紅葉を求めて、湯河原温泉へ･･･②オーベルジュ湯楽・館内＆温泉、部屋

傾斜地に建てられた宿だけに複雑な館内、荷物を持ってもらい部屋まで行きます。部屋数は20部屋、予想に反して落ち着いた和室がほとんどだそう。

案内された「101号室」は、踏み込みのところに冷蔵庫。庫内は当然有料ながら、冷水ポットと冷えたグラスあり。

10畳の和室には、高めの座椅子も用意されていました。夫婦２人なら十分な広さながら、お気づきでしょうか。広縁なし･･･ｲｺｰﾙ部屋からの眺望は望めないと言う
　　　　　　　　　　　　　　
床の間にはテレビ、灯り、茶器、鏡台、空気清浄機と揃っています。
　　
お着き菓子は、湯河原名物「ゑふや」さんのきび餅　やわやわなお餅にｱｸｾﾝﾄのクルミも入って、とても美味しい♪　食べながら･･･きな粉だらけになってしまうけれど(*´∀｀*)
浴衣、バスタオルは共に一人2枚ずつに、色違いの足袋ソックス、タオル。身体を洗う為のウォッシュボール(こんなの普段使わないし、これまで泊まった宿のも残ってますけどね）。
室内はＷｉ-Ｆｉが飛んでいて、スマホの使用は勿論！

そしてこちらの部屋、（ある意味･･･)特筆すべきはトイレと洗面所です。おトイレ、洗面所が部屋に付いていない為に、他の部屋よりリーズナブルな設定なのでした。廊下を挟んだ専用の洗面所は、ユッタリ広々、そこにダブルボウルの洗面台、ドライヤーにブラシ、ハンドソープ、バスキャップ、ヘアバンドに、クレンジング・化粧水・乳液・ｵｰﾙｲﾝクリーム･･･。男女別の基礎化粧品と必要過ぎる程のアメニティが揃ってます。
ウォッシュレット付きトイレは当然、部屋ナンバー入りの鍵付きで向かいに。一度部屋から出るのは面倒かもしれませんが、入浴、食事と同じでそれ程とは感じません。

宿泊料により露天風呂付きの部屋から、私達の格安タイプまで、各部屋の仕様は異なります。

　　　　　　　　
部屋から５歩くらいのところに、「湯楽文庫」と名付けられた、ライブラリー ＆休憩室。
深夜をのぞいて、ここでは雑誌や本を読みながらコーヒー・紅茶等が飲める。好きなCDを選んで聴くなどラウンジそのものでした。

「和」と「洋」のコラボレーション、スッキリとモダンなインテリアです。湯楽文庫内もフリーＷｉ-Ｆｉ。

フリー使用のPC、窓際にはマッサージ機も置かれていました。
　　　　　　　　
モダンなテイストをとりいれたインテリアが素敵な空間は、落ち着いて過ごせました。こうしたパブリックスペースがあるとないでは大きく違うと思います。

温泉を楽しむ湯宿ですから温泉の紹介もしなくては･･･男女別の大浴場の他、貸切風呂はふたつ。
20畳の露天風呂と石風呂（内風呂と半露天風呂）、チェックインが遅れたため貸切露天の方はすでに予約が取れない状況。
翌朝も「有料でも結構ですから」とリクエストをするも、満室の為無理でした。

「女風呂」の脇、暖簾の奥に、源泉掛け流しの「石風呂」があります。

必要と思われるほとんどのアメニティ、化粧品、使い放題となるタオル、冷水の用意もと至れり尽くせりな脱衣所。
　　　　　　　
湯の花のほとんどない透明なお湯は適温で、とにかく気持ち良く浸かれました。
ガラスの履き出しを開けたら、こじんまりながら石造りの露天風呂も備えています。
温泉は全て自家源泉のかけ流し。毎分70リットル、毎日100トンの豊富な湯量を誇るものとか。貸切露天風呂と、内風呂・大浴場とあわせ、4ヶ所の湯舟へ源泉をかけ流しているとの事。
贅沢なひと時を過ごして、ツルツルすべすべ、芯からポカポカにとなって･･･癖のないお湯は気持ち良くて幸せ気分
シャンプー、リンス、ボディシャンプー類も数種類の用意があり、せっかくなので私は「みかんちゃん」を使ってみました♪♪♪
一度館外へと出る形で入る、広大な貸切露天は、HPより。
　　　　　　　

一番の魅力であり、宿泊する理由となった･･･イタリア料理をベースにした創作和食は次回に

タグ：オーベルジュ湯楽 湯楽文庫 湯河原温泉　湯河原名物のきび餅「ゑふや」さんのきび餅

コメント 12

こんばんは、hanaさん、
イタリア料理をベースにした和食ですか。興味湧いて来ました。
和風のカルパッチョなんてありましたか？
ところで湯河原温泉の紅葉はどうでしたか？楽しみにしています。
by Yamamoto (2019-11-08 23:21) 

Yamamotoさんへ
こんばんは。
海に近い湯河原は温かだから、紅葉を楽しむには早かったようです。
あの～～和風のカルパッチョって、どんなものでしょうか？
by hana2019 (2019-11-08 23:31) 

設備は昔ながらなんですね。露天風呂気持ち良さそうですね。
by ヤマカゼ (2019-11-09 00:53) 

落ち着いた造りの旅館で
温泉と食事を楽しむ。
良いですね！

子供の頃、湯河原には何回か行きましたが、
大人になってからは
利用したことがありません。
先日久しぶりに湯河原の旅館街を通り、
素敵な構えの旅館を見ました。
ずいぶん変わりましたね。
川のせせらぎが気になって
眠れなかった記憶が蘇りました。
懐かしいです。

by ゲンさんおかさん (2019-11-09 10:07) 

ヤマカゼさんへ
＞設備は昔ながらなんですね。露天風呂・・・
建物の造りがと書いただけ、設備は最新に近いと感じました。また、この露天には入れなかったとしておりますが…。

ゲンさんおかさん様へ
前回泊まった伊藤屋さんは「226事件」にも関係する･･･など歴史を感じさせる純和風旅館であった。それに対しこちらは大人の為のオーベルジュ、お食事だけを目的に来館されるお客様もいらっしゃるとか。
リーズナブルな宿泊でも、贅沢な時間が過ごせました^^
by hana2019 (2019-11-09 10:27) 

お部屋に空気清浄機まであるとは、なんと親切な♪♪
そしてPCにマッサージ器までとは、パブリックスペースの
充実具合もポイントが高いですね～(#^^#)
部屋数20と言うのも、人が多すぎないからイイ感じ♪
お高いだけありますね(;^ω^)
by まつき (2019-11-09 10:54) 

オーベルジュなので洋室かと思ったら和室もあるのですね。寝転べる特典は和室ならではです＾ｍ＾
by サンダーソニア (2019-11-09 11:15) 

まつきさんへ
お部屋に空気清浄機は、今やﾋﾞｼﾞﾎ、ペンションでも当然のものに。日本人は何時からこれ程、清潔好きになってしまったのでしょうね。
部屋数20は客が多過ぎず、小規模過ぎでもない、我がジャストﾎﾟｲﾝﾄなのです。
こんな訳あり部屋にしても、@20000円ですものね。東京から近い湯河原、どちらにしても良いお値段です。

サンダーソニアさんへ
ベッドのお部屋の方が私には過ごしやすく思えるものの、そうなると宿泊料の高さだけでなく、館内の移動距離も相当なものに。
この訳あり部屋はレストラン、ラウンジも近くて、意外に良かったと思いました。
by hana2019 (2019-11-09 11:29) 

和室は落ち着きますね～
by とまと (2019-11-09 14:12) 

クルミって美味しいですよね。お菓子でもパンでもクルミが入っていると１ランク美味しさが増すような気がします。昨日母に同行したデイケアで漢字ゲーム的な課題が出まして、その中にクルミの漢字「胡桃」もありまして、（ああ、綺麗な字だな・・・）とあらためて感じた次第です。
このお宿、「複雑な館内」というのがいいですね。そう言った場所はよくミステリ小説の題材となりまして、どちらかと言えば社会派ではなく本格派や変格派（笑）のミステリかと思いますが、そういうのにワクワクするタイプです。　　　　　　　　　ＲＵＫＯ
by 末尾ルコ（アルベール） (2019-11-10 01:01) 

イタリア料理をベースにした創作和食？
和洋折衷か（ﾟ□ﾟ）
by 英ちゃん (2019-11-10 02:40) 

とまとさんへ
一般的には、そうでしょうね。

末尾ルコ（アルベール）さんへ
私も、胡桃パンは好きでよく食べています♪
胡桃と言えば、中学生の時に胡桃○さんと言う名前をもつ同級生がいましたっけ。
湯河原名物きび餅、帰り際に聞きましたら「小梅堂」さんですよとの事ながら…しかし美味しかった胡桃入りは「ゑふや」さんのきび餅でした。残念です！
小説の題材と言ったら、前回宿泊の「伊藤屋」さんの方が館内の至るところに歴史が感じられました。
元内大臣であった牧野伸顕伯爵が宿泊していた伊藤屋別館「光風荘」は、国陸軍若手将校が決起した「2.26事件」において東京以外で唯一事件の舞台となり。。襲撃前の偵察に宿泊した本館客室は、当時のまま現在も利用されているのです。

英ちゃんさんへ
お刺身は、お刺身として食べ、最後は炊き込みご飯にお汁と和食も出ましたので･･･詳しくは、今夜へ。
by hana2019 (2019-11-10 16:42)