食事処の雰囲気は、前記事でも載せましたが・・・。

夕食は6時45分から、朝食は8時開始と決まっています。
ジャストタイムに下りていきましたら・・・←歩くのが遅いから時間がかかる。もう皆さん食べ始めていらっしゃいました。

ペンションだけに若い客層を想像していたけれど、意外にも中年カップルの姿多し。
お隣の席と席の間は離れていて衝立もあるので、食事中は気にすることありませんが・・・なんとなく自然に挨拶をしたくなる、良い意味でアットホームなムードでした#59125;
夜は洋食のコースです。
予約のプランは・・・「前菜をフォアグラパイ包み(直径13cm)に&お肉を和牛サーロイン(250g)に差し替えて【シェア】」・・・というもの。

フォアグラ、フォアグラ・・・ながら。しばし・・・、待て#59133;
都内のホテルで腕をみがいたオーナーシェフが作るのは、福島の食材を積極的に取り入れたメニューの数々。


                                
テーブル上に食前酒と、前菜がセットされます。
夏野菜、プチトマト・パプリカのピクルスに、マグロとアボガドのゼリー寄せ・・・の前菜を食べて待ちました。
夫は生ビール(アサヒプレミアム熟撰)、私はグラスワインの白で乾杯#58994;
アルコールは種類もあり、お値段も良心的なものと感じます。

最初にライスかパンのどちらかを聞かれます。勿論、両方ともおかわりはOK!

そこへ、お待ちかねの・・・

焼きたて熱々で登場。カットしてみると、サクッとしたパイの中からフォアグラがトロ~~!
トロ~リ濃厚なフォアグラが、ウマ~~イ。勧められたオレンジソースが、合う、合う。
流石、フォアグラは美味しいなぁ#59125;


自家製焼きたてパンは、ローズマリー入りのオリーブオイルで。でもせっかくだもの上のオレンジソースをつけて食べちゃいます#59126;
スープは・・・夏こそ温スープを!ですって。シェフが丁寧に、丁寧に時間もかけて引いた、コンソメロワイヤルだそうです。

          
ほど良く冷えた日本酒は、チェックイン前に寄ってきた「会津末廣」さんのものです。ガラスの容器も素敵だし・・・これまた当然、旨いのであります#59126;


魚料理は、「フレッシュカツオの表面焼き・ハーヴ野菜添え ソースヴァンフラン」だそう♪ ムール貝のパン粉焼きと。サクッとしたフィンガービスケットで、こちらのソースも残らずいただきました。
グラスに入った夏野菜のサラダ、オニオンたっぷりのドレッシングは自家製です。

          
和牛サーロインステーキは、「今日のお肉は、これです」と最初に見せてくれます。
シェアプランだから半分の量ながら。わかりずらいかもしれませんけど、カットしたお肉は二段に重ねられていてこれまたボリューミィー#59125;
デミソース・ヒマラヤ岩塩・山葵、またはテーブル上の昆布しょうゆの中からお好みで。
付け合せのアスパラが立派なのは福島ですもの。黄色いのはカットズッキーニ、クロッケの食材はトウモロコシ、新鮮だから甘くて美味しい#59125;地産地消そのものですね。

ここまでくると、お腹いっぱいなんてものじゃありません#59142;
パンも美味しくて私は二個。夫にいたっては3個も食べてしまいましたしね・・・。

 
〆のデザートプレートもボリュームあり過ぎでしょう#59142;
グラスの「アップルジュレソル♪自家製フローズンヨーグルトを添えて♪」はとっても爽やか、チベたくて美味しい#59125; 添えられたさくらんぼは翌日の山形でたんまりと食べますものね#59144;メロンは少し早め、完熟する前だったかな?
チーズ入りのレモンパイは、お腹が空いている時に食べたかった#59136; 丁寧に作られたスィーツなのに、こんな満腹の状態で食べるのは勿体ない感じがしました。
ノーカフェインのルイボスティ、ハチミツ添えで。

一夜明けて、朝食も同じテーブルでとります。
HPを見て知っていましたが、意外な事に・・・「和食」なのです。
テーブルクロスも夕食時の白から茶色に変わっています。もう、細やかな気遣いなんだから#59126;
夕食で満腹だったはずなのに・・・これ以上食べられないと思いながら・・・翌朝もしっかり!
恐ろしいったらない、私の胃袋#59142;

まずはジュースを5種類からそれぞれ一種類ずつ選ぶよう勧められます。私はザクロをベースにしたザクロブレンド、夫がオーダーしたのはなんだろう?ブドウ系だったかもしれません。

   
普通ならグラスでサーヴ・・・のはず。しかし、それぞれがピッチャーで出てきた!その上牛乳もドーンとピッチャーできてしまって・・・そのサービスぶりには驚かされました。


籠の中身だけでも、7皿。味もボリュームも想像を超えた豪華な朝食です。
日にちが経ってしまっていて、記憶はおぼろげながら・・・。
お漬物、野菜入り白魚しんじょ、たらこ入り出汁巻き卵、夏茄子の田楽味噌、自家製の有機豆腐に、中央にはドーンと新鮮なお刺身の盛り合わせ。
ひと手間加えた焼き鮭、、特産の花豆煮に夏野菜のボイルなど、時間と手間を惜しまず作ったシェフ渾身の料理が籠の中にぎゅっと凝縮されています。

    
食べやすいようスライスされた野菜サラダのドレッシングも前夜とは違うもの。
綺麗な緑色は空豆です、さいころ状にカットした長芋の歯ごたえはシャキシャキ、食感も面白いフランでした。
お野菜中心のメニューは、どれも並べただけではない。ひと手間かかっている感じが強くしました。
見た目も華やかで、つい食べ過ぎてしまう。色々工夫されていて、朝食とは思えないほど手抜きなし!
実際、美味しかったです。

 
ふのり入りのお味噌汁も出汁が効いて良かった。夫がお代わりしたのご飯には、最初の上のものと変えて「ゆかり」がかかっていました。
食後の和パフェに美味しいコーヒー。カップは我が家でも使っているウェッジウッドの「ワイルドストロベリーシリーズ」。
これだけの大サービを思うと、残すのも悪いかなと??・・・・・全て完食。結果、お腹はまたもパンパンになりました。

楽天トラベル五つ星☆☆☆☆☆…との事から期待を持っての宿泊でしたが、館内の設備とサービス、至るところに感じられたこまやかな心遣い。
大いに期待のあった朝、夕の食事にしても、外れなしの美味しさと量でした。
これ程の大サービスぶり、これで利益が出ているのか?
お二人は何時、寝ているのか・・・心配になって、思わず聞いてしまいました。

チェックインが遅くなってしまったに関わらず、貸切風呂の枠も取って頂いていたのも感謝#59125;
チェックアウト時は色々重なって忙しい時間なのに、雨の中お二人揃って外まで出て見送ってくれました。
お見送りがちゃんとしているってやはり気分が良いです。
オーナーご夫婦がお客様のためにと頑張っている様子が伝わってくるサービスとお料理。私達も一度でファンになってしまいました#59126;

お会計が済んだ後、帰りの道中にどうぞと地元産酪王のカフェオレ、メッセージ付きのガム、今朝焼いたばかりというパン(クロワッサンとミニテーブルロール)を頂きました。
     
添えてあるメッセージを(*^_^*)しながら読みました。嬉しかった。
最後の最後まで、細かな気遣いが伺える接客の・・・「プチポワ」さん。
この地で開業されて34年とか。本当に素敵な滞在をありがとうございました。季節を変えて、是非ともまた伺いたく思っております#59125;

※もうひとつ、私達が知っている方とのチョッとしたエピソードを伺ってきたのですけど、それは内緒にしておきますね。

そう言えば・・・日本で3番目に大きい猪苗代湖。今回は見ずに帰って来てしまいました。
ペンションプチポワ



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