海岸のいたるところに自生し初夏に可憐な赤い花を咲かせるハマナス、そのハマナスの名がつけられた陸奥ハマナス街道を東へ。


下風呂から内陸の薬研と…途中はどこにも立ち寄らず・・・、次に向かうのはまさかり半島の中央に位置する山・恐山なのでした。

ごつごつした荒々しい岩肌の上、カラフルな風車だけが勝手にカラカラ回っている・・・そんな怖~いイメージが強いから・・・本当言って、そう言うのは苦手なの#59136;
滋賀県の比叡山、和歌山県の高野山と共に日本三大霊山のひとつに数えられ、本州の北端にある霊場として高名な恐山。荒涼とした風景、恐山…と言う、おどろおどろしい名前からしていかにもホラーな雰囲気は#59142;出来たら避けて通りたい場所ながら・・・
でもやはりここまで来たら、その不気味さも一度は体験せねばと、興味半分で立ち寄ってみました。


下北半島ドライブ旅の最後は、むつ市内です。
山道を上り、霊場の入口に到着。
広い駐車場には思いのほか沢山の車、観光バスまで停まっていました。観光スポットとしては人気があるのか、中々の賑わい振りを見せています。
総門のところで入山料の大人@500円なりを支払って…受付を通り、いざ入山#59133;


境内には、地獄殿まで続く、長い参道あり。。
         
・・・更に進むと、全体を漂う空気がなんか臭う。。。


その正体はと言えば、立ちこめる硫黄臭なのでした。
山門を通過すると、左右に木造の湯小屋が点在しています。
境内にある4カ所の温泉小屋は、参詣者は無料で自由に入浴できるとの事。霊場で温泉に入れるのにビックリしました。知らなかったなぁ~
元気でいた頃であれば、二人ともシッカリ入浴していただろうけれど。。
またマニアックな方向けには、1泊2食付で宿泊できる「恐山宿坊」まであるのでした。
全体的にもっと殺伐とした雰囲気が漂っていると思っていたら、意外に明るくて開放的なのですね。

この先が地獄巡り。岩場が続く足場の悪さから、先には進まず引き返してきてしまったものの・・・この辺りは県内の那須湯本、殺生石周辺とも似ているような・・・


死者の御霊を呼び口寄せを行なうイタコがいる霊場として有名ながら、イタコさんが居るのは恐山大祭と、恐山秋詣りの時がメインだそうです。


美し過ぎる程のブルーの湖面#59130;
広くて大きい宇曽利湖畔から、先に続く「極楽浜」 と呼ばれる場所・・・この世の果てを思わせると言われている。
他に恐山の入口にあった「三途の川」もよく見てこなかった・・・なんかどこも中途半端ながら・・・でももういいです#59142;

これが曇りや雨の日でしたら全く違ったものとなってしまうのでしょうけれど・・・恐山は私の予想を超えてホットなムードが漂う美しい風景をもつ、しかしやはり不思議なところであったように思います。

それにしても、暑い。喉乾いた・・・
正門を出ますと・・・目の前に「合掌霊場アイス」、その名も「恐山もり」の売り場があって・・・
バナナ、ヨモギ、ブルーベリー・・・と、不思議な組み合わせのアイス。

私も、3種類のミックス=300円をプリーズ!
って#59139;恐山はこれまた意外にも、外国人率も高いのであった。
私がベンチに座って食べている最中にも、次々に外国人の子がアイスを買いに来ていましたし・・・
アイス屋のおばさんによりますと「外人さんは多いですよ。ここは三沢が近いですからね・・」って。
それでなのか・・・納得をしました。

珍しい、霊場アイスの秘密の・・・裏側。ホントは秘密でも何でもありませんけれど・・・
     
アイスはシャリ?ショリッとした食感?のさっぱり味。
秋田のババヘラアイスと似ているような・・・(あちらは、ピンクと黄色の2色です)。暑い中を歩いた後だったから、美味しかった#59126;

合掌霊場アイス

昼総合点★★★☆☆ 3.0



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この辺りで・・・そろそろ帰りの時間、タイムリミットのよう。。次回で終わります。