ぶらり能登路・・・⑪能登の里山里海「塩の駅」 [2015・9月連休の能登半島]
輪島の千枚田を過ぎ、車で海沿いを走って行くと・・・付近一帯次から次へと塩田が並ぶ地域へと入ります。
数ある塩田の中、気楽に楽しめるのではないかと思った「塩の駅 輪島塩」へ行ってみました。
外観の写真はなし。
その代りに一枚。周りを竹で作った間垣に囲まれた駐車場です。
目の前に広がっていたのは・・・能登最大級との塩田。棚田のあとは、塩田だなんちゃって!
ここでは昔ながらの製法にこだわった塩作りが楽しめる「塩田体験」もながら、私達はプロの技を見学しました。
ご存知!
ウチョケ(打桶)と呼ばれる手桶で、溜めた桶引桶(シコケ)から海水を汲み塩田に撒く!その都度、周囲から沸く拍手
塩作りの行程のひとつ、海水を豪快に撒く様子が決まっているのはサスガです。
朝ドラ「まれ」でも最も魅力的なキャラと思ったのが・・・塩作り一筋、塩にかける姿が印象的であった。寡黙な民宿の主・元治さん、演じる田中泯は役柄にハマっていました。
気軽に入って見学、その上塩の試食もありました。作業小屋の屋内では、海水から塩へと煮詰める、搾る・・・等の説明があり。。積極的に味見も勧められました。
約12時間かけてゆっくり水分を蒸発させる「本焚き」、その隣りは「ろ過装置」かと思います。
他にも塩田作業に使われる、昔ながらの道具が店内、屋外にと展示されていました。
ウチョケの花器に活けられた、季節の花々。地道な作業風景の中、ここだけホッとする空気が感じられました。
「あ!これ、子供の頃家にあった竈と同じだ」と、夫は懐かしそうにしばらく眺めています。
架けてあるお釜のご飯が炊きあがったら、おむすびとして試食できるのだそう。食べたい、でも30分なんて待てませんよ…ね。
様々な塩製品が並ぶ店内で目についたのが・・・昔ながらの藁づとに、おじいちゃんの手仕事で輪島塩を詰めた「藁しばり」と呼ばれるお塩。
冷たいお茶のサービスや、茹でたジャガイモにお塩をふって食べるなど…こちらは大サービスな塩の駅でした。
三ツ子浜海岸は、魚たちが傷を癒しにくる浜だという。
それは、この浜にしみでている冷泉によるものとの…漁師の言い伝えから。。。
その海水から、丹念に手塩にかけて、作った輪島の塩。
デッキから望む雄大な日本海の眺めは絶景です。
こうした長い行程のあと、わずかに採れる海の恵み・・・。塩田作業は迫りくる冬を前にして間もなく終わり・・・だそうです。http://www.wajimashio.jp/
荒々しい海岸線が続く曽々木海岸を象徴する巨岩。
国指定名勝、天然記念物に指定されている・・・「窓岩」です。
日本海の荒波をまともに受ける・・・荒々しい海岸線が続く中でも、ひときわ目立っていた。
厳冬の時期の海上は、大量に波の花が発生する。
そんな厳しい日本海の荒波が削り出したこの形・・・中心部分に直径2mほどの穴が開いています。
目の前の広い海と連動して、荒涼としたムードを醸し出しています。
吹く風は少しひんやりとしていましたが、海沿いの眺めは最高です。
空が、青い!海も、碧い!
でもこうシツコイと、だから何だ!?って言われちゃいますね
数ある塩田の中、気楽に楽しめるのではないかと思った「塩の駅 輪島塩」へ行ってみました。
外観の写真はなし。
その代りに一枚。周りを竹で作った間垣に囲まれた駐車場です。
目の前に広がっていたのは・・・能登最大級との塩田。棚田のあとは、塩田だなんちゃって!
ここでは昔ながらの製法にこだわった塩作りが楽しめる「塩田体験」もながら、私達はプロの技を見学しました。
ご存知!
ウチョケ(打桶)と呼ばれる手桶で、溜めた桶引桶(シコケ)から海水を汲み塩田に撒く!その都度、周囲から沸く拍手
塩作りの行程のひとつ、海水を豪快に撒く様子が決まっているのはサスガです。
朝ドラ「まれ」でも最も魅力的なキャラと思ったのが・・・塩作り一筋、塩にかける姿が印象的であった。寡黙な民宿の主・元治さん、演じる田中泯は役柄にハマっていました。
気軽に入って見学、その上塩の試食もありました。作業小屋の屋内では、海水から塩へと煮詰める、搾る・・・等の説明があり。。積極的に味見も勧められました。
約12時間かけてゆっくり水分を蒸発させる「本焚き」、その隣りは「ろ過装置」かと思います。
他にも塩田作業に使われる、昔ながらの道具が店内、屋外にと展示されていました。
ウチョケの花器に活けられた、季節の花々。地道な作業風景の中、ここだけホッとする空気が感じられました。
「あ!これ、子供の頃家にあった竈と同じだ」と、夫は懐かしそうにしばらく眺めています。
架けてあるお釜のご飯が炊きあがったら、おむすびとして試食できるのだそう。食べたい、でも30分なんて待てませんよ…ね。
様々な塩製品が並ぶ店内で目についたのが・・・昔ながらの藁づとに、おじいちゃんの手仕事で輪島塩を詰めた「藁しばり」と呼ばれるお塩。
冷たいお茶のサービスや、茹でたジャガイモにお塩をふって食べるなど…こちらは大サービスな塩の駅でした。
三ツ子浜海岸は、魚たちが傷を癒しにくる浜だという。
それは、この浜にしみでている冷泉によるものとの…漁師の言い伝えから。。。
その海水から、丹念に手塩にかけて、作った輪島の塩。
デッキから望む雄大な日本海の眺めは絶景です。
こうした長い行程のあと、わずかに採れる海の恵み・・・。塩田作業は迫りくる冬を前にして間もなく終わり・・・だそうです。http://www.wajimashio.jp/
荒々しい海岸線が続く曽々木海岸を象徴する巨岩。
国指定名勝、天然記念物に指定されている・・・「窓岩」です。
日本海の荒波をまともに受ける・・・荒々しい海岸線が続く中でも、ひときわ目立っていた。
厳冬の時期の海上は、大量に波の花が発生する。
そんな厳しい日本海の荒波が削り出したこの形・・・中心部分に直径2mほどの穴が開いています。
目の前の広い海と連動して、荒涼としたムードを醸し出しています。
吹く風は少しひんやりとしていましたが、海沿いの眺めは最高です。
空が、青い!海も、碧い!
でもこうシツコイと、だから何だ!?って言われちゃいますね
こんばんは。
海水を塩田に撒く際は決してドバっとなってはいけない、それこそ霧吹きを使っているかの如く均等に撒かなければならないあのスゴ技はカッコイイです。
作業中に雨が降ってしまうと苦労は全て消えてしまうのもつらいことだと思います。
おむすびは召し上がらなかったのでしょうか?
by kick_drive (2015-10-14 23:41)
塩田の作業は、やっぱ人の手じゃないとうまく出来ないのかね?
by Aちゃん (2015-10-15 01:11)
kick_driveさんへ
おはようございます。
仰る通りです。一見簡単そうな作業も、ただ撒いている訳じゃなくて、これだけの広いスペース、均等にするのって簡単にいくものではないようです。
ここで、おむすびが出来るまで30分待っている事は出来ませんでした。。
Aちゃんさんへ
大変な労働の連続である塩田での塩作り、塩の味は違ってしまうようながら・・・そこで工業化が進められてしまったのでしょう。
by hana2015 (2015-10-15 07:35)
おはようございます。番組でも塩作りを観た事がありますがとっても体力いる仕事なんですよね。勢いのよさが伝わってきています。^^;
by ソニックマイヅル (2015-10-15 09:57)
海水を運ぶのも重労働だし、撒くのも大変そうですね(>_<)
こんなに手間暇かけて作られたお塩、美味しいでしょうね~♪
青い海と青い空と、真ん中にぽっかり穴の開いた奇妙な岩、
貴重な塩作りが見学できるだけではなく、こんな景色も楽しめて、
見所満載の場所ですね(*^^)v
by まつき (2015-10-15 10:54)
30分まったつもりで、炊きたてのご飯に天日干しでできた能登の塩を手塩に...^^
う〜ん。たまりませんねぇ。
最もシンプルで、でも、とても幸せな気分にしてくれる味。
昭和生まれの日本人の味覚の原点ですね。
by orange (2015-10-15 11:03)
お塩まくのって朝イチで
見た気がします。
上手く散らしますよね〜
by oko (2015-10-15 12:22)
こんにちは。
塩田の塩こそ本物をかんじました。これが塩と呼べるもの
なんだ~と思ったものです。
テレビでも取り上げられていて塩本来のうまみを知ったの
もここでした。曽々木海岸も美しく海沿いを走っているだけで
も気持ちいいですね。
by citron-2 (2015-10-15 14:20)
塩だwwww
なぜ笑っちゃうかというと
今朝は おにぎり弁当にしよう!と思っていたのに
お塩がちょっぴりしかかなくって
手水用の塩にも足らず
断念したからです。
いただいたお米で おにぎりにしたら
さぞ美味しいハズ
でした^^;
by サンダーソニア (2015-10-15 15:20)
ソニックマイヅルさんへ
こんにちは。
ここで見たのは、海水を撒くところからながら・・・その前に、海水の水汲みがある訳ですので。
そうした地道な作業の連続、一時は廃れてしまっていたのもわかる気がします。
まつきさんへ
せっかくの能登の塩、しかし家にはまだドイツ産の岩塩があったものだから買ってきたのは実家の母の分のみなのです。
こうした観光施設がいくつかオープンしたのも、北陸新幹線の開通。また朝ドラ効果による観光客の増加を見通してなのでしょう。
私ったら早速、それにのっかっちゃいました!
orangeさんへ
薪を使っての竈炊きのご飯、炊きたてご飯のおにぎり!よくぞ、日本人に生まれけり!・・・の美味しさと想像されましたけど。。
私達は二人ともせっかちさんなので(笑)
okoさんへ
一見だれでも出来そうながら。繰りかえされる単純作業、均等に撒くのって大変な労力と根気が必要ですね。
citron-2さんへ
こんにちは。
料理やスィーツの世界でも様々な分野で、一時塩ブームが来ましたもの♪
この先の珠洲、お昼は簡単にお豆腐を食べてすませてしまいましたが。。
能登の塩で味わったお豆腐は、お安くて簡単でお昼としてみれば粗末な。しかしそれだけとは言えないような、本当は手間暇のかかったご馳走だったかも?それは私の勝手なこじつけなんですけど・・・。
これまでも日本海はよく目にしているはず。でもこの日見た海、海岸線の光景はまさに、風光明媚そのものでした♪
サンダーソニアさんへ
>手水用の塩にも足らず断念したからです。
・・・とは、余程少量しか残っていなかったのですね。
余計なもののない、シンプルな塩むすびは、時々食べたくなる味わいに思います♡
そこまで仰られると、お米だってきっと喜んでいると思いますよ~!
家もようやく、今夜から新米になります。
by hana2015 (2015-10-15 15:36)
揚げ浜塩田の塩、売りだした頃はそんなに苦労もせずに買えましたが
今年に入り、全然手に入りません><;
by くまら (2015-10-15 17:06)
「まれ」の元治さんですね^^
塩むすび、シンプルで美味しいんだろうな~
by まゆみっふぃ (2015-10-15 17:13)
くまらさんへ
こちらを訪れる観光客の多さ!
私達が行った時も、塩の購入は一人一個と制限つきでした。
まゆみっふぃさんへ
ツッコミどころばかり目立つストーリー&キャラばかりの中で・・・元治さんは、良い味出ていましたね♪
by hana2015 (2015-10-15 17:26)
ありがとうございます。
塩田に海水を蒔くにも、慣れが執ようでしょうね。
by ryuyokaonhachioj (2015-10-16 09:46)
ryuyokaonhachiojさんへ
慣れなどと・・・「潮撒き10年」とも言われる、熟練の技のいる仕事だそうです。
by hana2015 (2015-10-16 10:55)
>寡黙な民宿の主・元治さん、演じる田中泯は役柄にハマっていました。
田中泯さん見たさに最後まで見てました。
それに反してドラマの方は何だかなぁ~
泯さんも田中裕子さんもこのドラマに出てどう思われていたのでしょう・・・
>空が、青い!海も、碧い!
このフレーズ、スゴク心に響きました!!!
ここ数年、ずっと海を見て無いけど、hanaさんの画像と文章を見ただけで、
昔二人で見た海の色を思い出しちゃいました!
『碧』この漢字、もしかしたら次の孫の名前の候補に挙がってますヽ(~~~ )ノ ハテ?
by 薔薇少女 (2015-10-16 11:46)
薔薇少女さんへ
仰る通りです!
これまでの朝ドラの真似みたいな、それでいて一貫性のないストーリー。まれ役の土屋太鳳ちゃんも、役柄で損してるって感じられましたし、周囲を取り巻くキャストの魅力も全く引き出せていないし。。
田中裕子、 常盤貴子、中村敦夫・・・と、結構豪華メンバーで固めた家族。
草笛光子のお婆ちゃんが、ロベールなんとかと言うのもなんだかな?
無駄話はしないけど、家族思いで優しい元治さん・・・でもお祭りバカなところがご愛嬌(笑)
泯さんは「たそがれ清兵衛」で初お目見えを、「八日目の蝉」の写真館の主の役も良かった。印象に残る演技でした。
大きな楽しみがあって良いですね~~!
良いな、良いな♪
家にももう一人くらい欲しいな。。。
by hana2015 (2015-10-16 12:11)
うわー子供頃にあった釜戸と同じです^^
台所に 置きたいなー 電気が無くても煮炊きが出来て^^
こうゆう昔からの塩づくり技を 受け継いでもらいたいですね
by みーる (2015-10-16 21:54)
みーるさんへ
みーるさんのご実家のも同じでしたか。
夫曰く、張ってあるタイルがこの茶色と、グリーンとの二種類あったとか。
実際に使って食事を作るのは手間かかりそうですけど・・・今になってみたら、それがオシャレ!
まだ作っているところってあるのかしらね♪
by hana2015 (2015-10-17 11:27)
能登は私が学生の頃、友人と夏休みに旅をした懐かしの地です。
路線バスでまわるうちに財布入りの旅行鞄をバスの中に置き忘れると言うエピソードもありました。
民宿に泊まった思い出も、学生ならでは。
能登のキラキラ光る海のように、私もきらきらしてたなぁ。
能登が懐かしいんだか、若かりし自分が懐かしいんだか、(笑)
恐ろしいほどの年月が過ぎ去り、hanaさんの写真を見ても
観光地はほとんど思い出せません。
by がり (2015-10-17 19:17)
がりさんへ
がりさんにとっても、能登は懐かしい思い出の地でしたか♡
そうなんですよね。中央から先に鉄道網のない能登はバスで周るか、レンタカーでしか。でも今ほど一般的でなくて、大体があの頃はレンタカーもあったかどうか?
>能登が懐かしいんだか、若かりし自分が懐かしいんだか、(笑)
恐ろしいほどの年月が過ぎ去り、hanaさんの写真を見ても
観光地はほとんど思い出せません。
想い出って、大抵の場合そうなんじゃないでしょうか。もう戻れないだけに、懐かしさと、切なさとでシンミリ。。
がりさんがホンの少しでも思い出せるきっかけになれば、嬉しく思います♪
by hana2015 (2015-10-18 00:19)