今年もいよいよ残すところ、あと10日あまりとなりました。
しばらく外出が続いてしまっていたから…先週末はさすがの私も、大人しく家で過ごしていました。
そこで、また先日の福島旅行で立ち寄りをしたところのレポの再開をしてしまおうか…なーんて!先日撮った写真もまだあることですしね#59125;

お昼を食べた西郷村のおそば屋さん、そこのおばさんから「トンネルが開通したから、ここからでも下郷村まではすぐですよ」と教えて頂きました。
それを聞いた私達、急きょ予定の変更です。
その夜のホテルはもう間もなくの所なのです。
でもまだ時間があったから、そこから西へ向かって車を走らせることにしました。
目的地は、江戸時代の宿場の面影を今もそのままに残した大内宿、この付近一番の景勝地である塔のへつりです。

私も数年前でありましたが・・・かつて芦の牧温泉の丸峰観光ホテルに宿泊したことがありました。
このホテルはお湯は勿論、お部屋からの眺望は抜群、食事はチョッとオシャレで美味しい、全体的なムードは女性好みと・・・お勧めのホテルです#59117;
温泉街の中の「大川荘」の絶景露天風呂にも入ったと言うのに…3人の中で、私だけが大内宿はまだ訪れた事がなかったのです。

   
途中にある塔のへつり駅は、「ここで下りる人なんかいるのかしら」と思える小さな寂しい無人駅。
「へつり」とは、川岸が切り立った崖となっている所の事を言うのだそうです。
この地方の方言みたいです。また、釣り人などがこのような場所の少ない足場を頼りに川沿いなどを進む事も「へつりをする」と呼ぶそうです。
写真の中の点々が人ですから、その大きさも解るというものですね。
ここを流れる大川が百万年の歳月をかけて浸食と風化を繰り返した結果、出来上がった見事な景観です。


この冬の季節でさえ、このような眺めなのですから・・・
もう少し早い紅葉時期、または季節が変わった初夏などは周辺の緑と白い岩肌の織りなす眺めは名画のよう#59130;と言っても過言ではないことかと。。。
揺れる吊橋を渡れば、川面近くまで行く事が出来ます。
大内宿は行った事があったけどここは初めてであった母は、張り切って飛び跳ねるようにして先に行ってしまいました。
そして、あっという間にあんなに高いところへ。
          
崖の上から身をのり出して川の上をのぞいている(中央の白っぽいコート姿がそう)
もう相当な年なのに、怖くはないのかしら#59142;

象塔岩、獅子塔岩、鷲塔岩など名のつけられた12の塔の岩があり、吊橋のたもとに虚空蔵菩薩が祭られています。
岩の下には遊歩道がつくられ吊橋を渡って侵食された部分を巡ることも出来るとのことですから、季節が良ければここでゆっくりとすることも可能ですね。


手前の駐車場から歩いて行くと売店が沢山建ち並んで、新緑や紅葉の時期にはここも多くの観光客で賑わう事が想像できました。
売店には、この地で採れる山菜やキノコの塩漬けや、地元ならではの田舎味噌と並んで、ペットボトルに入った「マムシ」も売っていました。これはそうとうグロかった#59142;・・シツレイ
 
立ち寄りシリーズは、明日も続きます。次は大内宿へまいりま~~す#59125;
どうかお付き合い下さいね。