先週末は、この時期もはや恒例となっている・・・山形へさくらんぼ狩りに行ってきました。
                         
・・・と言っても、上は同じ山形県内にある立石寺の登山口前で撮った一枚。
スゴイdebに写っているけど、まぁdebなのは確かながら#59142;・・・これは着ているブラウスのデザインであり、足元がボヤケ気味なのも、最近絶不調のカメラのせいなのです。


この日のメインはこの場所・・・ではなくて・・・それは当然、さくらんぼ狩りながら。。

今日はそんな旅の一部について書きます。
何時もは一泊で行く泊まりがお約束、一日で行って行けない事はないものの、家から山形は遠い。当然、距離があります。
しかし今回はチョッとお誘いを受けまして、せっかくのチャンスと思い・・・地元のバス会社による・・・「 期間限定!山形プレミアム さくらんぼ狩り」ツアー・・・というのに参加してきました#59126;
「L玉以上 糖度18以上 超VIPのための佐藤錦です!」がツアーの、ウリだそう。。
バスは朝の5時半に出発との事、そこで家を出たのは早朝の4時半。その上さくらんぼ狩りシーズンは梅雨時だから、雨の心配が常につきまとうのである。予想通り小雨が降っていました。
集合場所であるバス会社の駐車場に車を置いて、同行するのは夫のアルバイト先の先輩カップル。4人グループでの参加です。
バスも古く、よくある昔ながらのバスツアーって感じかな #59142;
今月はどこにも行っていないから、チョッとした息抜きって気持ちで乗りこみました。
こう見えても、病気になる前は結構な数のバスツアーにも参加していましたが・・・。
罹患してからは、実に十数年ぶりの私。夫もずーっと以前にあった社員旅行以来と思います。


途中からは雨もやんで、暑くもなくちょうど良い、行楽日和に。

山形県内の中央、寒河江市の「チェリーランドさがえ」でさくらんぼ狩りをしたあとは昼食、そして山寺の見学がコースです。
昼ご飯は至ってシンプル、ツアーの食事ってこの程度なのかしら?
二階のオシャレなレストラン#59142;のテーブルにずらりと並べられていた・・・メインはどれかな?煮魚は鱈、中華風メニューの回鍋肉と。
                        
温かなお味噌汁とご飯は後からきます。
玉こんにゃくも冷えていたから美味しくなかった・・・残念な気分になりました#59136;
先に試食をしてきた、鯉の甘煮=山形名物で有名ですね・・・が美味しく思えただけに、団体扱いのこうしたところはやはりツアーなんですね#59143;


肝心の「狩り」はおいといて。さくらんぼを食べてからは・・・次なるポイントに到着。松尾芭蕉の「奥の細道」、その中でも際だつ名句と言われる・・・
                          「閑さや岩にしみ入る蝉の声」。


詠まれたのは、「山寺」の名で親しまれる・・・立石寺。1100余年前、慈覚大師によって創建された名刹です。
芭蕉ゆかりの寺を目的に参加したと仰る方もいました。

皆さん頑張って奥之院ともいわれる如法堂、山寺随一の展望台である五大堂を目指して上っていかれます。
昨年10月の大人の休日旅の途中、仙台から山形への仙山線で通過中。車内から眺めたと同じ光景が目の前に広がっています・・・。
1000段の石段・・・なんて、今の私には絶対無理と言うもの#59136;
だから門前に建ち並ぶ土産物店、手打ち蕎麦の店などを見て時間をつぶしました。
山形だけに「だし蕎麦」の張り紙が目立ってます。山形の郷土料理「だし」は、きゅうり・ナス・ミョウガ・大根・大葉などの夏野菜を細かく刻んだもの。
冷奴にのせて食べるとさっぱりして美味しいから、見かけたら買って食べる食品のひとつなのです。

山寺のムードにそぐわない、若者たちの行列が目立ちました。
近づいて見てみたら・・・そこは、なんと「腰掛庵 山寺店」。店頭には、わらびもち、かき氷共に売切れの表示あり!
山形県の天童市にある「腰掛庵」と言えばわらびもちで知られる、行列の出来る人気店。それと同時に夏は美味しいかき氷が食べられるから大人気のお店なのです。
勿論私も、二度ほど訪問済みよ。あまりに混んでいて、かき氷は食べられませんでしたけど。。。

駅前から見上げた、山の上の寺。



麓を流れる最上川の支流「立谷川」を渡って、山寺駅まで。
仙山線の電車が通過したばかり・・・凝った造りの寺形駅舎は、観光客で賑わっていました。


駅からの帰り、対岸の下流側にひときわ大きなハートのような形をした岩が見えました。「対面岩」は、山寺の伝説によりますと・・・
慈覚大師が羽州への行脚の途中、山寺を開くにあたり、この地方を支配していた狩猟民の首領・磐司磐三郎とこの大石の上で対面し、仏道を広める根拠地を求めたと伝えられる。
また狩人をやめたことを喜んだ動物達が磐司に感謝して踊ったという伝説のシン踊が、山寺磐司祭で奉納される。 ・・・と言ったエピソードがあるそうです。


トイレに行ったり、車内に戻ってを休憩したりして、ユックリのんびり。並んで待つ他所のバスもウォッチング。思ったほど退屈する時間はありませんでした。
梅雨の最中だけに天気が心配でしたが、途中からは晴れ間も見え、良い観光日和です#58942;

今日はこんなプロローグと、エピローグのみ。
メインのさくらんぼ狩りについては、次回に詳しく・・・って、そんなの必要ない?
そんな事仰らずに、お付き合い下さいませ。