前回の続きです。
船を下りたら・・・すでに昼近い時刻。
強羅駅近くの〇かつさん、←ここはお嫁ちゃん一押しのお昼ご飯ながら。。


駅だから当然だけど・・・カラフルな色合いの登山電車の姿を見かけました。
可愛らしい小さな駅です。
土地の狭さから?駅前ロータリーでは、珍しいバスの回転する姿まで目にしました。

「とても美味しかったから、ぜひもう一度食べたい。お勧めですよ!」との事ながら…考えるのはだれも同じ。
お店の入口へ見に行ってみたら、なんと5~60組待ちとか。
その後は湯本まで下りてきて、初日のお昼をと思っていた店も行ってみたものの・・・
箱根は何もかも高い観光地価格、それはお昼ご飯も然り。
だから誰もが行きやすい手頃な料金で食べられるお店に、多くの人が押し寄せてしまうのかしらね。
旅先の食事って、朝晩にしっかりと量を食べてしまうものだから…お昼は簡単にサクッとで良いのである。
えい!ここまで来たら小田原まで行ってしまいましょう!って事になりました。


手軽で行きやすい、国道1号線沿いにある巨大施設「鈴廣かまぼこの里」です。
ビュッフェスタイルのレストラン「えれんなごっそ」は前に利用したものの、味がイマイチでしたので。。今回は、割烹「潮の音」、そば処「美藏」、喫茶の「且座」、会席「大清水」が入る・・・千世倭樓(ちょうわろう)さんの方へ。
ここでも名前を記入してから待ちましたが・・・・。


母屋の建物は立派な書院造り。
欅の梁が見事な建物「潮の音」は、黒を基調とした・・・古民家風の店内。
太い柱と、高い天井、ゆったりとした空間が広がっていました。


日本茶、おしぼりと共に運ばれてきた、お通しは勿論かまぼこ#59138;人参のジュレで頂きます。

それぞれがチョイスしたメニューは・・・・。
夫が「かまぼこの里」ならではの「鈴廣づくしご膳」。


上が切れてしまっているけれど…茅葺屋根を模した器にかまぼこのオードブル、海老進丈の揚げ物、汁代りにおでん、竹輪の炊き込み飯など・・・練り物をふんだんに使った、鈴廣膳。
私は、大きなアルミホイルに驚かされた・・・足柄牛ホイル焼ハンバーグ膳にしました。
足柄牛を100%使用、ホイル焼きにすることでふっくらジューシーに仕上がるのだそう・・・ハンバーグには ベーコンとトマトも添えられています。
サラダにステック野菜の一皿や、胡麻豆腐の小鉢。
ツヤツヤのご飯は勿論美味しく・・・。
鈴廣だけに「鈴」が描かれた、上品なお椀の中身は赤だしのお味噌汁。

提供される素敵な器の数々。
野菜のプレートに小鉢まで、全体が上品な味付も気に入りました。
                   
お嫁ちゃんは、「箱根ビール」。
私は?当然飲みませんとも!写真だけ撮りましたの。
彼女はズワイガニ入りの、トマトソースとバジルソースで食べる「カニクリームコロッケご膳」。

奥の個室では、結婚前の顔合わせでしょうか?
初々しいムードの若いカップルにお互いのご両親が一つのテーブルを囲んで、和やかなムード#59130;
偶々見かけただけのご家族ながら・・・良い雰囲気が漂っていました。
そうした使い方も出来る、上品なレストラン。
料理も美味しいものでしたし、待ち時間の長ささえ気にならなかったら当たり!と言うか、穴場的なところに思えます。
http://www.tiowa.jp/
他には・・・かまぼこづくり体験が楽しめる「かまぼこ博物館」は、すでに予約でいっぱい。
こっちゃんにやらせてやりたかったなぁ#59136;

風祭駅直結の巨大売店「鈴なり市場」は、鈴廣かまぼこの商品がズラリと並び・・・板かまぼこ、しんじょう、可愛い一口サイズのかまぼこ等・・・これでもかと揃った沢山の蒲鉾が売られています。
おはぎや、ジェラートなどのスイーツまで充実。
日本酒と合わせた、手軽なかまぼこバーも目立っていました。
敷地内には「かまぼこ博物館」もあり・・・とにかくこの辺一帯が「鈴廣 かまぼこの里」なのですね。

          
スッカリ定番とも言える・・・ユルキャラの姿がここにもありました。
顔出しの看板で遊ぶ、この子は誰かしら?#59009;

多くの人が訪れているに関わらず、食品会社だけにどこも清潔。レストランスタッフから駐車場係りのオジサンまで、従業員教育がシッカリと行き届いているなあって印象を受けました。
数々の蒲鉾店がひしめく中で、これでは人気もあるはずです。 恐るべし、鈴廣!

千世倭樓 潮の音

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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ここまで来たら、かまぼこの里からは数分の距離。スッカリお馴染みである…干物の「山安」さんまで参りましょう。
江戸時代から続く干物専門店である老舗「山安」。
その工場直売価格だから、市価の約半額で提供されたお値段・・・アウトレット商品が並ぶ「山安ターンパイク店」へ立ち寄りをして・・・・。
何時ものように、鯵、金目鯛、カマス、エボダイ、イカ等の干物を購入。
帰宅後すでに何枚も食べていますけれど、「これって、どこが規格外なんだろう!?」と思ってしまう美味しさです。我が家はアウトレット干物で十分なのでした。

子連れなのだから、あまり遅くならない内に帰りましょうか。
東名高速も、行き程の混雑もなく。。到着した・・・都内某所に二人を無事届けて・・・私達も家路についた次第です。
せっかく購入した小田原の干物、途中で何時ものように私の実家に寄り、干物好きな母にもおすそ分け。
夜9時には私達も自宅に。
こうして、今回の旅も終わりました。
ただ泊まりに行ってきただけながら・・・また季節を変えて、今度こそもっと楽しんできたいと思える観光地・箱根。三連休中は、あまりにも人が多すぎました。