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2015・7月夏休み福島・山形 ブログトップ

夏休み旅第一弾・酷暑を逃れて・・・⑩最後は、日本海~~♪ [2015・7月夏休み福島・山形]

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青い空。

目の前に広がるのは、日本海。

走りやすい緩やかにカーブした道を、ほとんど対向車もないまま・・・快適に走る。

日本海と記したけれど・・・地元では「庄内浜」と呼ばれるようです。
チェックアウト後は・・・温海の海、鼠ヶ関のつり堀センター行く予定ながら。変更して由良漁港まで。名物岩牡蠣目当てで、立ち寄りをしました。

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由良海岸のシンボル、「白山島(はくさんじま)」は海岸から橋を渡った150メートルほどのところにあります。
火山性噴火によってできたといわれる…高さ70m、周囲436mの小島。島を周遊する散策路も整備されています。
島には安土桃山時代に加賀の国「白山権現」を安置したのが起源と伝えられる神社があり。美しい景観を醸しだしています。

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海水浴場として知られる由良海岸に立つ「八乙女像」。
由良の八乙女浦には蜂子皇子の伝説があります。
※今より1400年前、蜂子皇子の父・崇峻天皇は蘇我馬子によって暗殺されました。
蜂子皇子も馬子から逃れるために、丹後国由良から船に乗り日本海を北上をした・・・この地の洞窟の上で8人の美しい乙女が笛に合わせて踊っている姿が見えたため、船から下りた皇子。
由良から出航した皇子が上陸したところから・・・由良と名づけられた地名だそうです。三本足の烏に導かれた皇子はその後、羽黒山に入り・・・出羽三山の開祖となった。八乙女浦の洞窟は羽黒山の鏡池と繋がっているとか。
海岸に立つ像は、八乙女の恵姫と美鳳の姉妹とされている。

白山島と大海原のコントラストが美しい、白い砂浜が続く由良は、快水浴場百選にも選定されているとか。
白山島と朱色の橋、青い海が織りなす、綺麗な海水浴場は訪れる人も少なく、静かでした。

この青い空と、綺麗な光景と[ぴかぴか(新しい)]

何もしなかったけれど、歩いただけだったけれど・・・。

・・・それでも、良かった。

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由良漁港の産直館に、念願の岩牡蠣がありました。
少し小粒だったからと二個、双子の岩牡蠣ちゃんを、チュルンといっちゃいますよ[グッド(上向き矢印)]
磯の香りとジュ~シ~な牡蠣の美味しさが、口いっぱいに広がります。ぷりっぷり!の食感、まさに「海の王様」の味わいはタマリマセンなぁ。
最後にこっちゃんの好きなイカの一夜干しを買って、帰りますか。

帰り道の途中。鶴岡名物とも言える、鶴岡の食を語る上で代名詞的な人物のお店がありました。
走っていて、この辺かなぁ?と思っていて、見っけ[目]
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最上の食材から生まれる庄内イタリアン「アル・ケッチァーノ」、「イル・ケッチァーノ」って、ここなのね。
走っている車内から撮ったものだから、こんなのでシツレイ。
鶴岡出身である奥田政行シェフは、イタリアンという手法で・・・庄内の食材に光をあてました。そして販路の拡大に関しても、「食の都庄内」親善大使として積極的に取り組んできたと言います。
東京銀座に誕生した「ヤマガタサンダンテロ」は食通のマダムが列をなす、人気店だそうです。
…そのどれも、超庶民の私には遠い世界なのは勿論[あせあせ(飛び散る汗)]負け惜しみではないけれどカマワナイ。

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帰路にも寄ってしまったのは、寒河江のチェリーランドでした。
またお野菜を買ったり、そうそう・・・本場山形の西瓜を買って帰らなくては。。
スイカと共に買い求めた…自分土産は、福島の白桃でした。
福島県の高湯温泉から、飯坂インターまで続く…フルーツライン。道の両側に続く果物畑で、緑の葉の隙間から真っ赤に熟した果実「あかつき」だったかしら?、本当に綺麗でした。
↓は、ウン十年ぶりに訪れた、JAの直売所で買い求めた…ひと箱600円なりの激安桃!
しかしスイカも、桃もウマウマで~す。
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夏休み旅第一弾とした、その訳・・・本当はこの夏、久しぶりに北海道へ行くつもりであったのだけれど。。。 ピーク時のお盆シーズンを外したら、きっと大丈夫なんて余裕でいたら…思うようなチケットが取れないまま、日にちだけがドンドンン過ぎていった。 帰省とか関係なく、夏は誰もが北海道好きなんだ!と、気づいた時はもう遅くて。。 最後の10日くらい前の土壇場に来て、え~~い、こうなったら北海道と言わず、飛行機に乗って行けるとこならもうどこでも良い。 ・・・などと神戸&四国行きを計画するも、すでに8月も最後。終わりの時期。 ツーリストのお兄さんから電話がかかって来て、「今回は残念ながら、航空機は満席。ホテルも満室で予約は不可能でした」ですって。 ま!時にはそんな事もありますって!・・・なーんて、メゲナイ私。

このところずっと旅の記録というか、アルバム作りに徹してしまっている訳ながら。。
大好きな東北、次は「錦秋」の季節にでも訪れたいと思っています。
何時か記事をもう一度読み返す機会があったら、こうした思い出が・・蘇るといいな[揺れるハート]
・・・と言う事で次回から、ホントにささやか過ぎる夏休み旅、第二弾いきます!
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夏休み旅第一弾・酷暑を逃れて・・・⑨珠玉や旅館・ようやく朝ごはん~~ [2015・7月夏休み福島・山形]

ようやく・・・朝ごはん~~、朝も二階の食事処で。チェックインの時決めた時刻、夕食と同じ席へ。朝もバイキングスタイルじゃないのが良いのです。

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テーブル上にセットされた状態。小鉢に盛られたのは、長芋の煮物だったかと。朝も「お品書き」があったのに、どこかへいってしまったのだ[あせあせ(飛び散る汗)]

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フレッシュサラダはフランス産クリームチーズ添え、特製ドレッシングで 。隣りは、地元の豆腐屋さんから毎日届く豆乳から作られるとの・・・あつあつ豆腐。

美味しい卵焼き、季節の焼き魚は脂がのった八戸産の鯖、自家製塩鯖だそう。。
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大根、きゅうり、丸茄子、おばこ梅など・・・地元の八百屋さんが作る漬物は期待通りの味です。山形のお漬物の旨さは、これまで何度も経験していますから!
湯田川由来のおばこ梅は初めて食べました。
特別栽培米・つや姫ごはんに、季節の味噌汁。具は庄内産もずくとあおさです。
自家製ムース、ジュレがけされたスイカのデザートで〆。冷たくて美味しくて、朝から幸せ[るんるん]
私は軽く一膳ながら、夫はなんと二回もお替りを[あせあせ(飛び散る汗)]

朝食もヘルシーな内容でしたが、特に朝は素材を活かした味わいであるのがわかりました。
本館である九兵衛旅館から運ばれてくる料理は、派手さのないシンプルな内容。でも季節の・・・地元の食材が、上品に調理されているのです[グッド(上向き矢印)]
食事のレベルは、前の「湯どの庵」さんも高そうですね。

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11時まではモーニングコーヒーのサービスがありますので、チェックアウトの前に頂きました。

最後は本館へ足を伸ばして。
「大人の休日倶楽部」ポスター撮影時には、吉永小百合さんも九兵衛旅館に宿泊したのですって。
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一階ロビー奥には、藤沢周平のコーナーあり。
年表に書簡、若かりし・・・女将さんとのツーショット写真も架けてありました。
※藤沢周平(1927~1997)
鶴岡市生まれ。本名 小菅留治。現代日本を代表する時代小説家として知られている。戦後、鶴岡市湯田川中学校の教員を経て、昭和48年「暗殺の年輪」で直木賞を受賞。その後、庄内の人と歴史を扱った作品を多数発表。代表作に「義民が駆ける」「回天の門」など。
貧しさの中慎ましくいきる登場人物たち。
しかしそれぞれは秘めた思いを抱えて、いざという時には能力を開花させる・・・独特の美学が魅力的で、エンターティメント性に富む作品群はどれも面白く感じます。(そんなに読んでいないけど)
人情味あふれるラストには著者の強い思いが、その辺りにも惹きつけられるのでした。
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日常と違う時間が流れる・・・離れた土地で、静かな空間に身を置く。ゆったり過ごすのって、最高の贅沢かもしれません。
時期的にもう少し早ければ、温泉街の近くで蛍が飛ぶ姿も見られたはず。
旅先で水汲みをしてくるのが趣味である我が家です。綺麗な水が湧いているかと・・・ポリタンクを持って「ほたるの里」まで歩いて行った夫。
残念ながら・・・そこは草が生い茂るばかりだったと言う。

次回で終わりになります。
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夏休み旅第一弾・酷暑を逃れて・・・⑧珠玉や旅館・夕食 [2015・7月夏休み福島・山形]

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最大の楽しみである食事は、こちらの食事処で。

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楽しみにしていたのだけど・・・個室とは言え、内部の安っぽい居酒屋風の設えには少々ガッカリ[あせあせ(飛び散る汗)]その上お隣の声、会話も筒抜けなんです。

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着席時のセッティングは、こんな感じ。和紙がかかっているのはお刺身です。湯田中温泉の「よろずや」さんもこれは同じでした。

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鶴岡名物 だだちゃ豆を使った「だだちゃ豆の和風ムース」、 前菜の和風ムースがバカ旨[グッド(上向き矢印)]
この後もずっとながら・・・こちらのお料理は、基本のお出汁が美味しいの。
クラッシュ氷の上にスズキ、メバル、生蛸・・・等、庄内魚のお造りはかつら剥きした大根でカバー・・・見た目も涼しげな夏らしい演出ですね。
とってもクリーミーな泡の「生」が、うぅ~~旨~~い[るんるん]

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食事は、基本コースながら・・・山形牛しゃぶしゃぶだけは別注で。基本は庄内豚のしゃぶしゃぶなのです。

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当然!名産のだだちゃ豆も、別注で。生ビールの後は、日本酒いきます。
翌日の帰りの車中からは・・・道路の両側にだだちゃ豆の畑が見えました。写真は撮れなかったけれど、収穫作業真っ最中である様子は壮観!

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オシャレな提供の仕方ね・・・とうもろこしと夏イカの磯辺香り揚げも、塩気がちょうど良くて美味しい。白いのは春雨と言ったかしら?パリパリで美味しくて、もっと食べたかった。
口細かれいの塩焼き。焼きたてのところをガブリと丸かじり!パリッと焼けた皮と熱々の身にピッタリの丁度いい塩加減です。
鯛の冷製・味噌ヴィネグレットソース・・・と、こうして改めて見ると、品数もまぁまぁでしたね。

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贅沢茶碗蒸しは、ウニ・イクラ・蟹・・・と揃って、まさに贅沢そのものながら・・・ウニとイクラの風味が強すぎて、シンプルな普通の茶わん蒸しがいいかも?
新生姜ごはん(特別栽培米庄内はえぬき)・夏野菜のお味噌汁 ・香物(柿大根、おみ漬け、しなべきゅうり。)
庄内産花塩の塩キャラメルアイス or 抹茶アイス。
塩キャラメルが美味しかったです。上のウェハースの代わりは庄内麩のフィユタージュだそうです。
※フィユタージュとは・・・層状の生地を作る方法のこと。またその手法で作られた菓子=パイのような。これまた香ばしくて、美味しかった[グッド(上向き矢印)]

見た目も綺麗なメニューの数々、どれも美味しくて満足感がありました。
長くなるので、朝ご飯は次にしますね。


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夏休み旅第一弾・酷暑を逃れて・・・⑦珠玉や旅館・館内&お風呂 [2015・7月夏休み福島・山形]

小さなアプローチを歩いて・・・入館。内部は古民家風の造り、高い天井、黒い梁が目立ちます。
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ロビーでほっと一息、ウエルカムドリンクのリンゴジュースを頂きながら。。一通りの説明を受けて、二階にある客室に案内されました。

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落ち着いた雰囲気の客室、って・・・まぁ、ごく普通の和室。角部屋なので明るい。
窓際に小さなテーブルと椅子、風呂上りに寛げますね。お着き菓子は、これまたお約束!である「だだちゃ豆の和菓子」でした。
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窓の簾の間から見えたのは・・・本館の立派な建物「九兵衛旅館」と、隣りに建つ共同浴場。
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・・・ここを選んだ一番の理由は、貸切風呂[いい気分(温泉)] ふふふっ。驚くなかれ、ひとつじゃないよ。
館内のお風呂3か所は全て貸切風呂。
眺めの良い4階の展望風呂、まだ空いているかしら?真っ先に行っちゃいます。

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待合所に置かれていた、オシャレな椅子。     
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暖簾の先に4階までの階段あり。でもその前に利用状況のわかる札が置いてある、これは親切だわ。
その札を「利用中」にし、内鍵をかけてIN。
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露天ではないけれど、壁のないオープンな造りだから・・・スゴク明るいお風呂です。大谷石造りの湯船が綺麗[ぴかぴか(新しい)]
最上階だけに、湯田川の景観を一望しつつ・・・温泉に浸かる。
十分な大きさ、とにかく明るいお風呂で、壁も床も・・・。当然、湯船のお湯も!! 
そろそろ日が陰ってくる時間なのに・・日射しが強烈に感じられるお風呂でした。


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最初に入ったのが、解放感のある浴室だったから・・・翌朝は、檜風呂の方へ。脱衣所のアメニティは、一階の方が充実しています。

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一階にある大・小の浴室はどちらも空いていました。小さい方はとりあえず・・・写真のみで。

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空いているのですもの、大きい方のお風呂を使います。暗い屋内でも、湯田川の特徴のひとつである透明度の高さを感じる。
源泉かけ流しの透明な温泉は、とても良いお湯でした。サラサラの肌触り、綺麗なお湯です。
貸切風呂以外も、本館の九兵衛旅館の大浴場、歩いてすぐの二か所の共同浴場とありますから・・・・どこかのお風呂へは必ず入れます。ノンストレスよね!

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木枠の扉を開けて・・・夜の、読書ルーム。渋めのソファと木のテーブル。ほど良く落ち着いたムードは、これまたオサレ~~でございますね。     

14時チェックイン、11時チェックアウトと・・・ゆったりプライベートな滞在が実感できた宿でした。
食事の紹介は、次回に。
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夏休み旅第一弾・酷暑を逃れて・・・⑥開湯1300年を迎えた湯田川温泉 [2015・7月夏休み福島・山形]

山形の古都・鶴岡の奥座敷とも呼ばれる・・・湯田川温泉は、あつみ温泉、湯野浜温泉とともに「庄内3名湯」のひとつに数えられると言う。
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そして鶴岡と言えば、やはり作家の藤沢周平です。
彼が愛してやまない鶴岡の風景は、藤沢作品には頻繁に・・・時代小説の架空の藩「海坂藩」の舞台としても度々登場するのでした。
「 蝉しぐれ」「たそがれ清兵衛」 「隠し剣シリーズ」等、作者の美学に貫かれた・・・それらの作品は、時代小説の第一人者と称されるだけの内容をもつ。・・・のみならず藤沢周平が歩んできた、自身の生き方が投影されたかのように感じられてなりません。

藤沢周平のほかにも湯田川温泉には、斎藤茂吉、横光利一、種田山頭火、竹久夢二といった文人・墨客の逗留の跡あり。。

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藤沢修平縁りの宿「九兵衛旅館」は、創業300年を超える湯田川温泉でも老舗の旅館です。

今回私たちがが泊まったのはこちら、姉妹旅館である「珠玉や」さんでした。
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8室のみの小ぢんまりした宿、しかし館内には3つの貸切風呂・・・がある。それは決め手のひとつです。お料理が美味しいと言われる評判の高さもね[グッド(上向き矢印)]

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宿の向かい側には、高級感あふれる大人向けの宿「湯どの庵」さん。いかにも高そうなオーラ出まくりです・・・館内のムードはまさに「大人の隠れ宿」とか。客室の造りは自然光の入らない暗めの部屋だそう。うわ~!?、そう言うのって苦手[あせあせ(飛び散る汗)]

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奥が宿の駐車場となっていた・・・足湯「しらさぎの湯」です。
すぐ脇に建っていたのは、共同浴場のひとつ「正面の湯」。
全国的に見ても屈指の新湯注入率を誇る天然かけ流しの湯だそう。。
黄昏時を迎えた、この時時・・・一日の仕事を終えて・・・「さぁ、お風呂よ」って、あちらこちらから自転車に乗ってくる入浴客の姿が見えました。
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軒先のベンチに座って地元の方と少しお話をしましたが・・・申し訳ないけれど、お年寄りとの会話の中身は・・・ほとんど理解できず。
それでも建物の奥に温泉を汲める場所が、またそこでお洗濯もするとの事。わ~い!面白そう[目][目]
そう聞いては、行かざるをえません。
へぇ~~!?面白い。壁には、落雪注意!の張り紙も。
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早速私達も真似て、ペットボトルに汲まさせていただきます。

もう一か所「田の湯」は、先の「九兵衛旅館」の隣りにありました。
どちらの湯も泊まっている宿で対応、ひと声声をかけて鍵を開けてもうシステム。
こちらのお風呂も含めたら・・・九兵衛旅館・珠玉やとで、合計6種類ものお風呂が楽しめるのでした。
「せっかくだから両方とも、共同浴場も入る」って夫、言っていたのにね[バッド(下向き矢印)]

時間が早かった為、温泉街をのんびり散策。ひゃあ~!建ち並ぶ建物たちがレトロで素敵[グッド(上向き矢印)]
このゆるさ、いいわぁ[るんるん]
「正面の湯」から「由豆佐売神社(ゆずさめじんじゃ)」に続く石畳の参道は、歴史の重みを感じさせる旅館が建ち並び・・・城下町鶴岡の奥座敷と呼ばれる、温泉街の雰囲気を色濃く感じさせてくれるのでした。
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湯田川温泉の守り神「由豆佐売神社」は650年の創建。
古書「三代実録」や延喜5年に起草された延喜式神名帳にも登載された・・・格式高い神社ながら。。境内で、山田洋次監督の映画「たそがれ清兵衛」のロケが行われました。
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映画公開の翌年、藤沢・山田両氏への感謝を後世に伝えたいと、神社参道入口に撮影記念碑が建立されています。

観光地らしきムードが漂うのは、地酒、庄内の特産品やお土産(孟宗蒲鉾、豆板蒲鉾等)取り揃えた「ぱろす湯田川」と、あと一軒だけ。
紫陽花の花がまだ綺麗な色で咲いていました。山間だから涼しいのかしら?
のんびり、ブラブラ・・・戻ってきました。

あとは温泉に入って、美味しいご飯が待っているはず[グッド(上向き矢印)]
タグ:湯田川温泉
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夏休み旅第一弾・酷暑を逃れて・・・⑤山形「花がさ手ぬぐいスタンプラリー」 [2015・7月夏休み福島・山形]

旅行の話も、早くUPしないと忘れてしまいます。この調子でのんびり書いていたら、またも月をまたいで9月に入ってしまいそう [あせあせ(飛び散る汗)]

行き当たりばったりの道中ながら、いっこだけ決めていたのは・・・
「ヤッショ[るんるん] マカショ[るんるん]・・・」←これしか知らない。
それでも、「山形の夏にピッタリな手ぬぐいを作りませんか?」・・・のキャッチコピーに私ものった[グッド(上向き矢印)]
体験なんてオーバーな言い方をしてしまったけど、「山形街巡りをしながら・・・、花がさ手ぬぐい」なるスタンプラリーでした。

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夏の風物詩「花笠おどり」をモチーフにした、手ぬぐいを完成させるスタンプラリーの・・・使われる手ぬぐい台紙は先着2000枚。
スタンプの設置場所は「山形まるごと館 紅の蔵」「山形まなび館」「やまがた伝統こけし館」の3施設。
見事手ぬぐいを完成させた方には抽選でステキなプレゼントが当たります!・・・ですって。スタンプラリー好きなのは、すでにご存じよね[るんるん]
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第一小学校旧校舎を活用した、観光文化交流センター「山形まなび館」の観光案内ルームにて、手ぬぐいを買い求めまして・・・。
次なるスタンプ設置場所は「山形まるごと館 紅の蔵」。
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「街なか情報館」内で、お楽しみのスタンプを・・・ペタリンコ。
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各施設に、花や葉っぱのスタンプが設置してありますので、そうして自分の手ぬぐいにスタンプを押し、オリジナルの手ぬぐいを完成させました。←体験学習なんてオーバーな事書きましたけれどね。。
当日は「やまがた伝統こけし館」が休館日につき「山形まなび館」にスタンプ移動していたから、二か所で済んでしまったのだ。
「JAやまがた おいしさ直売所」をのぞいて歩いたり・・・。山形の食卓を彩る食材&料理には、うこぎ、タラの芽、コシアブラ等の……山菜は欠かせません。
ワラビ、ミズくらいしか置いてなかったのは、時期的に仕方なく思えました。

他にも、オリジナルのミニ花笠を作るワークショップ教室。
なお「手ぬぐいスタンプラリー」の開催期間は7月28日(火)~8月16日(日)で終了しています。
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大人の私でも、楽しかった。特産の紅花をあしらった、ささやかなお土産です[るんるん]

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「山形日和」でお馴染みの「きてけろくん」はこれまで何度かお目見えしていたものの・・・女の子である「ベニちゃん」のキャラも素朴で和める可愛さがあると感じられました[かわいい]
お昼はですって?山形市内、これまた美味しいお店が沢山あるのはわかっている!でもお腹は空いていないし・・・これって決められる気分ではありませんでした。

その代りに・・・やってきました!寒河江にある「チェリーランド」。そう、ここはひと月前にさくらんぼ狩りツアーで訪問済みのところ。
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前回ガイドさんが一押しされていた…チェリーランドのジェラートのリベンジします。
選んだフレーバーは当然、チェリー。そして淡いグリーンの「特産のだだちゃ豆=枝豆のことね」で決まり!

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二泊目の宿は、山形県内でも初めての訪問となる湯田川温泉です。温泉街でお散歩もしたいから、早めの到着を目指して・・・「山形自動車道」にのって・・・一路!鶴岡まで。

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羽黒山、湯殿山、そして月山…と、「出羽三山」を眺めながらのドライブ[車(RV)]はるか遠くには秋田県境にそびえる「鳥海山」も。。。

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いくつもの山と、川を越えると・・・
そう、ここは山形の庄内平野。ウマイお米と、庄内野菜が待っていたのだった[グッド(上向き矢印)]
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夏休み旅第一弾・酷暑を逃れて・・・④フレーザーホテルから、山形へ [2015・7月夏休み福島・山形]

福島県の猪苗代及び裏磐梯へは、結婚前から度々訪れてはいましたが・・・地方に住む私にしても、この場所は本当に空気が美味しく感じられます。
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朝のお散歩タイム。
ふふ・・・年寄りはいつだって、無駄に朝が早いんじゃ[わーい(嬉しい顔)]
早朝のフロント、…見ての通りに・・・ひっそりと静かです。
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皆まだ寝ているのかしら?

碧く高い空、清涼そのものの・・・空気が違う・・・と感じた時間。
こうした夏場は勿論ながら、5月下旬の新緑の時期は特にお勧めなのです。
木々に芽吹いた緑が、萌黄、草色、若葉色、若草色[ぴかぴか(新しい)]・・・と多彩で。色とりどりの木々の・・・美しさは輝くばかり!感動してしまったものでしたけど。真夏の朝の散歩も、爽やかさが気持ち良い。
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周囲ではすでに秋の気配さえ漂い始めてきているような。
週末とかではないから仕方がないものの…建ち並ぶペンション、ホテルに人の姿がほとんどありません。
良いところなのに、勿体ないわぁ[バッド(下向き矢印)]

裏磐梯4.jpg  裏磐梯5.jpg
朝に相応しく明るいムードの、ダイニング「メイプル」は天井が高くて開放的。こうして見たらなんかファミレスみたいね[あせあせ(飛び散る汗)]
まず運ばれてきたのはリンゴジュースに、バナナヨーグルト。

裏磐梯6.jpg
フルーツの盛り合わせと、サラダ、チョリソーを中心にスクランブルエッグ&ベーコンをワンプレート仕立てで。。
パンは三種類、そしてコーヒー。コーヒーはポットサービスだから、お替りOK!
朝食もヘルシーな内容ながら、満足[るんるん]
決して豪華なんて言えないものの・・・美味しかった、ここにして良かった・・・と思える機会があるのは、ささやかにも幸せである。
冷蔵庫に用意されていた2Lのペットボトル、「お水はサービスですから、お持ち帰りくださいね」ですって。
お安い宿泊料金で、心のこもった料理の数々・・・いい滞在でした[グッド(上向き矢印)]
チェックアウト時に「今日はこれから鶴岡まで行きます」と言ったら、「暑くて大変ですね」ですって!?
それ程ではないと思うけど。。。


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湖の景色を楽しみながら。
夏は標高が高いため、涼風とマイナスイオンのシャワーでクールダウン出来ますよ[たらーっ(汗)]

裏磐梯8.jpg
桧原湖西岸の通りを北上して、山形県境へと進みます。
幸い、この日も上天気だったから[晴れ]

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かなりの急勾配、ヘアピンカーブをいくつも曲がり続けた。眼下には桧原湖が広がっています。

かつては「西吾妻スカイバレー」という有料道路でしたが、福島県内を通る他の「ゴールドライン」「磐梯吾妻スカイライン」同様に今は無料開放されているのでした。

相変わらず細いクネクネ道ですが、空いているせいもあり急カーブの連続ながら、山間を走るドライブコースは運転も楽しそう。。

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降雪の多い時期の冬季通行止めや夜間通行止めの期間もある。その上、「落石注意」ですか?・・・はい、了解です。どちらも困る状況ですから・・。
福島県裏磐梯と山形県米沢市の県境にある白布峠を越えて・・・「ようこそ山形県へ」の看板あり。

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温泉通であれば、白布の名前を聞いて・・・即、ピーンとくる!
「西屋」「中屋」「東屋」・・・と、趣のある古き良き佇まいの湯滝の宿が軒を連ねた・・・湯治場の面影を残す白布温泉。
中屋旅館の火災により現在残る、風情ある茅葺屋根の建物は「西屋旅館」のみになってしまったのが惜しまれます。
源泉掛け流しの湧き出でる源泉を守り、白布温泉の歴史を守り続けてきた宿たち。
国立公園内で火災後に木造旅館を新築する、貰い火に関わらず難しさが想像された・・・「東屋」さんは10年前に宿泊。
自然湧出の豊富な温泉の打たせ湯を経験済みです。実際に浸かってみたら、流れ落ちる温泉の轟音?とその感触は迫力満点と言えるものでした[いい気分(温泉)]
米沢市内と言え、白布温泉は別世界。
豊かな自然に抱かれた郷愁たっぷりの山里を過ぎて行く・・・。
しかし困ってしまったのがおトイレの問題。
道の駅はおろか、コンビニの一軒さえ見あたらなくて。。それでも何とか米沢市内へ。

そして次の赤湯温泉は、こちらも宿泊済み。その時宿で教えてもらったのが・・・地域に根付いた「スーパー清分」さん。
それからはこの付近を通る度。清分さんに立ち寄りして、山形名物玉こんにゃく。そして寒河江産のなめこの缶詰を買う。←これ、お約束なんです!
赤湯温泉名物の和菓子と言えば・・・、つきたての柔らかいお餅で甘さ控えめのこし餡でくるむ「あんびん」。
添加物がなど使われていないので当日のみの食べきり・・・だから結構この道は通る割りに、毎回買えずにいるのだ。

ブドウとワインの里、上山へ。
裏磐梯13.jpg
麓から山の中腹まで・・・斜面一面に連なって建つブドウハウスが目に飛び込んできたら・・・そう実感する。

ノープランの行き当たりばったり旅ながら。途中の山形市内でいっこだけ体験学習をしたのです。
オバサンなのに、体験学習って?
それはまた次回に。
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夏休み旅第一弾・酷暑を逃れて・・・③フレーザーホテルⅠ [2015・7月夏休み福島・山形]

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福島での一泊目(すでに二週間以上も前ながら・・・)、泊まったのはこちらです。
裏磐梯北塩原村に位置する「フレーザーホテル」、五色沼からも近い家族のための小さなホテルです。
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ドアを入って、明るいロビー、小さなフロント。
その向かい側には、裏磐梯の小物作家さん5人の可愛い手作りの品を販売するショップ・・・リゾートホテルを意識しているのでしょうね[るんるん]

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案内された客室は、レストランやお風呂から一番近い109号室。
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ホテルの「ウリ」である・・・メゾネットタイプの2階建ての部屋は天井が高いだけに広々、スッキリした感じを受けました。
このお部屋、最大5人まで利用出来るのです。二階にはスリーベッド、専用のテレビもあり。
使わないけど一応上がって、階下を見下ろしてみる。
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室内と家具はチョッと古い感じも受けましたが・・・。バス、トイレ、洗面スペースとそれぞれ独立しているのは嬉しい。
お風呂は洗い場つき広いもの、ユニットバスではありませんでしたが。。貸切風呂にいくから使いません。
備えつきのお茶やコーヒー、アメニティもごく普通に。予約サイトにはないと書かれていた浴衣&寝間着は、引き出しの中にガウンスタイルのものが用意されていました。

館内にあるお風呂は2か所は、どちらも貸切風呂として使用します[いい気分(温泉)]鉱泉としてあったような?
利用状況は、部屋のテレビの下にわかるようになっている点灯ランプがあり。。点灯している時は使用中、消えている…と見て自由に入れるのでした・・・。
しかし食事の時わかった事ながら、この日の宿泊客は我々に、夕食なしプランで予約した客との二組だけ。
そこでお風呂も一か所だけとなっていた模様。

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アール・ヌーヴォー様式の代表とされる、画家「ミッシャ」のタイルが張られた脱衣所と、浴室。

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天然御影石貼りの大理石浴槽は、大人でも3~4人は入浴可能な広さ。お湯の設定温度が夏場にしては熱すぎて、チョッと困ってしまった。サービス良すぎです[あせあせ(飛び散る汗)]
それでも、24時間入れるのはありがたい。
並べられていた・・・シャンプー類の銘柄がとにかく豊富で、思わず数えてしまいましたら・・・なんと18種類も置いてありました。

さて、食事タイムです。サブダイニング「 ベルベル」に案内されました。食べ終えてから撮ったものだから、散らかっていてシツレイ[あせあせ(飛び散る汗)]
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オーナーの手作りフランス料理は、カジュアルフレンチながら・・・盛付けは美しく、味わいは勿論美味。
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前菜に、ワンドリンクサービスのプランで予約しましたので、白のグラスワインで「おつかれさま」の乾杯を。

先に書いた通り、この日の夕食は一組だけ・・・と言う事は私達だけの貸切なのね。
これでは家で食べるのと同じじゃないって思ったものの・・・映画音楽のBGMが流れる中、席を立つ事もなく、ユッタリとした時間が流れていたように思います。

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スープにパン。
途中頃合いを見て、スマートかつ親切に、パンかライスのお代わりを勧められました。

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魚料理、途中から、会津の酒「末廣」いきます。
肉料理のステーキは福島牛、柔らかくて美味しいお肉。量的にもじゅうぶんでした。

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フルーツ・ジェラート・ミニケーキ・・のデザートプレート、コーヒーで〆。
フルーツ王国だけに、果物が美味しい[グッド(上向き矢印)]これは帰りに買って帰らねば。。

そう会話は盛り上がらずとも、普段と違うシュチュエーションこそ調味料。美味しい料理に感謝。
ごちそうさまでした。
・・・と言いつつ、内容も提供の仕方も、あまりにも普通過ぎるような。。
オーベルジュではないから、それにお値段からしたら十分なものの・・・なんとなく惜しい!って感じを受けてしまったのであります。

食後は外に出て星を見ようと言いながら、忘れて寝てしまったのですが。。まさかの二組だけってこれまでも経験したことがなく・・・おかげで夜はシーン!物音も聞こえないし・・あまりに静か過ぎて変な感じでした。

朝ごはんは夜とは別の場所、メインレストランの「メイプル」で。ここでようやく他の宿泊客がいたのを確認[目]
フレーザーホテル
夜総合点★★★☆☆ 3.0


関連ランキング:旅館・オーベルジュ(その他) | 猪苗代



長くなりましたので、次回へ。

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夏休み旅第一弾・酷暑を逃れて・・・②喜多方「うらら」さんのかき氷、裏磐梯へ [2015・7月夏休み福島・山形]

次なるポインは、蔵とラーメンの街「喜多方」です。
蔵が数多く残る街として知られる、喜多方。
そんな蔵を見学したり、市内には120軒も軒を並べると言われる喜多方ラーメンの店々で朝からラーメンを食べる。
イコール喜多方の「朝ラー」は・・・以前食べて、太めの縮れ麺が美味しかった記憶がありますが。。
今回、喜多方へやって来た目的はただひとつ[exclamation]
先日ご紹介した一冊・・・「にっぽん氷の図鑑 かき氷ジャーニー」は、覚えていらっしゃいますか?
その掲載店のひとつが、ここ喜多方市内にあるのです。

本に載っていたかき氷店、一店くらい開拓したいなぁ~と思っていたら、速攻でチャンスが訪れたという訳でした[るんるん]

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店を構えてどのくらいなのでしょう?お店の外観、ハッキリ言ってかなりキテイマス[あせあせ(飛び散る汗)]
色のあせた暖簾、今では見かけるのも希な・・・ショーケースに並んだ食品サンプルは・・・古き良き「昭和」のムードを出しています。

昔ながらの甘味処と言ったドアを開けて入店。
右半分はテーブル席、残り半分は畳敷きの小あがりで、そちらにはすでに数組の先客あり。
常連客らしき近所のおばあちゃんグループの会津弁が飛び交う空間は、そこに身を置くだけで「昭和」へタイムスリップ出来てしまうというもの!

着席したらオーダーをながら、なにを食べるか・・・私の気持ちは決まっているのだ[パンチ]

「にっぽん氷の図鑑 かき氷ジャーニー」に掲載されている、フルーツ白玉氷水をください」と言いましたら、「本を見て、かき氷を食べにきたのですか?」
「はい、どうしても食べたくて、栃木から来ちゃいました」って言うと、「あら!まぁ!嬉しい~♪」「ここのかき氷を食べに、態々ですか?」ですって。


そして、見よ! 眩しいくらいラブリーで、キュートなピンク色のかき氷の全貌を[揺れるハート]

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写真と全く同じルックス、かき氷の大きさはオーナーである真理子さんが子供の頃に食べていたものがベースとなっている。
当時大きく見えたかき氷のサイズを、大人になっても感じてもらえるよう意識して、こしらえているのだとか。
降り積もった新雪のような・・・ふわふわ、きめ細かい氷は、いちごシロップと練乳がベースになっています。
かき氷の頂点に輝くのは、真っ赤なチェリー。←甘味処ではこれ、お約束ですから!
トッピングされているピンク色のものも、実はかき氷=キューブ状のシャーベット。そこにさくらんぼ・缶ミカン・パイン等のフルーツ。白玉と、彩りの良いぎゅうひと…色々なものが楽しさいっぱいで、ゴロゴロ…[るんるん]
氷の中にアイスクリームが隠れているのも、見っけ[目]
これだけの大きさゆえ、後半溶けはじめましたが・・・溶けた氷まで美味しく、完食してしまいました。

お腹が空いていないと言いつつ、なにを思ってか夫がオーダーしたのは「なべ焼きうどん 600円なり」。そう、軽食のメニューも充実しているのです。
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女性ばかりなので、ウケ狙いだそう。。真夏に汗を流しながら、鍋焼きうどんを食らうオヤジの姿←しかし周囲からは、全く反応なし!


座った席から厨房が見渡せたから・・・他の方のオーダー時に見ていましたら。。削ってはかけ、削ってはかけを、3回ほど繰り返した氷。
その度ごとにシロップと、練乳をかけ・・・小まめに冷凍庫を開けては、シャーベット氷やフルーツ、白玉と言ったものをその都度出してトッピングする様子が見えました。
天然氷ではないものの、丁寧な削り方だから、ふわっふわな氷[ぴかぴか(新しい)] 手間を惜しまない丁寧なかき氷なのは食べても、見ても、実感できます。

どのメニューも皆、魅力タップリながら…。出来たら、ミルクのかかった宇治金時「うらら特製氷水 650円」も食べてみたかった。
素朴なムード漂う中、更にマッタリ感を覚えてしまう・・・店内と接客。それでなのか平日の一時過ぎなのに、客席はほぼ満席。
真理ちゃんのキャラ、フロアー担当のオバちゃんとの明るくて、温かい接客ぶりがとにかく気持ち良く、居心地の良さを感じてしまうお店なのでした。
地元で長く愛され続けている「オアシス」的なこちらのお店。冬季は雪の多い寒い福島県内と言うのに、なんと通年でかき氷が食べられると言う。

一度足を運んだら・・・是非とも再訪してみたくなる、どなたにもお勧めできるお店です。私自身行く前はどうしようかなと思っていたのだけど、行って良かった[グッド(上向き矢印)]って、心から思えるお店でした。
お店自体は素敵でもなんでもないけれど、これも忘れられない旅のヒトコマ[揺れるハート]
ttp://urara.chagasi.com/

うらら甘味処 / 喜多方駅

昼総合点★★★★ 4.5




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これで残るのは、磐梯高原のドライブのみ。磐梯山を中心にして、雄大な自然が広がる磐梯高原へ。

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古くから湯治場として親しまれてきた、ひなびた風情が漂う温泉地・熱塩温泉を過ぎて・・・今宵の宿のある裏磐梯まで行くのだ。

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喜多方から入るコースですと、最初に見えてくる湖は「桧原湖」。磐梯山の噴火でできた湖の中でも、桧原湖は最も大きくて、裏磐梯観光の拠点とか。

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国道459号線は、別名「桧原ビューライン」。途中には「道の駅裏磐梯」もありました。
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この辺りには野生の猿が多く住んでいるらしくて、木々がざわざわと動くところへ目をやると必ずくらいにその姿を見かけました。
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レークライン途中の「三湖パラダイス」は 桧原湖、秋元湖、小野川湖の3つの湖を一望できるビューポイントのひとつです。
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磐梯吾妻レークラインにある、標高900m地点の小野川湖が見渡せる展望スポット「涼風峠」。小さな島が点在する湖の風景は、「三湖パラダイス」から眺める小野川湖の風景とはまた違ったものと感じられました。
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ここまで来たら、今宵の宿はもう間もなく。五色沼入り口近くのちっちゃなホテルなんです。
続きますね。
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夏休み旅第一弾・酷暑を逃れて・・・①福島県会津まで [2015・7月夏休み福島・山形]

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今日からしばらくは、7月の終わりに出かけて行った南東北の旅行記です。お付き合い下さいませ。
初日の宿は、福島県の裏磐梯にあるホテルを予約しました。
それから夏休み旅第一弾などと・・・見栄を張っておりますが、果たして第二弾があるかどうかは定かではありませんので。。

夫婦して大好きな、栃木県日光市から会津野岩鉄道と並行し走る・・・会津西街道を北上する。県境を越えた道の駅「田島」で最初のおトイレ休憩にしました。
福島のブランド、南郷トマトの産地が近くだけに沢山並んでいます。
アスパラガスの産地でもあるから、採りたてのアスパラが安~い。シーズン外であれば、3~4本で200円とかしてしまうものが、両手で抱えきれないくらいの量で500円!
すぐ帰る訳ではないから、買えないのが残念だわ。

山深い南会津の・・・湯野上温泉、塔のへつり。茅葺屋根で知られる湯野上温泉駅を過ぎ…大川沿いに広がるのは、ずっと以前に宿泊した芦ノ牧温泉です。
県境を越えた山間部だけに、気温27度と…やはり涼しい。
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はぁ~~♪会津磐梯山はぁ~♪宝のぉ~♪山よぉ~♪なーんて歌いはしませんけれどね。。。
こうして雪避けの壁が設置されているのは降雪の多い証拠です。
…そう言えば、随分前の冬。会津の奥只見へ出かけてきた帰り、猪苗代湖沿いの「越後街道」を走っていて、身の危険を感じるくらいの積雪に出会ってしまいましたもの。

城下町の面影を残す会津若松市内へ。
車内からは会津のシンボル、鶴ヶ城の姿も見えます。                        
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会津若松市七日町は福島の歴史、文化の中心地であっただけに、バラエティに富んだ様々なお料理。多くの名店が建ち並びます。

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早めのお昼は、囲炉裏で焼く田楽のお店「満田屋(みつたや)」さんで。
天保5年(1834年)創業との・・・味噌と塩・油の製造販売のお店。だから入店してすぐは商品の販売スペースです。
後から店内の味噌蔵の中で田楽が味わえるようになったそう。。
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小あがりのお座敷席がありますが、ここではカウンターで頂きたい!!

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味噌田楽は、山国らしい食材を使った会津の郷土料理のひとつ。

赤味噌の田舎味噌に砂糖やお酒、山椒や柚子などを練り込んで味付けした味噌だれを、串に刺したお餅、揚げ豆腐、身欠きニシン等につけて囲炉裏の炭火で焼いています。
炭火の力から生まれる…香る芳ばしさ、お味噌の美味しさ、素朴なムードにひたれる郷土料理です。
単品でも勿論OKながら、初めてなので一通り楽しめる・・・みそ田楽コースに・・・
こんにゃく(2本)、豆腐生揚げ、おもち。しんごろう餅(ご飯の半つぶし)、里いも、身欠きにしんのセットで1300円。
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まずはこんにゃくから…三角のこんにゃくは、柚子味噌と甘味噌で。ここはやはり味噌屋さん。お味噌が美味しい[グッド(上向き矢印)]
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豆腐の厚揚げ(山椒味噌)、おもち、里いも・・・と続いて。お皿が汚くてゴメン[バッド(下向き矢印)]食べているところへ、焼きたてが次々に提供されるのです。
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粗くつぶしたご飯にじゅうねんみそ(エゴマ)をぬって焼いた・・・南会津の郷土料理しんごろう餅。飛騨の五平餅、おはぎも、ご飯を粗くつぶすのを半殺しと呼ぶ。同じですね。
そしてこれが食べたかったの、身欠きにしんの田楽。ホックリとしたニシンに、山椒味噌が香ばしい。

夫が追加オーダーした、のりとしょうゆだれの一起もちも。
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私のオーダーした・・・「ニシンの山椒漬」は、田楽用のニシンを切って盛り付けしただけのもの?期待が大きかっただけにガッカリ・・・イマイチな味わい[あせあせ(飛び散る汗)]
以前、同じ会津のわっぱ飯で知られる「料理旅館 田事」で食べたものはスゴーク美味しかったのに。このお店のは私の求めていたものとチョッと違っていました[バッド(下向き矢印)]
満田屋
昼総合点★★★☆☆ 3.0


関連ランキング:郷土料理(その他) | 七日町駅




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越後・米沢・下野=日光街道の通る・・・会津若松城下。レトロな街並みの続く七日町通りの一角。
七日町通りにはおしゃれなカフェ、素敵な小物や会津塗りのお店も建ち並ぶ・・・散策が楽しいものの、時間がなくてパスしてしまいました。
次は蔵めぐりとラーメンの街「喜多方」編です。今回はどちらも立ち寄りしませんけどね。。
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