翌朝、ベランダへ出て撮った一枚。


お部屋の外は、ウッスラと雪が残っているこの景色。少しの時間だったけど、スゴイ寒さです#59122;

屋上の展望露天風呂へ行って来た母は、「絶景が楽しめて気持ちは良かったけど、寒かった~!氷柱は下がっているし、チョッと置いただけのタオルが凍っちゃった」と。。


・・・こちらは、宿のサイトからお借りしてきました。だから風景が秋色!?
館内にある三カ所の大浴場の内の、空中露天風呂です。
空中露天風呂内の「舟形風呂」=あさやのシンボル的なこのお風呂は、鬼怒川ライン下りに実際に使われていた船を使った浴槽だそうです。
他にリラクゼーション施設のエステックサロンや「岩盤浴」、4箇所の貸切風呂も。
母は頑張って、チェックアウトまでの間に全てを利用していました。どこも広くて綺麗で良かったとの事。またどの大浴場にも、子供用のイス&玩具、福祉用具のバスチェアや浴槽には手すりや階段と誰にでも優しい造りとなっている模様。
特に八番館の大浴場は、湯上り処がとても素敵だったそう・・・・。

朝のブッフェも、相変わらず沢山の種類に様々な味が楽しめるもの。
朝食の定番メニュー。目の前でシェフに焼いてもらう、卵だけのプレーンオムレツはよくあるものの・・・自分で好みの具材を選んで焼いてもらうのは珍しいかもしれません。
朝から飲み放題、食べ放題で、ダイエットなんて言葉は完全にどこかへいってしまってます#59141;


館内のあちこちに雛人形が飾られていました・・・


「あさやの雛めぐり」と銘うつ催しが開催中。
館内の至る所に様々な様式のお雛様が飾られていたから、可愛いお雛様がいっぱい見られてラッキー#59126;
上は階段箪笥に並べられた、木目込みのお雛様。


「古布手作りうさぎ雛」に、右の「つるし飾り」は可愛い傘カヴァー付きで・・・。


                                    
大正期とかの「木目込み人形」は、ムード満点なもの#59130;下の箪笥も凝っていますね。

   

              
その右側は「関東雛御殿」。 現在一般的に飾られている、「七段飾り」も。。。


こちらは縮緬細工の羽子板、エレベーターホールに飾られていました。敷いてある古布の帯地がピタリ合っていて素敵でした。
・・・以上、あちこちに飾られていた中のほんの一部だけ。


生花だって沢山です、桜は勿論。
左側のネコヤナギ&椿のなげ入れも、実物はネコヤナギがホンワリとして綺麗だったのですけれど#59130;ボケの花も実家の庭で咲いていたものとは大違いです。
季節のおもてなし、これも来館の思い出のひとつ。

チェックアウト後にホテルを発つ時も、ホテルの皆さんは一生懸命手を振って別れの挨拶をしてくれました。
年に数回の夫は勿論、母は3度目、私もずっと以前に泊まっているから二度目の鬼怒川温泉です。
それにしても今回の利用で感心したのは・・・館内のどこにおいても、スタッフの皆さんの感じの良かった事。社員教育がよほど行き届いているのでしょうね。
ホテルや旅館って生活感のないところだけに、細かいところもついチェックしてしまうものです。
鬼怒川でも一番の、大きな老舗ホテルだけのことはありました。 
お部屋は良かったし、館内だけでも十分楽しめて、のんびりと過ごすことが出来ます。
料理を除いては満点!でもそれは私がビュッフェ好きではないだけの事であり…お子さん連れの若いファミリーは、これが楽しみで泊まりに来るのではないかしら。。。

また帰りにも・・・これほど寒い厳冬期でなければ…この辺りにも立ち寄りしたい景勝地や綺麗なお花のスポットはいくらでもあるものを。
それでも日中の暖かな日差しの中、そっと足音を忍ばせて春の足音が聞えてくるような・・・#59117;

・・・で終わるはずが。。
部屋を後にする時、私はおトイレやコートを着るのが忙しかった。荷物は夫が持ってくれていたから、そして県内だからとつい油断をしてしまったのでしょうね。
帰宅後に「あれ!手袋がない。ねぇ、私のスェードの赤い手袋どこにあるか知らない?」と聞くと「そんなの持っていくのが悪い」ですって。なんですと!#59121;
あちこち探してなかったから、勇気をふりしぼってホテルに電話して聞いてみますと・・・ありました!
ホ:「明日になりますが、宅急便で送らせて頂きます」私:「申し訳ないので、着払いで送って頂けますか」と。
ホ:「いえ、サービスでやらせて頂いていますので大丈夫です」私:「こちらのミスですのに・・・お手数をおかけします。」
以上・・・・丁寧かつ迅速な対応により、翌日無事手元に戻ってまいりました。
                   
これはローマで買ってきて、手に馴染んでいるものだから…なくしたら悲しい。
そして何よりもあさやさんの顧客第一とする姿勢、サービス精神にはやられました。このエピソードも含めて、すっかりファンになってしまった私達。
必ずまた泊まりに行きます。利用させて頂くことにしますので#59125;


思い出しながら書くレポは、もう一度旅している気分になれるもの。思い出をブログで残すのっていいですよね。←これ完全に、自己満足!
それでもこんな時間を過ごすことで、またひとつ前へ進んでいけたらと思っています。