山梨から、静岡へ [ 2015・5月遅れたGW,山梨・船山温泉]
途中の新東名から眺めた・・・富士山。雲の下にホントうっすらと見えるか、見えないかくらい・・・微かにその勇姿が。肉眼だともう少しだけ良く見えたのですけれど
チェックアウトの頃には、初めてみるスタッフさんやら、お掃除をしているパートさんの姿など。
いかにも地産池消と言った食事に、清潔な館内。思った以上に・・・見えないところで人件費かかっています。そんなムードを感じつつ、後にした宿。
雨模様の中を出かけた。。宿へ到着するまでずっと雨が降っていた、そんな旅でした。
が、翌日は快晴!深山にたたずむ里の朝は爽やかそのものだ。
・・・それどころか、その後は・・・思いがけず夏日となり
南部町は山梨ながら、お茶処静岡とはお隣同士・・・そんな地続きな土地柄が関係してか、新茶の季節を迎えていました。
町ではちょうど「新茶フェスティバル」を開催中。わからないけれど、とりあえずは行ってみましょう。
会場では・・・新茶の無料サービス、新茶特売、新茶地方発送など。ここでは一切に「新茶」のボキャブラリーが付くのでした
夫が、新茶詰め放題に挑戦!・・・と言うか並んだだけ、係りのお姉さんにお願いしてしまっただけながら。
他にも舞踊や、歌謡ショー等のイベントがあった模様です。
詰め放題は一袋で1000円なり。帰宅後試しに計ってみると、300グラム近くもあり・・・大変にお得でした。
温暖で降水量が多く、また霧の多い山梨県南部は茶栽培の最適地でもあり、その歴史の古くは平安時代まで遡るといわれています。南部茶の特徴としては「色の静岡、香りの宇治、味の狭山」と例えるならば「うまみの南部」という例え方が最適かもしれません。山あいの澄んだ空気ときれいな水に育まれたのが・・・南部のお茶なのです。。
大きな筍のモニュメントが目印、山梨県内、道の駅第一号だそう・・・「道の駅とみざわ」を通り過ぎます。
前はここで、筍ご飯を買って食べたんだっけ!
目的地である、静岡市の清水港に到着。
「河岸の市」と言った清水魚市場お魚センターはあるものの、清水港は所謂漁港ではなく、海外の主要港とを定期航路で結ぶ国際貿易港とか。
今まで遊びに行っていたのは・・・静岡市内と焼津ばかりだったから、清水は通るだけ。立ち寄りしたのは初めてなのです。
駿河湾を巡航する観光ボートで海の周遊が出来るとの情報をえて・・・清水港ベイクルーズならぬ、リーズナブルな水上バスを足にしてクルーズを楽しんでしまおうと訳
JR清水駅と、エスパルスドリームプラザがある「日の出地区」、三保松原で知られる「三保地区」への交通手段のひとつである船。
低料金だけに・・・なんだか地味な船だわぁ(←これは三保港に到着後に撮ったもの)
小型船ならではの風情が味わえるという事にします。
水上バスの「日の出」のりばにはレンタサイクルのご用意が。水上バスでは自転車も一緒に載せて行けるのです。
三保の海沿いは気持ちよく晴れて、絶好の散策日和でした。
距離的にも近いから・・・対岸となる静岡市内も、ハッキリと見えました。
ここは素人の私ではなく、詳しい説明はコメントして下さる静岡在住の方々にお任せ致しましょう。
まだ5月だというのに(5月17日でした)真夏のような日差しが容赦なく襲い掛かる。。。
たった20~30分だからと油断をしたのがマズカッタ。
あっ、暑い
次の船が来るまでの・・・つかの間のお散歩のつもりが
日焼け対策として首にストールは巻いてはいたものの・・・首から背中にかけて真っ赤に日焼けを。
あ~~!やっちまった、私
この歳になっての日焼けは、シミと皴の元油断大敵ですよね。もう、遅いけど。。
5月の静岡の日差しを侮るなかれ
ここは気を取り直し、帰りも・・・普段は通勤通学の足として活躍する・・・清水港内水上バスでの束の間のクルーズを楽しみました。
こちらの船、船長さんは若い女性で・・・夫など、ただそれだけでご機嫌!とはいったいどういう事!?
清水で駿河湾の海を、マグロだって食べてやる・・・と朝までは意気込んでいたものの・・・
朝食の食べ過ぎで、全然お腹が空くはずもなく。。
仕方がないので、市場に並んだ干物やイカ、野菜を買って帰ります。
清水からの富士山は見られなかったけれど、それなりに楽しい一時が過ごせて良かった。
春霞の関係なのか、前回通った4月もそうでしたし・・・富士山は冬場の方が見える確率が高いような気がしました。
・・・と言うと、夫など「海も富士山も、もう何十回見たかわからないくらい観ているのに・・・」ですって。それはそうなんだけど。でもね
途中の足柄SAで一休憩。「富士山高原いでぼく」のイチゴのフローズンソフトを食べて、家路に着きました。今回の走行距離は700くらいだったそう。山梨と近場であったお蔭で、ノンビリ出来ました。
山梨県、船山温泉・・・宿泊その2 [ 2015・5月遅れたGW,山梨・船山温泉]
前記事の・・・船山温泉の夕食と、朝食です。
個室の食事処にて午後の6時から、暮れゆく庭を眺めつつ・・・。
開始時刻の少し前になると部屋に連絡が入ります。これは翌朝も同じ。
各部屋ごとに食事をとる個室も決まっているようで・・・私達は「ぶな」のお部屋でした。
宿の食事は基本的に地域で採れる・・・「山」と「川」の旬の食材のみ。ここはマグロのお刺身や天ぷら、茶碗蒸しの出ない宿なのです。
初めにセットされていた状態。
地味な見た目、特別なものもないけれど・・・器の使い方が大人な感じ、落ち着いたオシャレな演出が感じられます。確か、BGMも流れていたと思います。
以下、お品書きにそって・・・。
「食前酒 自家製梅酒」。食前酒はジュレと思うくらい…ヒエヒエ。
「前菜 アスパラのお豆腐 せりしその実和え スモモーク 菜の花」。「桜漬 自生クレソン 生ハム 筍」。
上品な味わいの前菜を食べながら、「生」で乾杯します。
「お造里 岩魚の刺身&馬刺し・・・山里のお刺身」。
岩魚のお刺身は量もあり、美味しい(写っていないけど)添えられたクレソンの葉っぱのあしらいが素敵、勿体ないからこちらも焼いて食べちゃいます。
「強肴 天然の猪を使った猪鍋、または、季節のお料理(山女魚の燻製と山菜盛り)」・・・は、好みでどちらかをチョイス。
事前に電話で希望を聞かれましたが・・・猪のお肉は夫がたぶん食べないだろうと・・・山菜をチョイスしておきました。
猪のお肉がダメって、つまんないなぁ
馬刺しを平らげたのも私なのです。
山菜類は、筍、行者ニンニク、山椒の芽、クレソン。山女魚の燻製は頭から尻尾まで食べられました。
テーブルの山梨県芦川産「本山葵」は、好みでお使いくださいとの事。本山葵は、これだけ単品で食べても美味しいですからね!
「焼き物 岩魚の塩焼き 旬菜 レモン」。
焼きたて熱々を運んでくる「岩魚の塩焼きに山菜の天ぷら」、山の宿定番である岩魚の塩焼き。
しかし間違いのない一品でした。ここからは瓶ビールに移行し…。
メニュー表を見た限りでは・・・ワイン、日本酒ともに、ドリンク類は、かなり強気のお値段設定に感じられました
廊下のワゴンの上のお肉を見て、「スゴイのがくるぞ」と夫は言ったけど、それはお隣さんのものよ。
コースが違うのです。
私達の、甲州ワインビーフのサイコロステーキは・・・国産牛だから仕方がないものの ホントに小さくてサイコロそのものでした
「台の物 小林牧場の甲州ワインビーフ」。猪鍋の方を選ばないと、肉系はこれだけになりますから、若い人だとものたりない感じかしら?
山菜の美味しさがわかるのも、歳を重ねてきたから・・・に違いありませんので。。
グラニテ代わり?に出た「フルーツトマト」を食べて、口の中はさっぱり。
グレードアッププランは・・・。甲州ワインビーフヒレまたは甲州ワインビーフタン、または天然鹿肉ヒレ・・・と。お値段の差を見せつけられてしまった私達
「変り物 自家製手打ち蕎麦」。お蕎麦は一口サイズながら、じゅうぶんな量です。
「御飯 岩魚骨汁 お漬物」。〆のご飯は炊き上がった状態となって・・・釜めしで登場。
お釜の中身は、筍と菜の花の炊き込みご飯。二人ともすでに満腹ながら・・・これを食べずにいられますか!このご飯、夫はなんと三膳も食べました!
「デザート 果物 」。わらび餅とリンゴは覚えているのですけど。白いのはブラマンジェだったかしらね。
全体的にヘルシーなメニューが続き…それでもお腹は十二分に満たされ、目からも楽しめる内容だと思います。
夜のラウンジです。
その後お部屋に戻ったら・・・ベッドサイドに「おにぎり」、お夜食の用意が。
はい、勿論食べました。塩気の効いた小さなおにぎりがウマイ
「お食事中に部屋に入らせて頂きます」との断わりはありましたが、横になって乱れていたベッドは綺麗に整えられて。使用した茶器の取り換え、コーヒーの補充もされていました。
翌日は快晴。
朝ご飯も、朝の8時からと決まっています。
朝食まで時間がたっぷりあるので、大浴場を覗きに行ってみたり・・・。貸切風呂に入ったり。。
でも誰もいない。どこも貸し切り状態でした。
そして、もうすでに朝ご飯が待遠しい。・・・で、続いては・・・朝ごはん。
ジュースに牛乳のドリンク類。ご飯・抹茶粥・パンは自由に選べる・・・ビュッフェスタイルで。
朝食も同じ食事処です。
夫など「朝が8時からって、遅すぎる」と文句を言っていましたが…。
テーブルの上を見て、納得していました。
丸い大きなプレートには前菜風に、地場の野菜、…と言うか、山菜等の食材がちょっとずつ盛り付けられて…。
山菜、お浸し、筍、川魚の燻製、甘露煮、小鉢・・・の山の物の6点盛り。どれもあっさりとシンプルな調理法で、朝食に相応しい感じです。
生ハムのサラダには自家製ドレッシングをかけて・・・、温かい湯葉餡かけのお饅頭はモッチリとした食感。
そして定番である温泉卵。
ドレッシングの隣り、蓋物には梅ぼしがたっぷりと入ってます。丁度良い感じの虹鱒の干物。
豆乳から作る、初めは湯葉が楽しめる自家製豆腐。お豆腐は火が消える頃、食べ頃になりました。
野菜がいっぱいの、具だくさんのお味噌汁もお鍋で。
その上つい欲張ってしまって・・・パンを味見したかったから、胡麻パンにバターロール。ドリンクコーナーからは牛乳とリンゴジュースも。
デザートは杏仁豆腐にパイン。
見た目は地味な感じながら…どうしたって、これは食べ過ぎです。これ以上はもう入りませ~ん
夜も、朝も美味しゅうございました。ただ朝はドリップ式じゃない、美味しく淹れたコーヒーが飲みたかったかな。
宿の周囲には散歩出来る庭もあり。。良い時間がもてて、これまた満足。
オマケに、庭の花?水芭蕉が綺麗に咲いていたので
夫が水汲みをさせてもらっている間。。
脇の水路では、クレソンがビッシリ!山の恵みががくれたプレゼントですね。
作務衣姿のスタッフ、Kクチさんに見送られ…宿を後にしました。
この宿は季節、曜日にかかわらず、宿泊料金が変わらないのが一番の魅力。
チ ェックイン午後1時、チェックアウト午前11時というユッタリ感。全体的なCPの良さを実感出来る滞在でした。
この翌週からは・・。小川や土手沿い、駐車場奥でホタルの飛び交う様子を観賞出来る「ホタル」プランが。
残念ながら満室だった為、前倒しで泊まってしまいましたが。。
桜の季節も素敵かもしれないと想像しました。
個室の食事処にて午後の6時から、暮れゆく庭を眺めつつ・・・。
開始時刻の少し前になると部屋に連絡が入ります。これは翌朝も同じ。
各部屋ごとに食事をとる個室も決まっているようで・・・私達は「ぶな」のお部屋でした。
宿の食事は基本的に地域で採れる・・・「山」と「川」の旬の食材のみ。ここはマグロのお刺身や天ぷら、茶碗蒸しの出ない宿なのです。
初めにセットされていた状態。
地味な見た目、特別なものもないけれど・・・器の使い方が大人な感じ、落ち着いたオシャレな演出が感じられます。確か、BGMも流れていたと思います。
以下、お品書きにそって・・・。
「食前酒 自家製梅酒」。食前酒はジュレと思うくらい…ヒエヒエ。
「前菜 アスパラのお豆腐 せりしその実和え スモモーク 菜の花」。「桜漬 自生クレソン 生ハム 筍」。
上品な味わいの前菜を食べながら、「生」で乾杯します。
「お造里 岩魚の刺身&馬刺し・・・山里のお刺身」。
岩魚のお刺身は量もあり、美味しい(写っていないけど)添えられたクレソンの葉っぱのあしらいが素敵、勿体ないからこちらも焼いて食べちゃいます。
「強肴 天然の猪を使った猪鍋、または、季節のお料理(山女魚の燻製と山菜盛り)」・・・は、好みでどちらかをチョイス。
事前に電話で希望を聞かれましたが・・・猪のお肉は夫がたぶん食べないだろうと・・・山菜をチョイスしておきました。
猪のお肉がダメって、つまんないなぁ
馬刺しを平らげたのも私なのです。
山菜類は、筍、行者ニンニク、山椒の芽、クレソン。山女魚の燻製は頭から尻尾まで食べられました。
テーブルの山梨県芦川産「本山葵」は、好みでお使いくださいとの事。本山葵は、これだけ単品で食べても美味しいですからね!
「焼き物 岩魚の塩焼き 旬菜 レモン」。
焼きたて熱々を運んでくる「岩魚の塩焼きに山菜の天ぷら」、山の宿定番である岩魚の塩焼き。
しかし間違いのない一品でした。ここからは瓶ビールに移行し…。
メニュー表を見た限りでは・・・ワイン、日本酒ともに、ドリンク類は、かなり強気のお値段設定に感じられました
廊下のワゴンの上のお肉を見て、「スゴイのがくるぞ」と夫は言ったけど、それはお隣さんのものよ。
コースが違うのです。
私達の、甲州ワインビーフのサイコロステーキは・・・国産牛だから仕方がないものの ホントに小さくてサイコロそのものでした
「台の物 小林牧場の甲州ワインビーフ」。猪鍋の方を選ばないと、肉系はこれだけになりますから、若い人だとものたりない感じかしら?
山菜の美味しさがわかるのも、歳を重ねてきたから・・・に違いありませんので。。
グラニテ代わり?に出た「フルーツトマト」を食べて、口の中はさっぱり。
グレードアッププランは・・・。甲州ワインビーフヒレまたは甲州ワインビーフタン、または天然鹿肉ヒレ・・・と。お値段の差を見せつけられてしまった私達
「変り物 自家製手打ち蕎麦」。お蕎麦は一口サイズながら、じゅうぶんな量です。
「御飯 岩魚骨汁 お漬物」。〆のご飯は炊き上がった状態となって・・・釜めしで登場。
お釜の中身は、筍と菜の花の炊き込みご飯。二人ともすでに満腹ながら・・・これを食べずにいられますか!このご飯、夫はなんと三膳も食べました!
「デザート 果物 」。わらび餅とリンゴは覚えているのですけど。白いのはブラマンジェだったかしらね。
全体的にヘルシーなメニューが続き…それでもお腹は十二分に満たされ、目からも楽しめる内容だと思います。
夜のラウンジです。
その後お部屋に戻ったら・・・ベッドサイドに「おにぎり」、お夜食の用意が。
はい、勿論食べました。塩気の効いた小さなおにぎりがウマイ
「お食事中に部屋に入らせて頂きます」との断わりはありましたが、横になって乱れていたベッドは綺麗に整えられて。使用した茶器の取り換え、コーヒーの補充もされていました。
翌日は快晴。
朝ご飯も、朝の8時からと決まっています。
朝食まで時間がたっぷりあるので、大浴場を覗きに行ってみたり・・・。貸切風呂に入ったり。。
でも誰もいない。どこも貸し切り状態でした。
そして、もうすでに朝ご飯が待遠しい。・・・で、続いては・・・朝ごはん。
ジュースに牛乳のドリンク類。ご飯・抹茶粥・パンは自由に選べる・・・ビュッフェスタイルで。
朝食も同じ食事処です。
夫など「朝が8時からって、遅すぎる」と文句を言っていましたが…。
テーブルの上を見て、納得していました。
丸い大きなプレートには前菜風に、地場の野菜、…と言うか、山菜等の食材がちょっとずつ盛り付けられて…。
山菜、お浸し、筍、川魚の燻製、甘露煮、小鉢・・・の山の物の6点盛り。どれもあっさりとシンプルな調理法で、朝食に相応しい感じです。
生ハムのサラダには自家製ドレッシングをかけて・・・、温かい湯葉餡かけのお饅頭はモッチリとした食感。
そして定番である温泉卵。
ドレッシングの隣り、蓋物には梅ぼしがたっぷりと入ってます。丁度良い感じの虹鱒の干物。
豆乳から作る、初めは湯葉が楽しめる自家製豆腐。お豆腐は火が消える頃、食べ頃になりました。
野菜がいっぱいの、具だくさんのお味噌汁もお鍋で。
その上つい欲張ってしまって・・・パンを味見したかったから、胡麻パンにバターロール。ドリンクコーナーからは牛乳とリンゴジュースも。
デザートは杏仁豆腐にパイン。
見た目は地味な感じながら…どうしたって、これは食べ過ぎです。これ以上はもう入りませ~ん
夜も、朝も美味しゅうございました。ただ朝はドリップ式じゃない、美味しく淹れたコーヒーが飲みたかったかな。
宿の周囲には散歩出来る庭もあり。。良い時間がもてて、これまた満足。
オマケに、庭の花?水芭蕉が綺麗に咲いていたので
夫が水汲みをさせてもらっている間。。
脇の水路では、クレソンがビッシリ!山の恵みががくれたプレゼントですね。
作務衣姿のスタッフ、Kクチさんに見送られ…宿を後にしました。
この宿は季節、曜日にかかわらず、宿泊料金が変わらないのが一番の魅力。
チ ェックイン午後1時、チェックアウト午前11時というユッタリ感。全体的なCPの良さを実感出来る滞在でした。
この翌週からは・・。小川や土手沿い、駐車場奥でホタルの飛び交う様子を観賞出来る「ホタル」プランが。
残念ながら満室だった為、前倒しで泊まってしまいましたが。。
桜の季節も素敵かもしれないと想像しました。
山梨県、船山温泉・・・宿泊その1 [ 2015・5月遅れたGW,山梨・船山温泉]
駐車場へ車を入れると、まるで待っていてくれたかのように…作務衣姿の女性スタッフが飛んできてくれました。
スタッフさんは皆さん若くて、丁寧な接客ぶりにも好感がもてます。
荷物を預けて・・・玄関はいたってシンプル。館内が全く見えない木製の自動ドア。
しかし扉が開くと、畳敷きの明るい空間が広がっていて・・・落ち着きます。やっぱり味がありますね。室内は床暖房のお蔭か?冷さはなく素足でも快適です。
ソファーが配置されたロビー、屋内から庭の緑がまぶしい。温泉へは年に数回泊まってますが 、新緑の時期が一番気持ち良く思います
小ぢんまりとした宿だから、また食事も個室でとるスタイルなので、他の宿泊客と顔を合わせる機会もありません。
客室は全て二階です。階段を上がり二階へ、荷物は持ってくれました。
客室が並ぶ、長く伸びた二階廊下。
館内はどこも落ち着いたムードでセンス良く、ドリンク、アメニティ関係の充実ぶり等、様々な面で気が利いていると思いました。接客も温泉宿というよりホテルっぽい感じを受けます。
ウェルカムドリンクはなし。
宿に到着したら早くノンビリしたい方なので、ロビーで長々と説明を受けたりするのはどうかなぁと感じていたから必要ありません。
その代りお部屋へ案内をされる途中・・・、館内のロビーの先、二階にも、フリーのドリンクスペースが設けられていて。。飲物は、紅茶、ウーロン茶、日本茶、数種類のハーブティに、ドリップコーヒーなど。
大した金額ではないものの、こうしたサービスは嬉しい自分で飲みたいものを飲む方が好きです。
予約時に残っていたお部屋は(シモンズの…)ローベッドが置かれた和室タイプだった為、狭いかなと思っていましたが。。こうして見たらやはり狭いですね。
反対側の壁にはナチュラルな風合いの家具にスッキリ収納された・・・クローゼット、金庫、冷蔵庫の調度。 TVは(世界の亀山モデル、家のテレビよりずっと大きい!)この扉も閉まるのです。
冷蔵庫の上にはポット、茶器にコーヒーカップ、お茶&コーヒーがあり、ワイングラスまで用意されて・・・至れり尽くせり。
ベッドサイドに、お着き菓子・ジャム入りの焼き菓子の用意はありました。
DVD再生機能がついたTVに、チェックインの時にお勧めされた・・・ラックから選んだ映画ソフトをIN。
夕食までの一時、そして夜間も退屈しないですみました。
TVの下の引出しにはパジャマと浴衣、館内で履く足袋ソックス、アメニティー入れ、羽織が入っていました。
館内での移動は浴衣、私が着ていた濃いピンク色のパジャマでも当然OK。
明るい窓側にはサニタリースペースが。ロビーにあったのと同じタイプの椅子の他・・・見えにくいかもしれませんがマッサージ機が置いてあり・・・全体的にコンパクトながらシンプル、清潔感の感じられる客室です。
窓から外を眺めると・・・池の水が濁っていますが
ホテルから出たら、周囲は散歩道になっていて、川や自家農園を眺めながら・・・山の景色を楽しめます。
「私達もお散歩に行こうか?」と聞いたら「こう言うのは毎日見てるから、わざわざ行きたくないなぁ。勝手に行って」だって。失礼しちゃうわぁ
男女別浴場の他に二か所ある貸切風呂は、「ドアが閉まっている」=使用中。予約不要で空いていたらいつでも入浴可能って、気分的にも楽ですね。
満室に関わらず、私達が行った時は何時も空いていました。
どちらも空いていたけれど…初めに入った「清水」のお風呂はこんな感じです。
貸切とはいえ広めの浴槽。温泉は無色透明ながら、硫黄の臭いはかなり強め。クセのない適温の湯に、ゆったりと浸かりました。
脱衣所も、余裕で支度できる広さです。
翌朝入った、もう一方の「二人静」は、新緑の季節にまさにジャストな露天風呂タイプ。
山奥に相応しい…静謐な空気。そして川のせせらぎ。
一見狭そうに見えますが深さもあり、二人でもユッタリの広さ。入浴目線が少し低めになるだけに、緑が全面にきます。入浴時の眺めがとても良く感じました。
洗い場は手前の屋内にあります。
貸切風呂でも畳敷きの脱衣所には、山ほどのアメニティーがフルコースで揃っています。。一般的なアメニティ以外にも男女別の化粧品、マウスウォッシュまで。バスタオル、ハンドタオルもてんこ盛り状態。
貸し切りでも時間制限もなくて、三回ともノンビリと入れて満足しました。
夫は夜間に大浴場へ浸かりに行きましたが・・・。
私は翌朝。男女とも人影がなかったものだからのぞいてみてきました。どちらも緑のシャワーが眩しいくらいこちらのお風呂は眺めの良さが魅力だと思います。
それぞれの浴室からは、清々しい渓流の眺めを堪能!
いずれも渓流沿いなので、対岸には一応目隠しが。ただここを通る人っているのかしら?
浴場のすぐそばには小休止出来るスペースもあって、ここで冷水を飲んだり、待ち合わせをするにも便利だと思いました。
次回は、食事編になります。
日常から離れた一時。・・・温泉に浸かり、地の物をいただく…等、望む方にはぴったりの宿でした。。
スタッフさんは皆さん若くて、丁寧な接客ぶりにも好感がもてます。
荷物を預けて・・・玄関はいたってシンプル。館内が全く見えない木製の自動ドア。
しかし扉が開くと、畳敷きの明るい空間が広がっていて・・・落ち着きます。やっぱり味がありますね。室内は床暖房のお蔭か?冷さはなく素足でも快適です。
ソファーが配置されたロビー、屋内から庭の緑がまぶしい。温泉へは年に数回泊まってますが 、新緑の時期が一番気持ち良く思います
小ぢんまりとした宿だから、また食事も個室でとるスタイルなので、他の宿泊客と顔を合わせる機会もありません。
客室は全て二階です。階段を上がり二階へ、荷物は持ってくれました。
客室が並ぶ、長く伸びた二階廊下。
館内はどこも落ち着いたムードでセンス良く、ドリンク、アメニティ関係の充実ぶり等、様々な面で気が利いていると思いました。接客も温泉宿というよりホテルっぽい感じを受けます。
ウェルカムドリンクはなし。
宿に到着したら早くノンビリしたい方なので、ロビーで長々と説明を受けたりするのはどうかなぁと感じていたから必要ありません。
その代りお部屋へ案内をされる途中・・・、館内のロビーの先、二階にも、フリーのドリンクスペースが設けられていて。。飲物は、紅茶、ウーロン茶、日本茶、数種類のハーブティに、ドリップコーヒーなど。
大した金額ではないものの、こうしたサービスは嬉しい自分で飲みたいものを飲む方が好きです。
予約時に残っていたお部屋は(シモンズの…)ローベッドが置かれた和室タイプだった為、狭いかなと思っていましたが。。こうして見たらやはり狭いですね。
反対側の壁にはナチュラルな風合いの家具にスッキリ収納された・・・クローゼット、金庫、冷蔵庫の調度。 TVは(世界の亀山モデル、家のテレビよりずっと大きい!)この扉も閉まるのです。
冷蔵庫の上にはポット、茶器にコーヒーカップ、お茶&コーヒーがあり、ワイングラスまで用意されて・・・至れり尽くせり。
ベッドサイドに、お着き菓子・ジャム入りの焼き菓子の用意はありました。
DVD再生機能がついたTVに、チェックインの時にお勧めされた・・・ラックから選んだ映画ソフトをIN。
夕食までの一時、そして夜間も退屈しないですみました。
TVの下の引出しにはパジャマと浴衣、館内で履く足袋ソックス、アメニティー入れ、羽織が入っていました。
館内での移動は浴衣、私が着ていた濃いピンク色のパジャマでも当然OK。
明るい窓側にはサニタリースペースが。ロビーにあったのと同じタイプの椅子の他・・・見えにくいかもしれませんがマッサージ機が置いてあり・・・全体的にコンパクトながらシンプル、清潔感の感じられる客室です。
窓から外を眺めると・・・池の水が濁っていますが
ホテルから出たら、周囲は散歩道になっていて、川や自家農園を眺めながら・・・山の景色を楽しめます。
「私達もお散歩に行こうか?」と聞いたら「こう言うのは毎日見てるから、わざわざ行きたくないなぁ。勝手に行って」だって。失礼しちゃうわぁ
男女別浴場の他に二か所ある貸切風呂は、「ドアが閉まっている」=使用中。予約不要で空いていたらいつでも入浴可能って、気分的にも楽ですね。
満室に関わらず、私達が行った時は何時も空いていました。
どちらも空いていたけれど…初めに入った「清水」のお風呂はこんな感じです。
貸切とはいえ広めの浴槽。温泉は無色透明ながら、硫黄の臭いはかなり強め。クセのない適温の湯に、ゆったりと浸かりました。
脱衣所も、余裕で支度できる広さです。
翌朝入った、もう一方の「二人静」は、新緑の季節にまさにジャストな露天風呂タイプ。
山奥に相応しい…静謐な空気。そして川のせせらぎ。
一見狭そうに見えますが深さもあり、二人でもユッタリの広さ。入浴目線が少し低めになるだけに、緑が全面にきます。入浴時の眺めがとても良く感じました。
洗い場は手前の屋内にあります。
貸切風呂でも畳敷きの脱衣所には、山ほどのアメニティーがフルコースで揃っています。。一般的なアメニティ以外にも男女別の化粧品、マウスウォッシュまで。バスタオル、ハンドタオルもてんこ盛り状態。
貸し切りでも時間制限もなくて、三回ともノンビリと入れて満足しました。
夫は夜間に大浴場へ浸かりに行きましたが・・・。
私は翌朝。男女とも人影がなかったものだからのぞいてみてきました。どちらも緑のシャワーが眩しいくらいこちらのお風呂は眺めの良さが魅力だと思います。
それぞれの浴室からは、清々しい渓流の眺めを堪能!
いずれも渓流沿いなので、対岸には一応目隠しが。ただここを通る人っているのかしら?
浴場のすぐそばには小休止出来るスペースもあって、ここで冷水を飲んだり、待ち合わせをするにも便利だと思いました。
次回は、食事編になります。
日常から離れた一時。・・・温泉に浸かり、地の物をいただく…等、望む方にはぴったりの宿でした。。
タグ:山梨県 船山温泉
雨の中、秩父から山梨まで [ 2015・5月遅れたGW,山梨・船山温泉]
空一面、雲に覆われてしまっていた日。先々週の週末は、山梨県の南部町にある「船山温泉」へ遊びに行ってきました。
GW中に遠出をしなかったので、ホンの少しだけでも旅行気分を味わおうと(…と言いつつ一泊ですが)
リラックスが欲しい、それでなくても新緑の季節は好き目にも、心にも優しい景色が楽しめますものね。
船山温泉といっても、どこそれ?ってわからない方がほとんどかと思われまするが。。
山の中にある一軒宿、その上全くメジャーな温泉地とかじゃないから・・・名前も知られていないのでしょう。
そんな宿のイメージといえば、歴史だけあるものの・・・昔ながらの温泉旅館
しかし結果から言えば、思っていた通りにそこは良い宿でした
全12室の小さな宿は、温泉マニアの間では知る人ぞ知る人気宿。それだけに、簡単に予約など取れないと諦めていましたら・・・GW後の中途半端な時期も関係してか、週末でも空室あり。それではと速攻で予約を!
当日は、あいにくの雨
北関東自動車道から、東北道へ。そして再びの北関東道から下りた後・・・麦畑の続く群馬県内を通り、埼玉県の秩父へ。
山間へ向けて走ってゆく。
前方はどこも、もや~~って感じに霞んでいます。
ボンヤリとした風景ながら、山の空気からは湿気を帯びた深緑の清々しさが感じられるのです。
秩父の街中を過ぎ、県境の「雁坂トンネル」を目指してひたすら走る。
秩父から奥へ、奥へと向かっていく道中は・・・木々が繁る緑のトンネルをいくつも過ぎるのでした。
ずぅーと以前だけど・・・、真冬の雪の中を早朝に走った時の、雪景色の美しさは今でも忘れられません。
なにもかもが純白に縁どられた世界そこへ朝日が煌めいた瞬間は…まさに夢の世界。
この場所は高低差がある為に、道路がループ橋となっているのです。そう、伊豆河津のループ橋と同じように。
肉眼だと、もう少しハッキリ見えたのですが・・・。
どんより曇った空の下なので、写真もこんな感じにしか撮れませんでした実際は、絶景でしたよ。
トンネル内の県境を越えて、山梨県内へ入ると、最初にあるのが道の駅「みとみ」。
ここまで来たら、山梨側からの富士山の姿が望めるはずながら。。この状況ですもの、最初から無理とわかっていた
まだ元気でいた頃には夫婦して温泉巡りにハマり、ここ山梨へも何度か足を運んだものでした。
時間的には、この辺りでお昼を食べておきたい。そう、宿の夕食を美味しく頂くためにも、お昼は早め、軽めが正解だと思います。
雨で寒かったせいもあり、「山梨だけに、今日はほうとうを食べよう!」との事に。
しかし私達、甲府への途中であるここ石和ではついウッカリ・・・全く同じ店で続けてほうとうを食べてしまった…そんなバナナ!な経験があるのでした
ほうとうが食べたい、でも三度目は避けたいと思いつつ走っていったら、それらしきムードのお店がありました。
「三心亭 おいがた」さん。甲州の郷土料理をはじめとした料理のほか、釜飯や定食がメニューとして並ぶ。また本格的な鰻も食べられるお店。
山梨でほうとうといえば、「ほうとうの小作」を思い浮かべてしまうものの、小作まで足を延ばす程でもなかったから。。
しかし食べた感想としては・・・。
麺の太さ&コシ、ベースとなる汁の感じも、小作の方が美味しい、私の好みだって感じてしまいました。
清里で食べた、小作のほうとうは美味しかったな。・・・と思ったら、石和駅の近くにあったのね。
平たい麺がスープを吸ってしまいそうだったので、半分は夫に食べてもらいました。
石和温泉が近いだけに、駐車場に並ぶ車は他県ナンバーが多かったです。
甲府盆地を過ぎてからは、国道52号「身延線」を、富士川を真横に南下するのみ。冷泉で知られる下部温泉、信仰の地・身延を過ぎた頃・・・また居眠りしてしまった私お腹が満たされたら、眠くなるのは当然の流れなのですから。。
「着いたよ」の声に起こされて、ハッと気づいた時は南部町から船山川に沿って走っている最中。
船山温泉の看板を見ながら、狭く細い道を進む。
周囲には、ホントにホントなにもない。
奥まった沢の手前、川にかかった船山橋を越えると宿が見えてきました。
続きます。