さらに週末のお出かけネタが、続くわけですが・・・

               
この度の誕生日で無事80歳を迎えた・・・私の母。そう「傘寿」のお祝いです。

☆「傘寿」とは・・・「傘」の略字が八十に見えることから傘寿といわれる「長寿のお祝い」の事。
正式には、数え年の80歳で行うものながら・・・。
数え年70歳の「古希」を祝うプチ旅行は、弟家族と一緒。そしてまだ大学生であった息子と千葉小湊にあるホテルへ皆で泊まりに行ったのが、良い想い出となっています。
今回その弟一家には受験生がいるから、声をかけず。

同行するのは私達だけと、チョッピリ寂しいものになりました。その上、行き先は県内の鬼怒川温泉と・・・超が付く近場!
そんな事情から、期待もせずに行ったのですけれど・・・
宿のもてなし、スタッフの皆さん方の接客等、どれも感じ良くて…結果的には想い出に残る記念旅行となりました。
泊まっている間私達も、居心地が良くて楽しかったですし。全てのシチュエーションにおいて、本人が喜んでいたのが何よりでした。
近場の日帰り圏内、そして鬼怒川温泉についてはあまり良いイメージがなかったから、事前の不安が良い意味で裏切られたと言う事ですね。
今回も1泊2日のプチ旅行でしたが、気持ちの良い楽しいものになりました。


前日が雨降りだった事から、土曜日の朝は実家まで迎えに行ったものの・・・真冬の厳冬期でもあるから、観光らしきものはほとんどせず。。

それでも最初は、ロウバイの探梅でも致しましょう。
これまでも今の時期、ロウバイの花が咲き始める頃になると、毎年のように出かけている上河内の羽黒山へ。

東北道を、上河内SAのスマートインターチェンジから下におりて・・・。

山頂までは細い、曲がりくねった道路が続き・・・車で行く事ができます。
続く山頂には、羽黒山神社があります。
羽黒山神社の駐車場に車を停めると、おお!チャンと咲いていますよ。
ロウバイの時期だけに、駐車場はほぼ満車でした。

羽黒山の山頂付近の見晴らしの良い斜面には、約60本のロウバイの木が植えられている。


晴れ渡る青空の下、ほのかに甘く香る蝋細工の様な花を愛でました。


冬枯れた風景の中の、明るい黄色の花。沢山の蕾達が美しく彩る、ロウバイの木です。


南斜面に面した場所はロウバイには良いものの、私が写真を撮るのは難しかった。
この冬の寒さ、寒波の影響で例年よりも開花が遅れていました。5~6分咲きって感じかしら。


ロウバイやマンサク等、早春に咲く花は何とも優しい雰囲気が感じられるものです。それは、控えめな「和」の美しさでしょうか。

ロウバイには、ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、 トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種があるそうながら・・・ 私達が最も目にするものは、ソシンロウバイ。花全体が黄色いものです。
花弁が蝋細工のようであったことから、ロウバイの説も。

              
例年であれば、満開になっている時期。

前日の雪なのか?湿った雪の上にも、可憐な花弁がヒッソリと。風で落ちたのですね。。
蝋月(陰暦の12月)に梅に似た香りのよい花を咲かせるので、蝋梅とも言うのだそう・・・
羽黒山の頂から見える関東平野はいつでも素晴らしい。
空気が澄んだ日には、筑波山や富士山は勿論。都内のビル群まで見えるかも?

「埼玉の長瀞でロウバイを見てきた」と話す母も、「こんなに沢山!見事に咲いているわねぇ~」と、満足そうでした。
きっと今週末頃にはさらに綺麗に、花が咲き誇る様子が見られることでしょう。

・・・という事で明日からは、宿泊したホテルのレポになります。