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大人の休日倶楽部旅・2016…オマケ⑮乗ったつもりで・・・なんちゃってリゾート♪ [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

アートと旅、ジャンルを越えたコラボレーションがユニークな試みとして注目をあびた[目]・・・「現美新幹線 GENBI SHINKANSEN」。
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昨年4月29日から運行がはじまった、その名の通り・・・現代美術&アート、そしてカフェ併設の「ブラック新幹線」です。
実はこれにも乗りました・・・と言いたいとこだけど、乗車したのは停車中の10分くらい。
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どこかへ遊びに行く度、我が家にお土産を買って持ってきてくれる、夫の後輩君。
その彼、年末年始は岩手・青森・山形…と東北三県で過ごしたそうながら。その翌週である三連休、今度は新潟の温泉の湯に浸かってきたとか。
土産話ついでに見せてくれたのは、この現美新幹線乗車を撮った動画でした。
しかし動画を見る前、「ワーイ!現美新幹線なら、もう乗っちゃった」って・・・オイオイ、余計なひと言を!私達ってイジワルだぁ[わーい(嬉しい顔)]
せっかく得意になって見せに来たのに、ノリが悪過ぎてゴメンヨ[あせあせ(飛び散る汗)]
指定席となる11号車は乗車料金+指定席特急料金がかかる上、席数の限られたチケットのゲットは苦労した。・・・辺りは容易に想像出来たので、その後は経験談を拝聴しましたが・・・。

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トップの画像以下、どれも「越後湯沢駅」にて。
新幹線の外装は、写真家・映画監督でもある「蜷川実花」さんによる「長岡の花火」が使われています。

越後湯沢〜新潟間を往復する「現美」は、上越新幹線「とき」として走行。
だから知らないでホームへ来て、この斬新な車両を目にしビックリされる方もいらっしゃるでしょうね。

新進気鋭の現代アートが楽しめる「走るアート」[ぴかぴか(新しい)]
かつて秋田新幹線「こまち」として活躍をした「E3系」が、茜レッド「E6系」登場に伴って廃止。その後転用されたものとお聞きました。

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万華鏡を思わせる、こちらは目にした機会がおありかと。「荒神明香」さんの作品です。

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プラレールなどの置かれたキッズルーム。「遊び」もアートにした車両もあって、子連れでも退屈せず楽しく乗車出来そうでした。

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カフェ車両があり、燕三条で人気の「ツバメコーヒー」監修メニューがいただけるんですって。
車内での号車間を自由に回遊でき、美術を楽しむ空間が広がった新幹線なのです。

12〜16号車は自由席だから、「これからでも乗れますよ」と、駅員さんにも勧められました。
越後湯沢に宿泊、朝一番の「現美新幹線」利用で新潟へ向かう…と言った案も選択肢であったのは事実。
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ああ、でも行っちゃいましたね。
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それでも、乗客に紛れてこんな一枚まで!
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もう、図々しいわねぇ[あせあせ(飛び散る汗)]
しかしこうして記念写真、その上内部も観た事ですし・・・。これは乗ったも同然!もういいかな?なーんて。


もう一本は・・・高田駅で目にした。
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新潟県上越市「えちごトキめき鉄道」のリゾート列車、「雪月花」。

雪月花は「上越妙高」~「糸魚川」間を、土日祝日を中心に走行する。最大の特徴は、車窓から日本海の景色を眺めながら、食事も楽しめる…と言うもの。
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上越妙高駅発「雪コース」、糸魚川駅発の「月コース」共に、2号車の食事付きは、14800円と中々贅沢なお値段です[ぴかぴか(新しい)]
1号車の6000円=乗車のみもあるけれど、せっかく利用するのなら食事付きの方が良いに決まってますよね[ダッシュ(走り出すさま)]

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周囲の光景にも映える銀朱色のボディ、ゴールドで描かれた「雪月花」のロゴ&マーク[ぴかぴか(新しい)]
白いカーテンの揺れる窓辺、大きなテーブルには照明がともされて・・・ゆったりとした座席はリッチなムード満点!
アテンダントさんがまっ白なクロスをかけて、グラスやカラトリ-を並べている姿を目にしたら・・・優雅なレストラン・カーそのもの。
沿線にちなんだ桜と樺桜の木をふんだんに使用した、安田瓦が美しい「さくらラウンジ」ではバーカウンターとしてドリンクの提供。
ノーベル賞晩餐会にも使用されるスプーン、そのオリジナルデザイン・・・車内限定「雪月花オリジナルグッズ」が置かれているとも言います。

提供される特製弁当を届け続けてきた・・・老舗割烹の「鶴来家」さん、昨年12月の糸魚川大火により店舗が全焼。
しかしわずか二週間あまりで営業再開。今月8日の便から搬入をしはじめたとのニュースが報じられたばかりでした。

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普通に乗っていただけでなく。こんな珍しい車両も見逃しませんものね[わーい(嬉しい顔)]
今回の交通費はレンタカーを別にしたら、一人15000円だけ。栃木・福島・宮城・岩手・秋田・青森・埼玉・東京・群馬・長野・新潟・・・と周りつくした旅でした。
こうしてみたら、年齢を重ねて歳とるのも悪くない・・・って。少しだけだけどね。


長々と続いた旅日記、今回もお付き合い下さいました皆様にはお礼申し上げます。
次は6月か7月、ちょうど気候の良い時期だから、もう少し遠くまで行けるかなと期待しておりまする!
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大人の休日倶楽部旅・2016…⑭「SLレトロみなかみ号」 [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

駅で「おいでちゃん」に何時でも会える訳はなく、高崎行きのSLが発車する時に彼女はお見送りに来るお仕事をしているのです。
しかしささやかなお楽しみの為、電車で水上温泉へ行くのも良いかな[るんるん]

上越線の水上駅には5分ほどの停車、向かいのホームでは「SLレトロみなかみ号」が発車を待ってスタンバイ中なり。
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大きな汽笛音と共に、SL発車[ダッシュ(走り出すさま)]
水上駅には転車台があり、ここで方向転換するシーンは見せ場のひとつながら。。←真岡鉄道の茂木駅にもあり、そこでも見学者は多いのだ。
周囲が見えなくなるくらい盛大に立ちのぼる白煙と、黒煙。汽笛を鳴らす等のサービスは、地元の真岡鉄道の方が上のように感じました。

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乗客たちの平均年齢に反して、どこまでもレトロな車内。古さは愛敬、至るところから昭和の香りがしてきます。
この列車も全席指定となってますから、えきねっとで事前受付をしておきました。
窓口でのチケット入手時に向かい合わせに座る形の…必ず窓際の席となるボックス=A席とD席で指定を取ってもらえたのは・・・嬉しい配慮ながら。。
生憎の悪天候故、車窓からの眺めはそう良い訳ではない。
新緑の頃、または紅葉シーズンであれば・・・THE観光旅行!と言った気分になれたであろう[バッド(下向き矢印)]
最終日は日曜であったが高崎到着の時刻が遅いせいもあり、ボックス単位で予約せずとも相席にはならず。

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若くて可愛い女性車掌さんが周ってきます。
乗っていたのは鉄っちゃんくらい、寂しいムードの「やまどりループ」と比較して、「SLみなかみ」は小さな子供連れの姿が多く目立っていました。

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走行途中の車窓からは数回、地元の方を目にする機会があったものの・・・手を振ってくださっていた沿線住民の人々。その姿には温かな気持ちになりました。
SLと言えばで真っ先に名前の上がる「SLばんえつ物語」、磐越西線を走るSLはよく知られています。
また福島には走るカフェ「フルーティアふくしま」もあるのだから、今後の課題はまだ残っていると感じます。

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意味もわからず撮ってしまった壁に張られていた表示番号。これって、なにを表しているのかしら?
途中で配られた乗車記念も。

C61形20号+C51形498号の組み合わせで、群馬県内を走る蒸気機関車。
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JR「SLみなかみ号」は快速列車ゆえ、950円(高崎〜水上間片道)に510円(指定席券)が必要となります。

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到着した「高崎」駅からは、長野新幹線「あさま 656号」にて大宮まで。
ホームの右下に「こんにゃくパーク」の宣伝があるのは、いかにも群馬って感じ[わーい(嬉しい顔)]
「こんにゃくパーク」は、こんにゃく大好きなこっちゃんと近いうちに遊びに行く予定であります。

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これは「大宮駅」だったか?「やまびこ 153号」で宇都宮へ。
その後は在来線で戻り、夜8時前には自宅着。
もうちょっと頑張れば・・・仙台まで足を伸ばし、夕ご飯は仙台でに牛タン・・・の手もあったけれど。。
丸4日間、これだけ乗ったら満足!じゅうぶん元はとったし、本望と言うもの。
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今回の旅で使用したチケット、指定席券は旅の記念にもらっておきます。

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青森駅前のりんご屋さんで買ったりんごジュース。
よく市販されているのは白っぽく濁った感じながら、この透明感が気に入って買いもとめました。
りんごの中心部分「蜜」のところだけギュッと絞ったようで…スッゴク甘いです[るんるん]
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青森りんごぜりー、青森りんご飴。…青森りんごの名産地、弘前を旅してきたのですものね。
意外と高かった…ソフトりんご(ふじ)、見た目と香りはそのままに輪切りりんごをフリーズドライ[ぴかぴか(新しい)]サクサクッとした面白い食感。

はとや製菓和菓子 / 新青森駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


青森りんご紅玉と砂糖、水飴だけから出来ている「上ボシ武内製餡所」の「ほほ紅」。りんごの甘味と酸味を閉じ込めたお菓子は、そのまま食べても^^紅茶に入れてアップルティーにしても良いようでした。
写真はないものの、他に秋田駅で買った「稲庭うどん」。青森の市場で購入した、青森にんにく、シジミのパック入り・・・とあり。。

今回もあちこち歩いて、多彩な車両に乗車、よく遊んでまいりました。
・・・だけど、これで終わりじゃないわよ。もういっこだけオマケの記事を書きたい!
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大人の休日倶楽部旅・2016…⑬新潟から群馬へ「リゾートやまどり」で [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

最終日であるこの日に乗車した、残る二本のリゾート列車。
乗車時間が短いにも関わらず、予想を超えて楽しんでしまった「越乃shu*kura」と比べたら・・・お子さん連れの若いファミリーを別として、私には物足りない。娯楽的な要素の低い内容であった感を受けました。

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・・・長岡からは、上越新幹線にて越後湯沢へ。
越後湯沢までは25分あまりの乗車であったので、ドア近くに立ったまま。
ご一緒したのは越乃shu*kuraで盛り上がった、エコノミークラス仲間の名古屋オジサマでした。
鉄っちゃんであり、お酒好きな愛すべきキャラ・・・彼の居住地である愛知、JR東海ではこうしたお得企画が全くないそう。
JR東日本の「大人の休日倶楽部パス」を盛んに羨ましがって・・・「いいなぁ~」「モぅ、羨ましぃなぁ~~」を連発[あせあせ(飛び散る汗)]
私にはわからなかったものの、自分で撮った鉄道関係の写真まで色々見せてくれました。
しかしこれから東京へ向かう名古屋オジサマとは、ここでお別れです。
「お互い良い旅を!」「機会があったら、また会いましょうね♪」と。
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上越新幹線「E―4」系ともここでお別れ。

「越後湯沢」駅で有名なのは、越後のお酒ミュージアム「ぽんしゅ館」です。
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お昼ご飯を予定していた越後湯沢。だから時間はたっぷりあった。
日本酒をたっぷり呑むのも可能、…と言っても、もう呑まないけどね[バッド(下向き矢印)]

新潟の酒と米にこだわり、 新潟県内の全ての酒蔵の代表銘柄を利き酒できる「利き酒コーナー」をはじめとして・・・地元産の塩・醤油・味噌等の調味料の展示は半端ではない規模、見事な品揃えでした。
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また「雪ん洞」名物、爆弾おにぎりは魚沼産コシヒカリを使った贅沢なおにぎり。
贅沢なのは味だけではなく、その量も贅沢。大きさに驚くのは必然かと[るんるん]
一個でご飯二膳分=一合を、その場で握ってくれるのです。
県内の物産品や地酒を集めた「お土産処」。
越後の食卓を潤してきた・・・ご当地名物、特産品、土産物、野菜まで。。
「ぽんしゅ館」での当初の予定は変わって、結局食事らしきものは口にせず。。
・・・そこで余った時間は、駅構内。外へも出て越後湯沢の町をぶらぶら。周囲に雪景色はありませんでしたけど、細かな雪がチラついていました。

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13:56分発の「やまどりループ」にて、向かうは群馬県北部の水上町。
「やまどりループ」は、次に乗る「SLみなかみ」号へのツールとして考えていただけに期待はなし。
「RESORT YAMADORI」のロゴの横に、褐色地に黒色と褐色の横縞模様・・・山鳥の姿が描かれています。
JR東日本の旧型客車に使用されていた・・・懐かしさを感じるシックなボディカラーで、窓も広々。
「SLみなかみ」と接続して、水上~越後湯沢間の臨時列車。「やまどりもぐら」、「やまどりループ」として往復走行するリゾート列車なのです。
乗車の際は、乗車券のほか指定席券(520円)が必要。
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車両の先頭部はフリースペース、ここから前面展望が楽しめる・・・のは、これまでと同じ。
1列+2列のゆったりした座席は、快適でした。お腹が空いていなくて・・・「安田ドリンクヨーグルト」で喉を潤す。

列車名であるループ線に突入。清水トンネルを抜けると群馬県側の「土合駅」に到着。

川端康成の小説「雪国」の・・・「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」…と書かれた、冒頭の文章は、主人公が群馬県側から新潟へ向かうシーン。
「雪国」の厳しい冬、東京からの遠さを象徴する、あまりにも有名な一節である。

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下り線と違い土合駅は地上にありました。海抜665メートルとか。
下りホームは新清水トンネル内にあり、駅舎から階段を相当距離下りないと到達できない[たらーっ(汗)]その為、「日本一のモグラ駅」とも呼ばれている。
こうして書いていたら、どちらの「やまどり」もリゾートと付く割りに、ヲタク向けと改めて思ってしまうのだ[あせあせ(飛び散る汗)]

とうに終わっている紅葉、ところどころに積雪があったものの、冬景色とも言えない中途半端で寂しい光景が続く[バッド(下向き矢印)]
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湯桧曽ループは上の線路と下の線路を同時に見ることができる、希少な場所だそうです。
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土合駅から水上駅までは、急勾配が続く・・・高低差の大きな区間。そのループ線を走る一時が、この列車のハイライトなり!
しかし鉄っちゃんではない私達には、詳細は不明なまま[バッド(下向き矢印)]
車内イヴェントも一切ないなど…面白みに欠けると言わざるを得ない時間。新潟・群馬の両県をまたいで走るリゾート列車だけにCAさんによる車内販売があるとか、もう少し観光的な配慮が必要ではないでしょうか?

これまで水上温泉へは車ばかりだったから、これ程山奥と認識していなかったのだけれど。それが理解できたのは良かったように思う。
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そして終点の水上駅。
ホームでは「マツコ」サイズの「おいでちゃん」が、みなかみ町のPR活動をしています。
「豊富な温泉や谷川岳をはじめとする雄大な自然の宝庫、みなかみに、おいでやおいで~♪」ですって!

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大人の休日倶楽部旅・2016…⑫越乃shu*kura乗車 [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

さぁ、4日目の朝です。
最終日であるこの日は、リゾート列車に3本も乗車!

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上越市高田のホームで待つ私達の前で停車したのは、えちごトキめきリゾートの「雪月花」。真っ赤なボディと広々とした開口部が特徴、海と山の景色をご堪能出来る!と言う・・・。「雪月花」については、また後日詳しく紹介しますね。

真っ赤な車体は遠目にも鮮烈な印象[ぴかぴか(新しい)]ホームでは抜群の存在感を放っていただけに。・・・そのあと入線してきた列車を見て、夫「随分ボロッちい電車だな~」ですって[バッド(下向き矢印)]確かに。。
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この日一番のお楽しみ列車・・・「越乃shu*kura」号でした。

「越乃Shu*Kura」「ゆざわShu*Kura」「柳都Shu*Kura」と三種類の車両がある中・・・私達が乗車したのは、上越妙高~十日町間を往復する「越乃Shu*Kura」号。
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3両編成の内の3号車に乗車。全車指定席なので、乗車券のほかに指定席券も必要です。

地酒王国・新潟が誇る「日本酒」をコンセプトとした列車「越乃Shu*Kura」。
越乃=越後、Shu=酒、Kura=蔵、*=米・雪・花越後の酒蔵と豊かな自然をイメージしての命名だそうです。

厳選した新潟県内の地酒の利き酒、地元の食材にこだわったおつまみ、地元ミュージシャンによるジャズ等の生演奏、お酒にまつわるイベントが開催がされます[るんるん]

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乗車後は真っ先に売店とイベントスペース専用車である2号車へ。サービスカウンター「蔵守~Kuramori~」は、厳選した新潟県内の地酒の“利き酒コーナー”を設置。

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有料ながら、常時5種類の銘柄が楽しめます。向かい側のガラスケースには、越乃shu*kuraオリジナルグッズが。
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朝から酔っぱらいは困るので、とりあえずの3種。大分時間がたっているので忘れも多々あるのでございます[あせあせ(飛び散る汗)]
そしておつまみとしてオーダーしたのは、バカ旨の「トロハラス酒粕味噌漬け焼き」[グッド(上向き矢印)]
呑んだのはどれがどれやら、忘却の彼方ながら[あせあせ(飛び散る汗)]
日本海を眺めつつ・・・ウマーイと言葉にするまでもない[るんるん]

【10~11月の銘柄】は・・・
大吟醸 槽しぼり(お福酒造/長岡市)
純米吟醸山廃仕込 越後の蔵秘伝(君の井酒造/妙高市)
純米吟醸 霧の塔(津南醸造/津南町)
純米酒 柏露(柏露酒造/長岡市)
越の誉特別純米酒 彩(原酒造/柏崎市)・・・以上のラインナップ。
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ご覧のように・・・車窓から見る景色はイマイチ、でも大丈夫!

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法被姿で乗客たちにプレゼントを配布して下さった蔵元の方々。新潟美人であるのは当然ですね。

5分ほど途中下車できる、日本一海に近い駅「青海川駅」。曇天の下ながら・・・海風が気持ち良い。
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バンド演奏の音楽が響いた後は、お楽しみタイムのはじまりです[るんるん]
          
新潟に来たからには新潟のお酒を味わっていただきたい。そうした想いから車内で、乗客たちに地酒をふるまってくれるのでした。
そんな無料試飲が始まると、匂いにつられてか?酒好きさん達がわらわらと・・・集まって参りました。

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こうして午前中に関わらず美味いお酒が呑める列車なんて他にはないはず・・・日本酒好きでしたら、もうたまりません。
この日提供してくれたのは「松乃井酒造」さん。酒造りもウマいけど、トークもウマい!
滑らかトークで紹介上手、お客さん達をのせるのも上手でした。
「どうですか皆さん、お酒と音楽を楽しむ一時、最高でしょう!?」
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「最高で~す!」「お酒、美味し~~!!」「もっといっぱい注いで~~!」…と盛り上がる車内。買い求めたステンレス製のオリジナルぐい飲み[ぴかぴか(新しい)]で早速!呑んでいるお兄さんの姿もありました。
見渡すと、ニコニコ笑顔で上機嫌な酔っぱらいばかり・・・・、
初めて同士でも、なんだろう?この一体って!?
でもこれだけ楽しんで、盛り上がるって良いな、平和な証拠と…思ってしまった。

大人の休日倶楽部パスの話題も出て、利用して乗っていた客が半数以上いたかもしれません。
和やかなムードで盛り上がる店内、ならぬ車内はまさに居酒屋さんです。
「無料試飲は実に楽しい。でも、あちらはクラスが違うから・・・教えないでおこう!」って[わーい(嬉しい顔)]

そう、1号車はJRの「びゅう」の旅行商品として販売されているのだから・・・購入して乗っている1号車さんには「Shu*Kuraオリジナルメニュー(酒と食事)」がセットで付いているのです。
指定席券さえ求めず乗っている我らと比べたら、あちらはプチブルジョワジーの世界。
私も、そう思いました。
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1号車はボックスシートと日本海側を望むカウンターシート。テーブル上にはウェルカムドリンクから越乃shu*kura大吟醸、お弁当・・・などが並べられてます。

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上越新幹線乗車の為、途中の「長岡」で降りました。
「藍下黒(あいしたぐろ)」と呼ばれる深い青色をした3両編成のJR東日本新潟支社が走らせている観光列車は、キハ40・48形気動車だそう。

先程まであれほど賑わって、盛り上がっていたのが嘘のよう。人影もない、祭りの後状態の2号車でした。
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「ありがとう」。短い時間ながら・・・楽しい旅の一時を。

以下、乗車間にゲットした戦利品たち・・・もとい、頂きもの達です。
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上越・名立の干物(幻の深海魚)=日本海三大珍味のひとつ、幻魚。
優良なスプーン&フォークを製造する燕市など、金属工業で知られる新潟ならでは・・・体温でアイスクリームを溶かしながらすくえる「アルミアイスクリームスプーン」。
越乃shu*kuraラベルの純米吟醸酒も。
オカゲで君の井酒造(株)とのコラボ・・・車内限定の越乃shu*kura大吟醸酒(180ml1本1,000円)」は買わないですんじゃった!
その上、始発である「上越妙高」駅から乗車したら、オリジナルボールペンも貰えたようでした。夫曰く「得意げに皆が持っていた、あのボールペンも欲しかったんだ!」ですって。
ただし上越妙高駅近くに手頃な宿がない為、私は高田に宿をとった次第。
この後もご一緒した愛知から一人で乗車したオジサンは、駅から40分も歩いたとか。これに賭けてきたようですね。

オトクに楽しめる3号車だって大きめの窓、先頭部分にはフリースペースあり。。シートピッチの広いリクライニングシートが並ぶリゾート仕様。
「越乃Shu*Kura」は快速列車としての運行ですので、3号車は運賃に指定席券(520円)の追加で1人から乗車可能。
しかしその計36席も人気の高さゆえ、乗る機会はないかと思う事しばし。。でも楽しかった~~また乗ろうっと[グッド(上向き矢印)]

タグ:越乃shu*kura
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大人の休日倶楽部旅・2016冬の陣..⑪高田の夜は「海鮮ろばた 船栄」さん [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

夜出かけて行ったのは、ホテルと高田駅の中間、駅前通りビル二階にある「海鮮ろばた 船栄」さん。
人気のお店と聞いて、直前に予約してから出向きました。
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船栄は新潟県長岡市を拠点として新潟県、長野市に居酒屋、鮮魚、和食、かに料理・・・を営業展開する地元の飲食店チェーン。
近くには同じく、高田と直江津に店を構える、人気の「海の幸 味どころ 軍ちゃん」もあります。

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店のウリでもあるカウンターが中央に置かれた店内、目の前で調理の様子が見える、料理人との会話が楽しめるカウンター席は「特等席」だそう。確かに!
カウンターに配されているのは店一番の元気&明るさ、ムードメーカーとなる・・・カウンターマンと呼ばれるスタッフだと言います。
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アルコールメニューの数々です。
雪中梅、八海山、〆帳鶴…と言った新潟の地酒に、ワインみたいなネーミング、特別純米酒シャトー妙高まで、サスガのラインナップ!

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まずはエクストラコールドの生、お通しはバイ貝orエビと青菜ののお浸し?・・・のどちらかから選びます。メニューは、もずくから。

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【名物】磯盛りは、イカ・〆サバ生・マグロ・真鯛・南蛮エビ・松カレイと豪華!
「旬」を迎えた南蛮エビがプリプリでねっとり甘くて・・・そして他のものもどれも味が濃い、新鮮であるのを実感しました。
ポン酢等のタレで頂くだけじゃなく、新潟「笹川流れ」の塩が登場してくる辺り…サスガ新潟です。

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新潟に来たら、オーダーするのはお約束!【名物】栃尾のジャンボ油揚げ。そして冬の日本海ですもの、イカの一夜干し。

透き通った身はまさに獲れたて、その場でしか食べられない・・・お造り。「イカの脚とエンペラは天ぷらに出来ますので、その時+200円で野菜天が付きます。」だそう、「それは勿論お願いね」。
結構お腹にきてしまって、追加は瓶ビールで。
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他のグループが注文しているのを見て、「あれは、なに?」[目]・・・それで我がテーブルにも到着しました。【名物】釜あげ玉子焼ですって。
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微妙な写りですが・・・相当にボリューミィ!勿論おいしく食べました。一見したほどのインパクト!新鮮な驚きはないですが、安定の美味しさでした。

弘前の「わいわい」も相当うるさかったけど、こちらの店も賑やかさでは決して負けていない[あせあせ(飛び散る汗)]
言い換えるとするなら、活気が満ちているということだろうか。
とにかく皆の声が大きくて元気で、でも旅先だったからか嫌じゃなかった。
店内はカウンター席、テーブル席、座敷席など様々な使い分けが出来そうです。そうした理由から・・・地元の若い客たちが次々来店。
会計時は、ここでも10パーセント引きだったと思います。

海鮮炉端船栄 高田店居酒屋 / 高田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


今までも数えきれないくらい来ているものの、新潟はやっぱり良いところ[るんるん]高田の町も気に入りました。だからと言う訳でもないけれど。今年中にまた来てしまうもんね[揺れるハート]
高田城の桜には間に合わないかもしれないけれど・・・。

続きます。。
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大人の休日倶楽部旅・2016冬の陣..⑩アートホテル高田 [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

二月も経ってしまった…鮮度の落ちた内容ながら。。自己満足日記として完成をしたく・・・11月の鉄日記の続きを綴ってゆく事とします。

街の中央に「日本三大夜桜」のひとつと称される「高田城」。新潟県下越、日本海側に位置する古都・上越市(旧・高田市)。
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JR高田駅から、徒歩3分。
高田は道路沿いの家々 が庇を伸ばして冬の積雪時の道路を確保する、雪国の暮らしの知恵=本来は木造、「雁木通り」の町としても有名です。

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客室数192室と、高田市随一のホテルだそう。昨年10月、ホテル名が「ホテルラングウッド上越」から「アートホテル上越」へ変更となったばかりでした。

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大通りに面したこ堂々とした外観のホテル。エントランスロビーは小ぢんまりとしているものの、ヨーロピアンなムード漂う・・・クリスマスツリーの飾られた(まだ11月でしたので)ラウンジは素敵[ぴかぴか(新しい)]

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こうしたスペースも。一見無駄な空間が、贅沢な気持ちを与えてくれるのでは?と感じられました。
館内の生花たちも美しく、見ているだけで幸せな気分に包まれます。

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肝心の部屋は広いとは言い難い、至って平凡な造りながら清潔感もあり・・・可もなく、不可もなくって感じ。
ベッドはシモンズ社製。WiFi設備も整って使い勝手はなかなか。
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部屋からの眺めは・・・ビルが混合した街並みビューなので、良いわけもなく。しかし向かい側へオシャレなレストランが入っていたから思わず見入ってしました。
でも私が行ったのは何時ものようにフロントで尋ねた、近くにある居酒屋さんなのです。次回、紹介させて頂きますね。


翌朝へワープします・・・。
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朝食会場の「カフェ&レストラン アレーグロ」は、「高田ブラウニー」をはじめとするスイーツオーダーバイキングが人気の模様。

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ジュース類、ホットドリンクも並ぶ、ドリンクバー。

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新潟名物「たれかつ」=揚げたての薄めのトンカツを“甘辛醤油ダレ”にくぐらせて、ご飯にのせる。「栃尾名物あぶらあげ」と言った郷土料理はあったものの。

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こうして見たら、やっぱり私ってビュッフェに向いていないと思う。こんなんじゃ全然元がとれていない[あせあせ(飛び散る汗)]

高田名物するめの天婦羅「する天」、「かんずり」「ちまき」と・・・食べたかった地場産品を活かしたメニューがどれもなくて・・・。
お惣菜にも期待があった分、寂しかったかなぁ[バッド(下向き矢印)]
こちらのレストランには名物である絶品オムレツを焼く[ぴかぴか(新しい)]カリスマシェフがいて・・・、彼の焼くオムレツを食べるだけにでも泊まりたいと口コミまであったのだ。
そんな言い伝えがあるくらいなのに、いない。どこにもいないのだ。
「ホテルラングウッド上越」から「「アートホテル」に経営が変わってしまったせいで、スタッフ構成にも変化があったのかもしれません。
トリュフソースのかかったオムレツ界のプリンス!ってオーバーだけれど。それに憧れてこのホテルに決めたと言うのに[バッド(下向き矢印)]
この内容なら、駅前のもっとリーズナブルなビジホで十分であったような。。

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弘前で泊まったアートホテルの宿泊料金が破格であったから・・・全体が残念に感られたのは仕方のない感想であったかと思います。

アレーグロバイキング / 高田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0


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大人の休日倶楽部旅・2016冬の陣・・・⑨新潟まで [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

さて三日目の朝です。←まだ、三日目なの~~!ええ!?っとウンザリされているのは十分理解しておりまするが。。
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「津軽富士」岩木山に別れを告げて、在来線乗車で青森駅まで。
あぁ、それにしても・・・
なんて良い天気[晴れ]
新青森駅を通り過ぎて、なぜ青森駅?・・・と思われる方もいらっしゃるでしょう。

答えはこちら。
青森駅前に建つ「青森帆立小屋」でホタテ釣りをし、釣り上げたホタテは店内で浜焼き、またはお寿司にして食べてしまおうと思った訳なのさ[ダッシュ(走り出すさま)]
以前私が店でホタテを釣りに挑戦!制限時間3分間で4枚をゲット!覚えていらっしゃる?
そんなの知らない~~って、ま、いいですけど。
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津軽海峡、陸奥湾は、国内でも屈指のホタテの産地。
ミネラルたっぷりの海水で育てられたホタテは身もシッカリ!その上、甘くてプリプリ♪ ウマウマなのですから。
それなのに、なんとオープンは11時からですと?!そんなの聞いてないよ[バッド(下向き矢印)]
お店のHPにも10時から~~って、なっているではありませんか。http://aomori-den.jp/hotate_tsuru.htm


仕方なく駅前から歩いて、「アウガ」地下にある青森市民の台所「新鮮市場」をぶらぶら。。
ここの市場は大好き。青森ニンニクは勿論、こっちゃん用におリンゴジュースも買いたいな!

しかし結局は最初に声をかけられた、駅前ロータリーに面した「みちのくりんご」店でお買い上げ。発送の依頼もしました。
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そうする間に、店内へ次々と運び込まれるりんご達。ここでも木製りんご箱が使われているのを見て[カメラ]
木箱に並んだおりんごって、可愛くて良いよね。

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かつて青森・函館の架け橋として活躍していた、青函連絡船を係留保存する「メモリアルシップ八甲田丸」。
また新青森まで戻って、新幹線が停まるのは新青森駅なのです。これで青森県、津軽海峡とはお別れです。

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青森駅構内の「しかないせんべい」実演コーナーで、良い匂い!色んなお豆入りの試食のせんべいが香ばしくて美味しい!

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新青森11:26分発の東北新幹線「はやぶさ18号」で、いざ東京まで[ダッシュ(走り出すさま)]

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お弁当は、イクラ・蒸しウニ・カニ・つぶ貝ののった海鮮わっぱ。
発売以来50年にもわたり愛され続けている「イギリストースト」は、青森県民のソウルフードだそうです。これまたゲット。
青森県産小麦粉「ねばりごし」使用の「飴せんべい」、津軽飴を南部煎餅で挟んだ素朴な味わい、青森を代表する郷土菓子は大好き[るんるん] でも夏場は売っていないから注意してくださいね。

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青森から3時間あまり、東京駅に到着しました。ホームの上に、駅舎のドーム部分がチョコンと出ています。

ホームで待つ事、20分あまり。始発便は指定をとらなくても、並んだら大丈夫なんです。
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一際ピカピカ[ぴかぴか(新しい)]輝く、北陸新幹線「はくたか」は初乗車!
「東京駅」から、東日本管内最後である「上越妙高駅」まで参りましょう。

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渡っているのは「荒川」で良いと思うのだけれど。今回もつかの間の東京でした。

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高崎駅ホームから・・・夕焼けに映えるビル群が綺麗、思わず撮ってしまいました。

そして群馬から県境を越えて、長野県の軽井沢へ。
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11月の終わりに関わらず、降りてゆく観光客の姿は意外に多くあったように感じます。


長野県内を過ぎて・・・北陸新幹線の開業に合わせて、新潟県上越市に建設された新幹線駅舎。
その「上越妙高駅」からは「えちごトキめき鉄道」の妙高はねうまラインによって、泊まる宿のある高田まで予定していたのです。
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北陸新幹線の金沢延伸開業に伴い、えちごトキめき鉄道へ移管された本線。

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妙高から高田までは、特急だからわずか4分間だけの乗車。今回乗った車両も、初めてかもしれない。

「高田駅」には夕刻5時半到着。
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かつて高田藩の城下町として栄えた・・・上越市高田地区(旧高田市)の中心駅であり、「城下町」をテーマにデザインされた駅舎ながら…人影もなく、淋しいムードが漂っていました。

後半は年明けの東京旅のあとで、また続けますね。
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大人の休日倶楽部旅・2016冬の陣・・・⑧弘前「虹のマート」 [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

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夜の弘前駅です。
ゴメンナサーイ、弘前編が・・・まだ続いているのでした[あせあせ(飛び散る汗)]

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イトーヨーカ堂に隣接した、弘前駅の近く。弘前バスセンター向かいにある食品市場。正式名は「弘前食料品市場」ながら、この外観から通称「虹のマート」と呼ばれているのです。

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昭和のムード漂う、この構内。地元の方達に親しまれ常に賑わっている・・・と聞いたから、来てみたかったんだ。

明治27年、青森弘前間が開通となった奥羽本線ですが・・・弘前駅は中心地から遙かに離れた位置にあり、昭和30年代に入ってもまだ田んぼの残る農地だったそうです。
そこで弘前で問屋業等を営んでいた経営者達は、この地に食品市場を作ろうと考えました。それが「虹のマート」のはじまりなのです。

駅前地区における中心的な集客施設となった虹のマート、様々なお惣菜店、乾物店、魚屋さんが並んでいて、見ているだけでも楽しい[るんるん] 旅に出たら、その土地ならではの地元のスーパー、市場巡りは大好きです。

鮮魚、青果、珍味、惣菜、精肉などの店舗が入店。個人商店が中心だから店舗によって特徴があり、お店の人とのやりとりも楽しみのひとつ[るんるん]
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虹のマートで最も目立つお店、それは「ハマダ海産」さん。
しかし時刻が遅かった為か、目ぼしいものはすでに売り切れ状態なり[バッド(下向き矢印)]
・・・と言っても、イガメンチ=イカメンチだけは買いたい!
「イガ」は、津軽弁で「イカ」のこと。イカのゲソを無駄なく使う知恵から生まれた・・・母の味。

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幸いまだ数個だけ残っていてくれました。
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新鮮そうなお魚やイカ。 お刺身など… 地元向け市場なので、値段もそんなに高くない。

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閉店間際であったから・・・迷っている間に次々売れていってしまっう焼き魚達[あせあせ(飛び散る汗)]
「これ、食べたい!」と思うものが特になく、時間が限られていたのも残念でした。

その後は、イトーヨーカドーの方へ。
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青森の地酒コーナー。

そして南部せんべいがズラッと並ぶ、青森&岩手県全域が主な生産・消費地である南部せんべいだけに、こちらの名物コーナーも驚きの品揃えでした。
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この日は虹のマートで購入したお惣菜で、部屋呑み[ビール]冷凍庫に入れ過ぎて、アイスビールなのだ[バッド(下向き矢印)]
マッタリ過ごした夜でした。
ボール状の大きなイガメンチ、ゴツゴツしたダイナミックな見た目ながら・・・。 表面カリカリ、中にはキャベツが沢山入っていて意外にヘルシー!
弾力のあるかまぼこって感じかな?居酒屋、ホテルの朝食、そしてハマダ海産の・・・。揚げたてだったらもっと美味しかったでしょうね。
ホタテ・白身魚・本マグロの王道お刺身は勿論!

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高菜を巻いたおにぎりでお終い。甘いものも食べたら良かったような。。・・・って、実は買ってあったのだけれど、もう入らない、満腹なのです!

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大人の休日倶楽部旅・2016.冬の陣・・・⑦津軽の宿 弘前屋 [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

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レンタカーを返却したら、この日の宿も弘前駅近く。
…と言うかレンタカー店の向かい側。
旅館でもホテルでもない、B&Bスタイルで人気の宿泊施設「津軽の宿 弘前屋」さんです。
トップは長い雪国の生活で育まれた女性の手仕事「こぎん刺し」、置かれていた鳩の玩具にも・・・意味があったかもしれません。

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街の真ん中なので眺望は望めませんが、館内、お部屋、お風呂が充実していて満足できました。

[ぴかぴか(新しい)]2009年8月新築オープン!施主設計施工者、渾身の作「津軽の宿弘前屋」。
・・・・津軽の地で気配りに満ち々たお客様に愛される唯一、無二の宿を目指しました・・・[ぴかぴか(新しい)]

靴を脱いで上がる玄関、履物をしまったらフロントへ。
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驚いたのは、館内の隅から隅までとにかく清潔で・・・チリひとつ落ちてはいない…。
チェックインの手続き、お風呂の時間を決めてから・・・鍵を受け取りお部屋へ向かいます。裸足で歩いても、床の感触が心地良い[グッド(上向き矢印)]

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立派なストーブ、二階建てなのにエレベーターの設置、そのエレベーター横には自販機もありました。
洋室が10部屋、和室は5室ありますが・・・平日であった為、稼働していたのは6~7室であった模様。
ただし喫煙者は気を付けて。艦内は全て禁煙、外に喫煙スペースがあるので夫も毎回そちらへ。

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予約したダブルルームはごく普通、ビジホの部屋と同じです。
当然広くはありませんが、メイクスペースにはドライヤー。空の冷蔵庫にお茶セット、グラス、冷水ポット・・・と必要なものは全て揃っていて快適に過ごせました。

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ベッドの上には館内着の用意が、襟周りのパイピングが色違い。男女別の作務衣は着心地良く、動きやすくて・・・私は浴衣よりもずっと好きです。
タオル、バスタオル、アメニティはユニットのバス&トイレ内にあったかと。

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お風呂は部屋以外に大きな家族風呂があり、勿論無料です。温泉ではないものの…「ねぷた」のある、青森ヒバ造りの浴室&浴槽。
曇っているのは私の目のせい!?
・・・ではなくて、屋外との温度差ゆえ。少し熱めのお湯が気持ち良い[グッド(上向き矢印)]のんびりユッタリと身体を温めました。ただし23時までしか利用できません。
一日中歩き続けて足にきた私。翌朝も入れたら…と思い、夫が尋ねましたら、早朝も6時からならOKと。
お蔭でこのお風呂に、二度浸かってしまいました。

一夜明けて、朝ごはんは・・・
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温泉卵、長モヤシの和え物、野菜サラダ、黒いのは甘酸っぱい梅のなんとか・・・、焼き鮭、タラコに、ふ海苔と油揚げのお味噌汁、ご飯。
津軽の香りがする朝食は・・・総じて質素ながら、地元食材を使った良さと手作り感がありました。素朴な朝ご飯のデザートは当然、青森りんご[るんるん]

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シンプルなインテリアながら、館内のところどころにあしらわれた津軽塗のトレーやスイッチカバー、お箸も。
弘前出身であるポップアート作家「奈良 美智」の絵、雑誌・新聞等、ガイドブックも置かれた・・・明るいラウンジはあちこち見ているだけで美味しい。
こうして素敵な空間があるのに、何時通っても誰も座っていなかったのは勿体なく感じられました。
有料でもいいから、この場所でコーヒーやお菓子が頂けたら良いな・・・って思っていたら、朝はコーヒーサービスがあった模様。そう言うのは教えてくれないとね[バッド(下向き矢印)]

結果的に…ここに決めて良かった。
必要な事にはチャンと答えてくれる的確な接客・・・かと言って、出しゃばるでもなく。適度な距離感をもつ女将の態度。
ふたりして好感をもち、また泊まりたいと思わせてくれる宿となりました。

確かにお部屋は普通、朝食も大した内容ではありませんが、そうしたマイナス面を補ってあまりある安らぎを感じました。
弘前に宿泊するときは、またこちらの宿にお世話になろうと思いました。廊下、階段、壁・・・掃除が行き届いた館内、使い込まれた後も・・・きっと優しい雰囲気が漂うであろう・・・と想像されます。
ちょうど「大人の休日倶楽部パス」期間中であったからか・・・他の宿泊客も8割がたそうだったみたい。
〇天、〇じゃらんともに宿泊プランがなくて、こちらだけ宿のHPから直接予約をしました。

津軽の宿 弘前屋旅館 / 弘前駅中央弘前駅弘前東高前駅

昼総合点★★★★ 4.0


まだまだ続きますよ。
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大人の休日倶楽部旅・2016.冬の陣・・・⑥弘前市内から十三湖へ [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

津軽の秀峰「岩木山」です。
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さて午後は、せっかく借りたレンタカー。
津軽半島ドライブへ・・・訪問する季節がもう少し早かったら、龍飛崎まで行けたと思うものの…。
三厩で入った「秀鮨」さんの本マグロ三昧!美味しかったなぁ[るんるん]
しかし見知らぬ土地、雪道で事故でも起こしたら大変!ですから・・・五所川原までのドライブ。

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五所川原観光での定番、金木町にある「太宰治記念館 斜陽館」はすでに訪問済みであったので、その先の十三湖まで走る事にします。

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先に記した通り、弘前はりんごの町。
以前鰺ヶ沢まで行った時もそうだったように、道の両側はりんご畑がひたすら続くのであった。
そして所々で目にした・・・この光景。
これ、何だかわかりますよね?

そう、一定の年齢以上の方ならピンとくる!りんごを入れて運ぶりんご箱。
戦後の食べ物のない時代にも・・・歌に歌われたくらい、身近な果物であったりんご。
りんごの歴史が始まって以来、出荷&運搬には一貫して木箱が使われ続けてきました。
ダンボールやプラスチックが流通し多くが様変わりする中、なぜ木箱は作り続けられているのだろう!?
その答えは・・・
松の木箱は香りが良い。松の成分によって、りんごの実の赤みが増すと言うのだ。また白い木箱に赤いりんごの色彩が美しいから・・・といった理由もあるみたいだ[ぴかぴか(新しい)]
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道路脇のフェンスにだって、並ぶのは・・赤いおりんごちゃん♪

古くから津軽の象徴として崇められてきた、青森県内最高峰の山、「岩木山」。
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まっ白な雪の世界、道路には当然、雪避けの壁に、積雪を記すポール。
特別な信号機←セラミック製らしき薄型のものが設置されていました。・・・降雪地域ならではの雪対策ですね。

1時間半ほど車を走らせて…津軽半島北西部に位置する十三湖にようやく到着。
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十三湖は南北7km、東西5km、周囲31.4kmと青森県で3番目に大きな湖。
白神山地から注ぐ岩木川をはじめとした、十三の河川が流れ込むので十三湖と言われています。また海水と淡水が混合した汽水湖で、ヤマトシジミの生息する自然豊かな湖です。

十三湖畔にかかる大橋のたもとに、「しじみラーメン」を作った元祖ドライブイン「和歌山」があります。開発に伴い、ラーメンレシピを近隣の食堂にも惜しみなく伝授。・・・十三湖のシジミが全国的に知られるきっかけとなったと言われています。

ロード脇に佇む、まさにドライブイン風の造り。
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雪道を遥々十三湖まで走る観光客はいないのか、はたまた時間が時間だけに?駐車場はガラガラ・・・。
暖簾をくぐって、いざ、入店。
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広い店内、テーブル席は十卓もなかったかと思うけど、奥がお座敷になっています。
食べているのは常連さんらしき、ジモティのお爺ちゃんばかり。。
少し気おくれしつつ、…と言ってもそうは食べられないから、「シジミラーメン」「シジミ汁」のオーダーをしました。
待っている間は店内をキョロキョロ。
お風呂の案内が見えたから、入浴施設を併設しているのか尋ねましたら、「お泊りのお客さん用なんですよ」と。店は民宿も兼ねているのでした。

旅番組をはじめとして、料理人・熊谷喜八さん等の著名人。こちらには、あのさかな君のサインも。
・・・その割りに、店のおばちゃんは皆親切。
それぞれわけて食べられるよう、小鉢を用意してくれるなど、フレンドリーな接客が温かでした。

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塩ベースのスープの中に、十三湖特産品大和シジミのエキスがたっぷり入ったラーメン。細麺にトッピングは茹で卵、わかめ、メンマ、シジミ貝は当然!
プリプリの大和シジミの旨みたっぷりスープが温まる[グッド(上向き矢印)]

お味噌汁をイメージしていた、シジミ汁。シジミのエキスが効いて白濁した、うっすら塩味のスープながら、これまたコクが強く感じられまする。。

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奥に停泊している船、シジミ漁らしき採取網と…店の裏に作業場らしき建物あり。


満潮時には海水が流入、干潮時には「岩木川」から栄養のある淡水が入り込むため、シジミにとっては「最高」の環境だそうです。
・・・その美味しさ、貝の美しさから全国有数の産地に!ちなみに十三湖は、生誕100周年を迎えた 太宰治の生まれ育った五所川原市金木町の近隣に位置。
十三湖のシジミは、小説「津軽」の中にも登場するそう。。


関連ランキング:定食・食堂 | 五所川原市その他



青森産のシジミパック、帰ってきてからお汁にしましたら、良い出汁が出て美味しい。
数年前の宍道湖産のシジミパックは全く旨みがなくてガッカリしたものだけど、やはり青森!シジミも本物ね[るんるん]

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夕方近くになって、ようやくの青空!
暗くならない内に、弘前市内へ帰らなくちゃ[ダッシュ(走り出すさま)]
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時間がなくて省略してしまったものの、五所川原の「立佞武多の館」へは入ってみたかったな。
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スイマセン、年明け後もまだまだ続きます[あせあせ(飛び散る汗)]

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大人の休日倶楽部旅・2016冬の陣・・・⑤弘前洋館巡り [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

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弘前は城下町でありながら、洋館が点在するハイカラな街です。
弘前城、弘前から北に位置する五所川原、金木町はすでに訪問済みであったから・・・。二日目はレンタカーを借りて、市内の洋館巡りをする事に。

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真新しさの漂う、近代的なJR弘前駅。
朝の内は・・・前夜からの雪が残る光景。泊まったホテル、レンタカー会社共に駅の近くで正解でした。

しかし何時の間にか雪はほとんど消えていき、道路脇に残雪少々・・・。

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弘前市には、明治時代に建てられたモダンな洋風建築が数多く残されています。街に点在する観光スポットを周ろうと決めた一日・・・しかしほぼ徒歩圏内に集まっていたから、ここで車は必要なかったかもしれない。
弘前城天守のある弘前公園近く、弘前市立観光館に車を置いて歩きました。

トップはルネッサンス様式を基調とした木造3階建ての「旧弘前市立図書館」です。
日露戦争戦勝記念として、市の文化発展のため明治39年に建てられ、昭和6年までは現役であったと言う。
石積みの基礎、左右に八角形のドーム型の塔。
カラフルな色調が可愛らしさを感じさせつつも、洋風技法水準の高さが際立つ建物だそうです。

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青森県初の私学校である、「旧東奥義塾外人教師館」・・・。
藩校であった稽古館を母体に明治5年創立された私学「東奥義塾」、そこに招いた外人教師専用の住居として明治33年に建築されたもの。

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館内二階には、当時をイメージした家具や調度品など。明治期の外国人の生活が再現されています。
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再現されたものであるものの・・・子供部屋などまさに映画の中の世界。当時の暮らしぶりを垣間見られて良かったです。
また一階には喫茶室が設置されていて、くつろげるスペースとなっていました。

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「青森銀行記念館」は、旧第五十九銀行の本店として、明治37年に建てられました。
明治12年に設立された・・・県下では最初、全国で59番目の国立銀行です。

洋風建造物の第一人者、太宰治の生家「斜陽館」も手がけた堀江佐吉の設計施工によるもの。
ルネッサンス調の洋風建築ながら、木造2階建て。
防火のために日本の土蔵造りを取り入れるなど、和洋折衷の優れた建物とされる。頂上には展望台を兼ねた装飾塔を配し、随所にモダンな面影を残す・・・堀江佐吉の快心作のひとつだそう。。

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「日本キリスト教団弘前教会」はパリのノートルダム大聖堂をモデルにして、堀江佐吉の四男・斉藤伊三郎が建設に携わりました。
明治後期に建設されたものでは珍しい木造のフランスゴシックスタイル。両側の双塔や側面に連なるバットレスが特徴と言う・・・でも何故か十字架が見当たらない。
優美な佇まいをした・・・東北最古のプロテスタント教会でした。

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「弘前カトリック教会」。
現在の聖堂は明治43年、オージェ神父が設計、堀江佐吉の弟・横山常吉によって建てられました。
聖堂は尖頭のあるロマネスク様式のモルタル、祭壇はオランダのアムステルダムにある聖トマス教会から特別に譲り受けたもので、ゴシック様式となっています。
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内部壁面のステンドグラスは、カナダのカーロン神父から贈られた。岩木山・りんご・津軽三味線など…まるごと弘前が描かれていて・・・美しい[ぴかぴか(新しい)]当時の人々は、どのような思いで眺めたのでしょうね。

弘前城は曳家工事の最中なので、パス。
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また弘前と言えばリンゴです。リンゴと言えば・・・アップルパイなのですが、各店舗によって色々種類もあり、どれも食べたくなってしまうのだけれど。
朝食を食べてからまだ2時間ほどしか経っていないから、欲しいのは目だけ。到底食べることは出来ません[バッド(下向き矢印)]

「日本一」と称される弘前の桜、弘前の夏の夜空を彩る「ねぷた」。洋風文化の取り入れに積極的な土地柄の表れとも言える・・・フランス料理に、アップルパイ。
この土地に息づいた伝統と文化、、暮らしが・・・身近に感じられた街歩きでした。

年明け後も、まだ続きます。。
独りよがりな、自己記録的なブログに関わらず…今年一年間のご訪問、本当にありがとうございました。
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大人の休日倶楽部旅・2016冬の陣・・・④津軽まるごとの「居酒屋 わいわい」 [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

中断したままであった、大人の休日旅の再開です。

弘前の夜、一晩目。出かけたのはホテルのすぐ裏手にある「居酒屋わいわい」さん。
口コミの評判の高さより訪問しました。今回もキーワードは、「安・近・短」[わーい(嬉しい顔)]
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店の外観がチェーン店の居酒屋のようで、少し不安があったのですが、良い意味で裏切られました。

思っていた以上の人気店、店内のテーブルはすでにほぼ満席です
私達が通されたカウンターも、時間がまだ早かった為座れたみたい。
それだけに賑やかそのもの!どのグループもスゴ~ク盛り上がっていました!夜の弘前人、パワーあるわぁ[ダッシュ(走り出すさま)]
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本日のおすすめの看板メニューがボードに表示されています。
その日獲れたものが並ぶようで、メニュー内容も当然変るのでしょう。
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まずは「ヱビスの生」で、お通しはイカの和えたものだったかな?
彩りも綺麗なわいわいサラダ、ジュレみたいなドレッシングが上品、美味しいサラダでした。

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郷土料理セットがお得と聞いていたので・・・左上から・・・いがメンチ(イカを細かくミンチ状にしたもの)・身欠きにしんの味噌味・貝焼き味噌・さもだし南蛮漬け・けの汁・地魚はソイの刺身・長もやし炒め(大鰐産だと思う)。
北国の風土で生まれ、津軽の家々に受け継がれてきた・・・郷土料理たち。
貝焼き以外知らないものばかりながら、親切に教えてもらえました[るんるん]

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青森ですから、帆立同様に外せないものは・・・イカです。鰺ヶ沢生イカ焼き、地酒は生貯蔵「じょっぱり」いきます。 
※じょっぱりとは. 津軽弁で「頑固者」。
量も多くて、美味しいイカ焼き。しかし実際過去に食した・・・鰺ヶ沢の海沿いに建ち並ぶイカ小屋!…あの味、肉厚で柔らかな食感まではとても及ばず[あせあせ(飛び散る汗)]
意外なヒットとなったものが、青森県産りんごにチーズをまぶして焼くチーズりんご。
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調理しているところに気づいた夫、「写真を撮らせて」って。私はチビなので見えませんでしたけど・・・。
チーズりんご焼きは家でもやってみたいと思いつつ、まだ作るまでは至りません。

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とってもリーズナブルな価格、お味噌汁付きのおにぎりで〆。

メニューも張っておきますね。
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旅行者だけでなく、地元の人達。また出張で来ているひとり向けの郷土料理も揃えるなど…魚を安く、おもいっきり食べたい!という時に最適のお店。
新鮮な魚介、プラス旬のもの郷土料理がいただける。料金も安く、その上食べログクーポン提示で10パーセントオフ!って素晴らしい[るんるん]
お会計もスピーディで、最後まで対応も良かった[グッド(上向き矢印)]
次回また弘前を訪問する時は、こちらへも是非!泊まったホテルと共に再訪したく思いました。お勧めです。

自己記録として残したいものですから、旅日記はこのまま年明け後も続く予定です。
どうかお付き合い下さいませヽ(´ε`●)ゞゴメ—–ン!
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大人の休日倶楽部旅・2016冬の陣・・・③弘前駅前「アートホテル弘前シティ」 [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

玄関先からクリスマスヴァージョンのホテル[ぴかぴか(新しい)]
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駅から歩くこと1~2分、クールな配色のクリスマスツリーが出迎えてくれました。
万が一の降雪を考えて・・・予約したのは、弘前駅前に建つホテル。
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居酒屋へ出かけてきた後…後ろ側から撮っています。

「アートホテル弘前」は「ナクアシティ 弘前」からホテル名が変わったばかり。。
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ショッピングモールも隣接している大規模ホテルながら、フロント周辺は意外に小ぢんまりとしている感じがします。

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一階フロントロビー横にラウンジがあり、同じ階にティーラウンジ。また中には結婚式場まであるそう。
アートを名乗るだけに館内のあちこちには、ブナの木を使った木工品「ブナコ」の置物、精巧に細工された木製板が飾られていました。

アートホテル弘前3.jpg
とにかく出費を抑えたいと選んだダブルルームは、…見ての通り、必要最小限のコンパクトな造り。
決して広いとは言えませんが、私的には問題なし。
窓に向けてデスクを配してあるから、明るさがあり・・・スッキリとした空間に、ナチュラルな風合いのイスとテーブルがつめて置かれていました。
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今は標準装備?・・・であるシモンズベッド、白いパジャマの寝心地も良かった。
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翌朝の部屋からの眺め。まだ11月なのに、白い雪景色・・・へと変わっています[あせあせ(飛び散る汗)]

このホテルで最も印象に残ったのは食事!
@2019円なりの朝食ブッフェは、質、量ともに素晴らしいの一言[グッド(上向き矢印)]

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割りとあちこちのホテルに泊まる機会があるものの、そんな私でも気分の上がった…朝ご飯でした。
ダイニング「シェフズレシピ」は都心のホテルと比べても遜色ない・・・クオリティの高さ、神経のいきとどいたハイセンスな提供方法は感動に値する感じ[るんるん]

アートホテル弘前シティ6.jpg
明るさと、ゆったりとした広さに配されたテーブル&椅子。
手前側に並ぶのは、ランチ、ディナー用の個室でしょうか。

料理コーナーで・・・
チーズ、ハム、オリーブといったコールドセッション、彩り豊かなサラダバーでは生野菜の種類の豊富さは勿論、トッピング用のミューズリー、かけるオイルの種類も沢山。
一転して地味な見た目の、郷土料理が並ぶ一角。
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十和田ガーリック豚極上ハム、弘前・清水森ナンバ、津軽の郷土料理・貝焼き味噌、同じくいがめんち。生姜みそおでん、つがる漬け、いか寿司、帆立ご飯、りんごカレー・・・とありました。
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あおい森の牛乳、ヨーグルト、100㌫りんごジュースは勿論!
旬の食材に拘った、郷土料理中心のメニューはこのまま夕ご飯でも良いくらいの充実ぶり^^
どれも美味しくて、素晴らしかったです[るんるん]
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シェフズレシピバイキング / 弘前駅弘前東高前駅中央弘前駅

夜総合点-

昼総合点★★★★ 4.0

金額のことばかり言うと笑われてしまうのだけれど、ポイント利用にしてもこの朝食(2019円)込みで支払いは@3212円なり・・・とにかく激安!振り返っても、素晴らしくコスパの良いホテルだと言えます。 駅の近くなので移動にも便利、と言っても翌日泊まるのも弘前駅の近くなのでした。

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大人の休日倶楽部旅・201.冬の陣・・・②リゾートしらかみ5号で弘前へ [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

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10年前病気でダウンするその前から…乗車する機会のあった、秋田~青森間を走るリゾート列車。
青森県川部駅と秋田県東能代駅を結ぶ五能線を走るリゾート列車「リゾートしらかみ」。
青池・橅・くまげらの・・・異なるラッピング車両の三兄弟。その内・・・↑・・・のくまげらだけ未乗車であったため。。

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秋田駅からは2005年4月リゾートしらかみで・・・夕日と日本海一望の、ひょうたん型の露天風呂で知られる「黄金崎不老ふ死温泉」へも、「ふたりの北東北・函館フリーきっぷ」(←もうとっくの昔に廃止されなくなってしまっている企画)で訪問していたのです。http://plaza.rakuten.co.jp/simarisu2/diary/200701270000/

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五能線は乗ってみたいローカル線として旅行者、または「鉄」ファンを魅了する・・・全長147.2kmを走行し、海と山、津軽平野絶景を堪能!
その為、写真愛好家たちにも人気のある路線のひとつと言われる。

秋田駅のホームから撮ったのは、ご存知!「なまはげ」が描かれた奥羽本線でいいのかな?ローカル線。
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初めての「くまげら車両」ながら、車内はこれまで乗った「青池」「橅」。それ以外の下北、津軽を走る「リゾートあすなろ」とも全く同じ。

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1・4号車に設置の展望室、イベントスペースも同様でした。
初めての時こそ、物珍しさを覚えたものの[バッド(下向き矢印)]

14時17分、秋田駅を出発したリゾートしらかみ5号」。
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雪化粧した遠くの山々、沿線に続く田畑にも雪が。

…と思いつつ眺めていたら・・見て、青空です。「晴れ女」パワーで勝ちました!
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・・・なーんて、北国の景色は次々・・・変わっていくもの。
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またも周囲は純白の世界、モノクロムードへ[バッド(下向き矢印)]

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バスケットボールの町らしく、能代駅ホームにはバスケットゴールがある。「リゾートしらかみ(1号、3号のみ)」の乗客は停車中にフリースローに挑戦可能[ダッシュ(走り出すさま)]

2006年3月に世界遺産に登録された白神山地をはじめ、「日本の夕陽百選」に認定されている「千畳敷」や日本海に面した不老ふ死温泉、青インクを流し込んだような美しさの「青池」など・・・見どころ満載。
津軽三味線の生演奏、この地に伝わる昔話を地元の言葉で語る「「語りべ」実演・・・と。雄大な岩木山を望みながら聞く津軽弁、かつては旅の思い出となったものながら、今回で4度目ですから[あせあせ(飛び散る汗)]

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以下、どれも同じような画像が続きますけれど。

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それでもリゾートしらかみに乗車して、日本海に沈む夕日を眺める。・・・は一応達成。

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秋田を出てから約4時間!
のんびり旅とは言え、あまりの長さにすっかり退屈してしまった私達。すでにガラガラ状態となった車内の・・・伸ばすとフラットになるボックス席。まるでカラオケルームのソファみたいなムードの中で・・・で昼寝。ならぬ夕寝[眠い(睡眠)]

2016年7月「新型リゾートしらかみ「ブナ』編成」がデビュー。ブナの木立ちをグラデーションの外観、従来のシートに加えて「五能線のもの」を扱うカウンターを設けるなど。飽きさせない工夫が凝らされている模様。
それにしても、リゾートしらかみはもういいかな[バッド(下向き矢印)]

宿のある弘前駅に降り立った時刻は6時半過ぎ、外は真っ暗でした。
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大人の休日倶楽部旅・2016冬の陣・・・①まずは秋田まで [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

入会時は一生懸命に利用していたと言うのに・・・ここ1~2年に限って熱が冷め気味であった「大人の休日倶楽部旅」。
JR東日本全線が4日間乗り放題で@15000円なり!2016年度の第一回はすでに申込み済みであった北海道旅行と重なってしまい・・・パス!
年に一度くらいは使わないと、金額的には大したものではないけれど年会費の無駄。そう思いたち先月24日から久々に北国を旅してまいりました。

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…と言う事で北東北、新潟~群馬、栃木まで4日間、ニワカ鉄となってきた私。
しかし自宅を出る時点ですでに雪、雪・・・・なんということでしょう!?関東に54年振りと言う・・・11月の雪。
新幹線ホームから眺めた光景・・・バス待ちの長い傘の列は、THE雪国って感じがします。

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でもそんなの気にしていられない[ダッシュ(走り出すさま)]
我が家から秋田新幹線、東北新幹線の「はやぶさ」乗車は、仙台まで行ってから乗り換えないとなりません。
初めの「やまびこ」乗車、約一時間で仙台到着。栃木県内、特に県北は真っ白に雪化粧していたものが、その先の福島、宮城と北上をしたら・・・雪のない景色なのです[あせあせ(飛び散る汗)]

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間もなく、仙台の街です。

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仙台駅前からのケヤキ並木もご覧の通りでした。12月に入った今は、華やかなイルミネーション包まれて辺り一面光り輝いているでしょう[ぴかぴか(新しい)]

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珍しくもなかったのだけれど・・・赤い「こまち号」、緑色した「はやぶさ」車両が一体となったところを[カメラ]

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そして、やってきました。我が「こまち7号」。
新型車両「E6系」が「スーパーこまち」の名称で、2013年3月のダイヤ改正により登場した・・・。
二か月前に開催された試乗会の場に、偶々立ち会っていたのを思い出した私。
その時の様子は→http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2013-02-06
あの頃はまだ、白い旧車両だったのですね。

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赤いボディの「スーパーこまち」は稲穂の柄があしらわれた通路、シートはご覧のごとく、稲穂カラーの黄色なのです。
ここで開くのは当然、新幹線車内サービス誌「トランヴェール」。11月号の特集は、真田信之でした。
豊臣側についた二人、策士であった父・真田昌幸でなく、大坂の陣の活躍で一躍有名になった豊臣側の大将・信繁=幸村でもない。
その陰に隠れて目立たない存在であった長男・信之にスポットをあてた内容は、いかにも大人向け。

これは、盛岡の岩手山を撮ったものだと思う。
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盛岡からわかれて内陸をゆっくりと進むこまち号、新幹線とは思えないノンビリとした速度で12時半にようやく到着しました。
その間、山間を進んだら雪景色が、またはそうでもなかったりして・・・だってまだ11月だったのですから。。
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この後はずっと海沿いを旅するのだから、お昼はお肉と決めてありました。
秋田駅からのびるアーケード街からもほど近い、ビル二階に「牛玄亭」さんはあります。
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焼き肉の名店らしく、お馴染み食べログでも高評価!行く前から楽しみでしたが・・・ランチサービスメニュー「限定・和牛の切り落とし定食1100円」は当然ながら売り切れ。
便利な場所にあるせいか・・・少々値は張るものの、美味しいランチが食べられる人気店って感じかな。
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メニューとしては二番目の焼肉定食をチョイス。

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牛ばら肉(〇〇ビ・・・なんて言葉は絶対に使いたくない。それに焼肉って元々日本の食文化であるのだから)・ロース・笑子豚(横手市産、秋田の地場にこだわったブランド豚)。そこにレタス・水菜・モロッコインゲン・ミニトマトのミニサラダ、ご飯に豚汁。ゲッ[バッド(下向き矢印)]●●チも付きます。
豚汁に水煮の蕗が入っていたところに目新しさを感じました。
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バラでもお肉はとにかく美味しい。サッと焼いて口に入れると、とろけてなくなります[グッド(上向き矢印)]
〆のコーヒーを飲んでお終い。この内容で1680円税別)はまぁまぁかと。正直、お肉はもっと食べたかった、この倍はいけた気がします。

秋田牛玄亭焼肉 / 秋田駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


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雪の多い秋田仕様なのか?高さのある巨大アーケード、最初観た時にはビックリ!誰でも驚かれると思いますよ[目]

※JR東日本やJR北海道のフリーエリアで広く、自由に乗り降りできる・・・「大人の休日倶楽部パス」。ご存じない方に更に説明いたしますと・・・
大人の休日倶楽部は、JR東日本が提供する会員組織。
満50歳以上を対象にして「休日倶楽部カード」への入会が必須であるものの、JR東日本内の新幹線および特急列車を含む列車の普通車自由席が連続する数日間、何度でも利用可能である。指定は6回までながら、会員のみに提供されているオトクなフリーパス(@15000円~)が年3回利用可能である・・・ところが最大のポイント!!
JR駅構内に張られた吉永小百合さんのポスターでお馴染み、またテレビCMでも一度は目にしたことがおありかと。

さぁ、雪国の旅はこれからが本番!
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