傾斜地に建てられた宿だけに複雑な館内、荷物を持ってもらい部屋まで行きます。部屋数は20部屋、予想に反して落ち着いた和室がほとんどだそう。

案内された「101号室」は、踏み込みのところに冷蔵庫。庫内は当然有料ながら、冷水ポットと冷えたグラスあり。

10畳の和室には、高めの座椅子も用意されていました。夫婦2人なら十分な広さながら、お気づきでしょうか。広縁なし・・・イコール部屋からの眺望は望めないと言う#59142;
              
床の間にはテレビ、灯り、茶器、鏡台、空気清浄機と揃っています。
  
お着き菓子は、湯河原名物「ゑふや」さんのきび餅#59130; やわやわなお餅にアクセントのクルミも入って、とても美味しい♪ 食べながら・・・きな粉だらけになってしまうけれど(*´∀`*)
浴衣、バスタオルは共に一人2枚ずつに、色違いの足袋ソックス、タオル。身体を洗う為のウォッシュボール(こんなの普段使わないし、これまで泊まった宿のも残ってますけどね)。
室内はWi-Fiが飛んでいて、スマホの使用は勿論!

そしてこちらの部屋、(ある意味・・・)特筆すべきはトイレと洗面所です。おトイレ、洗面所が部屋に付いていない為に、他の部屋よりリーズナブルな設定なのでした。廊下を挟んだ専用の洗面所は、ユッタリ広々、そこにダブルボウルの洗面台、ドライヤーにブラシ、ハンドソープ、バスキャップ、ヘアバンドに、クレンジング・化粧水・乳液・オールインクリーム・・・。男女別の基礎化粧品と必要過ぎる程のアメニティが揃ってます。
ウォッシュレット付きトイレは当然、部屋ナンバー入りの鍵付きで向かいに。一度部屋から出るのは面倒かもしれませんが、入浴、食事と同じでそれ程とは感じません。

宿泊料により露天風呂付きの部屋から、私達の格安タイプまで、各部屋の仕様は異なります。

        
部屋から5歩くらいのところに、「湯楽文庫」と名付けられた、ライブラリー &休憩室。
深夜をのぞいて、ここでは雑誌や本を読みながらコーヒー・紅茶等が飲める。好きなCDを選んで聴くなどラウンジそのものでした。

「和」と「洋」のコラボレーション、スッキリとモダンなインテリアです。湯楽文庫内もフリーWi-Fi。

フリー使用のPC、窓際にはマッサージ機も置かれていました。
        
モダンなテイストをとりいれたインテリアが素敵な空間は、落ち着いて過ごせました。こうしたパブリックスペースがあるとないでは大きく違うと思います。

温泉を楽しむ湯宿ですから温泉の紹介もしなくては・・・男女別の大浴場の他、貸切風呂はふたつ。
20畳の露天風呂と石風呂(内風呂と半露天風呂)、チェックインが遅れたため貸切露天の方はすでに予約が取れない状況。
翌朝も「有料でも結構ですから」とリクエストをするも、満室の為無理でした。

「女風呂」の脇、暖簾の奥に、源泉掛け流しの「石風呂」があります。

必要と思われるほとんどのアメニティ、化粧品、使い放題となるタオル、冷水の用意もと至れり尽くせりな脱衣所。
       
湯の花のほとんどない透明なお湯は適温で、とにかく気持ち良く浸かれました。
ガラスの履き出しを開けたら、こじんまりながら石造りの露天風呂も備えています。
温泉は全て自家源泉のかけ流し。毎分70リットル、毎日100トンの豊富な湯量を誇るものとか。貸切露天風呂と、内風呂・大浴場とあわせ、4ヶ所の湯舟へ源泉をかけ流しているとの事。
贅沢なひと時を過ごして、ツルツルすべすべ、芯からポカポカにとなって・・・癖のないお湯は気持ち良くて幸せ気分#59125;
シャンプー、リンス、ボディシャンプー類も数種類の用意があり、せっかくなので私は「みかんちゃん」を使ってみました♪♪♪
一度館外へと出る形で入る、広大な貸切露天は、HPより。
       

一番の魅力であり、宿泊する理由となった・・・イタリア料理をベースにした創作和食は次回に#59126;