上杉藩ゆかりの秘湯白布温泉の宿に宿泊した。吾妻山連峰の道中の、あちこちで見かけたのはミズバショウの群生地。
あの辺りでは花の時期なのか、木々の合間でヒッソリ咲くミズバショウの姿は清涼感がありました。

旅の〆は、やはり福島の白河ラーメンで…と思い、色々調べてみたものの。。定休日と重なっていたり、また休憩時間に入ってしまっていたりと…思うようになりません。
だったら県境を越えて、地元まで行って食べようで決まり!

福島から南下して、やって参りました。
常に行列の出来るラーメン店として知られる「花の季」さん。

来たということは、その通り!気に入っていますが、訪れたのは2年ぶりくらいかも。
暖簾に描かれた「の」の字はナルトになっているんです#59126;
広い駐車場、入口そばの待合室、天井が高い木を多用した店内は・・・ラーメン店のイメージから遠い感じ・・・。
テーブルに着くと、最初に出してくれる漬物。
今回は大根の即席漬けでしたが、野菜類は自家農園で作っているだけに、毎回美味しいお漬物が提供されます。
グラスの水だってレモンに、フレッシュなハーヴ入りよ。
                        

茶色い煮卵入りの「バカうまラーメン」が一番人気ながら・・・量の多さから私はミニサイズの「半ラーメン」で、夫の注文した普通のラーメンはその中間くらいの大きさの丼できます。


そして「花の季」と言えば・・・丸いおやきの形をした、小龍包「チェンピン」。この店に来たら、チェンピンを食べない訳にはいかない#59144;
注文を受けてから一個ずつ作るから、少し時間はかかるけれど、それでも頼んじゃう。
お箸で穴を開けて、中の熱々スープをチューチューする、これが美味しいんだなぁ#59125;
店で使っている麺、餃子、ワンタン、チェンピンの皮は全て自家製だそうです。
麺もどれも同じではなくて、各メニューに応じて、何種類もの麺を作っているとか。

※以下、HPからの抜粋ながら・・・
それぞれの麺毎に独自にブレンドし、性格、味わいの麺作りを。麺の太さ、形状を変えるだけみたいな安易なことはやりません。
ラーメンの香りの重要な要素であるメンマも、香りを大事にしたかったから・・・一般的にはメーカーで戻されて、塩漬にされたメンマを使うことが多いようですが、メンマの香りがしない。漂白剤の匂いがしたりすることもあります。
花の季で使用する、乾燥メンマは2次発酵までされた極上品、戻すのに5日~1週間かかります。それでも香りを大事にしたかった・・・など。オーナーの菊池さんは大変研究熱心な方、手間と時間をかけてでも美味しいものを出すのがプロであるとする姿勢が伺えます。
http://www.bakaumaramenhananoki.com/
・・・こうしてラーメン作りのプロとしての真摯な姿勢が、人里離れた辺鄙な場所にありながら・・・長く繁盛店となっている・・・結果へ結びついているのでしょうね。



        
11か所を周って買い求めてきた…会津の地酒たち。
そのほとんどがワンカップながら、酒蔵巡り、購入してきたものを飲酒する一時と・・・どちらも、思いのほか楽しめたのは意外なくらいです。
そして、孫娘のこっちゃんには南郷トマトのジュース、会津田島町のナメコ缶。他にも色々ありましたが、全てはお腹の中へ消えました。
予約済みである来月の福島の宿、そして山形。6月もいくつかの蔵元を訪ねていこうと思っておりまする。