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2009年・12月福島・エクシブ那須白河 ブログトップ

那須白河から・・・またも、遠刈田温泉へ [2009年・12月福島・エクシブ那須白河]

翌日、私達は更に北上して宮城へと向かってしまいました[ダッシュ(走り出すさま)]
向かった先は、前回7月に訪れてとても気に入ってしまった遠刈田の街です。
冬のこの時期は、観光と言っても景色はご存知のように何もない時期。
特に行きたいと思うところもなかったから「こんな時には、温泉ね[揺れるハート]」って、何よりも日帰りでも良いから温泉に入りたい。
宿泊したホテルの大浴場は温泉と言う事でしたが、私だけ入浴出来なかった理由もありましたからね。
私は、いわき湯本温泉かどこか?と迷っておりました。
そんな時、夫の「遠刈田温泉へ行こう」の一言で決まりです。


遠刈田温泉は東北・宮城県仙台市の南部の白石蔵王地域に位置する、スキー場でも名高い蔵王の麓にある温泉地です。
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今年の7月に訪れた時、日帰り、いえ温泉入浴さえしていないに関わらずこの温泉地の人々の温かさ、熱心から、すっかり遠刈田温泉の魅力にはまってしまった私達なのでした。
その時の日記は、こちら(→)
共同浴場「神の湯」で私達が足湯をしている間に、夫が前回と同じく遠刈田の味を堪能して温泉街を楽しく散策できる「遠刈田温泉をまち歩き♪食べ歩き♪」プランのチケットを買ってきてくれました。
ここで少しだけ、温泉街をお散歩します。
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次の画像は、こじんまりとした造りのもうひとつの共同浴場「寿の湯」。
ここのようにいかにも地元の人の為に作られた共同浴場は不思議な魅力いっぱいだから…以前の私だったら絶対に入ってしまっていた事でしょう[グッド(上向き矢印)]
食べ歩きのメニューは、ドーナツ・油揚げ・豚メンチ・ジェラートの4種類。前回とほとんど同じです。
コーヒー&レストランえんそうのマスターさん、この前も感じの良い接客ぶりがとても印象に残りましたが、今回もこんなに良い笑顔出迎えて下さいました。
「夏に続いてまた来てしまいました。ここの温泉に入りたいのと、母にもこんなところがあるって教えてあげたくて…」
そのお隣、喫茶キャロルのママさんも感じの良い方、娘さんが栃木に住まわれているのだとか。
「私も、来週は栃木に行くのです」と、初対面なのにそんなところから話が弾んでしまいました。
3人でジェラートを一個しか頼まない私たちにも、一生懸命に接客して下さいました。

日帰りでも利用できる貸切風呂のあるところは、何カ所かあります。
観光協会でマップをもらって、そのなかで今回は「心づくしの宿 源兵衛」さんで入浴することにします。
こちらは日帰り入浴の場合@800円、貸切風呂利用の場合別途1000円と、観光案内でもらったパンフレットにも書かれていましたけれど・・・
フロントのお姉さん、貸切風呂はOKそして「おひとり800円だけで結構ですよ」って。
日曜日でしたから他にも人の姿はありましたが、貸切風呂はちょうど空いていました。
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ふたりでいっぱいになるくらいの小さめな湯船に、洗い場。でも湯口には温泉の成分がビッシリと付いているから、これは泉質にも期待出来そうな予感がするというもの[手(チョキ)]
こちらは、江戸初期に発見された温泉です。
茶色っぽいお湯、熱めのお湯で、なかなかさっぱりして気持ちの良いものでした。
「大浴場の方も貸切だったわよ」と母。
すっから温まったから、温まり過ぎてしまったから、ロビーで冷たい蔵王の水を飲んで一休みさせてもらいましょう。
帰り際夫が、お姉さんにたずねてみますと・・・館内はバリアフリーで、和室しかない代わりに簡易ベッドの用意はあるのだとか。HPの感じも悪くありませんしね。
遠刈田温泉は、訪れるだれもが気軽に入れる温泉です。
でも次こそは、絶対に、絶対に泊りで来たい~~ところなのです[ダッシュ(走り出すさま)]
東北・宮城は、吹く風も冷たくて、すでに冬の気配がいっぱいでした。
でも、そこでわき出る温泉と、地元の皆さんはこの日も私達を温かく迎えてくださった[グッド(上向き矢印)]
やはり来て良かったなぁと改めて思ってしまうところなのでした。

もう少し時間があったら、前回と同じく秋保温泉の「さいち」でおはぎを(日曜日の朝、こちらのお店とおはぎをテレビで取り上げていましたね)買って帰りたかったけれど、この日はもう時間がなくて残念でしたがそれはパス。
最後に前回食べた同じお店で、白石うーめんを食べてこの旅も終わりました。
私の食べたのは、キノコたっぷりのキノコうーめんだったかな?
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この時、夫が夏にこの店で置き忘れていた帽子がまだ残っているかどうか聞いてみますと、半年近く経つというのにまだ残っておりました。
うーめんでお腹もいっぱい、温泉に浸かったから身体はポッカポカ、しかし何よりも強力だったのは東北の暖かな人情でした[ダッシュ(走り出すさま)]
東北は冬でも・・・本当はとっても暖かいところと思った旅でした[黒ハート]

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那須白河から…大内宿へ [2009年・12月福島・エクシブ那須白河]

福島県の会津若松と日光今市を結ぶ「会津西街道」は、今も素朴な風情が数多く残るところです。
田舎大好きおじさんの夫には、そこが「たまらない~~」らしい[揺れるハート]
初夏の山菜の時期から始まり、夏の清涼な空気、栃木と比べたら観光地化されていない紅葉の時期と、これまでも四季折々に私達が訪れていたところでした。
でもそれなのに大内宿へがまだだったのは、近いからいつでも行けると思っていたのかしら?

現在は、国の重要伝統的建築物群保存地区に指定されている「大内宿」です。

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中央を走る道路の両脇に立ち並ぶ茅葺きの家屋、そのほとんどはお土産屋さんか飲食店になってしまっています。
そして大内宿といえば、名物は一本ねぎそばです。正式には高遠そばと言います。
入口近くにあるお蕎麦屋さん「三澤屋」さんは、旅番組でも良く登場する有名店です。
大きな特徴的はお箸の変わりに長ねぎを使うこと。
長い一本のままのねぎで蕎麦をすくって食べて、時折はねぎをかじって薬味にもする、とてもワイルドなおそば。
その前に西郷村でおそばを食べていってしまったから食べませんでした。
先にこちらへ来ておけば良かった[バッド(下向き矢印)]しかし、実際にそれでおそばを食べるのはどうなのでしょう。

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店先に並ぶのは和風の小物、ちりめん細工の細工物を扱うところが多かったです[かわいい]
また山菜や干し柿、「えごま」も多く売られていました。
田舎に行くと良く見かけることの多いえごまは・・・シソ科の植物らしくて、現在では国内の生産はとても少ないそうです。

テレビでもお馴染の大内宿の名物おばちゃんが、どこからか出てきそうなムードがいっぱいです。
「○○だかんなぁ~~」が口癖のおばちゃん、一度くらいは見た事あるでしょ[目]
この日は名物おばちゃんとは出合えませんでしたけれど、大内宿のおばちゃん達、もう少し若いお姉さん達も「売る気満々!!」の様子でした[がく~(落胆した顔)]
私は倒れて不自由になってからも長野や群馬など各地でいくつかのこういった宿を見てきていますけれど、どこでも飛騨の白川郷のミニ版みたいな雰囲気ですね~[あせあせ(飛び散る汗)]

私の足でゆっくり歩いても、15~20分くらいで村の突き当りまで到着してしまうくらいの広さです。
中央に、火の見やぐらがあります。
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燃えやすい茅葺屋根の連なるこの地区で、もし火事になってしまう事があったら[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
火の手が他へと移らないように力を合わせる事で、これまでは維持してきたのでしょうから。。。
またそれに合わせて、道幅がとても広いなぁって思いました。

もう10年以上も前になるかと思いますが、夫が私と母に「雪をいっぱい見せてあげるから」と真冬の奥会津へ、奥只見~会津若松へと連れて行ってくれた事がありました。
あの頃はまだ今ほどの情報もなく、ネットで検索してなんて出来なかったので、行き当たりばったりの成り行きのドライブ。
それでも偶然にも只見の雪祭りで遊び、予想を超えた雪深い会津若松市内、帰路は猪苗代湖付近であわや遭難かと思われるほどの大雪にみまわれたなど・・・・楽しい想い出[あせあせ(飛び散る汗)]が残ってます。
そんな事を思い出してしまったせいもあり、豪雪地帯の山間部にあって茅葺の屋根を維持するのは想像以上の事だと思いました。
ここで暮らす人々の、この町を守る為の努力は大変なものなのでしょう。

ポツポツと降り始めた雪まじりの雨、非常な寒さで私達は行きませんでしたが、一番奥には子安観音堂を参拝する為の道があったようです。
その場所からは、大内宿を一望も出来るのだとか。


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日本では唯一の、現在ではとても珍しい「萱葺き屋根の駅」として知られる湯野上温泉駅です。
大川上流の景勝地であり、道路沿いには民宿が軒を連ねる、四季折々の渓谷美を楽しみながら温泉入浴の出来る湯野上温泉郷の中心にあります。
ここへは退院後の二度目の旅行中…それはまだ私がブログを始めたばかりの頃でしたが、その時にも来ていました。その時の日記はこちら、(→)これって、同じ人が書いたものなのかしら。。。
あまりにも簡単な記述で、今読むと???
自分でも思ってしまう日記です[あせあせ(飛び散る汗)]
入口脇には懐かしい赤い丸いポストもあり大内宿への玄関口にふさわしい、ローカル鉄道会津鉄道の駅です。
駅の中には囲炉裏があって、これは本物でちゃんと普通に機能をしています。こんなところで列車を待つのも風情があって良いものです[グッド(上向き矢印)]
この反対側は売店になっており、前回ここに来た時に「ニシンの山椒漬け」を買った事を思い出しました。
会津地方の名産であるニシンの山椒漬けはその前に会津若松の料亭でランチをした時に食べて、そのあまりの美味しさでリピートしたものですが、ここで買ったものはそれ程ではなかったです[たらーっ(汗)]
やはりこういった物って、お値段と比例すると思いました。
ネコ駅長「ばす」のパネルが飾られていたので、「猫の駅長さんは?」と聞いてみましたら「猫の駅長さんがいるのは芦の牧温泉駅です」と[失恋]

この日私達も通った国道289号線は昨年開通した4345Mの長い甲子(かし)トンネル抜けることで、東北道白河ICからここまでのアクセスが大幅に便利になりました。
そうそう、途中におトイレタイムで寄った「道の駅 下郷」では、売店の屋根からビックリするくらいに干し柿がぶら下がっていて「見事に東北を感じさせてくれました」。
それでも紅葉のシーズンなどは、ここまで辿り着くのは相当な時間がかかってしまうのでしょうね。
もうすでに一度雪が降ったと聞きましたけれど、今はあれからの冷え込みでこの大内宿もすっかり雪景色へと変わってしまった事でしょう[るんるん]
ふんわりと真っ白な雪を被った大内宿、それもまた魅力です[グッド(上向き矢印)]

明日は、宮城編になります。
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那須白河から…塔のへつり [2009年・12月福島・エクシブ那須白河]

今年もいよいよ残すところ、あと10日あまりとなりました。
しばらく外出が続いてしまっていたから…先週末はさすがの私も、大人しく家で過ごしていました。
そこで、また先日の福島旅行で立ち寄りをしたところのレポの再開をしてしまおうか…なーんて!先日撮った写真もまだあることですしね[グッド(上向き矢印)]

お昼を食べた西郷村のおそば屋さん、そこのおばさんから「トンネルが開通したから、ここからでも下郷村まではすぐですよ」と教えて頂きました。
それを聞いた私達、急きょ予定の変更です。
その夜のホテルはもう間もなくの所なのです。
でもまだ時間があったから、そこから西へ向かって車を走らせることにしました。
目的地は、江戸時代の宿場の面影を今もそのままに残した大内宿、この付近一番の景勝地である塔のへつりです。

私も数年前でありましたが・・・かつて芦の牧温泉の丸峰観光ホテルに宿泊したことがありました。
このホテルはお湯は勿論、お部屋からの眺望は抜群、食事はチョッとオシャレで美味しい、全体的なムードは女性好みと・・・お勧めのホテルです[揺れるハート]
温泉街の中の「大川荘」の絶景露天風呂にも入ったと言うのに…3人の中で、私だけが大内宿はまだ訪れた事がなかったのです。

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途中にある塔のへつり駅は、「ここで下りる人なんかいるのかしら」と思える小さな寂しい無人駅。
「へつり」とは、川岸が切り立った崖となっている所の事を言うのだそうです。
この地方の方言みたいです。また、釣り人などがこのような場所の少ない足場を頼りに川沿いなどを進む事も「へつりをする」と呼ぶそうです。
写真の中の点々が人ですから、その大きさも解るというものですね。
ここを流れる大川が百万年の歳月をかけて浸食と風化を繰り返した結果、出来上がった見事な景観です。
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この冬の季節でさえ、このような眺めなのですから・・・
もう少し早い紅葉時期、または季節が変わった初夏などは周辺の緑と白い岩肌の織りなす眺めは名画のよう[ぴかぴか(新しい)]と言っても過言ではないことかと。。。
揺れる吊橋を渡れば、川面近くまで行く事が出来ます。
大内宿は行った事があったけどここは初めてであった母は、張り切って飛び跳ねるようにして先に行ってしまいました。
そして、あっという間にあんなに高いところへ。
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崖の上から身をのり出して川の上をのぞいている(中央の白っぽいコート姿がそう)
もう相当な年なのに、怖くはないのかしら[あせあせ(飛び散る汗)]

象塔岩、獅子塔岩、鷲塔岩など名のつけられた12の塔の岩があり、吊橋のたもとに虚空蔵菩薩が祭られています。
岩の下には遊歩道がつくられ吊橋を渡って侵食された部分を巡ることも出来るとのことですから、季節が良ければここでゆっくりとすることも可能ですね。


手前の駐車場から歩いて行くと売店が沢山建ち並んで、新緑や紅葉の時期にはここも多くの観光客で賑わう事が想像できました。
売店には、この地で採れる山菜やキノコの塩漬けや、地元ならではの田舎味噌と並んで、ペットボトルに入った「マムシ」も売っていました。これはそうとうグロかった[あせあせ(飛び散る汗)]・・シツレイ
 
立ち寄りシリーズは、明日も続きます。次は大内宿へまいりま~~す[グッド(上向き矢印)]
どうかお付き合い下さいね。

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最高の景色だから! [2009年・12月福島・エクシブ那須白河]

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翌朝の、お部屋からの眺めです。
今はまだ冬に向かう時期なのに…那須の山々は、もうすっかり山頂が真っ白に変わっています。
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バルコニーに出ると、こうして那須連山が一望出来るのです。
ここからは、春から初夏にかけての緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々に移り変わるパノラマを一年中楽しむことが出来る事でしょう。
ホテルの周りでは、すでにゴルファー達がグリーンの上でプレーを開始しているようです。

こちらは朝のラウンジ、「ミルウォーキー」です。
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鮮やかに彩られた壁面、アンティーク調の家具や調度品などは古き良きアメリカのムードが漂うデザイン。
カーテンや椅子などのファブリックも、やはり独特なものがあります。
前夜はこちらでロビーコンサートが。男性プレーヤーのフルート演奏でした。
池の水面に真っ青な空の色が映って、とても綺麗[ぴかぴか(新しい)]こんなところは、バリ島のホテルみたい・・・行ったことないけれど・・・

朝は、ゴルフフロントの前のオールディズレストラン「オーガスタ」で頂きます。
朝食は、ブッフェスタイルの和洋バイキング 、温かい卵料理・ベーコンなどの付くアメリカンブレックファースト、コンチネンタルブレックファーストの中から選ぶ事が出来ます。
私達はコンチネンタルで予約をしておきましたので、名前を言うと一番奥の部屋に通されました。

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飲みものは、5種類のジュースか牛乳からチョイス。
モーニングサラダにボイルドエッグ、モーニングコーヒー又は紅茶で。
パンはトースト・クロワッサン・アップルデニッシュの3種類、それにヨーグルトがチョッピリつきます。
バターもジャムも簡単なものです。でも卵もついてこれでもじゅうぶんだと思いません?[グッド(上向き矢印)]
エクシブの朝食メニューの中で、このコンチネンタルには以前から興味を持っていました。
ホテルや旅館にお泊まりすると食事がどうしてもカロリーオーバーになりがち、食べ過ぎてしまいますので、これは良いアイディアだと思います。
ほとんど個室のようだったダイニングルームでした。
目の前はグリーンで眺めも良し、また静かなところも良かったです。

楽しみにしていたクリスマスイルミネーションが前夜の雨の為に見られませんでしたが、やはりこの立地とお部屋や館内からの眺めの良さは魅力ですね。
12月でこれだけ綺麗なのですから、もう少し早い紅葉の時期や初夏の新緑には期待をしてしまうと言うものです[るんるん]5月の中旬を過ぎた頃の福島の山々は、本当に最高に美しいのです。

相模湾に浮かぶ初島に建つホテル・初島ホテルの予約が以前取れなかった時には、「週末の予約はどうせとれないのだから、もう申し込みをするのはやめた」などと思ったりはしましたけれど・・・

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今回福島で利用してみて、やっぱりエクシブも良いなぁって改めて思います。
さようなら、エクシブ那須白河[かわいい]
初島やその他の軽井沢のエクシブなんかへも、行ってみたいなぁと思ってしまいました[グッド(上向き矢印)]

今回のお泊りも成功です。
この前後に、何カ所かを観光して写真も撮ってあります。
それについてはまた後日、アップしていきたいものと思ってます[グッド(上向き矢印)]
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夜も楽しく~☆ [2009年・12月福島・エクシブ那須白河]

夕ご飯は6時から、ロビーフロアー内のフランス料理レストラン「オークヴィル」に予約してあります。
レストランフロントからは、池と噴水、サンクンガーデンが眺められます。ちょうど私達のお部屋の向かい側に位置しているのかな。
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        夜の中庭はライトアップもされていて…雨で濡れてはいるものの、日本ではないようです。

席に案内されて、まずはドリンクのメニューを。
せっかくなのでワインをと思ってワインメニューを見てみたら…高い!これって本当にグラスワインのお値段なの?ボトルなのでは?[あせあせ(飛び散る汗)]と思ってしまうくらい・・・
庶民代表のわたくし、仕方がない。それでは、今夜は「生」でいきましょうか[グッド(上向き矢印)]

頂いたのは、スタンダードなフルコースメニューの「フォンテーヌ」です。
テーブルの上にはブルーの飾り皿。「GRAND XIV」のロゴとイラストが入っていました。
まずは前菜、アミューズブーシェ。
ミニグラスに入れられたサーモンのマリネと、右側はレンズ豆の冷たいスープだったかしら?[あせあせ(飛び散る汗)]
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フォアグラとリンゴの大理石風、アンディーブと胡桃のサラダはバルサミコ酢のソースで。このフォアグラは美味しいものでした。
パンはハードなバケットと、クラッシュしたナッツとオリーブ入りの丸パンを、オリーブオイルで。
フランス・シャラン産鴨胸肉ロースト、茸を添えてですって、なんかあまりにも一口サイズで味が解りませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]
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お隣のテーブルの方がスープを飲んでいたので…普通コースの私達にはスープがないのかしらなどと言っていたところへ、次の平目、帆立貝のポアレと冬野菜のサフラン風味スープ仕立てが出てまいりました。
平目も帆立も美味しかったけど、さきにそちらを食べていたら下のスープが冷めてしまって・・・やはりスープは温かなのを頂きたいものです。
お口直しのシャーベット・グラニテは、こんなに可愛いおリンゴ型の器に入って[るんるん]出てきます。
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メインのお肉は「福島牛」フィレ肉のグリル、ソースヴァンルージュ 季節野菜と共にだそうです。
デザートプレートは、アシェットデセール オークヴィル風。ほんの一口ずつでしたけれど、もうこの辺りではお腹がかなり満腹になってしまっております。
キャフェor紅茶に、小菓子。プティフールは、セロファンに包まれたフルーツケーキでした。
カップは、勿論ノリタケです。
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食事の終わったのは8時、たっぷり2時間かけて初エクシブの夕食を終えました。
以前に比べたらレベルダウンしていると言われてはいますが、器にも凝っていますし、私には満足な内容です。
先の蓼科では今回よりもずっと上のコースをオーダーしたのですから、それだけ満足度が高いのは言うまでもない事です。
家にいる時は夜にわざわざフレンチを食べに行くなんて特別の事がない限りありませんので、日常生活から離れた空間とムードの中で頂くと、ほとんどのものが美味しくなってしまう[グッド(上向き矢印)]…って言うのが本当のところかもしれません。

食事中ひとつだけですが気になった事が・・・テーブルの配置の関係か、通路との間のスペースが少ないためか、サーブするスタッフの動きが少々落ち着かない気分に。。。

それでも食事の間ずっと酔った夫が冗談を言って笑わせてくれましたので、食べて、飲んで、笑ってと、今回も楽しい夜となりました。

食事の後はショップで売られている洋服やアクセサリーを見たりしてから、お部屋に帰りました。

そして一夜明けた翌朝は、キリリとした空気の冷たさを感じるくらいの快晴です。
お部屋のバルコニーからは、栃木から眺める那須連山とは違った反対側からの山々が眺められます。
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ぐっすりと寝た後は、広くて明るいお部屋で気持のよい朝を迎えたのです。やはりリゾートホテルと言うからには、このくらいの広さが欲しいもの。ゆったりとした気持ちになれますものね[グッド(上向き矢印)]

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泊ったのは、派手派手ホテル!? [2009年・12月福島・エクシブ那須白河]

雪割橋の後で他も観光をしましたが、もうあきれられてしまいますのでそれはまた後日・・・・
今回宿泊したのは、会員制リゾートのリゾートトラスト・エクシブシリーズの17番目の施設である「エクシブ那須白河」です。
夫の勤務先が会員となっている為、GWの蓼科、夏休みの安曇野と同じように会社の労働組合を通して予約をしました。
同じ会員制リゾートホテルでもこれまでの泉郷=ホテルアンビエントよりもよりグレードの高いホテルと聞いていましたので、予約が取れた時から今回の宿泊をとても楽しみにしていたのです[るんるん]

こちらのホテルのテーマは「アメリカントラディショナル」だとか・・・
敷地内にゴルフ場を併設、スキー場も備えて、さらにわんこと一緒に宿泊可のドギーヴィラも併設しているグランドエクシブです。
元々あったゴルフ施設をリゾートトラストが再生、既存のホテルにエクシブ宿泊棟を増築させる形でエクシブ那須白河は建設されたそうです。

白河の街からは少し離れています。高台に位置していて、結構距離がありました。
敷地内のゲートを通り、そこからもかなりの距離車を走らせるとようやくホテルのエントランスが見えてきました。
この時期ですから、可愛く飾られたクリスマスイルミネーションがとても綺麗でした。夕方から降り出した雨の為、こちらの写真は撮れませんでした。
車寄せの前で男性スタッフやベルさんがお出迎えです。
若いベルさんがキャメルのロングコートを着ているところがいかにも東北を感じさせます。やはり寒いのですね。

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フロントまでの案内、そこまで荷物も持ってはくれましたが、フロントで案内をもらってからはお部屋までは自分たちで行きます。
この辺りが、法人会員と個人オーナーさんとの違いなのでしょう[あせあせ(飛び散る汗)]

ラウンジ・ミルウォーキー、フロント前ロビー、エレベーター内など・・・・どこもかも派手派手で、壁や天井の装飾も個性的です。
お台場の「ヴィーナスフォート」へはお買い物に行かれた方って多いと思いますが、このホテル全体が張りぼてで作られている、派手派手なあのムードに近いと感じてしまいました[がく~(落胆した顔)]
シャンデリアの下がった、エレベーターの中の写真も撮れば良かったです。凄い色と柄なのですから・・・
      
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さっぱりとした水色でまとめられたエレベーターホール。ここはすっきりとしています。

フロントの横のロビーも、派手派手しい花柄[がく~(落胆した顔)]
次は、部屋に向かう廊下です。チョッとしたコーナーやスペース、廊下の途中にもハイバックチェアがありました。
お部屋は二階、バスルームにバスチェアの用意をお願いしたことから、エレベーターに最も近い201号室でした。
真っ白なドアの横にはクリスマス・デコレーションの飾りつけが。こういった気遣いはやはりうれしく思います[揺れるハート]
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お部屋は広くて、ゆったりとした造りです[グッド(上向き矢印)]
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入ると短い廊下、その両側にクローゼット、反対側にはバスルームです。
リビングスペースには花柄のソファ、真っ赤な一人掛けのイス、薄型のテレビが置かれた下のボードがミニバーとチェストになっています。
グラスや茶器は結構しっかりとした感じで、オシャレです。お茶の種類が多いのは良かったものの、お菓子はあまり美味しくはなかったかな[あせあせ(飛び散る汗)]
引き出しの中にナイトウェアーと、金庫がありました。
リビングの反対側はベッドルーム、ベッドカバーとカーテンは綺麗な花柄です。
このベッドはサイズが大きめで私も安心して眠れました。その横に(ここには写っていないけれど)クラシックな鏡台がありました。

明るいシンプルな和室は琉球畳、ここには母がお布団を敷いて寝ました。
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バスルームはごく普通な感じ、白いサニタリーには資生堂のアメニティが置いてあります。
宿泊するほとんどの方は温泉である大浴場へ行くのでしょうけれど、私は行けませんのでこちらの浴槽を使いました。同じく資生堂のバスジェルの用意がありました。

部屋のベランダに出ると、サンクンガーデンと呼ばれるホテルの中庭が眺められます。
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ラウンジ前の池が見えます、中庭にもクリスマスイルミネーションが少々あって、良い感じでしょう[グッド(上向き矢印)]
雨でなければ、お外に出てみたかったです[るんるん]寝る時にはカーテンを閉めないで、この明かりの中で寝ました[眠い(睡眠)]防音はしっかりしているので、部屋はとても静かです。

こちらは、翌朝になってから撮ったラウンジの「ミルウォーキー」の前。
夜はお馴染みのラウンジコンサートがあります。前夜は男性がフルートを吹いていました。
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このホテル、内部もとにかく広いです。私の入らなかった大浴場の他、有料のスパ&エステ「ロサージュ」その他にもコンベンションホールや、バー。プレイルームやサロンもあります。

少しお部屋で休んだ後は、お楽しみの夕ご飯。夕食はフランス料理レストラン・オークヴィルにて予約済みです。
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今週は、・・・ホテルチェックインの前に・・・ [2009年・12月福島・エクシブ那須白河]

栃木県の那須と福島県西郷村を結ぶ観光道路が、那須甲子有料道路。ここは先頃無料となり那須甲子線となりました。
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湯本から先、栃木・福島県境近くだったと思います。
予報ではこの日は曇りまたは雨との事。やはり、雲が多めです。
那須湯本から上がって廃墟となってしまったマウントジーンズスキー場を横目で見ながら、その後も森林の中をひたすら走っていくと福島県西郷村に入ります。
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     甲子高原の展望台から白河市内を望む。

いくら近くと言え、そうする内にそろそろお昼です。
ホテルでの夕食を美味しく食べるには、早めにお昼にしなければ・・・
プラスさらっと軽めも、ポイントのひとつかと思ってます[グッド(上向き矢印)]
ここ西郷村(にしごうむら)でおそばを食べるか、または白河まで下りて白河ラーメンを食べるか。どちらにしましょう。
一軒のおそば屋さんを見っけ[目]

阿武隈川の源流となる那須甲子高原の麓に西郷村があります。福島県中通りの南部です。
これまで私達は隣接する白河市、天栄村、または羽鳥湖までは足をのばしてはいましたけれど、那須甲子道路も西郷村も今回初めて訪れたのです。
静かな山あいの店「追原庵」は、西郷村追原地区のそば生産者らの組合がやっているお店でした。

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こちらの店構えにも感じる田舎らしい純朴な接客、テーブルに置かれたノートからは首都圏からも多くのそば愛好家が訪れている様子が伺えました。
江戸時代の藩主が作付けを奨励したことから始まったそば作りです。
その後は気候や土地が栽培に適していたこともあり、「白河そば」の供給地として盛んにソバが栽培されたという。
それは現在も、西郷村の特産品となっています。

同地区で生産したそば粉は石臼で挽いて、組合員らが毎日早朝手打ちで仕上げるのだそうです。
訪れた時には接客担当のおばちゃん、もうひとりはおそばを茹でる係のおばちゃんと、お二人で仕事をされていました。
私には「靴のままでどうぞ」って、二人ともとても良い感じ[るんるん]
メニューは、もり、ざる、とろろそばの3種類に、冬だけはかけそばが追加されるのですって。

私は最もシンプルにもりを。夫と母はかけです。
あちらこちらでおそばを食べ歩いている私達。食べたおそばの味は、格別に美味しいという程ではなかったけれど・・・
でもここに付いてきた大根のお漬物が、とっても美味しかったのです。
母が「お漬物が凄く美味しい。ここで作っているのですか」と聞くと、「勿論です。良かったら、今日作ったのがありますから、食べ比べてください」と小鉢に盛られた白い大根のお漬物を。
早速頂いた私達、「どっちも美味しい~~[手(チョキ)]さすが、年期の入った味ですね!」

チェックインまで時間があるので、「この辺りで、どこかお勧めの場所ってありますか」と聞いてみました。
「もう少し早かったら…紅葉の時期ならもう最高なんですけど、雪割橋と言うところへ行ってみてください」

そこで、雪割橋へ行ってみました。
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雪割橋は、 阿武隈川に架かるアーチ式の鉄橋です。周りにあるのは山ばかり、案内によると雪割渓谷と呼ばれているそう。
自然の素晴らしさが十二分に認識できるところかと思います。
心霊スポットととしても名高いらしい雪割橋[がく~(落胆した顔)]
谷底まで深いところは数十メートルの高さがあり、他に車が通るたびにユラユラと揺れる[あせあせ(飛び散る汗)]なんかスリリングな橋でした。
紅葉の季節でしたらきっと辺り一面が真っ赤に染まって、見事な景色が楽しめることでしょう[グッド(上向き矢印)]
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今週は、誕生日ウィーク…那須高原をぶらぶら [2009年・12月福島・エクシブ那須白河]

突然ですが今日7日は、○○年前に私が生まれた日。
以前からの常連の方々には「またか~~」ってあきれられてしまうのは解っているものの・・・今日はウン十回目のお誕生日ってやつです[わーい(嬉しい顔)]
もう相当な年ですから改めてこうして書くのも恥ずかしいくらいなのですけれど[あせあせ(飛び散る汗)]週末は恒例のお誕生日ホテルスティをしてきました[るんるん]
暮れから沖縄旅行へ出かけた昨年はさすがにありませんでしたが、この病気になってからはほぼ例年の事となっております。
それも家族が企画してくれるとかでなくて、自分で企画考案、予約まで完了。後は「連れてってね」、いえ正確には「連れてけ~!」って感じなのですけれど[あせあせ(飛び散る汗)]

12月初旬・冬の時期と言うことで、千葉や横浜が多かったかな~~
しかし今回は東北、福島です。でもすぐ近くの白河だから雪の心配はまずないことでしょう。
高速の東北道にのってしまうと1時間ちょっとで着いてしまいますから、県内の那須高原を通って先頃無料化したばかりの「那須甲子有料道路」を通り行く事にします。

最初は先日もお買い物をしたばかりの塩谷町のJA塩谷の野菜直売所でお野菜を、その次は塩原温泉手前の「道の駅しおばら」で塩原高原大根を買って、次が那須高原です。
別荘地でもある那須にはオシャレなお店が建ち並んでいますが、まず立ち寄ったのはオシャレという言葉の全く似あわないこちらのお店。
メインストリート左、道の駅「那須高原友愛の森」の向かいにある、どちらかと言うとあやしげなお店「玉梨とうふ茶屋 那須店」、しかしこちらのお豆腐は、知る人ぞ知るという貴重なものなのです[グッド(上向き矢印)]

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福島県と新潟県との境に近い奧会津の金山町玉梨にある「玉梨とうふ茶屋 本店」には、温泉巡りをさかんにしていた最中に寄って、ムードのある店内で出来たてのお豆腐を食べた事がありました。
お店の周りは勿論の事、食べるところも足元は清流が流れるガラス張りの床。
作りたてのお豆腐がファーストフード感覚で食べられる。そのお豆腐がとても美味しくて、楽しかった思い出があるのです。

その玉梨とうふ茶屋が那須高原にも出来たと夫がら聞いていたので、是非とも立ち寄りをして青ばと豆腐を食べたかった私。
お店の外観も、緑の枝豆色?
奥会津の百年水と会津で生まれた極上の豆腐枝豆で作った・・・青ばと豆腐は淡いうぐいす色をした、しっかりと豆の味がするお豆腐です。
この「青ばと」とは、方言で枝豆のことです。
那須店で食べられるのは、温かい寄せ豆腐のみ。その他は持ち帰りとなってしまうそうです。
お勧めはこだわりのお塩を振りかける食べ方。特製の自家製しょうゆも置いてありました。

右側は、そのおからと豆乳を使って作ったドーナツ。
おからのボソボソ感は無く、カリッ♪モチッ♪の食感が良いです。
このドーナッツだけを10個入り二箱も買っているお客さんがいましたから、人気が出始めているのですね。
お豆腐類をはじめとしてどれも市販のものに比べたら高めと感じてしまいますが、味の方は絶品です。
以前入店した時には、同じ豆を使用したアイスクリームも食べました。

ちなみに玉梨豆腐は、那須ガーデンアウトレットパークのロコマーケット内にもお店があります。
ドーナッツは、東北自動車道の那須高原SAでも食べられるとか。

次のお店は、チーズケーキ、チーズ類はもちろん、その他の栃木の名産品を数多く取り揃えている「ザ・チーズガーデン五峰館」。
こちらのチーズケーキが美味しいというのは聞いていましたが、なかなか訪れる機会がなくて今回初めて行ってみました。
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週末とあってかなりの人の多さ、皆さん大いに買いこんでいる様子です。
人が多かったものですから、ワインコーナーの一角から店内をパチリ!
「御用邸チーズケーキ」と「御用邸バームクーヘン」、「レアチーズケーキ フロマージュ・ブラン」などが並んでいて、どれもがうれしい事に試食可。
私が一番気に入ったのは、新商品のマカロンです。
真っ白で回りはサクッと、でも中はしっとりクリーミーで、美味しい[グッド(上向き矢印)]
チーズガーデンに隣接する開放感が溢れるカフェ「しらさぎ邸」にてのランチも魅力ながら、もう試食だけでお腹がいっぱいです。
母が代表してお買い物をしてくれましたので、今回私たちは試食をしただけで失礼します[わーい(嬉しい顔)]マカロンも、次回には買うことにします。

先ほどの玉梨豆腐店と同様、こちらにもソフトクリームはありました。
チーズ屋さんのソフトだから、きっと濃厚でクリーミーなはず・・・
季節を問わずに何度ぶらぶらしても楽しいところですね、那須って[るんるん]

今日はまだ福島まで行かずに終わってしまってますが、今週いっぱいはこのシーズが続く予定です。

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2009年・12月福島・エクシブ那須白河 ブログトップ