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2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野 ブログトップ

北の大地を走る、眺める・・・⑭最後は、夕張の町で [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

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空港までの帰り道。
車の前に姿を現したのは野良犬ならぬ、痩せっぽちで弱々しい姿の…キタキツネさん[あせあせ(飛び散る汗)]

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富良野観光を終えて、帰路は占冠インターから道東自動車道でと言われたけれど・・・。
まだ時間があったので下道を走り、こちらも気になっていた夕張観光もしていく事に。

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しかし立ち寄りした夕張は、日中でも人影のない寂しいところでした[バッド(下向き矢印)]
かつて炭鉱で栄え12万人に迫った人口も、今では9000人を下回るとか。高齢者の占める割合の高さから、国の高齢化社会の縮図との声さえ・・・。
今月に入ってからも、JR石勝線の夕張支線の廃止が発表されたばかり。発足時である1987年度の1日の平均通過人員数は1129人。それが2015年度には118人まで落ちこんだ。夕張支線を将来に亘って維持することが困難となった状況からだそうです。

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幹線道路沿いの商店街にはシャッターが下り、宿泊施設らしき建物も一棟だけ。
出会ったのはトップに登場したキタキツネ君。イヤーン!! こんな獰猛な顔のメロン熊なんて[バッド(下向き矢印)]

夕張と言えば…で、街外れにある「石炭博物館」へ行ってみましたが、まさかの閉館。
「どこへ行きましょう」と思案中、トコトコと歩いてきたのが先のあの子なんです。余程腹ペコだったのか?何かもらえると期待させてしまって・・・ゴメンネ。
この時偶々ながら、本当にすぐ食べられるものをなにひとつ持っていなかった私達[たらーっ(汗)]
後からパンでも食べさせてやれば良かったなぁ。。


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夕張市若菜にある、小倉屋ぱんぢゅう店へ入ってみました。
ぱんぢゅうとは小麦粉を焼いた生地に餡が入っている、今川焼きとたこ焼きを合わせたような焼き菓子です。
北海道内の小樽、夕張にぱんぢゅう屋さんがあり、小樽では看板だけ見かけてやっぱりあるのねって気づいた。
・・・ちなみに、札幌にもあるらしいです。
栃木では足利、鑁阿寺脇の公園に出ているぱんじゅう屋台は、数十年続く人気店ですから[るんるん]足利来訪時は、必ず立ち寄って買ってしまうのでした。。
夕張ぱんじゅうは皮がシッカリ、ミミが付いているのも特徴なのか。また餡も甘目に感じます。


昭和52年に公開された映画、高倉健・倍賞千恵子主演作品「幸福の黄色いハンカチ」。
風にはためく黄色いハンカチの幟、炭鉱住宅のロケ現場が残る「幸福の黄色いハンカチ 想い出ひろば」は遠くから[カメラ]
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映画で使われた欽ちゃんの車、屋内に来場者が記念に書き残した黄色のメッセージカードが貼られている・・・それだけの中身に@540円払いたくない。



旅の最後は空港内でいい、旭川ラーメンで〆よう…と予定。しかしレンタカーの返却に思いのほか時間がかかり・・・ギリギリの搭乗。

最後の最後まで、日本国内にいるとは思えなかった。周囲から聴こえる多言語・・・ってほぼC国語だけど。
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8月に入ると麦畑の麦。富田ファームのラベンダーも刈り取られ、沿道ではコスモスが咲き乱れていると言う・・・大地の魅力に満ちた北海道。

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久しぶりであった、今回の旅。
北国の食の魅力を堪能はなかったけれど。。天候には、恵まれて良かった。
時に想定外のザワメキ、喧騒にも満ちていた・・・北の大地よ!さらば!

北の大地を走る、眺める・・・⑬「北の国から」ロケ地を巡って・・・ [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

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脚本家、倉本聡により・・・20年以上に渡り製作、放送された・・・ドラマ「北の国から」。
舞台はここ富良野市の、麓郷(ろくごう)地区。スタジオでのロケはほとんど行われず現地で収録された。今思うと大変贅沢ものであったのだ。…と言いつつ、同時刻に私が見ていたのは、山田太一脚本の「想い出づくり」でしたけれど。。
「北の国から」は後日、週末に再放送されたのを見てハマりました。

トップは・・・五郎が畑に落ちている石を集めて造った「石の家」。
妻の浮気がきっかけとなり、離婚。二人の子供を連れて、生まれ故郷である富良野へ帰ってくる黒板五郎=田中邦衛。
純=吉岡秀隆と蛍=中嶋朋子、子ども達にとって初めとなる大自然の元での暮らし。都会の生活と比べたら、電気も水道もない。当然、娯楽と呼べるものなどない不自由な日々。
兄である純の中で膨らむ父への反感、そして様々な葛藤が生まれていく。
まだ幼い蛍の母恋いの思いは胸に迫るものがあった。貧しさの中、四季の変化に合わせ成長していくふたりの子供、それを取り巻くのは麓郷地区の個性豊かな大人達。
美しくはあっても、時に牙をむく北国の自然の恐ろしさ、濃密であるだけに煩わしさを生じる人間関係・・・。

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とりあえず・・・麓郷展望台の前に広がる、ルピナス畑から。

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展望台近くにはラベンダーやサルビア、ひまわり、ハマナスの花畑も広がっていた…
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開花前のラベンダー。ファーム富田で見たものとは、違う種類かと思います。

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展望台からは当然、麓郷の丘陵地帯。富良野盆地も見渡せました。
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この場所にはハスカップが実る、低木のハスカップの森。
ここ北海道でさえハスカップの実は珍しいものとなっていて、お値段も高価とか。そんな事なら採って食べるんだったなぁ~なんちゃって!イケマセン。

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初秋の花、コスモスも咲いていた…
      
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歴代のロケで使われた五郎の家を、森の中に保存している「「麓郷の森」。森の中にロケ地が点在し、丸太小屋、風力発電のある3番目の家などの見学が可能。
連続ドラマ(全24話)中、17話から作り始めて24話で完成した丸太小屋。
その丸太小屋はドラマ中、純と正吉の火の不始末で全焼したはずながら・・・ドラマに登場した姿のまま保存されていました。

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内部の様子に見覚えがありますでしょう?

丸太小屋が焼けたことで、麓郷に移り住んだ時同様・・・別の離農した家を修理して住んだ3番目の家です。
純が初恋のれいちゃん=横山めぐみの家近くで見つけて、自力で作った風力発電装置。中華鍋を組み合わせた様な発電機が屋根にのっています。
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後年になって、この一番最初の家がこの場に移築されました。
廃屋同然の家を修理し、川から水を引いて、親子三人が初めに暮らした家です。
最初の家では純と蛍が寝泊まりしていた・・・2階に上がることも。2004年から間近で見学できるようになりました。

活火山であった富良野岳、その為に畑から大量に出てくる石。
一番上の石の家は計画していた丸太小屋用の丸太を売ってしまった…その代わりに石で作らざるをえなかったエコロジーな建物。 大きな風車も目印となっている。            
「92年巣立ち」で計画され、「95秘密」から五郎が住んでいる家です。

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「2002遺言」で五郎が造った家。
最後のドラマに登場する「4番目の家」は、2004年12月に完成した純と結の家。
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すべて廃材を利用した、ユニークな造りになっている「拾って来た家」。木々の間から見える、その不思議な風貌は個性的で目立ちます。

ドラマ放送直後一般公開された時には見物に来る人たちで麓郷街道が渋滞するほど。
3施設共通券(拾って来た家/麓郷の森/五郎の石の家)は@1200円となります。
富良野市内にも数々のロケ地があり、今もなお全国から「北の国から」ファンが訪れているのでした。

ドラマ放送後も、8編に及ぶスペシャルドラマが放送された。
子供達を巡っての様々なエピソードが描かれて・・・。逞しく、時には可笑しくもある、それぞれの20年間・・・最後は二人共北の大地で生きてゆく事を選ぶのでした。
五郎、純、蛍の「親子の物語は」・・・成長と共にそれぞれ親元を巣立っていく子供達、必ずやってくる別れはどこの家庭でもあるもの。了解しているとは言え、残される側は切ない。
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シりーズ中最も印象深い場面として、多くの人が挙げる有名シーン・・・。
個人的にずっと好きな俳優である、古尾谷雅人が数分間出演した・・・「北の国から 87初恋」のラストシーン。
中学卒業後はひとり、東京で生きる道を選ぶ純。その思いを父親である自分だけが知らないでいた・・・五郎は辛く寂しい。
純は純で率直に話し合えない、そんな父と自分の関係にもどかしさを感じ続けていた。

父と妹を残して、東京へ旅立つ日。
... 父が東京まで乗せて行ってくれるよう頼んだ、長距離トラックの運転手=古尾谷雅人はほぼ横顔だけの出演、口数の少ないブッキラボウな役柄。
五郎、蛍との別れの場は、麓郷地区の雪道。
二人を残して、トラックは東京へ向かって出発する。
車内で間がもてずにウォークマンを聴く純、流れるのは尾崎豊の「I LOVE YOU」・・・れいちゃんとの想い出の曲です。
そして、フロントグラスの前に置かれた封筒の中身は・・・謝礼として支払った、五郎が工面した泥のついた一万円札。
「こんな大事なもの受け取れない。記念にとっとけ」と純に返す。父親の気持ちを一言で示した不器用な役柄でした。
我が子を思う、五郎の親心。親子の気持ちの揺れを上手く表現した。。胸に迫るラストシーンです。

彼とはほぼ同年代であるから、80年代初頭の「ヒポクラテスたち」「スローなブギにしてくれ」「悪霊島」等出演作品のいくつかは観てきました。
デビュー後作品に恵まれていただけに、後年になって納得のいく役柄に出会えずにいたようです。
「永遠の仔」で我が子を虐待する父親役が、私が見た最後かもしれない。
また「金八先生シリーズ」中、誰もが知る傑作!第2シリーズの加藤優の元不良の先輩役も好きだった。
そんな彼も、45歳の若さで自死してしまいました。

「北の国から」で使用された思い出の小道具などが展示されている・・・農協倉庫を改修した「北の国から資料館」の見学を忘れてしまったけど、ま!いいか。。

次回で終わります。

北の大地を走る、眺める・・・⑫FURANO NATULUX HOTEL [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

富良野二泊目は、駅前に建つ「FURANO NATULUX HOTEL」。公共機関を利用しての周遊、ビジネスでの利用に便利なホテルかと思います。
車の場合も、駐車料金は無料でした。
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お部屋は安いカテゴリー・・・6階のデラックスダブル、@17610円のお部屋です。
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窓際に黒いソファ、丸テーブル、テレビ、冷蔵庫コーナーとスッキリ!コンパクトに。モノクロのカラーでまとめられたベッドルーム。
洗面スペースは入ってすぐの右手にあり、トイレとお風呂は同じスペースにまとまっています。
部屋の割りにバスタブは大きいめ。狭さゆえ解放感を求めてと思われます・・・はたまたリゾートを一応意識してなのか、ベッド側との壁に透明の大きなガラス窓が。私は気になりませんでしたけど、これには賛否両論ある模様・・・。
四角い洗面台の下にはバスタオル&タオル、ロングパジャマ、一通りのアメニティが・・・コンパクトに並べられていました。
大浴場が併設されているのもホテルのウリのようながら、そちらを利用しない私はチェックイン時に女性用のアメニティーはもらっておきました。
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部屋から真下くらいのところに、富良野駅。観光列車ラベンダーエクスプレス?それとも、特急スーパーカムイ?が見えています。

夕食は一階レストラン「ナチュラル・ダイニング」にて、レストランと言っても、ビジホの朝食会場みたい[あせあせ(飛び散る汗)]
中庭にイルミネーションが灯っていて・・・夏場であったらテラス席で涼みながらゆっくりできそうでした。
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リーズナブルなものではメイン=ハンバーグといったプランもあったのですが、富良野まで来てハンバーグって??
夏だけど、チーズ、ワインの本場富良野ですから・・・トローリあつあつの「チーズフォンデュ」コースで予約しました。

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生ビールと富良野わいんで乾杯[ビール] 前菜は彩りの良い「富良野産トマト・桃太郎の焼き冷やし トリュフ入りオイルのマリネ」。食材の良さでしょう、味わいの方も文句なし[るんるん]
「地場産玉葱を使った濃厚オニオンコンソメスープ」は、渇いた喉をスーッと通っていきます。
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一応、メニューもあります。
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最初にセットされた状態。ジャガイモ、人参、ブロッコリーにソーセージ類。エビ、フランクフルト、ミートボール、紫玉葱に、フランスパン…と言った定番の具材が並びました。

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ナチュラルチーズ、白ワインに、ホワイトソースを合わせたチーズフォンデュ。
濃厚な上に濃厚と感じつつ、残さずに綺麗に完食!
富良野風チーズフォンデュは、具材、ソース共に満足出来ました。
冷酒「男山」も、いきます。厚みのある木製コースターとセット?洗練されたデザインと感じたグラス、酒器。
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〆のデザート「富良野産メロンと西瓜のロールケーキ」、これは至って普通、・・・と言うか、明らかに手抜き[バッド(下向き矢印)]プレートの選択も間違っている感じがしました。
お隣から「東京ばな奈、と同じ」って声が聞こえてきて、納得のお思い。〆のデザートがなんだかなぁ~~!?
品数の少なさを心配したものの、チーズとアルコールの組み合わせからお腹いっぱいになりました。
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朝食も同じ食事処で。
和食・洋食からチョイスが可能。どちらにも瓶牛乳は付きます。手にスッポリ収まるサイズ、グリーンで「ふらの MILK」と書かれていました。
このくらいの量、可愛い瓶で出されたら、牛乳嫌いな子供はいなくなるかな。

カウンター上に、トマトジュース、コーヒー、紅茶。シリアル用牛乳の用意あり。
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後から道産米のごはん、お味噌汁が運ばれる・・・ヘルシーメニューです。
洋食には…手作りパン、野菜スープが付いていたかと。。
私は和食、夫が洋食をチョイスしました。ご飯好きなのになぜ?と思ったら、あえて別メニューにしてみたかったのだそう。
和食に付いた卵は、「生卵で大丈夫でしょうか?」と尋ねられました。別に問題なかったのですが、駄目な場合はどうなのか?聞いてみたら良かったかも?
卵かけご飯で食べたので納豆があまってしまったから、二膳目はお茶碗を変えてもらいお代わり。・・・食べたのは私じゃないですよ[あせあせ(飛び散る汗)]
翌朝も、落ち着いたムードの中でいただけました。
しかし前泊のKIZUNAさんと比較して、既製品をチョコチョコっと並べただけ…といった印象はぬぐえません。

シーズン中だから仕方がないと言えば…その通りながら。。部屋の狭さ、食事の貧弱さも、宿泊料金とは見合わない内容であったような。
始動が遅かった為このホテルを選びましたが、もっと安価なところに泊まって二食とも外で済ませるべきと感じた私。
新しくて綺麗、そこそこ漂うオシャレ感は、若者に合ったホテルなのでしょう。
著名デザイナーによるこちらのホテル「JAL CITY 羽田東急」に次いでデザイン、設計されたとの事でした。
「旅色」清水富美加さん表紙の最新号でも掲載中だそうです。
スタッフの年齢の若さからマニュアル通りと言うか、サービス精神の感じられない接客も残念な理由のひとつ。←これは、あくまでも私の感想ですけれど。。

北の大地を走る、眺める・・・⑪新富良野プリンスホテル「ニングルテラス」 [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

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ショッピングロード「ニングルテラス」は新富良野プリンスホテルに隣接する森の中にあります。
「ニングル」とは、脚本家倉本聰氏の舞台「ニングル」に登場する・・・北海道の森に住む身長15cmくらいの「森の知恵者」。
アイヌ語で「ニン」は縮む、「グル」は人の意味だそう。。

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途中またも見かけた、牧草ロールの転がる光景。

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大型ホテルだけに・・・満車状態の駐車場。安心のプリンスって事なのかな。。

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元の森の形を活かして?木道沿いにログハウスのショップが立ち並びます。

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ニングルテラスは・・・クラフトマンたちの村。
オリジナル作品を手作りする小さなクラフトショップが13軒軒を並べ、ロウソクやペーパークラフトなどの手作り体験も可能。

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奥には「北の国から 98」の放送で、雪子おばさんが働いていた「森のろうそく屋」の店舗。ドラマを見ていて、このニングルテラスの存在を知りました。
飲食には、ログカフェテラス「チュチュの家」もあります。

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夜になるとライトアップされて、とても幻想的なムードが漂うのですけれど・・・一通り見て歩いたら、もう良いかな?って。
近頃「物欲」が減退気味の私ですけれど・・・。お買い物好きさんにはきっと魅力・・・富良野の思い出となる手作り小物、お土産にしたい可愛いものがいっぱいありました。
営業期間
通年営業(店舗により不定休)
◆ 営業時間
12:00NOON〜8:45P.M.
7月1日〜8月31日時間延長(10:00A.M.〜8:45P.M.)
※天候・季節によって営業時間が変更になる場合あり。
http://www.princehotels.co.jp/furano-area/summer/ningle/

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北の大地を走る、眺める・・・⑩富良野・美瑛ノロッコ号乗車 [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

6月中旬から9月末までの週末、6月25日(土)〜8月21日(日)は毎日運行する。開放的な窓から雄大な景色を眺めつつ走る「富良野・美瑛ノロッコ号」。
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シーズン中ながら平日であるから余裕でいたものの、駅を見渡せば多くの観光客。それも日本人はあまりいない。
ほぼ大陸のからの方々、これでは席に座れない。
指定をとろうにも、残り一席だけと言う。仕方なく自由席で行く事にしました。

・・・乗車前の一時、駅から近く・・・「ふらのマルシェ」までお散歩。
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カフェで出来たてスイーツを頂きましょう。ゆったり広いスペースのオシャレな店内。
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今回は富良野メロンでも、綺麗な淡い緑色。カットメロンのジュレがけは甘くジューシィ[るんるん]
美しいビジュアル!メロン感が楽しめて旨ッ。もっと食べたい!美味しいものはいくらでも入るのであります。

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「おいしいもの」を通して富良野の魅力を発信していく・・・観光目的とした施設ながら、 この場所は富良野市民が「地元の食文化(食べること・作ること)」を楽しむための空間であり、 大勢の市民が集い、語らう事で楽しさと豊かさを享受する。
活性化施設「市民の憩いの場」としての役割も担う。夕方通りがかった時も大勢の人で賑わっていました。


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頬に受ける涼風、オープンウィンドーな車内。富良野~美瑛間を往復した観光列車。
富良野盆地の田園風景、遠くには南北に連なる大雪山国立公園が広がります。市内近郊の玉ねぎ畑を行く。

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空知川を渡ると、富良野町の家並みはほぼ終わり。
kizunaさんの最寄駅「中富良野駅」も過ぎて・・・。
とっても賑やかな車内、テンションが上がっている為かずっと喋ってる。それも考えられないくらいの大声を出して[バッド(下向き矢印)]
その上写真も撮りまくり!って、人の事言えないけどね[あせあせ(飛び散る汗)]
しかし「ラベンダー畑駅」に到着後は、皆下りていってしまい、ホッ!

ここでは日本人のツアー客もちょっとした騒ぎが、下車する予定が・・・「客車から下りられない。ガイドさん、どうにかしてください」って、こんなの可愛いものです。
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ラベンダー畑駅は、富良野線の西中駅〜中富良野駅間に毎年、夏季・秋季(6月上旬〜10 月中旬)のみオープンする臨時駅。
ファーム富田までは徒歩約7分とか・・・「ラベンダー畑駅」ですもの当然!と思ったけど、これ程一斉に降車してしまうのですか?[がく~(落胆した顔)]
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静かになったところで、お弁当タイムじゃ^^
「ふらのマルシェ」内「おにぎりまんま」の富良野産米をつかった出来立ておむすび、いなり寿司も車内の雰囲気からか美味しいね[るんるん]

残りのハイライトは、北の国からでロケ地として使われたこともある・・・美瑛町美馬牛にある「美馬牛駅」の周辺。駅名の由来はアイヌ語の「ピパ ウシ」で、沼貝のいる場所という意味から。

美馬牛の町の東の外れに、観光客にも人気の撮影スポット。
教会の鐘を吊してあるような三角形の塔が作られた、美瑛町立美馬牛小学校があります。
美瑛の風景写真家・前田真三氏の目に留まった、白い塔が周囲の田園の風景にマッチする光景。
題材とした写真集「塔のある丘」の、1991年の出版を機に・・・一躍有名となったと言う。

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↑・・・狙った割りに、ハッキリとは写っていませんけど[眠い(睡眠)]右端の木々と、木々の間、とんがった塔の姿、わかります?

美瑛町は、今年の春まで頻繁に出かけていた…県内那須郡那珂川町小砂地区と同じ、「日本で最も美しい村」に加盟している。
那珂川町小砂地区の方がずっと後、平成25年に「日本で最も美しい村」連合への加盟を認められたのでした。 関東地方では、群馬県内の3カ所に続き4番目、全国ではちょうど50番目だったそうですが・・・。

※「日本で最も美しい村」連合は、1982年にフランスで始まった運動に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の景観や環境、文化を守り、将来 にわたって美しい地域を守り続けることで、観光的付加価値を高め、地域資源の保護と地域経済の発展を図ることを目的に、平成17年10月に美瑛町を含む全国の7つの村からスタートしました。

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美瑛の町から4kmほど北の丘の中腹に建つ、赤い屋根の家。
起伏に富んだ広大な丘に、ポツンと小さな家(一般の民家…)。一軒だけ存在しているところがガイドブックに載るほど・・・有名なスポットとなりました・・・確かに絵になる光景です。

ただ電車に乗っていただけ、それだけなんです・・・。
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ここは、「四季彩の丘」辺りかもしれません。

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シーズン中の列車は更に超満員だそうながら・・・それ程ではなく、楽しめた乗車体験でした。ノロッコ号の乗車証明書が途中で配布されるなど。あれ?どこへ?
でも記念に乗車券をもらってきてあるんです[グッド(上向き矢印)]
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ノロッコ2号で行って、ノロッコ3号で帰って来ました。

観光名所である・・・二つの地名はどちらも「アイヌ語」から。
「富良野」は「フーラヌイ」から。活火山である十勝岳から流れた水が十勝川へ流れこむ際、硫黄の匂いが強くする。また一帯が泥炭地帯であった事より。
「美瑛」は美瑛川に十勝岳の硫黄が流入する様子を「油ぎった川、濁った川」を表す「ピイエ」。開拓者たちが誤って「ピエイ」と読み、「美瑛」の文字をあてた。

スマセン、まだ続きますね。。

北の大地を走る、眺める・・・.⑨富良野ワイン・チーズ工場へ [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

夏の時期は夜間にライトアップも行われる・・・敷地内のラベンダー畑が美しく、多くの観光客が訪れる…と言う「ふらのワイン」工場。
前日の夜私も見に行ってみようかなと、一度は思った[ひらめき]面倒で行かなかったけれどね。
富良野産のぶどうを100%使用したふらのワインは全国でも有名な地ワイン。お土産はもとより地元でも愛される富良野ワイン。←前夜にkizunaさんで呑んだワインは、勿論富良野ワインよ。

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向かう途中・・・車中から見えてきた、黄色いお花畑。
まさか、菜の花?この後工場の方に聞いたら・・・丘を埋め尽くす花は観賞用菜の花「キカラシ」だと言う。緑肥として栽培されているもので、夏から秋にかけて鮮やかな黄色が北の大地を彩ると言う・・・。
富良野市街を一望できる丘の上に建つレンガ造りの建物。周囲には花畑、富良野盆地・十勝岳が一望できる展望地もありました。
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北海道でも数少ない地元原料、醸造、販売という一貫体制から生まれる・・・ふらのワイン。
地下蔵内の樽で醸造中のワインたち。
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歴史を感じさせる・・・古いボトルの並ぶ地下倉庫の光景。

お楽しみの…試飲コーナーは当然!あります。
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ボトルワインはすでに2本購入済みなので、紅白のミニボトル、それからせっかくなのでこっちゃん用にぶどうジュースを買ってきました。
数量限定のアイスワインもあった模様。全く知りませんでした~~


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次に向かったのは、富良野チーズ工場。
白樺林の中、広い敷地内に佇むチーズ工場。チーズの工場であるから、チーズの製造、販売は勿論!
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チーズ、バター、アイスクリーム、パンの手づくり体験が可能。
私達の訪問時には、修学旅行生達が皆でワイワイ、富良野牛乳を使ったチーズ製品作りの真っ最中、楽しそうにしている笑顔が輝いている。
また男子学生のテレたポーズが可愛い。若いって良いわね。
二階へ行くと、そこには世界のチーズが展示されていて、なかなか興味深い。
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童話の中にでも登場してきそうな…様々な道具たち。どれも皆、実際に使われてきたものでしょう。
緑濃きスイスの山々に点在する村々、おとぎ話みたいな木造りの可愛らしい家々が思い出されます。
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ミルクを温めて、チーズを作る銅鍋と窯でしょうか。
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こうしていたら、気分はまさに「アルプスの少女ハイジ」なんちゃって!
お見苦しいものを、失礼しました。
牛の模型での乳搾り体験、チーズの歴史コーナー、チーズ職人になれる記念撮影コーナーなど。
子供から大人まで楽しめる工房と思います。
売られている製品は富良野の牧場で育った乳牛たちの新鮮なミルクから生まれたものばかり。どれも皆、きっと絶品の味わいのはずです。
こちらでお買い物はしませんでした。。

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北の大地を走る、眺める・・・⑧ラベンダーの「ファーム富田」 [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

二日目の夕方、またその翌日の朝。出かけて行ってきたのは・・・こちら。
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7月初旬であったので、皆どれも蕾の状態?開花前かな?・・・と思っていたものの、それは杞憂であった。
早咲き種の紫色が鮮やか!

夕日をバックにした、「ファーム富田の」ラベンダー畑。
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一株ごとのラベンダーは、モリモリって感じながら。。畑全体はパッチワーク模様を描いています。

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ここはファーム富田の原点となった、日本で最も古くからあるラベンダー畑だそう。。JRのカレンダーでこのラベンダーが紹介されたことにより、全国にその名を広めるきっかけとなった畑であります。

紫の絨毯を広げたかのように、斜面一帯をラベンダーが埋め尽くす・・・日暮れ前の時刻に関係なく、十分綺麗です[ぴかぴか(新しい)]
営業時間を調べると8:30~17:30とあります。
でもそれはショップやカフェの営業時間。ラベンダー自体は日の出から日没まで見学できるのです。その上見学料もなしなんですから[グッド(上向き矢印)]
そう、ここは何時でもオープンしているから、気が向いたらフラリと観にくることも可能。

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トラディショナルラベンダー畑の目の前に建ち並ぶ建物のひとつ。
香水・石けん・アロマオイルにお香、ラベンダーカラーの布製品などが並ぶ・・・「香水の舎」。
奥にある、ラベンダー石けんの工房では・・・好みの香水で「香りのしおり」を作るコーナーがあるほか、商品の製造過程を見学できるのも特徴。
オリジナル石けんができあがっていく様子を目にしました。
一個、一個丁寧に磨かれた・・・薄紫色の石けんの綺麗な事[ぴかぴか(新しい)]きっと良い匂いなんでしょうね~~♪

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更に奥、建物のテラスからは、目の前に広がるファーム富田ガーデンを眺められます。
15ヘクタールを誇る敷地面積でラベンダーが栽培され、そのほかにも多くの花々が栽培されています。
風に揺れるラベンダーの向こうに富良野盆地の田園風景。十勝岳連峰も一望出来ました。

こちらは、ワイドで。
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色が薄くなっちゃいました。

トラディショナルラベンダー畑も、ワイドで撮ってみました。
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花の咲きはまだ5~6分と言う感じながら・・・。この景色が一人占めですものね[るんるん]

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ラベンダーからエッセンシャルオイルを抽出するための工場、日本で唯一の「蒸留の舎」です。
ラベンダーの刈り取りの時期には実際に蒸留機が稼動し、紫色のラベンダーから琥珀色のエッセンシャルオイルが抽出される様子が見られるとの事。
ラベンダーオイルと、蒸留の際にオイルと一緒に抽出されるラベンダー蒸留水も販売されています。
こちらではショップの店員さん達のユニフォーム、花畑で使われるテープも、そして園内を走るバイクも…皆ラベンダーカラー[わーい(嬉しい顔)]

以下ここからは、翌朝の再訪時の画像になります。
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構図的にはよくありませんけど、同じラベンダーでも違う種類だって一目でおわかりいただけると思います。

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「ファーム富田」さんのサイトを見たら、ラベンダーの花の盛りはやはり7月の中旬過ぎ。

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丘の上部が白いものだから、白っぽいラベンダーの種類かと思いましたら、「おかむらさき」「はなもいわ」「濃紫早咲」・・・といった種類がまだ白い毛で覆われている状態のようでした。

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ですもの見頃のピーク 時には渋滞が起き、大混雑するほど多くの観光客が訪れる。休日ともなれば「ファーム富田」渋滞が出来てしまう・・・のも納得です。
もう一か所3キロ程のところに、「ラベンダーイースト」があるものの…夫が「ラベンダーは沢山観た。これ以上は行きたくない」だって[あせあせ(飛び散る汗)]

建物の中には、ファーム富田のオリジナル商品をそろえたショップの他、入りませんでしたが・・・カフェもあります。ラベンダーを使用したドリンクが楽しめるんですって!
サイトを見たら・・・花の最盛期にはこの場所全体が濃い紫一色に染まる。壮観とも言える光景が広がっていました。

トラディショナルラベンダー畑と道路をはさんで…建ち並ぶ数々のショップたち。「花人舎」からは整然と並ぶ花畑と、富良野川、はるかには雄大な十勝岳連峰が眺められる・・・。
他に「春の彩りの畑」と「秋の彩りの畑」、そしてその先にもまたラベンダー畑が連なる。。
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北海道と言えば…歌の歌詞にも登場するバラの仲間「ハマナス」です。

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ルピナス畑、その遠くにはカルフォルニアポピー

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ヒャクニチソウ、アメリカンマリーゴールド。

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花人の畑に咲くサルビア、向こうはブルーサルビア等、夏の花がお出迎えしてくれます。

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ニッコウキスゲと言いたいところながら、以前稚内で乗った観光バス。ガイドさんに「小うるさい事を言わせて頂きますと、ここ北海道ではそうは呼ばないです」って。 エゾカンゾウ、エゾゼンテイカ…と呼ぶようです。
北海道のバスガイドさんは個性的で面白い人が多かったなぁ。
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どこもかもお手入れのいきとどいた・・・これだけの大型施設。
ラベンダーの花を見るだけであれば、24時間オープンで解放されているのって素晴らしい。
またスタッフさん達の接客も、皆さん感じが良くて言う事ない…と思えた、とても良いところでした。
http://www.farm-tomita.co.jp/

北の大地を走る、眺める・・・⑦「四季の宿  KI・ZU・NA」さんⅡ [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

KI・ZU・NAさんの食事は、朝夕ともに館内のレストランスペースで。
基本的には、オーナーである中島さんご夫婦がきりもりされています。時々、可愛いお手伝いさんの姿あり。
二人の可愛い娘さんが、通学前にお手伝いをしているのです♪

食事も特別な期待はなし。・・・シツレイ[あせあせ(飛び散る汗)]
時間になって食堂まで行きますと、すでに皆さん食べはじめていました。早いのね。
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テーブルには、野菜を主にした料理が並べられ・・・。
フレッシュなトウモロコシをスライスし・・・トマト、キュウリ、プリーツレタスのサラダ。シラス入り青菜のお浸し。
新鮮だから生のままのトウモロコシが美味しい、トマトも甘かったです。これは帰ってからすぐ真似しちゃいました。
潰したお芋を丸めたジャガイモ餅…といったマクロビ料理みたいなメニューが並びます。

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ビールは瓶か缶だけだそう、需要が少ないから「生」のサーバーが置けないのでしょう。瓶のサッポロクラッシックでで喉を潤す[ビール]
向こうにお行儀の悪い人がいてゴメンナサイ[バッド(下向き矢印)]
そこにカブとアスパラガス、鶏挽肉のスープ。大根&豚ばら肉の煮物。
私達は呑んで、お喋りをしていたから…遅くなってしまいましたが。。
減農薬米「おぼろづき」と、奥さんの故郷である新潟県新発田市産の紫米を合わせたご飯が用意されて、自分のペースで食べられるようになっていました。

次は、富良野ワインいきます[グッド(上向き矢印)]
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陶器のカップがメインって感じに写っておりまするが[あせあせ(飛び散る汗)]

8500円でも、チャンとデザはあります。それも赤肉の富良野メロン。
お~~!メロンまでいただけるんですか?って、ハードル低っ[バッド(下向き矢印)]ご近所の中野さん家族が作る、赤肉富良野メロンだそうです。
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HPにも明記されていましたが、食材はどれも地元のもの。提携先の農家さんから運ばれたばかりの新鮮さが特徴[グッド(上向き矢印)]

可愛い「ボンネット・スー」がパッチワークされたコースター。こういうの大好き、以前は自分でもいっぱい作ったものでした。今ではもう、出来ないけど。。
食後のドリンクとしては、ノン カフェインのルイボスティが用意されていました。
ま、これだけなんですけどね。
ただ同レベルの宿と比べたら、例えば蔵王温泉の「ろばた」さんとかはもっとボリューミーな食事がいただけるから!あそこが安過ぎなのかも?

「お米はもちろん、ほとんどの野菜は自家製です」とオーナーが話すとおり、新鮮さが美味しいメニューでした。当然、夏が終われば内容も変わり、別のメニューになる予定とか。

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この日の宿泊客5組中、三組(栃木、福岡、横浜)が熟年夫婦。あとはシンガポール、台湾からの中華系の女性グループでした。
こんなに小っちゃな宿なのに、なんと国際的なんだ!
「ごちそうさま」をした後も…居残って、和気あいあいとしたムードでお喋りしていました。

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そうする内に、オーナーさんのスライドショーが始まります。
四季折々の富良野のスライドショウは宿の名物。しかし雲が多いためにもうひとつのお楽しみである☆空観察は中止。

北海道のど真ん中である富良野地方。
夏場の最高気温は30℃前後、対して最低気温は20℃以下となり、この寒暖の差が作物の甘味、旨味を作り出す・・・道内でも有数の畑作地帯であり、北海道を代表する豆、野菜、農産物の生産地となっている。
また、この宿を取り巻く中富良野地域の自然環境。
雲海の発生率も高く、晴れて冷え込んだ・・・早朝には、雲海の広がる様子が見られると言う。
道内で雲海と言えばトマムが有名ですけど、もっと身近に見えるんですって[グッド(上向き矢印)]

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一気にやってくる春、初夏の気配から盛夏へ。秋蒔き小麦の刈り取りと・・季節は変わっていきます・・。
秋には一面に咲くひまわり畑の絶景!黄色いひまわりはそのまま敷きこんで肥料にするのだそう。。
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厳冬期の気温マイナス25℃くらいになると、感覚がなくなって寒いと感じられなくなると言う。
そうした中でも、子供たちは小一の時からスキーを履いて学校へ行く。
他にも色々、そこに暮らす人だけが知っている事を聞かせていただきました。

メイン棟からそれぞれのハウスへ戻ろうと外へ出てみたら、福岡奥さん:「星が綺麗ですよ!」って。
見上げてみれば、本当に!漆黒の闇に光るキラキラの星々[ぴかぴか(新しい)]
もう少し晴れていたら、皆揃って星空観測が出来たのにね・・・。


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翌朝も、シンプルなテーブルセッティング。
本物の富良野牛乳に、白いカップにはヨーグルト。
ソーセージとスクランブルエッグのワンプレート。ミニトマト、スライスズッキーニと一緒の黒い実。最初はオリーブ?
でも、酸っぱい。ではあれかな?!…と思ったら、やはりハスカップでした。
北海道に自生する植物ハスカップ、北海道の先住民族であるアイヌの人達はこの実を「不老長寿の実」として崇め、 ハスカップの名はアイヌの言葉で「枝の上に沢山なるもの」を意味する“ハシカップ”に由来していると言う。
「今年お出しするのは、今日が初めてなんです」と、笑顔で話す奥さん。
その名の由来どおり、すずなりに生ったハスカップの実は翌日観る機会をえました。時期が限られるだけに、生のハスカップは珍しいみたいです。

温かいスープはかぼちゃだったかと思います。
深川産米粉を使って焼きあげる米粉100%のパンに、奥さんの作るフォカッチャ・・・と。
ナチュラルな季節の素材を、優しく丁寧に調理した・・・目にも優しいメニューたち。朝は淹れたてのコーヒーも用意されていました。食べ過ぎないのが嬉しいね[あせあせ(飛び散る汗)]

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※花が見頃をむかえると同時に宿泊客もピークをむかえ、とくに7月は連日満室で、私たちも、早朝から、夜おそくまで、食事の用意や、ベットメイク、農家から食材の仕入れと、1日、1日あっという間に過ぎていく。・・・とする、14年前に「KIZUNA」を開業した、オーナー中島さんの体験記が書かれたページがありました。
http://www.kaitaku.gr.jp/emig10.html

とにかく静かでゆっくりできて、貴重な時間をすごせました。
・・・でもまた泊まりたいかと言われたら、あくまで私達夫婦の感想ながら、一度でじゅうぶんのような。。

自然と、自然と、自然に恵まれた・・・静かでのどかな宿。
小さな娘さんが通学前にお手伝いしているのは・・・御愛嬌。絶対に、いい子に育っている感じが伝わってきます。

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中富良野の丘に建つこちらの宿。この素晴らしい景色と・・・温かで、心優しい人達が迎えてくれますよ。


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北の大地を走る、眺める・・・⑥「四季の宿  KI・ZU・NA」さん [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

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せっかくの富良野、普通のホテルよりも富良野らしさが感じられるところに泊まってみたい[パンチ]・・・って思いから、決めたのがこちらでした。

宿までの道中、こうした光景に・・・あちこちで会いました。
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刈り倒された牧草を一列に集める作業。集めた牧草は機械でくるくる丸められ、牧草ロールになります。
そしてそこに、カメラマンのおじ様達の姿があるのもお約束。


これまででも最少とも言える小規模施設ながら・・・旅行サイト、トリップアドバイザー共に高評価であったのが決めて!一泊@8500円のリーズナブルさも魅力[るんるん]
美しい山並みが望める長閑な環境にあるペンション「四季の宿 KIZUNA」さん、手描きの看板「KIZUNA」を目印に、幹線から少し入った林の中へ。
細い坂道を登って行く・・・期待が少し高まります。

ルピナスをはじめとする花々に囲まれた建物。駐車場脇にはオーナーさんご一家が暮らすログハウスも建っているのです。
本来なら8月頃に咲く花も一斉に咲き始めてるとのこと。それは今年の、寒さの関係だそう。
アイドル犬・ ベリーさんの派手なお出迎えを受けて・・・
チェックインの為、とにかく入りましょう。
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ピンクのミニバラに覆われた玄関周りは、若いオーナーさんの好みが伺える感じ。この2階にも客室は2室あるのです。
開口部の多いセンター棟は、その分だけ熱が逃げやすいから・・・確か3重サッシと伺ったような。
http://shikinoyado-kizuna.com/

そして指定されたコテージタイプの、今宵の部屋へ・・・。
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ミントをはじめとしたハーヴが香る小路、その先にあるちっちゃな小屋です。途中に咲くアジサイだってまだ蕾の状態。

ここまではなんか良い感じだったのですけど[あせあせ(飛び散る汗)] テラスにはガーデンチェアが二脚。ドアをオープンして入りますと・・・
「うわっ!」
予想通り…と言うか、予想よりも狭い。
あまりにも小ぢんまりし過ぎていて、わかっていたものの・・・気分はダウン[バッド(下向き矢印)]
しかしここに決めたのは私、宿泊料金からして期待はなかったが、この空間ってハッキリ好みが別れると思う[たらーっ(汗)]

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その上テーブルとか椅子もないから、荷物が広げられない。
可愛い赤ずきんちゃんプリントの枕&布団カバーは可愛らしいものの・・・一晩寝るだけと割り切りが必要な部屋でした。
コテージはオーナーの手作りだそう、那珂川町で何度か通った「多田便利軒」さんと同じフィンランドハウスのよう。
ホテルに限らず、宿泊先で問題なのは隣室や廊下から聞えてくる騒音。ここではそうした問題はないからね。
ベッドには温かい毛布、冬用のお布団、それでも夜は寒くて震えてしまった。
テレビなないけど、エアコンはついているので一晩中暖房は点けっぱなしでした。
「夏でもこれ程涼しいなんて、冬に来てもここで眠れるのかな?」と言ったら、夫:「真冬にこんなところ、誰が来るんだ!?」だって[がく~(落胆した顔)]確かに、限られた少数の人しかやって来ないかも。
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部屋の窓子からは…ご覧の景色。これは良い。
テレビ(旅先で見ることはないけれど)、時計のない場所で過ごす。ここは俗世間とはさよならしたところなのだ。
入り口のドから入って右手には洗面スペースのあるおトイレ、おトイレは自動水洗の最新式のものでした。
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KIZUNAポストカードにムササビちゃん♪ NHKでお馴染み・・・英国女性ベニシアさんの写真集に、KIZUNAノート・・・と、なんにでもKIZUNAを付けてしまいたくなる[わーい(嬉しい顔)]
人と人をつなぐ、心のKIZUNAって大事ですから。
ベッドの脇に置かれたノートを手にしたら、これま宿泊された様々な人達、また日本以外の国々の方達へ思いを馳せて、心ならずもしんみり・・・旅情ってヤツですね。
勿論、私もその時の気持ちを書かせて頂いた訳ながら。。
夜間の寒さからずっとエアコンを使い暖房し続けていた…夜でした。

お部屋を見たら次はお風呂、センター棟にある家族風呂はいっこ、一番に入ってしまおうと言う訳なのさ[いい気分(温泉)]
一般家庭のお風呂よりは大きいけど、だからと言って温泉でもないし・・・しかしこのシンプルな飾り気のないムードに親しむしかない。
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そうそう、こちらにはハンド&バスタオル、歯ブラシ、アメニティは一切ありません。どうしてもって場合は、有料で求めることになるのでした。エコですよね。

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十勝岳連峰から大雪山、富良野盆地を見渡せる高台にあり、目の前に広がる麦畑。景色は最高です。

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翌朝チェックアウト後、丘を下って見上げて撮った一枚。
下の方の立ち並んだ白い支柱は、ぶどう苗を支えるもの。ぶどう棚と言ってもワイン用のぶどうなんですって。

富良野の地に憧れ、この土地での暮らしを選んだ。
しかし希望を実現していくのは、容易ではなかった。地域に根ざした家族の暮らし…その為には地道で、根気のいる努力の連続。。
素晴らしいけど厳しい大自然中での毎日。それを支える季節の味わい、生きがい・・・。
私には決して真似の出来ないものがいっぱい詰まっている…と感じられました。

入浴がすんでも外はまだ明るいし・・・これからチョッとだけ、お出かけをしてきましょう[ダッシュ(走り出すさま)]
富良野と言えば・・・で、即思い出す・・・超有名スポット「ファーム富田」は、ここからすぐなんです。
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北海道を代表する景観のひとつとされる・・・一面に広がる、ラベンダー畑。

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富良野イコール、ラベンダー畑を連想される方は多いのではありませんか?
ファーム富田へは、翌朝もまた出かけて行っていますので…また、別記事で紹介させて頂きますね。

北の大地を走る、眺める・・・⑤絶景の美瑛♪ [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

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今回の旅、今回もだけれど…エアー&ホテルの予約以外、まともな計画もせず出かけてしまった。。
さくらんぼ狩りへ出かけてすぐ。ホテルとレンタカーさえおさえておいたら、それで良し!って感じだったから・・・。
それでも唯一「行きたい」「観たい」と決めていたのが・・・ここ、丘のまち美瑛でした。
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小樽から札幌自動車道で前日の行程を戻り、札幌JCTからは「道央道」を北上。旭川空港を離発着する航空機を眺めながら・・・次は富良野線を走る列車との競争さ[ダッシュ(走り出すさま)]
観光らしき事はせず・・・その間ずっと、車内から外を眺めていただけながら。。

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旭川からは30分ほどで・・・、美瑛町。白樺並木が続く道路を、地図を見ながら車を走らす・・・。

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(撮り忘れたけど・・・)白い花咲くジャガイモ畑。弧を描いて広がる麦の畑・・・と、日本とは思えない広大な農地が続く。。これぞ北海道!といった光景は果てしないほどに・・・続く。
眺めてたら、こちらまでのびやかな気分になれる、気持ちの良い風景の連続です。

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北海道らしい・・・大地と、空の広さを実感する美瑛。これで、もう少し青空があったなら!
パッチワークの路は、美瑛の丘陵地帯を走る道の事。
広大な農地が拡がり、その畑で育った花々や作物がパッチワーク模様を織りなしていることから・・・そう名づけられました。


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またこのスポットの最大の魅力は、同じ風景を二度と見ることができないところだと言われる。
作付けされる作物は年によって変わるため、同じパッチワーク模様は出来ないそう。一年で終わってしまう儚さがまた素敵です。

通称「パッチワークの路」エリアで、最初に見えてくる「ケンとメリーの木」は、美瑛のシンボルツリーのひとつ。背の高い一本のポプラながら、周囲に高い建物がないから余計に目立つのです。
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1972年にケンとメリーが出演する第4代日産スカイラインのテレビコマーシャルが このポプラの木をバックに撮影された・・・それがきっかけとなりケンとメリーの木と名付けられた。・・・有名なエピソードです。
私ごとながら、結婚前に夫が乗っていた車も「ケンメリ」でした。

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こちらは「セブンスター」のパッケージに採用された木、同じく「セブンスターの木」と呼ばれているのでした。
これまた私ごとながら、夫が吸っていたタバコの銘柄も「セブンスター」でした。←いい加減シツコイですって?

展望台から丘陵地帯の全景や十勝岳連峰が一望できる「北西の丘展望公園」。晴れていたら・・・大雪山から十勝岳連峰まで連なる山並みを一望出来たはずながら。雲の多さから眺望は全く望めず。
ここのラベンダー畑は、ようやく穂先に紫色のつぼみがつき始めたばかり。遅い種類のラベンダーなのかもしれません。
すぐ近くにはコウリンタポポタン、ポポモドキの黄色い・・・自然のお花畑が広がっていました。

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違っているかもしれません[あせあせ(飛び散る汗)]「カラマツ林のある丘」、「マイルドセブン」のパッケージに採用された木が並ぶ「マイルドセブンの丘」近く?同じような丘の風景の連続と、日にちの経過で、記憶はすでにおぼろげ・・・。

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美瑛の丘は・・・人口の公園ではなく、観光施設でもない。
「美瑛の農業景観は、農業を営むことにより保たれています。美瑛の丘は美瑛町で農業を営む方々の大切な私有財産ですので、道路からご見学頂けますようお願いします。美味しい農産物を継続して生産できるよう、ご協力をお願いします。」とあるのに・・・
麦畑の中まで立ち入ってポーズをとる、かの国の人々の姿がある[バッド(下向き矢印)]

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この日私達が周ったのは、美景の宝庫=美瑛町に広がるホンの一部分だけ[あせあせ(飛び散る汗)]
こちらの画像にしても、下の方がゴチャついてしまって???
実はこれ、収穫が間に合わなくてのび過ぎてしまった・・・アスパラなんです。

水の流れの様な隆線、美しいストライプ模様を描いた・・・美瑛の丘の画像がほとんどと撮れていない[バッド(下向き矢印)]
しかし実際の美瑛は、車を走らせているだけで・・・どこも絶景!見渡す限り…絶景!の連続で・・・これぞ、まさに「眼福」[ぴかぴか(新しい)]
歓声の上がる、凄ーいシーンの連続でありました。
ここ美瑛にしろ、次の富良野にしろ、四季折々の光景を見せてくれる土地ながら…一年で最も美しく賑やかに彩られるのがこの季節、7月のようでした[グッド(上向き矢印)]
あとは秋になった、9月の終わりくらいとか。知らずに偶々ながら・・・行って良かったワン!

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住所的には上富良野町ながら、ほぼ美瑛町といった感じの「かんのファーム」。紫色のラベンダーの丘として有名な国道沿いの観光地です。

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しかしラベンダーだけでなく、他にも沢山の花々が彩りを添えています。
農園内からはJALのCM、「嵐の5本の木」のロケ地が見えるとの事。見てきませんでしたけどね。

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7月初旬とあって、至るところで見かけた色とりどりの・・・ルピナス、咲き乱れるマーガレット。
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エーデルワイスがこんなに!
ヨーロッパでもっとも有名な高山植物ながら、お隣の奥さん曰く「夏場に行ったスイスさえ、エーデルワイスの花を見つけるのは難しかった」・・との事なのに。ボサボサと咲いているのはどうなんでしょう[がく~(落胆した顔)]

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鮮やかな芍薬の花が今頃見られるのは、やはり遅いんでしょうね。
下の方では、紫色のチャービルも咲いていました。

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一面にカラフルなお花畑・・・マリーゴールド畑、サルビア畑、キンギョソウ畑と、なんにでも畑を付けたくなっちゃう[るんるん]
7月中旬にかけてどれもが満開となり、今頃はきっともっと素敵な様相をを見せているはず。
今回訪れた北海道で最も魅せられた土地・・・美瑛。
表情豊かな大地を大いに走った、大いに写真も撮った一日でした。

次は、ラベンダーの富良野へ行きます。

北の大地を走る、眺める・・・④小樽の夜は「居酒屋 魚一心」 [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

せっかくの小樽の夜、少しは海鮮ものが食べたい。
ホテルから小樽市街へは電車に乗って、またはタクシーを利用するしか移動手段がない模様。
疲れたこの日は・・・小樽名物のお寿司、また本格的な地元の居酒屋さんは・・・最初から望んでいなかった。チョッとだけ呑んで、楽しい気分になれたらそれで良いの[るんるん]
フロント階から歩いて、お隣のビルへ。フロントで聞いてきた「鮨処 魚一心(うおいっしん)」さんへ。
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まずは、樽生サッポロクラッシックで乾杯[ビール]
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キンキンに冷え切っております。

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初めに・・・茹で枝豆・筍煮物・チーズコロッケだったと思います。
料理長盛りと名づけられたお造りはどれも分厚くて食べごたえあり、真ん中のホタテのお刺身が美味しかったのは当然ですね[グッド(上向き矢印)]
右はカニのシーザーサラダ。

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ほっき貝の浜焼き、北海道に来たらこれ食べなくちゃね。いかそーめんはチョッと量が少な目でした[あせあせ(飛び散る汗)]
そして、道産地酒いきます。

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意外と美味しかった・・・プリーツレタス・海鮮入りチーズ生春巻き。いか焼きは本場ですもの、これまた食べなくちゃ。

特に拘りもなく、値の張る小樽寿しを食べようとも思わず・・・適当に入ったお店だったけれど。。
しかし札幌に本社をおく、JR小樽駅から少し離れた花園町に店を構える、海鮮料理で定評の居酒屋「魚一心」さんと同じ・・・一心グループの支店であった模様。
北海道の海の幸を、リーズナブルに満喫出来ました[グッド(上向き矢印)]

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スタッフさん達はとてもフレンドリー、それでいて落ち着いたムードも良かったです。


お部屋に戻る前に、〇オンの食品売り場をブラブラ。
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ジンギスカンコーナーがこれだけ充実しているのは、北海道ならではといった感じ。
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ビールは当然!サッポロ。圧倒的な存在感で並ぶ・・・サッポロクラッシック[ぴかぴか(新しい)]

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「サザエ食品」…と言えば、おはぎに大判焼き。
以前には私の街のデパ地下にもあった「十勝大名」。「小豆餡=黒」を何個、「白インゲン豆の餡=白」を何個・・・って注文するのが楽しかった。

そして勿論、夜食用に買ってまいりました。
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売れ残りのおにぎりと、こちらも無理やりシールをはがした[あせあせ(飛び散る汗)]白いお焼き。
小樽市民用に売り出されている、小樽ワインのロゼも一緒に[るんるん]


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小樽と石狩湾に別れを告げて・・・二日目は、いよいよ。。

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今回の旅で最も印象深かった、絶景の地・美瑛へと参りましょう[ダッシュ(走り出すさま)]

北の大地を走る、眺める・・・③ホテルグランドパーク小樽 [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

一泊目のホテルは、小樽グランドパークホテル。見ておわかりのように・・・大型複合施設「ウイングベイ小樽」に隣接する建物、下の画像は翌朝に撮ったものです。
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フロントの向かい側、入ってすぐのウエイティングスペース。大型ホテルにありがち典型的な・・・派手派手ムード漂っています。
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小樽の街、天狗山を望むマウンテンビューの部屋はそこそこの広さで、間接照明の灯る。ごく普通のシティホテルの一室って感じ。

16階の部屋から眺めた、小樽の夜景。こちらも思っていたほどではなくて、だから感想もなし。
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一夜明けて、朝は二階の朝食会場へ。夜は何時ものように呑みに出ましたので、別記事で紹介しますね。
 
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ホテルの前が小樽マリーナですので、大きな開口部から差し込む朝の光。海を眺めながら・・・の朝ご飯でした。
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「豪快鮭のチーズ味噌ちゃんちゃん焼き」、「ホテル特製蝦夷鹿のグラタン」といった、北海道らしさを感じさせるメニューもあり[カメラ] 
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種類は沢山あったものの・・・ホテルのブッフェは元々嫌いだから・・・。
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それでもシェフが目の前で焼き上げる・・・オムレツは美味しくいただきました。パンなのに、スープカレーをアレンジした「甘えびのスープカレー」もね。
野菜や魚介がごろっと入っているのが特徴のよう、素材そのものが味わえてパンに合わせてもOK!です。
にしんの街・小樽ならではの一品。身欠きにしんを刻んだ「新北海にしん茶漬け」もウリのようながら、気づきませんでした。
これだけの大型ホテルだから、宿泊客の半分以上が外国人だったと思う。彼らはとにかく賑やかで困ります[たらーっ(汗)]

テラスブラッセリーバイキング / 小樽築港駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0


レストランの入り口近くに、「オルゴール堂 海鳴楼」がありました。意外にも熱心に見ていた夫。
爺じはオルゴールが買いたい!こっちゃんへのお土産にしたいのだそう。。
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選んだ曲は、懐かしの…宮崎アニメ「となりのトトロ」。
彼女は私の部屋に飾ってある、ビーズの「トトロ」人形がお気に入り、家に来る度チョコチョコッと持ってきては、並べてニンマリしているものだから[るんるん]
こうしてお買いものをするのでしたら・・・前夜にオリジナルオルゴールを作る、オルゴール製作体験をしておくのだった。
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ショップの店員さんとの会話からわかったのは・・・。
以前はこのホテル、「ヒルトン小樽」として2008年まで営業していたが、その後シンガポールの高級ホテルチェーン「パークホテルグループ」が買収をし、パークホテルとして営業。2009年から、現ホテル名に変更されたのだと言います。
「だからC国人に限らず、海外から来る宿泊客は多いです。今日はハワイからの方達だと聞きました。比較的静かですよね」ですって。それで皆さん、英語で書かれたネームを付けていたのですね。納得しました。

今回のシリーズも、しばらく続きます。

北の大地を走る、眺める・・・②チェックイン前の、ベタな小樽観光 [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

北海道の海運を支えた、小樽の歴史ある風景を楽しむ。・・・是非訪れたい観光地である小樽の街。
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そのシンボルと言えるのが・・・中心部に位置する「小樽運河」です。

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人も車も多い小樽市中心部で車を置いて、足を向けたのは・・・。歴史ある建物や倉庫が立ち並ぶ通り沿い。
「北一硝子」のガラス細工に、雑貨。「ルタオ本店」をはじめとする洋菓子店が揃った・・・小樽運河と並ぶ人気エリアである「堺町通り」の方でした。

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人出を見越して、スタンバイ中であった?人力車。

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美味しいものだらけの「北菓楼」では、開拓おかきとバームクーヘンの試食をしまくり[わーい(嬉しい顔)]
でも帰りには、沢山お買い物してきましたよ。観光客に優しいお店ですね。

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小樽に行って初めて気づいた、「LeTAO ルタオ」の店名は「小樽」と似ている、・・・と言うか、オタルを逆にしたものであった事に・・・う、う~~、なんて遅いんだ[バッド(下向き矢印)]
今や北海道スイーツの代表格でもある・・・ルタオのチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」の本店は小樽市にある。・・・それも行くまで知らないでいました[あせあせ(飛び散る汗)] 食べるのは好きなんですけど・・・。
ベイクドクリームチーズに、マスカルポーネチーズを冷やして固めた、レアチーズムースの二層仕上げ。
ふわっとレアな二層のケーキのとろけるような口どけは、何度食べても美味しく思えます[グッド(上向き矢印)]

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イタリア北部に位置する「水の都」ヴェネツィア。
「北一ヴェネツィア美術館」は、古都ヴェネツィアで受け継がれてきた文化を紹介する美術館 として、1988年に開館。外観はヴェネツィアのグラッシィ宮殿をモデルにしているそう。。

しかし魅力はやはり、古き良き、ノスタルジックな・・・運河沿いの光景[ぴかぴか(新しい)]
後ろに建つ無機質な高層マンション、こんな邪魔なもの建設許可をなぜするかなぁ[バッド(下向き矢印)]
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小樽運河は大正12年に完成。
北海道開拓を支えた港湾都市「小樽」の海運を支えた運河は、水路沿いに昔ながらの倉庫が立ち並ぶ、歴史のあるスポットです。
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全長1140m中の北運河だけ、大正当時の広さ、約40m幅で残されている。
当時の雰囲気を漂わす倉庫、作業船が繋がれている様子など・・・往時の面影が感じられる静かな場所でした。


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時代が変わり戦後になると、港の埠頭岸壁の整備により、運河の果たす使命は終わりを告げます。
運河としての役割を終えた部分の埋め立てを行い・・・散策路や公園に。昭和61年に現在の姿となりました。
観光客がそぞろ歩く石畳、ガス灯と・・・ノスタルジッケなムードはあるものの・・・。
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人々の上空を、鳴き声が賑やかな・・・ウミネコが集団で飛び回る。止まっているいる街灯もよく見たら・・・フンだらけなんです[あせあせ(飛び散る汗)]

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小樽運河の中心に位置する中央橋、「小樽運河クルーズ」の発着地に並ぶクルーズ船。
春から秋にかけては観光船「小樽運河クルーズ」が運航。船頭さんの解説付きで、船上から楽しむことが出来ます。ここでも「運河の街」ヴェネツィアのゴンドラを意識して?

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小樽運河は内陸を掘って造った水路ではない。海岸の沖合を埋め立てた、陸との間に造った水路である。その為直線ではない、緩やかなカーブがかった形も特徴だと言います。


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イケメン俥夫(しゃふ)さん達のナンパ攻撃も激しく感じました。
人力車に乗って、彼達によるガイドで、小樽運河や周辺の観光する。
「中央橋」と隣の「浅草橋」の間の運河沿いの「運河散策路」を歩いて情緒を楽しむ・・・のが正しい歩き方なんですって。

ガス灯に灯りがともる、夕暮れの小樽運河も魅力ながら・・・それまで待てない。
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小樽運河エリアの中心、中央橋の交差点に建つヨーロッパ調のホテル。
ここに今夜のお部屋があるの~~って言いたかった!・・・でも、違うのです[たらーっ(汗)]今夜は、パックに付いていたホテルなのだから。。

素敵ですね、「ホテルノルド小樽」。また訪れる事があったら泊まりたいな。
・・・そうしたら夜のライトアップが、お部屋から楽しめるかも[ぴかぴか(新しい)]

それからついウッカリ!旨々のかまぼこがいっぱいある・・・「かま栄」本社へ足を運ぶのも忘れてきてしまいました。

※私が初めて小樽を訪れたのは、今から40年近くも前。
結婚して初めての夏。
夫の職場のオジサン=小樽出身の方に、北海道旅行を誘われた私達。「今年の夏は一緒に北海道に行かないか?車に乗せて小樽の家まで往復してくれたら、交通費の半分もつから」って。・・・そうした成り行きから、マイカーで3人仙台港まで走り、フェリー、苫小牧からは小樽へ往復し。それ以外はフリータイム・・・といった珍道中!
今は懐かしい想い出となっています[るんるん]でもその時には、小樽運河なんて一言も出ませんでしたから。。観光地化される前だったからなのでしょう。

北の大地を走る、眺める・・・①はじまりは小樽から [2016・7月北海道の小樽・美瑛・富良野]

さくらんぼ狩りが終わって、まだ一週間。しかし私達は出歩くのが好き[グッド(上向き矢印)]
GWに予定していた南九州が、直前の熊本地震で行けなくなってしまったから・・・被災された熊本、大分両県の皆様にはごめんなさい。
南が駄目なら、北があるさ!って訳で、関東、東海で猛暑日続きであった・・・今月初め、北海道へ行ってまいりました。
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まだ梅雨はあけていないけど、今月に入ってからは暑かった。沖縄は好きだけど、これ以上暑いところはご遠慮したく。。。

飛行機から降りたった途端に、感じたのは爽やかな北国の涼風。。・・・と言いたいところながら。。
涼しさを通りこして、寒かったよ[たらーっ(汗)]

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まずは自宅から高速道を羽田まで。いきなり、「お上りさん」画像・・・の東京スカイツリー、私だって撮ったのは久しぶりですから[あせあせ(飛び散る汗)]
久しぶりと言ったら、首都高の湾岸線を通るのだって。息子のところへは毎月行っているものの、山手トンネルで一直線だから、こうしてお台場近くを通ったのは?・・・そうか、2月の沖縄の時もでしたね。。
むか~し泊まった、お隣にあるホテルのムードが変わったように感じました。

今回の飛行機はJALだから、第一ターミナルです。
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早く着き過ぎて、←田舎ものなのよ。お腹が空いたから、搭乗前のベンチで空弁まで食べちゃいました。
「高田直行謹製かに助六ずし」に、寿徳庵の「羽田空港ひとくちおこわ」。どちらも小腹を満たすにはピッタンコ!
到着後運転が待っている夫は呑めません。今回は私も、付き合ってガマンします。

羽田から新千歳は、ホント近かった。
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羽田空港、新千歳もどちらもとにかく広いから歩く。
北海道は6度目ながら、フェリーや列車、また地方の空港など、新千歳空港は初めてでありました。
涼しさは認識していたものの、涼しさを通りこして、ブルブル震えてしまう程。とりあえず着て行ったピンクのパーカーは、ずっと着っぱなしでした。
関東ではその頃連日、熱中症で病院へ搬送される人が多くいたと言うのに…なんと言う贅沢。
…しかし実際には、全くその様な事もなく。何時も通りのケチケチ旅なのであった。

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予約してあったレンタカーの手続きはスムーズに終了。福岡で借りた時の対応が良さから…今回も選んだのは、バジェットレンタカーのコンパクトカー「パッソ」4WD。値段が安かったですからね^^

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千歳からは札幌を通りこし、今宵の宿のある小樽まで一直線で参りましょう[ダッシュ(走り出すさま)]

それなりに・・・遠いところにきちゃったなぁって感じでしたが、そう思う理由は気候だけではなかった[バッド(下向き矢印)]

北のグルメもあるし、海あるし・・・山もあるし・・・

スケールの大きな、風景の良さは抜群だし・・・改めて、やるなぁ。。北海道[グッド(上向き矢印)]

しかし日本人が好きなところは日本人だけじゃない、ワールドワイドなスポットなんだ!

7月の北海道に食らいつくのは、外国人も同じ!?
それにしても、大陸人、多過ぎ[たらーっ(汗)]
グループで常に大声で喋ってるから煩いし、派手派手で目立つし、通りや撮影スポットを占領するなど・・・マナーが悪過ぎます。
観光地ではこちらが避けていても、耳元でいきなり大声を出される。
若い人は若い人で自分に酔ったポーズで自撮り!あんなポーズ、昭和30年代の映画スターもしないって!
チョッと驚きであります。
…写真撮りまくり、集団行動は我々日本人だって、2~30年前の海外ツアーのパターンは同じだったかも。きっと冷たい視線を向けられていたのでしょうね[たらーっ(汗)]

・・・などと文句を連ねておりますが・・・
二日目の美瑛です。こんな絶景も目に焼き付けて参りました。
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蝦夷梅雨だって?天候がイマイチ、そしてここでも行くところ、行くところどこでも出会ってしまうのでした[バッド(下向き矢印)]

小樽市はオホーツク海沿岸の港町です。
そして、小樽はどこに行っても観光スポットばかり。。朝でも昼でも夜でも。陸から海から、まさに観光都市[グッド(上向き矢印)]
・・って、それ程しっかり観ていないけど。
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ネット予約でエアー&一泊目のホテルプランを選んで申し込みをしたものの・・・忘れ物があるのでは? なにかへまをしでかすのでは?と…年々自信がなくなっている私。 あと数年したら、こうした個人での手配旅行は出来なくなるかもしれない[あせあせ(飛び散る汗)]結果としては、全く問題なく行って来られましたけれど。。それだけで、ホッ!

しばらく続きますね。
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