松本・信州味噌と、上田のみすゞ飴 [2017・9月信州・浅間温泉へ]
旧開智学校、縄手通り商店・・・と観光してみて。。松本をロケ地としたドラマと言えば「おひさま」もながら、個人的にはやはり「白線流し」。
1996年1月から放送されたドラマ「白線流し」は、丁度息子が高校受験で熟からの帰宅が遅くて、その間に見ていたもの。
あの頃は松本の事など何も知らなかったのだけれど、松本城や旧開智学校は勿論、北アルプスを望む信州の光景、ロケーションがドラマの各所に登場していました。
長瀬智也、酒井美紀、京野ことみ、中村竜、柏原崇、馬渕英俚可、遊井亮子扮する7人の若者たちそれぞれの生き方と成長を描いたもの。
※松本北高校の定時制に通う大河内 渉=長瀬智也、最新作「ごめん、愛してる」の役柄を除いたら←(今時あんなヘアスタイルって?全体的にK国臭強すぎて、拒否反応から見る気にもなればかったですけど)
40近い今でもじゅうぶんカッコイイと思うものの・・・、「白線流し」のオープニング、スピッツの「空も飛べるはず」をバックに登場するシーンからして・・・私、真面目にホレました
「白線流し」で演じたシリアスな役柄から、その後のコミカルな役どころまで幅広く演じてきた彼ながら・・・。人生で最も美しい、輝いた年代の姿が映像として残っているのは本当に素晴らしいです。
本業ではないにしても、役者冥利に尽きるのではと思っています。
互いに惹かれあう渉と園子の、高校生ならではの不器用な恋。また開業医の娘である園子と、中学卒業後は工場で働きながら安アパートで淡々とした日々をおくる渉。彼は亡き父と同じように天文台で働くことを夢見る青年であった。
前出の「旧開智学校」は二人が初のデートをした場所。また冬美=馬渕英里何の実家は、浅間温泉で営業している宿でロケがされたと言う。
本来の「白線流し」は岐阜県高山市の高校で続いている行事ながら、松本に変更したのは長瀬たち出演者の移動時間を考慮したためだそう。
白壁と黒なまこの土蔵が建ち並ぶ・・・時代をさかのぼったかのような風景が続く「中町通り」です。
うん十年ぶりに見た、下駄の専門店。かつてはどこの街、どんな田舎にもあった下駄屋さん。
自慢じゃないですけど、私の幼少の頃愛用していたのは下駄でした。一体幾つなんだ?と言われてしまいそうながら 着るものは今の子供と変わらないけど、下駄をはいて三輪車に乗った写真がまだ残っているはずです。
こちらは座敷ほうきの専門店のよう。こうした店々がまだ残って営業をつづけているのは嬉しい限りと申せましょう
他にも人形店が軒を連ねる高砂通りもあり、本来ならこの通りは時間を気にせずゆっくり歩いてこそ楽しめる通りと感じました。
また松本は美ケ原高原など山々に囲まれた土地だけに、自然が生んだ清らかな水が至るところから湧きだしていると言われます。
名水のあるところには、旨い地酒。他には信州ならではの「わさび漬け」、地元の特産野菜を素にした野沢菜漬け等ありますが。。
今回は宿に置かれていたパンフレットを見て、訪ねて行ってみました。
地大豆と湧水で仕込んで杉桶に寝かした…。「天然醸造 石井味噌」さん、杉桶仕込の天然醸造・無添加・国産大豆と国産米使用の三年味噌の醸造所です。
二寒二土用を越す伝承の手造りのままに醸し出された完全熟成の深い味と香りの味噌。
創業慶応四年より守り続ける伝統の技と思いを込めて造られ続けている味噌が詰まって林立する昔ながらの杉桶。
希望をしたら、その自慢の味噌つかった昼食も食べられ・・・。声をお掛けたら個人でも自由に味噌蔵の見学ができましたが。。三年味噌のお味噌汁の試食だけで失礼。
・・・その代りに、人気の「味噌ソフト」を味わってきました。
醤油ソフトは県内にもあるから何度か食していたものの、三年味噌をソフトに練り込んだ新感覚のソフトクリームは初めての味
他に道の駅を覗いて、出回り始めた「松茸」の姿に手を合わせて だって我が家では到底手の届かないお値段でしたもの!
季節のぶどうや野菜たち、名物「おやき」とお味噌も。
道の駅でもほぼ同額のお味噌も購入して、帰宅後に食べ比べてみたら、石井味噌さんの方が断然美味しく思えた。次回行く事があったら、もっと沢山買って来ようっと
最後は昨年とても楽しんだ「真田丸」縁の地、上田市。
真田信繁(幸村)の父、真田昌幸によって築城された上田城、第一次・第二次上田の合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城として知られていますが・・・現在は桜、けやき並木、紅葉まつりなどのイベントが開催される・・・信州上田観光の中心となる上田城址公園になっているのです。
あれ?何時の間に?上田駅も「六文銭」マークでアピールされているの?
長野へ来たら、上田駅前で長野銘菓「みすゞ飴」を製造販売する、「飯島商店」でお買い物するのはお約束
だからこれまでの私のブログで、旧ブログでも何度も登場しているのです。
長野県内に入ると、SAや道の駅、お土産屋さんには必ず並んでいる「みすゞ飴」。
その季節、その土地の、採りたての果物を原料にして絞って固められた・・・こだわりのゼリー菓子です。
外観も店内も重厚でどっしり。高級感の感じられるお店の造り。
入店すると同時に提供される、こちらのジャムを溶かしたフルーツドリンクサービスは、毎回の楽しみでもある。
渇いた喉に、甘く冷たい杏のジュースがとても美味しい
本店でお買い物をすると、みすゞ飴全種類の試食が出来るだけでなくて、四季のジャムや季節商品に、ゼリーと・・・、キラキラ輝く商品たちが並ぶショーケースを眺めているだけで幸せな気分になるのでした。
9月の中旬、前日の雨降りと一変した、快晴の続いた二日間でした。
母への定番のお土産は、和紙で包まれた少し上等なみすゞ飴ながら。今回は見た事のない新商品が出ていましたので違うヴァージョンをお買い上げ。それとお味噌もね。
我家用には、このカラフルなお安い方で充分なのだ。安っぽく見えるかもしれませんが、旬の果物果汁100パーセントから生まれたゼリーは、スーパーの棚に並ぶものとは別物です。
それから同じくお味噌、食べ残しの・・・長野名物「おやき」一個で、お終い。
次回からは、今月出かけて行った福岡&山口県の旅日記になりますね。
松本市・旧開智学校と、縄手通り商店街 [2017・9月信州・浅間温泉へ]
松本と言えば「国宝 松本城」・・・姫路城、彦根城、犬山城、松江城とともに国宝に指定されている城のひとつです。
四百余年の風雪に耐え、戦国時代そのままの姿で・・・日本最古の天守閣を持つ松本城。しかしここはすでに訪問済みであったから、今回はもう一方の有名観光スポットの方へ。前回時間がなくて立ち寄り出来なかった場所なのです。
そうです。ご覧の・・・重要文化財指定の「旧開智学校校舎」。
なぜ旧開智学校と呼ばれるのかは、すぐ南側に並んで松本市立開智小学校が建っている為。
3月から11月は第3月曜日が休館日だが、訪問した日が祝日の翌日であった為、館内観覧はならず。
開智学校は明治6年(1873)、学制による小学校「第二大学区第一番小学開智学校」として開校しました。
現在保存されている校舎は明治9年、棟梁・立石清重によって建てられた・・・工事費用額はなんと約1万1千円。当時の大工の日当は20銭、権令(県知事)の月給が20円の時代ですから、高額な建築費にも驚かされまする・・・。
しかも工事費の約7割は松本町民の寄附であった事からも、開智学校開校への人々の期待の大きさが伺えます。
そうした経緯から生まれた建物ゆえか、140年の時を経た現在でも、凛としたムードと風格を漂わせた松本のシンボルとなっているのであります。
構造は木造で桟瓦葺、寄棟2階建土蔵造り。
中央に「東西南北」の風見を配した八角塔が高くそびえ立ち、各窓に舶来のギヤマン(ガラス)を取り付けた…和風と洋風の入り混じる、代表的な擬洋風建築とのこと。
昭和36年、国の重要文化財指定。
約90年間使われた女鳥羽川畔にあった校舎は、昭和38年から現在地に解体移築復元されました。内部は教育博物館として江戸から現在までの各種教育資料が展示されているそうです。
開館時間
午前9時から午後5時まで
(ただし入館は午後4時30分まで)
休館日
年末年始(12月29日から1月3日)
3月から11月は第3月曜日(祝日の場合翌日)
12月から2月は毎週月曜日(祝日の場合翌日)
次に向かった先は・・・。
メインキャラクターは「カエル」。松本城の南惣堀(みなみそうぼり)と、女鳥羽川(めとばがわ)の清流にはさまれた・・・「縄のように長い土手」に由来する「縄手通り商店街」。
50店近く並ぶ各店舗には、昔の玩具・古民具・骨董等のほか、駄菓子・飲食物は江戸期の城下町松本の風景を再現していると言います。
最も目立つ存在は、なわて通りのシンボル「カエル」ながら、松本の民芸を代表する「松本手まり」のマンホールを見っけ!
城下町として長い歴史を持つ松本には、優れた手工芸品が生み出され育まれてきました。中でも江戸時代に生まれ、歴代の当主が好んで作らせたといわれる手まり。幼い子供たちの玩具として親しまれた後、その文化的技法は今日に受け継がれて、松本を代表する伝統的民芸品として・・・松本城と並ぶシンボルとなっているとか。
縄手通り商店街を散策中に入ってみた「四柱神社」の境内。天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神の四つの神を祭神としていることからついた名称だそう。
全ての願いがかなう「願いごとむすびの神」として知られているとの事。←全く知らなかったわぁ
そうであったら、ご利益があるようにきちんと参拝したものを。
四柱神社の狛犬さんにも挨拶したのにねぇ
ここまで来たら終わり、出口と言うか、入り口と言うか・・・縄手通りは24時間歩行者天国。
その昔、女鳥羽川には清流にしか生息しない「カジカガエル」が沢山いました。
現在は見られませんが、その復活と街おこしをかけて、縄手通りは「カエルの街」としてアピールしている模様。
しかし欲しいもの、小物のコレクションに全く関心のなくなった今、お買い物には興味がわかなくて。。
あと一か所くらい立ち寄りしてから、帰りましょうか。
「松本浅間温泉 別亭一花」食事編 [2017・9月信州・浅間温泉へ]
一階ロビーラウンジの奥にある食事処「花もよう」、こちらの個室でいただきます。
チェックインの時に決めた夕食時間、珍しく7時からとお願いしました。
食事処入口で仲居さんの出迎えがあって、中へ進むと廊下を挟んで個室が並びます。
ここでも一番手前の部屋、造りは二人では広すぎるくらい。炬燵式になっているので足も楽ちん、ひざ掛けの用意もあります。
日本酒の「生酒」一本付きのプランながら、まずはビール…と言う訳でスーパードライで乾杯
用意がされていたお料理、四角い箱←普通前菜が入っている場合が多いから開けてみたら、プラン名となっている、信州プレミアム牛の石焼き用お肉。湯通しされた海老・ホタテ・イカ・・・の海鮮焼きと野菜。
前菜の代わり?生湯葉はエビに出汁&山葵、しめじ・隠元・栗の白和え。どちらも地味な見た目ながら、味付けが良くて美味しい。
食べ応えのあった、厚く切った岩魚と信州サーモンのお造り。海のない信州、特に中部地域では岩魚は人気のある食材です。信州サーモンは勿論美味しい 長野の山里で、マグロのお刺身など出さないところにセンスが感じられました。
御凌ぎの、信州蕎麦。
葉唐辛子の添えられた、銀鱈の西京焼き。
陶板で焼いたお肉と、海鮮は…山椒塩 ニンニクスライスの揚げたの 山葵、大根卸しで頂きます。途中燃料も足してもらい、モモ肉、サシが綺麗に入った霜降り肉、どちらもウマウマで幸せ
信州蕎麦には鰻、大根卸し、山葵が。これまで長野でお蕎麦を食べてこれは!と思った事はなかったけれど、今回は美味しく…と言うか、しかしお腹が膨れてしまって・・・無理。食べたのは鰻だけ、ほとんどが夫のお腹におさまった次第です。
ドリンクメニューも、一応。
揚げ物は、松本名物 鶏山賊揚げ、上にのっているのは明日葉です。
ただ鶏肉はあまり好きではないから個人的にはいらないかも、だってお腹がいっぱいでしたし、他のメニューがどれも皆美味しかったのですから。
最後の鶏出汁茶漬けも、ご飯のほとんどは夫の元へ。・・・温泉宿で食べる〆のご飯は白米よりも釜飯やお茶漬けの方が好き♪
色々食べてかなり満腹でしたが、サラサラのお茶漬けは良いですね。
小谷漬けと言ったかしら、新潟との県境に位置する小谷村、何度か出かけようと試みつつ、あまりの便の悪さに諦めていたところだ。
デザートの杏羊羹は、想像通りの味でした。
翌朝も同じお部屋です。
最初に並んでたのがこちら、朝食も盛りだくさんな感じ♪ 目覚めのジュースはいちごのスムージー。
発酵味噌ののったお豆腐・茸のおろしあえ・茄子とさつま揚げのさっと煮・青菜と海苔のタップリかかった納豆・・・・とご飯のお供が並ぶお盆。
上品な出汁巻き卵、ヤングコーンなど夏野菜の天ぷら、器も素敵。
前夜の夕食時朝食の焼き魚を選びました、「金目鯛」「カマス」「鯵」の中から私は金目、これはチョッと冷えていたかなぁ
味噌汁はお好みで、若芽・お豆腐・長芋・青菜・冬瓜・ナメコなど・・・好きな具材を入れて下さいと別皿で。お味噌は当然、信州味噌でしょうね。結果、具沢山なお味噌汁になってしまいました。
松茸等・・・秋の食材が出回らない中途半端な時期に関わらず、満足のいくお食事でした。
夫曰く、ご飯そのものも美味しかったとの事
この場でも、またはラウンジへ移ってからでもと言う事で・・・ラウンジで寛ぎながら飲むコーヒー、使っているのは宿のオリジナルカップだそうです。こういうサービスは嬉しいものです。
あちこちらに生花が活けられていて、雰囲気も良かった。
プランに付いたお酒は結局呑み切れず持ち帰ってまいりました。
後でググってみたら、鮮魚、焼き肉、お蕎麦、お弁当のケータリングまで手掛ける「王滝グループ」の中の宿でした。
身も心もリフレッシュ出来たところで、そろそろ帰りましょうか。
今回の宿泊、我が採点は・・・。
部屋 ☆☆☆☆
設備 ☆☆☆☆☆
風呂 ☆☆☆☆☆
料理 ☆☆☆☆☆
接客 ☆☆☆☆☆
総合 ☆☆☆☆☆
ちなみにお値段は内緒・・・、当ててみて下さい
宿泊料金の割りに色々サービスもあり、お得感があったような。。部屋数が少ないので静か、スタッフさん達の対応も良く、気持ちよい時間を過ごす事が出来ました。とにかくのんびり過ごしたい方にお勧めしたいです。
「松本浅間温泉 別亭一花」温泉編 [2017・9月信州・浅間温泉へ]
予約をした時間に行きますと、脱衣所にはバスタオル、タオルの用意がしてあります。お風呂にはなにも持たずに手ぶらでOK!大浴場も同じなので、部屋にバスタオルは置いてありませんでした。
5時からの予約なので、行ってみましょう。
実は部屋にカメラを忘れてしまって、この時の写真はありません。
以下どれも翌朝時のもの。
有料2000円なりの家族風呂は二か所、異なった造りのヒノキ風呂・大理石風呂とあります。
それだけに脱衣所も広めで清潔そのもの、アメニティも色々、化粧品も揃っていて至れり尽くせり。
脱衣所には雨の雨降り時の傘まで用意されていました。
洗い場の黄色いケロリン桶が可愛くて目を惹きましたが、お風呂用の椅子も高さがあり座りやすいものでした。
ポーラのシャンプー類に、馬油のクレンジング&洗顔料。
檜の内風呂は澄んだ綺麗なお湯が溢れ、湯の花も多く舞っていました。浴槽に入るとオーバーフローするのが良い感じです。
外に出ると石で覆われた露天風呂、こちらも家族でしたら十分な大きさ。露天だけに少し温めで何時までも浸かっていられる、3階なので見えるのは周囲の山々と青空だけ、それでも気持ちよい風を感じながらの入浴は・・・やはり「非日常感」が感じられました。
どちらかと言えば濁り湯の硫黄泉、強烈な酸性湯が好きなのですが、匂いも肌触りも特徴がないけれど…。
身体に優しいお湯、源泉かけ流しはやっぱり良い 泉質はアルカリ性単純温泉、無味無臭、無色透明と表示されていました。
夫だけが入った大浴場は、残念ながら・・・温泉らしさがあまり感じられなかったとか。
しかし大浴場にもタオルの用意はたっぷり、入浴の度ごと乾いたタオル、バスタオルが使えるのは気持ちが良いです。
食事の前に少しだけ温泉街をお散歩。
その時撮った、宿の外観の一部です。
こちらも。家の車が写ってしまいました。
遠く北アルプスを望む高台に湧き出る湯は、西暦698年の飛鳥時代へまで遡る歴史ある温泉だそう・・・。国宝松本城の城下町である松本の奥座敷として親しまれ、歴代城主に。また後年の明治時代は与謝野晶子や竹久夢二ら文人にも愛されたと言います。
昔ながらの情緒が残る・・・浅間温泉街、それにしても随分ひっそりとしていますね。
夜の「下浅間薬師堂」は、見事にピンボで撮れてしまってます。
この地は約400年前までは念仏寺があった場所で、寛保2年(1742)横谷沢の大水害の後、上浅間より薬師の湯と共にここに移転下浅間の守護のために建築された。現在の堂は天保12年(1841に再建。
日帰り温泉施設「ホットプラザ浅間」、この時間でも入っていく人の姿がありました。
足湯も見えましたが、誰か浸かっている人がいたから近づきませんでした。
同じく近づかずに、表から眺めただけの「星野リゾート 界 松本」。「一花」の少し先には、各地で隆盛を極める「星野リゾート」がそびえたっていた。見るからに高級感あるわぁ!
スタンダードタイプの客室で@30000~とは、我が家には無縁の世界。どんなお部屋で、どんなご馳走が出るのでしょうね?
本来ならフロントへ取りに行かなくてはならない家族風呂のキー、翌朝もスタッフさんが部屋まで届けて下さった。皆さんホントに親切で。。
到着直後はそれ程とは思わなかったけれど、さり気ない気遣いに心地良い空間。少しずつ好きになった宿でした。
でもなん泊もしたら・・・絶対に太る、最後が食事編になります。
5時からの予約なので、行ってみましょう。
実は部屋にカメラを忘れてしまって、この時の写真はありません。
以下どれも翌朝時のもの。
有料2000円なりの家族風呂は二か所、異なった造りのヒノキ風呂・大理石風呂とあります。
それだけに脱衣所も広めで清潔そのもの、アメニティも色々、化粧品も揃っていて至れり尽くせり。
脱衣所には雨の雨降り時の傘まで用意されていました。
洗い場の黄色いケロリン桶が可愛くて目を惹きましたが、お風呂用の椅子も高さがあり座りやすいものでした。
ポーラのシャンプー類に、馬油のクレンジング&洗顔料。
檜の内風呂は澄んだ綺麗なお湯が溢れ、湯の花も多く舞っていました。浴槽に入るとオーバーフローするのが良い感じです。
外に出ると石で覆われた露天風呂、こちらも家族でしたら十分な大きさ。露天だけに少し温めで何時までも浸かっていられる、3階なので見えるのは周囲の山々と青空だけ、それでも気持ちよい風を感じながらの入浴は・・・やはり「非日常感」が感じられました。
どちらかと言えば濁り湯の硫黄泉、強烈な酸性湯が好きなのですが、匂いも肌触りも特徴がないけれど…。
身体に優しいお湯、源泉かけ流しはやっぱり良い 泉質はアルカリ性単純温泉、無味無臭、無色透明と表示されていました。
夫だけが入った大浴場は、残念ながら・・・温泉らしさがあまり感じられなかったとか。
しかし大浴場にもタオルの用意はたっぷり、入浴の度ごと乾いたタオル、バスタオルが使えるのは気持ちが良いです。
食事の前に少しだけ温泉街をお散歩。
その時撮った、宿の外観の一部です。
こちらも。家の車が写ってしまいました。
遠く北アルプスを望む高台に湧き出る湯は、西暦698年の飛鳥時代へまで遡る歴史ある温泉だそう・・・。国宝松本城の城下町である松本の奥座敷として親しまれ、歴代城主に。また後年の明治時代は与謝野晶子や竹久夢二ら文人にも愛されたと言います。
昔ながらの情緒が残る・・・浅間温泉街、それにしても随分ひっそりとしていますね。
夜の「下浅間薬師堂」は、見事にピンボで撮れてしまってます。
この地は約400年前までは念仏寺があった場所で、寛保2年(1742)横谷沢の大水害の後、上浅間より薬師の湯と共にここに移転下浅間の守護のために建築された。現在の堂は天保12年(1841に再建。
日帰り温泉施設「ホットプラザ浅間」、この時間でも入っていく人の姿がありました。
足湯も見えましたが、誰か浸かっている人がいたから近づきませんでした。
同じく近づかずに、表から眺めただけの「星野リゾート 界 松本」。「一花」の少し先には、各地で隆盛を極める「星野リゾート」がそびえたっていた。見るからに高級感あるわぁ!
スタンダードタイプの客室で@30000~とは、我が家には無縁の世界。どんなお部屋で、どんなご馳走が出るのでしょうね?
本来ならフロントへ取りに行かなくてはならない家族風呂のキー、翌朝もスタッフさんが部屋まで届けて下さった。皆さんホントに親切で。。
到着直後はそれ程とは思わなかったけれど、さり気ない気遣いに心地良い空間。少しずつ好きになった宿でした。
でもなん泊もしたら・・・絶対に太る、最後が食事編になります。
「松本浅間温泉 別亭一花」館内編 [2017・9月信州・浅間温泉へ]
上諏訪温泉、安曇野、白骨、鹿教湯・・・と、松本周辺の温泉へは幾度となく足を運んでいるのに、浅間温泉は初めてなのです。松本市街からは車で10分程と近い。
都内で息子達を下した後走るも、松本には夕刻前に到着。あっと気づく前に温泉街へも入ってしまいました。
9月は温泉でも入ってゆっくりしたなぁと、距離的にもそう遠くない長野県内「松本浅間温泉 別亭一花」さんを予約をしていたのです。
下浅間薬師堂を真ん中に、コの字型に建つお宿。
玄関前には2~3台が駐車出来るスペースがあり、停めて良いものか夫がうろうろしていましたら、仲居さんが出てきて前のスペースに駐車出来ました。
館内に入ります。
全10部屋のこじんまりとしたお宿ながら、広々とした空間。館内は玄関もロビーもエレベーター内まで全て畳敷きでスリッパなどはいりません。
ロビーラウンジには、観光案内、本や新聞など。大きなガラス張りの開口部からは坪庭ながら緑が眺められて清々しい気分。
大浴場へ向かう入口近くには冷水と紅茶が用意されて、何時でも飲めるようになっています。
冷茶をいただきながら、チェックイン。この時に貸切風呂の利用時間の確認を、一人でお風呂に入れない私、お願いをして翌朝もとありがとうございました。
部屋への案内前に、女性は可愛い色浴衣と帯が選べます。
一休みしたらスタッフさんにお部屋へ案内してもらいましょう。3階の部屋「ぼたん」はエレベーターからも、貸切風呂からも最も近い、細やかな配慮が感じられました。
鍵は2本、そしてこの日一番の利用と言う事で、貸切風呂のキーも一緒です。
廊下からの入口は格子戸、オートロック式のドアを入ってすぐに畳敷きのスペースがあり、左手に洗面。そして広くて使いやすいおトイレがありました。
一花の名前入りタオル、歯ブラシ、ブラシ、ドライヤーは籐のワゴンに。
つなぎ部屋の先にシンプルな10畳の本間、広縁の窓際には籐製の椅子&テーブル・・・畳敷きが続いて開放感が感じられます。
窓からの景色、真新しいクリーム色のアパートは邪魔だけど、浅間温泉のムードは伝わってきましたよ。
冷やしたグラスと、サービスであるアルプスの天然水2本が入った冷蔵庫。
反対側の壁に備え付けられた姿見、電話の横にティシュペーパー、綿棒やコットンパフなどもあり。
押し入れ内に男性用浴衣、羽織、足袋ソックスは勿論。
夕食は1階のお食事処でいただきます。食事中にお布団が敷かれていました。
大人向けの落ち着いたムードの漂うお宿でのんびり。
お風呂の紹介は次回になります。
都内で息子達を下した後走るも、松本には夕刻前に到着。あっと気づく前に温泉街へも入ってしまいました。
9月は温泉でも入ってゆっくりしたなぁと、距離的にもそう遠くない長野県内「松本浅間温泉 別亭一花」さんを予約をしていたのです。
下浅間薬師堂を真ん中に、コの字型に建つお宿。
玄関前には2~3台が駐車出来るスペースがあり、停めて良いものか夫がうろうろしていましたら、仲居さんが出てきて前のスペースに駐車出来ました。
館内に入ります。
全10部屋のこじんまりとしたお宿ながら、広々とした空間。館内は玄関もロビーもエレベーター内まで全て畳敷きでスリッパなどはいりません。
ロビーラウンジには、観光案内、本や新聞など。大きなガラス張りの開口部からは坪庭ながら緑が眺められて清々しい気分。
大浴場へ向かう入口近くには冷水と紅茶が用意されて、何時でも飲めるようになっています。
冷茶をいただきながら、チェックイン。この時に貸切風呂の利用時間の確認を、一人でお風呂に入れない私、お願いをして翌朝もとありがとうございました。
部屋への案内前に、女性は可愛い色浴衣と帯が選べます。
一休みしたらスタッフさんにお部屋へ案内してもらいましょう。3階の部屋「ぼたん」はエレベーターからも、貸切風呂からも最も近い、細やかな配慮が感じられました。
鍵は2本、そしてこの日一番の利用と言う事で、貸切風呂のキーも一緒です。
廊下からの入口は格子戸、オートロック式のドアを入ってすぐに畳敷きのスペースがあり、左手に洗面。そして広くて使いやすいおトイレがありました。
一花の名前入りタオル、歯ブラシ、ブラシ、ドライヤーは籐のワゴンに。
つなぎ部屋の先にシンプルな10畳の本間、広縁の窓際には籐製の椅子&テーブル・・・畳敷きが続いて開放感が感じられます。
窓からの景色、真新しいクリーム色のアパートは邪魔だけど、浅間温泉のムードは伝わってきましたよ。
冷やしたグラスと、サービスであるアルプスの天然水2本が入った冷蔵庫。
反対側の壁に備え付けられた姿見、電話の横にティシュペーパー、綿棒やコットンパフなどもあり。
押し入れ内に男性用浴衣、羽織、足袋ソックスは勿論。
夕食は1階のお食事処でいただきます。食事中にお布団が敷かれていました。
大人向けの落ち着いたムードの漂うお宿でのんびり。
お風呂の紹介は次回になります。
タグ:松本浅間温泉 別亭一花