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GWは佐渡へ・・・佐渡フィッシャーズホテル2 [2011・5月GW新潟・佐渡島]

前回の最後。期待を持たせる書き方になってしまいましたが、それ程のものではありませんので・・・ごめんなさい。

食後すぐにお部屋に戻ってしまうのもつまらないから、ロビーへ行ってみます。
そこに、ホテルの支配人?社長さん?がやってきました。
佐渡の事、この土地の事、先程食事中に見かけた板さんのお話などをしました。
支配人は私たちが食事中も各テーブルを回って、積極的に接客をしている様子。

夫が「せっかく佐渡に来たのだから、ポリタンクに佐渡のお水を汲んで持ち帰りたい」旨話しますと・・・
旅先で私達は湧き水を汲んだり、温泉地では飲泉所で温泉を汲んで帰ることが好きです。
支配人は自分が何時も行く離れた場所しか知らないので、地元をよく知る板前さんに聞いてみるとの事。
寝る前夫が大浴場(一応ある)へ行った時にも、ロビーを通りがかると「明日の朝は、私もご一緒しますから」ですって。

ここは島の最北端にあるホテル。だから唯一、日本海に沈む夕日と、上る朝日とが眺められるところ。
フィッシャーズホテル4.jpg

ところがこの時、両日共天候に恵まれなくて・・・夕日も朝日も、残念な事に叶わず。。。
早朝に起き出した夫は一人、ホテルの敷地内から長い急な階段を行き途中のキャンプ場。そして海岸下の海水浴場まで下りて・・・引き潮で出来た砂の道を通ってここから見えた「二ツ亀」まで行ってきたのですって。
はい、どうせ私は行けませんものね。 プン!
その後一度戻った後、またどこかに行ってしまいました。
今更ながら・・・落ち着かない人だわ!と思っていたら・・・昨夜の約束通りに、支配人さんと一緒に近くの村にある水汲み場へ行ってきたそうでした。


朝食も和食です。
フィッシャーズホテル5.jpg
蕨のお浸しに野菜サラダに卵焼き、和食の時の卵料理では厚焼き玉子が一番好き。
焼き海苔に、小さめの干物はカレイ。
出されたふきのとう味噌とわかめの田舎煮は、ホテル自慢の一品だそうです。
これはチェックアウト時に、お土産として購入してしまいました。

ホテルの板前さんが出てきて、佐渡の食材の説明をしてくれます。
テーブルの上の山菜は、自分で山に入り採ってきたものとか。
春の佐渡にうれしい香りを届けてくれる、日本海の荒海で育つ海藻であるギンバ草(銀葉草)、ナガモ、岩ノリ、アオサなどについて。
イナダのお刺身は、近くの漁港で漁師さんから買って来たばかりの超新鮮なものだそう・・・
他にも近隣の景勝地についての詳しい説明など。心からこの土地が好きなのだなぁと言う気持ちが、伝わってきました。

こちらのホテル、外見はボロいけれど・・・お部屋は綺麗だから☆ふたつ。
美味しいお料理も丸で☆ふたつ。一気出しでなかったらもっと良かったのだけど、料金的には仕方がないでしょう。
スタッフのどなたも感じが良くて、接客は☆三つ・・・のホテルなのでした。


二ツ亀.jpg
群青色の海に二匹の亀がうずくまって見える事から、この名前「二ツ亀」に。その実、これ全体は巨岩だと言う。
水汲み場のある、少し離れた村から。

二ツ亀近く.jpg
透きとおった海と雄大な自然。
この地が、黄色いカンゾウの花の大群生で埋め尽くされる6月。
海水浴を楽しむ家族連れで賑わうであろう夏休みなど。
この頃にはすっかり、この島が好きになってしまった私たちなのでした。
それはこのようなアットホームなホテルに泊まって、地元の方達とのふれあいがあったからこそかもしれません。
もう一回だけ、続く・・・


thanks(71)  コメント(15) 
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コメント 15

うしさん

自分でとってきた山菜を調理して説明っていいですね
by うしさん (2011-05-16 10:16) 

Live

旅に行って食べ物の地場物っていうのが凄くいいですね~。
宿屋によっては、どうみても地場物でないところも多いので、この宿屋さんの
食事は当たりですね。
by Live (2011-05-16 12:17) 

hatumi30331

親切やねえ〜♪
こう言う交流・・・大好き!
多分、いつもこう言う応対をしてるんやねえ〜
いいねえ・・・私も、こう言う感じかな?って所を選んで行きます。
まあ、行ってみないと分からないけど・・・(笑)
良い旅でしたね〜♪^^
by hatumi30331 (2011-05-16 14:56) 

くまら

良い所なんだろうなぁ~
最近旅行していないので、羨ましく思います
by くまら (2011-05-16 15:16) 

hirochiki

超新鮮なイナダのお刺身をいただいてみたいですね。
朝食は、私はやはり和食が落ち着きます。
アットホームなホテルに泊まることができて、今回も素敵な旅になりましたね。
私も、来年のGWはどこかへ旅行に行きたいです♪ (mhirochiki)
by hirochiki (2011-05-16 15:42) 

じゅりあん

お水を頂きに一緒に行って下さったり
お料理の説明を一品づつ板前さんがして下さったりするのはいいですね♪
こういうのがおもてなしの心ですよね。(*^_^*)

そしてカメさんがうずくまっているように見える二ツ亀。
私も自分の目で見てみたいなぁ~と思いました。
by じゅりあん (2011-05-16 17:00) 

perseus

こんばんは。
これは素敵な支配人さんですね♪
こうした心温まる接客をすると、次の旅の時もこの旅館に!となりますからね^^
外観はともかく、それ以外はすべて素晴らしい旅館。やはり見た目ではなく、
内容をしっかりと見ないといけないということですよね^^/
by perseus (2011-05-16 17:28) 

らびちゃん

最後のお写真、哀愁漂っていて私は好きかも^^。
人の温かさを感じさせてくれる、贅沢なお宿じゃないですか♪
私も機会があれば是非、このお宿に泊まりたいです。
ご主人様、旅先でもまめまめと活動されていらっしゃり、頭が下がりますです。
by らびちゃん (2011-05-16 18:55) 

はなちゃん104M

hanaさまの佐渡旅行の記事で、私は感じる物が
たくさん、ありました。
お客様に通じる、接客は実践していかなければ
なりませんね。基本でもありますものね。
もう、一回で終わっちゃうんですか~。
by はなちゃん104M (2011-05-16 22:48) 

まつき

接客で☆三つってのは重要ですよね♪
スタッフの対応で宿の印象が変わっちゃいますもん~!
by まつき (2011-05-17 00:05) 

わた

お部屋も、スタッフも、お水も、お食事も、み〜〜んなステキですね。
続きも楽しみです。O(≧▽≦)O
by わた (2011-05-17 02:18) 

pandan

いつも瀬戸内海を見慣れてるから、
日本海は雄大ですね〜
by pandan (2011-05-17 06:20) 

てんてん

板前さんが出てきて説明してくれるっていいですね♪
by てんてん (2011-05-17 09:27) 

hana2011

うしさんへ
板前さんとはいえこんな事余程マメな人でなければ、仕入れしたものだけで済ませてしまうのではないかしら。

Liveさんへ
料金を出せばもっと良いものを出す宿はいくらでもあると思います。それに特別美味しいとかといった訳ではなかったものの・・・自分の手や脚でもって食材を集めて料理して出す。これこそがご馳走なのでしょうね。

hatumi30331さんへ
佐渡島は渡るには時間も費用もかかるところ。だからそう何度もリピートする方は多くはないと思います。
チェックイン時に私たちの情報を知っていた支配人。まだ来るかどうかもわからないと言うのに・・・親切な対応でした。
やはり、こじんまりとしたところはいいですね。今回も楽しい旅で良かったです。

くまらさんへ
くまらさんのところからの方が、距離的に我が家からより近いかと思います。
佐渡は意外と良かったです。一度、いかがですか。

mhirochikiさんへ
イナダのお刺身をはじめとして、健康的でヘルシーな朝食は美味しく頂きました。
私もベッフェスタイルのよりも、こういった和食の方が落ち着いて好きです。
最初の宿はガッカリでしたけど、ここは面白い良いお宿でした。

じゅりあんさんへ
地元の事、辞の食材を一番知っているのはそこにずっと住んでいる方です。
親切に教えてくださるのも料金のうちと言ってしまったらおしまいですけれど・・・こんな事って、なんかとても嬉しく思えました。
ここだけではなく島内はどこも景勝地だらけでした。

perseusさん、こんにちは。
初めが「ギョッ!」でしたから、余計にです。
再訪できるかどうかわかりませんが、もしまた行くような時にはこちらのホテルにまたお世話になりたく思います。
二つの宿を比べて、ハードよりもソフト次第という事を痛感しました。

らびちゃんさんへ
地の果てのようなところにあった小さいホテル。もっとゆっくり、のんびりしたかったですね~~
ご主人様、旅先でもまめまめと活動されていらっしゃり・・・ですか!?はい、何時も頭を下げておりますですよ。なーんて!ウッソー!

by hana2011 (2011-05-17 12:21) 

hana2011

はなちゃん104Mさんへ
長々とお付き合いくださって、ありがとうございました。
それは、これからのお仕事においてでしょうか。私も、水の郷についての期待は高まるばかりです。
早く、湯西川に遊びに行きたいなぁ~!

まつきさんへ
それ程多くを期待してはいけないのですけれど・・・結局、思い出に残るのってハードよりもソフトと言う事なのでしょうね。

わたさんへ
チョッと、わた様!かなり嫌になってしまっていません事!?
自己満足で書いているのですから仕方がないのです。それでも訪問した方には、無理やりに読ませてしまっているのでしょうね!?

pandanさんへ
pandanさんは瀬戸内海のお近くにお住まいなのですね。

てんてんさんへ
海なし県に住む私達。海に住むお魚や海草については知らないことだらけなのです。
だから、こんな事も嬉しいサービスのひとつに感じました。

nice!を下さった皆様へ
何時もありがとうございます。
by hana2011 (2011-05-17 12:33) 

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