せっかく会いに行ったと言うのに、湿原では一瞬しか姿を見せてくれなくて・・・寂しかったわぁ、丹頂さん!
でも大丈夫!こうしてシッカリ間近にすることが出来たのだから#59133;

          
霧多布から釧路市内まで戻る途中です。この付近では・・・紅白の↓の下まで、雪が積もるのかしら。
霧に包まれると思うと、思いっきり晴れ間が見えたり…ホンの僅かの間に変化をしてしまう、これが道東の風景なのでしょう。

太平洋ともこれでお別れです。ピンボケなのは涙で…と言う訳ではないのだ。


収獲の終えた畑、牛や馬が放牧された光景もまた眺めたりして…。

これは狙ってではなく、本当に偶々。ただおトイレに行きたくなって立ち寄りしただけ。
釧路湿原へ向かった後、公園内の檻で飼育されている鶴を見ても…と思ったのだけれど・・・。また期待もないまま、せっかくなので入園してみました、
          


この場所は、絶滅の 危機にあった特別天然記念物「タンチョウ」を保護するため施設です。
丹頂鶴は本来「渡り鳥」とされているのだが、公園で餌付けしている為常時いるのだそう。

金網でしきられた敷地でつがいごとに飼われ、繁殖。生まれた幼鳥は自然にもどしていると言います。


こうして間近に目にする事で・・・
#59130;丹頂鶴は・・・やはり自然の野においてこそ!と思ってしまう。

だって優雅さどころか少しも綺麗ではないし、大体こうした尖った顔の鳥は嫌い。
以前サファリパークで、がっついたエミュー←エミューの顔っていかにも凶暴よね。・・・に車窓をコンコン、頭を入れられそうになった経験が今でもトラウマ#59136;
丹頂鶴の頭の赤い部分は、羽毛ではなくヒフ(肉瘤)で近くで見ると羽根がない。むき出しになったヒフから毛細血管の色が透けてます。頭のてっぺん限定の赤い色はニワトリのトサカと思えば良いとか。
頂き⇔丹(赤い色)・・・で。丹頂なのです。
また日本=北海道の丹頂は渡らない。ロシア~中国に住む丹頂は夏と冬と生活する場所を変える為に渡りをするものの。現在1200羽を越えるまで増えた丹頂鶴ながら、元の種類が渡りをしない群れであったからと考えられているそうです。

          
園内の屋外飼育施設で十数羽のタンチョウが自然に近い環境で飼育されていて・・・茶色っぽい羽色のはまだ幼鳥なのだそう。。
大きな高く囲った金網の中で生活をしている様子を見学。
時々大きく羽ばたいて金網を越えて飛んで行ってしまう。しかし、しばらくすると飛んで帰ってくるのだ。
生まれて初めて見た丹頂鶴、特別天然記念物を間近にした貴重な施設でした。


でも私はこっちの方が良いわぁ。ツリガネニンジンに、萩の花。木々の枝先はすでに紅葉が始まっています。
頭上を飛ぶ轟音、「たんちょう釧路空港」からは近い。車で10分程の場所だから、訪れる観光客は意外にも多いのですね。

          
まっすぐな道をひたすら進む。無駄に天気が良過ぎ!
気持ちの良い・・・広く青い空、広い大地・・・。
 


          
目の前にそびえたつのは「トマム山」でしょうか?

この日のルートは霧多布→道東道を走って(帯広)→新千歳でレンタカーを返却。→路線バス乗車で、南札幌のホテルへ到着・・・と言う割りとハードなもの。
間もなく終わりますね。