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ぶらり能登路・・・⑯マリンドーム能生に寄って帰ります。 [2015・9月連休の能登半島]

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朝ご飯を済ませたら・・・さぁ、もう帰りましょう!・・・とは早っ!
だって高速道路の渋滞、帰宅時刻が遅くなるのは嫌なんです。。
七尾からは20分ほど走ったら、県境を越えて富山県へと入ります。
氷見から、高岡へ。
そう以前に、高岡駅近くの激安ホテルに泊まった事を思い出して、つい探してしまった私。しばらく前ながら二食付きプランでとにかく安くて・・・。泊まっている客層も変わっていて個性的な方ばかりのホテル。面白かったのを思い出したのでした。

車窓から、北陸新幹線の走行する様子も見えました。

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射水市の小杉インターからは北陸道に上がり、あとはひたすら東の新潟を目指すのみ。

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またも車窓からは日本海の光景が、海に届く程間近に…海岸沿いを走る高速道路。

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日本海に沿った断崖絶景の景勝地として知られる「親不知」は当然、通ります。
そうなるとやはり、写真が撮りたくなるのはブロガー魂?習性?
…とは言え、撮れていないから、トップの画像は昨年4月の使い回しです[あせあせ(飛び散る汗)]

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浜沿いから離れ小島まで続く、赤い橋。こうした光景は日本中の各地で目にするもの。それだけ海を生活の糧とする事は危険を伴う、過酷な労働でもあるのでしょう。
海に囲まれた日本で育まれた・・・豊かな魚食文化。
漁師さんや、海沿いでの暮らしって、何時も美味しいものばかりあって良いなぁ~なんて簡単に思ってしまうものだけど。。

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糸魚川の能生インターで下りたら、この日は道の駅「マリンドリーム能生」でお昼の予定であった。
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好天に恵まれたこの日も、休日最後でもあり・・・ご覧の通りに中々盛況な様子。
カニ屋横丁が前回と変わっていると思ったら、カニ屋横丁と鮮魚棟はこの春リニューアル工事を終えたばかりとか。

お昼も近い時刻・・・だけれど、二人とも全然お腹が空いていない[バッド(下向き矢印)]
どうしてかなぁ~?
朝からガッツリの朝ご飯のせい?・・・それも理由のひとつかもしれない。なーんてね。
マリンドリーム能生のウリ」はなんといっても蟹です。能生名産の「紅ズワイガニ」の時期は4月~11月くらいまで。それを過ぎたら「鮟鱇」になるみたいです。

蟹専門の蟹屋さんがズラリと並び、蟹を食べる専用の建物「かにカニ館」まであります。
通路を歩いて行くと…その先々で、売り場のお姉さん方から「はい、味見」と手渡される蟹だけで満足してしまうのであった。

次から次へ強引なまでに手渡される蟹、そしてその時の決まり文句「その場で食べても、海を見ながら食べても・・・お持ち帰りしても良し」
・・・と見事に同じ言い回しも、ツッコミどころって感じ[わーい(嬉しい顔)]

自宅土産として蟹、一夜干しのイカ、カレイ、大ぶりの分厚く切った鮭の切り身。←実際食べても、脂がのっていて美味しかったです。
旬の時期に食べる地物のお魚は格別、漁業がさかんな土地ならではの自慢の味を少しだけ楽しむことにしました。

途中の佐野で実家に立ち寄って、母へささやかなお土産を渡し・・・。
それでも、夕方5時前に自宅着[るんるん]

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都内から始まった今回の能登半島旅、通過したのは一都11県。5日間の総走行距離は1550キロあまり。
総費用は・・・一応、内緒。

たったの5日間、国内旅行に関わらず、こんなに書いてしまいました。
今回も長らくお付き合い下さいました皆様には、お礼申し上げます。

晩御飯は、どれも買ってきたものばかり。
それでも、これ!ドーンと食べ応えのあった蟹。
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ひたすら剥いて食べる、蟹三昧の一夜となってしまいました。
日頃の我が家の食卓からしたら・・・もう、贅沢[グッド(上向き矢印)]

秋の祭りの時期、暑さもおさまりつつある秋の季節。。
出迎えてくれたのは・・・収穫を迎える里山と、穏やかな表情を見せてくれた日本海。
能登で生まれた日本酒、人情と、海の恵み。
地の味覚も、楽しんだ←ホンのチョッピリだけだけど[あせあせ(飛び散る汗)]今回も、出かけて行って良かった[グッド(上向き矢印)]
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ぶらり能登路・・・⑮七尾の夜も、呑んだ。 [2015・9月連休の能登半島]

駅前の商業ビル「パトリア」を一通り見て歩いてから・・・、この夜もお約束!ホテル近くの居酒屋さんへGO!

奥行きのある店内は明るい雰囲気、お店の人が明るく元気に出迎えてくれました。これまで通り、ホテルのフロントで尋ねてきたお勧めのお店です。
奥行きのある細長い店内、奥にはお座敷も見えました。
調理場を囲む大きなカウンター席でいただきます。
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夫は何時もの「生」を、私は日本酒「立山」と言ったかしら?お通しは、枝豆にローストビーフ、蛸のやわらか煮、カボチャ。
そう言えば輪島の「新駒」さんは、押し付けのお通しがなくて良かったな。
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イカ・甘海老・ハマチ・秋刀魚のお造り4点盛りは量が少な目。しかし鮮度は抜群、口の中でとろけます。美味しい[グッド(上向き矢印)]秋刀魚のお刺身は特に美味しかったです。もっと頼めば良かったのに[バッド(下向き矢印)]こればっかりだ!

白エビの素揚げはサックサクの食感でアッサリした美味しさ。
家では珍しい焼き鳥のオーダーもしました。まあ、美味しかったですけど、これは普通かな?
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夫は変わらず・・・生、私はサワーに切り替え。
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初めにサラダが見当たらなくて、後になってから気づいた。でもここまできたらお新香だ!って訳で頼んだ漬物の盛り合わせ。
アジフライに、サクサクの天ぷら盛り合わせで、お終い。
アジフライは生臭さなどなく当然なく、この日オーダーした中で一番美味しかったです。
フワフワした身の厚さが、ウマウマ[るんるん]
漁港が近いから新鮮なのでしょう。新鮮な魚はどう調理しても美味しい!で・・・意見が一致。
次々とやって来るお客さん達。
接客と調理で忙しそうな様子が見えたので、特にお喋りはしませんでしたが・・・それだけ活気があると言う事よね。
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家庭的なムードも味わえる「居酒屋 鷹」さん、中々良いお店でした。

夜総合点★★★☆☆ 3.5


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あれ、ご飯ものは?
ゴメンナサイ・・・、心配はご無用。
隣接の商業ビル「パトリア」の総菜コーナーで、値段の下がったお弁当があったのを覚えていたのです。・・帰り道、それぞれ好みのものをゲット。これってあたまイイでしょう[わーい(嬉しい顔)]
食後は下から夫がコーヒーを運んできてくれて・・・買ってきたお菓子も食べました。これまた甘いもので幸せ。食後のコーヒーは至福!
他にもささやかに能登のお土産。地のもの、調味料や出汁、お塩も買ってまいりました。。


前回は旅館100選35年連続一位の「加賀屋」さんの姉妹館である宿に泊まりましたが・・・
今となってみたら・・・別に旅館に泊まらなくても、観光が目的であればビジホに泊まって、居酒屋で呑む。
時間的にも、CP的にも手軽、外れがないような。。これまでの経験からも、このスタイルが我々には一番!と思う私達でした。
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ぶらり能登路・・・⑭七尾のホテルは [2015・9月連休の能登半島]

最後の宿は能登半島旅最後の拠点として、また帰路の渋滞&混雑を考慮して決めました。だって23日は連休最終日ですものね。

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商業ビル「ミナ.クル」に併設されたホテル「ホテル アリヴィオ」はJR七尾駅の真ん前。非常に近いです。
一階にはコンビニも入るなど利便性も高いものの、建物全体がホテルと言う訳ではありません。
シンプルな外観、館内の4階から上がホテルなのです。ビジホだから当然一階のロビーはスッキリとした雰囲気。

でも思っていたより良い感じ。一階のラウンジ、朝食会場となるスペースもオシャレ[るんるん]ささやかながら、お花も飾られています。
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お部屋はとってもシンプル、新しいだけに清潔感が感じられました。
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普通のビジネスホテルだから室内はコンパクトながら・・・ベッドはシモンズ、手前のベッドはワイドなダブルサイズなのです。違うタイプの枕が二個置かれているなど気も利いてます・・・。
これまでのところが浴衣だっただけに、着やすいロングパジャマタイプの寝具も嬉しく思えました。浴衣は苦手なの。


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ホテルで一休みしたら・・・ぶらりJR七尾駅へ。「鉄分補給」?いえ、ただのお散歩です。
和倉温泉の最寄駅である和倉温泉駅、その先の穴水まで延びる「のと鉄道」の始発駅でもある七尾駅。

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「まれ」ちゃんがラッピングされた「のと鉄道」は、いかにもなローカル感漂ってます。
時間がもっとあったら、観光列車「里山里海号」も乗ってみたかったな[グッド(上向き矢印)]
「まれ」のスィーツ作りを指導、ドラマ出演した辻口博啓さんのスィーツが食べられる・・・スィーツプランは魅力よね[るんるん]

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JR側のホームに入線してきた、スマートでスタイリッシュな車両は「特急能登かがり火号」でしょうか。


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駅の構内に飾られていたのは、七尾に伝わる風習「花嫁のれん」。今では使われなくなってしまった「お嫁入り」の言葉、風習ながら・・・さすが「加賀百万石」の土地。「和」の華やかさが違ってます[ぴかぴか(新しい)]
多くの店の軒先や店内に飾られる、「花嫁のれん展」まであるのだそう。。
可憐な色合いから、嫁ぐ日のお嫁さんの姿に思いをはせて・・・幸せを願う旅人が一人。しかし現在ではお姑さんの方が気を使っているのですから、時代は変わりましたね[あせあせ(飛び散る汗)]


小ぢんまりした部屋ながら、夜中に起きる事もなくよく眠れました。快適睡眠。
一晩明けて、朝ご飯は・・・
地元産の野菜たっぷりのおみそ汁やスープ、フレッシュなサラダバイキングに温野菜。野菜ジュースやドリンク類、カットフルーツやヨーグルトなども日替わりで。
地元で人気のパン屋さんから運ばれてくる、焼きたてパンも並びます。
目の前でスタッフさん達が作っている熱々のメニューも沢山!充実した内容はビジホの無料朝食とはとても思えない。
じゅうぶん満足できる内容でした[グッド(上向き矢印)]
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朝は、シッカリ!日本人ですもの、ご飯でしょう。小鉢も沢山取ってしまいました。
焼き鮭の切り身は大きいし、それぞれの小鉢は家庭料理風の素朴な味わいがします。
甘いものもあったら、当然食べますよ。
日本人だけどパンだって見たら、当然食べたい。ビッフェ形式で取り放題ながら、それでもお腹は一個しかないから・・・他の副菜、ドリンク、パンも・・・無理だった。
美味しいご飯でパクパク食べてしまいました。普段はこんなに食べないのに…完食!
お腹いっぱい、ごちそうさまでした[るんるん]

ホントの事言ったら、こちらのホテルもなんかイマイチ。泊まりたくない~~と思っていたものの、シンプルイズベストで気に入りました。
他に何時でも飲めるコーヒーサービスや、新聞や雑誌が置かれたコーナーがあるなど。
働いているスタッフさんの一生懸命さが伝わってくる接客内容でした。駅の真ん前という立地ながら、駐車料金が300円なのも良心的です。
そう考えたら、やはり輪島のホテルの割高感は否めない感じ[バッド(下向き矢印)]・・・いい加減シツコイって言われてしまいそうですね。

次は、七尾で出かけた居酒屋さんの紹介になります。
ホテル アリヴィオ
夜総合点★★★☆☆ 3.5


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ぶらり能登路・・・⑬能登のシンボル「見附島」 [2015・9月連休の能登半島]

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途中立ち寄りしながらの、ぶらり旅。 景勝地のひとつ「見附島」です。
・・・別名は「軍艦島」、名前の通り軍艦のような形からそう呼ばれているのです。

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飯田湾に浮かぶ、高さ28メートルの奇岩は能登を代表する観光スポット。だから駐車場も満車でした。
行楽日和であったこの日は、私達の様な県外からの観光客。地元・石川ナンバーの車や、家族連れなど次々と訪れてきます。

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引き潮の時は岸から島までつながっているので、岩をつたって海に入らず渡れるのでした。
また浜辺には縁結びの鐘があり、その名も「えんむすびーち」と呼ばれているのですって[あせあせ(飛び散る汗)]「えんむすびーち」って!?

波も穏やかな内浦は、荒海と奇岩がおりなす外浦とは大きく光景が変わるとの事。
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海岸線をただブラブラ歩いていただけ、吹いている海風を頬にうけ・・・自然に恵まれたロケーションを楽しみました。
近くには食事処「見附茶屋」があり、お土産や物産品などが販売されています。
見附茶屋の一番のオススメは、ローストビーフの能登丼だそうながら・・・知らなかったわぁ[バッド(下向き矢印)]
暑かったせいで次々と売れていたソフトクリーム。
同じくレジでソフトクリームを注文!外で食べようっと!
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これといって特徴はなかったものの、まぁ美味しかった。観光地ですからね。

見附茶屋定食・食堂 / 珠洲市その他)

昼総合点★★★☆☆ 3.0



穴水から、七尾市内に入って。この辺りは能登半島のほぼ中央に位置するエリアです。
二度めましての、和倉温泉。
金沢からも近くて全国的に知られている温泉なのに、和倉温泉は意外にも閑散としていました。時間的に早かったせいかしら。
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街中に足湯の出来るこんな立派な施設が出来ていました[いい気分(温泉)]
和倉温泉街の中心部に湧く源泉による、共同浴場「総湯」です。
この施設、前回泊まった時には気づきませんでした。・・・と思ったら、平成23年4月にリニューアルオープンされたばかりと言う。
重厚で凛とした外観。入ってみたら・・・館内も明るくて綺麗でした。

「塩活」に続きましては・・・「温活!?」
ご存知のようにビンボー旅である今回[バッド(下向き矢印)] 予算の関係で和倉でお泊まりはしませんけど、来たついでに「足湯」くらいはしていきますか。
見附島7.jpg

温泉は和倉温泉総湯のものとかわりありません。お湯は「海の温泉」ならではの、豊富な塩分が特徴との事。
またここでは「飲める温泉」 として飲泉出来るだけでなく、足湯脇では、温泉卵作りも出来るのです。
近くで仕入れてきた卵を入れて・・・源泉によりじんわり茹でられた、トロトロの半熟たまごを作りたい[るんるん] 
そんな欲求にかられたものの・・・。迷った末今回は断念。
ここには和倉温泉PRキャラクターの「わくたまくん」もいましたよ。和倉温泉を発見したとされるシラサギが産んだ「たまご」がモデルなんだそうです。

朝から目いっぱい一日あちこち歩きまわって、お疲れモード入っていたこの日。早めに宿に入って、ホッと一息つきたい気分。
・・・と言う事で、七尾のホテルへ。七尾湾に浮かぶ能登島も前に行ったからカットです。
あと二回くらいで終わりますね。
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ぶらり能登路・・・⑫能登の里山里海 [2015・9月連休の能登半島]

輪島から、曽々木、珠洲へと向かう海岸沿いは、「能登の塩街道」と呼ばれるくらい…いくつもの塩田が開かれ、製塩所も続いています。
晴れの日が多く日照時間も長い能登半島の西側は、元々が塩作りに適した土地。500年前より海水から塩が作られていた・・・とする記録も残るほど。
しかし今の形になったのは、平成9年の塩の専売制度が廃止された後だと言う。

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上の鉄製の大釜は、奥能登揚げ浜塩田「道の駅 すず塩田村」にあったものです。

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車はさらに249号線を進む。
奇岩が多いダイナミックな海岸沿いの風景を走るかと思えば・・・。
深く静かな海、小さな集落が海岸沿いに建ち並ぶ光景など。。遠い土地に降り立ったと感じる気持ちは高まるばかり。。

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能登の地形は、低山と丘陵地が多いことも特徴のひとつとか。
海に囲まれているため、遠浅の砂浜海岸や外浦と呼ばれる岩礁海岸、内浦と呼ばれるリアス式海岸を含む内湾性の海域と・・・変化に富んでいると実感されます。
風はひんやり秋の風、それにしても絶好のドライブ日和[車(セダン)] 
最果ての地の眺めです。
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日本海の荒波による造形が続く・・・能登外浦の絶景巡り、ゴールは間もなくのような。。

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249号線からわかれて、半島の先端を回る県道28号線を走ると・・・高台がある。眼下に広がるのは、ツバキの林。
「椿の展望台」から眺めた最後となる、外浦の海岸風景。

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真っ青な海です。これ程綺麗な海が広がっているなんて、前回は気づきもしませんでした[ぴかぴか(新しい)]

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半島の突端はどこからどこを眺めても、「奥能登絶景街道」の名に偽りなし。


最も知られている観光スポットは「狼煙の灯台」こと 「禄剛埼灯台(ろっこうざきとうだい)」です。
長く走り続けてきたものの、この辺りで一休み。
能登半島の最先端に位置する、禄剛埼灯台の展望台からは180度のパノラマが。雄大な光景が眺められる!!・・・との事ながら。。
最先端まで行こうと思いたって来たわりに、灯台までの坂道を歩いて上る根性はない[バッド(下向き矢印)]

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県内でも最北となる・・・「道の駅 狼煙」。
私達の様な観光客以外にも、行楽日和であったこの日。地元・石川ナンバーの車や、家族連れなどが次々やってきて…。
直売所では地元の特産品である大豆製品をはじめ、里山里海の食材、工芸品などが並んでいました。
さらに店内の体験交流室においては、「豆腐」作りや「きなこ」作り体験も可能。
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石臼を使って、大豆からきなこ作りをする子供の姿がありました。
小腹がすいた時のお昼は、やはり魚系?海鮮もの?
いやいや・・・
売店に並べられている、地元産の大豆から生まれた出来立てのお豆腐がすてがたくて。。なんと言っても、リーズナボーなところが魅力。ショボさは否めないものの・・・こちらにしましょう。狼煙に来たら、拘りの「地豆腐」だ[るんるん]
きなこ作りに熱中する子供達を横目に、お豆腐購入。

待つ事数分・・・はいきた~~!
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本場の塩と出来立て豆腐とのコラボ、パックのまま食べちゃいますよ[あせあせ(飛び散る汗)]
天然塩をふりながら食べたお豆腐は、想像通りの美味しさ。これには満足[るんるん]

大浜大豆の地豆腐は地域の在来種大豆である「幻の大浜大豆」と、国の重要無形民俗文化財の角花家 「能登の揚げ浜式製塩の技術」から生まれた「天然にがり」を使い、構内の施設で丁寧に作りあげました。
一緒に揚げたてホカホカのおからコロッケも食べました。
http://noroshi.co.jp/

午前中に塩作りの一環をのぞき見て。。その塩は・・・能登の里山と、里海とが結びついた・・・結果。生まれてきたものと、知った一日。

道の駅 狼煙アイスクリーム / 珠洲市その他)

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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浜にポツネンと一基置かれたキリコ。ここにくるまで実際に動くキリコと出会えませんでしたが・・・。
8月・9月は能登半島のどこかでキリコ祭に巡り会えると言われるくらい、能登のお祭りは約200もの地区で行われているのだそうです。

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全てが目に鮮やか、空気も澄んでいた。心地良い風と・・・光る海。
能登の海がこれ程綺麗だなんて、想像できずにいた。今更と言いましょうか。。
でも本当はずっと以前から、きっとなにも変わっていないんだ。
だって海は、海だもの。
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ぶらり能登路・・・⑪能登の里山里海「塩の駅」 [2015・9月連休の能登半島]

輪島の千枚田を過ぎ、車で海沿いを走って行くと・・・付近一帯次から次へと塩田が並ぶ地域へと入ります。
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数ある塩田の中、気楽に楽しめるのではないかと思った「塩の駅 輪島塩」へ行ってみました。
外観の写真はなし。
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その代りに一枚。周りを竹で作った間垣に囲まれた駐車場です。

目の前に広がっていたのは・・・能登最大級との塩田。棚田のあとは、塩田だなんちゃって!
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ここでは昔ながらの製法にこだわった塩作りが楽しめる「塩田体験」もながら、私達はプロの技を見学しました。
ご存知!
ウチョケ(打桶)と呼ばれる手桶で、溜めた桶引桶(シコケ)から海水を汲み塩田に撒く!その都度、周囲から沸く拍手[グッド(上向き矢印)]
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塩作りの行程のひとつ、海水を豪快に撒く様子が決まっているのはサスガです。
朝ドラ「まれ」でも最も魅力的なキャラと思ったのが・・・塩作り一筋、塩にかける姿が印象的であった。寡黙な民宿の主・元治さん、演じる田中泯は役柄にハマっていました。


気軽に入って見学、その上塩の試食もありました。作業小屋の屋内では、海水から塩へと煮詰める、搾る・・・等の説明があり。。積極的に味見も勧められました。
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約12時間かけてゆっくり水分を蒸発させる「本焚き」、その隣りは「ろ過装置」かと思います。

他にも塩田作業に使われる、昔ながらの道具が店内、屋外にと展示されていました。
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ウチョケの花器に活けられた、季節の花々。地道な作業風景の中、ここだけホッとする空気が感じられました。

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「あ!これ、子供の頃家にあった竈と同じだ」と、夫は懐かしそうにしばらく眺めています。
架けてあるお釜のご飯が炊きあがったら、おむすびとして試食できるのだそう。食べたい、でも30分なんて待てませんよ…ね。

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様々な塩製品が並ぶ店内で目についたのが・・・昔ながらの藁づとに、おじいちゃんの手仕事で輪島塩を詰めた「藁しばり」と呼ばれるお塩。
冷たいお茶のサービスや、茹でたジャガイモにお塩をふって食べるなど…こちらは大サービスな塩の駅でした。

三ツ子浜海岸は、魚たちが傷を癒しにくる浜だという。
それは、この浜にしみでている冷泉によるものとの…漁師の言い伝えから。。。
その海水から、丹念に手塩にかけて、作った輪島の塩。

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デッキから望む雄大な日本海の眺めは絶景です。
こうした長い行程のあと、わずかに採れる海の恵み・・・。塩田作業は迫りくる冬を前にして間もなく終わり・・・だそうです。http://www.wajimashio.jp/


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荒々しい海岸線が続く曽々木海岸を象徴する巨岩。
国指定名勝、天然記念物に指定されている・・・「窓岩」です。
日本海の荒波をまともに受ける・・・荒々しい海岸線が続く中でも、ひときわ目立っていた。
厳冬の時期の海上は、大量に波の花が発生する。
そんな厳しい日本海の荒波が削り出したこの形・・・中心部分に直径2mほどの穴が開いています。
目の前の広い海と連動して、荒涼としたムードを醸し出しています。

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吹く風は少しひんやりとしていましたが、海沿いの眺めは最高です。

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空が、青い!海も、碧い!
でもこうシツコイと、だから何だ!?って言われちゃいますね[あせあせ(飛び散る汗)]
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ぶらり能登路・・・⑩能登の里山里海「白米千枚田」 [2015・9月連休の能登半島]

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輪島の朝市についで・・・こちらも人気の観光スポットである「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」の光景です。
自称「棚田マニア」である私、ここを見逃すことは出来ませんぞ!


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「日本の棚田百選」、「国指定文化財名勝」に指定。「世界農業遺産」にも認定された「能登の里山里海」の象徴とも言える・・・輪島市白米町にある棚田です。
高台から海岸まで続く急斜面は、大小さまざまな形の水田により幾何学模様が描かれています。


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青い空、碧い海。これぞ、まさに絶景!

ここでは言葉など、必要なし[るんるん]


途中の道中で、目にしたのは・・・「THE はざ掛け」の風景。
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刈り取った稲を束ねて、組んだ竹にひっかけ・・・逆さにして天日乾燥させることをそう言います。
かつて機械がまだない頃は、普通の・・・乾燥方法ながら。。作業そのものに多くの人手を必要とするはざ掛け。稲の重みもあり、大変な重労働でした。
機械の乾燥機が普及する事により、こうした天日乾燥は珍しいものとなってきているのですが、この辺りはそれ程の大規模農家がないからか、至るところで目にし続けたのでした。


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高洲山の裾野が広がる急斜面に、幾重にも段になった田んぼが広がっています。その数1,004枚。1枚の田の平均面積は18平方メートル程だそうです。
中央部分の朱色の部分はこの日、この場所で、結婚式があった為でした。

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2001(平成13)年1月、国の名勝に指定された・・・白米千枚田。しかしこの地でも深刻な後継者不足となり・・・。
2007年春からは、田んぼのオーナー制度がはじまっているのです。

それぞれの面積は耕運機も入らない狭さのため、栽培は昔ながらの手作業です。それは平地の数倍の労力を必要とする事。

棚田ではこの時、稲刈りの真っ最中でもありました。
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春夏秋冬・朝夕にも表情が変わる・・・圧巻の光景。世界農業遺産としての取り組みも高く評価されているそうです。
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青々とした稲が成長し・・・黄金色に輝く季節を迎えて・・・。

千枚田では多くの方々が働いていました。それぞれの面積が小さい為、頼るのは人の手のみ。
そこで当然、稲の乾燥もはざ掛けにせざるを得ないと言う状況のようです。
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晴れています。快晴です[グッド(上向き矢印)]
今思い出しても、能登旅は、ずっと天気に恵まれ続けていた。。これを書いている今は、雨だけど。
                                
結婚式を終えたお二人の姿です。
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派手やかな打掛姿の花嫁は若く、美しく、この青空より晴れやかな・・・お二人に幸せを感じた一時でした[グッド(上向き矢印)]

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来年3月13日までは毎日。LEDイルミネーションイベント「あぜのきらめき」が開催されるなど。気節により違った景色が楽しめる。輪島市内からは、運賃割引の臨時バスが運行されている模様ですhttp://senmaida.wajima-kankou.jp/
HPで観る、夜の深い海を背景にした光景も綺麗ですね。
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ぶらり能登路・・・⑨輪島市キリコ会館 [2015・9月連休の能登半島]

行こうか、行くまいか・・・迷っていた。それでもせっかくここまで来たのだから・・・と思い、足を運んだ先は「輪島市キリコ会館」でした。

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輪島大祭は・・・キリコと呼ばれる大きな奉燈(御神燈)を氏子たちがかつぎ出す事で知られています。

神輿を先導し威勢よい掛け声を響かせながらまちを練り歩くキリコは、巨大な松明の炎とともに夜空を染めて・・・
熱い華やぎは、能登人たちの魂をはずませると言う。


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朝市を見て歩いた後、「キリコ会館」へ伺ってみました。
倉庫と見まごうばかりのシンプル過ぎる外観。館内の展示内容も、これまた非常にシンプル。

1階は受付にキリコの展示、それにお土産のショップのみ。
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しかし一歩中へ足を踏み入れてみれば・・・広いスペース一面に、大キリコ7基と、キリコ24基の展示がされています。

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ガイドの仕事に就いてまだ半年と言う・・・説明してくれたガイドのお兄さん。
話す様子は「立て板に水」…とまでいかないものの、身体まで使った全力での仕事ぶりは好感がもてました。解説する様子、素朴な話し方が楽しかったです[るんるん]

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宵祭りを再現した空間に、4階建てビルほどの巨大なキリコが立ち並ぶ光景は勇壮であり、圧巻の迫力です[パンチ]
切子=キリコ灯籠を見るのは当然、初めてだった私。

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能登で続いてきた・・・伝統の祭りです[ぴかぴか(新しい)]
輪島塗や彫刻を施した素晴らしい灯籠には、能登の伝統文化、日本人のもつ美意識!宗教観も色濃く反映しているのが感じられます。
どれも見事な出来栄え、伝統文化の重みを実感しました。

失礼ながら全く期待をせずに行ったものですから、実際に説明を聞きながら・・・目前にしてみると一見の価値をもつものと理解出来ます。
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展示されている灯籠には170年前のものもあり・・・。また12mもある灯籠が、以前には担ぎ出されていたとか。。。


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2階へ上がると空中回廊です。空中回廊では、見上げていたキリコを上から眺めました。
キリコ灯籠は後ろ美人と言われる通り、後姿も素晴らしかったです[ぴかぴか(新しい)]

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一角に設けられたスクリーンシアターでは、祭りの様子を大型スクリーンで鑑賞します。
夕闇の中でその周囲を明るく照らすキリコ燈籠の行き交う様子は・・・実に勇壮果敢であり、かつ幻想的なものであると想像されました。

キリコ11.jpg
3階の展望ロビーから、・・・目前に広がる輪島港、日本海の風景を眺めて。。
この場所には、キノコじゃないのよ。下から突き抜けた「大松明」の展示もありました。
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キリコがズラリと並んだ光景を、実際目の前にしたら・・・その大きさ、素晴しさに圧倒されまくり[グッド(上向き矢印)]
キリコ10.jpg
悠久の神話に、   あやかる能登人たち。

キリコをかつぎ、   里山里海のめぐみを、   純真に祈る。


能登の祭りの象徴が・・・集結した・・・「キリコ会館」でした。http://wajima-kiriko.com/
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ぶらり能登路・・・⑧輪島と言えば朝市 [2015・9月連休の能登半島]

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道路のマンホールにも、輪島塗のお椀とお箸[るんるん] 輪島のトレードマークになっているのね。

石川県輪島市の朝市は・・・岐阜県高山市、千葉県勝浦市と並んで、日本三大朝市にも数えられる日本有数の市です。 その歴史は古く平安時代、神社の祭礼日に魚介類、野菜等を物々交換しあったのが起源だそうです。

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・・・以来、約千年も続く輪島の朝市。
市がたつのは午前の8時頃から正午まで。
輪島を訪れた前回はリサーチ不足で、午後になってから。。ですもの当然、そんな時刻に朝市のムードなど・・・あるはずもなくて[あせあせ(飛び散る汗)]
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まだ旅の途中であったこの日、特にこれと言って欲しいものはありません。
それでも前夜飲んで美味しかった純米酒の「千枚田」と、こっちゃん用にピンクのお箸、のどぐろの炊き込みご飯の素←これは失敗!美味しくなかったかな[バッド(下向き矢印)]

輪島塗ですか?「もう、嫌なもの(別の意味で)見ちゃったなぁ~!」…輪島塗は当然欲しくなってしまっていたけど、お財布事情を考え買いませんでした。

朝市8.jpg
朝市通りの近くでは、まれと圭太が渡った…赤い橋「いろは橋」も渡りました…。

・・・・・以上、輪島の朝市百景。

人で賑わう大通りより、まだ準備をしている最中だったりする・・・人影の途絶えた路地が延びている。そこには本来の家並みが続いているから惹きつけられるものが。。輪島での暮らしが垣間見られるようで・・・印象深く思いました。

・・・なーんて言ってもまだ終わらない。能登半島編はこれからなのです。
タグ:輪島朝市
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ぶらり能登路・・・⑦輪島の夜は「新駒」さんへ [2015・9月連休の能登半島]

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夜に行くお店は事前にリサーチして決めてあったのですが、電話で聞いてみると予約でいっぱいだそう。
そこで、ホテルから歩いて行ける「小料理 新駒」さんへ。
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渋い居酒屋風のビジュアルながら、新しめな店内は清潔感もあり良い感じです。
気さくな接客をする女将に、小ざっぱりとした店内。カウンター席で頂きます。
夫は何時もの「生」、私は手軽な純米酒で。
一通りのチェックはOK! 厨房からオーダーした定番のサラダと、お刺身が到着。
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シーザーサラダは、生ハムの下に温玉がかくれていました。
お刺身は少な目って感じながら、結構お腹にくるからこのくらいの量でいいかな。
純米酒「千枚田」に、輪島といえばやはり輪島塗でしょう!
女将がサッとさり気なく、しかし自信に満ちた手つきで選んでくれたぐい飲みは、嬉しい事に輪島塗のもの[ぴかぴか(新しい)]
女将の弟さんが輪島塗の職人さんをやっているとの事。
輪島塗はこれまでも何度か目にしてきたものの・・・これぞ、本物の美しさ!優れた加飾技術により世界に誇る輪島塗の技です!
晴れの日に、そしてこのように日々の暮らしの中で・・・生活に彩りを添えてくれる、伝統漆器が輪島塗だそう。。

新駒さん7.jpg
「ママさん、俺も輪島塗で呑みたい!」とリクエストした夫、手元に届いたお猪口は・・・輪島塗の加飾法のひとつである「沈金(ちんきん)」。
新駒さん8.jpg   新駒さん9.jpg
「沈金」とは・・・
鋭いのみで漆器の表面に模様を彫り、漆を塗り込み、金箔や金粉などを押し込み模様を表わす手法をそう呼びます。
和食器全てに言える事ながら・・・手にフィッとする考えられた造形と繊細な細工、日本人の美意識が感じられまする[ぴかぴか(新しい)]
左側の朱の塗ものは、能登半島の「間垣」が。右側の私のぐい飲みの内側には当然、「白米千枚田」が描かれています。
どちらもとにかく美しい。輪島塗ってこれ程綺麗なものなのを実感・・・眼福」とはこの事!素晴らしさに二人して盛り上がっていたのでした。

このお猪口の値段、一盃がおいくらくらいかわかりますか?
聞いてビックリ!
なんと、こんなに小さなものなのに。。よ・よよ・・・4万円ですって[exclamation]
・・・と言う事は、20個以上の輪島塗が並ぶケース全体で…「80万円ですか?」
「いや、もうチョッと!」とママ。
「スゴイ~~!」それまで全く興味もなかったものが。。実際手にしてみたら、欲しくなっちゃうわ[グッド(上向き矢印)]

そんな様子を隣りで窺っていたのが、後から入店してきた同年代のご夫婦でした。しかし奥さんはお酒が飲めないようで、手持無沙汰と物珍しさから、ソワソワと落ち着かない様子。
ひとりで呑んでいる旦那さんが気を効かせて、ウーロン茶でもオーダーしてあげれば良いのにね。
話すうちに、同じホテルに泊まっている事が判明。
そのご夫婦、老朽化したあのホテルになんと半年も前から予約を入れていたとは[あせあせ(飛び散る汗)]
長野から旅してきたご夫婦とは、長野の事。間もなく生まれると言うお孫さんの話など・・・様々な話題で盛り上がりました。

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揚げ出し豆腐、蟹の酢のもの、焼きカレイ。・・・とどれも、良い味です。
「ママさん、ご飯ものはないの?」と聞くと、「ごめーん。昨日いっぱい炊いたらお客さんが少なくて、ご飯が余っちゃったから今日はないのよ・・・」ですって。
そこで〆は、温かいおうどんに。それも具なしの素うどん!
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座った席には、価格の書いてあるメニュー表がなかったような、私が見ていないだけかもしれないけど。
ボードに料理名が書いてあるだけだったから、そんなに頼めなかったのだ。

金額と、呑んだ後のおトイレが心配になるのは私だけ?
知らない場所のトイレの使用は出来たら控えたい・・・って思うと、呑めないのだ。
お勘定してもらった金額は間違ってるのかと、「ホントにこれで良いの?」って思ってしまう安さでした[グッド(上向き矢印)]
地元のお客さんが多いのも納得!「新駒」さんは気軽に飲みに来られるお店です。
奥に宴会も出来るお座敷席が見えましたが。。後から入店した数人のお客さんはお断りしていました。
驚く程リーズナブルな料金、清潔感バッチリのおトイレも完備されていて・・・こんな事なら、もっと色々頂いて、ノンビリするのだったな。
とにかく良いお店でした[グッド(上向き矢印)]
地のものをもっと食べなかったのは心残りです。またいつか行けるかな?


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新駒さん12.jpg かつての「のと鉄道七尾線」の終着駅であった輪島駅は、廃線に伴い現在道の駅として整備されています。 「プラットホーム」にかけて「ふらっと訪夢(ふらっとほーむ)」の名前が付いた、漆器の黒をイメージした純和風の建物・・・現在はバスターミナルとして使用されています。 奥に進むと踏切と線路が現れ、「のといちのせ」から先の「輪島」は終点のはずながら。その横には「シベリア」と書かれていました。 営業当時の落書きを再現したもので、線路をこのまま海上に伸ばしていくと、ロシアのウラジオストクを超えてシベリアにたどり着くというジョークとか[るんるん] 先の長野旦那さんと夫は、ホテルのエレベーターで、大浴場でも一緒。一度会った後は、意外とそんなものですね。 私も、奥様には翌朝ご挨拶を。そして朝市でもまたお会いする事が出来ました。旅先の出会いは「一期一会」、楽しい経験でした。              新駒さん3.jpg

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ぶらり能登路・・・⑥日本海を一望しながら [2015・9月連休の能登半島]

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千里浜でお腹を満たした後は、能登空港まで伸びる高速道路「のと里山海道」に上って、少しだけ時間短縮です。

山間の土地を利用した・・・田畑と集落と。。小さな田んぼでも刈り入れを待つ、黄金色の稲穂が揺れていた。
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そしてまた、海沿いへと戻り。。
松本清張の小説「ゼロの焦点」の舞台にもなった断崖絶壁。
巌門、関野鼻、機具岩、ヤセの断崖・・・と言った、複雑な海岸線、奇岩・奇勝が続きます。
前回観光済みのところは、スルーしました。

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能登金剛の代表的な奇岩のひとつであり、能登屈指の夕焼けスポットでもある機具岩(はたごいわ)の、ダイナミックな景観には魅せられました。。


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道路沿いに続く・・・集落。
家々を囲むのは、冬の強風から家屋を守るため張りめぐらせた・・・道路沿いの垣根=「間垣」です。
日本海に大きく突き出した、寒暖の季節風の影響を受けやすいこの地で生きてきた・・・先人たちの知恵が感じられる光景です。残念ながら・・・ここはドラマで使われたロケ地ではありませんけれど。。

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輪島方面へ向かって更に国道249号線沿いを車で走って行くと・・・その途中に見えてきた「トトロ岩」。

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頂点が二つに分かれて、耳のように見えることから、地元では以前から宮崎アニメ「隣りのトトロ」に似てると評判だったそう。

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こんな事、誰がしたのでしょう?片方が取れた状態ながら、チャンと目玉まで付いています。
岩の正式名は「剱地権現岩(つるぎじごんげんいわ)」、立派な名前があるのですね。

本当にこの辺り、自然が作りだした・・・ 観光スポットが沢山あって、ドライブ中も見飽きることがありません。

そうする内に、いよいよ輪島の街が近づいてきました。
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石川県北部に位置する輪島市は、能登半島北部の奥能登の中核となるところ、輪島塗や日本三大朝市のひとつ「輪島の朝市」、御陣乗太鼓で知られています。
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連なる・・・黒い屋根瓦、板塀の家屋がムードあるわぁ。


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輪島の宿、ホテルメルカート輪島です。夜の帰宅時に[カメラ]
事前に「今夜はボロいよ」とは言ってあったものの、目にした夫「ここに泊まるの?」[目][目]
輪島バスターミナルの近く、大浴場のあるビジホです。夜間に撮った画像を載せますね。

何度も書いているけれど、間際になって探しただけに一番ボロかったのが輪島のホテル。泊まるのは出来たら避けたいくらい、気の進まない宿泊でした。
連休中とあって、価格的にも決して安い訳ではない。ここしか空いていなかったから仕方なく[バッド(下向き矢印)]
訪問してわかったのは、「ツールド・のと」の日程と被ってしまっていた。その為どこも満室となっていたのでした。
ホテルの外観は良いとはいえなかったけれど・・・泊まったスタンダードツインの部屋はそこそこの広さ、感想としてはまぁ普通だったかな。
ホテルメルカート輪島2.jpg
シンプルな内装に白いベッド。アメニティに、油とり紙が入っていたのも、「金箔」を扱う輪島ならでは・・・と納得!
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朝は、パンにコーヒー、茹で卵、ジュース、牛乳といった、軽食の無料サービスがありました。

その前の7時を知らせる町の有線放送が、あの「咲かせましょう~~♪♪」であったのは笑えますし・・・街中で「まれちゃん」を応援、放送を喜んでいる様子が伺えます。

ホテルメルカート輪島旅館・オーベルジュ(その他) / 輪島市その他)

夜総合点★★☆☆☆ 2.0


5連休、シルバーウィークを甘く見ていた私。プラス朝の連ドラ関係の土地が混んでいるのは、これまでの「つばさ」=川越、「おひさま」=松本と経験済みなのに。(「まれ」はすでに終わってしまっていますけど)
このホテルは泊まる前から心配であり、出来たら他のとこが良かった。しかしそこで意外な出会いが。思いがけない出来事があったのでした。
その辺りについては、次回に。
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ぶらり能登路・・・⑤国内でここだけ!車で走る海岸線 [2015・9月連休の能登半島]

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今年度前期に放送された、連続テレビ小説「まれ」は石川県の能登が舞台。
日本海と里山のおりなす美しい自然、日本の原風景と思しきシーンが随所に登場していました。肝心のドラマは登場人物達に魅力が感じられなくてイマイチでしたけどね[バッド(下向き矢印)]
それでも放映された光景を見て、行きたくなった方は多いかと思います・・・。かく言う私もその中のひとりでした。
これからの数回は、朝ドラの舞台となったスポットを紹介しつつの旅日記となります。(・・・と言いつつ、今日のは関係ないような。。。)

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最初に目指した先は、タイトルでもある・・・
千里浜(ちりはま)ドライブウェイは、全長約8キロもの海沿いの砂浜を車で走る・・・日本国内でここだけのドライブウェイ。

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車の車種は関係ありませんし、他にもバスやバイク、自転車、勿論人間の足でも砂浜は走ることが出来る。だれでも、どんなものでも走れる自然の砂浜なのです。

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潮風を頬に受けながら、雄大な日本海の波打ち際を走る爽快さは体験してみないとわからない、ベストドライビングポイントなのであります[るんるん]

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海岸線を眺めながら・・・波打ち際ぎりぎりをドライブする爽快感は格別のもの、ほかでは味わえない特別な感覚が味わえるのでした[グッド(上向き矢印)]
これだけ広大な砂浜です、夏場は海水浴場としても賑わいを見せる事でしょう。
当然、この場所には浜焼きや貝売店が並び、焼きたて熱々が食べられるはず・・・と期待して来たものの。。あれ!ない!

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ね、静かでしょう・・っていうか[あせあせ(飛び散る汗)]
波打ち際に車はあるものの、浜焼きのお店は一軒だけしか開いてない・・。
寂れた感は否めません[がく~(落胆した顔)]

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一軒だけのレストハウスの駐車場横で、砂像作りが見学できました。千里浜砂像は10月末までが展示期間だそうです。
車でも走れる砂浜の秘密は・・・砂一粒一粒が海水を含んで引き締まった、この砂のきめの細かさにあるとの事。

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なぎさドライブウェイの終点にある、ドライブイン風の建物「千里浜レストハウス」。2階で食べる浜焼きバーベキューが、この日のお昼でした。
一階はお土産販売所と、レストラン。そして2階の屋内バーベキューと・・、団体さん向けの休憩所って感じです。
期待出来ないムードが漂う中、浜焼きのオーダーをしました。
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サザエ、ハマグリ、エビ、イカに赤魚と言ったかしら。ピーマン、玉ねぎの野菜が付いてきました。シーフード中心で味わえるのは当然と言えば当然です。
自分で焼いて、味付けするのも自分。先のスーパーで見てしまった値段と比較をしたら…これまた観光地価格のような。。
それでも頃合いを見て、スタッフのオバちゃんが食べごろを教えてくれました。
後から、ご飯とお吸い物、漬物が出ます。
イカがやわらか。ハマグリもプリプリ。
魚の身もふんわりしていて・・・旨~~。新鮮さが命ですものね。

ここは天候に関係なく、食事しながら海が見渡せる、大きな窓が広がっているところが魅力です。
夕日の名所としても知られるところだけに・・・日が沈む前後に立ち寄りしたら、もっと良かったかもしれません。
千里浜レストハウス
昼総合点★★☆☆☆ 2.5


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ぶらり能登路・・・④ヨーロッパ軒のソースカツ丼 [2015・9月連休の能登半島]

せっかくの福井の夜です。福井と言えば、ソースカツ丼!
敦賀湾の海鮮も魅力ながら・・・、海のものはこれから行く能登で食べらますからね。。
ソースカツ丼の元祖「ヨーロッパ軒」総本店で、本場の味を食べようって事で決まり。

     ソースカツ丼1.jpg
そして、ヨーロッパ軒に到着。すでに数十人の行列あり。

ソースカツ丼、ヨーロッパ軒とは・・・。
※1913年に東京都早稲田鶴巻(現在の新宿区)に開業後、関東大震災が起きた1923年に福井に移転し、現在県内に19の店舗を構える。ソースカツ丼の元祖が「ヨーロッパ軒」です。
看板メニューの福井県の名物「ソースカツ丼」は、先代の修行先ドイツ仕込みのソースで作り上げたオリジナルメニュー・・・だそうです。
詳しくは、HPへhttp://homepage2.nifty.com/yo-roppaken/sub1.htm

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待っている最中に、厨房脇から出てきた・・・岡持ちを手にしたおじさんの後姿を目にしました。
ソースかつ丼は出前もしている様子です。
私も久しぶりに見ました。
若い人は、 出前や仕出しの際、料理を入れて運ぶ木製の箱にふたと持ち手の付いた入れ物=岡持ちと言う言葉や、存在を知らないんじゃないかしら?
先に停めてあった白い軽に乗って行ってしまったから、見えなくなったものの。店の周囲ではズラリと、ソースカツ丼をのぼりが存在をアピール中なり!
並んでいたのは、 若い人がほとんどです。前のカップルは、スマホで♡♡ペアで写真を撮りまくり~♡
また後ろの二人も連休とあって、京都からやって来たと言うカップル二人組。
ぶらりノープランで出かけて来たので、今夜の宿も決めていないと言う。若いって良いなぁ[るんるん]
思っていたほど待つ事もなく、入店。
並ぶ間に、お店の人が周って来て・・・順番に名前と人数を確認し、メモしていったから。
行列に慣れているのでしょう、手際が良いだけでなく、私に「お席は一階の方がいいですか?」といった気づかいもありました。

ほぼ満席の中、指定されたテーブルに着席。
思っていたよりスムーズに食べられて良かった[グッド(上向き矢印)]
店内を見渡すと、壁には沢山の色紙が張られて。。レジの横は特製カツ丼ソース、特製極細パン粉が並び、気にいったら買って帰るのも可能です。
夫は当然、ソースカツ丼にサラダ、お漬物、味噌汁が付いた「ソースカツ丼セット」をオーダー。
私はカツとご飯が少なめ、カツ1、エビ1のレディースミックスカツ丼セットにしました。
これまた待つ事もなく、オーダーしたカツが着丼。ソースが香ばしく香ります。
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カツ系だけのほぼ単品メニューだから、作るのも早い。当然、食べる方だって!
エビを薄く伸ばして揚げたエビカツ、いきます 。
これは、いけますね。
薄くたたいて伸ばしてあるから、エビの味わいはありませんけど。細いパン粉を使った衣とソースがベストマッチ、決め手となっているのでしょう。
サクサクした食感の元はこれね。
しかし次にソースが染みたカツを食べてみると、ソースの旨味、甘味と香ばしさが絶妙の旨さ[揺れるハート]
トンカツが店の看板商品であるだけに…更に美味しく感じられたのは当然と言えば、当然かも!?
ソースの味が強くなりますが濃すぎるという程はなく、これもバランスの良さなのでしょう。
DSC05305.JPG
どちらも下手な写真でゴメンナサイ。夫のソースカツ丼セットは右の方です。
3枚のトンカツがのっていて、ご飯の量も普通サイズ。
他のテーブルを見ても、皆さん同じような・・・男女別にこの組み合わせを選んでいる様子が伺えました。

これまでに、桐生、県内の足利でソースカツ丼を食べていましたが、福井のソースカツ丼は、ご飯とカツの間に千切りキャベツはありません。
もっと濃い味が好きな人向きには、別皿でソースが用意されています。

トンカツの代わりにメンチカツを乗せたメニュー・・・「パリ丼」は食べられなかったけれど・・・。
こちらのソースカツ丼、、一度は食べる価値ありです[グッド(上向き矢印)]
福井へ行ったら、食べてみてはいかがでしょう。
ヨーロッパ軒を利用したら駐車コインのサービスもありますから、その辺りも親切だって思いました。
人気があるからと高いところから客を見ていないのは、スタッフさん達の接客ぶりでわかります。

そうする内にも、またソースカツ丼を求めて更なる行列が。私達の時よりも長くなっている感じです。
ヨーロッパ軒 総本店
夜総合点★★★☆☆ 3.5


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ソースカツ丼5.jpg
街の繁華街?「片町アーケード」の看板。そしてその先に見えた、ビルの屋上に立つ可愛い「ネオン塔」・・・このムード・・・なんて「昭和」なんだ!
この記事を書くに辺りわかったのだけれど、福井新聞さくら通りビルと言う建物らしい。

ホテルからすぐ近く、スーパーへも行ってみました。旅に出たら、その土地のスーパーマーケットへ行って見て歩くのが楽しい。
鮮魚コーナーに並んでいた、鯖の「へしこ」←食べた事ありません。
のどぐろやままかり、アマダイのリーズナブルな事!改めて・・・海の近くに住むって、良いなぁって思いました。

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一夜明けて・・・部屋から眺めた、朝焼けの空。
朝は、コーヒーにジュース、パンと鱒ずし、越前茶と言った簡単メニューを食べて、さぁ出発しましょう。
ようやく能登に入ります。
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ぶらり能登路・・・③目指すは福井 [2015・9月連休の能登半島]

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真っ白な蕎麦畑をぬけて・・・塩尻から松本まで北上をする。

そして、通過したのは・・・桔梗ヶ原と安曇野を結ぶ全長31.5kmの・・・その名も「日本アルプスサラダ街道」。
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日本アルプスの麓に広がる6市町村を結ぶ・・・サラダ街道。緑濃き田園、果樹園の広がる長閑な風景の中、この季節!やはり目立っているのは・・・赤や黄色に色づいたりんごの畑。
長野といったムードそのものの…新鮮なりんご。
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秋の長野と言ったら、元気に育ったりんごの実が目に浮かぶものですから!
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松本電鉄の「波田」を横断してからは、新島々駅まで並行して走る・・・いつもの道筋。

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間もなく雪の季節を迎える、北アルプスの山々。その山々の下を走ってゆく。数えきれないくらい沢山のトンネルを通過、・・・って、10まではカウントしていましたけれど。。

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岐阜県との県境、安房峠&トンネルを抜けたら、奥飛騨温泉郷のひとつである平湯です。
この道を初めて通った時、「これ程の山奥、こんな大変なところにこれだけの道路&トンネルをよくも造った!と思ったものでしたが…。それから何度か通っていますので。。

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長野県と岐阜県の県境をまたぎ、高山市へ突入。
北アルプスを擁し・・・槍ヶ岳、穂高などの山々、飛騨地方も含む・・・高山市は、市町村面積で全国一番の広さを誇っています。

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この日は、高山市内もショートカットし・・・、白川街道、飛騨街道を走って・・・ひたすら西へ向かうのみ。。その後は・・・ひるがお分水嶺公園、道の駅「大日岳」を過ぎて。。

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長良川鉄道「北濃」と並行し走ってからは、道の駅「白鳥」。トイレ休憩を兼ねての立ち寄りながら・・・併設のレストラン長滝でお昼にします。
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温かいおうどんの付いた山菜釜めし定食。うどんの出汁が透き通っているところに食文化の違いを感じました。
物品販売店ではお土産類も豊富。名水の里なので、郡上八幡サイダーもお買い上げ。渇いた喉に、優しい[るんるん]

白鳥郷土料理(その他) / 白山長滝駅北濃駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0



ここで濃美トンネルを抜けたら、郡上市白鳥町都とはお別れ。

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九頭竜湖だっように思います。
ここまで来たら、福井県大野市です。
大野、勝山と言った地名を聞いた事はあったものの、長野から岐阜県を横断してようやくたどり着いた福井。
福井って、やっぱり遠いわぁ[たらーっ(汗)]肝心の福井市内入り前後、またも助手席で居眠り中の私でした。

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福井工業大学と敷地続きである「福井アカデミアホテル」。この日のホテルです。
駅からは遠いものの、我が家のように車なら全く問題なし。駐車場も無料でした。
立派な建物、館内に温泉施設やスパ、プールが併設されているせいか、客室階までのエレベーターはカードキーがないと上がれない等、セキュリティも考えられていて安心でした。
Dxツインの広めな客室、4階だったせいで眺望はイマイチながら。。清潔かつ快適に過ごせたように思います。
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ベッドに置かれたオレンジ色のバックには、大浴場利用の時のタオル類が、また部屋のバスルームもアニメティはバッチリ!
温泉施設が併設されていて、サウナが備えられている点も人気のようです。
ミニバーにはドリップコーヒーのサービス、テンピュール社製枕の貸し出しもありました。
夜は、せっかくの福井[三日月]初めての街だから、外へ出かけてきま~す。

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ぶらり能登路・・・②一泊目は途中の塩尻・・・ [2015・9月連休の能登半島]

あら、あのレトロ感漂う趣きある建物[バッド(下向き矢印)]
もしや今夜の宿である「ホテル中村屋」さんではありませんか?
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塩尻インターより数分の立地の良さ、またJRの駅にも近い等、ビジネスから観光まで幅広い利用に適した・・・と言ったら聞こえは良いものの、シティホテルと温泉旅館の中間のような[あせあせ(飛び散る汗)]地方にある昔ながらのホテルといった様相。

外観同様、古さの否めない館内に客室。なぜか男性のみに大浴場のある老舗ホテルでした。
小ぢんまりとした客室、しかしシモンズベッドの導入がされたのだそう。
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そう!チェックインの時、DHCのアメニティサービスがありました。

夕ご飯はレストラン「ぶどう畑」にて、二食付きで予約してあります。
夕食の心配がないって楽チンですものね。
しかしここ、通常1980円が宿泊者は980円で利用できるなど…お値段的にも、当然期待薄[わーい(嬉しい顔)]
中華がベースのようで・・・ビュッフェスタイルで並ぶメニューの内容は、チャーハン、自分で湯がくラーメン、焼きそば等。
他に生野菜、ネタが週替わりとなるお寿司、厚焼き玉子、スパゲティ、煮物、カレーもあり。また子供向けメニューとしては定番のから揚げ、ポテトフライ、コロッケもね。

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喉がカラカラだったから、まずは乾杯[ビール]
私は、アルプスワインの白。夫は何時ものビールで。

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私達は利用しなかったけれど、ソーダやコーラ、ウーロン茶のソフトドリンクも料金に含まれます。
マーボー豆腐と五目焼きそばは、オーダーバイキングメニューとして熱々の状態で運ばれてきました。
デザートコーナーのスイーツは、ゴマプリン、ミニケーキにアイスクリームなど。
こういう場合、どう撮っても美味しそうには見えないのは想定内です[バッド(下向き矢印)]
どうしたらこれ程薄く切れるのか?・・・感動してしまったお寿司のマグロ。特にこれと言った料理もなく、味付けも極普通。

しかし見渡していたら、料理の見せ方を考えていないというか・・・
高低差をつけたり、間に果物を置くとか、もうチョッと見せる演出、センスがあれば同じでもグッと引き立つのに、下手だなぁ~と思ってしまった[あせあせ(飛び散る汗)]←なぜか、上から目線なのです。
慣れていない様子のスタッフ、無駄な動きが目立ちました。また肝心のプレートがあまりに小さ過ぎました。

ぶどう畑バイキング / 塩尻駅

夜総合点★★☆☆☆ 2.5



塩尻8.jpg
早朝の、お部屋からの眺め。
この後晴れてきて・・・周囲の山々も姿を現せましたが、塩尻はやはり山間の盆地。遠くに見えた山々は北アルプスだったのかしらね?

料金的には夜よりも高い朝ご飯って、この価格設定も不思議です。
                               塩尻9.jpg
あっさりした見た目。実際、あっさりでした。
市販された佃煮を小鉢にのせて品数多く見せている、手作り感のないメニュー。
なーんて言ったら怒られるかな。勝手な言い分ながら[あせあせ(飛び散る汗)]
そんな中、信州味噌のお味噌汁は美味しく感じられました。
お手入れの行き届いた中庭があるなど、良いところもあったのです。ここでは一切の観光もなく、一夜の宿なのですだから十分でした。

シルバーウィークと言うのに始動が遅すぎた今回、これでもどうにか確保した。
別のホテルを予約をしたくても出来なかった・・・と言う状況が、ずっと続いたのでありました[バッド(下向き矢印)]
だから、期待しないでね。
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ぶらり能登路・・・①都内から始まった初日 [2015・9月連休の能登半島]

先週の初め頃だったか、外に出てみると・・・どこからか、フッと金木犀の香りがしてきました。
長雨のせいで閉じこもりがちであったから、金木犀の開花さえ気づかずにいたものの・・・今年はなにもかも早いような気がしてなりません。
長雨と集中豪雨の後が心配された先の5連休、それが杞憂であったのは嬉しい限りながら…すでに終わったと感じる夏の再来か?・・・100店満点の青空、暑さを感じっぱなしのシルバーウィークでした。個人的にはシルバーって言葉は嫌いだけど[あせあせ(飛び散る汗)]

まずは初日である19日・・・。
早朝5時に起きて、都心まで。
運動会1.jpg
一応スカイツリーをねらって撮った一枚。中央から左寄りに、うっすら写っているのはおわかりですか。

この日は孫のこっちゃんの運動会があり、「見に来ませんか」との誘いがあったので行って参りました。
ご覧の通り・・・場所は初台にある東京オペラシティの近く、〇谷区でも最も児童数が多いと言われる〇〇小学校の校庭が会場です。
運動会2.jpg
近隣には先の東京オペラシティ、三連の三角屋根が特徴のパークハイアット東京の・・・ビル群。
快晴の青空は、運動会日和そのものね[晴れ]
では、ほんの少しだけ・・・その時のレポ。

          運動会3.jpg
はじまりの会。入場。
色とりどりの薄紙を折って作るお花の飾り、この手作り感が良いのよ。運動会には付きものであるひとつです。懐かしいわぁ~♡

競技の始まりです。

「よおい、ドン!」

そして・・・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
〆の「お遊戯」。
〇歳児から入学前のおチビさんも行くこども園だから、種目は少なく。。最後はそれぞれオヤツを頂き、お終いです。

印象的に残ったのは、都会だけにオシャレなママさんが多かった事かな。「大都会」なんて歌が昔あったな。・・・って、全く関係ありませんけれどね。
同性は同性を見ている。って本当[わーい(嬉しい顔)]
この夏私が買おうかどうしようか迷っていた・・・アシーナニューヨーク(Athena New York)の帽子を被ったママがやたらと目についた。・・・オイオイそれだけ?
いえ、本当は他にもあるけれどそれは内緒。

あっと言う間に終わった運動会、そしてこっちゃんともお別れです。寂しいけれど、彼女達も翌日からお出かけの予定があるのだそう。。


     運動会4.jpg
そして私達も、これからが旅の始まりです[車(RV)]
今年は6年ぶりの5連休!だから私達もお出かけします。この場所から中央道をひた走り、今宵の宿へ。行ってきま~す。
運動会5.jpg

思っていたほどの渋滞はなく。・・・ってそれは居眠りをしていたから、わからないのですけど[あせあせ(飛び散る汗)]
目の前に広がるこの稜線は、八ヶ岳かと思います。もし、違っていたら教えて下さいまし。
     運動会6.jpg

初日の宿は、連休中の高速度道路の渋滞を考慮し、長野県内の宿をチョイス!

しかし本来の目的は、能登です。
ミーハーである私の事だから、きっと朝の連ドラの影響ねと思われるでしょうね[あせあせ(飛び散る汗)]
正直言ってそれはあるものの、せっかくの5連休ですもの少しだけ遠出がしたい。最近行っていないところへ出かけたいなと思ったのでした。。
ここ数年の間に金沢へは足を運ぶ機会が何度かあったけれど、その先の能登へ遊びに行ったのは、大学生だった息子との3人旅が最後でした。
月日の流れるのは早いもの・・・と、変なところで感心しながら、十数年ぶりに旅してきた能登半島です。

出かけていった先、そこでは何かしらの出会いがあり。まだ見ぬ光景が私を待っている。
変化を求めて、新たな挑戦を!思いのままに走るだけ。←その割りにはスケールが小さっいけどね[バッド(下向き矢印)]

自分の記録として残しておきたくて書いている日記です。・・・今回も長くなると思われますが、どうか温かい目で見守ってくださいませ。
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