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カニ 食べ 行こう~~♪(PUFFY風に)・・・④帰りは踊り子で [2019・2月伊豆半島へ]

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海岸の道路わきに干された網は、伊勢海老用と言う。そこで仕事をする漁師さんたちの姿がありました。ここでは猫たちものんびり、マイペースで道路を歩き回っている…数匹を見かけました。
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海辺の町は漂う雰囲気がとにかく豊か、穏やかさも好きだわ。
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西伊豆の松崎の家並みで知られる「なまこ壁」、この地でもところどころに似た光景が残っている、でも人は住んでなさそうでした…。
観光地とは違う、普通に人々の生活が身近に感じられる静かな光景。

海沿いを歩いているだけで・・・透き通った海、溢れる朝の光、波の音と…過ぎゆく時間は限りなく美しい[ぴかぴか(新しい)]

バス停手前の雑貨屋さん?の店先に並ぶミカンと、伊予かんを買い求める。
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ここ須崎は徳川家康が江戸城構築の際に石を切り出したところ、当時約300人の石工がおり、泊まった「小はじ」の祖先もその石工の一人として須崎に移り住んだ。以来網元として漁業を営み続けたが、昭和47年民宿を開業。・・・とHPに記載がありました。

この地では、アロエもわさわさと元気だ。葉ボタン、オキザリスも冬なのに生き生きしています。真冬の2月にお花が楽しめるのは温暖ってこと、最近めっきり寒さに弱くなった私には羨ましい限りなのです。
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この先を行ったら野水仙が群生する「爪木崎」となる・・・「須崎漁港」からバスに乗車して下田駅到着。
「スーパービュー踊り子」11時25分発の予定ながら、でもその前に「下田あんパン」も買わないと。
前日見かけた皆さんが「下田あんパン」の紙袋を下げているのを目にしていたので・・・駅より8分ほど「マイマイ通り」にある和菓子店「平井製菓」さんへ。今や下田土産の定番との…下田あんパン、ハリスさんの牛乳あんパンと一箱購入する。

※ハリスさんとは幕末の安政3年、サン・ジャシント号にて下田へ来航した、初代アメリカ総領事のタウンゼント・ハリスの事。外交官として「日米修好通商条約」を結び、初代駐日総領事となりました。
幕末の嘉永7 (1854) 年に、江戸幕府とアメリカ合衆国が締結した「日米和親条約」を結んだのは…「黒船」を率いてきたマシュー・ペリー。
初代アメリカ総領事として来日したハリスが、日本との交易を幕府に求めた条約締結が「日米修好通商条約」=関税自主権を欠き、治外法権も認める、不平等条約でした。

・・・と書きつつ、ペリー上陸の碑も含めて幕末の下田に関係する場所、下田観光は今回も一切せず。だって徒歩で行くには遠い! 駅周辺のムード、ご当地マンホールも「下田港」仕様でした。
それから夫、何を思ったか?「チョッと干物を買ってくる」と行ったきり戻ってきません。
わぁ~~!間もなく発車の時刻!せっかくの「スーパービュー踊り子号」が、しかしチケットを持つのは夫です。
改札でハラハラドキドキ、そこに「時間を間違えていた」だって、もう[むかっ(怒り)]
私達のお陰で、1~2分遅らせてしまったかもしれない。

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帰路もまた海側の席で、源泉がモウモウと立ち上る熱川、山側に目を向ければミカンの生るミカン畑が続いて・・・誰もいない静かな海は、何度見ても良い。
マイカーの旅は渋滞のせいで常にイライラが付きもの、ゆっくり時間が過ぎる鉄道って良いわぁ[るんるん]
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また、目の前に伊豆七島の大島が。
伊豆北川の海沿いには、「アメリカが見える(見える訳ないけれどね)」お風呂」のキャッチフレーズでお馴染み「黒根岩風呂」。かつて温泉巡りにハマっていた頃、バスタオル巻きで入ってしまおうと出かけたものの、我が予想を超えた開放感[バッド(下向き矢印)] 見てはいけない光景にビビって、早々と退散した想い出あり。
また隣りの伊豆大川へは、母と3人で泊まりに来ていますものね。
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今日の「初島」は、「GRAND XIV 初島クラブ」までよく見えています。
相模湾では唯一の有人島、360度海に囲まれたリゾートアイランド「初島」も、伊豆半島側から見ると、要塞みたいに無機質な建物が目立つだけ。
息子家族と泊まりに行った時には、息子ったら「まるでアルカトラズみたいだ」って失礼しちゃうわ[あせあせ(飛び散る汗)]

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この景色を通り過ぎたら、熱海に到着なのよねん。
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とにかくこの時は時間がなくなってしまったから、一度も撮っていない我が記念ショットもなし[カメラ] 一枚と思っていたのにねぇ[バッド(下向き矢印)]
乗ってきた踊り子号を見送って・・・「快速アクティ」で一路自宅まで。
日常と非日常が交錯した…そんな二日間も、これにて終わり。

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下田あんパンは、こしあん・小倉あん・ハリスさんの牛乳あんパン・春季限定の桜あんパン・ラム酒の香りがふわり…の大人なあんぱん・・・計10個。
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キノコ型をした、それぞれの名物あんパン、右は自家製こしあんと白いソフトバターの入った、ハリスさんの牛乳あんぱん。見た目通りふわふわのパンはそれぞれ、餡子の量が少なめなのが残念!それをカバーするバター入りの牛乳あんパンが私は一番でした♪
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「小はじ」さんのお土産、自家農園で育てているとのミカン、それから須崎港で買ったミカンも甘くて、ジューシィ[グッド(上向き矢印)] 上のあんぱん程じゃないですけどね(^o^;)
例の干物は?・・・結局、買えませんでした。
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カニ 食べ 行こう~~♪(PUFFY風に)・・・③「割烹民宿小はじ」食事 [2019・2月伊豆半島へ]

朝夕とも、予め食事時間は決まっています。
6時になるのを待って下に降りました。一階の左右に別れて二か所の食事処。
私達がいただいたのは右側の部屋。三組ながらも衝立で仕切られ、プライバシーはそれなりに保たれて食事出来ました。

お品書きはなしなので、写真から想像のほどを。説明は適当です(^◇^;)
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「前菜」卵焼き&黒豆・プチトマトの中はクリームチーズ・小鉢の中身は煮こごり合え?自家製カラスミ・さっぱりした菜の花のお浸し…(*^。^*)

熱々蒸したでが運ばれてきた、とろりと餡のかかった金目鯛入り蕪ら蒸し。食べていく内にキンメが見えてきました。
量もたっぷりな上、エビやゆり根も入って…とろみのある餡でかぶら蒸しが一層美味しく味わえます。
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アルコールの選択肢は少なかったかな。とりあえずのビールでまずは乾杯。

夕食はどれもお酒に合う様子から、日本酒の選択肢はあと二つ、三つ欲しいところ[あせあせ(飛び散る汗)] 伊豆で「土佐鶴」って?しかしお隣さんも全く同じ、ビール&土佐鶴のオーダーでした。
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オゴダイ・イサキ・赤ムツ=のどぐろ・メジマグロ・ブダイ漬け・クロムツ・イカ。お刺身7点盛りは、下田の海の豊かさを実感。鮮度も良かったですよん[グッド(上向き矢印)]
ところが次のホイル焼きは、中身が何だったのか?記憶になし。お造りは女将さんに箸袋にメモしてもらったからわかる(^_^)V

この辺りまで配膳のスピードが速いかなと感じたものの、カニは時間がかかりますものね。
そして、メインの登場! 高足蟹蒸しは、夫婦2人で一杯です。
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高足ガニは日本一深い駿河湾に生息している深海生物のひとつ。生きている化石とも呼ばれる、世界最大の現生節足動物。
寒い時期の方が身が引き締まっていてカニみその量も増えると言われ、12月から3月くらいが「旬」だと言う。また高足ガニは茹でると身崩れを起こしやすくなるため、「蒸す」方が断然美味しく頂けるそう。
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ぎっしり身が詰まっていても、身離れが良い為に意外に簡単、スーと身が出ます。
お皿にのった…蟹味噌、見た時随分多いと思ったものの、身にのせて味わったら一層美味しくなりました。
脚が終わって甲羅の中を食べ始めると、また味噌が溢れてきて…。北海道の霧多布で食べた花咲ガニより美味しかったです(^_^)V
・・・と言っても、私が出来ないものだから、夫一人で格闘!おしぼり6本を汚し、それでも間に合わず最後は手を洗いに立ちました。
今まで味わった蟹とは一味違う、美味しさでした[グッド(上向き矢印)]
菊花蕪、金柑の甘露煮はホイル焼きに添えようとしたのかしら?
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サザエの唐揚げ・明日葉・お魚(またも適当)の天ぷら。明日葉=温暖な土地の食材って感じですね。揚げ物も温かいものは後から運ばれてきます。
小鍋は鴨と葱、お蕎麦で鴨南蛮風にいただく?ようながら・・・「金目鯛コース」のブリ?鯛のしゃぶしゃぶの方が良かったかも。
最後は潮汁、お造りのアラから良い出汁が出てます。ご飯と香物でご馳走さまでした。夕食にデザートはないのね。

食べ終えて時計を見たら、二時間も経ってました。
お子さん連れの家族は退屈した子供さんが先に上へ、ご両親の急いで食べている様子を見て、温かいものは温かい状態で食べられるように工夫されているのも…状況次第と感じました。
器や盛り付けに民宿とは思えないセンスが感じられ、私達は満足のいく食事となりました。
宿のオーナーは神楽坂の割烹で修業後、実家の実家の民宿を継いだとの事。各テーブルに提供するだけでも大変らしく、女将の他に可愛らしいお姉さんがお手伝いしています。

夜は驚く程静か、これまた早めに寝てしまったから・・・目覚めると朝5時半。
朝一は、お風呂~~という訳で、今度は女湯へ。
この日も朝焼けを見たいと思っていたのに、ゆっくり浸かっていたら、夜が明けてしまいました。

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日曜も晴天。
朝食も前夜と同じ席で。
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冷たいお料理は用意されています。温かい品は席に着いてから・・・どれも朝の定番メニューです。
ひじき入りサラダ・小鉢に肉味噌風・おばあちゃん特製の漬物/大きな梅干し・温泉卵・野菜の人参は煮てあったようながら、モヤシはなんでしょう?
鰺の開きは皮の部分はパリパリ、脂がのった身はウマウマ(^o^) 焼きたての干物は自家製なのかも?焼き方も家とは違い美味しいです[グッド(上向き矢印)] その右はマグロのお刺身。
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ご飯はお櫃で、夫は何時ものように三膳食べました[あせあせ(飛び散る汗)] お味噌汁の実も覚えていませんが、毎年麦糀と大豆で仕込む自家製の味噌を使った味噌汁だそうです。
基本的な朝ご飯、シンプルメニューながら、朝だけにこれくらいが良いかもしれません。
朝食も地元の食材を工夫して使用、地の魚はシンプルな調理方で、サクッと食すのが一番に思いました。生きのよい地魚を手ごろな価格で味わう、こうした民宿も時には良いものですねhttp://kohaji.jp/food.html

清々しい朝だった。
チェックアウトは10時、バスの時刻までまったりしちゃおう[眠い(睡眠)] お部屋で寝転がっていたら、ポカポカした日差しの下、そのまま寝入ってしまいました。幸せだ~~[るんるん]

セルフのお布団敷きをはじめ、宿の方の関わりは最小限、出迎えや見送りもなかったけど…元々こだわらないので憶えてない(笑)、サービスのあり方は基本「ほったらかし」。
平日泊と比べて、休前日でも500円だけアップと言うところも気に入りました。
@12300円に入湯税、アルコール代を入れても、27000円弱とお手頃でCP良し。
我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆
     設備 ☆☆  
     風呂 ☆☆☆
     料理 ☆☆☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆
     全体としては ☆☆☆☆
どの項目についても同じことが言えますが、ゴージャスな部屋に泊まりたいわけでは勿論なく、宿泊料に見合った満足感が得られたらそれで良い。
こうした宿に泊まることで、旅行者としてレベルアップした気分です\( ^_^)/ まだ④がありますよ~
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カニ 食べ 行こう~~♪(PUFFY風に)・・・②割烹民宿「小はじ」お部屋 [2019・2月伊豆半島へ]

バス停は須崎海岸の目の前、漁村の空気を満喫しながらお宿へと向かいます。
外観は看板がなければ普通の民家、自分で荷物を持って階段を上がって行きます。
どこかのお宅にでもお邪魔するような感じで、懐かしい雰囲気が漂う引き戸をそっと開ける。
若いご夫婦が営まれている、部屋数4部屋の宿です。
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玄関先で声をかけました。
すると奥から旦那さんらしき男性が現れました。ロビーラウンジなどといったものはありません。
広めの玄関、奥が厨房で、入ってすぐの左右が食事処みたいでした。
チェックインの手続きもなく、名前を告げて部屋へ案内してもらいます。
2階「なでしこ」のドアを開けると広めの踏み込み、そこにクローゼット、ハンガーと浴衣、羽織が入っていて…。タオル干しも置いてありました。
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お風呂の説明を聞いたら、後は自分達だけでのんびりです。
部屋はやや窮屈な6畳間(;^ω^)、広縁も椅子セットもなし…椅子は欲しかった[バッド(下向き矢印)] もう少し寛げる気がするから。
そして洗面台も冷蔵庫もありません。釣り客も多く泊まるのでしょうに、冷蔵庫もないのにはビックリ。

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湾内に入った場所なので、景色がそう良い訳ではありませんが…須崎漁港を一望、目の前が道路だけど通りも少なくて静か。
宿の駐車場は玄関前から、道路を挟んだ船着き場脇に一列に並ぶようにあります。
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浴衣、羽織、タオル&歯ブラシ。なぜかバスタオルはなし。お茶セットと、お湯、冷水の入ったポットが座卓の上に。
それでもエアコンで温かくなっていたから、「あったか~い」と声が出てしまいました。
お布団敷きはセルフサービスで、それも気楽で良いですね♪
風呂も良いけどちょっと部屋で休憩タイムでお茶。窓からの景色を眺めながら・・・狭いながらもお掃除されていて、室内に余計なものが置いていない、これも非日常と言う事で(^^ゞ

床の間のお茶セットから、自分でお茶を入れます。
お着き菓子はフィナンシェ風焼き菓子、茶筒の中の煎茶が一回分しかなくて、夫が下へ貰いに行きました。「家の台所と同じくらいの厨房で、大将が刺身を切っている最中だった。お皿が結構並んでいたけど、泊り客がそれほどいるのかな?」と。

館内には客室以外にないから、なのでお風呂に入るくらいしかすることがない。
2階のまた一段上がったところに共同の洗面所、おトイレがありました。私達の部屋を出てすぐの場所だったので、さほど不便は感じませんでしたが・・・
一息入れたら風呂に行ってみます。
男女別の内風呂があり、翌朝9時まではほぼ24時間自由に貸し切りの家族風呂として利用OK。
男湯、女湯とありますが、内側から施錠したら貸切です。空いていた男性用のお風呂に入りました。 
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なにもない脱衣所は殺風景です。脱衣所も広くありませんでしたが、浴室もコンパクトかつシンプルです。
内湯のみでカランは二か所、シャンプー類が二種類、ボディソープに固形石鹸とありました。
3~4人入ればいっぱいかな?というぐらいの小ぶりな浴槽。
床は十和田石でしょうか、ちょっと造りは古いけど清潔なので問題なし。
ただお風呂は二か所共に開放感が全くなくて、高台に建っている宿なのだから窓のひとつもあればと思ってしまいました。
廊下に「天然温泉成分表」が張ってあったので、無色透明の湯ながら、これが「下田温泉」なのだと思います。
※[泉質] 低張性弱アルカリ性泉
お湯は柔らかいし、浴感はつるつるで気持ち良い。
スベスベお肌になります。翌朝入った女湯の方も脱衣所はコンパクトながら、浴槽は少し大きめであったような。。
お布団敷きは当然、自分たちで。敷布団4枚にシーツが2枚、これは良い。しかし掛布団3枚に、枕2個って適当だわ~~ 勿論敷布団は二枚重ねで、ここではエアコンだけで冬が越せてしまうみたい。

私にしては今回、本当に写真が少ないです。だって撮るところがなくて[あせあせ(飛び散る汗)]      
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それでも、本命はこちらですから!
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タカアシガニは日本一深い駿河湾に生息している、深海生物のひとつ。カニ類の中では系統的に古い種で、生きている化石とも呼ばれます。世界最大の現生節足動物との事。
漁期は港によっても違うようですが、通常9月から翌年の5月頃まで。
寒い時期の方が身が引き締まって、カニみその量も増えると言われ、12月から翌年3月くらいが旬だと言います。
続きますね。
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カニ 食べ 行こう~~♪(PUFFY風に)・・・①またも下田へ [2019・2月伊豆半島へ]

2月最初の週末は、電車で伊豆半島へ出かけてきました。溜まったネタを書いていたら、一か月経ってしまった(;^ω^)
そう、この日の目的は蟹、タカアシガニを食べに伊豆の下田まで。
これといって寄り道も考えていない旅、朝もゆっくりと出て、JRに乗車します。
交通費も節約して普通列車で、新幹線は使いません。
都内を通り過ぎて、神奈川県内へ。ベットタウンの景色に飽きた頃、小田原駅の手前に来たら・・・突然目の前に、真っ白に雪化粧した富士山が現れました[目] それで皆さん、スマホを出していたのですね。
青空をバックにして、驚くほどクッキリと近く、大きな姿で見えたのに驚かされました!・・・それなのに、ボゥッ~としていたから写真に撮れず[バッド(下向き矢印)]

途中の熱海駅で伊豆急へ乗り換えたら、早々にお弁当タイム[るんるん] これも夕ご飯を美味しく食べる為であ~る。

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途中の駅で待機し、通過する「スーパービュー踊り子」を見送ります。
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しかし帰りはサスガに寂しいからも、特急料金をプラスして私達もスーパービューで帰って来たのですけれど。。
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窓の外、お天気、極上!!目の前の建物は、伊東と言えばハトヤ♪…のホテルだったかしらん?

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のんびり旅で、進む電車。
運転手さんの見えたのは背中だけ、でも働いているキリリとした後ろ姿は素敵。
的確な動きと真面目な動作には一目惚れしてしまいそうに。顔はは全く覚えてはいないけど、列車を安全、正確に運行する。そうした仕事ぶりは運転のプロと感じました。

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肝心の海がピンボケ、これまた伊東の海だったかもしれません。

とあるサイトでタカアシガニを手軽に食べさせてくれる宿の存在を知ったのが始まりです。口コミ評価も高いし、宿泊料金も手頃で安い!←これ、魅力でしょう。
タカアシガニは西伊豆の戸田=沼津市で知られる蟹ながら、戸田へ遊びに行った帰りの山中でダウンした私 それだけに態々行きたいとは思えない、私にとっては悪夢の場所となってしまったところなので。
それから戸田の旅館でタカアシガニコースにしたら、結構なお値段がします。
底引き網漁で獲れる世界最大級の深海ガニは、10年以上前「戸田漁業組合直売所」で目にした時でさえ、一杯が1万円を超えていたように記憶しています。

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相変わらず、煙もくもくの・・・「熱川温泉」、温泉だから当然ながら…。

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思いのほか近く眺める…伊豆大島をはじめとして、空気が澄んでる冬は大島、利島、新島・・・などの島々が綺麗に見えるのです。
そして2月の伊豆と言ったら、早咲きの「河津桜」が大人気ながら・・・2月はじめとあって、咲いている木もあったものの、川沿いはほぼ蕾である様子が車窓から見えました。熱海さくらはきっと盛りであった事でしょう。

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終点の伊豆急下田駅に、到着。
熱海から乗って来たのはラッキーにも、伊豆東海岸を走る「リゾート21」のキンメ電車だったのです[グッド(上向き矢印)]
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「金目鯛」をイメージした「赤」の塗装、シルバーグレーのグラデーションを施した車体。
先頭車両1号車、階段状になった展望席の一番前に座って来たのです[るんるん] 2号車以降の車体も、車内は可愛いキンメ一色、海側は窓の大きな展望シート。

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駅改札も、下田=「黒船」を意識したデザインです。前回12月には気づかなかったけど、この駅には足湯もあったのですね。
駅舎を出たところにあるのは「開国の湯」 と名付けられた足湯。
※開国の湯というのは当然、幕末の下田港に黒船が来航し開国のきっかけとなった。それに由来しているのでしょう。
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下田温泉の泉質は特徴のない単純泉。
下田駅から車で数分のところ、「河内温泉」と呼ばれる地域にあるのが千人風呂で知られる「 金谷旅館」。
金谷旅館のお風呂は千人風呂の名前通り、伊豆一の広さの木造大浴場、女性はバスタオル巻きで、露天風呂から自由に行き来できるようになっていました。温泉好きならあの広さ、気持ち良さを体験してほしいな[いい気分(温泉)]

下田駅駅から徒歩15分程度のところに、ペリーロードもあり。普通なら歩いても行ける距離ながら…駅前に軒を連ねるおみやげ横町を周ったり、翌日の特急券を購入したりして、バスの時刻まで待ちます。
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前回アロエの花が咲いていた駅前広場には、黄色のキンセンカが盛んに咲き、夏の花「ガザニア」もここでは普通に冬を越している模様です。
赤と白、見事な椿の花々も出迎えてくれました。

下田駅よりバスで15分。水族館に展示されている、深海に住むタカアシガニの食べられる宿へ向かいます。
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