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2020・11月新潟県大湯温泉そして長野県白馬 ブログトップ

GoToトラベル新潟&長野編・・・⑩長野のくるみそばでお終い [2020・11月新潟県大湯温泉そして長野県白馬]

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トロイメライには「夢想」「夢み心地」という意味があると言います。人の受けとめ方はそれぞれだけれど、口コミだけで決めてはいけない。しかし時には、こう言った事だってあるさ┐('д')┌

とりあえずは「トロイメライ」の地域クーポン7000円を使ってしまいましょう。
事前に調べておいた・・・電子クーポン利用可との大き目なスーパー「DELiCiA穂高店」でお買い物。
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その後は松本方面へ向かわず、上田を目指す事とします。その方が近道だから。

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長野県内、東信地域と中信地域を結ぶ国道254号線「三才山トンネル」辺りだったでしょうか。
こちらのトンネル、今年9月に無料開放されたばかりでした。

宿のパンだけでは、どうにもお腹が空いてきました(^-^;
途中の東御市にある道の駅「雷電くるみの里」に立ち寄って、ここで簡単なお昼です。
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この辺りでしたら佐久、または小諸懐古園前の「草笛」のくるみおはぎ、くるみそばが好みなのだけれど。時間がありませんもの。
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こちらのくるみおはぎはお砂糖だらけ、まぶした肝心の胡桃の量が控えめです[たらーっ(汗)]  
信濃くるみの産地で知られる土地柄なのにね(^-^; おそばも添えてある胡桃も小鉢に入っているだけ?量がこれでは足りません。お値段なり…って事かも。クリーミーで甘めとなる蕎麦つゆが信州そばに合うのです。

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それにして、澄みわたった青空は、本当に気持ち良い[グッド(上向き矢印)]
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軽井沢近くを通過中、車窓から眺めた「浅間山」には、雲ひとつなく・・・とはウッソー!

雪国・新潟の山々に囲まれた、越後大湯温泉。厳しい自然環境に抗うことなく、環境と一体化してきた暮らし。様々な工夫を経て生まれた郷土料理の素朴さ…が心に残りました。
こちら道の駅「ゆのたに」へ立ち寄りした際に、買い求めたもの。
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魚沼産のもち米二袋、「雪国まいたけ」の舞茸ご飯の素に、山菜ごはんの素。新潟・十日町名産「妻有そば」。そこに南魚沼「玉川酒造」の「イットキ―」も購入しているものの。
ブランドもち米、「雪国まいたけ」の舞茸ご飯の素は当然美味しくて、すでに完食してしまいました。
まだ味はみてはないけれど…玉垣製麺所(十日町市)の「妻有(つまり)そば」は、そば食文化の研究に取り組む、日本蕎麦保存会開催の「おいしいそば乾麺大賞」の初代グランプリに選ばれたものだそう。知らずに購入!


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長野と言えば花豆・・・で買ってきました「高原 紫花豆」。「赤信州みそ」、同じく赤味噌で「おらが里」。
信州おやき5種類、道産小麦ブレッド「紬」はチョッとだけ高い食パン、長野のゆるキャラ「アルクマ」栗もなかは、皮と中身の栗餡が別になったもの。
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八ヶ岳乳業の「酪農家牛乳」に、これ美味しかった[るんるん]次に行った時も買ってきましょう♪ 「信州ミルクランド」の「はちみつヨーグルト」。
信州産米100%の「米焼酎」、米焼酎は珍しいです。呑むのは初めてかも~~
切らしていたからよく見ず籠に入れてしまった焼き肉のタレは、信州ブランドではありませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]・・・急いでいる時、ある、あるです^^  
長野から北となる、小布施町にある「桜井甘精堂」の 「ひとくち栗かの子」「ひとくち栗ようかん」も。
以上7000円はオーバーしたものの、無事買い物(お土産購入)も完了。
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栗ようかんは名前通り一口サイズの栗の味。そこに「友家ホテル」の部屋に置いてあったマッチ、このデザインも気に入ったから[グッド(上向き矢印)] 最後のヘンテコな天使人形は、「雷電の里」のフリマで買ってきたものです。

旅なんて大げさなものではなく・・・思い立ったらふらり出かけて、さっさと帰って来る。
非日常よりも、日常を楽しみたい・・・こんな今だから、普通に生活出来ているのが一番だと思えるだけに。。
これで終わります。今回もお付き合いくださって、ありがとうございました。
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GoToトラベル新潟&長野編.・・・⑨白馬「オーベルジュトロイメライ」Ⅱ [2020・11月新潟県大湯温泉そして長野県白馬]

長野県白馬村にある「オーベルジュトロイメライ」さん。
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泊った部屋は一階のジュニアスタンダードルーム、レストランからも近く階段を使わずに済む為。ロビー&ラウンジ奥のドアの中でした。
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予約時からわかっていたとは言え、開口部は窓が一か所のみの年季の入った室内、そして暗い。
窓際のクローゼットだったかしら?の高いところに、小さなテレビが置かれていました。旅先ではすぐに寝てしまうから必要性を感じる事はないものの。

地下にある貸切風呂利用プランでしたので、食後入りにいきました。
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脱衣所&洗面台、その奥の半露天風呂の広さはまずます。
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しかし「白馬かたくり温泉」と称する割に温泉ぽさは全くない、ただの沸かし湯、夫も「温泉表示表」がないと。これで入湯料までとられたら怒りますからね!

「明日の朝食はお部屋へお届けします」と聞いていたけれど・・・、
朝食をセッティング場所は、大きくシミの浮き出た床、チラッと左横に見えているのはトイレのあるユニットバス。まさかこんなところで食べる訳?[たらーっ(汗)]
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そんな状況での食事など、自宅でも考えられません。
・・・それゆえなんとかならないものかと、「あの、レストランの方で頂くのは無理なのでしょうか?」と聞いてみるも「朝のレストランのご利用は遠慮頂いています」って。納得いかずに「こんな暗いところで食べさせるなんて!?」。すると「パンは焼きたてですから・・・」当り前じゃないの[むかっ(怒り)]

昨夜の「ゆっくり過ごしていってください」の言葉は、ただワインの売り上げを上げる為だけだったのかな[バッド(下向き矢印)] 
「これではさっさと食べて、早くチェックアウトするように」と言っているのも同じ、気分悪いヽ(#゚Д゚)ノ  仕方がないので、自分達でテーブルを移動し食べました。
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ホットミルク、コーヒー、オレンジジュースにカットしたりんごは二人で一個の半分。そこにパンが二種類。
コンチネンタルブレックファーストでも、卵にミニサラダくらい付きます。添えてあるバター&ジャムの量は一人分にも満たない程少ない等、どこまでも●チくささを感じずにはいられない[バッド(下向き矢印)]
ご希望通りサッサと食べて、サッサと帰りましょう( ̄へ ̄井)
帰り際目にしたレストランのドアはガッチリ千錠されていて、これも客への提供サービス&お掃除の経費節約の為?
我が採点は…と言えば。
     部屋 ☆
     設備 ☆☆  
     風呂 ☆☆(一応、50分で5500円だったかと)
     料理 ☆☆☆ 
     接客 ☆ 
     総合 ☆☆
【ワイン持ち込みOK!】美食ディナーとお客さま自慢のワインを愉しむプラン<露天の貸切風呂無料>プランは、休前日にて@23595円。
GoToキャンペーン利用でなければ、更に割高感を覚えた事でしょう。
ひとり23000円越えの宿であれは、朝食も決められた個室で落ち着いて頂けます。
同じ個室でも誇りまみれの暗い個室だなんて・・・これまでこれ程不愉快なサービスは受けた事ありません。
あちこち埃の目立つ古い造りの室内。
ベッドのマットレスはヘタっているし、カバーに黒い点々…あれって、カビでしょう┐(´~`;)┌

チェックアウト担当者の接客は笑顔どころか無表情の上、淡々とした態度でアッサリしたもの[あせあせ(飛び散る汗)] 当然、お見送りなどありませんでした。
この内容でどの旅行サイトの口コミを覗いても、揃って高評価である理由がわかりません?!
泊まって本当にそう感じたのか?不可解さ、不信感だけが募りました[バッド(下向き矢印)]
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GoToトラベル新潟&長野編・・・⑧白馬「オーベルジュトロイメライ」 [2020・11月新潟県大湯温泉そして長野県白馬]

「友家ホテル」に泊まった翌日は週末の土曜です。探したのがひと月くらい前でしたから、「ここは!」と思うところには空きがなくて・・・偶々目についたのがこちら。
一見すると森の中の素敵なオーベルジュでした。特別な期待があった訳でもない、しかしこれ程気分が悪くなってしまったのって久しぶり・・・[たらーっ(汗)] なのに口コミ評価がやたらと高いのが不思議でならない・・・。チェックアウトの時のいや~な気分[バッド(下向き矢印)]
そうした理由もあり、今回は食事からいきますね。
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チェックイン時、小ぢんまりとしたラウンジにてサービスされたのは、ハーヴティにプリン。
しかしプリンのカラメルソースが甘い、甘すぎました。私の味覚がおかしいのかな?
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夜のディナーは、こちらのレストランにて。グランドピアノに生花も飾られるなど、良いムードながら・・・ここを利用できるのは、なぜか?夜の時間帯だけです[たらーっ(汗)](その辺りについては後編で書きますね)
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予約内容は、【ワイン持ち込みOK!】美食ディナーとお客さま自慢のワインを愉しむプラン <露天の貸切風呂無料>・・・と言うもの。

本場フランス直送の高級素材と地元信州の豊かな恵みをふんだんに使った絶品フレンチで、長年に渡り多くのお客様を魅了し続けてきている「レストラン&ホテル トロイメライ」・・・だそう。それもあって家族揃って正装、ドレスアップして入ってきた方の姿も見えます。

ワインを持ってくるのを忘れた事に途中気がついた我が家は・・・持ち込みワインの代わりに、新潟の道の駅で購入してきた「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2017 メイン部門最高金賞受賞酒 イットキー」…新潟の蔵元・玉川酒造が放つ「イットキー 純米吟醸」で代用しました。
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地中海のブルーの海を意識してかどうかは不明、我が勝手な想像です(*´艸`*) 日本酒の新しい世界の扉を開くカギをイメージしたお酒は度数が低めで呑みやすい。食事中に一本空けました[るんるん]

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まずは前菜から・・・
ホタテ貝のパートブリック包み焼き、信州サーモンのタルタル・3種のソースで。どちらも普通の味です。
食事中のパンは私の様子から、小さくカットをした状態でサーブされました。お次はオマールエビのビスク、しかしスプーンでこれ程少量のスープをどうやって飲めと???ふた掬いしてからはパンを浸して食べました。
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ブルーチーズのスフレ、ブリのブランケット。
ビーツだったかな?のピンク色したソースが気持ち悪いっ[バッド(下向き矢印)] 盛り付けひとつにも、驚きも、工夫も感じられません。
メインとなるお肉メニューは、次々プラス料金の発生する(嫌な)設定。当然、我が家は基本メニューで。
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ここからは、デザート。
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カシスのシャーベット、エキゾチックフルーツのムラング・ヨーグルトのアイスクリーム&フランボワーズのソース。
エスプレッソと小菓子。・・・以上、手元のメニューから書き写しました。
後から思い出しても、皆さんが絶賛しているような…美味しいと印象に残るメニューはありません。以上、個人的な感想ですけれど。。

デザートタイムに入る頃合いで、オーナーがにこやかな表情で各テーブルを回っています。自己満足からと想像出来てしまい、旅館の女将の挨拶と同じで自分たちの時間が中断される、こう言うのは嫌いです[バッド(下向き矢印)] 
意地悪を言わせてもらうと、着ていたオシャレな襟高のジャケット、前のボタンが一個かかっていませんでしたよ(# ゚Д゚)
フレンチと言いつつ、メニューの置かれた飾り皿は「Wedgwood」のワイルドストロベリーであり、グラス類はオーストリアの「RIEDEL(リーデル)」社のもの、そのどちらも家の食卓で使っていますから。
GoToを利用しての宿泊ながら・・・、過去に利用した…福島県内にある幾か所かのペンションにしても、食材も良質で満足感の高いものでした。
また岩手県八幡平の「旬菜フレンチの小さな宿 Beaver」さんなら、この半分の宿泊料でオーナー渾身の工夫の詰まった美味しい料理がいただけます。お部屋も素敵な上、白濁の貸切風呂も入り放題ですしね。
救いは「ワイン持ち込みOK!」プランにしておいて良かった。

こんな悪口をグチグチ言っているのは、全く満足出来なかったからでした。詳細は次回に。
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GoToトラベル新潟&長野編・・・⑦日本海にサバサンド [2020・11月新潟県大湯温泉そして長野県白馬]

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魚沼地域を離れる前、関越道小出I.C近くの道の駅「ゆのたに」へ立ち寄りします。魚沼地域で生産される特産品、近隣で採れた山菜や農産物の並ぶ・・・販売所「美雪の里」でお買い物[るんるん]
魚沼の生み出す特産品の数々で、GoTo地域クーポンを使ってしまおうと言う訳。
「友家」さん宿泊で7000円分を頂き!チェックアウト時に夕食のアルコール代を支払い、その残りは翌日中に使わなくてはなりません。

この日泊まる、長野県白馬村のオーベルジュ←結果としてそこは外れであった訳ながら…[たらーっ(汗)] 予約プランが「ワイン持ち込みOK」とあったに関わらずワインを忘れてきてしまったので、ここで代わりとなるものを購入しました。米どころ魚沼の地酒で代用しちゃうのさ^^
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時おり雨の混じる曇天の下、同じような光景の連続ながら・・・。

国道8号線沿い、日本で“いちばん”海に近い駅「JR青海川駅」の最寄り施設「日本海フィッシャーマンズケープ」で、サバサンドを頬張る。
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世界三大料理のひとつに挙げられるトルコ料理、そのトルコのファーストフードとして知られるサバサンド…、ここ柏崎米山の浜焼きセンターの一角でも、サバサンドが売られているから。。本場のサバサンドの中身は焼きサバらしくて少々異なるものの、居ながらにしてトルコの味が楽しめてしまうのだ[るんるん] 
バンにサバのから揚げを挟んで、タマネギ、レモン汁をたっぷりかけていただきます。シンプルだけどサバ特有の脂っこさもクセなく、美味しく食べてしまいました(^o^)V
レモンと塩・胡椒の味付けは鯖フライの味を引きたてます[グッド(上向き矢印)]

柏崎市とトルコって関係があるのでしょうか。20年ほど前柏崎のリゾートホテルに泊まった折、「トルコ文化村」なる看板は見ているのです。
・・・そうしたなんちゃって施設は好まないから訪問しなかったけれど、なぜここに?と疑問を感じたのでした。

柏崎トルコ文化村は2001年に経営破たんしてしまい・・・。トルコ建国の父と言われる「ケマル アタチュルク」はトルコの初代大統領でもある。敷地内に立っていたアタチュルク像はトルコ共和国大使館へ。その後トルコ所縁の地・和歌山県串本町に移転をし、同町のしかるべき場所に建立されているとの事です。
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上越市を過ぎ、ズワイガニの道の駅「能生」まで来たら、糸魚川も間もなく。そして日本海とはお別れです。
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たまに覗く青空、しかし厚く垂れこめた雨雲[曇り] この日は終日移動日であったから、それで問題なかった。
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連なる高山の稜線、白い雪すじが見えるのは、遠く・・・飛騨山脈でいいのだろうか?(この辺りいい加減です)
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冬枯れた木々、落ち葉に覆われた庭。
長野県白馬村内、白馬ペンション村に佇む二晩目の宿に到着しました。
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続きますね。
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GoToトラベル新潟&長野編・・・⑥日本のミケランジェロ?石川雲蝶 [2020・11月新潟県大湯温泉そして長野県白馬]

見る者を惹きつける、繊細かつ力強い作品を数多く残した幕末の名匠・石川雲蝶。
「良い酒とノミを終生与える」との条件で、彼は越後へと来たらしい。
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ここ永林寺に作品を残すきっかけは和尚様との賭け事だったと言われ、その破天荒さを示す逸話が語り継がれる一方、ノミを握ると凄まじい集中力を発揮したとも言われています。
とあるテレビ番組が発端となって、日本のミケランジェロと称されている…石川雲蝶。
中でも13年の歳月を費やした欄間の浮き彫りには、妖艶な表情で迎える天女が、女性らしい曲線で彫られています。
本堂の前室からぐるりと巡る形で院内に残された彫刻の数々、そのどれもが目を見張る素晴らしさでした[ぴかぴか(新しい)]

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魚沼市堀之内の集落の外れまで走る事で、その作品群を観ることが出来ました。
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約500年前に建立された永林寺は、10万石の格式を賜り、葵の御紋を許された由緒ある名刹ながら・・・。
現在は、石川雲蝶の彫刻が数多く残されている事により注目を浴びています。
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内部のカメラ撮影は禁止ゆえ、一見したらただの古刹[バッド(下向き矢印)] 拝観料を納めて廊下の先から見学の開始をする。

江戸の雑司ヶ谷生まれながら、金物の町「三条市」に拠点を置き、近隣で創作活動を行っていた雲蝶。
「永林寺」で時の住職「弁成和尚」と出会い、和尚との賭けの約束としてこの地に作品を残しました。
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しかし、ダ・ヴィンチ、ラファエロと並ぶルネサンス期三大巨匠のひとり・・・ミケランジェロ。彼こそが最大の巨匠ではと感じずにはいられない・・・彫刻家、画家としてのほか、建築家の才能までもつ本物のミケランジェロの作品たちの凄さ!・・・ルネサンス芸術を象徴するひとつである「ダヴィデ像」。
バチカン「サン・ピエトロ大聖堂」内の「ピエタ 」。
晩年手がけた「システィーナ礼拝堂」天井画、そして壁画「最後の審判」…等、今から500年も前にどのような構想でもって描かれ、完成となったのか。その比類なき才能とスケールの大きさとでは比べようもなくと思えてなりません。

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この場の他には「越後日光」とよばれる開山堂でも雲蝶が手掛けた彫刻・絵画・漆喰細工の数々が所狭しと配されて、その作品のすべてが新潟県文化財となっているそうです。

永林寺での拝観料は500円、そして納経の証(御朱印)の500円で頂いて参りました。
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他の木々同様、半数以上に落葉が見られた・・・境内の紅葉でした。
静寂の中で聞こえてくるのは、落ち葉のかさかさする音だけ。こんな一時も、時には良し[グッド(上向き矢印)]
この後は、日本海へと向かいます。
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GoToトラベル新潟&長野編・・・⑤越後大湯温泉「友家ホテル」温泉編 [2020・11月新潟県大湯温泉そして長野県白馬]

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館内を素敵にスタイリッシュに見せている、効果的に使われているのが灯りです[ぴかぴか(新しい)]
照明が浮かび上がらせる明と暗。日常生活で意識する機会はないから・・・旅先での非日常感を意識させます。

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地球儀みたいなミラーボール[ぴかぴか(新しい)]が回って、回って、天井キラキラ(^_^)V

到着後一番に浸かったのは、大きな浴場に岩を配した「庭園風呂」でした。
ドアを開けて中へ。木を多用した脱衣所は入ってすぐに木組みの格子、茶と黒と落ち着いた大人の雰囲気です。
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大浴場であっただけにとにかく大きく、並々満たされた温泉は贅沢に感じます[グッド(上向き矢印)]洗い場のカランにあったシャンプー類はDHCだったかな。
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こちらはドアから外へ、冬季は閉鎖となる小さ目露天風呂。
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夕ご飯のあと9時過ぎに寝たものだから、真夜中の3時過ぎ目覚めてしまいました。オーバーながら、普段でしたら寝る時刻に近いくらい[あせあせ(飛び散る汗)] しばらくモゾモゾしていたものの、思い切ってお布団から出てしまって・・・前夜「Tomoyaデスカス」?からレンタルしたDVD「遥かなる山の呼び声」を夫と鑑賞しました。
字幕を読むのが面倒と言う夫に合わせて借りたものながら、予想を超えて良かった!これまで観ていないのが悔やまれる、このまま忘れ去られるには惜しい名作に感じます[ぴかぴか(新しい)]

・・・そうする内に5時を過ぎました。そろそろ本館にあるお風呂へ参りましょうか。
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泊った別館の方が少しだけ新しめな模様。でも本館もリフォームはバッチリ!綺麗です。
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途中入ったおトイレも、手作り感に溢れて可愛い♪    
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ところが、他の皆さんも早かった!唯一空いていたのが、佐梨川に面した半露天の「四角い風呂」のみ。
更衣室の造りがオシャレ♪ 白い洗面台周りもスッキリしてます♪
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ここはミキモトのアメニティ…の模様ながら、新潟の早朝の寒さには負けました[たらーっ(汗)]
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白が基調のデザインは我が好みながら、外気温の低さからとても入れず(^-^;

冷水、お茶の用意のある小さな休憩場所。
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「龍神の湯」「扇風呂」へはここから。ドアの外にスリッパがなければOK!
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創業当時からのタイル張り「扇風呂」は、元から貸し切り風呂だっただけに小ぢんまり。ピンクと水色の色の対比が鮮やか、その上落ち着けます。ここだけにあった黄色い「ケロリン桶」セットも好き♪
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最後の浴室は・・・こちらのタイル張りも見事でした!
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浴室の名前に反して、ナチュラルな木製家具のある脱衣所[るんるん]
大きな湯船、眺めの良い「龍神の湯」。佐梨川の清流を間近に湯に浸かる。二人では広すぎる…大きな湯舟が快適です[グッド(上向き矢印)]
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半露天以外はどれもボケボケに撮れてしまって[あせあせ(飛び散る汗)] (浴室写真はどれも公式HPからの転載です)
泉質は弱アルカリ性単純泉48.5℃(湯口は41.5℃)、全て自家源泉かけ流し100%との事。
浴室全体がゆったりとした造りのためか、こちらの洗い場は大きく弧を描いた半透明のガラス板で区切られるなど凝っていました。
お湯は特徴の乏しいアルカリ単純泉。ツルぬる感が温泉を感じさせます。

お部屋に戻っても、窓の外は佐梨川。川音ゴウゴウ!雪解け時期などどうなってしまうのでしょう\(◎o◎)/
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今回の宿泊、我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆☆☆
     設備 ☆☆☆☆  
     風呂 ☆☆☆☆☆
     料理 ☆☆☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆☆☆ 
     総合 ☆☆☆☆☆
朝晩とも貸切で浸かる温泉が良い[グッド(上向き矢印)] 地元の食材をはじめとして新潟の味が揃った料理はクオリティの高さ、丁寧さが伺えた夕食。 
ちなみに宿のお値段に、あえてGoTo割引はしていません。翌日のガッカリホテルと比較したいため…「友家ホテル旬な味覚プラン第30弾・恒例!函館直送!2名様1杯 オホーツク毛蟹付き」プランは、@20950円+入湯税@150円なり。
設備の古さ、階段移動と、しかしそこを補ってもあまりある魅力を持つ宿でした。
地域共通クーポンが電子クーポンであった為、また普段スマホをほとんど使用しない私が手間取ってしまった。
おまけに経由した一休comの諸々を変更してしまったばかりとあって、長時間のチェックアウト時。それでも担当スタッフのお姉さんは嫌な顔ひとつせずに付き合ってくれました。大きく手を振ってのお見送りと、最後まで変わらぬサービスには言う事ありません。

厳しくも豊かな自然の作り出す、雪との共存で育まれた独自の食文化、美味。昔から続いた人々の営みを改めて思いました。
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GoToトラベル新潟&長野編・・・④「友家ホテル」食事 [2020・11月新潟県大湯温泉そして長野県白馬]

地の物を使った料理の優しさ、惜しまぬ手間による素材を活かした味付け…で知られる友家ホテルの食事♪ この時間を楽しみにしていました[るんるん]
夕食は18時からでお願いしてあります。
食事は基本部屋食なので、時間に合わせて運んできて素早く用意してくれました。・・・ソファで寛いでいる間に、テーブルには・・・。
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部屋食の場合、一気出し!?…のイメージが強いけれど、、、、メニュー表、食前酒はカリン酒だったかな?の白ワイン割り、度数は高そうながら呑みやすい味でした。
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地元で採れるきのこ=「あまんだれ」(ナラタケ属の食用キノコ「ナラタケ」の新潟で使われている呼称)・もって菊の酢の物・あさり佃煮・海老のマリネ・ウニ入り卵焼き?…と、忘れている部分も多々ありますが…[あせあせ(飛び散る汗)]
「旬」や地の食材が多い前菜に、アルコールも進みます(^-^)
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とりあえずビールで乾杯(^o^)、良質な吉野葛で牛乳・生クリームを練り固めた「峰岡豆腐」、「銀山平」のぜんまい一本煮。
柔らかでプルンプルンした創作豆腐に、シッカリ太くて、長~いぜんまいの煮物はこれぞ、新潟!を実感する味。
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ピリリと黒胡椒の効いた大なめこの鍋は、お汁がとにかく美味しい。味わいの良さに全部すくって飲んでしまいました(●^o^●) こういう食べ方もあるのね♪
南魚沼市「青木酒造」の酒「鶴齢」を追加し、お造りのアップ!脂乗った鮪二種・アカイカ、白身魚はブリ?南蛮海老。日本海からの直送とか。4種ともどれも新鮮!美味しく感じました[グッド(上向き矢印)]

同じく次も直送です。
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※友家ホテル「旬な味覚プラン第30弾・恒例! - 函館直送!2名様1杯 オホーツク毛蟹付きの雪国 -」プランですから。
函館に嫁いだ従姉妹さんから毎年送られてくる蟹が本当に美味しくて!その縁から生まれたプランとの事です。
道内限定に近い品物だから一日一組の限定らしい。蟹好き夫に食べさせたい♪ 勿論私も食べたいの♪ 蟹にはそれぞれフィンガーボール、おしぼりと到着。
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新潟県加茂市の醸造元マスカガミの特別本醸造「F60」いきますね。魚野川の水で育った、焼きたて「岩魚の塩焼き」はむかごの飴炊き添え。
A5ランク新潟和牛のローストビーフはもう少しレアが好みながら、「しきんぼ」という希少部位らしい[グッド(上向き矢印)]
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ローストビーフと一緒に運んでもらう、つやつやピカピカご飯は魚沼産コシヒカリ特A と最強です!お麩入り味噌汁、漬け物。 
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デザートのライチのシャーベットは、ソファでゆっくり頂きました。
生ウニを海苔とお餅で巻いた、友家ホテル名物「ウニ餅」がなかったのだけ寂しい。
特に凝ったもの、驚きのメニューはありませんでしたが、満足度の高い夕ご飯でした。
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食べすぎ、呑み過ぎの夫は早々とダウンしてしまった。私もぐたぐたで仕方なく寝てしまう[眠い(睡眠)]

朝食時刻も選べて、7時半からでお願いしました。これまた時間になるとセッティングしにきてくれます。
早寝したおかげで早起きしてしまい、朝食前に館内散策&温泉三昧!美味しくいただけますね。
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夕食メニューと比較したら、アッサリ目でシンプル。一般的な朝ご飯ながら…。
全国ブランド「魚沼産コシヒカリ」のご飯が、一番のご馳走かも。
自慢ではないが我が家の自家製のお米も、宮内庁「御料牧場」側の田んぼで採れるコシヒカリだけに美味しいのだけれど、キロあたりの単価が倍以上していたのには驚かされました[exclamation]
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新潟だけに村上の鮭と思っていたら、鯖でした。そこに里芋の茎=「芋茎」の酢の物。焼き鯖も脂がのって十分美味しく感じたものの、村上の北・岩船産の分厚い鮭の美味しさは忘れられません。
金ちゃんハムには、隠れてポテサラ。大きくて上等な焼き海苔、上品な出汁巻き卵。
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大ぶりなお椀にタップリコン、あまんだれ入りの美味しいお味噌汁♪ 漬物も当然美味しい♪
レンコンの煮物は、私が煮たのと変わらない感じだったかな。 でも家庭料理の延長のような食事は飽きがこないし、また食べたいと思えた。フルーツ盛り合わせでシャキッとして終わり。
あと一品くらいあっても!と思った、品数が多い訳ではないが、良い朝ご飯でした。
夫などこのおかずで「お櫃を空にする」と頑張り、三膳も食べました[あせあせ(飛び散る汗)]
配膳をしてくれたお姉さんも感じ良く、この宿の良さは料理の多さではなく、居心地の良さとも感じました。
まだ終わりません、次は温泉です。
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GoToトラベル新潟&長野編・・・③大湯温泉「友家ホテル」施設編 [2020・11月新潟県大湯温泉そして長野県白馬]

今日からまた、新潟旅に戻る事としました。
先の越後大湯温泉「 すずらん通り」からは、やや狭い通りを下った先に「友家ホテル」があります。3時のチェックインを目指すものの、だいぶ遅れての到着。
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玄関前のスペースに駐車OK!との事で、荷物を持ち靴のままで館内へ。
宿はかなり古びて年季の入った鉄筋コンクリートの外観ながら、内部へ入るとそれは一変します[るんるん]
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(撮ったのはあと、夜間になってから)
ユッタリと広いフロントロビーは、オーナーセレクトの家具の数々に、流れるBGMもオシャレで良い感じ♪ 
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フロアーの一角には、「Tomoya」ブランドのオリジナル商品の数々、食品・雑貨・アルコールやジュース・サイダー、源泉を使った化粧水、乳液、美容液←これは入浴時にお試し出来ます。所謂旅館の売店とは異なるセレクト品=そのどれもが「Tomoya」ブランドとして並んでいました(*´艸`*)

検温、消毒に、身分証明書の提示で、チェックイン終了。その後はスタッフさんが荷物を手に、館内の案内をしつつお部屋まで。
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部屋は、フロントロビー階である別館3階の「306号室」。ただし古い建物だけに、こちらは階段のみの使用となる。・・・と言っても二階から三階への移動だけ、廊下や踊り場、各所に寛ぎ処が設けてあり、それを苦とは感じませんでした。

荷物を運んだら、スタッフはすぐ退室します。
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全14室の客室はすべてが異なる調度、内観だそう。
ドアを開けると踏み込み部分も広いです、ここで靴を脱いで、スリッパの用意あり。左手におトイレ、その先はミニシンクのある水屋スペースで、こちらにポット(お湯、冷水)、冷蔵庫と並びます。
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壁に大きな姿見、そして皮張りのデザイナーズチェアは3名宿泊時に使われるのでしょう。
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シンプルな洗面スペースに置いてあるのはハンドソープ・ドライヤー・ペーパータオル・紙コップ。メイク用ミラー…とシンプル♪
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落ち着いたトーン、設えも大人っぽい12.5畳の広々和室。反対側にエアコン&ファンヒーター。
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川沿いの8畳間には3人掛けキューブソファー、コーヒーテーブル、足のせオットマンと、これまた落ち着ける空間です。
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バスケットのコーヒーセット、桜皮細工茶筒には煎茶、ほうじ茶が溢れんばかりに入れられて‥‥。センス良いものでまとめられてますが、水玉の茶器はレトロで、可愛いらしくもある♪
お着き菓子の「Tomoyaサブレ」は普通ながら、「salon de royalピーカンナッツチョコレート」が美味しい[グッド(上向き矢印)]
奥の間には大型テレビ、DVDプレーヤーとあり、食事と寝る時以外ほぼソファで寛いでいました。
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お風呂用籠、予備の毛布、歯ブラシ、タオル、バスタオル、浴衣、羽織、足袋、巾着はクローゼット内に。
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プリントではなく刺繍の名入りタオルは肌触り良くて、足袋ソックスも色違いです。館内どれもが「Tomoya」ブランドって楽しい[るんるん] こんな時期だけに空気清浄機はフル稼働し、トイレもリニューアルされて綺麗です。
部屋も寝具も快適。良く眠れました。

浴室側の休憩室には…レコードプレーヤーにスピーカーとオーディオ機器、ピアノ、ゲーム機にビリヤード台。
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カジュアルであったり、モダンであったりと、無駄に広い非日常空間で寛げました[るんるん]
        
和と洋が微妙にミックスした館内、デザインの異なった部屋、リピーターさんは「次はどの部屋に泊まろうか」とか「この部屋が好き」とか考えるのでしょうね(^_^)V
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今回のコロナ感染対策として、受け入れ客数を14室中10室以下に、館内にある大浴場もあわせた4か所の浴室を部屋毎の貸切仕様としたそうです[グッド(上向き矢印)]
チェックインから24時間、空いていれば内から鍵を閉めて自由に使うことができる。温泉宿での大きな魅力かな(*^_^*)
古いホテルにしか見えないながら、一歩中に入ると居心地の良い空間。その意外性が友家ホテルを楽しむポイントのよう!
次は、食事編です。
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GoToトラベル新潟&長野編・・・②田子倉湖(田子倉ダム) [2020・11月新潟県大湯温泉そして長野県白馬]

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田子倉湖、通称=田子倉ダムは上流にある奥只見ダムと共に、水力発電所としては日本最大級の出力を誇るダム湖だそうです。
人工湖には遊覧船の運航もあり、湖上からは只見の自然を満喫。春には岸辺より岩魚釣りが楽しめる等…アクティビティも充実!水力発電の仕組みを紹介した「でんぱつ只見展示館」、私はスルーしてしまったが見学は可。
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東洋有数の出力を誇る大型ダム。遊覧船で湖上から眺める景色は自然のみ、さぞかし見事と想像される・・・吸い込まれそうな深い青さです。
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流れる雲にさえぎられた途端に、辺りは一変し、枯れた木立と共に「冬色」へと変わる。

一足早い冬景色、お楽しみいただけました?
え、そんなの早すぎる! 見たくないですって[exclamation&question]

では、こちらでお許しをm(_ _)m
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一応、ベストショットはこちらで[ぴかぴか(新しい)] 
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流れる流路のほとんどを峡谷で占める急流河川であるから当然、流れ落ちる「滝」も目にしました。ただし国道からは遠くて、小さな姿しか見えません。

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県境地帯を通過する国道252号は「六十里越」と称されて、越後と会津若松を結ぶ重要な街道であったものの、長年にわたり通行困難な路でもあった。
奥只見ダム - 田子倉ダム間は現在さえ、人跡未踏の地と言う。

国道252号の通る福島・新潟県境は、豪雪地帯特有の長い「スノージェット」が幾か所にも、次々と設けられてます。スノーシェッドだけでなく短いながらトンネル部分もあり、国道252号の福島、新潟県境は残雪の景色が続きました。

檜枝岐村と魚沼市を結ぶ「国道352号線」は、まさにこの日11月6日(金)から通行止め。只見町と魚沼市を結ぶ「国道252号線」は12月1日(火)から予定されているそうです。
車はまだスタッドレスタイヤではなかったけれど、もしかしたら「翌日くらいから冬季通行止めになるかもしれない」と感じました。
雪の多い年は、GWに入っても通行できない事さえあるとか。
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前夜降った雪でしょう、雪除けされた白い塊が続きます。

道路は当然空いていますし、信号もなく、意外にも快適ドライブが楽しめました[ダッシュ(走り出すさま)]
県境を越えて、新潟県魚沼市大白川に入って始めにある「大白川駅」は、JR東日本「只見線」の駅。
国道252号線の冬期閉鎖される、その期間中は只見線が新潟・福島両県を行き来する唯一の交通手段となるのです(=_=;)

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人の姿はおろか、当然無人駅ゆえ、県境地域特有の寂寥感が漂っていると感じられてなりません。
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こうした道中を経て、目指す魚沼市の「越後大湯温泉」にようやく到着。
父母と皆で大湯温泉へ泊まったのは息子が幼稚園の頃だったから、35年ぶりの訪問となります。
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季節的に中途半端ではあるけれど、これ程静か、寂れた温泉地だったかしら[あせあせ(飛び散る汗)]
続きますね。
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GoToトラベル新潟&長野編・・・①栃木~福島・新潟県境まで [2020・11月新潟県大湯温泉そして長野県白馬]

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10月に入って急に夫が、11月の第一金曜が休みだと言いだしました。
・・・そう言うのは、もっと早く言ってよ~~♪ せっかくの機会です、どこかへ出かけましょう[ダッシュ(走り出すさま)]

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那須訪問時から二週間あまり、紅葉は大分進んでいました。・・・と言うか、すでに終わりかけてます[たらーっ(汗)] この秋は季節のうつろいが、あまりに早すぎました(@_@) 夏から一気に晩秋ですものね。
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予約サイトを見て探すも、ひと月前では、これ!と決め手となる宿は見つかりません。本当はあれこれ考えるこの時間が一番好きなのに。。
新潟に以前よりマークしていた温泉宿が一軒ありました。土曜は満室ながら、金曜日なら泊まれそうです。
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これは栃木・福島の県境近くに位置する「道の駅たじま」。駐車場からの一枚。

平日のみ手続き可能な郵便局で諸々の手続きを済ませ、「中古のビデオデッキが欲しい」と伺った知り合いのお宅に立ち寄りをしていたりもあって、ここで時刻はすでに午後1時近くでした。
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南会津に入って目指すは、新潟との県境をまたいだ魚沼市郊外の「大湯温泉」です。
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冴えない曇り空が、何時の間にか青空へと変化して・・・それでなくても、ふたりして大好きな会津西街道の景色。
日本の原風景とも感じられる・・・会津地方の昔ながらの家々、商店、火の見櫓に、造り酒屋の杉玉・・・と走って行くだけでも、長閑な気分に浸ってしまいがち・・・。
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南会津町から西へ。南郷村を通ったのは以前もあったかもしれないが、その頃は格別意識をしていなかったので。
走行中、南郷トマトの直売所を見っけ[目]
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店頭に並んだグリーントマト、珍しい!面白い!…で、当然購入してきました(●^o^●)
そう、90年代初頭の一作で「フライド・グリーン・トマト」と言う名の映画は観ました。

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福島県桧枝岐村と魚沼市小出を結ぶ「奥只見 樹海ライン(国道352号)」はダム湖に注ぐ沢、急勾配な崖にへばりつくような片側車道が一本のみ、車一台の幅しかない道を九十九折に進む。県境付近では急カーブの連続した断崖絶壁に沿った狭隘な道が続いて・・・一方通行なだけではない、山間をぬって走るだけに、進みつつ前方確認の出来るところはホンの僅か。
所謂「酷道」のひとつとして、マニアの間で知られた存在です。

国道352号線の冬季通行止めが解除されて通行可能となるのは、例年6月下旬、または7月に入ってから・・・となり、それだけで一年を通じて通過期間の短さがおのずと伝わってくる[バッド(下向き矢印)]
対向車に何時出くわすか?ハラハラ、ドキドキ感が半端なかった記憶しか残っていない。
新潟側「銀山平」までほとんど細径の一本道が続く。スリリング過ぎる、別名「酷道」[exclamation] 
しかし夫は20年前を思い出し、それでも走るつもりでいたらしい[あせあせ(飛び散る汗)] 
あんなスリル満点な経験、私は二度とゴメンだわ[バッド(下向き矢印)]
豪雨、積雪による通行止めはしょっちゅう、まだ冬期閉鎖はされていなかったけれど、「積雪により通行禁止」の表示が出ていて、ホッ\(◎o◎)/

そちらとは比べようもなくゆるやかな…この日通過した・・・只見町、田子倉湖経由の「国道252号」。
そこさえ数日経った翌週には、スタッドレスやタイヤチェーンの装着なしでは厳しい状況となっていた模様です。
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この先道の駅、コンビニなど勿論ない。携帯の電波は飛んでいただろうか?
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それでも先へ進んだら、ひっそり美しく「田子倉湖(田子倉ダム)」[ぴかぴか(新しい)]が待っていてくれたのでした。
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続く。
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