翌日の朝もまぁまぁの天気であったような。「美ら海水族館」の巨大水槽「黒潮の海」で泳ぐジンベエザメも良いけれど・・・。
今回は予約済みであったアクティビティ。「トップマリン残波」さんの「ジンベエザメ グラスボート(餌付けショー付き)」へ参りましょう。
ダイビングを趣味とする友人からは「冬の沖縄なら、ホエールウォッチングがお勧め」と言われたものの、沖合へ出るので時間がかかるのです。

船底のガラス窓から海中を観察するだけでなく、実際に海中を泳ぐジンベイザメを見ることが可能である。このジンベエパーク遊覧ツアー、沖縄初!であるせいか、まだ知られていないのではないかしら?

その為私達、とっても急いでいるんです。
冬真っ盛りの季節でも、道路脇を彩る花壇にはベコニアやマリーゴールド、ガザニア・・・と言った花々が植えられ、道の両側には「読谷村の村花」であるブーゲンビリア=の生垣、インテリアとしても欠かせない「ドラセナ」を栽培する畑も目立ちます。
しかしその結果、読谷村の都屋漁港には1時間近くも早く到着してしまいました。


聞けば「一便目は強風の為、欠航となりました」ですって。確かに残波岬付近は絶壁。波が荒いので知られていますもの。

都屋漁港から乗船し、800メートルほど沖合にあるジンベエザメがいるポイント、生簀までグラスボートで移動します。その間約15分くらいながら・・・。
本島なのに、カラフルなお魚が沢山!綺麗な珊瑚礁も見える!・・・って、本当よ!

      
到着したら、乗船していたインストラクターのお兄さんがオキアミの袋をもって海中へドボン!
ジンベエザメ餌付けショーがはじまりです。


ジンベエザメは成長すると10~12mほどになる魚類の最大種ながら、性格は大人しく、食べるのは大きな体に似合わずプランクトン=オキアミだそうです。


白い模様、黒い模様・・・の二匹のジンベイさん、それぞれ個性があって動きも違うとか。


周りのオキアミ目当てに寄ってくる・・・コバンザメ、沖縄の県魚である「グルクン」と呼ばれるタカサゴ、ツムブリ、ツバメウオ・・・と言った魚たち。

ジンベイザメの動きに合わせて、何とかエサにあり付こうと寄ってくる熱帯魚だけでも興味深い。
         
海中生簀のジンベエザメが、ガラス越しながら間近に観察出来ました。
グワァーンと大きな口を開けたジンベイザメの大きさ、迫力を感じる餌付けショーを楽しんだ・・・思った以上に見応えのあったショー#59125;

ダイビングもシュノーケルも無理な私。
体験料・乗船料・保険料込で、大人@2500円、子供@1500円なりは高くない!
(・・・こちらも旅行サイトよりのクーポンとポイントを使い、ホントは@1600円でした#59142;)
これまで乗ったグラスボート、大昔のは忘れてしまったものの。石垣島のK平湾は観光地化され過ぎていた。短時間で綺麗な珊瑚も見られずに終わって、残念な思いしか残りませんでした。
宮古島のIKE間島観光の船は驚く程美しい透明な海、赤や青の美しい珊瑚礁が見られたのだけど、船長さんのお喋りがチョッと煩かったな#59136; 途中まではニコニコと付き合ったものの、面倒だなぁと感じたのは事実。良い人だったけど、ゴメンネ船長。


レゲエな船長はルックスだけでなく、色々なお喋りで笑わせてくれましたし、インストラクターのお兄さんも親切。タッキー似のイケメンですしね#59125;
カメラを向けると、即、ポーズ!・・・の動きの速さも、愛嬌のうちd(d’∀’)GOOD.
お二人ともサービス精神が旺盛、熱心な気持ちが伝わってきました。

          
他にジンベエザメシュノーケル、ジンベエザメダイビング・・・とある模様。http://www.top-mz.com/menu/jinbetour/

・・・・ところが我が夫、乗船してすぐから船酔い状態になってしまって#59142;
船長:「もし気持ち悪くなっても、グラスボートの中で〇〇はやめてね。クルッと身体の向きを変えて、海の方にしてね」…乗船客たち:「そうしまーす~~」・・・なんてノリノリな横で「ホントに〇〇してしまったら、どうしよう」って、ジンメイザメを楽しむどころではなかったと言う。
なんの、これしき!、これくらいの揺れで意気地ないなぁ#59136; かつては海釣りを趣味としていたと言うのにね。

これで晴れていたなら、海の青さと、太陽の眩しさが辛いほどであっただろう。それなくても、満足よ。
               

出航までの待ち時間に見て周った、読谷村漁業協同組合。
都屋漁港内で、船からあげたばかりの魚達の間をぬって働く漁師さん達は見るからに素敵だ。

採れたて新鮮なお魚たちが並ぶ、セリ市場隣の「 鮮魚直売店」。一般人も鮮魚を格安で購入できるしくみになっていると言う。鮮魚直売店隣りには「いゆの店 海人食堂」もあります。


そして気になったのは、仕事を終えた頃合いを見計らって来る移動キッチンカー。
さっと湯がいた麺の丼に、出汁の入ったドラム缶の蛇口からスープを注いでいるのが見えます。讃岐うどんと同じスタイルですね。
そしてそのお値段がスバラシイ、なんと一杯100円だと言う。かき込むようにして食べる漁師さん達の背中もカッコいい#59144;いよ!これぞ「男めし!」
他にお弁当もあったようだし、本場の味を食べてみたかったな。
これが船に乗ったあとであれば頼んだものを。本当の事言って私も船酔いは心配だったのだ。
この場所は観光客も少なくて、素朴な昔ながらの・・・空気が流れていると感じられました。