真野の町でもう少しゆっくりしたかったのですが、すでに時刻は12時を回っています。
お昼ごはんを早めに食べておかないと、特別に期待をしている訳ではありませんけど今夜のホテルの食事に響いてしまう。
ところがこの島、ぶらりと立ち寄ってご飯を食べられるお店は島の中央部分にあるだけなのです。
今いる場所からそこまで行って、またこの先へと向かうには時間的にロスが多すぎます。
そこで真野町からは、まっすぐに小木方面まで南下をしてしまう事が決定!

直江津港からのフェリーが直結する、フェリーターミナルにあるのは小木家(おぎや)さん。
http://www7.ocn.ne.jp/~ogiya/ http://r.tabelog.com/niigata/A1501/A150103/15000996/
そこまで行ったら、何か食べられそうです。
佐渡市内の6カ所のお店で出し始めた、島の新名物であるブリかつ丼!を食べたい訳ではないのです・・・シツレイ ブリかつは、前夜のホテルで食べましたものね。


この店でブリかつと共に名物となっているのが、イカ釜飯なのでした。セットにすると、もずくの酢の物、茶碗蒸し。食後にコーヒーか紅茶が付きます。
甘辛い味付けをしたイカとホタテが大量に炊き込んであります。
美味しいイカ釜飯です。それと、お刺身の盛り合わせも。
新鮮だからか・・・この蛸とサザエのコリコリ感といったら!!
南蛮エビはこのときは二種類、赤身のお刺身はブリだったかと思います。
私は、この島に滞在中の三日間。甘エビと、サザエと、お正月に富山で食べそびれてしまったブリはその時の分までずっと食べ通しなのでした。



次は、佐渡と言えばやっぱりたらい舟!

波間に漂う癒し系の乗り物、たらい舟は佐渡観光の目玉です!!なーんて。
いいえ、私は乗りませんでしたわよ。だって怖いし、危ないし・・・
他の方がこうして楽しそうにしてるのを見せて頂いただけで、じゅうぶんなのです。
それにしても寒かったせいもあり、女船頭さんたちが暇そうでお気の毒でした。
たらい舟の大人@450円は、安いですね。http://park19.wakwak.com/~rikiyakankou/


ここは千石船の里である、宿根木港。
               

中世の頃より越後や能登との交易をもち佐渡の表玄関として早くから開け、佐渡の各地へ物資を運ぶ海運を生業とする村であったとのこと。

宿根木には、廻船稼ぎを業とするもの、その廻船をつくる船大工、鍛冶屋、桶屋などを業とする技術集団とがいた。江戸時代、この地は廻船を産業とする佐渡の中心基地であった。


国は、この地域を重要伝統的建造物群保存地区に指定。

船板を使用した民家、細い路地に敷かれた石畳や、軒下飾りなど・・・江戸時代、廻船業で栄えた跡がしのばれます。

中央に置かれている自転車は、郵便屋さんが乗ってきたものです。
そんなところにも、レトロなムードが感じられました。


ここだけはどうしても私が行ってみたかったところ・・・それは「西三川ゴールドパーク」でした。
ここは金のことならなんでもわかる体験型資料館。


砂金とり体験は、三つのコースがありました。
「あなたも一攫千金を目指して、億万長者に挑戦してみませんか。」ですって!

初級、中級、上級の中で、初級コースを選びます。
上の写真のように立った姿勢で、水槽の中にある砂をすくって中にある砂金を探すのです。30分間取り放題なのですが、ずっと同じ姿勢で手だけを動かし続けているのって大変です。

砂水の中にグリーンのお皿のようなこのざるを入れて、ゆらゆらと動かしていくと・・・砂粒の中にキラッとひかる金色の小さな小さな塊が出てきました。
私は10個程度。夫はもう少し頑張って採ってくれました。これで我が家も、ホンのチョッピリだけお金持ちよ!
大変な作業ながら・・・はまると結構楽しめます。
最初は乗り気ではなかった夫も、手が冷え冷えになってふやけたなどと言いながら楽しんだようです。
別料金でキーホルダーやペンダント等の中に、採った砂金を入れてくれるサービスがありました。
この体験は、見ているよりも自分でやる方が面白いです。それで思い出したのですけど・・・これまで何度も遊びに行っていた、西伊豆の土肥にも同じような体験パークがあったのでしたね。
http://www3.ocn.ne.jp/~snmgp/

こうして、それなりに充実した一日が終わりました。

ここは島の南端です。今夜泊まるホテルがあるのは島内の最北端の大野亀のところに建つホテル。


佐渡島を横断して、ホテルへと向かう事に致しましょう!