夕ご飯は、ホテルの中国料理「翠陽」に予約済みです。しかしチェックインの時刻が遅かった為か、前半の時間が満席なので8時からしかテーブルの空きがないとの事。
仕方がないのでそれまでひと休みと、お昼寝をしてしまった私でした#59137;
「5時半から一席空きが出て、その時間から食べられるって」と、夫に起こされました。

こちらのお店は昨年秋に利用したエクシブ軽井沢の「翠陽」と比べると、名前は同じでも全体的なムードにあれ程の高級感、スタイリッシュさはありませんね。



レストランの飾り皿はこの丸いタイプ。ブルー系のこちらのとオレンジカラーのが交互に置かれていました。
お料理は、下から二番目となる「翡翠コース」でお願いしてあります。


まずはビールで。プレモルの生で「カンパーイ!」#59126;
前菜はパレット風の真っ白なプレートに、中華の前菜と彩り野菜各種が高低差をつけて、美しく盛り合わせてあります。
目からも楽しめる、そして素材それぞれの味の違いや食感が楽しめる一皿かと思います。



プリプリの芝海老を自家製の生地で香りと旨みを包み込んだ一皿は、芝海老とマンゴーの龍の髭揚げ。
真っ赤なピリ辛甘酢ソースをからめて頂きました。
春巻き風の皮がパリパリと香ばしくて、とても美味しい#59125;
中華の王道食材であるフカヒレと、こちらも高級食材フォアグラのスープ。フカヒレのスープが中国風茶碗蒸し仕立てとなっていて、上品な味です。のっているフォアグラも大きいですしね。
タラバ蟹と帆立貝の豆板醤炒めは、フレッシュなホタテ貝とタラバ蟹がピリ辛ソースで和えられてます。
身がほっこりしていて、これまた私の好きな味。ビールにもあいます#59125;


メインは黒毛和牛の香港味噌煮込み。それにプラス料金することにより、メインは他に2種類のお料理が選べました。
特製香港味噌でじっくりと煮込んだ黒毛和牛は、とろけるくらいに柔らかな食感。味がかなり濃いめと感じたけど、途中に付け合せのお野菜を食べるとちょうど良くなりました。
ご飯は、アンチョビと何とかのチャーハン。
そう、食べるのと、飲むのと、お喋りとが忙しくて・・・
食べたものをほとんど覚えていないのでした#59136;
チャーハンは、初島特産の海草のスープと共に頂きます。
〆は、シェフ特製デザートの盛り合わせです。少量ずつでも可愛いのが色々食べられるのは好きです。

ぱっと見た目はそうでもなかったんです。けれど、食べているとかなりのボリュームです。
評判通りに・・・美味しい、お料理でした。
でもそもそもここ初島で、なぜ中華を?と言った疑問もありますし、中華を頂くだけとしたら横浜の中華街で食べる方がずっと満足感はあるかと思うのです。
広東料理が基だそうですが、内容的には創作中華と思いながら食べていました。
全体的にはムードもサーヴも良かったから、決して悪いとは言えないものの・・・ホテル内で最も景観の良いレストラン、でも外が真っ暗で熱海側の夜景はおろか何も見えませんでした。

そして味の方も前評判が高過ぎたために、私の期待が大きすぎたようです。なーんて下の方を選んでおいて、よく言うなぁ#59122;
接客についてはテーブルに付いた女性スタッフが一生懸命で、彼女の感じが良かったから・・・その点をプラスして、全体合わせて☆☆☆にしましょう#59128;

ラウンジ階にはピアノが置いてあったので、この夜も楽器の生演奏があったかと思います。
しかし私も母も満腹のお腹を抱え、その上風邪気味でビールが飲めなくなっていた夫の分まで飲んでしまった私は足元がフ~ラフラ#59142;

伊豆半島が一望の8階にある大浴場へ行ったのは、結局夫のみなのでした。
この夜もお部屋に戻ってすぐ、母と子でバタンキューだったのはお約束ですね!!