市内にある中央公園では今、ユリノキの花が咲いていると言う。
ユリノキ?、またその花ってどんなのでしょう。これはもう、見に行かなくては!


公園正門から真っ直ぐ伸びている、ユリノキ通りです。
噴水池を中央に、ユリノキ通りは二本あります。

ユリノキ・百合の木はチューリップノキ、ハンテンボクなどの別名もある北米原産の落葉高木。
花の大きさは直径5~6cmと結構な大きさなのに、色的にあまりめだたないこと。茂った葉の間、高い梢の上に咲くから気づかれないことが多いものと思えます。
何しろこの木の高い事!何メートルくらいあるのでしょう。
花が咲いているのは見えているものの、とても私のカメラでは撮る事が出来ませんでした。

そこで、ハッキリと写っているものをお借りしてし参りました。

花の様子は、まさにチューリップ。
チューリップに似ている花をつけるから「チューリップツリー(tulip tree)」と呼ばれているそう・・・
ユリノキは生きている化石ともいわれているのだとか。とにかく不思議な木ですね。
この場所は葉が黄色く色づいた、秋の黄葉の時期も楽しめるところです。

      
池に面した記念広場では、鳩の群れと戯れる多くのファミリーの姿が目につきました。私達と関係のない家族連れの方ながら、とても良いムードだったので載せてしまいます。


池の縁では、ビックリするくらい大型のカメラを構えるカメラマンさんがいました。
「スゴイカメラですね~」と思わず声を出してしまった私達。
お聞きしたら、池に時々やってくるカワセミの姿を狙っているのだとか。2時間に一度くらい、姿が見られると・・・撮ったお写真も見せて下さいました。
聞けば、車が一台買えてしまうくらいのお値段のカメラとか。プロ並みって事?
私が撮れたのは、こんな鳩さんだけでした。。。


記念広場の周囲とロックガーデンには色々なお花が咲いていました。
ここはやはり好きな薔薇と、先日よりも色の濃いカルミアの花。
右端のはシモツケソウと思ったら、キョウガノコ(京鹿子)と言う名前の花のようです。


しかし、何といってもこの季節。一番美しかったのは、新緑のモミジです。
精いっぱい茂る木々の若葉。、爽やかな風が、その葉の間を通り抜けていく。
曇りがちであったものの、見ているだけでもとても気持ちが良かった。
この日はシャクヤクの花も見に行ったのですが、すでに終わってしまっていたようです。