温めてありました。
畳のほとんどを占める大きなコタツのせいで狭く感じてしまうものの、3人でも充分な広さに思いました。
テーブル上には、ハロウィン。
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水まんじゅうでお茶を頂きながら・・・館内の案内、お風呂の説明などを聞きます・・・スタッフさんの感じも悪くなかったです。
部屋のお菓子はイチゴのチョコサントと種なし梅。お腹がいっぱいで食べませんでしたけど。

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早速に 奥のベッドルームをのぞいて見ている人がいます[目]

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奥の8畳の洋間には、ドーンと大きなベッドがあるだけ。手作り風の畳ベッドがドーン。これ、家族4~5人だったら皆で寝てしまえる大きさです。
テレビに空の冷蔵庫、クローゼットにはバスタオル2枚ずつ、フェイスタオルに黒い足袋ソックス、羽織。

ジャジャーン!和室の隣りは、部屋付きの露天風呂です。
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・・・と、その割りにリッチな雰囲気、オシャレなムードもないけれど・・・そこが、宿のウリ?
部屋のお風呂は八角形。入浴中のお風呂からの景観は、雑木林ビュー!
シャンプー類は馬油シリーズが置かれています。
景色はイマイチながら、茶色がかったお湯が木枠の湯船には満々・・・蛇口からは勿論!The 源泉[いい気分(温泉)] つるすべの申し分ない極上温泉、源泉かけ流しです。「蛇口のお湯は止めないでください」との事でした。


平日に関わらずこの日は満室。下駄箱の履物を見たら、、我々以外は見事に若いカップルばかり。ワンコ連れで泊まれるペット棟の方も満室。そちらも年若いカップルさんでした。
隣りの部屋にもお客さんがいたはずだけど、とにかく静かです。


高級食材や洗練された料理メニュー、オシャレな客室、高級な調度を求める人には向かない宿ながら…その分泊まる側もカッコつける必要のない、気楽な癒しの宿[るんるん]

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本館にはラウンジや大浴場、お土産コーナーもあるのですが、私はそちらへ行く機会がほとんどなくて、ロビーへ行って、裏庭を眺めながら飲泉したのも・・・お会計の時だけ。
売店では、置かれていたシャンプー類や洗面所にあったアメニティの数々。いろいろ売っています。
外観はアパートのような・・・一般客室の「泰山」もリニューアルされたそうながら、一歩も足を踏み入れていないからわかりません。

全体的にちょっと古め、昔ながらのムードが漂う…そんなところもツッコミどころって感じ[わーい(嬉しい顔)]
それだけ気を遣う事なく、寛げる宿だったように思います。http://www.ootakanoyu.com/
「五ツ星源泉の宿」と謳う…強烈ぬるぬる温泉。源泉かけ流しのお風呂については次回に。
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大鷹の湯と紅葉狩り・・・②秋といえば「紅葉」Ⅱ [2015・10月那須塩原・大鷹の湯&紅葉ドライブ]

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国道121号線、通称会津西街道を走る・・・と、男鹿高原から・・・福島県への県境はホンのすぐなのです。


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まさに見頃・・・であったのは、川沿いのこの一か所のみ。


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しかしこちらの場所だけで、これだけ魅せてくれたのから・・・良しとします。


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トンネルをひとつ過ぎたら、会津へと向かう旅人が集う、田島の道の駅「たじま」です。
東北方面へ下道で行く時には、私達もここで一息ついてから…福島県内へと向かって行く通過スポットです。

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阿賀川沿いの絶景「塔のへつり」。茅葺屋根と、囲炉裏のある駅舎で知られる「湯野上温泉駅」。今回はどちらもパスをし・・・

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・・・だからと言って、どこへ向かおうとしているのだろう。
県境を越えて、福島県天栄村、以前宿泊した「エクシブ那須白河」のある西郷村の方角から、那須岳を眺めてみようと言う夫。
しかし甲子温泉、新甲子温泉。そして那須甲子道路・・・どこも全ての場所で紅葉の時期は終わってしまっていた[あせあせ(飛び散る汗)]

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時おり、雲が途切れたものの…山中ではまたも曇ってきてしまい・・・こんなにボケボケな一枚[バッド(下向き矢印)]


この見事な滝「駒止の滝」は那須御用邸の敷地内にありましたが・・・今生天皇の御意向により平成23年5月、那須御用邸の約半分にあたる森林が開放されて・・・「那須平成の森」の名で開園へと至りました。
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駒止の滝の色づきはと言えば・・・
例年9月下旬から色づき初めて・・・10月頃に見頃を迎えると言われるものの。。ご覧の有様です[バッド(下向き矢印)]

駐車場に隣接して設置された観瀑台より眺める滝、駒止の滝はすぐ近くまで行って見る事の出来ない滝なのです。
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平成の森の中を流れた後 、那珂川水系の余笹川に20mの落差で落ちる・・・直瀑の滝。その様子はまさに「那須高原の幻の滝」と呼ぶべきものに思えます。

観瀑台ができる以前、その頃夫婦して温泉巡りにハマっていた私達。
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この降り口からは歩いて北温泉は訪れているものの・・・その時、滝の存在など全く気づかずにいたのでした。
懐かしく思って、旧ブログを見てみましたら・・・訪問時の記事が残っておりました。
http://plaza.rakuten.co.jp/simarisu2/diary/200703020000/

ここ数年間に限っても、この場所には何度か足を運んでいますので・・・春の芽吹きの時期から紅葉まで、季節ごとに姿を変える・・・周囲の山々と滝のコントラストの美しさは実証済みです。
今年は例年より早かったようで、ピークは過ぎてしまったながら。。紅葉には遅れましたが、それでもキンと冷えた空気の中で眺めた・・・上下の滝壺をもつ、二段からなる滝の姿[ぴかぴか(新しい)]
その美しさを堪能したら・・・さぁ、今宵の宿へ向かいましょう。

温泉つながりで・・・こちらも以前訪問済みであった。那須湯本、殺生石近くで湧く名湯「鹿の湯」。
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付近を通りがかるだけで、車中にいても濃い硫黄の匂いが感じられる。温泉マニア向けの温泉施設に思えます。
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大鷹の湯&紅葉狩り・・・①秋といえば「紅葉」です。 [2015・10月那須塩原・大鷹の湯&紅葉ドライブ]

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今回も、まずは…何時ものように、紅葉狩りドライブ。
トップはピーク時は過ぎていたものの、まだ少しだけ名残のあった那須高原の「駒止の滝(こまどめのたき)」です。10月21日撮影。

ここにきて一気に里へまで下りてきた紅葉前線。アメリカハナミズキの赤、イチョウの黄色・・・と色づきはじめています。
・・・あるきっかけから、西那須にある温泉宿に泊まりに行くことになり・・・だったら実家の母を誘って3人で、まだ間に合いそうな紅葉狩りを兼ねて行こうと言う事になりました。
夫は有給をとって、10月の21,22日と県内を出かけてきた次第です。

県内の紅葉といえば・・・やはり日光、那須です。秋の紅葉シーズンに一度は行っておきたい!
しかし今年は紅葉の時期も何時もより早い感じがします。
毎年10月の四週くらいの時期出かけていた・・・奥日光、中禅寺湖の見頃は、とうに過ぎている模様。
では那須と、塩原で決まり!…とは言え、どちらも近い。日帰り圏内ながら、時には泊りがけでユックリ楽しみましょうか。

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旅館の食事を控えた、お昼は・・・軽めに、日光のお蕎麦と決めてありました。

しかし軒を並べる日光市内のお蕎麦屋さん、どのお店で食べましょうか?
本命としていたのは、しばらくご無沙汰であった・・・三依地区にある「もくりん」さん。食べに行って顔を見せたら、喜んでもらえるはず!
しかし日光も先の大雨による土砂崩れ、それに伴う道路の閉鎖等、被害のあったところです。
お店に電話をしてみましたら、「厨房内で使う水の都合で(濁ってしまってたから?)今日はお休みなんです」と。。
そこでと訪ねたのが、森友バイパス沿いに店を構える「けっこう漬け本舗」さんです。
お店の目印でもある、敷地内に本物の電気機関車が置かれているのもながら・・・。漬物店で、その上ドライブイン風のお店、初めて入った母が心配になるのは当然です。でもそれは大丈夫。以前より何度も食べに来ているところだから。。
入店すると右が漬物屋さん、左側は飲食スペースが広がっています。

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店先では、蕎麦打ちの最中である職人さんの姿もありました。

これ、なんだかわかりますか?
濡れた雑巾じゃありませんから。
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漬物売り場の奥が、湯波(栃木では湯葉を、この文字で書きます)工房スペースになっていたのですね。
知らなかったわ。
・・・で、上は製造の途中、引上げ作業中である湯波。

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広々としたお座敷、更に奥もお部屋になっていて、下の土間スペースはテーブル席が30席くらいあります。
平日であり、時間的も早くて、幸い他にお客さんの姿がないところで[カメラ]・・・。ご覧のようにお土産屋さんがついでにやっているレベルではないと感じます。
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お茶も、お漬物も美味しい。
店員さん達も皆さん感じが良くて、接客の面でも言う事なし。

一度食べてハマった、骨付きのアナゴの天ぷら。今回もアナゴ天のセットをオーダーしました。
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私同様に「今日は温かい方が良いわね」と、母のオーダーは鴨なんばんです。
麺もお汁も美味しいって。それは同じく、地元産の地粉を100パーセントを使用、石臼で自家製粉した・・地産地消のお蕎麦ですから。
サクッと揚がったアナゴ天もフックラと肉厚!期待に違わぬ味でした。

囲炉裏の炭火で焼かれる焼き餅も美味しそうなんだけど、この前に3人で豆大福を食べてしまった後だから。
他にも、里いもに甘辛の味噌をぬった芋田楽や蕗の煮物、豆など買っただけ。結局食べる機会のないまま、お持ち帰りのお土産になってしまったのでした。
お土産と言えば、先の湯波の「おから」も、店のスタッフさんと親しい関係からお土産で頂いちゃいました。

鬼怒川温泉付近も、もう少しで絶景!なのに、残念な感じ。

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曇りがちであった、イマイチな空模様の下。
鬼怒川、川治の温泉を過ぎて、ここは五十里湖畔。青い五十里湖と赤や黄のハッキリした山のコントラストが、例年なら綺麗な[ぴかぴか(新しい)] 私のお気にいりスポットなのに。。

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会津野岩鉄道と並行して走っている国道121号線、通称・会津西街道を北へと目指す。

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日光市から会津町、県境近くで…ようやく、綺麗なところを見っけ!

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下を流れているのは、男鹿川で良いと思いますが。。
この場所に佇んでいると、とにかく静かだから・・・時折通る「会津野岩鉄道」のガッタンゴットン・・・走行する音が聞えてくるのです。

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・・・実はこの場所が、この二日間の間で最も綺麗なところだったような[あせあせ(飛び散る汗)]

続きますね。
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