BEGIN シングル大全集

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: インペリアルレコード
  • 発売日: 2005/02/23
  • メディア: CD


BEGINは石垣島出身のバンドです。
1990年に「恋しくて」でプロデビュー、それから今年で20年だそう・・・
このアルバムは、そのデビュー曲からリリース順に並んだ珠玉の名曲集。
今日は、雨の日に家でひとり楽しむ音楽の話題です。

(DISC-1)
01.恋しくて
02.Blue Snow
03.YOU
04.あふれる涙
05.さよなら、そしてありがとう
06.誰かが君を呼ぶ声が
07.花待ち人
08.OKINAWAN SHOUT
09.君だけをつれて
10.声のおまもりください
11.Birthday Song
12.空に星があるように
13.愛が走る
14.家へ帰ろう

(DISC-2)
01.未来の君へ
02.防波堤で見た景色
03.愛を捨てないで
04.涙そうそう
05.風よ
06.灯り
07.ボトル二本とチョコレート
08.島人ぬ宝
09.オジー自慢のオリオンビール(エイサー・バージョン)
10.その時生まれたもの
11.いつまでも
12.ユガフ島
13.誓い
14.君を見ている

2曲目の「Blue Snow」は同年に発売されたBEGINの2枚目のシングル。
とてもムーディなこの曲、私今頃になってやられました#59117;
ヴォーカル・比嘉の湿った歌声はスローな曲に合っているように感じていたのですが、9曲目の「君だけをつれて」のような曲もいいと思います#59126;
二枚目の方が、いわゆる沖縄っぽい曲が多いよう。。。
「風(かじ)よ」は独特のテンポを持つ国籍不明なムードを持つ曲。聴いていると、こちらもグッとくるものが感じられました。
そして、彼らの代表曲ともいえる「島人ぬ宝」。
夏川りみが歌う「涙そうそう」は元々はBEGINの曲。この曲を歌いたいという夏川がBEGINに依頼してカヴァーが実現し、彼女にとっても代表曲となりました。妻夫木聡、長澤まさみ主演で映画にもなりましたね。

少しだけ話題が変わりますが、リリー・フランキーのベストセラー「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」。
ここまで母親への思いを男性が素直に出し切った作品に、出会った事は初めてです。読み始めたら・・・その時の自分の状況もあって、一気に読んでしまったものでした。
月九では速見もこみち主演で、映画版はオダギリジョーでした(こちらは未見です)
ボク役を大泉洋が演じたドラマ・・・・このドラマの出来そのものは記憶にないものの・・・・


ドラマの中で流れたBEGINの「東京」だけが、強烈な印象を残して。しばらくの間は、頭から離れませんでした。
70年代にヒットした、懐かしい曲「東京」。
地方在住者の「東京」への強い憧れを歌ったセンチメンタルな曲を、沖縄出身のBEGINがカヴァーしてドラマのイメージにはピッタリだったと思います。

「東京へは もう何度も行きましたね…・・」
繰り返される、このフレーズ・・・・
心に染み入る曲です。

特には彼らのファンということでもないし、知っている曲が何曲か入っていることで購入したもの。
しかし、リズムが良くて楽しい気分になる曲、切ない気持ちになる曲と良い曲が多くて、全体的に充実した内容です。
買ってよかったと思います。 ずっと手元に置いて、繰り返し聴きたいアルバムです。

北の北海道へは4回行っているというのに・・・
沖縄はハネムーンの地に関わらず、私の病気もあって一昨年の暮れに私はようやく再訪を果たしました。
昨年の年明けまでを、結婚前の息子と家族三人で過ごせたという経緯があったばかりなのです。
国内なのに遠い沖縄。だからこそ憧れの地であるのですけれど・・・・
このアルバムはそんな私の思いを満たしてくれた?いえ、沖縄への思いがさらに募る。もっと強くさせてくれるものでした#59125;