安曇野の後は、この日のメインである松本です。
NHKの朝ドラ「おひさま」の舞台となっている松本の町。
しかし、それをねらってと言う訳だけではないのです。
13年前に亡くなった父と一緒に、旅した時の事でした。どこへ行こうかとなった時。
父が一人「松本城がいいなぁ」と言うのを・・・無視して、全く別のところへ行ってしまった私達。
きっと自分自身の経験から、私達にも松本城を見せたかったのだと…今となればわかるのだけれど…その時分は、お城なんかどこも同じと思っていたのね。
ごめんよ~~ お父ちゃん。
あれから25年以上経って・・・私達、皆で松本城を見てきたからね。

            

安土桃山時代~江戸時代初期に建造された松本城。
城の天守閣は国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されているとのことです。
外壁の最上重まで黒塗の下見板が張られていることから、別名・烏城とも呼ばれているのだそう。
城の歴史には武田信玄の率いる武田軍まで登場をする、現存する中では日本最古の城と言われています。
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/wordpress+index.p+192.htm


到着してみたら・・・猛暑の中で、どこもかもスゴイ混雑ぶりです。お城へ向かう道々を歩く人の群れ!
お城まで到着しても、入館するのに、なんと1時間待ちとは!?


城の屋根をのせた有名な本屋さんの建物。
少し歩いただけでも、城下町としての発展に由来する匠の技や文化。この地方の気候風土に育まれた様々な特産品、名産品が受け継がれて来ている模様が伺えました。
最も有名なのは、松本民芸家具や信州味噌ながら・・・松本てまり(これはマンホールに描かれたもの)。
「おひさま」でも登場した松本押し絵雛、軒先につるして飾る「七夕人形」もここにきて松本の夏の風物詩として復活をしてきているとの事でした。
城下町として栄えた松本は、お城に出入りする商人らを中心に菓子作りも盛んに行われていたと言う。
買って来たのは、松本城の形をしたジャンボな三色最中です。
それから、山辺ワインなども。

           
と言う事で・・・記念写真を撮っただけで、おしまい。
予定していた、重要文化財に指定されている「旧・開智学校」へも結局行けずじまいなのでした。

とにかくスゴイ人、スゴイ車の数。ドラマ効果って、想像した以上に大きいものね。
一昨年の「つばさ」の時に、訪れた川越。
同じく大河の「天地人」の「愛」のポスターや兜が至る所で見られた、新潟や米沢を思い出してしまった。
どれだけミーハーなんだかとあきれています?別にそれを狙って遊びに行った訳ではないの。そこまでではないつもりだけれど。。。

明日は、別所温泉編です。最後までお付き合いくださいませ。