夕ご飯は6時から、ロビーフロアー内のフランス料理レストラン「オークヴィル」に予約してあります。
レストランフロントからは、池と噴水、サンクンガーデンが眺められます。ちょうど私達のお部屋の向かい側に位置しているのかな。
        
        夜の中庭はライトアップもされていて…雨で濡れてはいるものの、日本ではないようです。

席に案内されて、まずはドリンクのメニューを。
せっかくなのでワインをと思ってワインメニューを見てみたら…高い!これって本当にグラスワインのお値段なの?ボトルなのでは?#59142;と思ってしまうくらい・・・
庶民代表のわたくし、仕方がない。それでは、今夜は「生」でいきましょうか#59125;

頂いたのは、スタンダードなフルコースメニューの「フォンテーヌ」です。
テーブルの上にはブルーの飾り皿。「GRAND XIV」のロゴとイラストが入っていました。
まずは前菜、アミューズブーシェ。
ミニグラスに入れられたサーモンのマリネと、右側はレンズ豆の冷たいスープだったかしら?#59142;


フォアグラとリンゴの大理石風、アンディーブと胡桃のサラダはバルサミコ酢のソースで。このフォアグラは美味しいものでした。
パンはハードなバケットと、クラッシュしたナッツとオリーブ入りの丸パンを、オリーブオイルで。
フランス・シャラン産鴨胸肉ロースト、茸を添えてですって、なんかあまりにも一口サイズで味が解りませんでした#59142;


お隣のテーブルの方がスープを飲んでいたので…普通コースの私達にはスープがないのかしらなどと言っていたところへ、次の平目、帆立貝のポアレと冬野菜のサフラン風味スープ仕立てが出てまいりました。
平目も帆立も美味しかったけど、さきにそちらを食べていたら下のスープが冷めてしまって・・・やはりスープは温かなのを頂きたいものです。
お口直しのシャーベット・グラニテは、こんなに可愛いおリンゴ型の器に入って#59126;出てきます。


メインのお肉は「福島牛」フィレ肉のグリル、ソースヴァンルージュ 季節野菜と共にだそうです。
デザートプレートは、アシェットデセール オークヴィル風。ほんの一口ずつでしたけれど、もうこの辺りではお腹がかなり満腹になってしまっております。
キャフェor紅茶に、小菓子。プティフールは、セロファンに包まれたフルーツケーキでした。
カップは、勿論ノリタケです。


食事の終わったのは8時、たっぷり2時間かけて初エクシブの夕食を終えました。
以前に比べたらレベルダウンしていると言われてはいますが、器にも凝っていますし、私には満足な内容です。
先の蓼科では今回よりもずっと上のコースをオーダーしたのですから、それだけ満足度が高いのは言うまでもない事です。
家にいる時は夜にわざわざフレンチを食べに行くなんて特別の事がない限りありませんので、日常生活から離れた空間とムードの中で頂くと、ほとんどのものが美味しくなってしまう#59125;…って言うのが本当のところかもしれません。

食事中ひとつだけですが気になった事が・・・テーブルの配置の関係か、通路との間のスペースが少ないためか、サーブするスタッフの動きが少々落ち着かない気分に。。。

それでも食事の間ずっと酔った夫が冗談を言って笑わせてくれましたので、食べて、飲んで、笑ってと、今回も楽しい夜となりました。

食事の後はショップで売られている洋服やアクセサリーを見たりしてから、お部屋に帰りました。

そして一夜明けた翌朝は、キリリとした空気の冷たさを感じるくらいの快晴です。
お部屋のバルコニーからは、栃木から眺める那須連山とは違った反対側からの山々が眺められます。
       
ぐっすりと寝た後は、広くて明るいお部屋で気持のよい朝を迎えたのです。やはりリゾートホテルと言うからには、このくらいの広さが欲しいもの。ゆったりとした気持ちになれますものね#59125;