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日光けっこう隊2016夏・・・⑧まなかの森で魚釣り [2016・8月家族で日光プチ旅行]

一昨年の夏に出かけて行った、福島県境近くの日光三依地区。
鬼怒川上流域に流れる男鹿川を利用した「三依渓流つり場」で、放流されたイワナ・ヤマメ・マス釣りを楽しんだ。・・・しかし、三依地区は遠すぎます。
さて、今年はどこへ行きましょうか?・・・そこに、スワンボート乗り場のオジサマからnice!な情報をゲット[パンチ]
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日光市内でも近場で手軽な、魚釣りがあるそう。。「日光さる軍団」で知られる間中校長がオープンさせたキャンプ場ですって。

キャンプ場のオープンは知ってはいたものの・・・岩魚や虹鱒の釣れる釣り場まで併設されているのはわかりませんでした。
帰り道からも遠くない。では行ってみましょうと、お昼ご飯も兼ねて出かけてみます。

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釣り堀には、イワナ池とニジマス池とあり・・・。
せっかくだからと、岩魚を狙ってねばりましたが・・・観光釣り堀とは言え、腕も、感もスッカリ鈍ってしまっている・・・爺じとパパ。
思ったようには簡単には釣れません。その上、せっかく釣ったものも逃がしてしまったりして[バッド(下向き矢印)]むこうだって必死ですものね。
ふたつの池を行ったり、来たり、繰り返す事一時間半あまり。岩魚に虹鱒の両方釣れました。

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釣り上げた魚を持って管理棟の方へ。
私とこっちゃんは入口の名水で冷やされたラムネに、焼きおにぎり。

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お魚を持って行った食事会場は、ほぼ貸切。ここは日帰り温泉入浴後の休憩場としても利用されている模様です。

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ママとパパには、「生」を。雑な注ぎ方だわぁ[バッド(下向き矢印)] 店のウリである・・・ニジマスの唐揚げは二匹分だそう、かなりボリューミィです!

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他には一人前 1,700円~と強気な価格のバーベキューセット。持ち込むにしても持ち込み料が別途でかかるなど・・・場所代(4歳以上)@1,000円・鉄板代550円・マキ代550円と、意外に費用がかさみそう。
いたらいるだけ、お金が落ちる仕組みのようね!?

まなかの森7.jpgまなかの森8.jpg 
岩魚を焼いていた・・・麦わら帽子のオジさんは、間中校長でした。焼いているのは、家の岩魚よ。
「さる軍団」をむらさき太郎さんへ譲渡後は、悠々自適の隠居生活と思っていたら・・・奥さん共々まだ稼いでいるのね。←ビンボー人の僻み入ってます[あせあせ(飛び散る汗)]
シッカリ稼ぎつつ、サスガは億万長者!余裕なムードを醸して、軽妙なトークは健在。・・・でもテレビほどは訛っていない、中くらいの栃木訛りって、どのくらい?[わーい(嬉しい顔)]どちらにしてもあの喋りは営業用よね!
地元では色々言われてはいるものの、独特のトークで売れただけの事はある。人の気持ちをつかむ営業上手が伺えました。

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屋根付きのバーベキュー場に、温泉施設も併設。他にも「関東一」とかの大ブランコもあり。
豊かな自然、遊具・・・と、意外に楽しめた場所でした。
恐るべし、どこまでも、商売上手な校長先生なのだ!



この後は、自宅にて…何時も通りに花火をしたり。夕ご飯がミニ呑み会状態になったのは言うまでもなく・・・二泊三日の楽しい夏休みでありました。
普段と違う生活は疲れますけど、来年の夏もまたどこかへ行けるかな。
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日光けっこう隊2016夏・・・⑦日光湯元、温泉寺&あんよの湯 [2016・8月家族で日光プチ旅行]

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湖を半周して、男体山の裏側になる・・・奥の戦場ヶ原へ。

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湯ノ湖の北側に開けた「日光湯元温泉」へと向かいましょう[ダッシュ(走り出すさま)]
しかし前日のスワンボートが余程楽しかったのか、また乗りたくて仕方がないこっちゃん。
それに反して、疲れるから乗り気でないパパとママ[眠い(睡眠)]来年にでも乗ろうね。

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奥日光地域を代表する滝のひとつ 、華厳滝、湯滝と共に「奥日光三名瀑」のひとつとされる・・・「竜頭の滝」に立ち寄りしました。
男体山の噴火によってできた溶岩の上を、210メートルにわたって流れ落ちる滝。
幅10mほどの階段状の岩場を勢いよく流れて・・・滝つぼ近くが大きな岩によって二分される様子が竜の頭に似ていることからこの名に・・・。
麓にある茶屋「龍頭乃茶屋」は、午前中に関わらず、結構な人、人・・・でいっぱいです。
夏休みに入っているので、観光客は多い。でも以前ここで食べたものの味はイマイチ[バッド(下向き矢印)]ま、観光地ですからね!
紅葉の名所として人気が高く、10月に入れば・・・この緑が美しく紅葉するのです。

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中禅寺湖をめぐって、男体山の神と赤城山の神が争う「戦場」であった・・・神話が、名前の由来といわれる「戦場ヶ原」。
かつて湖であったものが湿原化した戦場ヶ原は、400ヘクタールもの広大な面積を誇ります。
男体山を背景に広大な湿原を見渡せる展望ポイントが各所に設置され、変化に富んだ壮大な自然が体感出来るゆえ、ハイカーに人気。小学生の頃の遠足と言えば、息子が歩いたのは戦場ヶ原だった模様。

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「日光山温泉寺」は、世界遺産「日光山輪王寺」の別院です。
日光を開山された「勝道上人」が、延暦7年(788年)にこの温泉を発見し、病苦を救う「薬師瑠璃光如来」様をお祀りしたのが始まりです。
今では誰でも参篭、また日帰り浴も可能。
外から覗ける休憩室でお茶を飲むカップルは、入浴待ちしている方なのかな?
深い緑に囲まれて・・・清らかな空気、木漏れ日も揺れる。そんな長閑すぎるムードが好き。
日本っていいなと思う・・・この景色を眺めるだけでも度々訪れたくなるスポットだ。
「お寺の中で浸かる…ありがたい温泉!」一度くらいいかがでしょう?
真夏とは思えない涼しい風を感じながら・・・ほっと一息。心地いい場所でした。

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周辺に漂う清涼感もまた、この地ならでは[グッド(上向き矢印)]

奥日光湯元源泉の湯気が上がる、源泉小屋周辺をお散歩。
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地下から源泉が湧く、「湯の平湿原」。
自然に温泉が湧き出している源泉を「自然湧出型の源泉」と呼ぶそうながら・・・この場所には各旅館の源泉をしめす湯小屋が建てられているのです。
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いく棟も建ち並ぶ小屋掛された源泉、白濁した湯が湧く光景は何度見ても飽きません。周囲を歩いて行くと・・・地面から、泡がブクブク・・・まさに「THE 温泉」・・・なムードが漂ってきます。

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湿原の遊歩道を歩いて、「足湯」へと向かいましょう。
これだけの広さ、面積の湿原ながら、花らしきものは一輪も咲いていない。うっそうと茂ったアシ、茶色いガマの穂だけでした。

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「あんよの湯」は、湯元温泉をひいた足湯。入浴料は無料なので誰でも気軽に立ち寄り、サッと浸かる事が出来ます。無料の足湯なのに広くて、大きい!
こっちゃんまで足湯をするとは思わなかったので、私は最初からパス[バッド(下向き矢印)]
・・・ところが、最初は「熱い!熱い!」と騒いでいたものの、気に入ってしまったのか意外にノンビリ。こんな事なら一緒に浸かるのだった[あせあせ(飛び散る汗)]
無料で利用はできますが、チップをいれるところもあるとか。気づきませんでした。
源泉掛け流しの良質な温泉、温泉卵作りの場所でもあったら、もっと楽しく遊べると思うのですけれど。。。

駐車場へ向かいながら、入ったのは湯元名物・塩羊羹で知られる「つるや」さん。
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「つるや」だけに、鶴の描かれた包装、でも包み紙は日光ならではの、鹿と紅葉の柄でした。小豆の味がしっかりしていて、出しゃばらない塩味と甘みのバランスが絶妙な味わいです。
湯元に泊まったら…これは、お土産として買いたい[グッド(上向き矢印)]
夏場は特に、塩味の効いた甘さは美味しく感じられますものね。
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湯元へは何度か足を運んでいたものの・・・「つるや」さん、塩羊羹、どちらも知らなかったわぁ。

つるやの塩羊羹本舗和菓子 / 日光その他)

昼総合点★★★☆☆ 3.0



次回で終わります。
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日光けっこう隊2016夏・・・⑥ホテル「湖上苑」食事編 [2016・8月家族で日光プチ旅行]

食事は朝・夕共に1階のレストランで。

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お風呂に時間がかかったせいで、食事の時刻に遅れてしまいました。
木製トレーに並べられていたのは・・・湯波をつかった料理、蟹の酢のもの、お造り…益子焼の器のせいか・・・色合い的にはイマイチ。一見地味めな印象。
右側のドーンとした野菜、何だかわかりますか?
売店に飾られていた、かんぴょうの元となる夕顔の実です。皮をのぞいた夕顔は実の部分を剥いて、干して、かんぴょうになるのでした。

まずはビールからいただきます。予約したプランが、湖上苑自慢「益子焼のゴブレット」で飲む生ビール各一杯付きというもの・・・。このビールのモリが凄かった!届けられた状態で溢れだして・・・思わず、お口でお出迎えしてしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]
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前菜三種盛り・・・レンズ豆のドレッシングのかかったグリーンサラダ・八潮鱒の燻製・ハーヴの効いた豚と鶏のレバーパテ。
都内でグルメ三昧している息子家族にも、前菜のパテは「これ、美味しい!」と大好評[グッド(上向き矢印)]
お造りの甘えびとイカは場所柄、普通。しかしマスのたたきがかなり美味!北海道の人が言うのだから間違いないのかもしれない。

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「引き上げ生ゆば」に、シイタケに隠れてしまっているけど・・「揚げ湯波の煮物」。日光の水、栄養豊富な大豆を使用した・・・日光湯波(一般的には湯葉ながら、日光では湯波と表記します)。

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天ぷらや茶わん蒸しと言った定番メニューでないところも良く思いました。高価な食材が使われているとか、凝った内容でもないけれど・・・名物湯波と地元食材を使った創作メニューはどれも美味しい。当然・・・日本酒もすすみます。

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一合ずつだと種類がいただけないので、日本酒は久保田・八海山・〆張鶴の呑み比べで楽しみました。
隣りの利き酒セットは焼酎・・・魔王・伊佐美・佐藤でありながら・・・その頃にはどれがどれやら、味の違いを覚えていないのだった^^;
次の料理にも期待が膨らみます。

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やさしい味付けの「豆乳と白味噌のグラタン」。宿のウリである「虹鱒の自家製オレンジソース」が絶品[グッド(上向き矢印)]
全然そうは見えないですって?
2度揚げしてあるから、頭からしっぽまでサクサク~~と全部食べられました。爽やかなオレンジソースも期待以上の味わい!
爺じの分をもらったこっちゃんも、一尾完食しちゃいました。
こっちゃん用には、お子様ランチを。手作りのプリンまで付き、その上大人と同じデザートまで頂けました。
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すでに酔っぱらいのパパと、ノッテいる二人[るんるん]

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「とちぎ牛ヒレ肉の赤ワインソース」、お肉は小ぶりながら柔らかでウマ~~イ。
かなり満腹状態ながら、「栃木の地酒」セットも追加でオーダー。ママさんは追加もビールです。

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湯波入りのお吸い物、お品書きも張っておきますね。
テーブルのおひつから、こっちゃんが皆にご飯をよそってくれますが、どう頑張っても二口くらいしか食べられない[バッド(下向き矢印)]

アイスクリームの付け合わせはガトーショコラ、お子様ランチのプリン。どちらも自家製みたいでした。
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食後にメニューを見て、朝食を決めます。

私達の部屋で一緒に寝たこっちゃん、トランプで遊んだ後は爆睡。

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そして翌朝。雲ひとつなく、くっきりとした中禅寺の眺めを期待したものの・・・ご覧の様なムードが漂っていた。そんな中で、カヌーをこぐカップルの姿が素敵。
朝も、同じテーブルで。
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ヘルシーな朝食、シンプルなおかずながら・・・でもサラダに、納豆、温泉卵あり、小鉢あり、焼き海苔あり。焼き魚の代わりが鮎の甘露煮。これが食べたくて和食にしました。
お漬物=たまり漬けは、朝夕共にこっちゃんに食べられちゃいました[あせあせ(飛び散る汗)]でも色々あるから、漬物がなくてもご飯は食べられます。
和食にもヨーグルトが付きます。

こっちゃんが決めたのは、洋食。(載せるつもりがなかったから、変な写真で失礼)
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チーズオムレツ、ソーセージ&ベーコンのワンプレートにサラダ、食パン。ヨーグルト、ジュースに牛乳か。パンもお代わりを勧められます。
これまた見た目はなんて事ない・・・豆やショートパスタ入りのミネストローネ。「スープの味がスゴク良かった!この味は家では出来ませんね」ですって、お嫁ちゃんが絶賛していました。
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食後はそれぞれコーヒー、カフェオレにわかれて。運ばれてきた、コーヒー。
その後も・・・「ドリンクもお替りはいかがでしょうか」。・・・とサービスは続きます。
種類は変えても大丈夫、コーヒーにしたら、「カフェオレにしましょうか」だって[グッド(上向き矢印)]
朝ご飯も料理人の腕が伺える内容の良さ。
別注で頼んだ子ども用の・・・夜のお子様ランチ、朝食は大人と全く同じ一人前・・・合わせて3240円は良心的な価格に思います。一品一品に手がかかっていて、地のものを上手く使う工夫が感じられて良かったです。


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オマケして頂いたから…と言う訳ではありませんが、もてなしの心が感じられる接客でした。

レストランのテラスでコーヒー片手に、ボォーッと湖を眺めていましたら・・・。
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靄がかかった、幻想的な光景[ぴかぴか(新しい)]

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日光は鬼怒川と同じく身近なところ。暑さを逃れて、また秋は紅葉を眺めに足を運ぶところだけに・・・口には出さなかったものの、夫は「どうして中禅寺湖なんかに泊まるんだ?」って思ったそう。。

しかし最後は皆が、満足!建物&部屋の古さをロケーションの良さ、食事の美味しさ、心のこもった接客とでカバーしている。
季節柄シーズン的にも最も高いと思われる?宿泊料だったけど、結果的には思っていた以上でした[グッド(上向き矢印)]

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そうする内に霧も晴れて・・・青空が顔をのぞかせてきました。…この日も、良い天気。

まだ、少しだけ続きます。。


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日光けっこう隊2016夏・・・⑤ホテル「湖上苑」館内&温泉編 [2016・8月家族で日光プチ旅行]

中禅寺湖そのもの、湖畔に建ち並ぶ土産物店のムード。…その全てが一昔前のまま時が止まっている雰囲気なから。。
道路から一段下がった、湖畔そのものに建つホテル。
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普通の民家みたいな入口を入ると、すぐにフロントがあり、その奥には売店と、おトイレ。一階の客室が続くのみ。
寛ぎのロビーや、湯上りの寛ぎスペースなどと言ったものはなく。階段前の喫煙スペースを兼ねた椅子セットが置かれているだけの・・・「昭和」を感じさせる館内。
そこに、浴室辺りから香ってくる、硫黄臭の匂い!

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予約の時点で残っていたのは2階の洋室だけ。益子焼の作家と親交がある事より、廊下をはじめとして館内のあちこちに陳列されている作品群。

ドアを開けると踏み込み。
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すぐの右側におトイレ・・・ウォシュレットではあるものの、昔ながらのユニットバス、しかし綺麗にお掃除はされていました。
8畳かあるいは10畳くらいか…ツインベッドの他には、テレビ、低い椅子セットが置かれていて・・・一見狭く感じますが、二人ではそれ程気にはなりませんでした。
お茶セットのお着き菓子はおせんべい、ポットに冷水ポットもあり…チェックアウトまでスタッフの入室がないのは気楽で良かったです。
廊下を歩いていたら・・・窓だけでなく部屋のドアまで開け放って、浴衣姿でまったりと寛ぐ、若いカップルの客室が覗けてしまいました。
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広縁にも、湖を眺めるための椅子とテーブルがありこちらも充分。Wi-Fiも繋がります。

抜群のロケーションながら、部屋の古さから???どんなものか?、と思っていましたが・・・誰からも文句は出ず。って、当たり前か[あせあせ(飛び散る汗)]
湖面ぎりぎりに立っているために部屋から、浴室からも、湖が間近で良かった!と言います。
ここって元はイタリア大使の個人的な別荘だったとか。
その別荘を譲り受けて創業、その後昭和40年に建て替えた現在の建物も昭和の面影を残すレトロな内装になっているのです。
国立公園内だけに湖畔にホテルは建てられないものの・・・元大使の別荘を譲り受けた経緯から特別ぎりぎりに建っているとの事。

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館内の至るところから湖が一望です。その光景は涼やか、清々しい気分にさせてくれるものの・・・何度も繰り返すように、宿の外観・施設の古さは否めません。
しかし一階客室から順に改装、新しい内装で生まれ変わっている最中みたいでした。
客が快適に過ごせるようにとの、宿の努力が伺えます。またスタッフの接客も温かくて、リラックスさせてくれました。

男女別の浴室、無料の貸切風呂の手前にある、洗面コーナー。
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昔ながらの洗面台周りもレトロそのもの、昭和にタイムスリップしたような感覚です。男女別のアメニティも全てここにまとめられていて、考えようによっては合理的でした。

↓・・・は、男性用浴室の内湯&露天風呂。
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待っている間に、他の入浴客が途絶えました。
露天に入っているのは息子とこっちゃんだけ!カメラを向けたら、二人してノリノリ・・・飛び跳ねています!大幅にモザをかけてます。
年代物の浴室ながら、グリーンがかった温泉の色は効果がありそうでしょう[グッド(上向き矢印)]

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私が入った貸切の方は、内風呂のみ。
露天はなくても、エメラルドグリーンの温泉[いい気分(温泉)]はじゅうぶん気持ち良い。温泉はすべて24時間入浴可!
浴槽はギリギリ大人ふたりサイズ?
温度は熱め、とろみがプラスされて、細かな白い湯の花が沢山舞ってました。
中禅寺湖湖畔の宿のお風呂は、10キロ以上離れた奥日光湯元温泉から引いてくる硫黄泉・・・これは以前浸かった事のある「中禅寺金谷ホテル」でも経験済みです。
熱いだけに湯上り後はサッパリ。翌朝の方が、緑がより鮮やかでした。

硫黄泉=にごり湯のイメージがありますが、多くの場合時間が経って酸化した温泉の特徴であって、湧出したばかりの硫黄泉は透明なもの。
湯船の底には大量の湯の花が沈殿し・・・湯船の縁も成分が結晶してこの通り。あふれ出たお湯で、床も硫黄の跡でしっかり白く・・・。

実はこの宿、客室にエアコンはなし。避暑地として知られる中禅寺湖だけに、きっと大丈夫と思い予約をした。
しかし、間近になったら「大丈夫かな~~?暑くて眠れなかったって文句が出ないかしら?」と心配に。
それでも、暑くて寝苦しいなんて事はなく。
逆に朝晩は冷えて寒いくらい。窓を開けて寝たら、お布団から出た手足が冷たくて夜中に目覚めてしまった程。

入浴後は夕ご飯です、お食事処「グリル鱒」で。
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続きますね。。

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日光けっこう隊2016夏・・・④中禅寺湖にあるパン屋さん [2016・8月家族で日光プチ旅行]

標高1300m近い中禅寺湖 チェックインの前に立ち寄りしたのは、「フゥ・ド・ボワ」さん。
以前入った、感じの良かったカフェ「鹿の子」さんのすぐ近く。
日本屈指の高さを誇る湖畔のパン屋さんは、湖沿いから 一本奥に入った地元の商店街って雰囲気のする場所にありました。
ナビでも表示されなくて・・・「鹿の子」さんの前から電話して、場所を確認しながら・・・それでも通り過ぎてしまった。ホント小さくて、目だたないお店なのです。
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店内も勿論、小ぢんまり・・・可愛らしいです。
時間も遅かった為、パンの種類は少なめ。売り切れ次第閉店。オーナーさん達は下の日光市内から通ってきている模様。


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中禅寺湖は、真夏でも冷房のいらない涼しさ。

この後、宿に入ってから部屋で撮った・・・パン達。部屋にあったお着き菓子の器にのせてあります。
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カランツレーズン入りの、ぶどうとくるみのパン。
持ち運んだため、形が崩れてしまいましたが・・・、山型食パン。どちらも麻ひもで結んでいるのがオシャレですね。
ぶどうとくるみのパンは帰宅後スライスして食べましたが、評判通りの美味しさでした。。

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サックサクのクロワッサン。まぁるく可愛い形の胡桃パン。・・・でも、どちらも小さい!

こちらのパンはどれも、発酵にモルト=麦芽が使われているのも特徴のよう。。
…それから、泊まった宿で出た翌朝の食パン。私は食べていないものの・・・パンに詳しいお嫁ちゃんによるとこちらの店のパンではないかと。。その辺り確認をした訳ではありませんので、もし違っていたらお許しくださいね。


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日光けっこう隊2016夏・・③中禅寺湖で遊ぶ [2016・8月家族で日光プチ旅行]

ここまで来たら、湖畔にある宿まではすぐ。

時間は早かったものの、車を置いても大丈夫か伺いましたら・・・
「2時過ぎだから、お部屋へも入れますよ」って。
「ホテル湖上苑」さんは、旧外国大使別荘跡の温泉宿。
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宿については、次の記事でレポをさせて頂きますね。

中禅寺湖では、遊覧船で水上から景色を楽しむのも定番ながら・・・。
以前に箱根の芦ノ湖の海賊船に乗った時、こっちゃんが「白鳥さんに、乗りたいな」と言っていたのを覚えていた爺じ。
宿のフロントで、ボートハウスの場所を教えてもらいまた。
子供は大好き、スワンの足漕ぎボート[るんるん]
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大きめの池や湖には、決まってスワンボートがあります。
中禅寺湖入り口付近のボートハウスでは一機1500円または2000円のところが、宿で紹介して頂いた「みはしや」さんのボートは1200円。その上オマケにシャボン玉まで付いてくるのだ。
足こぎ式のスワンボートって、足でペダルを漕ぎますから、見た目ほどは涼しくはないかも[あせあせ(飛び散る汗)]
安定性はあるものの、付属のハンドルも効き目がなさそうです。そこは息子夫婦に頑張ってもらうしかない[パンチ]

お留守番隊である我々二人。「頑張って~~!行ってらっしゃ~い~~!!」
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奥日光の入り口に位置する中禅寺湖。
周囲約25km、最大水深163mは・・・2万年ほど前に男体山の噴火による溶岩で渓谷がせき止められて、今の原形ができたといわれています。
観光施設として公開されている、「旧イタリア大使館」。
また今年新たな観光名所として入館できるようになった・・・アーネスト・サトー縁りの「英国大使館別荘記念公園」。
駐日公使を務めたアーネスト・サトーは、故郷である・・・英国の湖水地方をを思いおこして、中禅寺湖の風景を愛で1896年に山荘を 建てました。
山荘は後に英国大使館別荘となり、2008年まで使用されていたのです。
明治から昭和初期にかけて、国際的な避暑地として賑わった奥日光。
男体山のふもとに広がる中禅寺湖湖畔は、四季折々に変化する光景が楽しめますが・・・特に夏場は避暑地として、また紅葉シーズンにも絶景の紅葉を求めて多くの観光客でにぎわいます。[ぴかぴか(新しい)]

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真夏の暑さを逃れ、10月の紅葉シーズン中も必ずと言ってこの場所を訪れている私達だけど、家族で来た今回は一段と楽しい[グッド(上向き矢印)]

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かつては週末になると、ヨットレースなども行われていたとか。
記念公園となって復元された英・伊の別荘と並んで、フランスとベルギーの大使館別荘は今もなお使用されているのでした。

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遠のいてゆく、スワンボートにエールを送りつつ・・・。絶景と、避暑地日光の歴史にも思いをはせた・・・。

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日差しは強く感じられたものの、湖面近くのボートでは大いに涼風を体感!涼しさを通りこして寒いくらいだったと話していました。
私達だって涼しい、暑さは感じません。
静けさの中で差し込む光、心動かされる光景に思えます。
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ささやかなスワンボート乗船も、小さいこっちゃんにはじゅうぶんであった模様。頂いたシャボン玉もお気に入りになったみたいです。
湖に沿って設けられた遊歩道を皆でお散歩、ゆっくり過ごした午後でした。

あ!それから中禅寺湖畔には、ポケモンGOはいなかった模様です。
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日光けっこう隊2016夏・・②手焼きせんべい作り体験 [2016・8月家族で日光プチ旅行]

全長37キロにわたる、ギネスブックにも掲載される・・・日光杉並木。
そんな杉並木を通って、やって参りました。
近くを通ると一目でわかる薄紫色の建物、「名水の郷日光おかき工房」さんです。

近代的な工場と、広くて開放的なせんべい売り場。そこでは日光の名水、国内産米100パーセント使用のおかき、おせんべいが大量に並べられ・・・そのどれもが購入する前に、味見出来ると言う、おかき好きには天国的なスポット。
出来ると言うか、試食し放題と言いましょうか。
試食をして、コーヒー、緑茶、各種の冷たい飲み物といったフリードリンクコーナーでユックリして、それだけで帰ってしまっても大丈夫なのです・・・観光客に優しい施設ですもの。
我が家のお気に入り、必ずくらいに立ち寄るのは当然ですね[るんるん]

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全て無料の自販機で水分補給せんとする…爺じとこっちゃん。爺が手にしているLespのポーチは私のです。

この日の目的は・・・「せんべい手焼き、絵付け」コーナーで、おせんべいを焼こう!と言うもの。
あらかじめ買い求めた白いせんべい生地を持って、手焼きせんべい体験コーナーへ入室。

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通常のおせんべいより一回り大きな生地。
網の上に置いて、しばらくしますと・・・加熱された表面がプクプクって感じに盛り上がってきます。
「熱い、熱い」…と言いつつ、作業に熱中するこっちゃん。
こっちゃんとママ、私・・・の三人。一番美味いおせんべいを焼くのは、誰かな?
美味しそうに上手に焼けたおせんべいを目指して、真剣勝負!なーんて。そこまでではないけれど・・競争しよう!

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熱さに耐える事10分あまり、こんがり焼けてきたおせんべいに、益子焼のカメに入った「たまり醤油」でお絵描きします。
筆を使って絵を描く・・・好きなキャラを描いても、似顔絵を描いても・・・、食べるのが勿体ない特別な一枚を作っちゃいましょう。
絵を描く時間を含めても20分程で作業は終了[exclamation] オリジナルのイラスト煎餅は旅の想い出。立派なお土産になりました。
今回に限らず・・・大人でも、自分で体験してなにか作るって楽しい。
こちらの工場、日光・鬼怒川方面に行った折立ち寄りするのは必須!お勧めのスポットであります。


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玉こんにゃくが大好きなこっちゃん、同じく我が家の定番コースに入っている・・・こんにゃくの野口屋さん。
そちらも立ち寄りしてから・・・涼しい奥日光へと参りましょう。

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世界遺産登録の日光東照宮、日光山輪王寺、二荒山神社。
世界文化遺産「日光山輪王寺」、徳川家康、家光の廟のある「東照宮」の脇を通って・・・。

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縁結びの神社として知られる日光二荒山神社の表玄関にかかる「神橋(しんきょう)」。お盆休みは始まったばかりながら・・・日光の表玄関と謳われるだけに、外国人をはじめとして多くの観光客の姿がありました。
この場所は数十回と通っているものの、神橋を渡ったことは一度もありません[あせあせ(飛び散る汗)]
また先の東照宮、二荒山神社と言った社寺も、随分前に来訪したきり。だって我が家にしたら拝観料が高過ぎます。

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ひらがなの「い」からはじまる、急カーブの連続。
「日光いろは坂」って「日本の道 百選」に選定されているのですね。「いろは坂」を上がって行ったら、「お猿さんが出てくるよ」と話していたのだけど・・・お猿さんどころか、雲っているから景色さえあやうい。

それでも、雲が途切れたら・・・涼しげな木陰。木々の間から下をのぞいたら、随分と上って来ているのが伺えます。
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中禅寺湖の端にある、二荒山神社の赤い大鳥居が見えて・・・。
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男体山と中禅寺湖、湖沿いに建ち並ぶ土産物店。そしてチョッピリ青空も見えてきました。「やったね!」

…と言う事で、続きます。
※せんべい体験で焼き上げた・・・おせんべいの画像を追加しました。
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日光けっこう隊2016夏・・・①「三たて蕎麦長畑庵」さん [2016・8月家族で日光プチ旅行]

猛暑続きの8月、お盆休みが始まってすぐの夏休み旅二弾・・・。
夜は羽毛布団をかけて寝るほど涼しいところへ出かけてきました。…と言っても、向かったのは県内の日光。
息子達家族との夏休み。
彼の休みの関係から自宅へ来る前、日光へ一泊だけのプチ旅行でした。遠いとドライブ中、孫娘のこっちゃんが退屈してしまうから・・・今はまだ遠くへは出かけられないのです。

都内の北千住からは東武特急、「新鹿沼駅」で降りてもらいます。             
先に車で向かい駅で待っていた私達、孫のこっちゃんが大きな声で「〇〇婆ば~~」って張り切ってます。特急スペーシアから降りてくるのを待ちました。
                        日光へ1.jpg

家族揃ったからには、日光まで参りますぞ!って、これは日光の杉並木ではなくて。日光例幣使街道だと言います。
日光への杉並木は、なん百回通っているはずなのに・・・今、どの辺りを通っているのか?毎回、わからなくなります。。
皆同じに見えちゃう。方向音痴って訳ではないのですけどね[たらーっ(汗)]
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それでも歴史を感じさせる、うっそうと茂った杉並木の光景は大好き!何時も夫に呆れられてしまうけれど…それでも、何度でも写真に撮りたくなってしまうのだ[パンチ]        

夜に期待して…それ程ではありませんけどね[あせあせ(飛び散る汗)]
「お昼は簡単に、お蕎麦でいい?」と確認して。そしてやって参りました。
旧今市・長畑地区にある、「三たて蕎麦長畑庵」さん。
このネーミング・・・三たての由来・・・「挽きたて・打ちたて・茹でたて」、これが「三たて」。
地元の有志たちによる、組合方式のお店です。
車内で予約を入れておいたので、待つことなくすんなりと入れました。

            m_E697A5E58589E381B84-88772.jpg
時間も早めで良かっようです。座敷とテーブルが半々のスタイル。テーブルに置かれている包みは、どなたかが頼んだ、持ち帰り用のお蕎麦です。
この後、次々とお客さんが入ってきて、あっという間に満席になりました。

日光へ3.jpg
ご覧のように、メニューは天ぷらさえない、蕎麦only。

自信がある証拠です!ここに来たら、ウマい蕎麦を食べるべし!
しばらく訪れていなかった間に、「もり」の価格が500円に値上がりしていました。
以前は450円、その前は400円だったかと。。元々が安過ぎたから、これくらいの値上げは仕方ありませんけど。。
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テーブルに運ばれてくるのは…本当に、お蕎麦だけ。そこに、つけ汁と葱&わさびだけなのです。

しかし一口すすれば、のど越し・香り・歯ざわり・・・とどれも言う事なしの美味しさ!
ただし個人的には、もう少し水っぽさが残っている方が好きかな。
つけ汁も塩辛過ぎず、甘くもなく良い塩梅[グッド(上向き矢印)]

こっちゃんも入れて5人なので、七合打ちの大ざるで頼みましたが・・・チビなこっちゃんも食べる、食べる・・・。
無言でひとすら蕎麦を食らう・・・4歳児!
見ている間に、完食してしまいました。「もっと食べたい」とのリクエストで、二合を追加。
追加して届いたお蕎麦の方が瑞々しい感じで、より美味しそうでした。
全員で蕎麦湯までシッカリ頂き、ごちそうさまでした[グッド(上向き矢印)]

広いお店ではないけど、長閑すぎる程の店内、外の緑を眺めながら・・・って、やっぱり雰囲気ってある気がする。
以前は白い花咲く蕎麦畑であった店の脇、この日は黄色いひまわりが咲いておりました。

     日光へ6.jpg
地元の人間しか知らないのでは?と言った田舎道の先。知る人ぞ知るって場所に関わらず・・・外に出たら、ベンチで待っている人多数、駐車場も満車。他県ナンバーの車も多くて。。
「スゴイねぇ~~」って息子も驚いていたくらいの・・・人気のお店であります。直ぐに混みますけど・・・。
安くて旨いお蕎麦。
ここは市内でも一番くらいに安いお店ながら・・・もりは一人前500円、蕎麦はこれくらいの料金設定でないとね・・・。
日光市内にはこんな感じの手打ち蕎麦の店が100店以上あります。数年前に夫は、全店制覇達成をしました。


快晴で、旅行日和[晴れ]
車窓から見える光景は・・・早くも稲穂が首を垂れはじめた田畑と、濃い緑[ぴかぴか(新しい)]
続いて・・・次、まいりますね!


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