食事は朝・夕共に1階のレストランで。


お風呂に時間がかかったせいで、食事の時刻に遅れてしまいました。
木製トレーに並べられていたのは・・・湯波をつかった料理、蟹の酢のもの、お造り…益子焼の器のせいか・・・色合い的にはイマイチ。一見地味めな印象。
右側のドーンとした野菜、何だかわかりますか?
売店に飾られていた、かんぴょうの元となる夕顔の実です。皮をのぞいた夕顔は実の部分を剥いて、干して、かんぴょうになるのでした。

まずはビールからいただきます。予約したプランが、湖上苑自慢「益子焼のゴブレット」で飲む生ビール各一杯付きというもの・・・。このビールのモリが凄かった!届けられた状態で溢れだして・・・思わず、お口でお出迎えしてしまいました#59142;
   
前菜三種盛り・・・レンズ豆のドレッシングのかかったグリーンサラダ・八潮鱒の燻製・ハーヴの効いた豚と鶏のレバーパテ。
都内でグルメ三昧している息子家族にも、前菜のパテは「これ、美味しい!」と大好評#59125;
お造りの甘えびとイカは場所柄、普通。しかしマスのたたきがかなり美味!北海道の人が言うのだから間違いないのかもしれない。

 
「引き上げ生ゆば」に、シイタケに隠れてしまっているけど・・「揚げ湯波の煮物」。日光の水、栄養豊富な大豆を使用した・・・日光湯波(一般的には湯葉ながら、日光では湯波と表記します)。

          
天ぷらや茶わん蒸しと言った定番メニューでないところも良く思いました。高価な食材が使われているとか、凝った内容でもないけれど・・・名物湯波と地元食材を使った創作メニューはどれも美味しい。当然・・・日本酒もすすみます。


一合ずつだと種類がいただけないので、日本酒は久保田・八海山・〆張鶴の呑み比べで楽しみました。
隣りの利き酒セットは焼酎・・・魔王・伊佐美・佐藤でありながら・・・その頃にはどれがどれやら、味の違いを覚えていないのだった^^;
次の料理にも期待が膨らみます。


やさしい味付けの「豆乳と白味噌のグラタン」。宿のウリである「虹鱒の自家製オレンジソース」が絶品#59125;
全然そうは見えないですって?
2度揚げしてあるから、頭からしっぽまでサクサク~~と全部食べられました。爽やかなオレンジソースも期待以上の味わい!
爺じの分をもらったこっちゃんも、一尾完食しちゃいました。
こっちゃん用には、お子様ランチを。手作りのプリンまで付き、その上大人と同じデザートまで頂けました。
      
すでに酔っぱらいのパパと、ノッテいる二人#59126;

 
「とちぎ牛ヒレ肉の赤ワインソース」、お肉は小ぶりながら柔らかでウマ~~イ。
かなり満腹状態ながら、「栃木の地酒」セットも追加でオーダー。ママさんは追加もビールです。

    
湯波入りのお吸い物、お品書きも張っておきますね。
テーブルのおひつから、こっちゃんが皆にご飯をよそってくれますが、どう頑張っても二口くらいしか食べられない#59136;

アイスクリームの付け合わせはガトーショコラ、お子様ランチのプリン。どちらも自家製みたいでした。
        
食後にメニューを見て、朝食を決めます。

私達の部屋で一緒に寝たこっちゃん、トランプで遊んだ後は爆睡。


そして翌朝。雲ひとつなく、くっきりとした中禅寺の眺めを期待したものの・・・ご覧の様なムードが漂っていた。そんな中で、カヌーをこぐカップルの姿が素敵。
朝も、同じテーブルで。

ヘルシーな朝食、シンプルなおかずながら・・・でもサラダに、納豆、温泉卵あり、小鉢あり、焼き海苔あり。焼き魚の代わりが鮎の甘露煮。これが食べたくて和食にしました。
お漬物=たまり漬けは、朝夕共にこっちゃんに食べられちゃいました#59142;でも色々あるから、漬物がなくてもご飯は食べられます。
和食にもヨーグルトが付きます。

こっちゃんが決めたのは、洋食。(載せるつもりがなかったから、変な写真で失礼)

チーズオムレツ、ソーセージ&ベーコンのワンプレートにサラダ、食パン。ヨーグルト、ジュースに牛乳か。パンもお代わりを勧められます。
これまた見た目はなんて事ない・・・豆やショートパスタ入りのミネストローネ。「スープの味がスゴク良かった!この味は家では出来ませんね」ですって、お嫁ちゃんが絶賛していました。
                              
食後はそれぞれコーヒー、カフェオレにわかれて。運ばれてきた、コーヒー。
その後も・・・「ドリンクもお替りはいかがでしょうか」。・・・とサービスは続きます。
種類は変えても大丈夫、コーヒーにしたら、「カフェオレにしましょうか」だって#59125;
朝ご飯も料理人の腕が伺える内容の良さ。
別注で頼んだ子ども用の・・・夜のお子様ランチ、朝食は大人と全く同じ一人前・・・合わせて3240円は良心的な価格に思います。一品一品に手がかかっていて、地のものを上手く使う工夫が感じられて良かったです。



オマケして頂いたから…と言う訳ではありませんが、もてなしの心が感じられる接客でした。

レストランのテラスでコーヒー片手に、ボォーッと湖を眺めていましたら・・・。

靄がかかった、幻想的な光景#59130;


日光は鬼怒川と同じく身近なところ。暑さを逃れて、また秋は紅葉を眺めに足を運ぶところだけに・・・口には出さなかったものの、夫は「どうして中禅寺湖なんかに泊まるんだ?」って思ったそう。。

しかし最後は皆が、満足!建物&部屋の古さをロケーションの良さ、食事の美味しさ、心のこもった接客とでカバーしている。
季節柄シーズン的にも最も高いと思われる?宿泊料だったけど、結果的には思っていた以上でした#59125;

          
そうする内に霧も晴れて・・・青空が顔をのぞかせてきました。…この日も、良い天気。

まだ、少しだけ続きます。。
ホテル湖上苑



関連ランキング:その他 | 日光その他