梅雨の合間の週末です。それでも先週末はどうにか、空模様も#58943;#58942;もってくれました。
例の定額給付金、我家でもふたり分先月振り込まれました。
そこで早速に私達、それほど喜んだわけではないものの・・・利用した給付金プランで一泊、宮城へと出かけてきてしまいました。

ネットで検索すると、様々な給付金利用プランがヒットしますね。
正確に言えば給付金に、プラス高速道路ETC休日割引利用です。
新潟、長野と西方面が続いたものですから「今度は北ね」って、初めは岩手で「前沢牛」や「遠野物語」の世界に親しむ企画も出ましたが(って、それは私の中だけでひとりどこへ行こうか迷ったというだけのこと・・・)
しかしこの梅雨の時期、それにあまり遠くだと疲れてしまうことも、心配でした。
そこに、かつて何度も遊びに行っている仙台市内。その中のホテルが大変お得なプランを出しましたのでそちらに申し込みをしました。

さて土曜日の朝、外では前夜から降り続く雨音がまだしています。
元気な頃でしたら朝起きて20分もあったらすぐに出発出来たものでしたけれど、それが今は、起きてからまずお薬を飲んで、支度が終わって朝ごはんを食べてからまたお薬を飲んでと・・・・自分でもどうしてこんなに時間がかかってしまうのでしょうと思ってしまうくらいに時間が#59122;
それでも8時には出発して、行きは全く渋滞もなく、午前中の11時にはお昼ご飯を食べる目的地の塩釜に到着しました。

みなと町・塩釜。
そこは歴史の町であると共に、新鮮な海の幸の豊富にあるところ。国内屈指の漁港としても名高い港町なのです。
まだ私が元気でいた頃、夫と駅に置いてあった「みやぎ寿司海道」マップで食べたのは塩釜の先の石巻のお寿司屋さんでした。
特に愛想もないこじんまりとしたお店でしたが、そこで食べたお寿司の美味しかった事!中でもアナゴとシャコには、それまで自分が持っていたイメージが一変した思い出があるのです。
そこで今回もJRの駅に立ち寄りして、駅構内の観光案内所で「塩釜寿司めぐり」の地図&クーポンをゲット#59028;

1平方キロあたりのお寿司屋さんの数が日本一とも言われる塩釜。
その中で、今回私が選んだお店は、「鮨しらはた」さん。
ここで、三陸沖の新鮮な魚貝と米どころ宮城のササニシキをコラボした塩釜のお寿司を食べてしまおうという訳なのさ#59144;
クーポンサービスの小鉢を食べながら、待ちましょう。


ここまで来たら、頂くのは当然「極上握り」でしょう。
旬の地物の魚を使った握り、鮑は歯ごたえがシコシコ、ボタン海老は甘く、大好きなウニ、中トロとトロを使った鮪の美味しさは当然です。
そして、やっぱりアナゴが美味しい~~夫の分まで食べてしまった#59028;
お店お勧めの毛蟹のお味噌汁を、夫はオーダー。
私のほうには甘エビ?orボタン海老?のお吸い物が付きました。

来店していたのは、ほとんが他県からの観光客です。
親方はお寿司を握る合間に、私達に「塩のかけら」をサービス、塩釜の街の歴史の説明がありました。
店内に張ってあった「塩釜寿司めぐり」のポスター、「これは数年前のものなんですけど、家のお寿司なんですよ」「鮨マップのこの題字も、私が書いたの」って。
客のひとりひとりに話しかけて、その気にさせてしまう・・・こちらの親方さん、鮨職人であると共に商売人であるなぁと大いに感じられました。
食べ終わると、お口直しのシャーベットが出ます。
この日は、メロンシャーベットでした。


会計を済ませて店外へ出ると、通りの奥になにやら怪しげ、面白そうな場所が見えます。
そこは地元客相手の?鮮魚店が立ち並ぶ通称「やみ市」。
時が止まってしまったかのような、昔ながらの横丁です。
「珍しいので見せてくださいね」と一軒ずつ、店先に並ぶその日揚がったばかりのお魚や野菜などを見て周りました。
前回塩釜を訪れた時「塩釜水産中卸市場」は訪れたものの、こういったところはまた別の珍しさと興味深さとあって、大好きです#59120;

お腹がいっぱいになったら、次はお風呂#59127;ってハヤッ!
次の目的地である鳴子温泉へと参りましょう#58974;

一泊に関わらず今回も色々と周って来ましたので、このシリーズしばらくの間お付き合い下さいね。