ここ最近では、一昨年だったかに立ち寄り温泉をした私達。
ロマンスカーと箱根登山鉄道と乗り継ぎしたら、都心から最も近い温泉地として人気のある箱根・・・。
お買いものした湯本の老舗「ちもと」では、見るからにリッチな観光客の姿に目を奪われたものでしたけれど。。

そんな四季を通じて多くの人が訪れる・・・奥座敷・箱根に、息子達の住む渋谷区の保養所があると言う。
近いし、安いし、食事の評判も良いいから一度行ってみるか・・・という軽いノリで申し込みをしたら・・・見事当選!
人気があるために、泊まりたくても中々泊まれないらしい。
ところが肝心のパパである息子に、急な仕事が入って行けなくなってしまったと言う#59143;
そこでお声がかかった・・・私達でした。
保養所と言うのは引っかかるものの、箱根といえば富士屋ホテル。そんな富士屋ホテルグループのチェーンであり、食事はホテルのシェフが作ってくれるとの事。
一泊するのは数年ぶりどころか数十年ぶりだったから、ちょっと嬉しい箱根旅行なのでありました。


電車が大好き!興味もシンシン!だからロマンスカーに乗ってやってくる、こっちゃんとママ。それでは湯本で一緒にお昼を食べましょう・・・と、私達も余裕をみて朝の7時に出発します。
自宅から車では約3時間、都内までは余裕かななーんて思っていたのもつかの間。
東名に入ってから全く動く様子のない渋滞が続きます。事故の影響によるものらしい。
もうどうにもならなくて、途中の横浜で下りてしまいました。思えばここからは「第三京浜」を走って行ってしまえば良かったのね。
そこからは下道で、しかし周囲を走るのも皆高速を下りたと思われる車ばかりなのです。
まずは厚木を目指して、気持ちだけは焦る#59142;焦る#59142;
小田原厚木道路経由により、どうにか箱根到着。
10時半には着いていた筈なのに、予定時刻よりなんと3時間遅れの午後1時半になって、ようやくの到着となった次第です。
熱海や伊豆方面は結構出かけているものの、ここまで時間のかかったのは初めての経験でした。
恐るべし!東名高速渋滞!そして三連休中の観光地・箱根#59122;
実はこれ、翌日も実感する事になった訳ながら。。


小田原から芦ノ湖まで向かう国道1号線は、どこまでも続く・・・緑のトンネル。山間を走る一本道だけに、塔ノ沢、大平台と・・・幾か所かの温泉地を通り過ぎながら、見飽きる暇はありません。
箱根湯本からグングン上ってきてヘアピンカーブを過ぎて、少し走るとそこは宮ノ下。

           
宮ノ下と言えば、日本を代表するクラッシックホテルのひとつである箱根富士屋ホテルです。
走行中の車内からだから・・・その象徴ともいうべき建物、「花御殿」は撮れず#59136;カーブを曲がったところで一枚#59009;



「箱根二の平渋谷荘」、敷地内に車を停めると男性スタッフさんがすぐに登場。お隣りが「彫刻の森美術館」だけに、間違って来てしまう車もあるのかな?

先に到着していた二人、チェックインまでに時間があったので喫茶コーナーで過ごしていたのだとか。
二の平は川沿いだけど、住宅地も近い立地と思っていたけれど・・・バックの山々が立派ね。


フロントのあるロビー階には、箱根山を一望できる屋上庭園が。テラスが広くて、全面が全て緑の木々、山の中であるのを実感しました。初秋の山々の緑を堪能!
目を下せば、ブルー色の子供用のプールが。もう少し早く来たら、こっちゃんもプールで遊べたのに#59136;

館内はリニューアルされてたけど、通されたお部屋は至って普通。ドアを入って右手には冷蔵庫のコーナー&洗面所、その奥にトイレ。


散らかってしまっているけれど・・・THE温泉宿!な・・・10畳ほどの和室、床の間にテレビ。金庫や茶のセット等。

          
窓際の広縁に応接セットがあって・・・・私も暇さえあれば、窓に映る緑をボゥーーッと眺めてしまっていた。
夕食を食べている間に、お布団は敷いておいてくれます。

この後、こっちがお昼寝タイムに入ってしまったのだけれど、時間はタップリあったのだから近くをお散歩したら良かったな。
私は行かなかったけれど、男女別の露天風呂付きの大浴場。眺めが良かったそうな。。。
 
でも貸し切りに出来る家族風呂があるので、大丈夫なんです。
自動ドアから入る、脱衣場は簡便な造りながらも清潔。
小さいけれど貸切で使えるお風呂があるって良いです。ただし、眺望はありません。
温泉の質に拘りはないけれど、温泉ぽさは全く感じられなくて・・・おとなしめな感じ?・・・源泉は二の平温泉の筈なのに、なぜなんでしょう。変だわ#59136;
以前お世話になった二の平の「亀の湯」さんの、無色透明のお湯は・・・とにかく新鮮で熱くて、ツルンと気持ちの良い肌触りだった記憶があります。
もう少し浴感が良かったら翌朝もと思ったものの、これでは別にいいかなと止めておきました。
夫が、大浴場のお湯も変わらなかったと言っていました。
浴室から出たところで、同じく女湯から出てきたこっちゃんとバッタリ出会って、「おんなじだぁ~」って#59125;
待合所には、冷水が用意されています。

          
夜のお楽しみ、花火です#59130;
9月に入ってしまっている今の時期、爺じがあちこち探しまわって用意してきた花火なのです。
子供用の浴衣を借りたものの、やはりまだ大きかった。横山大観の代表作として、美術の教科書でもお馴染み…「無我」に表現された・・・童子の姿みたいだわ。

次回は、食事編です。