もうとっくにご存知でしょうけれど・・・ベテラン歌手の由紀さおりがここにきてクローズアップされています。
10月12日に世界24カ国で発売されたアルバム「1969」は、米ジャズグループ、ピンク・マルティーニとのコラボで発売直後から話題に!
このタイトルは、彼女が「夜明けのスキャット」でデビューした年の事。

この曲を最初に聞いた時の驚き!
声の美しさはおいといて…歌詞がなくて、「ルールール~~」「ランララーラー」なんですもの。。。
今思えばデビュー時の彼女はまだ若かったのだけれど、子供の私には落ち着いたお姉さんに見えたものでした。

この年にヒットをした「ブルー・ライト・ヨコハマ」(いしだあゆみ)や「夕月」(黛じゅん)などの歌謡曲を、ジャズサウンドをバックにして由紀さおりがカヴァーし、「KAYOU-KYOKU」として発信したアルバムです。


ボサノバのスタンダード曲「マシュ・ケ・ナダ / Mas que nada」を、カヴァーしています。

「1969」は、アメリカiTunesのジャズ部門1位に輝く快挙!!
10月17日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された、ピンク・マルティーニのコンサートにボーカリストとして特別出演。「夜明けのスキャット」を日本語で歌い喝采を浴びました。

彼女は12日から20日までワシントン、ニューヨークなど、全米4都市で開催する同楽団のツアー6公演に参加。
69年のヒット曲「夜明けのスキャット」をはじめ「ブルー・ライト・ヨコハマ」「パフ」「真夜中のボサノバ」など8曲を優美でリズム感ある伴奏で歌い、その美しい歌声で聴衆を魅了した模様。

透明感のある歌声は相変わらず、63歳の年齢を感じさせないスキッとしたルックスも有利に働いているものに思える。
今回とは、チョッとタイプは違うけど・・・イギリスのオーデション番組から誕生した「奇跡の歌姫」、スーザン・ボイルを思い出してしまいました。
人生って何があるかわからないと、改めて思ってしまいますね。

ピンク・マルティーニとの全米ツァーはその後ボストンでの2公演を経て、彼らの本拠地ポートランドへと続いていく。。。
もう何日も前に書いておいたものなので・・・すでに終わってしまっているかも。